JPH0352132Y2 - - Google Patents

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JPH0352132Y2
JPH0352132Y2 JP14325586U JP14325586U JPH0352132Y2 JP H0352132 Y2 JPH0352132 Y2 JP H0352132Y2 JP 14325586 U JP14325586 U JP 14325586U JP 14325586 U JP14325586 U JP 14325586U JP H0352132 Y2 JPH0352132 Y2 JP H0352132Y2
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JP
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circuit board
ring
shaped shield
guide
shield body
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JP14325586U
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JPS6351675U (ja
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  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ノイズ特に輻射ノイズを軽減するた
めの構造を具備した霧化ユニツトに関する。
(従来の技術) 一般に、加湿器はその用途からして居室に設置
される場合が多く、テレビ受像機、ラジオ受信機
等の近くに置かれる機会が多い。このため、超音
波により水を霧化する超音波加湿器では、それら
の機器にノイズ妨害を及ぼすおそれがある。
その理由は、圧電振動子を利用して水を霧化す
る超音波加湿器では圧電振動子の駆動周波数とし
て1MHz乃至2MHz程度の帯域のものを使用して
いるが、前記圧電振動子を駆動する駆動回路の素
子の非直線性により励振波形は多くの低調波や高
調波を含んだ歪んだものとなつている。このた
め、これらの低調波及び高調波が駆動回路等の配
線部分より空間に輻射されて、テレビ受像機やラ
ジオ受信機等にノイズ妨害を与えることになる。
この問題を解決するために、超音波発生用の圧
電振動子を励振する駆動回路を設けた回路基板全
体を箱型のシールドケースで覆うか、本考案者に
よる実開昭57−148473号のようにシールドリング
を設けることが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、駆動回路を設けた回路基板全体
を箱型のシールドケースで覆うことは構造が複雑
化して実用性に欠け、また実開昭57−148473号の
構造もシールドリングをビス止めし、同時に回路
基板側のアースとの接続を実施しなければなら
ず、製造工数が多く、量産性に欠ける嫌いがあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の点に鑑み、超音波発生用の圧
電振動子を励振する駆動回路を設けた回路基板を
リング状シールド体で環状に囲み、かつリング状
シールド体の構造を工夫することにより、リング
状シールド体の装着の際にビス止めを省略し、組
み立て時の作業性の改善、製造の自動化を図つた
ノイズ軽減霧化ユニツトを提供しようとするもの
である。
本考案は、水等の液体霧化用の圧電振動子を励
振する駆動回路を配置した回路基板をリング状シ
ールド体で囲む構造の霧化ユニツトにおいて、前
記リング状シールド体に接触片及び前記回路基板
に嵌合自在なガイドを設け、該ガイドにより前記
リング状シールド体を前記回路基板に対して支持
するとともに、前記接触片を前記回路基板のアー
ス線路に接触させる手段により上記従来の問題点
を解決している。
(作用) 本考案の霧化ユニツトにおいては、リング状シ
ールド体に接触片及び当該リング状シールド体を
固定するためのガイドを設けており、該ガイドに
沿つてリング状シールド体を駆動回路等が配置さ
れた回路基板側に取り付けることができ、これと
同時に接触片を前記回路基板のアース線路に接触
させることができる。
また、前記ガイドを設けたことにより、接触片
とこれに接触する回路基板との位置関係のばらつ
きを抑制でき、接触片の弾性域は少なくてよい。
このことは、リング状シールド体として弾性の優
れた燐青銅等を採用する必要はなく、コスト低減
のために鉄板や表面処理鋼板等を使用できる。
本考案の場合、リング状シールド体のビス止め
やリング状シールド体と回路基板アース側との間
の接続作業を不要にでき、作業性の改善、自動機
による回路基板に対するリング状シールド体の自
動装着が可能である。
(実施例) 以下、本考案に係る霧化ユニツトの実施例を図
面に従つて説明する。
第1図乃至第4図において、水等の液体を収容
する収納容器の底部に装着される金属ベース(チ
ヤンバーベース)1の略中央には圧電振動子2が
取り付けられている。この圧電振動子2は収納容
器内の液体に対し超音波を放射して液体を霧化す
るためのものである。
金属ベース1の端部には回路基板(プリント基
板)3が取り付けられ、この回路基板3上に圧電
振動子2を励振する駆動回路4等が組み立てられ
ている。
一方、回路基板3を環状に取り囲むためのリン
グ状シールド体5は亜鉛コーテイング、亜鉛メツ
キ等の表面処理を施した鋼板、アルミ、銅等の高
