JPH0544662Y2 - - Google Patents

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JPH0544662Y2
JPH0544662Y2 JP1986029243U JP2924386U JPH0544662Y2 JP H0544662 Y2 JPH0544662 Y2 JP H0544662Y2 JP 1986029243 U JP1986029243 U JP 1986029243U JP 2924386 U JP2924386 U JP 2924386U JP H0544662 Y2 JPH0544662 Y2 JP H0544662Y2
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piezoelectric vibrator
metal base
electrode
ultrasonic
atomization unit
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  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、超音波で水を霧化する超音波加湿器
等に使用される超音波霧化ユニツトに関する。
(従来の技術) 第5図は従来の超音波霧化ユニツトを用いた超
音波加湿器の一例を示し、第6図はその超音波霧
化ユニツト部分の平面図を示す。第5図及び第6
図において、1はアルミダイカスト等の厚肉の金
属製ベースであり、弾性支持体2を介し円板状圧
電セラミツクの超音波圧電振動子3が該金属製ベ
ース1に装着されている。ここで、圧電振動子3
の振動面は金属製ベース1に対し傾斜させて(す
なわち霧化すべき水の面に対し傾斜させて)配置
されている。また、金属製ベース1の一端にはプ
リント基板4が連結されており、該プリント基板
上に駆動回路5が組み立てられている。そして、
このような構成の超音波霧化ユニツト10が水1
1を収納する水槽12の底部の取り付け穴13に
水密に固定されるようになつている。
なお、圧電振動子3の振動面を水面に対して傾
斜させるのは、霧化効率の向上のためである。す
なわち、超音波によつて生じた水柱14の先端で
霧化が行なわれるが、振動子3の振動面が傾斜し
てない場合には水柱14が垂直に立ち上がり、こ
の場合には霧化されない大粒の水滴が水柱上に落
下して霧化効率の低下を生じる。これを防止する
ために振動面を傾斜させることにより水柱を傾斜
させ、霧化されない大粒の水滴が水柱上に直接落
下するのを防止して霧化効率の向上を図つてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、第5図及び第6図に示す従来の超音
波霧化ユニツトの場合、圧電振動子3の電極とプ
リント基板上の駆動回路5とをリード線を用いて
配線して接続する必要があり、組み立てが面倒
で、小型化にも不向きな構造となつている。
また、振動子3の振動面を傾斜させた場合には
超音波加湿器の機種に応じて、たとえば霧化筒等
の構造に応じて、水柱14の傾く方向が規定され
るが、第5図及び第6図のごとき従来の構造であ
ると、振動子3の中心に対しプリント基板4等が
幾何学的に非対称に装着されかつ金属ベース1の
側方にプリント基板4が大きく張り出しているた
め、振動子3の振動面の傾斜方向を優先させて超
音波霧化ユニツト10を回転させて超音波加湿器
本体部分に装着するのが困難な事態が生ずる。こ
のため、従来は矢印A、矢印B、矢印C、矢印D
のごとく少なくとも4方向に圧電振動子の傾斜方
向を持たせた4種類の超音波霧化ユニツトを用意
し、超音波加湿器を組み立てる需要者に対して供
給するようにしていた。このため組立て時におい
て圧電振動子の傾斜方向を常に考慮しながら4通
りの組立てを行なわねばならず、組み立て作業が
面倒であり、量産性が悪いきらいがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の点に鑑み、圧電振動子中心に
対して幾何学的に点対称に取り付け穴を有するベ
ース構造として、超音波加湿器等への取り付け方
向を任意に設定可能にし、しかも圧電振動子に接
する電極自体で形成された延長部を直接プリント
基板に接続するようにして、形状の薄形化及び構
造の簡略化を図つた超音波霧化ユニツトを提供し
ようとするものである。
本考案は、超音波放射面に放射面側電極を有
し、これに対向する面に対向電極を有する圧電振
動子を金属製ベースに配設した超音波霧化ユニツ
トにおいて、前記圧電振動子の中心に対して点対
称に取り付け穴を前記金属製ベースに形成し、前
記圧電振動子を励振する駆動回路が組み立てられ
たプリント基板を前記金属製ベースの前記圧電振
動子配設面部分に対向配置し、前記放射面側電極
の前記超音波放射面に対向する面への回り込み部
分に第1電極体を接触させ、前記対向電極に第2
電極体を接触させ、前記プリント基板の導電パタ
ーンに前記第1及び第2電極体自体で形成された
延長部を直接接続した手段により、上記従来技術
の問題点を解決している。
(実施例) 以下、本考案に係る超音波霧化ユニツトの実施
例を図面に従つて説明する。
第1図乃至第3図において、0.8乃至1mm程度
の厚みのアルミニウム薄板等の金属製ベース20
は、両側に垂直に折り曲げられた側面部21A,
21Bを有し、ベース20の上面中央には加湿器
の水槽底部22の取り付け穴23に嵌合する円環
状リブ24、この外側に延びた放射状リブ25、
四隅の取り付け部27、取り付け穴28(ベース
