JP3043360U - リード板支持構造 - Google Patents

リード板支持構造

Info

Publication number
JP3043360U
JP3043360U JP1997003839U JP383997U JP3043360U JP 3043360 U JP3043360 U JP 3043360U JP 1997003839 U JP1997003839 U JP 1997003839U JP 383997 U JP383997 U JP 383997U JP 3043360 U JP3043360 U JP 3043360U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead plate
case
cover
support structure
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997003839U
Other languages
English (en)
Inventor
森彌 木野
Original Assignee
ローヤル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローヤル株式会社 filed Critical ローヤル株式会社
Priority to JP1997003839U priority Critical patent/JP3043360U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3043360U publication Critical patent/JP3043360U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で生産性が高く均一な音を発するリード
板支持構造を提供することにある。 【解決手段】 底部11に多数の貫通孔12を有し、か
つ、内側面に雌ネジ部14を有する有底筒形状のケース
10と、このケース10に収納可能な平面形状を有する
リード板20と、外側面に前記ケース10の雌ネジ部1
4に嵌合可能な雄ネジ部31を有し、天井部32に多数
の貫通孔33を有するとともに、前記ケース10とで前
記リード板20の周囲縁部を挾持する断面略コ字形のカ
バー30とで構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ラッパおもちゃ等に使用されるリード板の支持構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来、ラッパおもちゃ等に使用されるリード板の支持構造としては、例えば、 ラッパおもちゃの吹き込み口近傍の内周面に環状溝を設け、この環状溝にリード 板の周囲縁部を嵌合し、接着剤で固定したものがある。しかし、前述の支持構造 では、リード板のリードが折れた場合に、子供が吹き込み口から前記リードを誤 って吸い込む危険があった。
【0003】 このため、前記リード板をケースとカバーとで形成された空間内に封入すると ともに、支持する構造が考えられている。しかし、前述の支持構造において、ケ ースとカバーとを一体化するために超音波を使用すると、リード板のリードが強 振し、その基部から折れてしまうという不具合があった。
【0004】 そこで、前記ケースの底面にリード板を接着剤で固定した後、前記ケースの内 側にカバーを嵌合し、前記ケースと前記カバーとでリード板の周囲縁部を挾持し 、接着剤で固定する方法が考えられている。しかし、この方法では、組立工数が 多く、生産性が低いだけでなく、組立誤差や接着剤の付着により、音のバラツキ が大きいという問題点があった。
【0005】 そこで、本考案は、前記問題点に鑑み、安全で生産性が高く均一な音を発する リード板支持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるリード板支持構造は、前記目的を達成するため、底部に多数の 貫通孔を有し、かつ、内側面に雌ネジ部を有する有底筒形状のケースと、このケ ースに収納可能な平面形状を有するリード板と、外側面に前記ケースの雌ネジ部 に嵌合可能な雄ネジ部を有し、天井部に多数の貫通孔を有するとともに、前記ケ ースとで前記リード板の周囲縁部を挾持する断面略コ字形のカバーとからなる構 成としてある。
【0007】 また、前記ケースの底部の外面および前記カバーの天井部の外面のうち、少な くともいずれか一方の外面に突条を突設しておいてもよい。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に、本考案にかかる一実施形態を図1ないし図3の添付図面に従って説明す る。 本実施形態にかかるリード板支持構造は、図1に示すように、ケース10と、 リード板20と、カバー30とからなるものである。 すなわち、ケース10は、底部11を有する断面コ字形の成形品であり、その 底部11に多数の貫通孔12が格子状に設けられているとともに、その底部11 の隅部に環状段部13が形成されている。さらに、ケース10の内側面には雌ネ ジ部14が形成されている。一方、前記底部11の外面には、組立作業を容易に する突条15を突設してある。
【0009】 リード板20は、中央に平面長方形の貫通孔21を設けた円形のリード板本体 22に、リード23の一端部を固定したものである。 そして、前記リード板20は、その外周縁部を、前記ケース10の底部11の 隅部に設けた環状段部13に載置して位置決めされる。
【0010】 カバー30は、前記ケース10の雌ネジ部14に螺合可能な雄ネジ部31を外 側面に設けた断面略コ字形の成形品であり、その天井部32に多数の貫通孔33 を格子状に設けてある。さらに、天井部32の外面には組立作業を容易にする突 条34を突設してある。 そして、カバー30の雄ネジ部31をケース10の雌ネジ部14に螺合するこ とにより、カバー30の下面縁部がリード板20の外周縁部をケース10の環状 段部13に押し付けて挾持することにより、リード板20の支持作業が完了する 。
【0011】 以上の構成部材によって支持されたリード板20は、例えば、図2および図3 に示すように、ラッパおもちゃ40の吹き込み口41近傍の内周面に嵌合して固 定される。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るリード板取付構造によれば、リ ード板がケースおよびカバーで閉じられた空間内で常に挾持されている。このた め、万一、リードが折れても、折れたリードを子供が誤って吸い込むことがなく 、安全である。 また、ケースにカバーを螺合することにより、リード板の周囲縁部が挾持され ることになる。このため、組立誤差や接着剤の付着が生じず、リードの振動にバ ラツキが生じないので、均一な音を発するリード板の支持構造が得られる。 さらに、リード板を収納したケースにカバーを螺合して前記リード板を挾持す るので、接着剤を必要とせず、組立工数が少なくなり、生産性が向上する。 そして、超音波接着を必要としないので、リードの破損がなく、歩留まりが向 上するという効果がある。
【0013】 請求項2によれば、ケースの底部の外面およびカバーの天井部の外面のうち、 少なくともいずれか一方の外面に突条を突設してあるので、この突条を介して組 立作業が容易になり、生産性がより一層向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案にかかるリード板支持構造の一実施形
態を示し、図(a)は分解斜視図、図(b)は分解断面
図である。
【図2】本願考案にかかるリード板支持構造の使用例を
示すラッパおもちゃの正面図である。
【図3】図2の断面図を示し、図(a)は図2のA−A
線断面図、図(b)は図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
10…ケース、11…底部、12…貫通孔、13…環状
段部、14…雌ネジ部、15…突条、20…リード板、
23…リード、30…カバー、31…雄ネジ部、32…
天井部、33…貫通孔、34…突条。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に多数の貫通孔を有し、かつ、内側
    面に雌ネジ部を有する有底筒形状のケースと、このケー
    スに収納可能な平面形状を有するリード板と、外側面に
    前記ケースの雌ネジ部に嵌合可能な雄ネジ部を有し、天
    井部に多数の貫通孔を有するとともに、前記ケースとで
    前記リード板の周囲縁部を挾持する断面略コ字形のカバ
    ーとからなることを特徴とするリード板支持構造。
  2. 【請求項2】 前記ケースの底部の外面および前記カバ
    ーの天井部の外面のうち、少なくともいずれか一方の外
    面に突条を突設したことを特徴とする請求項1に記載の
    リード板支持構造。
JP1997003839U 1997-05-13 1997-05-13 リード板支持構造 Expired - Lifetime JP3043360U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003839U JP3043360U (ja) 1997-05-13 1997-05-13 リード板支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003839U JP3043360U (ja) 1997-05-13 1997-05-13 リード板支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3043360U true JP3043360U (ja) 1997-11-18

