JP2011005615A - クリップ保持具および同クリップ保持具を備えた成形精度検査治具。 - Google Patents

クリップ保持具および同クリップ保持具を備えた成形精度検査治具。 Download PDF

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Abstract

【課題】成形品に設けられたクリップを作業性良く脱着できることにより、成形品を成形精度検査治具に脱着する作業の作業性および作業効率を向上させることができるクリップ保持具および同クリップ保持具を備えた成形精度検査治具を提供する。
【解決手段】成形品WKの成形精度を検査する成形精度検査治具10は、成形品WKを固定するためのクリップCLを保持するクリップ保持具20を備えている。クリップ保持具20は、クリップCLを挟む2つのクリップ挟持体21と、同クリップ挟持体21を回転自在に支持する支持体22と、クリップ挟持体21を開閉するための操作棒体23を備えている。クリップ挟持体21は、爪部21a、底片21bおよび胴部21cを備えて縦断面形状が略コ字状に形成されている。操作棒体23は、支持体22に螺合するとともにクリップ挟持体21の底片21bを貫通して同底片21bを押圧する押圧部23bを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、部材同士を互いに連結するためのクリップを備えた成形品の成形精度を検査するための成形精度検査治具に用いられるクリップ保持具および同クリップ保持具を備える成形精度検査治具に関する。
従来から、例えば、自動車の所謂インパネ(インストルメントパネル)、ダッシュボード、ドアトリムまたはヘッドランプなどの成形品においては、各種加工工程を経て成形された成形品の形状が所定の寸法通りに成形されているか否かを確認するために成形精度検査治具が用いられている。成形精度検査治具は、成形品が本来取り付けられる相手部材における成形品の取り付け部分が再現されたものである。具体的には、成形品を相手部材に取り付けるために成形品の外周部や内側部に設けられたビスやクリップが取り付けられる取付部や、取り付けられた成形品に隣り合う隣接部材の形状などが忠実に再現されている。したがって、成形品の検査者は、成形品を成形精度検査治具に取り付けることによって、成形品と同成形品に隣接する隣接部材との間の隙間や段差などの位置関係、および成形品自体の形状を測定して成形品の成形精度を確認することができる。
このような成形精度検査治具においては、成形品を保持する際に成形品に設けられたクリップが一時的に嵌め込まれるクリップ保持具が設けられている。例えば、下記特許文献1においては、成形品のクリップを挟む2分割構造の入子が治具本体に対して着脱自在に構成されたクリップ保持具が提案されている。これにより、クリップをクリップ保持具から開放する際におけるクリップの損傷を防止している。
特開平09−290331号公報
しかしながら、上記したクリップ保持具においては、入子がクリップを挟んだ状態で治具本体に脱着されるため、クリップ保持具に対してクリップを脱着する作業が煩雑であるという問題がある。具体的には、治具本体に対して成形品を脱着する際には、治具本体の凹部に入子の位置を正確に合わせるとともに、凹部の壁面に沿って入子が円滑に変位するように成形品を正確に変位させなければならず、作業が行い難いとともに時間が掛かる。また、入子の数は成形品が備えるクリップ数に対応するため、成形品に設けられるクリップ数が多くなる程入子数が増加して成形品が重くなって作業が行い難くなるとともに、分離した状態の入子の紛失防止などの管理負担が増加する。さらには、入子を治具本体の凹部内に挿入する前や入子が治具本体の凹部から外れた瞬間に入子がクリップから外れることがあり、外れた入子が治具本体上などに落下して入子や治具本体を損傷することがある。