JPH05214743A - 運転室の骨組構造 - Google Patents

運転室の骨組構造

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JPH05214743A
JPH05214743A JP5697992A JP5697992A JPH05214743A JP H05214743 A JPH05214743 A JP H05214743A JP 5697992 A JP5697992 A JP 5697992A JP 5697992 A JP5697992 A JP 5697992A JP H05214743 A JPH05214743 A JP H05214743A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械の運転室の組立てにおいて、従来の
ように大掛かりな治具を要せず、しかも組み立て精度も
容易に確保できるようにしたもの。 【構成】 ル−フパネル2、サイドパネル3,4,5,
6および図示しないベ−スフレ−ム等からなる運転室1
において、ル−フパネル2をプレスにより一体成形して
その周囲に複数個の基準穴7,7,…を設け、サイドパ
ネル3,4,5に基準穴7に合致する同数の組付穴8,
8,…を設けると共に、ル−フパネル2の基準穴7とサ
イドパネル3,4,5の組付穴8には結合する位置決め
ボス9,9,…を設けたもの。 【効果】 位置決めボスを結合することにより従来のよ
うに大掛かりな治具を使用しなくとも容易に組み立て精
度を確保でき、また、位置決めボスは強度部材の内骨に
溶接されて負荷を伝えるので吊り具を取付けた場合でも
ル−フパネルに歪みが生ずる恐れはなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械の運転室に係
り、特に運転室の骨組み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械等の運転室の構造は基本的にル
−フパネル、サイドパネルおよびベ−スフレ−ム等で構
成されているが、その組み立てにおいてサイドパネルを
立てル−フパネルと結合する際に、組み立て寸法精度を
確保するために従来、大掛かりな組み立て治具を使用し
ている。また、運転室を車体に吊り上げて取付けるため
の吊り具は一般にル−フパネルに溶接されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、治具は
図4に示すように運転室21を囲うような箱形の枠体2
2で構成されて、各パネルを外側から保持するようにな
っており、溶接作業の際に作業者はその入り込んだ枠体
の中に入って行うために作業がやり難い面があり、ま
た、治具そのものも大掛かりで設備負担も大きくなる欠
点があった。さらに、図5および図6に示すように吊り
具23については、運転室21の薄い板のル−フパネル
24に溶接されているため、溶接部の欠陥や吊り上げ時
の負荷による歪み等の問題があった。図6中、25はワ
イヤである。
【0004】本発明はこれに鑑み、従来のように大掛か
りな組み立て治具を要せず、しかも組み立て精度も容易
に確保できるようにし、かつ吊り上げ時における歪み等
の問題のない運転室の骨組構造を提供して従来技術の持
つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する手段として本発明の請求項1は、ル−フパネ
ル、サイドパネルおよびベ−スフレ−ム等からなる運転
室において、ル−フパネルをプレスにより一体成形して
その周囲に複数個の基準穴を設け、サイドパネルに該基
準穴に合致する同数の組付穴を設けると共に、前記ル−
フパネルの基準穴とサイドパネルの組付穴に結合する位
置決めボスを設けたことを特徴とし、請求項2は請求項
1の位置決めボスに吊り具取付け用のタップを設けたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成により、ル−フパネルの基準穴にサイ
ドパネルの組付穴を合わせ、位置決めボスを挿入して結
合すれば寸法精度が確保でき、また、位置決めボスにタ
ップを設けることにより吊り具を取付けることができ
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明にかかる運転室の骨組構造の一
実施例を示す斜視図、図2は図1のA−A断面の拡大
図、図3は本発明の運転室の吊り具を含めた外観を示す
斜視図である。
【0008】以下、本発明を図1乃至図3に示す一実施
例を参照して説明する。本発明にかかる運転室の骨組構
造の請求項1は、ル−フパネル2、サイドパネル3,
4,56および図示しないベ−スフレ−ム等からなる運
転室1において、ル−フパネル2をプレスにより一体成
形してその周囲に複数個の基準穴7,7,…を設け、サ
イドパネル3,4,5に該基準穴7に合致する同数の組
付穴8,8,…を設けると共に、前記ル−フパネル2の
基準穴7とサイドパネル3,4,5の組付穴8には結合
する位置決めボス9,9,…を設けたものでもので構成
され、請求項2は、前記位置決めボス9に吊り具取付け
用のタップ10を設けたものである。
【0009】前記ル−フパネル2は前部が幅狭い台形で
中央部から後部にかけて四角形をなす六角形に形成さ
れ、これにしたがってサイドパネル3,4,5,6も下
方に広がるようにやや傾斜しながら図示しないベ−スフ
