JPH0520505Y2 - - Google Patents

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JPH0520505Y2
JPH0520505Y2 JP6915689U JP6915689U JPH0520505Y2 JP H0520505 Y2 JPH0520505 Y2 JP H0520505Y2 JP 6915689 U JP6915689 U JP 6915689U JP 6915689 U JP6915689 U JP 6915689U JP H0520505 Y2 JPH0520505 Y2 JP H0520505Y2
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pipe
gate
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molten resin
manifold
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は溶融樹脂加圧成型装置におけるマニ
ーホールド管とゲートパイプの接続構造に係り、
その目的はマニーホールド管に熱伸縮が生じても
マニーホールド管とゲートパイプとの接続部分に
隙間が生じることがなく、マニーホールド管とゲ
ートパイプとの連通接続状態を確実に保持するこ
とができて、溶融樹脂の漏れを防止することがで
きる溶融樹脂加圧成型装置におけるマニーホール
ド管とゲートパイプとの接続構造を提供すること
にある。
(考案の背景) 合成樹脂成型品はその経済性、自由な賦形性及
び軽量性等の理由から自動車、家電をはじめあら
ゆる分野において大量に使用されている。
これらの合成樹脂成型品は射出成形によつて製
造されていたが、この考案者等が創出した上型と
下型を有する金型装置を備えた溶融樹脂加圧成型
装置によつて成形する方法も採用されるようにな
つてきている。
この溶融樹脂加圧成型装置はマニーホールド管
にゲートパイプを接続し、このゲートパイプ内に
ゲートピンを配入してこのゲートピンで下型の所
定位置に設けられたゲート口を開閉するようにな
し、このゲートピンのゲート口からの離脱によつ
て、前記マニーホールド管とゲートパイプ内を通
送された溶融樹脂をゲート口から金型内に供給
し、下型と上型を近接させてこの下型と上型との
間に前記溶融樹脂を満配させて冷却固形させるこ
とによつて合成樹脂成型品を得るようにしてい
る。
(従来の技術) 従来の前記溶融樹脂加圧成型装置におけるマニ
ーホールド管とゲートパイプとの接続構造は、第
4図に示すように、ゲートパイプAの底部を略船
底形状に曲成し、この曲成底部aをマニーホール
ド管Bの先端近傍上面に通じる開口b部分に当接
して、この曲成底部aと開口b周縁近傍の上面と
の間にOリングCを介装してこの部分をシールし
ていた。
(考案の解決課題) ところが、上記のようにOリングCによつてマ
ニーホールド管BとゲートパイプAとの接続部分
をシールした構造においては、マニーホールド管
Bの熱伸縮によつてOリングCの位置がずれてし
まつてOリングCとマニーホールド管B及びゲー
トパイプAとの間に隙間が生じ、ゲート口がゲー
トピンによつて閉鎖された状態で溶融樹脂が更に
マニーホールド管BからゲートパイプAに送り込
まれると、OリングCとマニーホールド管B及び
ゲートパイプAとの間の隙間から溶融樹脂が外に
漏れ出してしまうことがあるといつた問題があつ
た。
更に、OリングCが長期間の使用によつて磨耗
することとこの接続部分の分解、再組み付け時は
OリングCを新しいものに必ず取り換えなくては
ならず、この取り換え作業が厄介であつた。
そこでこの考案者らは、上記従来の実情に鑑
み、上記課題を解決でき、マニーホールド管に熱
伸縮が生じてもマニーホールド管とゲートパイプ
との接続部分に隙間が生じることがなく、マニー
ホールド管とゲートパイプとの連通接続状態を確
実に保持することができて、溶融樹脂の漏れを防
止することができる溶融樹脂加圧成型装置におけ
るマニーホールド管とゲートパイプとの接続構造
について鋭意研究を続けた。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案は上型と下型を有する金型
装置を備え、前記下型に設けられたゲート口から
溶融金属を金型装置内に供給して上型と下型を近
接させ上型と下型間に溶融樹脂を満配させてこの
樹脂を冷却して合成樹脂成形品を製造する溶融樹
脂加圧成型装置において、前記ゲート口の下方に
ゲート口に連通されるゲートパイプを配する一
方、ピラー管を介して溶融樹脂供給配管基部にマ
ニーホールド管を連通連結し、前記ゲートパイプ
の下端に設けられた嵌合用突状部をマニーホール
ド管の先端部近傍の上部に設けられた凹設部に嵌
合してゲートパイプとマニーホールド管とを連通
接続してなる溶融樹脂加圧成型装置におけるマニ
ーホールド管とゲートパイプとの接続構造を提供
することにより、上記解決課題を悉く解消できる
ものの創出に成功した。
(実施例) 以下、この考案に係る溶融樹脂加圧成型装置に
おけるマニーホールド管とゲートパイプとの接続
構造の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説明
する。
この溶融樹脂加圧成型装置は、第1図に示す下
型1と上型(図示せず)とを有する金型装置が備
えられており、前記下型1の所定位置にゲート部
2が設けられている。
このゲート部2は下型1の所定箇所に設けられ
た貫通孔1aにゲートスプール3が嵌設されてい
る。
このゲートスプール3には下端にゲート口3a
が設けられ、このゲート口3aから下型1の内底
面位置までテーパ孔3bが形成されている。
ゲートスプール3のゲート口3aは、このゲー
トスプール3の下方に配置されたゲートパイプ4
内に配装されたゲートピン5の先端傾斜面5aで
開閉されるようになつている。
このゲートパイプ4はその下端部が後述する構
成によりマニーホールド管6の先端部上部に連通
接続されている。
このマニーホールド管6は溶融樹脂供給配管基
部7にピラー管8を介して連通連結されている
(第3図参照)。
前記ゲートパイプ4とマニーホールド管6の接
続構造は、第2図に明示するように、ゲートパイ
プ4の下端に設けられた小円筒状の嵌合用突状部
4aがマニーホールド管6の先端部近傍の上面側
に設けられた円穴形状の凹設部6aに嵌合されて
いる。
尚、第1図中9は前記ゲートピン5を上下移動
させる油圧シリンダであつて、マニーホールド管