これらのため、結果として成形品を成形精度検査治具に脱着する作業の作業性および作業効率が悪いという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、成形品に設けられたクリップを作業性良く脱着できることにより、成形品を成形精度検査治具に脱着する作業の作業性および作業効率を向上させることができるクリップ保持具および同クリップ保持具を備えた成形精度検査治具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本発明の特徴は、部材同士を互いに連結するためのクリップを備えた成形品の成形精度を検査する成形精度検査治具に設けられ、成形品の保持に際してクリップが嵌められるクリップ保持具であって、クリップを挟むための爪部を有した少なくとも2つのクリップ挟持体と、前記少なくとも2つのクリップ挟持体のうちの少なくとも1つのクリップ挟持体を、同クリップ挟持体の爪部を他のクリップ挟持体の爪部に対して近接させる方向および離隔させる方向にそれぞれ変位可能な状態で支持する支持体と、支持体にて変位可能な状態で支持されたクリップ挟持体の爪部を使用者による操作によって前記他のクリップ挟持体の爪部に対して近接させる方向および離隔させる方向にそれぞれ変位させる開閉機構とを備えたことにある。
このように構成した請求項1に係る本発明の特徴によれば、クリップ保持具は、成形品に設けられたクリップを挟む2つ以上のクリップ挟持体が使用者の操作によって開閉自在に構成されて成形精度検査治具に設けられている。このため、成形品のクリップをクリップ保持具に取り付ける際には、予めクリップ挟持体相互間を開けて開口しておくことにより簡単にクリップをクリップ挟持体間内に挿入して挟持させることができる。また、成形品のクリップをクリップ保持具から取り外す際には、クリップを挟持したクリップ挟持体相互間を開けて開口させることにより簡単にクリップをクリップ挟持体から開放することができる。すなわち、成形品に設けられたクリップを簡単かつ迅速に脱着することができ、結果として、成形品を成形精度検査治具に脱着する作業の作業性および作業効率を向上させることができる。
また、請求項2に係る本発明の他の特徴は、前記クリップ保持具において、クリップ挟持体は、爪部が平板状に形成されるとともに同爪部に対向配置される底片、および同底片と爪部とを繋ぐ胴部を有して縦断面が略コ字状に形成されており、支持体は、クリップ挟持体における底片側を回転自在に支持し、開閉機構は、支持体内を変位可能に貫通する操作棒体と同操作棒体の一方の端部にクリップ挟持体における底片を支持体側に押し付けるための押圧部とを有していることにある。
このように構成した請求項2に係る本発明の他の特徴によれば、縦断面がコ字状に形成されたクリップ挟持体は、クリップ挟持体の底片に対する操作棒体の押圧部による支持体側への押圧状態によって回転変位により開閉する。すなわち、クリップ保持具の使用者は、操作棒体を回転操作することにより簡単かつ迅速に成形品のクリップをクリップ挟持体に挟持させたり開放させたりすることができる。
そして、この場合、請求項3に係る本発明の他の特徴は、前記クリップ保持具において、クリップ挟持体は、底片側が爪部側に比して重く形成されていることにある。この場合、例えば、クリップ挟持体は、前記胴部が底片側から爪部側に向って太く形成されているとよい。これによれば、クリップ挟持体の爪部側の質量が底片側の質量に比べて重いため、クリップ挟持体の底片の支持体側へ押し付け状態が開放されるに従ってクリップ挟持体が外側に傾斜し易くなりクリップ挟持体が容易に開口する。これにより、成形品に設けられたクリップを作業性良く脱着することができ、結果として、成形品を成形精度検査治具に脱着する作業の作業性および作業効率を向上させることができる。
また、請求項4に係る本発明の他の特徴は、前記クリップ保持具において、例えば、支持体は、2つのクリップ挟持体を板状に形成された支持壁の両側面からそれぞれ突出する棒体に摺動可能な状態でそれぞれ支持し、開閉機構は、前記2つのクリップ挟持体のうちの一方のクリップ挟持体を貫通して他方のクリップ挟持体に螺合する操作棒体と、前記2つのクリップ挟持体を互いに離隔させる方向に押圧する押圧体とを有していることにある。
このように構成した請求項4に係る本発明の他の特徴によれば、2つのクリップ挟持体は、支持壁を介して互いに対向配置されて一方のクリップ挟持体を貫通して他方のクリップ挟持体に螺合する操作棒体の回転操作によって支持壁に設けられた棒体に沿って互いに近接する方向および離隔する方向にそれぞれ変位する。この場合、2つのクリップ挟持体の間には、両クリップ挟持体が互いに離隔する方向に押圧する押圧体(例えば、スプリング)が配置されている。これにより、2つのクリップ挟持体は、操作棒体の回転操作により互いに近接して成形品のクリップを挟持するとともに、操作棒体の回転操作と押圧体の押圧力とにより互いに離隔して成形品のクリップを開放する。すなわち、クリップ保持具の使用者は、操作棒体を回転操作することにより簡単に成形品のクリップをクリップ挟持体に挟持させたり開放させたりすることができる。
