JPH0520459Y2 - - Google Patents
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- JPH0520459Y2 JPH0520459Y2 JP14100188U JP14100188U JPH0520459Y2 JP H0520459 Y2 JPH0520459 Y2 JP H0520459Y2 JP 14100188 U JP14100188 U JP 14100188U JP 14100188 U JP14100188 U JP 14100188U JP H0520459 Y2 JPH0520459 Y2 JP H0520459Y2
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- piezoelectric vibrator
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- vibrator
- electrode body
- mounting device
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Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Air Humidification (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、圧電振動子で超音波を発生して液体
を霧化する液体霧化器の圧電振動子取付装置に関
する。
を霧化する液体霧化器の圧電振動子取付装置に関
する。
(従来の技術)
超音波を液体中より液面に向けて放射すると一
定の超音波強度以上において液面上に水柱が形成
されて液体が霧化状態となることを利用した液体
霧化器は、一般に室内加湿器として広く利用され
ている。
定の超音波強度以上において液面上に水柱が形成
されて液体が霧化状態となることを利用した液体
霧化器は、一般に室内加湿器として広く利用され
ている。
第5図はそのような液体霧化器に超音波を発生
するために使用される圧電振動子を通電可能に保
持する従来の圧電振動子取付装置を示す。この図
において、超音波発生用の圧電振動子1は、表面
に超音波放射電極面2A、裏面にその放射電極面
2Aを周縁部に導出形成した端縁電極2A′及び
略中央部の対向電極2Bを設けた構成である。こ
の圧電振動子1は高周波励振回路によつて1M乃
至3MHz程度の周波数で励振される。圧電振動子
取付装置10は、絶縁材の外ケース11及び内ケ
ース12と、ゴム等のコ字状断面を持つ弾性環状
保持体13と、圧電振動子1の端縁電極2A′に
接触させるための環状電極体14と、対向電極2
Bに接触させるための環状電極体15とを備えて
いる。
するために使用される圧電振動子を通電可能に保
持する従来の圧電振動子取付装置を示す。この図
において、超音波発生用の圧電振動子1は、表面
に超音波放射電極面2A、裏面にその放射電極面
2Aを周縁部に導出形成した端縁電極2A′及び
略中央部の対向電極2Bを設けた構成である。こ
の圧電振動子1は高周波励振回路によつて1M乃
至3MHz程度の周波数で励振される。圧電振動子
取付装置10は、絶縁材の外ケース11及び内ケ
ース12と、ゴム等のコ字状断面を持つ弾性環状
保持体13と、圧電振動子1の端縁電極2A′に
接触させるための環状電極体14と、対向電極2
Bに接触させるための環状電極体15とを備えて
いる。
そして、圧電振動子1は、環状電極体14を端
縁電極2A′に重ねて密接させた状態で、前記コ
字状断面を持つ弾性環状保持体13の溝16に挿
置され、その弾性環状保持体13は下端面に環状
電極体15を重ね合わせた状態で内ケース12内
に挿入される。内ケース12のスリツト穴17よ
り裏側に出る各電極体14,15の舌片部14
A,15Aに所要のリード線を接続した後、予め
リード線導出溝18を形成した外ケース11に内
ケース12は固定され、これで組み立てが完了と
なる。
縁電極2A′に重ねて密接させた状態で、前記コ
字状断面を持つ弾性環状保持体13の溝16に挿
置され、その弾性環状保持体13は下端面に環状
電極体15を重ね合わせた状態で内ケース12内
に挿入される。内ケース12のスリツト穴17よ
り裏側に出る各電極体14,15の舌片部14
A,15Aに所要のリード線を接続した後、予め
