JPS6039099Y2 - 超音波加湿ユニット - Google Patents

超音波加湿ユニット

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Publication number
JPS6039099Y2
JPS6039099Y2 JP1978113269U JP11326978U JPS6039099Y2 JP S6039099 Y2 JPS6039099 Y2 JP S6039099Y2 JP 1978113269 U JP1978113269 U JP 1978113269U JP 11326978 U JP11326978 U JP 11326978U JP S6039099 Y2 JPS6039099 Y2 JP S6039099Y2
Authority
JP
Japan
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chamber base
vibrator
attached
circuit
humidification unit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978113269U
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English (en)
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JPS5530327U (ja
Inventor
幸三 川崎
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波加湿ユニットに関するもので、特に輻射
雑音の低減を目的としている。
一般に超音波加湿ユニットには、発振回路の出力を電力
増幅回路によって増幅し圧電磁器振動子を駆動して超音
波を発生するものと、圧電磁器振動子を電力発振回路の
一部として構成するものとがある。
いずれの場合も振動子駆動用のトランジスタはB級また
は0級で動作させることが多く、駆動電流は非常に高調
波歪の多い波形となる。
超音波加湿ユニットの基本振動周波数は普通数MHzで
あるから、この高調波はユニットの回路配線部分等から
空間に電波として輻射され、FM受信機やテレビジョン
受像機等に妨害を与えることになる。
したがって、超音波加湿ユニットにはこの妨害電波の輻
射を防止する対策が必要不可欠とされている。
本考案はこの点に鑑み妨害電波の不要輻射を最大限抑え
た超音波加湿ユニットを提供するものである。
従来例の超音波加湿ユニットを第1図および第2図とと
もに説明する。
第1図において、1は加湿器の水槽底部に取付けられる
平板状チャンバーベースであり、このチャンバーベース
1には圧電磁器振動子2および発振用パワートランジス
タ3が取付けられるとともに該振動子2を駆動する回路
が組立てられた基板4が取付けられている。
そして、妨害電波の輻射の防止には第2図に示すような
環状に成形された導電性の遮蔽体5を基板4の周囲に固
定することによって行っている。
しかし、この従来の加湿器ユニットの構造においては第
2図の遮蔽体5を設けても回路配線部分からの不要電波
の輻射を充分に遮蔽することはできず、ラジオ受信機や
テレビジョン受像機の放送電波の電界強度の弱い地域で
は妨害を与える恐れを有していた。
本考案は前記のような従来品の欠点を克服し、より完全
に不要輻射を防止することのできる超音波加湿ユニット
を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例について第3図および第4図と
ともに説明する。
図において、6は底面および一側面の2面か開口してい
る箱形のチャンバーベースであり、上面および相対向す
る側面の外側にはそれぞれ圧電磁器振動子7および発振
用パワートランジスタ8が取付けられており、トランジ
スタ8のヒートシンクの作用も兼ねている。
また、チャンバーベース6の相対向する側面の内部には
基板取付用の突起9が設けられている。
10は上記振動子7を駆動する回路が組立てられた基板
で、回路部品が配置されたプリント配線板に電源供給用
およ外部コンントロール用の端子11が取付けられてい
る。
この基板10は上記チャンバーベース6内に収納され、
上記突起9でもって締付ネジ12により上記振動子7に
対向する位置に固定されている。
この時、上記端子11はチャンバーベース6の側面開口
部より外に突出するよう配置されている。
また、チャンバーベース6上に取付けられている圧電磁
器振動子7およびパワートランジスタ8は各々のリード
線13.14によって基板11の所定箇所に接続される
15はチャンバーベース6の開口部を覆う導電性のカバ
ーであり、チャンバーベース6に固定するための爪16
が設けられている。
また、このカバー15の一面には上記基板11に取付け
られた端子11を通す穴17が設けられている。
なお、18は上記圧電磁器振動子7の取付金具、19は
取付ネジである。
第5図に従来の超音波加湿ユニットと本考案の一実施例
によるものの輻射電波のレベル比較(JRTC3m法で
測定)を示しており、Aは従来品の妨害輻射レベル、B
は本考案品による妨害輻射レベル、Cは測定器のノイズ
レベルである。