また、請求項5に係る本発明の他の特徴は、前記クリップ保持具において、開閉機構は、使用者の操作に用いられる操作子が成形精度検査治具に保持される成形品よりも内側の領域に設けられることにある。これによれば、成形精度検査治具において成形品に隣り合う部材の形状を再現した部分にクリップ保持具における操作子が存在しない。これにより、成形品の総ての外周部において、成形品と同成形品に隣接する隣接部材との間の隙間や段差などの位置関係を検査することができる。この結果、成形品の検査精度を向上させることができる。
また、本発明は、クリップ保持具として実施できるばかりでなく、このクリップ保持具を備えた成形精度検査治具の発明としても実施できるものである。これによれば、上記クリップ保持具と同様の作用効果が期待できる。
本発明の一実施形態に係るクリップ保持具を備えた成形精度検査治具の外観を示す斜視図である。 図1に示す成形精度検査治具に成形品をセットした状態を示す斜視図である。 図1に示す成形精度検査治具におけるクリップ保持具の外観を示す斜視図である。 図2に示すクリップ保持具が成形品のクリップを保持する状態を示す一部破断正面図である。 図2に示すクリップ保持具が成形品のクリップを開放した状態を示す一部破断正面図である。 (A),(B)は本発明の変形例に係るクリップ保持具を示しており、(A)はクリップ保持具の分解斜視図であり、(B)はクリップ保持具の正面図である。 図6に示すクリップ保持具を備えた成形精度検査治具の外観を示す斜視図である。
以下、本発明に係るクリップ保持具および同クリップ保持具を備えた成形精度検査治具の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るクリップ保持具20を備えた成形精度検査治具10の全体構成の概略を示す斜視図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この成形精度検査治具10は、図2に示すように、自動車のダッシュボードからなる成形品WKがセットされて同成形品WKの成形精度、具体的には、成形品WKが本来取り付けられる部分において同成形品WKに隣接する隣接部材と成形品WKとの間の隙間や段差などの位置関係、および成形品WK自体の形状を検査するためのものである。なお、図2は、説明の都合上、図1とは異なる視点から成形精度検査治具10を見た斜視図となっている。
(成形精度検査治具10およびクリップ保持具20の構成)
成形精度検査治具10は、ベース11を備えている。ベース11は、成形精度検査治具10の基礎となる方形枠状の台部材であり鋼板材で形成されている。このベース11の上面には、ワーク載置部12が形成されている。ワーク載置部12は、検査対象である成形品WKを載置する部分であり、樹脂材によって枠状に形成されている。このワーク載置部12は、成形品WKが本来装着される部分を再現した装着再現部12aと、成形品WKが本来装着される部分の周囲部分の形状を再現した隣接部材形状部12bとで構成されている。すなわち、このワーク載置部12は、検査の対象となる成形品WKの取り付けられる部分の形状および同部分の周囲形状に対応して成形されている。
ワーク載置部12の内側における底面13上には、クリップ保持部20が設けられている。クリップ保持部20は、成形品WKを成形精度検査治具10にセットするに際して、成形品WKに設けられたクリップCL(図1,図2において図示せず)を一時的に保持するための治具である。この場合、クリップCLは、成形品WKを本来の取り付け部分に取り付けるために同成形品WKの裏側部に設けられた樹脂製の留め具である。このクリップ保持部20は、成形品WKの裏側部に設けられたクリップCLの数および配置位置に対応する数および配置で底面13上にそれぞれ固定的に設けられている。本実施形態においては、5つのクリップ保持部20が底面13上にそれぞれ設けられている。
クリップ保持具20は、詳しくは図3〜図5に示すように、互いに対向配置された2つのクリップ挟持体21を備えている。クリップ挟持体21は、成形品WKに設けられたクリップCLを挟んで保持するアルミニウム製の部品である。このクリップ挟持体21は、平板状に形成された爪部21aと、同爪部21aに対向した平面部を有する底片21bと、爪部21aと底片21bとを繋ぐ胴部21cとで構成されており、全体として縦断面形状が略コ字状に形成されている。
