JPH05199856A - グルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲料の製造方法 - Google Patents
グルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲料の製造方法Info
- Publication number
- JPH05199856A JPH05199856A JP4034494A JP3449492A JPH05199856A JP H05199856 A JPH05199856 A JP H05199856A JP 4034494 A JP4034494 A JP 4034494A JP 3449492 A JP3449492 A JP 3449492A JP H05199856 A JPH05199856 A JP H05199856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glucomannan
- beverage
- paste
- stock solution
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンニャク生芋より抽出したグルコマンナン
粒を主成分として、食物繊維の含有量が多く、しかも粘
度や臭気がなくて飲み易く、低カロリーの健康飲料とし
て優れたグルコマンナン飲料並びにグルコマンナン飲料
の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 グルコマンナン粒と、水または温水とを混合
攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコマンナ
ン糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌して液
化させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱殺菌し
て成るグルコマンナン飲料を主たる構成とする。
粒を主成分として、食物繊維の含有量が多く、しかも粘
度や臭気がなくて飲み易く、低カロリーの健康飲料とし
て優れたグルコマンナン飲料並びにグルコマンナン飲料
の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 グルコマンナン粒と、水または温水とを混合
攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコマンナ
ン糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌して液
化させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱殺菌し
て成るグルコマンナン飲料を主たる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グルコマンナンを主原
料としたグルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲
料の製造方法に関するものである。
料としたグルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲
料の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンニャクはコンニャク生芋から
取出した精粉に水を加え攪拌してコンニャク糊を作り、
このコンニャク糊に石灰乳等のアルカリを加えてゲル化
させ、板状、塊状、麺状等に成型したものである。この
コンニャクの主成分であるグルコマンナン(コンニャク
マンナン)は難消化性であるが食物繊維の含有量が高
く、繊維質不足、カローリの摂取過剰になりがちな現在
の食生活において健康維持上きわめて重要な物質である
とされ、血液中のコレステロールを低下させ、成人病の
予防もできる等のことが知られてきた。この様な有効な
生理作用を有しているグルコマンナンは、アルカリ処理
によるゲル化によって上記生理作用が失なわれ易いもの
である。そこで、コンニャク精粉に水と、ビタミンCを
含むビタミン類、調味料、フレーバー類、エッセンス類
等を加え高速攪拌して調製した飲料が特公平2−540
71号公報に提案されている。
取出した精粉に水を加え攪拌してコンニャク糊を作り、
このコンニャク糊に石灰乳等のアルカリを加えてゲル化
させ、板状、塊状、麺状等に成型したものである。この
コンニャクの主成分であるグルコマンナン(コンニャク
マンナン)は難消化性であるが食物繊維の含有量が高
く、繊維質不足、カローリの摂取過剰になりがちな現在
の食生活において健康維持上きわめて重要な物質である
とされ、血液中のコレステロールを低下させ、成人病の
予防もできる等のことが知られてきた。この様な有効な
生理作用を有しているグルコマンナンは、アルカリ処理
によるゲル化によって上記生理作用が失なわれ易いもの
である。そこで、コンニャク精粉に水と、ビタミンCを
