JPS6312395Y2 - - Google Patents

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JPS6312395Y2
JPS6312395Y2 JP11801881U JP11801881U JPS6312395Y2 JP S6312395 Y2 JPS6312395 Y2 JP S6312395Y2 JP 11801881 U JP11801881 U JP 11801881U JP 11801881 U JP11801881 U JP 11801881U JP S6312395 Y2 JPS6312395 Y2 JP S6312395Y2
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JP
Japan
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diaphragm
cup
shaped case
fitting member
stepped portion
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JP11801881U
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JPS5823397U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブザー等の小型発音体の改良に関す
るものである。
従来から、第1図、第2図に示す構成の小型発
音体がある。図において、1は嵌合部材、2はカ
ツプ状のケースであつて、嵌合部材1には基板3
がネジ4によつて固定され、基板3には振動板5
を振動させるための回路素子6が取り付けられて
いる。振動板5は、環状の固定部材7によつてカ
ツプ状のケース2に押し付けられ固定されるよう
になつており、カツプ状のケース2と嵌合部材1
とは、基板3と振動板5とをそれぞれ固定した
後、嵌め合わされながらネジ結合されるものであ
るが、この従来の構成のものは部品点数が多くか
つ構造も複雑で組立てにくい。
本考案は、上記従来技術の有する欠点に鑑みて
なされたもので、本考案の目的は、組立の容易化
を図つた小型発音体を提供することにある。
本考案の特徴は、カツプ状のケース部材に嵌合
部材を単に嵌合させるのみで、振動板と基板とを
固定保持できるようにして、組立の容易化を図つ
たことにある。
以下に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第3図、第4図において、8はカツプ状のケー
ス、9は嵌合部材であつて、カツプ状のケース8
には、その内周壁10に第1の段部11と第2の
段部12とが形成されている。
段部11と段部12とは、カツプ状のケース8
の軸方向に一定間隔をおいて形成されており、両
方共その周回り方向に円を描いている。段部11
の内周縁を形成する円の直径は、段部12の内周
縁を形成する円の直径よりも小さくされており、
振動板13は、円形とされてその直径は段部12
の内周縁を形成する円の直径より若干小さく形成
されて、その振動板13の周縁部が段部11に当
接するようにされている。14は、回路基板であ
つて、振動板を振動させるための回路素子25が
ここに取り付けられるものである。回路基板14
は円形とされて、その直径は段部12の外周縁を
形成する円の直径よりも若干小さく形成されて、
その回路基板14の周縁部が段部12に当接する
ようにされている。回路基板14の周縁部には、
4つの切欠き15,16,17,18が90度対称
位置に設けられている。嵌合部材9は突起19と
押圧部20とを有しており、突起19は切欠1
5,16,17,18を貫通して、その先端19
aが振動板13の一端面に当接して振動板13を
段部11に向かつて押圧する機能を有しており、
押圧部20は、回路基板14の端面に当接して回
路基板14を段部12に押圧する機能を有してい
る。なお、カツプ状のケース8には、リード線2
1の引き出し用切欠き22と、嵌合部材9に一体
に形成されている取り付け端部23に嵌合する嵌
合用切欠き24とが設けられている。
本考案に係る小型発音体の組立ては、カツプ状
のケース8の開口8aを上向きにして、振動板1
3を段部11に載置し、次に、回路基板14を段
部12に載置した後、突起19が切欠き15,1
6,17,18を貫通するようにしてカツプ状の
ケース8に嵌合部材9を嵌合させることにより行
なうものである。なお、カツプ状のケース8と嵌
合部材9との固定を確実に行なうため、カツプ状
のケース8に嵌合部材9を嵌合した後、接着剤に
よつてカツプ状のケース8と嵌合部材9とを接着
することが好ましい。
以上、実施例について説明したが、本考案は、
これに限らず以下のものを含むものである。
(1) 実施例では、段部11,12の形状を円形と
したが、振動板13を受ける形状であるなら
ば、これに限らない。
(2) 実施例では、嵌合部材9の形状を円形とした
が突起と押圧部を有する形状であるならばこれ
に限られない。
本考案は、以上説明したように構成したので、
構造が簡単で組立の容易な小型発音体を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小型発音体の縦断面図。第2図
は第1図に示した小型発音体の分解斜視図。第3
図は本考案に係る小型発音体の主要部を破断で示
した小型発音体の断面図。第4図は第3図の小型
発音体の分解斜視図。第5図は、本考案に係る嵌
合部材の平面図。 8……カツプ状のケース、9……嵌合部材、1
0……内周壁、11,12……段部、13……振
動板、14……回路基板、15,16,17,1
8……切欠き、19……突起、20……押圧部、
25……回路素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カツプ状のケースの内周壁に2つの段部を設
    け、該一方の段部に振動板を当接させると共に、
    他方の段部に周縁に切欠きを有しかつ前記振動板
    を振動させる回路素子を保持した回路基板を当接
    させ、前記切欠きを貫通して前記振動板を前記一
    方の段部に押圧する突起と前記回路基板を前記他
    方の段部に押圧する押圧部とを備えた嵌合部材を
    前記カツプ状のケースに嵌合してなる小型発音
    体。
JP11801881U 1981-08-08 1981-08-08 小型発音体 Granted JPS5823397U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11801881U JPS5823397U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 小型発音体

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JP11801881U JPS5823397U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 小型発音体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5823397U JPS5823397U (ja) 1983-02-14
JPS6312395Y2 true JPS6312395Y2 (ja) 1988-04-08

Family

ID=29912159

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11801881U Granted JPS5823397U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 小型発音体

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Publication number Publication date
JPS5823397U (ja) 1983-02-14

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