JPH0539446Y2 - - Google Patents

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JPH0539446Y2
JPH0539446Y2 JP1985124243U JP12424385U JPH0539446Y2 JP H0539446 Y2 JPH0539446 Y2 JP H0539446Y2 JP 1985124243 U JP1985124243 U JP 1985124243U JP 12424385 U JP12424385 U JP 12424385U JP H0539446 Y2 JPH0539446 Y2 JP H0539446Y2
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワークであるプレス製品が他の部品
との関係で所定の形状に形成されているか否かを
チエツクするときに使用されるチエツキングフイ
クチヤーに関するものである。
(従来の技術) 従来、ワークとしての自動車用板金部品、たと
えばフエンダの製品形状を測定する際は、第5図
および第6図に示すように、チエツキングフイク
チヤーのワーク受け部材5にフエンダWをセツト
してクランプ部材6で固定し、姿見ブロツク12
とフエンダWとの間の隙間を測り、その値が適正
であるかどうかをチエツクしている。第6図、第
7図はそれぞれ上記チエツキングフイクチヤーの
断面図であつて、図示のごとく、受け部材5、ク
ランプ部材6は、定盤1の所定箇所にブラケツト
15、ブラケツト16を介して複数個取り付けら
れ、受け部材5で支持されたフエンダWの周縁部
は、複数のクランプ部材6により外側から押圧固
定されるようになつている。
また、定盤1のフエンダW形状に応じた複数箇
所には、ヒンジブロツク17により姿見ブロツク
12が開閉可能に取り付けられている。フエンダ
Wを着脱する際は、第8図にも示すように、すべ
てのヒンジブロツク17を操作して姿見ブロツク
12を外側に開き、該姿見ブロツク12がフエン
ダWと干渉しないようにしている。なお、第7図
の符号4は、ブラケツト14により定盤1に取り
付けられた穴見ブロツクで、穴見ブロツク4はフ
エンダWの孔hと対応する位置に配設されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、従来のチエツキングフイクスチ
ヤーでは、ワークWを着脱する際は、ワークWが
姿見ブロツク12と干渉しないよう、多数のヒン
ジブロツク17すべてをその都度操作して個々の
姿見ブロツク12を開閉させる必要があるため、
多くの手間がかかり作業性が悪いものになつてい
る。また、受け部材5、クランプ部材6、穴見ブ
ロツク4、姿見ブロツク12′および12を定盤
1の所定位置に取り付けるのに、ブラケツト1
5,16,14,19およびヒンジブロツク17
など多数の部品を必要としているため、これらの
構成部品を製作するのに多くの機械加工工数を費
さなければならず、コストアツプの要因となつて
いる。
本考案は上記の問題点に鑑み、開閉式であつた
姿見ブロツクをスライド式とし、ワークの脱着時
における作業性が向上するチエツキングフイクス
チヤを提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案のチエツキン
グフイクスチヤにおいては、従来の鋼材固着方式
のブラケツト及びヒンジブロツク構成を廃止し、
代わりに枠状ブロツク一体構造を採用し、かつ、
従来のスイング機構を廃止し、代わりに簡易スラ
イド構造を採用したことを特徴とするものであ
る。
すなわち、本考案の技術的手段は、起立状態で
使用される定盤の鉛直面に、穴見ブロツクを有す
る枠体構造の支持ブロツクを固定し、この支持ブ
ロツクにワーク用の受け部材およびクランプ部材
を配設し、定盤に固着したガイド部材には、スラ
イドブロツクを水平方向へ移動・固定可能に取付
け、スライドブロツクの所定箇所に姿見ブロツク
を固定する構成としたものである。
支持ブロツクはパイプ材等を用いて軽い枠組構
造とし、定盤の鉛直面の中央部分に固設される。
この枠状支持ブロツクのワークに応じた外側辺部
にワーク用受け部材が設けられるとともに、支持
ブロツクの受け部材よりも外側の箇所にクランプ
部材が設けられる。ガイド部材は定盤のワークに
応ずる所定箇所に一対設ける。このガイド部材
に、スライドブロツクを定盤の鉛直面に対して離
反接近する水平方向へ移動・固定可能に組付け
る。スライドブロツクもパイプ材等を用いて軽量
な枠組構造とするのが好ましいが、プラスチツク
または軽合金材料を用いれば、中実もしくは中空
のブロツク体に構成しうる。姿見ブロツクは、ワ
ークの形状測定箇所に見合つて適宜数だけスライ
ドブロツクに固定する。
(作用) 本考案のチエツキングフイクスチヤを着脱する
には、ガイド部材に沿つてスライドブロツクを定
盤に接近する方向に移動させるだけでよい。つま
りスライドブロツクの移動に伴い、姿見ブロツク
も定盤に接近する方向に移動するため、ワークと
干渉しない位置に姿見ブロツクをワンタツチ操作
で切り替えることができる。そして、ワークをク
ランプするときは、スライドブロツクを定盤から
離反する方向に移動させて姿見ブロツクをセツト
位置に固定させ、そのうえでクランプ部材により
ワークを押えてクランプすればよい。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を第1図ないし第4図
によつて説明すると、1は一対に脚部2,2に立
設された定盤で、定盤1の一側の鉛直面にはその
中央部において、支持ブロツクであるインサイド
ブロツク3が固着され、インサイドブロツク3は
パイプ材を枠体状に組み立ててなり、その適当位
置に穴見ブロツク4が結合されている(第2図参
照)。インサイドブロツク3の外周部の複数箇所
には、ワークWの外周縁部内側を支えるための受
け部材5と、ワークWの受け部材5で支えられる
箇所を外側から押えてクランプするためのクラン
プ部材6とが取り付けられている。
7は定盤1の上部に固着した一対のスライドガ
イドイケールで、スライドガイドイケール7には
定盤1の鉛直面に対して直角方向に延びる長孔8
