JPH10126120A - 共振器並びにその共振器を用いた発振器およびフィルタ - Google Patents

共振器並びにその共振器を用いた発振器およびフィルタ

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JPH10126120A
JPH10126120A JP8279193A JP27919396A JPH10126120A JP H10126120 A JPH10126120 A JP H10126120A JP 8279193 A JP8279193 A JP 8279193A JP 27919396 A JP27919396 A JP 27919396A JP H10126120 A JPH10126120 A JP H10126120A
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JP
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resonator
ring
wiring board
printed wiring
pattern
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Ritsuo Kobayashi
律雄 小林
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、Qの高い共振器と、その共振器を
使用した位相雑音の小さい発振器と、その共振器を使用
した急峻な周波数特性のフィルタを提供する。 【解決手段】 プリント配線基板の裏面にグランド面を
有しない範囲の基板表面に形成されたリング形状パター
ンと、該リング形状パターンの周辺の基板が取り除かれ
た窓と、前記プリント配線基板のシールドケースと、を
具備して、該シールドケースと前記リング形状パターン
とで特性インピーダンスをもたせる解決手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波回路で使用
される共振器並びにその共振器を用いた発振器およびフ
ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の第1の例について、図5〜図
6を参照して説明する。図6の(a)、(b)に示すよ
うに、従来の共振器である誘電体共振器とその誘電体共
振器を使用した発振器の構成は、プリント配線基板34
の上に支持棒14で支持された誘電体共振器13と、共
振器に結合するマイクロストリップライン51と、その
共振周波数で発信させる増幅器12と、その出力を取り
出すマイクロストリップライン52とで構成している。
【0003】プリント配線基板34の裏面グランド65
と、表面グランド75とは、多数のスルーホール11で
接続されている。そして、図6の(c)に示すように、
そのプリント配線基板34全体は、シールドケース21
でシールドしている。尚、図には示していないが信号を
外部に取り出す場合はコネクタ等を使用する。
【0004】一般に、発振器の位相雑音は、図5の
(a)、(b)に示すように、周波数領域で観測する
と、共振周波数fo 近傍にノイズ側波帯として現れる。
また、図5の(c)に示すように、時間領域で観測した
場合の位相雑音は、波形のゼロクロス点でのジッタとし
て表される。但し、高品質の発振器の位相雑音は、時間
領域では識別できないこともある。
【0005】一方、発振器の出力の位相雑音は、共振器
のQが高いほど小さくなる。図5において、(a)は、
(b)よりも共振器のQが高く、位相雑音が小さい状態
を示す。
【0006】図6に示す誘電率の高い誘電体を使用した
誘電体共振器13はQは高く、位相雑音が小さい。しか
し、誘電体材料を使用しているのでコストが高くなる。
【0007】従来技術の第2の例について、図7を参照
して説明する。図7の(a)、(b)に示すように、従
来のマイクロストリップライン共振器と、そのマイクロ
ストリップライン共振器を使用した発振器の構成は、プ
リント配線基板35の上にマイクロストリップライン共
振器45と、その共振器に結合するマイクロストリップ
ライン51と、その共振器で発振させる増幅器12と、
その出力を取り出すマイクロストリップライン52とで
構成している。
【0008】プリント配線基板35の裏面グランド66
と、表面グランド76とは、多数のスルーホール11で
接続されている。また、図7の(c)に示すように、そ
のプリント配線基板35は、シールドケース22でシー
ルドしている。尚、図には示していないが信号を外部に
取り出す場合はコネクタ等を使用する。
【0009】マイクロストリップライン共振器は、裏面
にグランド面があるプリント配線基板の表面にリング形
状パターンを構成して共振器となる。マイクロストリッ
プライン共振器は、リング形状パターンの実効電気長で
共振周波数が決まり、特性インピーダンスでパターンの
幅が決まる。
【0010】マイクロストリップライン共振器と、その