Family

ID=43177820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997003839U Expired - Lifetime JP3043360U (ja) 1997-05-13 1997-05-13 リード板支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3043360U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3043360U (ja) リード板支持構造
JP2545050Y2 (ja) 電子機器におけるスピーカの取付構造
JP2519085Y2 (ja) スピーカ
JPH0224315Y2 (ja)
JP3599871B2 (ja) 電子体温計のブザー取付構造
JPS6312395Y2 (ja)
JPH079199Y2 (ja) 電子発音装置
JPS5991095U (ja) スピ−カ
JPH0622302Y2 (ja) ケースの吸盤取付装置
JPS5811117Y2 (ja) ホ−ンスピ−カのドライバ−・アセンブル
JPS5834874Y2 (ja) 圧電ブザ−
JPS5834873Y2 (ja) 圧電ブザ−
JPS59163931U (ja) 振動センサ
JPS6219896U (ja)
JPS6420441U (ja)
JPS63200998U (ja)
JPH04123699U (ja) 電気音響変換器用ケース
JPS621499U (ja)
JPH02126797A (ja) ドーム型スピーカ
JPS6115891U (ja) スピ−カユニツトの回路部品取付け構造
JPS6273695U (ja)
JPS5881591U (ja) 圧電振動子の支持構造
JPS606399U (ja) 超音波セラミツクマイクロホン
JPS5939590U (ja) スピ−カ取付装置
JPS5957082U (ja) スピ−カの固定構造