が形成されている。9はパイプ材を枠状体に組み
立てて成るスライドブロツクで、その上部にはス
ライドプレート10が固着されている。スライド
プレート10の一側部分は、スライドガイドイケ
ール7の下側に形成したコ字形部分に係合し、長
孔8の延びる方向にスライドできるように構成さ
れている。スライドスプレート10のスライドガ
イドイケール7に対する位置決め固定は、第4図
に示すように、長孔8に挿入してスライドプレー
ト10に結合した締付けピン11により行うこと
ができるようになつている。スライドプレート1
0を所定のセツト位置で固定するには、スライド
プレート10を長孔8の一端Z側にスライドさせ
てスライドガイドイケール7の端部Zに当接させ
ピン11で締め付けることにより、スライドプレ
ート10をセツト位置に確実に固定できる。12
はスライドブロツク9の複数箇所に固着した姿見
ブロツクで、姿見ブロツク12はワークWの外周
側面に対向するように配設されている。
したがつて、測定すべきワークWを上記チエツ
キングフイクスチヤに装着する場合は、まずスラ
イドブロツク9の数箇所に設けたクランプ部材6
を開放状態にする。つぎに、スライドブロツク9
を第3図中矢印×方向にスライドさせ、ワークW
の装着を容易に行えるようにする。この後、受け
部材5をガイドにしてワークWを装着し、クラン
プ部材6によりこれを保持固定する。ワークWを
固定保持したら、スライドブロツク9を第3図中
矢印Y方向にスライドさせ、これによりワークW
の装着が完了する。
本考案のチエツキングフイクスチヤは、第2図
および第3図に示すように、枠状体のインサイド
ブロツク3とスライドブロツク9で概略構成さ
れ、その両者3,9にすべての機能部品、すなわ
ち受け部材5、クランプ部材6,穴見ブロツク4
および姿見ブロツク12が接合されている。この
ため、機械加工したブラケツト類を多数具備する
従来フイクスチヤーに比べて部品点数が大幅に削
減されている。
上述したことからも明らかなように、本考案に
おける最大の特徴は、簡易なスライド機構を採用
してワークWの装着をワンタツチ操作で行えるよ
うにしたことである。このスライド機構は、第4
図に示したように、スライドガイドイケール7に
スライドプレート10を長孔8の方向へ移動自在
に挿入し、該スライドプレート10を任意な位置
で締付けピン11にて固定できるようにしたもの
である。このため、スライドブロツク9に固着し
た姿見ブロツク12は、ワンタツチ操作で所定の
セツト位置、またはワークと干渉しないリセツト
位置にスライド・固定することができ、ワークW
の脱着時における姿見ブロツク12の操作性が大
幅に向上している。
なお、実施例に係るチエツキングフイクスチヤ
は、従来のものよりも、姿見ブロツクの分割数が
少いため、該姿見ブロツク同士の段差が極力なく
なり測定精度が向上している。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、従来スイング方
式であつた姿見ブロツクをスライドブロツクに組
付け、このスライドブロツクをワンタツチ操作す
るだけで、個々の姿見ブロツクをセツト位置およ
びリセツト位置に容易にスライドさせることがで
きるので、ワーク脱着時における姿見ブロツクの
操作性が従来に比べて向上する。また、本考案で
は、多数のブラケツトを定盤に固着した従来構造
に代えて枠状のブロツク構造を採用しているの
で、従来に比べて定盤に組付ける部品点数がかな
り減少し、製作上、機械加工工数が大幅に低減す
るとともに、チエツキングフイクスチヤの組付・
分解作業を従来に比べ容易に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るチエツキングフイクスチ
ヤを示す斜視図、第2図は第1図のC−C′線に沿
つた断面図、第3図は第1図のD−D′線に沿つ
た断面図、第4図は第1図のスライドガイドイケ
ールを示す要部斜視図、第5図は従来のチエツキ
ングフイクスチヤを示す斜視図、第6図は第5図
のA−A′線に沿つた断面図、第7図は第5図の
B−B′線に沿つた断面図、第8図は第5図の姿
見ブロツクを示す要部斜視図である。 1……定盤、3……インサイドブロツク(支持
ブロツク)、4……穴見ブロツク、5……受け部
材、6……クランプ部材、7……スライドガイド
イケール(ガイド部材)、12……姿見ブロツク、
W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定盤に固定されワーク用穴見ブロツクを有する
    枠状の支持ブロツクに、ワークを受ける受け部材
    と該ワークを押えるクランプ部材を設け、前記定
    盤に固着したガイド部材に、スライドブロツクを
    定盤に対し直角方向へ位置調整可能に配設し、該
    スライドブロツクに、前記ワークに対面する姿見
    ブロツクを固定したことを特徴とするチエツキン
    グフイクスチヤー。
JP1985124243U 1985-08-13 1985-08-13 Expired - Lifetime JPH0539446Y2 (ja)

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JP1985124243U JPH0539446Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

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Publication Number Publication Date
JPS6232304U JPS6232304U (ja) 1987-02-26
JPH0539446Y2 true JPH0539446Y2 (ja) 1993-10-06

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ID=31016077

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JPS6232304U (ja) 1987-02-26

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