レ−ムに取付けて運転室1を形成している。すなわちサ
イドパネル3は前面板で、その両側にサイドパネル4,
4が設けられ、サイドパネル4の後部には左右のサイド
パネル5,5が設けられている。また、サイドパネル5
の後部には後面板となるサイドパネル6が設けられてい
る。各サイドパネルの結合部にはそれぞれ図示のように
内側にフロントピラ−11,センタピラ−12,リヤピ
ラ−13等の骨組みが設けられ、サイドパネル3,4,
5,6はこれらをカバ−するように設けられている。前
記ル−フパネル2に設けられる基準穴7は図1および図
2に示しように溝2aに形成された部分に穿設されてい
る。これに対応する各サイドパネル3,4,5には溝2
aの裏面と接触する部分には組付穴8が穿設されてい
る。そしてル−フパネル2の周縁と各サイドパネル3,
4,5,6の上部周縁とは図2に示すように接触して外
部と隔離されている。前記位置決めボス9は大小2段の
径を有するようにに形成された丸棒材よりなり、小径部
分が前記基準穴7および組付け穴8に挿入され、大径部
分の段部はそのストッパとなっている。
【0010】つぎにル−フパネル2とサイドパネル3,
4,5,6との組付けについて説明する。まず、サイド
パネル3,4,5,6を結合した状態に立て、その上に
ル−フパネル2を組付けるには、サイドパネル3,4,
5の各組付け穴8とル−フパネル2の各基準穴7をそれ
ぞれ合わせ、その上から位置決めボス9を挿入すること
により位置決めされる。その上で位置決めボス9の周り
をル−フパネル2、サイドパネル3,4,5とそれぞれ
溶接することによりル−フパネル2とサイドパネル3,
4,5,6とは一体となる。そしてこの位置決めボス9
に上からタップ10をたてることにより、この穴を利用
して図1に示すように吊り具14を取付けることができ
る。
【0011】なお、本発明ではタップ10に吊り具を取
付ける場合について説明したが、吊り具だけでなく、例
えば運転室天井に増設ライト、落下物のガ−ド等を装着
することも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1
は、ル−フパネル、サイドパネルおよびベ−スフレ−ム
等からなる運転室において、ル−フパネルをプレスによ
り一体成形してその周囲に複数個の基準穴を設け、サイ
ドパネルに該基準穴に合致する同数の組付穴を設けると
共に、前記ル−フパネルの基準穴とサイドパネルの組付
穴に結合する位置決めボスを設け、請求項2は請求項1
の位置決めボスに吊り具取付け用のタップを設けたか
ら、位置決めボスを結合することにより従来のように大
掛かりな治具を使用しなくとも容易に組み立て精度を確
保でき、また、位置決めボスは強度部材の内骨に溶接さ
れて負荷を伝えるので吊り具を取付けた場合でもル−フ
パネルに歪みが生ずる恐れはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる運転室の骨組構造の一実施例を
示す斜視による説明図である。
【図2】図1のA−A断面を拡大した説明図である。
【図3】本発明の運転室の吊り具を含んだ外観を示す斜
視による説明図である。
【図4】従来の運転室の組み立てに使用されている治具
の説明図である。
【図5】従来の運転室に設けられている吊り具を示す斜
視による説明図である。
【図6】図5の吊り具の詳細を示す説明図である。
【符号の説明】
1 運転室 2 ル−フパネル 3,4,5,6 サイドパネル 7 基準穴 8 組付穴 9 位置決めボス 10 タップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ル−フパネル、サイドパネルおよびベ−
    スフレ−ム等からなる運転室において、ル−フパネルを
    プレスにより一体成形してその周囲に複数個の基準穴を
    設け、サイドパネルに該基準穴に合致する同数の組付穴
    を設けると共に、前記ル−フパネルの基準穴とサイドパ
    ネルの組付穴には結合する位置決めボスを設けたことを
    特徴とする運転室の骨組構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決めボスに吊り具取付け用のタ
    ップを設けたことを特徴とする請求項1記載の運転室の
    骨組構造。
JP05697992A 1991-10-18 1992-02-07 運転室の骨組構造 Expired - Lifetime JP3235796B2 (ja)

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US08/211,848 US5413188A (en) 1991-10-18 1992-10-19 Operator cabin of bulldozer
PCT/JP1992/001357 WO1993008338A1 (en) 1991-10-18 1992-10-19 Operator cabin of bulldozer
DE69226196T DE69226196T2 (de) 1991-10-18 1992-10-19 Fahrerhaus fuer eine planierraupe
EP92921399A EP0608422B1 (en) 1991-10-18 1992-10-19 Operator cabin of bulldozer

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