JPH0326737Y2 - - Google Patents

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JPH0326737Y2
JPH0326737Y2 JP5108585U JP5108585U JPH0326737Y2 JP H0326737 Y2 JPH0326737 Y2 JP H0326737Y2 JP 5108585 U JP5108585 U JP 5108585U JP 5108585 U JP5108585 U JP 5108585U JP H0326737 Y2 JPH0326737 Y2 JP H0326737Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、盤面直接取付形遮断器、例えば配
電盤等の盤面に遮断器本体が直接取り付けられ、
電気回路の開閉を行う盤面直接取付形遮断器に関
するものである。
[従来の技術] 第5図は従来の盤面直接取付形遮断器の一例の
一部を示す正面図、第6図は第5図の側面図、第
7図は第5図の盤面直接取付形遮断器の配電盤を
示す斜視図、第8図は第5図のフエースプレート
を示す正面図、第9図は従来の盤面直接取付形遮
断器の組立後の状態を示す斜視図、第10図は第
9図の側面図である。
図において、符号1は遮断器本体、3は遮断器
本体1が裏面に取り付けられる配電盤等の盤、2
は盤3の表面に取り付けられ、所定の表示2dが
なされているフエースプレート、4は盤3に遮断
器本体1及びフエースプレート2を一括して取り
付けるための取付具である取付用ボルト、5は遮
断器本体1に設けられ、遮断器本体1の操作機構
部1aを操作する手動ハンドルである。
また、フエースプレート2及び盤3には、それ
ぞれ開閉表示器のための表示窓2b,3b、及び
手動ハンドル5のための取出口2c,3cが形成
されている。さらに、フエースプレート2及び盤
3には、それぞれ取付用ボルト4が貫通する取付
穴2a,3aが4箇所に設けられている。
上記のような従来の遮断器では、これを組み立
てる場合、配電盤3を間に挟んで、第7図の背部
に遮断器本体1を、手前にフエースプレート2を
重ね、取付用ボルト4により共締めする。この
後、手動ハンドル5を取り付ける。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の盤面直接取付形遮断器にお
いては、特に遮断器本体1の操作機構部1aの保
守や点検を、盤3の手前側、即ち表面側から行う
ことができないので、保守・点検の度に、遮断器
本体1及びフエースプレート2を盤3から取り外
さなければならないという問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、フエースプ
レートを取り外すだけで、盤の手前側から保守・
点検を行うことができる盤面直接取付形遮断器を
得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る盤面直接取付形遮断器は、遮断
器本体を盤に取り付けたまま、フエースプレート
を盤に対して着脱可能にし、かつ遮断器本体を保
守・点検するための保守点検穴を盤に設けたもの
である。
[作用] この考案においては、遮断器本体を盤から取り
外すことなく、フエースプレートだけを盤から取
り外し、これにより露出した保守点検穴を通し
て、盤の手前側から遮断器本体の保守・点検を行
う。
[実施例] 以下、この考案をその一実施例を示す図に基づ
いて説明する。
第1図はこの実施例の盤11を示す表面側から
見た斜視図であり、盤11には、従来例とほぼ同
様の取付穴11a、表示窓11b及び取出口11
cが設けられているとともに、これらに加えて保
守点検穴11dが設けられている。
また、第2図はこの実施例のフエースプレート
12を示す正面図であり、従来例のフエースプレ
ート2と異なるのは、取付穴のうちの一部、例え
ば図の右上及び左下の取付穴12aが、取付用ボ
ルト4の頭部を回避し得るように大径に形成され
ている点であり、他の取付穴12dは従来例とほ
ぼ同様に貫通して形成されている。
なお、遮断器本体1は、第3図のように、従来
と同様である。また、第4図はこの実施例の盤面
直接取付形遮断器の組立後の状態を示す斜視図で
ある。
このような盤面直接取付形遮断器では、これを
組み立てる場合、まず盤11の背部に遮断器本体
1を取付用ボルト4により取り付ける。このと
き、取付用ボルト4は、取付穴12aに対応する
2箇所において取り付ける。次に、フエースプレ
ート12を盤11の前面に重ねて、フエースプレ
ート12、盤11及び遮断器本体1を、取付穴1
2dにおいて、一括して共締めする。
また、保守・点検時には、取付穴12dの取付
用ボルト4を外して、フエースプレート12を盤
11から取り外し、保守点検穴11dを通して遮
断器本体1の保守・点検を行う。このとき、遮断
器本体1は、残りの2本の取付用ボルト4により
盤11に固定されているので、フエースプレート
12のみを取り外すことができ、そのまま盤11
の手前側、即ち表面側から保守・点検を行うこと
ができる。
なお、盤11、フエースプレート12及び遮断
器本体1の相互の取付方法は、遮断器本体1を盤
11に取り付けたまま、フエースプレート12を
盤11に対して着脱できればよく、上記実施例の
方法に限定されない。例えば、盤11に対して4
箇所で遮断器本体1を固定し、フエースプレート
12は別の取付用ボルトで盤11に取り付けるな
どしてもよい。また、これらの取付箇所の数は、
4箇所に限定されるものではなく、他の複数箇所
であつてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の盤面直接取付
形遮断器は、遮断器本体を盤に取り付けたまま
で、フエースプレートを盤に対して着脱可能に
し、かつ遮断器本体を保守・点検するための保守
点検穴を盤に設けたので、フエースプレートを取
り外すだけで、盤の手前側から保守・点検を行う
ことができ、保守・点検を容易にすることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による盤を示す表
面側から見た斜視図、第2図はこの考案の一実施
例によるフエースプレートを示す正面図、第3図
はこの考案の一実施例の一部を示す正面図、第4
図はこの考案の一実施例を示す組立後の斜視図、
第5図は従来例の一部を示す正面図、第6図は第
5図の側面図、第7図は第5図のものに対応する
配電盤を示す斜視図、第8図は第5図のフエース
プレートを示す正面図、第9図は従来例の組立後
の状態を示す斜視図、第10図は第9図の側面図
である。 図において、1は遮断器本体、11は盤、11
dは保守点検穴、12はフエースプレートであ
る。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 盤の裏面に遮断器本体が取り付けられていると
    ともに、前記盤の表面にフエースプレートが取り
    付けられている盤面直接取付形遮断器において、
    前記フエースプレートは、前記遮断器本体を前記
    盤に取り付けたままの状態で、前記盤に対して着
    脱可能になつており、かつ前記盤には、前記遮断
    器本体を保守・点検するための保守点検穴が設け
    られていることを特徴とする盤面直接取付形遮断
    器。
JP5108585U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0326737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5108585U JPH0326737Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JP5108585U JPH0326737Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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Publication Number Publication Date
JPS61169405U JPS61169405U (ja) 1986-10-21
JPH0326737Y2 true JPH0326737Y2 (ja) 1991-06-10

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ID=30569813

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JP5108585U Expired JPH0326737Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JPS61169405U (ja) 1986-10-21

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