6の下側に取付部材を介して取付けられている。
この油圧シリンダ9の下部にはゲートピン5下
端部に対向する操作腕部10aを有するリミツト
スイツチ10が設けられ、ゲートピン5が下方側
に充分に移動して前記ゲート口3aを完全に開口
した状態でこのリミツトスイツチ10が作動され
て溶融金属が供給配入されるように構成されてい
る。
更に、11,11はゲートパイプ4の外周部に
この外周部を取り巻くようにして配されたヒータ
である。
溶融樹脂は溶融樹脂供給配管基部7からピラー
管8を介してマニーホールド管6に送られ、この
マニーホールド管6からゲートパイプ4の接続部
を通つてゲートパイプ4内に送り込まれる。
その後にゲートピン5のゲート口3aに対する
離脱によつてゲート口3aが開口され、溶融樹脂
がゲートパイプ4からゲート口3aを通つてゲー
トスプール3のテーパ孔3bより金型装置内に供
給される。
上記のように、ゲートパイプ4の下端に設けら
れた小円筒状の嵌合用突状部4aがマニーホール
ド管6の先端部近傍の上面側に設けられた円穴形
状の凹設部6aに嵌合されており、マニーホール
ド管6が溶融樹脂供給配管基部7にピラー管8を
介して連通連結されていることにより、マニーホ
ールド管6の熱伸縮はこのピラー管8によつて吸
収され、更にゲートパイプ4とマニーホールド管
6との接続部は嵌合用突状部4aと凹設部6aの
嵌合によつて接続されていて、ゲートパイプ4と
マニーホールド管6との接続部には隙間が生じる
ことがないので、溶融樹脂がこの接続部より外部
に漏れ出ることがない。
(考案の効果) この考案は、上型と下型を有する金型装置を備
え、前記下型に設けられたゲート口から溶融金属
を金型装置内に供給して上型と下型を近接させ上
型と下型間に溶融樹脂を満配させてこの樹脂を冷
却して合成樹脂成形品を製造する溶融樹脂加圧成
型装置において、前記ゲート口の下方にゲート口
に連通されるゲートパイプを配する一方、ピラー
管を介して溶融樹脂供給配管基部にマニーホール
ド管を連通連結し、前記ゲートパイプの下端に設
けられた嵌合用突状部をマニーホールド管の先端
部近傍の上部に設けられた凹設部に嵌合してゲー
トパイプとマニーホールド管とを連通接続してな
るものであるから、以下に述べる効果を奏する。
すなわち、マニーホールド管に熱伸縮が生じて
もこの熱伸縮がマニーホールド管と溶融樹脂供給
配管基部との間に介されたピラー管によつて吸収
され、更にゲートパイプとマニーホールド管との
接続部が嵌合用突状部と凹設部との嵌合によつて
接続されているので、マニーホールド管に熱伸縮
が生じてもマニーホールド管とゲートパイプとの
接続部分に隙間が生じることがなく、マニーホー
ルド管とゲートパイプとの連通接続状態を確実に
保持することができて、溶融樹脂の漏れを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る溶融樹脂加圧成型装置
におけるマニーホールド管とゲートパイプとの接
続構造の一実施例のものを備えた溶融樹脂加圧成
型装置の要部の部分断面正面図、第2図はそのマ
ニーホールド管とゲートパイプとの接続構造の要
部の部分断面正面図、第3図はそのマニーホール
ド管と溶融樹脂供給配管基部との連通連結状態を
示す平面図、第4図は従来のマニーホールド管と
ゲートパイプとの接続構造の一部を示す断面図で
ある。 1……下型、3a……ゲート口、4……ゲート
パイプ、4a……嵌合用突状部、6……マニーホ
ールド管、6a……凹設部、7……溶融樹脂供給
配管基部、8……ピラー管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型と下型を有する金型装置を備え、前記上
    型、下型のいずれか一方に設けられたゲート口か
    ら溶融金属を金型装置内に供給して上型と下型を
    近接させ上型と下型間に溶融樹脂を満配させてこ
    の樹脂を冷却して合成樹脂成形品を製造する溶融
    樹脂加圧成型装置において、前記ゲート口の下方
    にゲート口に連通されるゲートパイプを配する一
    方、ピラー管を介して溶融樹脂供給配管基部にマ
    ニーホールド管を連通連結し、前記ゲートパイプ
    の下端に設けられた嵌合用突状部をマニーホール
    ド管の先端部近傍の上部に設けられた凹設部に嵌
    合してゲートパイプとマニーホールド管とを連通
    接続してなる溶融樹脂加圧成型装置におけるマニ
    ーホールド管とゲートパイプとの接続構造。
JP6915689U 1989-06-13 1989-06-13 Expired - Lifetime JPH0520505Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6915689U JPH0520505Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13
US07/852,897 US5238392A (en) 1989-06-13 1992-03-18 Pressure molding apparatus for molten resin having a limit switch which detects movement of a gate pin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6915689U JPH0520505Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH038517U JPH038517U (ja) 1991-01-28
JPH0520505Y2 true JPH0520505Y2 (ja) 1993-05-27

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ID=31604214

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JP6915689U Expired - Lifetime JPH0520505Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13

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JPH038517U (ja) 1991-01-28

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