JPS6122689Y2 - - Google Patents

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JPS6122689Y2
JPS6122689Y2 JP11201880U JP11201880U JPS6122689Y2 JP S6122689 Y2 JPS6122689 Y2 JP S6122689Y2 JP 11201880 U JP11201880 U JP 11201880U JP 11201880 U JP11201880 U JP 11201880U JP S6122689 Y2 JPS6122689 Y2 JP S6122689Y2
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piezoelectric vibrator
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ultrasonic
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超音波を用いて霧化する液体霧化器
の超音波圧電振動子取付装置に関する。
超音波を液体中より液面に向けて放射すると一
定の超音波強度以上において液面上に水柱が形成
されて液体が霧化状態となることを利用した液体
霧化器は、一般に室内加湿器等として広く利用さ
れている。
第1図乃至第3図にそのような液体霧化器に超
音波を発生するために利用される超音波圧電振動
子を通電可能に保持する従来の超音波圧電振動子
取付装置を夫々示す。
第1図において、超音波圧電振動子1は、円板
状磁器圧電体の表面に超音波放射電極面2A、裏
面にその放射電極面2Aの一部を周縁部に導出形
成した端縁電極2A′及び略中央部の対向電極面
2Bを設けた構成である。超音波圧電振動子取付
装置10は、絶縁材料から成る支持体11と、こ
の支持体11の凹部に嵌合される弾性を有する絶
縁体から成る環状保持体12とを備えており、こ
の環状保持体12は内周面の溝にて超音波圧電振
動子1を支持し、前記支持体11はチヤンバーベ
ース(又は槽底面)13にビス止めされる。ま
た、前記端縁電極2A′及び対向電極面2Bには
夫々リード線がはんだ付けされ外部に引出される
ようになつている。
この第1図の構成では、超音波圧電振動子1の
寿命等の信頼性が悪いため振動子の交換性を良く
することが望まれているが、その要望を満足する
ことができず、また、リード線が振動子の電極面
に直接はんだ付されているため、断線事故等が生
じ易い。
第2図の構成では、支持体11Aの凹部内に発
条電極板20を設けるとともに、弾性を有する絶
縁体から成る環状保持体12の溝に環状電極板2
1を設け、これらの発条電極板20及び環状電極
板21を介して超音波圧電振動子1の対向電極面
2B及び端縁電極2A′の外部への取出しを行な
うようにしている。この場合には、振動子交換は
容易となるが、構造が複雑化し、構成部品数も多
く当然コスト高となる。
第3図は、超音波圧電振動子1の端縁電極を不
要とし、放射電極面2Aに接触するように還状電
極板22を環状保持体12に配設したものであ
り、支持体11Bの凹部内に発条電極板23を設
ける点は第2図と同様の構成となつている。この
場合には、振動子1の裏面への回り込み電極を不
要にでき、振動子交換も容易であるが、やはり、
構造が複雑化し、コスト高となる。
一方、第1図乃至第3図に示す従来の超音波圧
電振動子取付装置と駆動回路部分との接続は、水
冷式の場合第4図及び第5図の如き構造となつて
いる。すなわち、超音波圧電振動子取付装置10
は槽底面に装着されるチヤンバーベース13にビ
ス止めされ、駆動回路30はチヤンバベース13
に固定されるプリント基板331上に組立てられ
ており、振動子取付装置10と駆動回路30とは
リード線32で接続されている。
空冷式の場合には、超音波圧電振動子取付装置
10は、第6図の如く液体を収容した霧化槽33
の底面に直接ビス止めされ、振動子取付装置10
と駆動回路30とはリード線34でやはり接続さ
れる。
第4図乃至第6図の説明で明らかなように、従
来の超音波圧電振動子取付装置では、水冷式、空
冷式にかかわらずリード線を引出して駆動回路に
接続しなければならない。しかし、超音波圧電振
動子取付装置を用いて構成される超音波加湿ユニ
ツトは通常1.2乃至2.5MHz程度のかなり高い周波
数で駆動されるため、輻射ノイズが多く発生し、
とくに振動子及びその周辺部分よりの輻射ノイズ
が多く、リード線部分よりの輻射ノイズも問題と
なる。
本考案は、上記の点に鑑み、構造簡単にして、
低コスト及び低ノイズ化を図つた液体霧化器の超
音波圧電振動子取付装置を提供しようとするもの
である。
以下、本考案に係る液体霧化器の超音波圧電振
動子取付装置の実施例を図面に従つて説明する。
第7図及び第8図は本考案の第1実施例を示
し、第9図はその要部を拡大して示す。これらの
図において、液体を収容した霧化槽40の底部開
口には、シールドケース兼用チヤンバベース41
が嵌着されており、このチヤンバーベース41の
内側にスペーサ42を介し、駆動回路基板43が
取付けられる。そして、駆動回路基板43上に超
音波圧電振動子44を励振するための駆動回路4
5が組立てられる。前記チヤンバーベース41の
開口部底面に形成された環状段部43には、防水
パツキンとして働く導電性ゴムから成る弾性環状
保持体47の内周面にはコ字状切溝48が形成さ
れ、このコ字状切溝49は溝底面が振動子外径に
ほぼ等しく溝幅が振動子の厚みとほぼ等しく設定
される。そして、そのコ字状切溝48に超音波圧
電振動子44が挿置される。この超音波圧電振動
子44の表面には前記環状保持体47に接触する
ように周縁部まで放射電極面50Aが設けられ、
裏面中央に対向電極面50Bが設けられる。そし
て、駆動回路基板43の前記対向電極面50Bに
対向する面に、発条電極板51がねじ、リベツ
ト、かしめ等の手段により固定され、その発条電
極板51は弾性を有していて前記対向電極面50
Bに先端が圧接する。前記チヤンバベース41の
環状段部46に設けられた環状保持体47は、チ
ヤンバーベース41にねじ止めされる環状電極金
具52によつて振動子44を防水状態で保持する
如く圧縮固定される。この場合の振動子44の放
射電極面50Aと駆動回路45との接続は、導電
性ゴムの環状保持体47、環状電極金具52、導