リード線導出溝18を形成した外ケース11に内
ケース12は固定され、これで組み立てが完了と
なる。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、第5図の従来の圧電振動子取付装置
は、コ字状断面を持つ弾性環状保持体13を用い
ているため、その溝16に圧電振動子1と環状電
極体14とを重ねて挿入する作業が極めて面倒な
手作業となり、組立工程の自動化が不可能であつ
た。さらに外ケース11の他に内ケース12を設
けるため、部品点数が多く、組立工数が多くなる
嫌いがあり、製造原価も高いものであつた。
は、コ字状断面を持つ弾性環状保持体13を用い
ているため、その溝16に圧電振動子1と環状電
極体14とを重ねて挿入する作業が極めて面倒な
手作業となり、組立工程の自動化が不可能であつ
た。さらに外ケース11の他に内ケース12を設
けるため、部品点数が多く、組立工数が多くなる
嫌いがあり、製造原価も高いものであつた。
そこで本出願人より、第6図に示すように、絶
縁性支持体21に振動子支持台27を一体に形成
し、該振動子支持台上に圧電振動子1を載置し、
該圧電振動子の周縁を押さえる略逆L字状断面を
持つ弾性環状保持体22を前記絶縁性支持体21
に嵌着する構造の圧電振動子取付装置が先に提案
されている。
縁性支持体21に振動子支持台27を一体に形成
し、該振動子支持台上に圧電振動子1を載置し、
該圧電振動子の周縁を押さえる略逆L字状断面を
持つ弾性環状保持体22を前記絶縁性支持体21
に嵌着する構造の圧電振動子取付装置が先に提案
されている。
この場合、圧電振動子1の端縁電極2A′に接
触させるための接続用電極体23と、対向電極2
Bに接触させるための接続用電極体24は、コス
ト的に安価な帯状弾性金属板を折り曲げて作成し
たものを採用し、支持体21のスリツト穴33,
34に接続用電極体23,24の舌片部を差し込
み、接続用電極体23のフツク状部23Aを円環
状の支持台27に引つ掛けた状態とした後、圧電
振動子1を支持台27上に載置し、さらに略逆L
字状断面の弾性環状保持体22を圧電振動子1の
周縁を押さえる如く上から被せて弾性環状保持体
外周を支持体21の凹部26に嵌着して組立を実
行する。しかし、接続用電極体23の振動子支持
台上の厚み(0.2mm程度)のために第6図の寸法
Xのように円環状凸部である振動子支持台27の
上端面と圧電振動子1下面との間に隙間が生じ
る。このため、圧電振動子1は接続用電極体23
の位置する部分Jと支持台上端面における反対側
部分Kの2箇所のみで支持されることになり、支
持体21をその取付穴28を利用して霧化室底部
又は霧化ユニツトのベース40にビス41で固定
し、弾性環状保持体22を密水性を確保するため
にベース底面に圧接させたときに、圧電振動子1
に不均一な応力が加わつて割れが生じたり、ある
いは圧電振動子の振動特性が大きく変動したりす
る不都合が発生することが判明した。
触させるための接続用電極体23と、対向電極2
Bに接触させるための接続用電極体24は、コス
ト的に安価な帯状弾性金属板を折り曲げて作成し
たものを採用し、支持体21のスリツト穴33,
34に接続用電極体23,24の舌片部を差し込
み、接続用電極体23のフツク状部23Aを円環
状の支持台27に引つ掛けた状態とした後、圧電
振動子1を支持台27上に載置し、さらに略逆L
字状断面の弾性環状保持体22を圧電振動子1の
周縁を押さえる如く上から被せて弾性環状保持体
外周を支持体21の凹部26に嵌着して組立を実
行する。しかし、接続用電極体23の振動子支持
台上の厚み(0.2mm程度)のために第6図の寸法
Xのように円環状凸部である振動子支持台27の
上端面と圧電振動子1下面との間に隙間が生じ
る。このため、圧電振動子1は接続用電極体23
の位置する部分Jと支持台上端面における反対側
部分Kの2箇所のみで支持されることになり、支
持体21をその取付穴28を利用して霧化室底部
又は霧化ユニツトのベース40にビス41で固定
し、弾性環状保持体22を密水性を確保するため
にベース底面に圧接させたときに、圧電振動子1
に不均一な応力が加わつて割れが生じたり、ある
いは圧電振動子の振動特性が大きく変動したりす
る不都合が発生することが判明した。
本考案は、上記従来技術の欠点を除去し、組立
工程の自動化に適した合理的な構造を持ち、しか
も圧電振動子の支持が均一で圧電振動子の割れや