クリップ挟持体21における爪部21aは、成形品WKに設けられたクリップCLの首部を挟む部分であり、同首部の直径に対応した半円形の切欠き部21dが形成されている。クリップ挟持体21における底片21bは、クリップ挟持体21の姿勢を変化させるために加えられる押圧力を受ける平面部を有した部分であり、同平面部に後述する操作棒体23が貫通する切欠き部21e(図3において図示されず)が形成されている。
クリップ挟持体21における胴部21cは、クリップCLにおける首下部分の長さ、前記操作棒体23の端部に設けられる押圧部23bの厚さおよび同押圧部23bの変位量に対応する長さに形成された長尺状の部分である。この胴部21cは、爪部21a側の重さを底部21b側の重さより重くするために、爪部21a側の厚さが底部21b側の厚さより太く形成されている。また、この胴部21cにおける底片21b側には、クリップ挟持体21の支持に用いる貫通孔21f(図3において図示されず)が形成されている。
このクリップ挟持体21は、2つのクリップ挟持体21における爪部21aが互いに突き合う対向した配置で支持体22に支持されている。支持体22は、前記2つのクリップ挟持体21をそれぞれ支持するとともに、クリップ保持具20を成形精度検査治具10の底面13上に固定するためのアルミニウム製の部品であり、側面視が略凸状に形成されている。支持体22の上部には、クリップ挟持体21の下側部分(底片21bおよび胴部21bの下端部)が配置される凹部が形成されており、同凹部内にて2つのクリップ挟持体21がピン22aによってそれぞれ回転自在な状態で支持されている。そして、支持体22における前記凹部の底部中央部には、支持体22の下面まで貫通する雌ネジ部22b(図3において図示されず)が形成されている。一方、支持体22の下部においてフランジ状に突出した2つの平板部には、支持体22(クリップ保持具20)を成形精度検査治具10の底面13上にボルト(図示せず)で固定するためのボルト孔22c(片方のみ図示)がそれぞれ形成されている。
操作棒体23は、前記2つのクリップ挟持体21を開閉操作するための軸状の部品であり、操作棒体23の中央部の外周面に形成された雄ネジ部23a(図3において図示されず)が前記支持体22における雌ネジ部22bと噛合って(「螺合」とも称する)支持体22内を変位可能な状態で支持されている。この操作棒体23における一方の端部側(図示上側端部)は、前記2つのクリップ挟持体22における切欠き部21eを貫通しており、同端部側先端部に押圧部23bが設けられている。押圧部23bは、クリップ挟持体21の底片21bを押圧する略円板状の部材であり、互いに対向する2つの切欠き部21eの直径より大きな外径で形成されている。この押圧部23bは、操作棒体23における一方の端部にビス23cによって固定されている。
一方、操作棒体23における他方の端部側(図示上側端部)には、操作子23dが設けられている。操作子23dは、操作棒体23を回転操作するために使用者によって把持される部分であり、樹脂材を略円柱状に形成して構成されている。すなわち、操作棒体23は、支持体22を図示上下方向に貫通するとともに同支持体22の下面から突出した状態で設けられている。そして、この操作棒体23は、成形精度検査治具10の底面13を貫通している。したがって、操作棒体23における操作子23dは、ベース11の底平面から突出しない状態で成形精度検査治具10の底面13の裏側に配置されている。
(成形精度検査治具10およびクリップ保持具20の作動)
次に、このように構成された成形精度検査治具10およびクリップ保持具20の作動について説明する。まず、成形品WKの検査者(成形精度検査治具10およびクリップ保持具20の使用者)は、成形品WKおよび同成形品WKの形状に応じた成形精度検査治具10を用意する。次に、検査者は、成形精度検査治具10に設けられているクリップ保持具20における2つのクリップ挟持体21を開口させる。具体的には、検査者は、クリップ保持具20における操作子23dを回転操作することにより、操作棒体23を図示上方に変位させる(図5参照)。これにより、クリップ挟持体21の底片21b上に位置する操作棒体23の押圧部23bが上方に変位するため、クリップ挟持体21の底片21bの押圧状態が解消されてクリップ挟持体21がピン22aの軸線回りに回転自在なフリーな状態となる。