周波の伝導の良好な材質が選定され、このリング
状シールド体5には内側に突出する接触片(僅か
に弾性を有するもの)6が複数個形成されるとと
もに、前記回路基板3への挿入固定のための凹溝
状のガイド7が両側にそれぞれ形成されている。
前記ガイド7は前記回路基板3にちようど嵌合可
能な幅であれば良いが、回路基板3の初期の挿入
を容易とするために、ガイド7の挿入側端の幅を
回路基板3の厚みよりかなり大きくしておくこと
が好ましい。このリング状シールド体5は、駆動
回路部からの輻射ノイズをシールドする作用を果
たす。
なお、前記回路基板3は前記接触片6に対接す
るアース線路としての導電パターンを両縁に有
し、かつその部分を1乃至3mm程度基板レジスト
を外しておけば、フローはんだ時にその導電パタ
ーン上に第4図のごとく帯状にはんだ8が付着し
た状態となる。また、前記リング状シールド体5
の内側底部にはマイラー等の絶縁板9が固着され
ている。
リング状シールド体5の装着は、例えば自動機
により回路基板3を接触片6とガイド7とで規定
される間隔に自動挿入することにより容易に実施
できる。このとき、ガイド7の挿入側端の幅が回
路基板3の厚みより大きくなつており、接触片6
先端の向きと回路基板3の挿入方向とが同方向で
あるから、接触片6は回路基板3に引つ掛かるこ
とがなく、回路基板3は接触片6上を滑るように
入つていくので自動機による組み立てができる。
これにより、回路基板3に対するリング状シー
ルド体5の位置は、ガイド7によつて正確に位置
決め保持され、かつ各接触片6がアース用の導電
パターン上のはんだ8に圧接してリング状シール
ド体5の回路基板側へのアース接続ができる。ま
た、この際に接触片6ははんだ8に食い込む形と
なり、リング状シールド体5を回路基板3から引
き抜く方向へは接触片6がはんだ8に引つ掛かつ
て抜けにくくなる。
第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示
す。これらの図において、リング状シールド体5
の両側には2本の突条ではさまれた凹部を有する
ガイド7Aが形成され、回路基板3が該ガイド7
Aに嵌合するとにより、回路基板3に対して当該
リング状シールド体5が位置決め固定されるよう
になつている。その他の構造は、前述の実施例と
同様である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の霧化ユニツトに
よれば、液体霧化用の圧電振動子を励振する駆動
回路を配置した回路基板をリング状シールド体で
囲む構造において、駆動回路等からの輻射ノイズ
を軽減するためのリング状シールド体に、内側に
突出する接触片及び当該リング状シールド体固定
用のガイドを設け、該ガイドにより前記リング状
シールド体を前記回路基板に対して定位値に支持
するとともに、前記接触片を前記回路基板のアー
ス線路に接触させたので、リング状シールド体の
ビス止めやリング状シールド体と回路基板アース
側との間の接続作業を不要にでき、作業性の改善
を図ることができ、さらにガイドの挿入側端を回
路基板の厚みより大きくしてやつたりすることに
より自動機による回路基板に対するリング状シー
ルド体の自動装置を可能とする利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の霧化ユニツトの実施例を示す
分解斜視図、第2図は同側断面図、第3図は同正
面図、第4図は要部拡大断面図、第5図は本考案
の他の実施例を示す部分正面図、第6図は同要部
拡大断面図である。 1……金属ベース、2……圧電振動子、3……
回路基板、4……駆動回路、5……リング状シー
ルド体、6……接触片、7,7A……ガイド、8
……はんだ、9……絶縁板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体霧化用の圧電振動子を励振する駆動回路
    を配置した回路基板をリング状シールド体で囲
    む構造の霧化ユニツトにおいて、前記リング状
    シールド体に接触片及び前記回路基板に嵌合自
    在なガイドを設け、該ガイドにより前記リング
    状シールド体を前記回路基板に対して支持する
    とともに、前記接触片を前記回路基板のアース
    線路に接触させたことを特徴とする霧化ユニツ
    ト。 (2) 前記リング状シールド体が表面処理鋼板であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の霧化ユ
    ニツト。
JP14325586U 1986-09-18 1986-09-18 Expired JPH0352132Y2 (ja)

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JP14325586U JPH0352132Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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JP14325586U JPH0352132Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6351675U JPS6351675U (ja) 1988-04-07
JPH0352132Y2 true JPH0352132Y2 (ja) 1991-11-11

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