マイクロストリップライン共振器を使用した発振器は、
プリント配線基板の上に共振器が形成できるので、コス
トが低くなるが、共振器としてのQが低く、発振器の位
相雑音が大きい。
【0011】従来技術の第3の例について、図8を参照
して説明する。図8の(a)、(b)に示すように、マ
イクロストリップライン共振器と、そのマイクロストリ
ップライン共振器を使用したフィルタの構成は、プリン
ト配線基板36の上にマイクロストリップライン共振器
46と、その共振器に結合して入出力となるマイクロス
トリップライン53、54とで構成している。そして、
図8の(c)に示すように、そのプリント配線基板36
全体は、シールドケース23でシールドしている。尚、
図には示していないが信号を外部に取り出す場合はコネ
クタ等を使用する。
【0012】また、マイクロストリップライン共振器と
そのマイクロストリップライン共振器を使用したフィル
タは、プリント配線基板の上にパターンのみで共振器が
形成できるので、コストが低くなるが、フィルタとして
のQが低く、急峻な周波数特性としにくい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、誘
電率の高い誘電体を使用した誘電体共振器はQは高くな
るが、誘電体材料を使用しているのでコストが高くな
り、また、マイクロストリップラインを使用した共振器
は、プリント配線基板の上に共振器が形成できるので、
コストが低くなるが、共振器としてのQが低い。そのた
め、その共振器を用いた発振器の出力の位相雑音が大き
くなり、またその共振器を用いたフィルタは急峻な周波
数特性としにくいなどの実用上の不便があった。
【0014】そこで、本発明は、こうした問題に鑑みな
されたもので、その目的は、プリント配線基板を利用し
てコストを低くおさえた、Qの高い共振器と、その共振
器を使用した位相雑音の小さい発振器と、その共振器を
使用した急峻な周波数特性のフィルタを提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決する為の手段】即ち、上記目的を達成する
ためになされた本発明の1は、プリント配線基板の裏面
にグランド面を有しない範囲の基板表面に形成されたリ
ング形状パターンと、該リング形状パターンの周辺の基
板が取り除かれた窓と、前記プリント配線基板のシール
ドケースと、を具備して、該シールドケースと前記リン
グ形状パターンとで特性インピーダンスをもたせること
を特徴とした共振器を要旨としている。
【0016】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の2は、プリント配線基板の空虚部に着装したリ
ング形状の導電金属板と、前記プリント配線基板のシー
ルドケースと、を具備して、該シールドケースと前記リ
ング形状の導電金属板とで特性インピーダンスをもたせ
ることを特徴とした共振器を要旨としている。
【0017】そしてまた、上記目的を達成するためにな
された本発明の3は、本発明の1または2記載の共振器
を用いた発振器を要旨としている。
【0018】さらに、上記目的を達成するためになされ
た本発明の4は、本発明の1または2記載の共振器を用
いたフィルタを要旨としている。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0020】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例1について、図1を参照し
て説明する。図1(c)に示すように、リング形状パタ
ーンの共振器と、その共振器を使用した発振器の構成
は、プリント配線基板30に設けた中空のリング形状パ
ターン41と、シールドケース20とで共振器を構成
し、図1(a)、(b)に示すように、その共振器に電
磁結合するマイクロストリップライン51と、従来と同
様にその共振周波数で発振させる増幅器12と、その出
力を取り出すマイクロストリップライン52とで発振器
を構成している。
【0021】プリント配線基板30の裏面グランド61
と、表面グランド71とは、多数のスルーホール11で
接続されている。また、図1(c)に示すように、プリ
ント配線基板30は、シールドケース20の中間に位置
するように設けてある。
【0022】リング形状パターン41の周辺は、中空と
なる窓を形成している。また、リング形状パターン41
に対応するプリント配線基板30の裏面はグランド面を
有していない。従って、リング形状パターン41に対応
するグランド面は、シールドケース20の内部の上面と
下面となる。
【0023】一般に、共振器のQを高くするには、共振
器の電力損失を小さくすることにより実現できる。共振
器の電力損失は、誘電体損と、導体損と、放射損とがあ
る。
【0024】共振器のリング形状パターンとシールドケ
ース間に発生する電磁波がプリント配線基板の誘電体を
通過すると、誘電体損が発生する。そして、プリント配
線基板の誘電体損は、誘電正接( Tanδ) にほぼ比例す
る。例えば、あるプリント配線基板中の Tanδは、0.
