JPH0313013Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313013Y2
JPH0313013Y2 JP8819286U JP8819286U JPH0313013Y2 JP H0313013 Y2 JPH0313013 Y2 JP H0313013Y2 JP 8819286 U JP8819286 U JP 8819286U JP 8819286 U JP8819286 U JP 8819286U JP H0313013 Y2 JPH0313013 Y2 JP H0313013Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
closed
opening
horizontal
sides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8819286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62199572U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8819286U priority Critical patent/JPH0313013Y2/ja
Publication of JPS62199572U publication Critical patent/JPS62199572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0313013Y2 publication Critical patent/JPH0313013Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は真空ゲート弁の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、真空ゲート弁は箱形をした弁箱の前後に
開口部を有し、両側の案内材に沿つてシリンダ等
により上下動する上下動材に弁板を連結して、上
下動材の下降位置において前記弁板が開口部内側
周辺に設けたシール材を押圧して開口部を閉塞す
るごとくしていたが、真空装置が高温になる場合
シール材aを保護するため、第5図及び第6図に
示すように開口部周辺Kに切欠b,cを設け板d
や型材eで蓋をして溶接し冷却路を形成し冷却剤
を通して冷却していた。
(考案が解決しようとする問題点) 開口部周辺に切欠を作り、板や型材を溶接して
シール材冷却用の冷却路を作つていたので、加工
費が高価となり、溶接部分から洩れが発生するこ
とであり、溶接熱によつて歪が発生し、溶接入熱
による応力腐食割れの危険性があり、美観が悪
く、溶接に熟練者を要する等の不都合があつた。
(問題点を解決するための手段) シール材近傍の開口部上下に水平方向の貫通孔
を穿設するとともにシール材近傍の開口部両側部
において前記上下二つの水平方向の貫通孔を連通
するごとく上下方向の孔を穿設し、前記水平方向
の貫通孔と上下方向の孔との一つの直交連通部を
閉塞するごとく一つの開口端を棒付き盲栓で閉塞
して直交閉塞部とし、他の開口端を盲栓で閉塞
し、前記直交閉塞部の両側に出入口を設けて冷却
路とした。
(作用) 溶接を使用しないため、溶接不良による洩れが
なく、溶接熱による歪が発生せず、溶接入熱がな
いので応力腐食割れがなく、製作費が安価であ
り、熱変形がないので孔位置をOリング接触面へ
近づけて冷却効果を上げることができ、美観が良
好で製品価値が上る。
(実施例) 以下、図に示す実施例について説明する。説明
の便宜上第2図の左・右をそれぞれ「前」・「後」、
第1図の左・右をそれぞれ「左」・「右」と呼称す
る。
1は真空ゲート弁で、前側が真空装置V1の開
口部に連結してあり、後側は真空装置V2の開口
部に連結してある。
2は弁箱で前後に巾の長い開口部1a,1bが
設けてあり、開口部1aの内側周辺にはOリング
3が押え金具4によつて一部が内側へ突出するご
とく取着してある。
弁箱2の上部前後には点検孔5a,5bが設け
てあり、6a,6bはその蓋でOリングを内蔵し
て点検孔5a,5bを気密に閉塞している。
7は上下動材であり、両側の上下部には左右方
向を規制するガイドローラ8と前後方向を規制す
るガイドローラ9がそれぞれ4個設けてあり、両
側のガイドレール10a,10bに沿つて上下動
するごとくなつている。
11はシリンダで弁箱2の上部に設けてあり、
そのシリンダ・ロツド11aの先端は上下部材7
の上部に取着した取付金具12に連結してある。
13は上部ローラで上下動材7の上部に取着し
たローラ取付部材15に回転自在に取着してあ
り、下部ローラ14はローラ取付材16に回転自
由に取着してある。上部下部ローラ13,14は
それぞれ適宜間隙を設けて複数個設けてある。
17,18は上下のスライド板で弁箱2の後壁
内側開口部1b上下のローラ13,14の対向す
る位置に固着してある。
19は弁板でローラ13,14の軸に回転自在
に支承されたリンク20,21の先端に回転自在
に連結してある。
22は送り込みローラで左右2個設けてあり、
該ローラ13,14に対向する弁箱1の下部には
板23が固着してある。
24a,24bは開口部1aの上下にOリング
3の近傍になるごとく穿設した水平方向の貫通孔
である。25a,25bは開口部1aの左・右に
Oリング3の近傍となり、水平方向の貫通孔24
a,24bを連通するごとく穿設した上下方向の
孔である。26a,26b,26c,26d,2
6eは盲栓で貫通孔24aの両開口端、貫通孔2
4bの右開口端、孔25a,25bの開口端にね
じ込んで開口端を閉塞している。
27は先端に棒を付けた盲栓で水平方向の貫通
孔24bの左端から差し込んで水平方向の貫通孔
24bと上下方向の孔25aとの直交連通部を閉
塞して直交閉塞部を形成するとともに水平方向の
貫通孔24bの左端を閉塞している。
28は弁箱2の左側から孔25aに連通するご
とく穿設した孔で出口ホース29を連結してあ
る。30は弁箱2の下側から孔24bに連通する
ごとく穿設した孔で入口ホース31を連結してあ
る。
これらの孔は従来のもののように溶接を使用し
ないから、溶接不良による洩れがなく、溶接熱に
よる歪が発生せず、溶接入熱がないので応力腐食
割れがなく、熱変形がないので孔位置をOリング
接触面へ近づけることができるので冷却効果を向
上でき、美観が良好である。
32はOリングで32aはその押え板である。
しかして、シリンダ11が縮短しているとき弁
板19が上下動材7に当接して吊り上げられてお
り、真空装置V1と真空装置V2は連通している
(第3図参照)。シリンダ11が伸長すると上下動
材7が弁板19を吊つたまま下降し、弁板19下
部の板23が送り込みローラ22上に当接すると
シリンダ11の伸長によつてリンク20,21が
軸13a,14aを中心に回動して弁板19が送
り込みローラ22上を前方へ移動し、Oリング3
を押圧し、開口部1aを閉塞する。このときロー