特性変化を引き起こすことのない圧電振動子取付
装置を提供することを目的とする。
工程の自動化に適した合理的な構造を持ち、しか
も圧電振動子の支持が均一で圧電振動子の割れや
特性変化を引き起こすことのない圧電振動子取付
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的達成のため、本考案は、絶縁性支持体
に環状凸部の振動子支持台を一体に形成し、該振
動子支持台上に圧電振動子を載置し、該圧電振動
子の周縁を押さえる略逆L字状断面を持つ弾性環
状保持体を前記絶縁性支持体に嵌着する構造を備
え、さらに前記振動子支持台の先端面に前記圧電
振動子の一方の電極に圧接する接続用電極体の先
端部分を配置した構成としている。
に環状凸部の振動子支持台を一体に形成し、該振
動子支持台上に圧電振動子を載置し、該圧電振動
子の周縁を押さえる略逆L字状断面を持つ弾性環
状保持体を前記絶縁性支持体に嵌着する構造を備
え、さらに前記振動子支持台の先端面に前記圧電
振動子の一方の電極に圧接する接続用電極体の先
端部分を配置した構成としている。
(作用)
本考案の圧電振動子取付装置においては、略逆
L字状断面を持つ弾性環状保持体で圧電振動子の
周縁を上から押さえるようにしており、圧電振動
子の弾性環状保持体に対する面倒な挿入作業は不
要となり、組立の自動化が可能であることに加
え、振動子支持台に溝部を形成し、そこに接続用
電極体の先端部分を配置するようにしたので、圧
電振動子の均一な支持が可能となる。すなわち、
支持台先端面より接続用電極体が突出することが
なく、支持台先端面と圧電振動子下面との間に隙
間が発生せず、圧電振動子に不均一な応力が印加
されることに起因する割れや特性変動を防止でき
る。
L字状断面を持つ弾性環状保持体で圧電振動子の
周縁を上から押さえるようにしており、圧電振動
子の弾性環状保持体に対する面倒な挿入作業は不
要となり、組立の自動化が可能であることに加
え、振動子支持台に溝部を形成し、そこに接続用
電極体の先端部分を配置するようにしたので、圧
電振動子の均一な支持が可能となる。すなわち、
支持台先端面より接続用電極体が突出することが
なく、支持台先端面と圧電振動子下面との間に隙
間が発生せず、圧電振動子に不均一な応力が印加
されることに起因する割れや特性変動を防止でき
る。
(実施例)
以下、本考案に係る圧電振動子取付装置の実施
例を図面に従つて説明する。
例を図面に従つて説明する。
第1図及び第2図において、圧電振動子取付装
置20は、絶縁樹脂製の支持体21と、ゴム等の
略逆L字状断面を持つ弾性環状保持体22と、超
音波発生用の圧電振動子1(第5図と同じ構造)
の端縁電極2A′に接触させるための接続用電極
体23と、対向電極2Bに接触させるための接続
用電極体24と、絶縁樹脂製の裏蓋25とを備え
ている。
置20は、絶縁樹脂製の支持体21と、ゴム等の
略逆L字状断面を持つ弾性環状保持体22と、超
音波発生用の圧電振動子1(第5図と同じ構造)
の端縁電極2A′に接触させるための接続用電極
体23と、対向電極2Bに接触させるための接続
用電極体24と、絶縁樹脂製の裏蓋25とを備え
ている。
ここで、前記支持体21は前記弾性環状保持体
22の外周が嵌合する凹部26を有し、かつ該凹
部の底面より立ち上がつた円環状凸部の振動子支
持台27が一体に成形されている。該振動子支持
台27は圧電振動子1の周縁を支持可能な寸法で
あり、その圧電振動子支持面となるその支持台2
7の先端面は凹部26の底面に対して傾斜してい
る。また、支持体21の両端部には取付穴28及
び裏蓋取付用穴29が形成され、第2図のように
支持体21の底面側に凹部30及びリード線導出
用溝31が形成されている。この支持体21は第
6図の基本構成における場合と同様に取付穴28
を利用して霧化室底部又は霧化ユニツトのベース
にビスで固定可能になつている。さらに、前記振
動子支持台27の先端面には、前記接続用電極体
23の先端部を配置するための一段低い面を持つ
溝部39が形成されており、支持体21には接続
用電極体23の中間部23Aを支える背当て部4
5が一体に形成されている。
22の外周が嵌合する凹部26を有し、かつ該凹
部の底面より立ち上がつた円環状凸部の振動子支
持台27が一体に成形されている。該振動子支持
台27は圧電振動子1の周縁を支持可能な寸法で
あり、その圧電振動子支持面となるその支持台2