この場合、クリップ挟持体21は、胴部21cの爪部21a側の重さが底部21b側の重さより重く形成されているため、互いに外側に向って回転し易くなっている。このため、2つのクリップ挟持体21は、操作棒体23の押圧部23bによる押圧状態が解消されると、自然にまたは検査者により軽く触れられることによって互いに離隔する方向に素早く回転して開口する。次いで、検査者は、成形精度検査治具10における総てのクリップ保持具20のクリップ挟持体21を開口させた後、成形品WKを成形精度検査治具10上にセットする。具体的には、検査者は、検査対象となる成形品WKを成形精度検査治具10におけるワーク載置部12上に載置する。この場合、検査者は、成形品WKの裏側を成形精度検査治具10の底面13側に向けた状態で同成形品WKをワーク載置部12の装着再現部12a上に配置する。
これにより、成形精度検査治具10の底面13上にそれぞれ設けられた各クリップ保持具20における開口した2つのクリップ挟持体21の間には、成形品WKのクリップCLの首下部がそれぞれ位置することになる。したがって、検査者は、2つのクリップ挟持体21の間に位置した成形品WKのクリップCLをクリップ保持具20によって保持させる。具体的には、検査者は、成形精度検査治具10のベース11の一端を持ち上げて成形精度検査治具10の底面13の裏側に手を挿入して同底面13の裏側に突出するクリップ保持具20の操作子23dを回転操作することにより、操作棒体23を図示下方に変位させる(図4参照)。
これにより、クリップ挟持体21の底片21bの上方に位置する操作棒体23の押圧部23bが下方に変位して底片21bを支持体22に押圧するため、2つのクリップ挟持体21がピン22aの軸線回りに互いに近接する方向に回転する。この結果、2つのクリップ挟持体21の間に位置するクリップCLの首部が2つの爪部21aに挟まれる。すなわち、成形品WKをワーク載置部12上に載置するのみで、簡単に成形品WKのクリップCLをクリップ保持部20における保持位置に位置決めすることができるとともに、クリップ保持具20の操作子23dを回転操作することにより簡単にクリップCLをクリップ保持具20に保持させることができる。
そして、検査者は、操作子23dを更に回転操作することにより操作棒体23を締め付けて押圧部23bをクリップ挟持体21の底片21bに押し付ける。これにより、クリップ挟持体21がピン22aの軸線回りに回転不能なロック状態となり、クリップ保持具20によるクリップCLの保持が完了する。また、このクリップ保持具20によるクリップCLの保持により、成形品WKとワーク載置部12の装着再現部12aとが密着して成形品WKのセットが完了する。
次に、検査者は、成形品WKの成形精度の検査を行なう。具体的には、検査者は、成形品WKとワーク載置部12における隣接部材形状部12bとの間の隙間および/または段差を隙間ゲージや段差ゲージを用いて検査する。この場合、ワーク載置部12の外側側面部にはクリップ保持具20における操作子23dなどの障害物が存在しない。このため、ワーク載置部12における隣接部材形状部12bの全周に亘って前記隙間や段差を測定することができる。
すなわち、本実施形態における成形精度検査治具10におけるクリップ保持具20の操作子23dは、成形精度検査治具10の底面13の裏側に配置されている。この場合、例えば、図1中矢印Aで示したクリップ保持具20においては、ワーク載置部12に隣接して配置されている。このため、矢印Aで示したクリップ保持具20においては、操作子23dの操作性を考慮すれば、同クリップ保持具20における操作棒体23を隣接するワーク載置部12を貫通させてワーク載置部12の外側側面部に操作子23d(図2において破線で示す)を設けることが好適である。
しかし、この場合、ワーク載置部12の外側側面部における操作子23dが設けられた位置においては、隙間ゲージや段差ゲージの使用の妨げとなり同部分における成形品WKの前記隙間や段差が測定できない。したがって、本発明におけるクリップ保持具20においては、敢えてクリップ保持具20の操作子23dを成形精度検査治具10の底面13の裏側に配置することにより、ワーク載置部12における隣接部材形状部12bの全周に亘って一部も欠けることなく前記隙間や段差を測定することができるようにしている。これにより、成形品WKの検査精度を向上させることができる。