20を超音波加湿器側に固定するための穴)及び
円環状リブ24の内側の振動子装着穴26がプレ
ス加工等で同時に形成されている。
一方、振動子支持構造体30は、円板状圧電セ
ラミツクの超音波放射面に放射面側電極31Aを
有し、これに対向する面に対向電極31Bを有す
る円板状圧電振動子32と、内周に傾斜した環状
溝33を刻設し、外周面に環状凸部34を複数本
形成した有底筒状弾性樹脂体35と、前記放射面
側電極31Aの回り込み電極部分に接触する第1
電極体36Aと、前記対向電極31Bに弾性で接
触する第2電極体36Bとから構成されている。
そして、圧電振動子32の対向電極31Bに接触
する第2電極体36Bは弾性樹脂体35内に配置
され、その第2電極体36B自体で形成された延
長部37Bは弾性樹脂体35の底部より引き出さ
れる。また、圧電振動子32の放射面側電極31
Aの回り込み部分に接触する第1電極体36Aは
圧電振動子32に重ね合わされ、両者は前記弾性
樹脂体35内周の傾斜した環状溝33に密水に嵌
合され、第1電極体36A自体で形成された延長
部37Aは弾性樹脂体35の底部より引き出され
る。ここで、第1及び第2電極体36A,36B
及びその延長部37A,37Bは燐青銅等の板材
からプレス加工等でそれぞれ一体に成型されたも
のであり、延長部37A,37Bは接続用のリー
ドとして機能するものである。
なお、圧電振動子32の傾斜方向(第2図矢印
X方向)を表示するため、弾性樹脂体35の内周
に識別用凸部38が形成されている。
このような、振動子支持構造体30は、前記圧
電振動子32の傾斜方向が特定の方向を向くよう
に前記金属製ベース20の振動子装着穴26の内
周に密水に嵌着されている。
前記金属製ベース20の平面形状は、第2図に
示す通り略正方形状であつて圧電振動子32の中
心に対し幾何学的に点対称となる形状であり、ベ
ース20の四隅の取り付け部27に形成された取
り付け穴28は、圧電振動子32の中心に対し幾
何学的に点対称となる位置に配置されている。各
取り付け穴28は貫通穴であつても良いし必要に
応じて螺子穴としても良い。
前記圧電振動子32を励振する駆動回路は、例
えば第4図に示すようなコレクタ接地形コルピツ
ツ自励発振回路であり、この駆動回路はプリント
基板40上に組み立てられるようになつている。
なお、第4図中FSはフロートスイツチであり、
加湿器の水槽側に配置されるもので、該水槽内に
液体が存在するときのみオンとなるものである。
そのプリント基板40は、前記金属製ベース20
の平面部に平行配置され、前記圧電振動子32に
圧接する電極体36A,36Bの延長部37A,
37Bが直接基板裏面の導電パターン41に接続
されている。また、プリント基板40は一方の側
面部21Aにビス止めされ、他方の側面部21B
の舌片42で位置決め支持されている。
前記プリント基板40上における前記振動子支
持構造体30の周囲の空間には、前記駆動回路の
構成部品50、例えばトランジスタTRや出力調
整用半固定可変抵抗器VR等が配置されている。
トランジスタTRは、放熱のため、第3図のよう
に金属製ベース20の側面部を内側に一部折り曲
げた折り曲げ部51にビス止めで密着されてい
る。また、半固定可変抵抗器VRを外部より調整
できるように、側面部21Bには透孔52が形成
されている。
上記のような超音波霧化ユニツトは、霧化すべ
き液体を収容する加湿器の水槽底部22の取り付
け穴32に、Oリング53を介し金属製ベース2
0を密水に装着することにより、加湿器側に取り
付けられる。
また、第3図及び第7図を用いて雑音軽減のた
めの構成について説明する。第3図1点鎖線のよ
うに輻射雑音軽減のために箱状シールド部材55
をプリント基板40裏面に覆うごとく配置し、前
記ベース20に導電性をもつて取り付ける。この
場合のシールド部材55は0.3〜0.5mm厚の鉄やし
んちゆう板が良い。そして、ラインノイズ軽減の
ために、プリント基板40に搭載する駆動回路と
して第7図のように電源ラインにLCのフイルタ
FLを挿入した駆動回路を採用することにより、
コンパクトに確実にノイズ軽減を可能にする。
(考案の効果) 上記のごとき本考案の超音波霧化ユニツトの構
成によれば、次の通りの効果を得ることができ
る。
(1) 金属製ベース20の取り付け穴28が幾何学
的に圧電振動子32中心に対し点対称となつて
いるため、超音波加湿器本体に対しユニツトの
取り付け位置を回転することにより任意に設定
することができる。このため、振動子の振動面
が傾斜している場合であつてもその傾斜方向を
種々の超音波加湿器に応じて最適な方向に選択
することが可能である。従つてユニツト側にお
いては1種類のたとえば第2図矢印X方向のも
のを用意すれば良く、生産工程において振動子
傾斜方向を総て一定方向に規定して組立てを行
なうことができ、量産性の改善を図ることが可
能であり、作業能率を向上させることができ
る。
(2) 圧電振動子32の各電極に接触する電極体3
6A,36B自体で形成された延長部37A,
37Bを、駆動回路が組み立てられたプリント
基板40の導電パターンに直接接続しているの
で、従来の絶縁被覆線を用いた配線作業が不要
であり、配線作業のための空きスペースも不要
となるため、プリント基板を振動子支持構造体
の底部に近接配置でき、構造の簡略化及び形状
の薄形化を図ることができる。また、プリント
基板40が金属ベースの圧電振動子配設面部分
に対向配置されるため、金属ベース側方へのプ
リント基板の張り出しは無くなり、超音波加湿
器本体等への配置の自由度が向上する。
(3) プリント基板上における圧電振動子の周囲の
