JP3038897B2 - フラットディスプレイパネル - Google Patents
フラットディスプレイパネルInfo
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- JP3038897B2 JP3038897B2 JP30771290A JP30771290A JP3038897B2 JP 3038897 B2 JP3038897 B2 JP 3038897B2 JP 30771290 A JP30771290 A JP 30771290A JP 30771290 A JP30771290 A JP 30771290A JP 3038897 B2 JP3038897 B2 JP 3038897B2
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- Japan
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- flat display
- display panel
- panel
- thin film
- conductive thin
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フラットディスプレイパネルに関し、特
に、パネルのリード線から放出される電磁波を抑制する
構造に関する。
に、パネルのリード線から放出される電磁波を抑制する
構造に関する。
従来、この種のフラットディスプレイパネルでは、第
４図に示すとおり、パネルを構成するカバーガラス５や
バックガラス４の外形周辺にパネルリード電極６を引出
し、その電極に半田付等によってリード線１を接続して
いる。
４図に示すとおり、パネルを構成するカバーガラス５や
バックガラス４の外形周辺にパネルリード電極６を引出
し、その電極に半田付等によってリード線１を接続して
いる。
これらのフラットディスプレイパネル、例えばプラズ
マディスプレイパネルにおいては、原理的に放電発光さ
せるために150〜300Vの高電圧で数KHz〜2MHz程度の周波
数のパルス電圧を必要とする。このパネルには、パネル
を駆動するための駆動回路がリード線を介して接続され
る。この駆動回路は各種のパルス回路から構成され、そ
のパルス回路が発生するパルスは、パルスの立上りや立
下がり時のスパイク現象や回路のインピーダンスのミス
マッチなどによるリンギング現象に起因して高調波成分
の多い駆動パルスとなり、これによって生じた電磁波が
リード線や駆動回路から放出される欠点を有していた。
マディスプレイパネルにおいては、原理的に放電発光さ
せるために150〜300Vの高電圧で数KHz〜2MHz程度の周波
数のパルス電圧を必要とする。このパネルには、パネル
を駆動するための駆動回路がリード線を介して接続され
る。この駆動回路は各種のパルス回路から構成され、そ
のパルス回路が発生するパルスは、パルスの立上りや立
下がり時のスパイク現象や回路のインピーダンスのミス
マッチなどによるリンギング現象に起因して高調波成分
の多い駆動パルスとなり、これによって生じた電磁波が
リード線や駆動回路から放出される欠点を有していた。
本発明は、放電発光や電界発光または反射・透過光を
利用したフラットディスプレイパネルにおいて、パネル
の外周から引出されている複数のリード電極に接続され
ている複数のリード線の背面に沿って前記リード線の一
端から他端まで密着するように絶縁層を介して導電性薄
膜を設けたことを特徴とする。
利用したフラットディスプレイパネルにおいて、パネル
の外周から引出されている複数のリード電極に接続され
ている複数のリード線の背面に沿って前記リード線の一
端から他端まで密着するように絶縁層を介して導電性薄
膜を設けたことを特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。第１
図は本発明の第１の実施例の斜視図である。パネルを構
成するバックガラス４の外形周辺に引出されているパネ
ルリード電極６に接続されたリード線１には、その背面
に0.05mmの厚さのポリイミドからなる絶縁層２および0.
025mmの厚さのNiからなる導電性薄膜３が密着させられ
ている。導電性薄膜３の内端部は、カバーガラス５の前
面周辺部に接着剤（図示せず）により接着されている。
図は本発明の第１の実施例の斜視図である。パネルを構
成するバックガラス４の外形周辺に引出されているパネ
ルリード電極６に接続されたリード線１には、その背面
に0.05mmの厚さのポリイミドからなる絶縁層２および0.