含むビタミン類、調味料、フレーバー類、エッセンス類
等を加え高速攪拌して調製した飲料が特公平2−540
71号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
公報に開示された飲料によれば、コンニャク精粉に水と
ビタミンCを含むビタミン類を加え高速攪拌して低粘度
性の飲料を得るとしているが、飲料として粘性を低下さ
せるためにはどうしてもコンニャク精粉を減量しなけれ
ばならず、グルコマンナン、即ち食物繊維の量が不足す
ることとなり、逆に食物繊維の量を増加させるためにコ
ンニャク精粉の量を増加させると粘度や臭いが増加して
飲料として飲みにくくなる等の問題があった。
公報に開示された飲料によれば、コンニャク精粉に水と
ビタミンCを含むビタミン類を加え高速攪拌して低粘度
性の飲料を得るとしているが、飲料として粘性を低下さ
せるためにはどうしてもコンニャク精粉を減量しなけれ
ばならず、グルコマンナン、即ち食物繊維の量が不足す
ることとなり、逆に食物繊維の量を増加させるためにコ
ンニャク精粉の量を増加させると粘度や臭いが増加して
飲料として飲みにくくなる等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的はコンニャク生芋より抽出した
グルコマンナン粒を主成分として、食物繊維の含有量が
多く、しかも粘度や臭いがなくて飲み易く、低カロリー
の健康飲料として優れたグルコマンナン飲料並びにグル
コマンナン飲料の製造方法を提供することにある。
たものであり、その目的はコンニャク生芋より抽出した
グルコマンナン粒を主成分として、食物繊維の含有量が
多く、しかも粘度や臭いがなくて飲み易く、低カロリー
の健康飲料として優れたグルコマンナン飲料並びにグル
コマンナン飲料の製造方法を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、グルコマンナン粒と、水または温水と
を混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコ
マンナン糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌
して液化させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱
殺菌して成るグルコマンナン飲料から構成される。ま
た、グルコマンナン粒と、水または温水と、グルコマン
ナンを液化する酵素とを同時に混合攪拌してグルコマン
ナン原液を製造し、このグルコマンナン原液を加熱殺菌
して成るグルコマンナン飲料から構成される。また、前
記加熱殺菌したグルコマンナン原液に酸味料や甘味料を
添加して成ることとしてもよい。次に、グルコマンナン
粒と、水または温水とを混合攪拌してグルコマンナン糊
を製造し、このグルコマンナン糊にグルコマンナンを液
化する酵素を添加攪拌して液化させ、この液化したグル
コマンナン原液を加熱殺菌して成るグルコマンナン飲料
の製造方法から構成される。また、グルコマンナン粒
と、水または温水と、グルコマンナンを液化する酵素と
を同時に混合攪拌してグルコマンナン原液を製造し、こ
のグルコマンナン原液を加熱殺菌して成るグルコマンナ
ン飲料の製造方法から構成される。また、前記加熱殺菌
したグルコマンナン原液に酸味料や甘味料を添加して成
ることとしてもよい。
めに、本発明は、グルコマンナン粒と、水または温水と
を混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコ
マンナン糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌
して液化させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱
殺菌して成るグルコマンナン飲料から構成される。ま
た、グルコマンナン粒と、水または温水と、グルコマン
ナンを液化する酵素とを同時に混合攪拌してグルコマン
ナン原液を製造し、このグルコマンナン原液を加熱殺菌
して成るグルコマンナン飲料から構成される。また、前
記加熱殺菌したグルコマンナン原液に酸味料や甘味料を
添加して成ることとしてもよい。次に、グルコマンナン
粒と、水または温水とを混合攪拌してグルコマンナン糊
を製造し、このグルコマンナン糊にグルコマンナンを液
化する酵素を添加攪拌して液化させ、この液化したグル
コマンナン原液を加熱殺菌して成るグルコマンナン飲料
の製造方法から構成される。また、グルコマンナン粒
と、水または温水と、グルコマンナンを液化する酵素と
を同時に混合攪拌してグルコマンナン原液を製造し、こ
のグルコマンナン原液を加熱殺菌して成るグルコマンナ
ン飲料の製造方法から構成される。また、前記加熱殺菌
したグルコマンナン原液に酸味料や甘味料を添加して成
ることとしてもよい。
【0006】
【作用】本発明のグルコマンナン飲料、並びにグルコマ
ンナン飲料の製造方法においては、こんにゃく生芋より
抽出したグルコマンナン粒を主成分とするものである。
