JPH027661Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027661Y2 JPH027661Y2 JP9165384U JP9165384U JPH027661Y2 JP H027661 Y2 JPH027661 Y2 JP H027661Y2 JP 9165384 U JP9165384 U JP 9165384U JP 9165384 U JP9165384 U JP 9165384U JP H027661 Y2 JPH027661 Y2 JP H027661Y2
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- JP
- Japan
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- electrode
- annular
- vibrator
- electrode body
- ultrasonic
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- Expired
Links
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Landscapes
- Air Humidification (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（技術分野）
本考案は、超音波を用いて液体を霧化する液体
霧化器における振動子保持構造に関する。
霧化器における振動子保持構造に関する。
（従来技術）
超音波を液体中より液面に向けて放射すると、
一定の超音波強度以上において液面上に水中が形
成されて液体が霧化状態となることを利用した液
体霧化器は、一般に室内加湿器等として広く利用
されている。
一定の超音波強度以上において液面上に水中が形
成されて液体が霧化状態となることを利用した液
体霧化器は、一般に室内加湿器等として広く利用
されている。
このような液体霧化器において、従来は超音波
放射電極とこれに対向する対向電極との２つの電
極を有する超音波圧電振動子が利用されている。
しかし、液体霧化器の空焚き状態を検出して空焚
き防止を行なえるようにすることを目的として、
振動子に対し超音波放射電極及び対向電極とは別
に検出電極を設けることが本考案者によつて考慮
されている。
放射電極とこれに対向する対向電極との２つの電
極を有する超音波圧電振動子が利用されている。
しかし、液体霧化器の空焚き状態を検出して空焚
き防止を行なえるようにすることを目的として、
振動子に対し超音波放射電極及び対向電極とは別
に検出電極を設けることが本考案者によつて考慮
されている。
第３図Ａ，Ｂは検出電極を有する３端子型圧電
振動子TDの一例を示す。この図において、圧電
素子１の一方の面には全面に超音波放射電極２が
形成され、他方の面の中央部には対向電極３が、
他方の面の周縁部には検出電極４がそれぞれ形成
されている。ここで、放射電極２と対向電極３と
が駆動電極となるものである。
振動子TDの一例を示す。この図において、圧電
素子１の一方の面には全面に超音波放射電極２が
形成され、他方の面の中央部には対向電極３が、
他方の面の周縁部には検出電極４がそれぞれ形成
されている。ここで、放射電極２と対向電極３と
が駆動電極となるものである。
ところで、第３図のごとき３端子型圧電振動子
の場合、従来の振動子用の保持構造ではそのまま
対応することができず、放射電極２、対向電極３
及び検出電極４の３つの電極を確実に取り出す構
造が要望される。
の場合、従来の振動子用の保持構造ではそのまま
対応することができず、放射電極２、対向電極３
及び検出電極４の３つの電極を確実に取り出す構
造が要望される。
（考案の目的）
本考案は、上記の点に鑑み、超音波放射電極、
対向電極及び検出電極の３つの電極を有する振動
子を保持する場合において、振動子の各電極に直
接はんだ付けすること等が不要で振動を阻害する
ことなく確実に電極の取り出しが可能で、しかも
組み立て作業が容易な振動子保持構造を提供しよ
うとするものである。
対向電極及び検出電極の３つの電極を有する振動
子を保持する場合において、振動子の各電極に直
接はんだ付けすること等が不要で振動を阻害する
ことなく確実に電極の取り出しが可能で、しかも
組み立て作業が容易な振動子保持構造を提供しよ
うとするものである。
（考案の実施例）
以下、本考案に係る振動子保持構造の実施例を
図面に従つて説明する。
図面に従つて説明する。
第１図及び第２図において、弾性を有する絶縁
体の環状保持体１０には、内周面にコ字状切溝１
１が形成されており、この切溝１１の部分に３端
子型圧電振動子TDの超音波放射電極２に密接す
る第１環状電極体１２と検出電極４に密接する第
２環状電極体１３とが振動子TDに重ね合わされ
た状態で挿置される。ここで、第１環状電極体１
２は外側に延長した接続用舌片１４を一体に有
し、また第２環状電極体１３は内側下方に折り曲
げられた接続用舌片１５を一体に有している。そ
して、第１環状電極体１２の接続用舌片１４は環
状保持体１０のコ字状切溝１１より環状保持体外
周面に突き抜ける挿通穴１６を通して環状保持体
外部に引き出される。
体の環状保持体１０には、内周面にコ字状切溝１
１が形成されており、この切溝１１の部分に３端
子型圧電振動子TDの超音波放射電極２に密接す
る第１環状電極体１２と検出電極４に密接する第
２環状電極体１３とが振動子TDに重ね合わされ
た状態で挿置される。ここで、第１環状電極体１
２は外側に延長した接続用舌片１４を一体に有
し、また第２環状電極体１３は内側下方に折り曲
げられた接続用舌片１５を一体に有している。そ
して、第１環状電極体１２の接続用舌片１４は環
状保持体１０のコ字状切溝１１より環状保持体外
周面に突き抜ける挿通穴１６を通して環状保持体
外部に引き出される。
絶縁材からなる支持体１７は前記環状保持体１
０が嵌合する凹部１８を有しており、該凹部１８
には環状保持体１０の下面に重ね合わされた第３
環状電極体１９が環状保持体１０とともに嵌合固
定されている。ここで、第３環状電極体１９は内
周下方に折り曲げられた接続用舌片２０及び弾発
力のある発条電極板２１を具備しており、該発条
電極板２１は前記振動子TDの対向電極３に圧接
している。前記支持体１７の凹部１８の底部には
下方に貫通する挿通穴２２が形成され、それぞれ
第２環状電極体１３の接続用舌片１５及び第３環
状電極体１９の接続用舌片２０が引き出されてい
る。
０が嵌合する凹部１８を有しており、該凹部１８
には環状保持体１０の下面に重ね合わされた第３
環状電極体１９が環状保持体１０とともに嵌合固
定されている。ここで、第３環状電極体１９は内