ラ13,14はスライド板17,18を押圧す
る。
真空装置V1が高温になる場合、入口ホース3
1から冷却水を送入し、出口ホース29から送出
する。このため開口部1aのOリング3近傍は冷
却されOリング3を保護する。
(考案の効果) 以上のごとく、シール材近傍の開口部上下に水
平方向の貫通孔を穿設するとともにシール材近傍
の開口部両側部において前記上下二つの水平方向
の貫通孔を連通するごとく上下方向の孔を穿設
し、前記水平方向の貫通孔と上下方向の孔との一
つの直交連通部を閉塞するごとく一つの開口端を
棒付き盲栓で閉塞して直交閉塞部とし、他の開口
端を盲栓で閉塞し、前記直交閉塞部の両側に出入
口を設けて冷却路としたから、溶接を使用しない
ため、溶接不良による洩れがなく、溶接熱による
歪が発生せず、溶接入熱がないので応力腐食割れ
がなく、製作費が安価であり、熱変形がないので
孔位置をOリング接触面へ近づけて冷却効果を上
げることができ、美観が良好で製品価値が上る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例で第1図
は正面図、第2図は第1図の−から見た断面
図、第3図は開口部が開口した場合の第2図と同
様の断面図、第4図は第3図の−から見た断
面図、第5図及び第6図は従来のものの開口部の
一部を示す断面図である。 1……真空ゲート弁、2……弁箱、1a,1b
……開口部、3……Oリング、7……上下動材、
11……シリンダ、19……弁板、24a,24
b,25a,25b……孔,26a,26b,2
6c,26d,26e……盲栓、29……出口ホ
ース、31……入口ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形をした弁箱の前後に開口部を有し、両側の
    案内材に沿つてシリンダ等により上下動する上下
    動材に弁板を連結して、上下動材の下降位置にお
    いて前記弁板が開口部内側周辺に設けたシール材
    を押圧するごとくした真空ゲート弁において、シ
    ール材近傍の開口部上下に水平方向の貫通孔を穿
    設するとともにシール材近傍の開口部両側部にお
    いて前記上下二つの水平方向の貫通孔を連通する
    ごとく上下方向の孔を穿設し、前記水平方向の貫
    通孔と上下方向の孔との一つの直交連通部を閉塞
    するごとく一つの開口端を棒付き盲栓で閉塞して
    直交閉塞部とし、他の開口端を盲栓で閉塞し、前
    記直交閉塞部の両側に出入口を設けて冷却路とし
    たことを特徴とする真空ゲート弁。
JP8819286U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0313013Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8819286U JPH0313013Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8819286U JPH0313013Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62199572U JPS62199572U (ja) 1987-12-18
JPH0313013Y2 true JPH0313013Y2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=30946082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8819286U Expired JPH0313013Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0313013Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2637027B2 (ja) * 1992-12-21 1997-08-06 株式会社日本製鋼所 真空用ゲート弁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62199572U (ja) 1987-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2141895C1 (ru) Способ формования структур, используемых в технике микросистем, и устройство для его осуществления
ITMI20070609A1 (it) Sistema di raffreddamento dui stampo per una macchina is
JPH0153208B2 (ja)
CA2312229A1 (en) Hydroforming method and hydroforming device
JPH0313013Y2 (ja)
JPS60231423A (ja) 周期的に作動するガラス製品形成機のモ−ルド装置
US4690703A (en) Mold cooling arrangement for use in a glassware forming machine
JPS6183637A (ja) 周期的に作動するガラス製品製造機に使用されるモールド装置
US20080006443A1 (en) Magnetic Shielding Door And Magnetic Shielding Room
JP2018118458A (ja) マスターフレームとダイプレートの位置決め構造
PT96827A (pt) Dispositivo de arrefecimento dos desbastadores das maquinas de vidro concavo
JPS631904Y2 (ja)
JPH0518110Y2 (ja)
US2946550A (en) Hydraulic control gate
JPH0630432Y2 (ja) フリーブロー付真空成形機のフリーブローボックス
CN219531406U (zh) 一种羽绒服加工装置
JPH064142Y2 (ja) 細長い開口部用真空ゲ−ト弁
US2910022A (en) Cupola door
CN210412210U (zh) 一种冲压冷却设备
ITMI990410U1 (it) Macchina bilaterale tangenziale per la lavorazione dei bordi di lastre di vetro materiali lapidei e simili
JP2523086Y2 (ja) パンチプレス用金型交換扉
JPH0520505Y2 (ja)
JPS5932452Y2 (ja) 成形機の作動制御装置
JPS5935329Y2 (ja) 成形機の型締装置
JPH09208338A (ja) コンクリート養生用枠及びコンクリート養生方法