JPH0116535Y2 - - Google Patents

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JPH0116535Y2
JPH0116535Y2 JP8653383U JP8653383U JPH0116535Y2 JP H0116535 Y2 JPH0116535 Y2 JP H0116535Y2 JP 8653383 U JP8653383 U JP 8653383U JP 8653383 U JP8653383 U JP 8653383U JP H0116535 Y2 JPH0116535 Y2 JP H0116535Y2
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JP
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vibrator
unit
oscillation unit
ultrasonic atomizer
lead
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JP8653383U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 一般に超音波式霧化器においては、液体を霧化
させるために圧電体である振動子に1〜2MHz程
度の高周波電圧を印加せねばならず、このため高
周波電圧を発生させる発振ユニツトや振動子のリ
ード部から一部のエネルギーが電磁波となつて外
部へ輻射してしまい、直接的な輻射や一次側線路
上に誘起される電圧によつて他の機器へ電磁的雑
音障害を与えてしまう問題が生じる。本考案は、
この種の雑音障害を軽減した超音波式霧化器に関
するものである。
従来例の構成とその問題点 以下従来の超音波式霧化器について、図面を参
照しながら説明する。
第1図は、超音波式霧化器の基本的構成を示す
図である。第1図において、1は霧化槽であり霧
化すべき液体2を貯留しておくとともに、その底
部中央に振動子3を配置し、その振動から発生す
る超音波エネルギーを利用してその内部で霧化作
用を生じさせる容器である。振動子3は、振動子
受け4と振動子押さえ5でサンドイツチ状に保持
され、振動子ユニツト6を形成している。7は振
動子3の電極に接続された振動子リードである。
8は振動子3へ振動子リード7を介して印加する
高周波電圧を発生させるための、発振ユニツトで
ある。発振ユニツト8へは端子A及び端子Bを通
して電源が供給される。また発振ユニツト8は、
そのユニツトから外部へ輻射する電磁波を吸収す
るため、シールドケース9で覆われる。
第2図は、第1図で示した超音波式霧化器を回
路面から展開した図であり、従来実施の一例を示
すものである。第2図において、発振ユニツト8
はトランジスタ10によるコルピツツ形発振回路
を中心に構成される。コルピツツ形発振回路の構
成や動作の詳細については、本考案の主旨ではな
いので説明を省略する。シールドケース9は、発
振ユニツト8のうち電磁輻射の多い部分を中心に
覆い、しやへい効果を高めるため発振ユニツト8
の中でインピーダンスの低い側の電源線路つまり
アース側線路へ接続される。
第3図a,b,cは、第1図で示した超音波式
霧化器のうち発振ユニツト8と振動子ユニツト6
の実装図である。発振ユニツト8は、回路部品1
1を搭載したプリント基板12と、トランジスタ
10を冷却するためのヒートシンク13を中心に
構成される。振動子ユニツト6は、第1図で説明
したように振動子3を振動子受け4と振動子押さ
え5で挾んだ構造をしており、振動子受け4と振
動子押さえ5は密着している。
以上のように構成された超音波式霧化器は、発
振ユニツト8と振動子ユニツト6が分離している
ことが特徴で、発振ユニツト8と振動子ユニツト
6を任意の距離だけ離して設置できる長所を有す
る反面、振動子リード7の長さが長くなるに従い
このリードを通して輻射する電磁エネルギーが増
加して離音障害も増加してしまう短所も有する。
従来の超音波式霧化器の中には、以上のような
発振ユニツト8と振動子ユニツト6を分離した形
のほかに、両者を一体化した構造のものも多い。
一体形構造をした超音波式霧化器は、第3図にお
いて水と接した振動子受け4でヒートシンク13
の代用をし、回路部品11を搭載したプリント基
板12を値接振動子受け4へ取り付けた構造とな
つている。したがつてトランジスタ10は霧化す
べき液体2で冷却される。この方式の長所は、振
動子リード7の長さが短くてすむため輻射電磁エ
ネルギーが少ないうえ、振動子受け4を通して霧
化すべき液体2が発振ユニツト8のアース側線路
に接続されるため、霧化すべき液体2による輻射
電磁エネルギーのしやへい効果も有する点であ
る。
考案の目的 本考案は、発振ユニツトと振動子ユニツトが分
離し、特に振動子リードから輻射する電磁エネル
ギーを軽減させた超音波式霧化器を提供するもの
である。
考案の構成 本考案は、単線2本を使用した従来の振動子リ
ードに変えて2芯シールド線を導入し、そのシー
ルド線の一端を発振ユニツトのアース側線路へ接
続し、その他端を振動子受けまたは振動子押さえ
接続することにより、振動子リードから輻射する