0001のものがある。一方、空気中を電磁波が通る場
合の誘電体損は、0とみなせる程小さい。
【0025】従って、共振器のパターンとグランド間を
電磁波が通過する場合に、プリント配線基板の誘電体を
通過する割合よりも、空気中を通過する割合を多くすれ
ば誘電体損は相対的に小さくできる。また、電磁波が空
気中を通過する割合を多くした場合は実効誘電率は低い
値となる。
【0026】本発明のリング形状パターン41の場合、
上面は空気を介してシールドケース20の内部の上面で
あり、下面はグランド面が無いプリント配線基板30と
空気を介してシールドケース20の内部の下面である。
従って、リング形状パターン41とグランドの多くの部
分が空気の層となり、空気の比誘電率は1なので、リン
グ形状パターン41に対するプリント配線基板30の等
価的な実効誘電率は低くなって誘電体損が減少する。
【0027】さらに、リング形状パターン41の内側と
外側周囲の基板を切り欠いて窓を設けることによりリン
グ形状パターン41の周辺で発生する誘電体損を減少さ
せている。
【0028】さらに、裏面にグランドパターンを有する
従来のプリント配線基板に比較して、本発明の構造で
は、リング形状パターン41に対するプリント配線基板
30の等価的な実効誘電率は低くなっているので、特性
インピーダンスを例えば50Ω一定として設計するなら
ば、リング形状パターン41の幅は広くなる。従って、
リング形状パターン41の表面積が増すので高周波での
電気抵抗は低くなり、リング形状パターン41の導体損
も減少する。
【0029】また、リング形状パターン41のプリント
配線基板30はシールドケース20に内蔵しているの
で、リング形状パターン41から放射する電磁波の放射
漏れはない。そのため、放射損に関しては従来のマイク
ロストリップラインによる共振器をシールドケースにい
れた場合と変わらない。
【0030】従って、本発明の共振器は、従来のマイク
ロストリップラインによる共振器に比較して、誘電体損
と、導体損とを減少させることができるので、共振器の
電力損失が小さくなる。そのため、本発明の共振器のQ
が高くなり、その共振器をもちいた発振器は位相雑音が
少なくなる。
【0031】ところで、実施例1では、リング形状パタ
ーン41を支持する為に、周囲の中空窓は4角形とした
が、リング形状パターン41を保持する機械的強度が得
られれば、どのような形状の窓としてもよい。
【0032】(実施例2)本発明の実施例2について、
図2を参照して説明する。図2(c)に示すように、リ
ング形状導電金属板の共振器と、その共振器を使用した
発振器の構成は、プリント配線基板31の誘電体の無い
中空部に着装したリング形状導電金属板42と、シール
ドケース20とで共振器を構成し、図2(a)、(b)
に示すように、その共振器に電磁結合するマイクロスト
リップライン51と、従来と同様その共振周波数で発振
させる増幅器12と、その出力を取り出すマイクロスト
リップライン52とで発振器を構成している。
【0033】プリント配線基板31の裏面グランド62
と、表面グランド72とは、同様に多数のスルーホール
11で接続されている。また、図2(c)に示すよう
に、プリント配線基板31は、シールドケース20の中
間に位置するように設けてある。従って、リング形状導
電金属板42に対応するグランド面は、シールドケース
20の内部の上面と下面となる。
【0034】リング形状導電金属板42は、良導電性の
金属板であり、4角を接着、溶着、または機械的構造で
プリント配線基板31に固定する。このプリント配線基
板31にリング形状導電金属板42が着装している部分
以外は中空であり誘電体が無い自立構造である。
【0035】次に、共振器のQに関する説明は実施例1
と同じであるので省略する。そして、プリント配線基板
31のリング形状導電金属板42の場合、上面は空気を
介してシールドケース20の内部の上面であり、下面は
リング形状導電金属板42を保持している一部を除い
て、空気を介してシールドケース20の内部の下面であ
る。従って、リング形状導電金属板42とグランド間を
通過する電磁波は、実施例1よりもさらに空気中を通過
する割合が多くなるので、共振器としての誘電体損が実
施例1よりもさらに減少する。
【0036】さらに、特性インピーダンスを例えば50
Ω一定として設計するならば、リング形状導電金属板4