このグルコマンナン粒を水または温水と混合攪拌してグ
ルコマンナン糊を製造し、このグルコマンナン糊にグル
コマンナンを液化する酵素を添加攪拌することにより、
グルコマンナンの粘性成分が分解されてさらさらした状
態に液化する。この液化したグルコマンナン原液を加熱
殺菌することにより溶液が殺菌され、またグルコマンナ
ンを液化させる酵素も失活する。また、グルコマンナン
糊を製造する替わりに、グルコマンナン粒と、水または
温水と、グルコマンナンを液化する酵素とを同時に混合
攪拌してグルコマンナン原液を得ることも可能であり、
この場合にはグルコマンナン粒を糊化させる攪拌工程を
省略できることとなる。この加熱殺菌したグルコマンナ
ン原液に甘味料や酸味料等を添加攪拌してグルコマンナ
ン飲料として供するものであり、グルコマンナン成分を
酵素で液化できるため食物繊維の含有量が高く、粘性や
臭気もなくて飲み易く、更にコレステロールの低下、成
人病の予防等の生理作用により人の健康を増進できる飲
料となる。
ンナン飲料の製造方法においては、こんにゃく生芋より
抽出したグルコマンナン粒を主成分とするものである。
このグルコマンナン粒を水または温水と混合攪拌してグ
ルコマンナン糊を製造し、このグルコマンナン糊にグル
コマンナンを液化する酵素を添加攪拌することにより、
グルコマンナンの粘性成分が分解されてさらさらした状
態に液化する。この液化したグルコマンナン原液を加熱
殺菌することにより溶液が殺菌され、またグルコマンナ
ンを液化させる酵素も失活する。また、グルコマンナン
糊を製造する替わりに、グルコマンナン粒と、水または
温水と、グルコマンナンを液化する酵素とを同時に混合
攪拌してグルコマンナン原液を得ることも可能であり、
この場合にはグルコマンナン粒を糊化させる攪拌工程を
省略できることとなる。この加熱殺菌したグルコマンナ
ン原液に甘味料や酸味料等を添加攪拌してグルコマンナ
ン飲料として供するものであり、グルコマンナン成分を
酵素で液化できるため食物繊維の含有量が高く、粘性や
臭気もなくて飲み易く、更にコレステロールの低下、成
人病の予防等の生理作用により人の健康を増進できる飲
料となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を説明する。本
発明の実施例に係るグルコマンナン飲料は、こんにゃく
生芋より抽出したグルコマンナン粒と水または温水とを
混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコマ
ンナン糊にペクチナーゼ、セルラーゼ、プロテアーゼの
様なグルコマンナンを液化させる酵素を添加攪拌する。
これによりグルコマンナンの粘性成分が前記酵素で分解
され、粘性のないさらさらした状態に液化し、またグル
コマナンの特有な臭気も除去される。この液化したグル
コマンナン原液を加熱殺菌して濃縮果汁、精製蜂蜜の様
な甘味料やクエン酸の様な酸味料、色素、香料等を添加
して壜、缶等に包装するものである。また、グルコマン
ナン飲料は、グルコマナン粒と、水または温水と、ペク
チナーゼ、セルラーゼ、プロテアーゼの様なグルコマン
ナンを液化させる酵素と、を同時に混合攪拌してグルコ
マンナン原液を製造してもよい。この場合においても粘
性のないさらさらした状態に液化し、臭気も除去され、
このグルコマンナン原液を同じく加熱殺菌して濃縮果
汁、精製蜂蜜の様な甘味料やクエン酸の様な酸味料、色
素、香料等を添加して壜、缶等に包装するものである。
発明の実施例に係るグルコマンナン飲料は、こんにゃく
生芋より抽出したグルコマンナン粒と水または温水とを
混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコマ
ンナン糊にペクチナーゼ、セルラーゼ、プロテアーゼの
様なグルコマンナンを液化させる酵素を添加攪拌する。
これによりグルコマンナンの粘性成分が前記酵素で分解
され、粘性のないさらさらした状態に液化し、またグル
コマナンの特有な臭気も除去される。この液化したグル
コマンナン原液を加熱殺菌して濃縮果汁、精製蜂蜜の様
な甘味料やクエン酸の様な酸味料、色素、香料等を添加
して壜、缶等に包装するものである。また、グルコマン
ナン飲料は、グルコマナン粒と、水または温水と、ペク
チナーゼ、セルラーゼ、プロテアーゼの様なグルコマン
ナンを液化させる酵素と、を同時に混合攪拌してグルコ
マンナン原液を製造してもよい。この場合においても粘
性のないさらさらした状態に液化し、臭気も除去され、
このグルコマンナン原液を同じく加熱殺菌して濃縮果
汁、精製蜂蜜の様な甘味料やクエン酸の様な酸味料、色
素、香料等を添加して壜、缶等に包装するものである。
【0008】次に、グルコマンナン飲料の製造方法を詳
細に説明する。先ずこんにゃく生芋より抽出された高純
度のグルコマンナン粒の重量比5部に50ないし60℃
程度に加温された温水95部を加えて攪拌する。5ない
し6分程度経過すると次第に糊化し、硬めのグルコマン
ナン糊が得られる。前記温水の替わりに水を加え攪拌し
ながら加熱してもよい。このグルコマンナン湖を50な
いし60分間放置して完全に膨潤させる。この後でグル