電性のチヤンバーベース41及びこれと一体のス
ペーサ42の経路で行われ、対向電極面50Bと
駆動回路45との接続は発条電極板51で行われ
る。なお、チヤンバーベース41の外側に取付け
られるプリント基板60上には、駆動回路45の
電源線路に挿入されるノイズフイルタ61及びフ
ユーズ62が配設され、さらに電源入力を受ける
ための入力端子62が取付けられる。
上記実施例によれば次のような効果を上げるこ
とができる。
(1) 駆動回路基板43上に超音波圧電振動子44
の対向電極面50Bに圧接する発条電極板51
を設け、また環状保持体47を導電性ゴムで形
成して環状電極金具52を介し放射電極面50
Aの電気的取出しを行うようにしているから、
構造が簡単で組立作業が容易であり、ひいては
コスト低減を図ることができる。
(2) 振動子44と駆動回路基板43との接続をリ
ード線を用いないで行うことができ、しかもシ
ールドケースを兼ねることが可能なようにチヤ
ンバーベース41を構成することによつて、輻
射ノイズの大幅な低減を図ることができる。
なお、駆動回路の半導体の一部は放熱のために
チヤンバ−ベース41に直接設けるようにするの
が好ましい。
第10図は本考案の第2実施例を示す。この図
において、チヤンバ−ベース41の環状段部46
に設けられた環状保持体47は、駆動回路基板4
3にかしめ等で固定される環状電極金具52Aで
振動子44を防水状態で保持する如く圧縮固定さ
れる。なお、その他の構成は前述の第1実施例と
同様である。この第2実施例によれば、駆動回路
45と振動子44の放射電極面50Aとの接続を
環状電極金具52Aを介して直接的に行うことが
できる利点がある。
なお、フユーズ62の交換を容易とするために
ノイズフイルタ61及びフユーズ62をシールド
ケース兼用チヤンバ−ベース41の外側に設けた
が、これら全てをシールドケース兼用チヤンバ−
ベース41内に収納することができる。さらに、
チヤンバ−ベースをシールドケースの底面のみを
成すように単なる平板状とし、そのチヤンバ−ベ
ースと同電位となる如く別体の金属材から成るシ
ールド箱体をチヤンバ−ベースに被せるようにす
ることもできる。
叙上のように、本考案によれば、構造簡単にし
て低コスト及び低ノイズ化を可能にする液体霧化
器の超音波圧電振動子取付装置を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は夫々従来の液体霧化器の超
音波圧電振動子取付装置を示す断面図、第4図は
水冷式の場合の超音波圧電振動子及び駆動回路の
取付構造を示す断面図、第5図は同底面図、第6
図は空冷式の場合の超音波圧電振動子及び駆動回
路の取付構造を示す断面図、第7図は本考案に係
る液体霧化器の超音波圧電振動子取付装置の第1
実施例を示す断面図、第8図は同底面図、第9図
は同要部拡大断面図、第10図は本考案の第2実
施例を示す要部拡大断面図である。 1,44……超音波圧電振動子、2A,50A
……超音波放射電極面、2B,50B……対向電
極面、10……超音波圧電振動子取付装置、1
2,47……環状保持体、20,51……発条電
極板、30,45……駆動回路、40……霧化
槽、41……シールドケース兼用チヤンバ−ベー
ス、42……スペーサ、43……駆動回路基板、
43……環状段部、48……コ字状切溝、52,
52A……環状電極金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円板状磁器圧電体の表面に超音波放射電極面
    を設けかつ裏面に対向電極面を設けた超音波圧
    電振動子を、導電性を有する弾性環状保持体で
    挾持し、該環状保持体を環状電極金具にてベー
    ス部材に対し固定するとともに、このベース部
    材に所定間隔で固定された駆動回路基板に前記
    対向電極面に圧接する発条電極体を取付けたこ
    とを特徴とする液体霧化器の超音波圧電振動子
    取付装置。 (2) 前記駆動回路基板及びこの上に組立てられた
    駆動回路部分が、少なくとも一部が前記ベース
    部材又はベース部材と同電位の金属材で構成さ
    れたシールドケースで囲まれている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の液体霧化器の超音波
    圧電振動子取付装置。
JP11201880U 1980-08-07 1980-08-07 Expired JPS6122689Y2 (ja)

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JP11201880U JPS6122689Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07

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JP11201880U JPS6122689Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07

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JPS5735884U JPS5735884U (ja) 1982-02-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043682A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 三洋電機株式会社 過酸化水素水の霧化装置、滅菌物質発生装置、ガス発生装置およびアイソレータ
JP2012075577A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sanyo Electric Co Ltd 過酸化水素水の霧化装置
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JP2013509934A (ja) * 2009-11-09 2013-03-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 空冷通路を備える湾曲した超音波hifuトランスデューサ

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