図に示すように本考案品によるものは従来品より高調波
成分を含めて1odB以上改善できることが解る。
上記実施例で明らかなように本考案の超音波加湿ユニッ
トは、圧電磁器振動子を取付けるチャンバーベースを箱
形に成形し、その内部に回路配線部分を収納し、かつチ
ャンバーベース開口部ヲカバーで覆うことによって回路
配線部分の周囲を電気的に完全に遮蔽(シールド)する
ことを最大の特長としている。
上記実施例のチャンバーベースは四角形の箱形となって
いるが、これは円形の箱形でも多角形の箱形でも回路配
線部分を遮蔽できる構造であればその形は問題ではない
また、上記実施例では回路配線部分の端子はプリント配
線板にハトメ状端子を取付けた構造となっているが、さ
らに遮蔽効果を高めるにはチャンバーベースに貫通形コ
ンデンサを取付け、そのリード線の一方をプリント配線
板に接続し他方を外部端子として用いるのがよい。
本考案による超音波加湿ユニットは、回路配線部分がチ
ャンバーベースとカバーによって完全に遮蔽されるため
、基本振動周波数はもちろんその高調波成分の輻射も最
大限抑制することが可能となり、FM受信機、テレビジ
ョン受像機その他無線通信機に妨害を与えることを最大
限防止することができると同時にチャンバーベースを箱
形にしているためチャンバーベースの表面積が大きくな
り、トランジスタの放熱効果が高まるため、ユニットの
信頼性が向上するとともに箱形チャンバーベース内に圧
電振動子と対向して回路を収納しているためユニットの
小形化も図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の超音波加湿ユニットを構成するチャン
バーベースの斜視図、第2図は同遮蔽体の斜視図、第3
図は本考案に係る超音波加湿ユニットの一実施例を示す
断面図、第4図は同分解斜視図、第5図は従来品と本考
案品の輻射電波レベル比較図である。 6・・・・・・チャンバーベース、7・・・・・・圧電
磁器振動子、10・・・・・・基板、15・・・・・・
カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧電磁器振動子を取付ける導電性材料よりなるチャンバ
    ーベースを一部が開口した箱形となし、上記振動子を駆
    動するトランジスタを上記チャンバーベースに取付ける
    とともに上記振動子を駆動する回路が組立てられた基板
    を上記チャンバーベースの内部に上記振動子と対向して
    収納し、かつ上記チャンバーベースの開口部を導電性の
    カバーにて覆い、振動子駆動回路の周囲をチャンバーベ
    ースとカバーによって電気的にじゃへいする構造とした
    超音波加湿ユニット。
JP1978113269U 1978-08-17 1978-08-17 超音波加湿ユニット Expired JPS6039099Y2 (ja)

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JP1978113269U JPS6039099Y2 (ja) 1978-08-17 1978-08-17 超音波加湿ユニット

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JP1978113269U JPS6039099Y2 (ja) 1978-08-17 1978-08-17 超音波加湿ユニット

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JPS5530327U JPS5530327U (ja) 1980-02-27
JPS6039099Y2 true JPS6039099Y2 (ja) 1985-11-22

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ID=29062925

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JP1978113269U Expired JPS6039099Y2 (ja) 1978-08-17 1978-08-17 超音波加湿ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH019659Y2 (ja) * 1981-03-16 1989-03-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3490697A (en) * 1968-01-24 1970-01-20 J J Monaghan Co Inc Ultrasonic nebulizer

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US3490697A (en) * 1968-01-24 1970-01-20 J J Monaghan Co Inc Ultrasonic nebulizer

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JPS5530327U (ja) 1980-02-27

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