コマンナン湖に対してペクチナーゼ、セルラーゼ、プロ
テアーゼの様なグルコマンナンを液化する酵素を重量比
0.05%程度添加して攪拌する。この酵素でグルコマ
ンナンの粘性成分が分解され10ないし20分程度でグ
ルコマンナン糊はさらさらした状態に液化し、粘性も臭
気もない液化したグルコマンナン原液が得られる。この
液化したグルコマンナン原液は加熱殺菌し、同時にグル
コマンナンを液化させる酵素も失活される。加熱殺菌後
のグルコマンナン原液は冷却した後で冷蔵保存し、必要
に応じて小分け取出し、この取出したグルコマンナン原
液の重量比40部に甘味料として、例えば1/5濃縮果
汁20部、精製蜂蜜10部程度を加え、酸味料、色素、
香料等を適量添加し、更に水30部程度を加えて全体で
100部として攪拌する。その後壜、缶等に包装して殺
菌し、常温のもとで保存する。
細に説明する。先ずこんにゃく生芋より抽出された高純
度のグルコマンナン粒の重量比5部に50ないし60℃
程度に加温された温水95部を加えて攪拌する。5ない
し6分程度経過すると次第に糊化し、硬めのグルコマン
ナン糊が得られる。前記温水の替わりに水を加え攪拌し
ながら加熱してもよい。このグルコマンナン湖を50な
いし60分間放置して完全に膨潤させる。この後でグル
コマンナン湖に対してペクチナーゼ、セルラーゼ、プロ
テアーゼの様なグルコマンナンを液化する酵素を重量比
0.05%程度添加して攪拌する。この酵素でグルコマ
ンナンの粘性成分が分解され10ないし20分程度でグ
ルコマンナン糊はさらさらした状態に液化し、粘性も臭
気もない液化したグルコマンナン原液が得られる。この
液化したグルコマンナン原液は加熱殺菌し、同時にグル
コマンナンを液化させる酵素も失活される。加熱殺菌後
のグルコマンナン原液は冷却した後で冷蔵保存し、必要
に応じて小分け取出し、この取出したグルコマンナン原
液の重量比40部に甘味料として、例えば1/5濃縮果
汁20部、精製蜂蜜10部程度を加え、酸味料、色素、
香料等を適量添加し、更に水30部程度を加えて全体で
100部として攪拌する。その後壜、缶等に包装して殺
菌し、常温のもとで保存する。
【0009】また、グルコマナン粒と、水または温水
と、ペクチナーゼ、セルラーゼ、プロテアーゼの様なグ
ルコマンナンを液化させる酵素とを、前記重量比と同じ
割合で同時に混合攪拌してグルコマンナン原液を製造し
てもよい。この場合においても10ないし20分程度で
粘性のないさらさらした状態に液化し、臭気も除去さ
れ、このグルコマンナン原液を同じく加熱殺菌して濃縮
果汁、精製蜂蜜の様な甘味料やクエン酸の様な酸味料、
色素、香料等を添加して壜、缶等に包装するものであ
る。この製造方法においては、同時混合攪拌によりグル
コマンナン粒を糊化させる工程を省略でき、糊化攪拌の
設備を簡略化できることとなる。以上のことから、本発
明は、グルコマンナンを酵素で液化できるため、グルコ
マンアン粒の量を増加して食物繊維の量を増加させ、ま
たさらさらしてグルコマンナン特有の粘性や臭気がなく
て飲み易いグルコマンナン飲料を提供でき、食物繊維が
有したコレステロールの低下、成人病の予防等の生理作
用により人の健康を増進できる健康飲料となる。
と、ペクチナーゼ、セルラーゼ、プロテアーゼの様なグ
ルコマンナンを液化させる酵素とを、前記重量比と同じ
割合で同時に混合攪拌してグルコマンナン原液を製造し
てもよい。この場合においても10ないし20分程度で
粘性のないさらさらした状態に液化し、臭気も除去さ
れ、このグルコマンナン原液を同じく加熱殺菌して濃縮
果汁、精製蜂蜜の様な甘味料やクエン酸の様な酸味料、
色素、香料等を添加して壜、缶等に包装するものであ
る。この製造方法においては、同時混合攪拌によりグル
コマンナン粒を糊化させる工程を省略でき、糊化攪拌の
設備を簡略化できることとなる。以上のことから、本発
明は、グルコマンナンを酵素で液化できるため、グルコ
マンアン粒の量を増加して食物繊維の量を増加させ、ま
たさらさらしてグルコマンナン特有の粘性や臭気がなく
て飲み易いグルコマンナン飲料を提供でき、食物繊維が
有したコレステロールの低下、成人病の予防等の生理作
用により人の健康を増進できる健康飲料となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るグ
ルコマンナン飲料によれば、グルコマンナン粒と温水と
を混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコ
マンナン糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌
して液化させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱
殺菌して成ることにより、食物繊維の含有量が多く、粘
性や臭気がなくて飲み易く、食物繊維が有したコレステ
ロールの低下、成人病の予防等の生理作用によって人の
健康を増進できることとなる。また、請求項2に係るグ
ルコマンナン飲料によれば、グルコマンナン粒と、水ま
たは温水と、グルコマンナンを液化する酵素とを同時に