7の先端面は凹部26の底面に対して傾斜してい
る。また、支持体21の両端部には取付穴28及
び裏蓋取付用穴29が形成され、第2図のように
支持体21の底面側に凹部30及びリード線導出
用溝31が形成されている。この支持体21は第
6図の基本構成における場合と同様に取付穴28
を利用して霧化室底部又は霧化ユニツトのベース
にビスで固定可能になつている。さらに、前記振
動子支持台27の先端面には、前記接続用電極体
23の先端部を配置するための一段低い面を持つ
溝部39が形成されており、支持体21には接続
用電極体23の中間部23Aを支える背当て部4
5が一体に形成されている。
前記略逆L字状断面の弾性環状保持体22は圧
電振動子1を密水性を保つて保持するためのもの
である。
電振動子1を密水性を保つて保持するためのもの
である。
前記接続用電極体23は、舌片部の上部に前記
背当て部45に当接する中間部23A、その上方
に圧電振動子の端縁電極2A′に圧接する弾性部
23Bを金属板で形成したものであり、先端部分
が上向きの凸面を成すように湾曲した弾性部23
Bは背当て部45に当接した第2図位置Pを支点
として弾性力で端縁電極2A′に接触する。また、
前記接続用電極体24は舌片部の上側にU字乃至
V字状の弾性折り曲げ部24Aを金属板で形成し
たものである。
背当て部45に当接する中間部23A、その上方
に圧電振動子の端縁電極2A′に圧接する弾性部
23Bを金属板で形成したものであり、先端部分
が上向きの凸面を成すように湾曲した弾性部23
Bは背当て部45に当接した第2図位置Pを支点
として弾性力で端縁電極2A′に接触する。また、
前記接続用電極体24は舌片部の上側にU字乃至
V字状の弾性折り曲げ部24Aを金属板で形成し
たものである。
前記裏蓋25は前記支持体21の4つの裏蓋取
付用穴29に進入自在な取付足32を一体に有し
ており、各足の先端はフツク32Aとなつてい
る。
付用穴29に進入自在な取付足32を一体に有し
ており、各足の先端はフツク32Aとなつてい
る。
そして、絶縁樹脂の支持体21のスリツト穴3
3,34に接続用電極体23,24の舌片部を差
し込み、接続用電極体23の弾性部先端部分を円
環状の支持台27の溝部39に配置した状態とし
た後、圧電振動子1を支持台27上に載置し、さ
らに略逆L字状断面の弾性環状保持体22を圧電
振動子1の周縁を押さえる如く上から被せて弾性
環状保持体外周を支持体21の凹部26に嵌着す
る。弾性環状保持体22の支持体21に対する嵌
着は、第1図では図示を省略したが、第2図の断
面に示す如く弾性環状保持体22の外周の突条3
5が凹部26の内周の環状溝36に嵌合すること
によつて弾性環状保持体22の外れを防止するよ
うになつている。
3,34に接続用電極体23,24の舌片部を差
し込み、接続用電極体23の弾性部先端部分を円
環状の支持台27の溝部39に配置した状態とし
た後、圧電振動子1を支持台27上に載置し、さ
らに略逆L字状断面の弾性環状保持体22を圧電
振動子1の周縁を押さえる如く上から被せて弾性
環状保持体外周を支持体21の凹部26に嵌着す
る。弾性環状保持体22の支持体21に対する嵌
着は、第1図では図示を省略したが、第2図の断
面に示す如く弾性環状保持体22の外周の突条3
5が凹部26の内周の環状溝36に嵌合すること
によつて弾性環状保持体22の外れを防止するよ
うになつている。
振動子載置状態では、振動子1は振動子支持台
27の先端面にて実質的に隙間の無い状態で均一
に支持されることになり、接続用電極体23の弾
性部先端部分は振動子の端縁電極2A′に圧接し、
接続用電極体24の上端部は対向電極2Bに圧接
する。
27の先端面にて実質的に隙間の無い状態で均一
に支持されることになり、接続用電極体23の弾
性部先端部分は振動子の端縁電極2A′に圧接し、
接続用電極体24の上端部は対向電極2Bに圧接
する。
支持体裏面において接続用電極体23,24の
舌片部下端にリード線をそれぞれはんだ接続して
リード線導出溝31よりリード線37を導出した
後、支持体底部に裏蓋25を嵌着する。すなわ
ち、支持体裏側より裏蓋25の取付足32を裏蓋
取付穴29に差し込み、各足のフツク32Aを取
付穴29の上部開口の係止溝38に係止すること
によつて裏蓋25は固着される。
舌片部下端にリード線をそれぞれはんだ接続して
リード線導出溝31よりリード線37を導出した
後、支持体底部に裏蓋25を嵌着する。すなわ