2の幅は実施例1よりもさらに広くなる。従って、導電
金属板の表面積が増すので高周波での電気抵抗は低くな
り、リング形状導電金属板42の導体損は実施例1より
もさらに減少する。そして、プリント配線基板31はシ
ールドケース20に内蔵しているので、リング形状導電
金属板42のパターンから放射する電磁波の放射漏れは
ない。そのため、放射損に関しては従来のマイクロスト
リップラインによる共振器をシールドケースにいれた場
合と変わらない。
【0037】従って、本発明の共振器は、実施例1に比
較して、誘電体損と、導体損とを大幅に減少させること
ができるので、共振器の電力損失がさらに小さくなる。
そのため、本発明の共振器のQがさらに高くなり、その
共振器をもちいた発振器はさらに位相雑音が少なくな
る。
【0038】ところで、実施例2では、リング形状導電
金属板42とプリント配線基板31とは、4か所で着装
されるようにしたが、機械的強度が得られれば、どのよ
うな固定の方法としてもよい。
【0039】(実施例3)本発明の実施例3について、
図3を参照して説明する。本実施例3は、実施例1と同
じ中空のリング形状パターンとシールドケースとで構成
する共振器をフィルタとした場合である。構成は、図3
(c)に示すように、リング形状パターンの共振器を使
用したフィルタの構成は、プリント配線基板32に設け
たリング形状パターン43と、シールドケース20とで
共振器を構成し、図3(a)、(b)に示すように、そ
の共振器に電磁結合するマイクロストリップライン5
3、54とで構成している。
【0040】プリント配線基板32の裏面グランド63
と、表面グランド73とは、多数のスルーホール11で
接続されている。また、図3(c)に示すように、プリ
ント配線基板32は、シールドケース20の中間に位置
するように設けてある。従って、リング形状パターン4
3に対応するグランド面は、シールドケース20の内部
の上面と下面となる。
【0041】リング形状パターンの共振器の動作につい
ては、実施例1と同様であるので説明を省略する。
【0042】従って、実施例1の説明と同様に、リング
形状パターン43とシールドケース20とで構成した共
振器は、従来のマイクロストリップラインによる共振器
に比較して、誘電体損と、導体損とを減少させることが
できるので、共振器の電力損失が小さくなる。そのた
め、共振器のQが高くなるので急峻な周波数特性のフィ
ルタが実現できる。
【0043】(実施例4)本発明の実施例4について、
図4を参照して説明する。本実施例4は、実施例2と同
じリング形状導電金属板とシールドケースとで構成する
共振器をフィルタとした場合である。構成は、図4の
(c)に示すように、リング形状導電金属板の共振器を
使用したフィルタの構成は、プリント配線基板33の上
に設けたリング形状導電金属板44と、シールドケース
20とで共振器を構成し、図4の(a)、(b)に示す
ように、その共振器に電磁結合するマイクロストリップ
ライン53、54とで構成している。
【0044】プリント配線基板33の裏面グランド64
と、表面グランド74とは、多数のスルーホール11で
接続されている。また、図4(c)に示すように、プリ
ント配線基板33は、シールドケース20の中間に位置
するように設けてある。従って、リング形状導電金属板
44に対応するグランド面は、シールドケース20の内
部の上面と下面となる。
【0045】リング形状導電金属板44はこのリング形
状導電金属板44を保持している一部がプリント配線基
板33と重なっている他は空間層となっている。
【0046】従って、実施例2の説明と同様に、リング
形状導電金属板44とシールドケース20とで構成した
共振器は、実施例3の共振器よりも誘電体損と、導体損
とを大幅に減少させることができるので、共振器の電力
損失がさらに小さくなる。そのため、実施例3の共振器
よりもQが高くなるのでさらに急峻な周波数特性のフィ
ルタとなる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
共振器の電力損失を小さくすることができるので、Qの
高い共振器となり、その共振器を使用した位相雑音の小
さい発振器と、その共振器を使用した急峻な周波数特性
のフィルタを安価に得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のリング形状パターンと発振器の