混合攪拌してグルコマンナン原液を製造し、このグルコ
マンナン原液を加熱殺菌して成ることにより、グルコマ
ンナン糊を製造する攪拌工程を省略でき、この製造され
たグルコマンナン飲料は、食物繊維の含有量が多く、粘
性や臭気がなくて飲み易く、食物繊維が有したコレステ
ロールの低下、成人病の予防等の生理作用によって人の
健康を増進できることとなる。また、請求項3によれ
ば、前記加熱殺菌したグルコマンナン原液に酸味料や甘
味料を添加して成ることにより、通常の飲料と同様に飲
み易くる。次に、請求項4に係るグルコマンナン飲料の
製造方法によれば、グルコマンナン粒と温水とを混合攪
拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコマンナン
糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌して液化
させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱殺菌して
成ることにより、食物繊維の含有量が多く、粘性や臭気
がなくて飲み易い飲料を提供し、この飲料を飲むことに
よって食物繊維の不足料を十分確保でき、この食物繊維
が有したコレステロールの低下、成人病の予防等の生理
作用により人の健康を増進できることとなる。また、請
求項5に係るグルコマンナン飲料の製造方法によれば、
グルコマンナン粒と、水または温水と、グルコマンナン
を液化する酵素とを同時に混合攪拌してグルコマンナン
原液を製造し、このグルコマンナン原液を加熱殺菌して
成ることにより、グルコマンナン糊を製造する攪拌工程
を省略でき、食物繊維の含有量が多く、粘性や臭気がな
くて飲み易い飲料を提供し、この飲料を飲むことによっ
て食物繊維の不足料を十分確保でき、この食物繊維が有
したコレステロールの低下、成人病の予防等の生理作用
により人の健康を増進できることとなる。また、請求項
6によれば、前記加熱殺菌したグルコマンナン原液に酸
味料や甘味料を添加して成ることにより、通常の飲料と
同様に飲み易いグルコマンナン飲料を提供できることと
なる。
ルコマンナン飲料によれば、グルコマンナン粒と温水と
を混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコ
マンナン糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌
して液化させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱
殺菌して成ることにより、食物繊維の含有量が多く、粘
性や臭気がなくて飲み易く、食物繊維が有したコレステ
ロールの低下、成人病の予防等の生理作用によって人の
健康を増進できることとなる。また、請求項2に係るグ
ルコマンナン飲料によれば、グルコマンナン粒と、水ま
たは温水と、グルコマンナンを液化する酵素とを同時に
混合攪拌してグルコマンナン原液を製造し、このグルコ
マンナン原液を加熱殺菌して成ることにより、グルコマ
ンナン糊を製造する攪拌工程を省略でき、この製造され
たグルコマンナン飲料は、食物繊維の含有量が多く、粘
性や臭気がなくて飲み易く、食物繊維が有したコレステ
ロールの低下、成人病の予防等の生理作用によって人の
健康を増進できることとなる。また、請求項3によれ
ば、前記加熱殺菌したグルコマンナン原液に酸味料や甘
味料を添加して成ることにより、通常の飲料と同様に飲
み易くる。次に、請求項4に係るグルコマンナン飲料の
製造方法によれば、グルコマンナン粒と温水とを混合攪
拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコマンナン
糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌して液化
させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱殺菌して
成ることにより、食物繊維の含有量が多く、粘性や臭気
がなくて飲み易い飲料を提供し、この飲料を飲むことに
よって食物繊維の不足料を十分確保でき、この食物繊維
が有したコレステロールの低下、成人病の予防等の生理
作用により人の健康を増進できることとなる。また、請
求項5に係るグルコマンナン飲料の製造方法によれば、
グルコマンナン粒と、水または温水と、グルコマンナン
を液化する酵素とを同時に混合攪拌してグルコマンナン
原液を製造し、このグルコマンナン原液を加熱殺菌して
成ることにより、グルコマンナン糊を製造する攪拌工程
を省略でき、食物繊維の含有量が多く、粘性や臭気がな
くて飲み易い飲料を提供し、この飲料を飲むことによっ
て食物繊維の不足料を十分確保でき、この食物繊維が有
したコレステロールの低下、成人病の予防等の生理作用
により人の健康を増進できることとなる。また、請求項
6によれば、前記加熱殺菌したグルコマンナン原液に酸
味料や甘味料を添加して成ることにより、通常の飲料と
同様に飲み易いグルコマンナン飲料を提供できることと
なる。
Claims (6)