空間(振動子支持構造体のまわりの空間)に駆
動回路の構成部品を配置することにより、部品
の高密度実装ができ、小型化が可能である。
(4) 金属製ベース20をアルミ等の薄板状とし、
圧電振動子の周囲を囲む円環状リブ24及びこ
の円環状リブの外側に延びる放射状リブ25等
の金属製ベースの剛性を高めるリブをプレス加
工等で形成すれば、厚肉のダイカスト製品のベ
ースよりも安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る超音波霧化ユニツトの実
施例を示す拡大正断面図、第2図は同平面図、第
3図は同正面図、第4図は実施例で用いる駆動回
路の一例を示す回路図、第5図は従来の超音波霧
化ユニツトを装着した超音波加湿器の一例を示す
正断面図、第6図は従来の超音波霧化ユニツトを
示す平面図、第7図は本考案で使用する駆動回路
の他の具体例を示す回路図である。 20……金属製ベース、24……円環状リブ、
25……放射状リブ、28……取り付け穴、30
……振動子支持構造体、32……圧電振動子、3
6A,36B……電極体、37A,37B……リ
ード、40……プリント基板、41……導電パタ
ーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 超音波放射面に放射面側電極31Aを有し、
    これに対向する面に対向電極31Bを有する圧
    電振動子32を金属製ベース20に配設した超
    音波霧化ユニツトにおいて、前記圧電振動子3
    2の中心に対して点対称に取り付け穴28を前
    記金属製ベース20に形成し、前記圧電振動子
    32を励振する駆動回路が組み立てられたプリ
    ント基板40を前記金属製ベース20の前記圧
    電振動子配設面部分に対向配置し、前記放射面
    側電極31Aの前記超音波放射面に対向する面
    への回り込み部分に第1電極体36Aを接触さ
    せ、前記対向電極31Bに第2電極体36Bを
    接触させ、前記プリント基板40の導電パター
    ンに前記第1及び第2電極体自体で形成された
    延長部37A,37Bを直接接続したことを特
    徴とする超音波霧化ユニツト。 (2) 前記圧電振動子が前記金属製ベースに対して
    傾斜して配設されている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の超音波霧化ユニツト。 (3) 前記プリント基板上における前記圧電振動子
    の周囲の空間に前記駆動回路の構成部品が配置
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の超音波霧化ユニツト。 (4) 前記金属製ベースが薄板であり、前記圧電振
    動子の周囲を囲む円環状リブ及び円環状リブの
    外側に延びる放射状リブとを有している実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の超音波霧化ユニ
    ツト。
JP1986029243U 1986-03-03 1986-03-03 Expired - Lifetime JPH0544662Y2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP1986029243U JPH0544662Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03
US06/932,819 US4746466A (en) 1986-03-03 1986-11-20 Ultrasonic atomizing apparatus
KR1019860009947A KR930004011B1 (ko) 1986-03-03 1986-11-25 초음파 분무장치
DE19873706593 DE3706593A1 (de) 1986-03-03 1987-02-28 Ultraschall-zerstaeubungseinrichtung

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JP1986029243U JPH0544662Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

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JPS62143131U JPS62143131U (ja) 1987-09-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61237945A (ja) * 1985-04-15 1986-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波加湿ユニツト

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520992Y2 (ja) * 1976-02-02 1980-05-20
JPS5583634U (ja) * 1978-12-07 1980-06-09

Patent Citations (1)

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JPS62143131U (ja) 1987-09-09

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