プリント配線基板の表面図である。 (b)本発明のリング形状パターンと発振器のプリント
配線基板の裏面図である。 (c)本発明の共振器と、該共振器を用いた発振器のA
−A断面図である。
【図2】(a)本発明のリング形状導電金属板と発振器
のプリント配線基板の表面図である。 (b)本発明のリング形状導電金属板と発振器のプリン
ト配線基板の裏面図である。 (c)本発明の共振器と、該共振器を用いた発振器のB
−B断面図である。
【図3】(a)本発明のリング形状パターン共振器を用
いたフィルタのプリント配線基板の表面図である。 (b)本発明のリング形状パターン共振器を用いたフィ
ルタのプリント配線基板の裏面図である。 (c)本発明の共振器と、該共振器を用いたフィルタの
C−C断面図である。
【図4】(a)本発明のリング形状の導電金属板とフィ
ルタのプリント配線基板の表面図である。 (b)本発明のリング形状の導電金属板とフィルタのプ
リント配線基板の裏面図である。 (c)本発明の共振器と、該共振器を用いたフィルタの
D−D断面図である。
【図5】(a)周波数軸でみた、共振器のQが高い場合
の位相雑音を示す図である。 (b)周波数軸でみた、共振器のQが低い場合の位相雑
音を示す図である。 (c)時間軸でみた、共振器の位相雑音を示す図であ
る。
【図6】(a)従来の誘電体共振器を用いた発振器のプ
リント配線基板の表面図である。 (b)従来の誘電体共振器を用いた発振器のプリント配
線基板の裏面図である。 (c)従来の誘電体共振器と、該共振器を用いた発振器
をシールドケースに内蔵したE−E断面図である。
【図7】(a)従来のマイクロストリップラインを用い
た発振器のプリント配線基板の表面図である。 (b)従来のマイクロストリップラインを用いた発振器
のプリント配線基板の裏面図である。 (c)従来の共振器と、該共振器を用いた発振器をシー
ルドケースに内蔵したF−F断面図である。
【図8】(a)従来のマイクロストリップラインを用い
たフィルタのプリント配線基板の表面図である。 (b)従来のマイクロストリップラインを用いたフィル
タのプリント配線基板の裏面図である。 (c)従来の共振器と、該共振器を用いたフィルタをシ
ールドケースに内蔵したG−G断面図である。
【符号の説明】
11 スルーホール 12 増幅器 13 誘電体共振器 14 支持棒 20、21、22、23 シールドケース 30、31、32、33、34、35、36 プリント
配線基板 41、43 リング形状パターン 42、44 リング形状導電金属板 45、46 マイクロストリップライン共振器 51、52、53、54 マイクロストリップライン 61、62、63、64、65、66、67 裏面グラ
ンド 71、72、73、74、75、76、77 表面グラ
ンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板の裏面にグランド面を
    有しない範囲の基板表面に形成されたリング形状パター
    ンと、 該リング形状パターンの周辺の基板が取り除かれた窓
    と、 前記プリント配線基板のシールドケースと、 を具備して、該シールドケースと前記リング形状パター
    ンとで特性インピーダンスをもたせることを特徴とした
    共振器。
  2. 【請求項2】 プリント配線基板の空虚部に着装したリ
    ング形状の導電金属板と、 前記プリント配線基板のシールドケースと、 を具備して、該シールドケースと前記リング形状の導電
    金属板とで特性インピーダンスをもたせることを特徴と
    した共振器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の共振器を用いた
    発振器。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の共振器を用いた
    フィルタ。
JP8279193A 1996-10-22 1996-10-22 共振器並びにその共振器を用いた発振器およびフィルタ Withdrawn JPH10126120A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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