電磁エネルギーを低減しようとするものである。
実施例の説明 以下本考案の実施例について、第4図と第5図
を参照しながら説明する。
第4図は、本考案を実施した超音波式霧化器を
回路面から展開した図である。第4図は、第2図
と比べ振動子リード7aが単線2本から2芯シー
ルド線へ変わつている。他の部分については同一
なので従来例と同一番号をつけて説明を省略す
る。2芯シールド線7aの一端14は、発振ユニ
ツト8のアース側線路へ接続する。またその他端
15は、振動子受け4へ接続する。なお振動子受
け4と振動子押さえ5は密着しており、両者を電
気の良導体にしておけば、2芯シールド線の他端
15はどちらへ接続しても同等である。16は2
芯シールド線の芯線で、振動子3を駆動する信号
線として使用する。
第5図a,b,cは、本考案を実施した超音波
式霧化器のうち、発振ユニツト8と振動子ユニツ
ト6の実装図である。第5図a,b,cについて
も、第3図と比べ振動子リード7aの部分のみが
異なるので同一部分については従来例と同一番号
をつけて説明を省略する。2芯シールド線7aの
他端15を振動子受け4または振動子押さえ5に
接続しておくと、2芯シールド線の2本の芯線1
6を流れる振動子3の駆動電流が輻射する電磁エ
ネルギーがシールド線のしやへい効果で低減され
るのに加え、霧化すべき液体2が振動子受け4と
シールド線を通して発振ユニツト8のアース側線
路へ接続されるので、液体2によるしやへい効果
が現われて超音波式霧化器の外部へ輻射する電磁
エネルギーは大きく低減する。
考案の効果 本考案によれば、発振ユニツトと振動子ユニツ
トを分離し、この両者を2芯シールド線で接続し
たものであるから簡易安価な方法で電磁エネルギ
ーの輻射が軽減でき、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波式霧化器の基本的構成図、第2
図は従来の超音波式霧化器の回路図、第3図aは
従来の発振ユニツトと振動子ユニツトの正面図、
第3図bは発振ユニツトの側面図、第3図cは振
動子ユニツトの断面図、第4図は本考案の一実施
例の超音波霧化器の回路図、第5図aは同発振ユ
ニツトと振動子ユニツトの正面図、第5図bは同
発振ユニツトの側面図、第5図cは同振動子ユニ
ツトの断面図である。 6……振動子ユニツト、7……振動子リード、
8……発振ユニツト、14,15……シールド
線、16……芯線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動子を有する振動子ユニツトと、振動子へ高
    周波駆動電圧を供給する発振ユニツトと、前記両
    ユニツトを接続する振動子リードとを備え、前記
    振動子リードは2芯シールド線で形成し、この2
    芯シールド線の一端を発振ユニツトのアース側線
    路へ、そして他端を振動子ユニツトへそれぞれ接
    続した超音波式霧化器。
JP8653383U 1983-06-06 1983-06-06 超音波式霧化器 Granted JPS59190364U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8653383U JPS59190364U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 超音波式霧化器

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JP8653383U JPS59190364U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 超音波式霧化器

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Publication Number Publication Date
JPS59190364U JPS59190364U (ja) 1984-12-17
JPH0116535Y2 true JPH0116535Y2 (ja) 1989-05-16

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ID=30216463

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JP8653383U Granted JPS59190364U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 超音波式霧化器

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JP2015016407A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 株式会社コバテクノロジー Sawを用いた霧化装置

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JPS59190364U (ja) 1984-12-17

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