- 【請求項1】 グルコマンナン粒と、水または温水とを
混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、このグルコマ
ンナン糊にグルコマンナンを液化する酵素を添加攪拌し
て液化させ、この液化したグルコマンナン原液を加熱殺
菌して成るグルコマンナン飲料。 - 【請求項2】 グルコマンナン粒と、水または温水と、
グルコマンナンを液化する酵素とを同時に混合攪拌して
グルコマンナン原液を製造し、このグルコマンナン原液
を加熱殺菌して成るグルコマンナン飲料。 - 【請求項3】 前記加熱殺菌したグルコマンナン原液に
酸味料や甘味料を添加して成る請求項1または2記載の
グルコマンナン飲料。 - 【請求項4】 グルコマンナン粒と、水または温水とを
混合攪拌してグルコマンナン糊を製造し、 このグルコマンナン糊にグルコマンナンを液化する酵素
を添加攪拌して液化させ、 この液化したグルコマンナン原液を加熱殺菌して成るグ
ルコマンナン飲料の製造方法。 - 【請求項5】 グルコマンナン粒と、水または温水と、
グルコマンナンを液化する酵素とを同時に混合攪拌して
グルコマンナン原液を製造し、 このグルコマンナン原液を加熱殺菌して成るグルコマン
ナン飲料の製造方法。 - 【請求項6】 前記加熱殺菌したグルコマンナン原液に
酸味料や甘味料を添加して成る請求項4または5記載の
グルコマンナン飲料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4034494A JPH05199856A (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | グルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4034494A JPH05199856A (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | グルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199856A true JPH05199856A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=12415804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4034494A Pending JPH05199856A (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | グルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05199856A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000067592A1 (en) * | 1999-05-06 | 2000-11-16 | Opta Food Ingredients, Inc. | Methods for lowering viscosity of glucomannan compositions |
WO2007080894A1 (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-19 | Seiya Sakurai | コンニャク流動材料およびその製造方法と用途 |
JP2008253174A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Uha Mikakuto Co Ltd | 飲料組成物及びその製造方法 |
CN102715388A (zh) * | 2012-07-03 | 2012-10-10 | 江南大学 | 一种降解魔芋胶与κ-卡拉胶复配胶体的制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63269993A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-08 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | 難消化性多糖類の部分分解物を含有する食品 |
JPH0254071A (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 構造物制振装置 |
-
1992
- 1992-01-25 JP JP4034494A patent/JPH05199856A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63269993A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-08 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | 難消化性多糖類の部分分解物を含有する食品 |