また、検査者は、成形品WKがセットされた成形精度検査治具10を図示しない三次元測定器におけるテーブル上に配置して成形品WKの形状を測定する。そして、成形品WKに対して所定の検査を行った検査者は、成形品WKを成形精度検査治具10から取り外す。具体的には、検査者は、成形精度検査治具10のベース11の一端を持ち上げて成形精度検査治具10の底面13の裏側に手を挿入して同底面13の裏側に突出して設けられたクリップ保持具20の操作子23dを回転操作することにより、操作棒体23を図示上方に変位させる。
これにより、クリップ挟持体21の底片21bを押圧する操作棒体23の押圧部23bが上方に変位するため、クリップ挟持体21の底片21bの押圧状態が解消されてクリップ挟持体21がピン22aの軸線回りに回転自在なフリーな状態となる。そして、この場合、前記したように、2つのクリップ挟持体21は、互いに外側に向って回転し易くなっているため、操作棒体23の押圧部23bによる押圧状態が解消されることにより、自然にまたは検査者により軽く触れられることによって互いに離隔する方向に素早く回転して開口する。
検査者は、成形精度検査治具10における総てのクリップ保持具20のクリップ挟持体21を開口させた後、成形品WKを上方に持ち上げて成形精度検査治具10から取り外す。すなわち、検査者は、クリップ保持具20の操作子23dを回転操作するのみで成形品WKを成形精度検査治具10から取り外し可能な状態にすることができ、この後、成形品WKを上方に持ち上げるのみで簡単に成形精度検査治具10から取り外すことができる。そして、検査者は、他の成形品WKについて成形精度の検査を行なう場合には、前記と同じ要領で成形品WKを成形精度検査治具10上にセットする。一方、成形品WKの成形精度の検査作業を終了する場合には、検査者は、クリップ保持具20における2つのクリップ挟持体21を開口した状態または閉じた状態で検査作業を終了する。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、クリップ保持具20は、成形品WKに設けられたクリップCLを挟む2つのクリップ挟持体21が検査者の操作によって開閉自在に構成されて成形精度検査治具10に設けられている。このため、成形品WKのクリップCLをクリップ保持具20に取り付ける際には、予めクリップ挟持体21相互間を開けて開口しておくことにより簡単にクリップCLをクリップ挟持体間21内に挿入して挟持させることができる。また、成形品WKのクリップCLをクリップ保持具20から取り外す際には、クリップCLを挟持したクリップ挟持体21相互間を開けて開口させることにより簡単にクリップCLをクリップ挟持体21から開放することができる。すなわち、成形品WKに設けられたクリップCLを簡単かつ迅速に脱着することができ、結果として、成形品WKを成形精度検査治具10に脱着する作業の作業性および作業効率を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記の変形例において参照する各図においては、上記実施形態と同様の部分に同じ符号を付している。
例えば、上記実施形態においては、クリップ保持具20は、2つのクリップ挟持体21を備えて構成されている。しかし、クリップ挟持体21は、成形品WKのクリップCLを保持することができる2つ以上のクリップ挟持体21を備えていれば、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、3つ以上のクリップ挟持体21によって成形品WKのクリップCLを挟むように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、クリップ保持具20は、2つのクリップ挟持体21が共に支持部22に支持されるとともに、これら2つのクリップ挟持体21が可動するように構成されている。しかし、クリップ挟持体21は、成形品WKのクリップCLを保持することができれば、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、2つのクリップ挟持体21のうち、一方のクリップ挟持体21を可動不能な状態で固定しておき、他方のクリップ挟持体21を一方のクリップ挟持体21に対して近接する方向および離隔する方向に変位可能な状態で支持部22に支持するように構成してもよい。これによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、クリップ保持具20における胴部21cは、爪部21a側の厚さが底部21b側の厚さより太く形成されている。これは、胴部21cの爪部21a側の重さを底部21b側の重さより重くすることにより、クリップ挟持体21が外側に向って回転し易くするためである。これにより、2つのクリップ挟持体21が互いに外側に倒れ易くなり素早く開口することになる。したがって、クリップ挟持体21を開口し易くする必要がない場合には、必ずしも、胴部21cの爪部21a側の重さを底部21b側の重さより重くする必要はない。また、クリップ挟持体21を開口し易くする場合であっても、胴部21cにおける爪部21a側の厚さを底部21b側の厚さより太く形成する以外の方法により胴部21cの爪部21a側の重さを底部21b側の重さより重くするようにしてもよい。例えば、爪部21aに錘を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、クリップ保持具20は、2つのクリップ挟持体21の下部部分を支持体22にてそれぞれ回転自在に支持することにより、2つのクリップ挟持体21が円弧状に可動するように構成した。しかし、クリップ保持具20におけるクリップ挟持体21の可動態様は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図6(A),(B)に示すように、2つのクリップ挟持体21が互いに平行状態を維持した状態で互いに近接する方向および離隔する方向に変位するように構成してもよい。
この場合、図6(A),(B)に示すクリップ保持具20においては、略凸上に形成された支持体22の中央部に起立した板状の支持壁22dの両面から突出した各2つずつの棒体22eによってクリップ挟持体21がそれぞれ支持されている。この場合、クリップ挟持体21は、上記実施形態におけるクリップ挟持体21の底片21bに相当する部分が存在しないとともに、前記支持壁22dの両面から突出した各2つずつの棒体22eに沿って摺動可能な状態で支持されている。そして、クリップ保持具20には、2つのクリップ挟持体21のうちの一方のクリップ挟持体21(図6(B)において右側)と支持壁22dを貫通して他方のクリップ挟持体21(図6(B)において左側)に形成された雌ネジ部21gに螺合する操作棒体23が設けられている。この操作棒体23には、一方のクリップ挟持体21の外側の端部に操作子23dが設けられているとともに、操作棒体23の中央部にスプリング23eが設けられている。スプリング23eは、2つのクリップ挟持体21を互いに離隔する方向に押圧する弾性体であり、本発明における押圧体に相当する。
このように構成されたクリップ保持具20は、例えば、図7に示すような成形精度検査治具10におけるベース11上に成形品WKのクリップCLの数および配置位置に応じて設けられる。そして、成形品WKの検査者は、クリップ保持具20における操作子23dを回転操作することにより2つのクリップ挟持体21を開閉させることができる。この場合、2つのクリップ挟持体21は、支持壁22dに設けられた棒体22eに沿って互いに平行状態を維持しつつ互いに近接する方向および離隔する方向にそれぞれ変位する。また、2つのクリップ挟持体21が互いに離隔する方向に操作子23dが回転操作された場合には、2つのクリップ挟持体21の間に設けられたスプリング23eの弾性力によって2つのクリップ挟持体21の離隔変位が促進される。これにより、素早く円滑にクリップ挟持体21が開口するため、成形品WKに設けられたクリップCLを簡単かつ迅速に脱着することができ、結果として、成形品WKを成形精度検査治具10に脱着する作業の作業性および作業効率を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、クリップ保持具20における操作子23dを成形精度検査治具10の底面13の裏側に配置することにより、ワーク載置部12における隣接部材形状部12bの全周に亘って成形精度の検査を行なえるように構成した。しかし、クリップ保持具20における操作子23dは、成形品WKにおける隣接部材に対する隙間や段差の測定の妨げとならない位置であれば、上記実施形態に限定されないことはいうまでもない。この場合、例えば、図7に示すように成形精度検査治具10におけるベース11の上方にクリップ保持具20の操作子23dを設けることもできる。すなわち、クリップ保持具20の操作子23dは、成形精度検査治具10に保持される成形品WKよりも内側の領域に設けられることが好適である。