025mmの厚さのNiからなる導電性薄膜３が密着させられ
ている。導電性薄膜３の内端部は、カバーガラス５の前
面周辺部に接着剤（図示せず）により接着されている。
第２図は、本発明のフラットディスプレイパネルの応
用例を示す縦断面図である。フラットディスプレイパネ
ルのリード線１は、駆動回路素子11を実装した回路基板
10のパネル駆動出力端子（図示せず）に半田付等に接続
される。一方、導電性薄膜３の一端は、駆動回路素子11
を包含するシールドケース12と接続され、もう一端はシ
ステム筺体13の内面と接続される。
用例を示す縦断面図である。フラットディスプレイパネ
ルのリード線１は、駆動回路素子11を実装した回路基板
10のパネル駆動出力端子（図示せず）に半田付等に接続
される。一方、導電性薄膜３の一端は、駆動回路素子11
を包含するシールドケース12と接続され、もう一端はシ
ステム筺体13の内面と接続される。
この構成により駆動回路素子およびリード線から放出
される電磁放射は、このリード線の背面の導電性薄膜に
よるシールド効果によって顕著に低減することが可能と
なった。
される電磁放射は、このリード線の背面の導電性薄膜に
よるシールド効果によって顕著に低減することが可能と
なった。
第３図は本発明の第２の実施例の斜視図である。この
実施例では、リード線１の背面に0.05mmの厚さのポリイ
ミドからなる絶縁層２を密着させ、その上面にリード線
１の電極各々の位置を避けて0.05mm厚を有するNiからな
る導電性薄膜３が密着させてある。そして導電性薄膜３
の内端部は、カバーガラス５の外周辺部に1mm厚のクッ
ション材７を介して接着剤により接着されている。
実施例では、リード線１の背面に0.05mmの厚さのポリイ
ミドからなる絶縁層２を密着させ、その上面にリード線
１の電極各々の位置を避けて0.05mm厚を有するNiからな
る導電性薄膜３が密着させてある。そして導電性薄膜３
の内端部は、カバーガラス５の外周辺部に1mm厚のクッ
ション材７を介して接着剤により接着されている。
この実施例では、リード線と導電性薄膜で形成される
静電容量を低減させることができ、また、クッション材
によりシステム筺体に実装させる際、カバーガラスにか
かる圧力を軽減することができる利点がある。さらに、
システム筺体との電気的接触が確実となり、導電性薄膜
のシールド効果はファラデースクリーンの作用によりリ
ード線から放出する電磁波の抑制が顕著に得られる。
静電容量を低減させることができ、また、クッション材
によりシステム筺体に実装させる際、カバーガラスにか
かる圧力を軽減することができる利点がある。さらに、
システム筺体との電気的接触が確実となり、導電性薄膜
のシールド効果はファラデースクリーンの作用によりリ
ード線から放出する電磁波の抑制が顕著に得られる。
以上説明したように本発明は、パネルリード線を導電
性薄膜でシールドすることにより、フラットディスプレ
イパネルの駆動のための高周波のパルスによって生ずる
電磁波の抑制に顕著な低減効果がある。また、パネルリ
ード電極と導電性薄膜によって形成される静電容量が多
い場合は、この導電性薄膜部とリード線と接する部分の
導電性薄膜部をスリット状に分離することにより、静電
容量を低減し、電磁波に対してはファラデー効果を有す
るシールドスクリーンとなる効果を有する。
性薄膜でシールドすることにより、フラットディスプレ
イパネルの駆動のための高周波のパルスによって生ずる
電磁波の抑制に顕著な低減効果がある。また、パネルリ
ード電極と導電性薄膜によって形成される静電容量が多
い場合は、この導電性薄膜部とリード線と接する部分の
導電性薄膜部をスリット状に分離することにより、静電
容量を低減し、電磁波に対してはファラデー効果を有す
るシールドスクリーンとなる効果を有する。
第１図は本発明の第１の実施例の斜視図、第２図は本発
明の応用例を示す縦断面図、第３図は本発明の第２の実
施例を示す斜視図、第４図は従来のフラットディスプレ
イパネルの斜視図である。 １……リード線、２……絶縁層、３……導電性薄膜、４
……バックガラス、５……カバーガラス、６……パネル
リード電極、７……クッション材、10……回転基板、11
……駆動回路素子、12……シールドケース、13……シス
テム筺体。
明の応用例を示す縦断面図、第３図は本発明の第２の実
施例を示す斜視図、第４図は従来のフラットディスプレ
イパネルの斜視図である。 １……リード線、２……絶縁層、３……導電性薄膜、４
……バックガラス、５……カバーガラス、６……パネル
リード電極、７……クッション材、10……回転基板、11
……駆動回路素子、12……シールドケース、13……シス
テム筺体。
Claims (1)
- 【請求項１】放電発光や電界発光または反射・透過光を
利用したフラットディスプレイパネルにおいて、パネル
の外周から引出されている複数のリード電極に接続され
ている複数のリード線の背面に沿って前記リード線の一
端から他端まで密着するように絶縁層を介して導電性薄
膜を設けたことを特徴とするフラットディスプレイパネ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30771290A JP3038897B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | フラットディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30771290A JP3038897B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | フラットディスプレイパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04181634A JPH04181634A (ja) | 1992-06-29 |
| JP3038897B2 true JP3038897B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17972332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30771290A Expired - Fee Related JP3038897B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | フラットディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3038897B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008142734A1 (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Hitachi, Ltd. | プラズマディスプレイパネルおよびプラズマディスプレイ装置 |
| KR102528184B1 (ko) * | 2018-08-16 | 2023-05-02 | 삼성중공업 주식회사 | 풍량 제어 댐퍼 |
| KR102640401B1 (ko) * | 2019-10-31 | 2024-02-23 | 삼성중공업 주식회사 | 곡관용 유량조절댐퍼 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990068730A (ko) * | 1999-06-15 | 1999-09-06 | 성필호 | 평판디스플레이의커버그라스 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP30771290A patent/JP3038897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008142734A1 (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Hitachi, Ltd. | プラズマディスプレイパネルおよびプラズマディスプレイ装置 |
| KR102528184B1 (ko) * | 2018-08-16 | 2023-05-02 | 삼성중공업 주식회사 | 풍량 제어 댐퍼 |
| KR102640401B1 (ko) * | 2019-10-31 | 2024-02-23 | 삼성중공업 주식회사 | 곡관용 유량조절댐퍼 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04181634A (ja) | 1992-06-29 |
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Legal Events
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