ち、支持体裏側より裏蓋25の取付足32を裏蓋
取付穴29に差し込み、各足のフツク32Aを取
付穴29の上部開口の係止溝38に係止すること
によつて裏蓋25は固着される。
圧電振動子取付装置の組立完了後、支持体21
はその取付穴28を利用して霧化室底部又は霧化
ユニツトのベースにビスで固定される(第6図の
場合と同様)。その際、弾性環状保持体22がベ
ース底面に圧接して密水性を確保する。
はその取付穴28を利用して霧化室底部又は霧化
ユニツトのベースにビスで固定される(第6図の
場合と同様)。その際、弾性環状保持体22がベ
ース底面に圧接して密水性を確保する。
上記実施例の構成によれば次の効果を得ること
ができる。
ができる。
(1) 弾性環状保持体22が略逆L字状断面を持つ
ため、絶縁性の支持体21に対して電極体2
3,24、圧電振動子1及び弾性環状保持体2
2を総て上部より順次組み込みが可能となり、
組立の自動化(機械化)ができ、また部品点数
の削減とあいまつて原価低減を図ることができ
る。
ため、絶縁性の支持体21に対して電極体2
3,24、圧電振動子1及び弾性環状保持体2
2を総て上部より順次組み込みが可能となり、
組立の自動化(機械化)ができ、また部品点数
の削減とあいまつて原価低減を図ることができ
る。
(2) 帯状弾性金属板を折り曲げて形成可能で安価
な接続用電極体23,24を使用した場合にお
いても、円環状凸部である振動子支持台27の
先端面に一段低い面を持つ溝部39を形成し、
該溝部39に接続用電極体23の先端部分を配
置しておくことにより、圧電振動子1と支持台
間の隙間を実質的に無くして圧電振動子1を均
一に支持でき、振動子の割れや特性変動を防止
できる。
な接続用電極体23,24を使用した場合にお
いても、円環状凸部である振動子支持台27の
先端面に一段低い面を持つ溝部39を形成し、
該溝部39に接続用電極体23の先端部分を配
置しておくことにより、圧電振動子1と支持台
間の隙間を実質的に無くして圧電振動子1を均
一に支持でき、振動子の割れや特性変動を防止
できる。
第3図は本考案の他の実施例を示す。この場
合、接続用電極体23に形成された弾性部23C
の先端部分は上向きの凹面を成すように湾曲して
おり、該弾性部23Cの先端部分は圧電振動子1
の端縁電極2A′の周縁部分に圧接する。その他
の構成は前述の実施例と同様である。
合、接続用電極体23に形成された弾性部23C
の先端部分は上向きの凹面を成すように湾曲して
おり、該弾性部23Cの先端部分は圧電振動子1
の端縁電極2A′の周縁部分に圧接する。その他
の構成は前述の実施例と同様である。
なお、上記各実施例では背当て部45は支持体
21の底部より垂直に立ち上がつた単なる平板で
あつたが、第4図のようにコ字状断面を持つ背当
て部45Aを採用してもよい(図中第1図と同一
部分には同一符号を付した。)。この場合には接続
用電極体23の中間部に嵌合して当該接続用電極
体23の位置ずれを確実に防止できる利点があ
る。
21の底部より垂直に立ち上がつた単なる平板で
あつたが、第4図のようにコ字状断面を持つ背当
て部45Aを採用してもよい(図中第1図と同一
部分には同一符号を付した。)。この場合には接続
用電極体23の中間部に嵌合して当該接続用電極
体23の位置ずれを確実に防止できる利点があ
る。
なお、絶縁性支持体や裏蓋等の細部の構造は適
宜変更可能であり、裏蓋は省略可能でもある。
宜変更可能であり、裏蓋は省略可能でもある。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、組立工
程の自動化に適した合理的な構造を持ち、しかも
圧電振動子を均一に支持可能で圧電振動子の割れ
や特性変動を防止した信頼性の高い圧電振動子取
付装置を得ることができる。
程の自動化に適した合理的な構造を持ち、しかも
圧電振動子を均一に支持可能で圧電振動子の割れ
や特性変動を防止した信頼性の高い圧電振動子取
付装置を得ることができる。
第1図は本考案の圧電振動子取付装置の実施例
を示す分解斜視図、第2図は同拡大半断面図、第
3図は本考案の他の実施例を示す拡大半断面図、
第4図は背当て部の他の具体例を示す平面図、第
5図は従来の圧電振動子取付装置の分解斜視図、
第6図は本出願人が先に提案している圧電振動子
取付装置の基本構造を示す正断面図である。 1……圧電振動子、20……圧電振動子取付装
置、21……支持体、22……弾性環状保持体、
23,24……接続用電極体、23B,24C…
…弾性部、25……裏蓋、27……振動子支持
台、39……溝部、45,45A……背当て部。
を示す分解斜視図、第2図は同拡大半断面図、第
3図は本考案の他の実施例を示す拡大半断面図、
第4図は背当て部の他の具体例を示す平面図、第
5図は従来の圧電振動子取付装置の分解斜視図、
第6図は本出願人が先に提案している圧電振動子
取付装置の基本構造を示す正断面図である。 1……圧電振動子、20……圧電振動子取付装
置、21……支持体、22……弾性環状保持体、
23,24……接続用電極体、23B,24C…
…弾性部、25……裏蓋、27……振動子支持
台、39……溝部、45,45A……背当て部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁性支持体に環状凸部の振動子支持台を一
体に形成し、該振動子支持台上に圧電振動子を
載置し、該圧電振動子の周縁を押さえる略逆L
字状断面を持つ弾性環状保持体を前記絶縁性支
持体に嵌着する構造を備え、さらに前記振動子
支持台の先端面に前記圧電振動子の一方の電極
に圧接する接続用電極体の先端部分を配置した
ことを特徴とする圧電振動子取付装置。 (2) 前記振動子支持台の先端面が傾斜している請
求項1記載の圧電振動子取付装置。 (3) 前記絶縁性支持体に前記接続用電極体の中間
部に当接する背当て部を形成した請求項1記載
の圧電振動子取付装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100188U JPH0520459Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | |
US07/421,069 US5021701A (en) | 1988-10-20 | 1989-10-13 | Piezoelectric vibrator mounting system for a nebulizer |
KR1019890015035A KR920003863B1 (ko) | 1988-10-20 | 1989-10-19 | 액체무화기의 압전진동자장착구조 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100188U JPH0520459Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0261468U JPH0261468U (ja) | 1990-05-08 |
JPH0520459Y2 true JPH0520459Y2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=31405680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14100188U Expired - Lifetime JPH0520459Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520459Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4975372B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2012-07-11 | エステー株式会社 | 薬剤霧化器 |
JPWO2008129627A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2010-07-22 | 株式会社フコク | 圧電振動子ユニット圧電振動子ユニットのケース部材 |
JP2009136419A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Panasonic Corp | 食器洗い機 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP14100188U patent/JPH0520459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0261468U (ja) | 1990-05-08 |
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