また、上記実施形態においては、成形精度検査治具10およびクリップ保持具20は、
自動車のダッシュボードである成形品WKを検査対象および保持対象とした。しかし、成形精度検査治具10およびクリップ保持具20の検査対象および保持対象は、部材同士を互いに連結するためのクリップCLを備えた成形品WKであれば、上記実施形態に限定されるものでないことは当然である。例えば、自動車の所謂インパネ(インストルメントパネル)、ドアトリムまたはヘッドランプなどを広く成形品WKとすることができる。なお、図7に示す成形品WKは、自動車のインパネである。この場合においても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
WK…成形品、CL…クリップ、10…成形品検査治具、11…ベース、12…ワーク載置部、12a…装着再現部、12b…隣接部材形状部、13…底面、20…クリップ保持具、21…クリップ挟持体、21a…爪部、21b…底片、21c…胴部、21d…切欠き部、21e…切欠き部、21f…貫通孔、21g…雌ネジ部、22…支持体、22a…ピン、22b…雌ネジ部、22c…ボルト孔、22d…支持壁、22e…棒体、23…操作棒体、23a…雄ネジ部、23b…押圧部、23c…ビス、23d…操作子、23e…スプリング。

Claims (6)

  1. 部材同士を互いに連結するためのクリップを備えた成形品の成形精度を検査する成形精度検査治具に設けられ、前記成形品の保持に際して前記クリップが嵌められるクリップ保持具であって、
    前記クリップを挟むための爪部を有した少なくとも2つのクリップ挟持体と、
    前記少なくとも2つのクリップ挟持体のうちの少なくとも1つのクリップ挟持体を、同クリップ挟持体の爪部を他の前記クリップ挟持体の爪部に対して近接させる方向および離隔させる方向にそれぞれ変位可能な状態で支持する支持体と、
    前記支持体にて変位可能な状態で支持された前記クリップ挟持体の爪部を使用者による操作によって前記他のクリップ挟持体の爪部に対して前記近接させる方向および前記離隔させる方向にそれぞれ変位させる開閉機構とを備えることを特徴するクリップ保持具。
  2. 請求項1に記載したクリップ保持具において、
    前記クリップ挟持体は、前記爪部が平板状に形成されるとともに同爪部に対向配置される底片、および同底片と前記爪部とを繋ぐ胴部を有して縦断面が略コ字状に形成されており、
    前記支持体は、前記クリップ挟持体における前記底片側を回転自在に支持し、
    前記開閉機構は、前記支持体内を変位可能に貫通する操作棒体と同操作棒体の一方の端部に前記クリップ挟持体における前記底片を前記支持体側に押し付けるための押圧部とを有していることを特徴とするクリップ保持具。
  3. 請求項2に記載したクリップ保持具において、
    前記クリップ挟持体は、前記底片側が前記爪部側に比して重く形成されていることを特徴とするクリップ保持具。
  4. 請求項1に記載したクリップ保持具において、
    前記支持体は、2つの前記クリップ挟持体を板状に形成された支持壁の両側面からそれぞれ突出する棒体に摺動可能な状態でそれぞれ支持し、
    前記開閉機構は、前記2つのクリップ挟持体のうちの一方のクリップ挟持体を貫通して他方のクリップ挟持体に螺合する操作棒体と、前記2つのクリップ挟持体を互いに離隔させる方向に押圧する押圧体とを有していることを特徴とするクリップ保持具。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載したクリップ保持具において、
    前記開閉機構は、前記使用者の操作に用いられる操作子が前記成形精度検査治具に保持される成形品よりも内側の領域に設けられることを特徴とするクリップ保持具。
  6. 相手部材に取り付けるためのクリップを備えた成形品における前記クリップを保持するクリップ保持具を備えて前記成形品の成形精度を検査する成形精度検査治具において、
    前記クリップ保持具は、前記請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載したクリップ保持具であることを特徴とする成形精度検査治具。
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