周下方に折り曲げられた接続用舌片２０及び弾発
力のある発条電極板２１を具備しており、該発条
電極板２１は前記振動子TDの対向電極３に圧接
している。前記支持体１７の凹部１８の底部には
下方に貫通する挿通穴２２が形成され、それぞれ
第２環状電極体１３の接続用舌片１５及び第３環
状電極体１９の接続用舌片２０が引き出されてい
る。
そして、これらの振動子TD、環状保持体１０
及び支持体１７を備えた構造体全体は、支持体１
７が嵌合する凹部２５を形成した絶縁樹脂製取り
付けケース２６を用いて導電体であるチヤンバー
ベース２７に対しビス２８で螺子止めされる。こ
の場合、チヤンバーベース２７の取り付け位置に
は予め振動子TDの放射電極２に対応した開口部
２９が形成され、さらに環状保持体１０の上部を
水密状態で装着可能なように装着凹部３０が形成
されている。
及び支持体１７を備えた構造体全体は、支持体１
７が嵌合する凹部２５を形成した絶縁樹脂製取り
付けケース２６を用いて導電体であるチヤンバー
ベース２７に対しビス２８で螺子止めされる。こ
の場合、チヤンバーベース２７の取り付け位置に
は予め振動子TDの放射電極２に対応した開口部
２９が形成され、さらに環状保持体１０の上部を
水密状態で装着可能なように装着凹部３０が形成
されている。
前記ビス２８の一方は第２図に示すように前記
第１環状電極体１２の接続用舌片１４に形成され
た透孔３１を挿通してチヤンバーベース２７に螺
着されるため、第１環状電極体１２すなわち接続
用舌片１４は振動子取り付けと同時にチヤンバー
ベース２７に対しアースされることになり、振動
子TDの超音波放射電極２とチヤンバーベース２
７とが強制的に同電位となるようにしている。
第１環状電極体１２の接続用舌片１４に形成され
た透孔３１を挿通してチヤンバーベース２７に螺
着されるため、第１環状電極体１２すなわち接続
用舌片１４は振動子取り付けと同時にチヤンバー
ベース２７に対しアースされることになり、振動
子TDの超音波放射電極２とチヤンバーベース２
７とが強制的に同電位となるようにしている。
なお、前記環状保持体１０のコ字状切溝１１の
内面上端部には振動子TDを水密に保持するため
の密着用突条３２が形成されている。
内面上端部には振動子TDを水密に保持するため
の密着用突条３２が形成されている。
（考案の効果）
以上説明したように、本考案の振動子保持構造
によれば、３端子型振動子の各電極に対しリード
線のはんだ付け等の作業が不必要であるため、振
動子の振動に悪影響を及ぼすことがなく、リード
線断線等の事故もない。また、組み立て作業も簡
単であり、３端子型振動子を霧化器等に利用する
場合に適用すれば効果は極めて大きい。
によれば、３端子型振動子の各電極に対しリード
線のはんだ付け等の作業が不必要であるため、振
動子の振動に悪影響を及ぼすことがなく、リード
線断線等の事故もない。また、組み立て作業も簡
単であり、３端子型振動子を霧化器等に利用する
場合に適用すれば効果は極めて大きい。
第１図は本考案に係る振動子保持構造の実施例
を示す正断面図、第２図は実施例の主要部の構造
を示す分解斜視図、第３図Ａは３端子型圧電振動
子の平面図、第３図Ｂは同底面図である。 TD……圧電振動子、２……超音波放射電極、
３……対向電極、４……検出電極、１０……環状
保持体、１１……コ字状切溝、１２，１３，１９
……環状電極体、１７……支持体、１８，２５…
…凹部、２６……取り付けケース、２７……チヤ
ンバーベース、２８……ビス。
を示す正断面図、第２図は実施例の主要部の構造
を示す分解斜視図、第３図Ａは３端子型圧電振動
子の平面図、第３図Ｂは同底面図である。 TD……圧電振動子、２……超音波放射電極、
３……対向電極、４……検出電極、１０……環状
保持体、１１……コ字状切溝、１２，１３，１９
……環状電極体、１７……支持体、１８，２５…
…凹部、２６……取り付けケース、２７……チヤ
ンバーベース、２８……ビス。
Claims (1)
- 表面に超音波放射電極を有し、裏面中央部にそ
の超音波放射電極に対向する対向電極を、裏面周
縁部に検出電極をそれぞれ有する振動子に、第１
の環状電極体を前記超音波放射電極に密接し、第
２の環状電極体を前記検出電極に密接するように
それぞれ重ね合わせて、前記振動子とともに絶縁
性の弾性環状保持体内周の切溝に挿置し、前記対
向電極に圧接する発条電極体を有する第３の環状
電極体を前記環状保持体に重ね合わせ、該環状保
持体と共に絶縁性支持体の凹部に嵌着したことを
特徴とする振動子保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165384U JPS618472U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 振動子保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165384U JPS618472U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 振動子保持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS618472U JPS618472U (ja) | 1986-01-18 |
| JPH027661Y2 true JPH027661Y2 (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=30647735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165384U Granted JPS618472U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 振動子保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS618472U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019065711A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社フコク | 霧化用振動子、霧化ユニット、霧化装置及び霧化装置の駆動方法 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP9165384U patent/JPS618472U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS618472U (ja) | 1986-01-18 |
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