JPH0254071A (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 構造物制振装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000067592A1 (en) * | 1999-05-06 | 2000-11-16 | Opta Food Ingredients, Inc. | Methods for lowering viscosity of glucomannan compositions |
WO2007080894A1 (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-19 | Seiya Sakurai | コンニャク流動材料およびその製造方法と用途 |
US7749550B2 (en) | 2006-01-11 | 2010-07-06 | Seiya Sakurai | Fluid konjak material and its production and use |
JP2008253174A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Uha Mikakuto Co Ltd | 飲料組成物及びその製造方法 |
JP4623041B2 (ja) * | 2007-04-03 | 2011-02-02 | ユーハ味覚糖株式会社 | 飲料組成物及びその製造方法 |
CN102715388A (zh) * | 2012-07-03 | 2012-10-10 | 江南大学 | 一种降解魔芋胶与κ-卡拉胶复配胶体的制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1217904B1 (en) | Beverages and other liquid food products fortified with a calcium magnesium lactate-citrate complex | |
US6106874A (en) | Calcium fortified juice-based nutritional supplement and process of making | |
US3367783A (en) | Process of preparing a fruit gel | |
US5178896A (en) | Fiber beverage and method of manufacture | |
WO2012050099A1 (ja) | 粉末ミックス | |
US7851458B2 (en) | Cartilage enhancing food supplements and methods of preparing the same | |
CN102823874A (zh) | 一种石榴泡腾片及其制备方法 | |
KR101736686B1 (ko) | 음용 가능한 곤약의 제조방법 및 이에 의해 제조된 음용 가능한 곤약. | |
CN103997909A (zh) | 稳定的包括淀粉的营养组合物 | |
CN107744023A (zh) | 蛋白饮品及其制备方法 | |
JP3085889B2 (ja) | エネルギー補給用ゼリーの製造法 | |
JPH05199856A (ja) | グルコマンナン飲料、並びにグルコマンナン飲料の製造方法 | |
EP1008306B1 (en) | Polysaccharide which can reduce viscosity resulting from psyllium, and foods containing the polysaccharide and psyllium | |
JP2008073023A (ja) | エネルギー補給用ゼリーの製造方法 | |
CN102342396B (zh) | 一种含木糖醇锌钙的口服液 | |
CN101455260B (zh) | 一种富含维生素e的果粒甜点及其生产方法 | |
JP2006014733A (ja) | 吸い口付き密封容器入りゼリー状食品及びその製法 | |
JPH0731387A (ja) | ゼリー含有飲食品の製造方法およびゼリー含有飲食品 | |
US5254357A (en) | Process for making a fiber beverage | |
JP3662603B2 (ja) | 食物繊維含有液、食物繊維含有飲料水およびその製造方法 | |
WO2014181944A1 (ko) | 감귤 유래 셀룰로오스 겔 혼합 음료 및 그 제조 방법 | |
JP2000270809A (ja) | 健康食品 | |
KR102373231B1 (ko) | 한라봉 푸딩젤리 및 그 제조 방법 | |
JP2776492B2 (ja) | ペースト状蜂蜜及びその製造方法 | |
JP2003144064A (ja) | 嚥下性付与水及びゼリー飲料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |