JPH0225499Y2 - - Google Patents

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JPH0225499Y2
JPH0225499Y2 JP1984091654U JP9165484U JPH0225499Y2 JP H0225499 Y2 JPH0225499 Y2 JP H0225499Y2 JP 1984091654 U JP1984091654 U JP 1984091654U JP 9165484 U JP9165484 U JP 9165484U JP H0225499 Y2 JPH0225499 Y2 JP H0225499Y2
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JP
Japan
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metal base
printed circuit
circuit board
heat
atomization unit
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JP1984091654U
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JPS618473U (ja
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  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、超音波を利用して水を霧化する超音
波加湿器等に用いられる霧化ユニツトに関する。
(従来の技術) 従来、この種の霧化ユニツトとしては第3図に
示す構成が一般的である。第3図において、1は
チヤンバーベースと呼ばれる金属ベースであり、
該金属ベース1に超音波圧電振動子2と該振動子
2を駆動するための駆動回路の出力トランジスタ
3が取り付けられている。ここで、出力トランジ
スタ3は金属ベース1に直接もしくは絶縁薄板を
介して熱伝導良好に取り付けられ、金属ベース1
は出力トランジスタ3の放熱体を兼ねている。振
動子駆動回路の残りの回路部品は金属ベース端部
に連結固定されたプリント基板4上に組み立てら
れている。即ち駆動回路を構成する出力トランジ
スタ3以外の電子部品5等はプリント基板4に装
着されている。
このような霧化ユニツトは、液体たとえば水を
収容した水槽の底部に前記超音波圧電振動子2の
超音波放射面が露出するごとく取付られ、駆動回
路の高周波電力により振動子2を駆動し、振動子
2から超音波を水槽中の水に放射して霧化を行な
う。尚、金属ベース1の一部は水槽中の水に対し
露出し冷却されるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、第3図のごとき構成であると、金属
ベース1は出力トランジスタ3の冷却には寄与す
るがプリント基板4上に組み立てられた電子部品
5等の放熱には全く無関係である。すなわち、各
電子部品5は自然空冷であるため、抵抗器等の発
熱部品には十分な容量のものが必要である。この
ため、現在のチツプ部品において、抵抗器は1/8
〜1/16W程度の消費電力のもので、コンデンサは
耐圧が50V程度であり、第3図のごとく単純な自
然空冷の構成では駆動回路部品のチツプ化は困難
である。このことは、霧化ユニツトの小型化を図
る上で障害となる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の点に鑑み、発熱部品を設けた
基板を金属ベースに対し直接もしくは絶縁フイル
ムを介して密着させることにより、基板及び基板
上に装着されたチツプ部品等の発熱部品を冷却で
きるようにして、発熱部品の発熱を抑制すること
を可能にした霧化ユニツトを提供しようとするも
のである。
(実施例) 以下、本考案に係る霧化ユニツトの実施例を図
面に従つて説明する。
第1図及び第2図において、金属ベース10に
は中央に超音波圧電振動子取付用の穴部11が形
成され、四隅に取付穴12を形成した取付部13
が形成されている。また、金属ベース10の基板
装着側には金属ベース10とプリント基板15と
の間の絶縁のためにポリイミド等の耐熱、耐圧性
の優れた樹脂フイルム(厚さ20μ)がシリコンで
接着されている。超音波圧電振動子2は金属ベー
ス10に一体化された螺子部25及びこれに螺合
するナツト26を用いて当該金属ベース10に固
定される。プリント基板15の中央部にはその圧
電振動子2を避ける透孔27が形成されている。
このプリント基板15上には出力トランジスタ3
及び振動子2を駆動するための駆動回路部品とな
るチツプ部品16等が取り付けられている。ま
た、前記振動子2とプリント基板15とはリード
線にて接続される。そして、金属ベース10と駆
動回路を組み立てたプリント基板15とは第2図
のように相互に重ね合わされ、プリント基板15
の片面全体が金属ベース10に密着した状態で水
を収容する水槽20の底部にビス等で固定され
る。この場合、金属ベース10には振動子2の超
音波放射面を囲んで円筒状凸部21が一体に形成
されており、該円筒状凸部21が水槽側の取付穴
22にO−リング23を介し水密に嵌合固定され
るようになつている。
上記実施例の構成によれば、水槽20中の水に
接して冷却される金属ベース10に対して、プリ
ント基板15の片面全体が密着して熱伝導良好に
装着されることになるため、プリント基板上に組
み立てられたチツプ部品16等の発熱部品の熱が
プリント基板15を介し金属ベース10側に放熱
されるため、従来の場合よりも電力容量の少ない
チツプ抵抗等を使用することができ電子部品のチ
ツプ化、ひいては小型化を可能とすることができ
る。
なお、チツプ化のできないコンデンサ、コイル
等は通常のはんだ付けによりリード線をプリント
基板15に装着すれば良く、この場合金属ベース
10側へのリード線の出つ張りはベース側に凹部
を形成して逃げる構造とすればよい。また、出力
トランジスタ3については金属ベース10に直接
的に装着する従来と同様の構造を採用することも
できる。
さらに、霧化ユニツトが異常使用状態たとえば
空焚き状態となつて金属ベースの温度があがり、
その温度を検出し霧化ユニツトの動作を停止させ
る制御回路等を設ける場合においても、サーミス
タ等の温度センサーを金属ベースに直接取り付け
る必要がなく、プリント基板15上に装着すれば
足りるから組み立て上も有利である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の霧化ユニツトに
よれば、発熱部品を設けたプリント基板の片面全
体を、振動子を取り付けた金属ベースに直接もし
くは絶縁フイルムを介して密着させているため、
基板上の発熱部品の熱を基板を介し金属ベース側
に放熱することができ、発熱部品の熱的な容量を
小さくすることができ、ひいては小型化を図るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る霧化ユニツトの実施例を
示す分解斜視図、第2図は水槽底部に装着した状
態を示す正面図、第3図は従来の霧化ユニツトを
示す斜視図である。 1,10……金属ベース、2……超音波圧電振
動子、3……出力トランジスタ、4,15……プ
リント基板、16……チツプ部品、20……水
槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱部品を設けたプリント基板の片面全体を、
    振動子を取付けた金属ベースに直接もしくは絶縁
    フイルムを介して密着させたことを特徴とする霧
    化ユニツト。
JP9165484U 1984-06-21 1984-06-21 霧化ユニツト Granted JPS618473U (ja)

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JP9165484U JPS618473U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 霧化ユニツト

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JP9165484U JPS618473U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 霧化ユニツト

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JPS618473U JPS618473U (ja) 1986-01-18
JPH0225499Y2 true JPH0225499Y2 (ja) 1990-07-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5678916B2 (ja) * 2006-07-05 2015-03-04 ナノミストテクノロジーズ株式会社 超音波霧化機
JP5494902B2 (ja) * 2006-07-05 2014-05-21 ナノミストテクノロジーズ株式会社 溶液の超音波分離装置

Citations (1)

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JPS5628773B2 (ja) * 1976-09-01 1981-07-03

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JPS5628773B2 (ja) * 1976-09-01 1981-07-03

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