JPH05197248A - プロセスコントロール安定化装置 - Google Patents

プロセスコントロール安定化装置

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JPH05197248A
JPH05197248A JP4009890A JP989092A JPH05197248A JP H05197248 A JPH05197248 A JP H05197248A JP 4009890 A JP4009890 A JP 4009890A JP 989092 A JP989092 A JP 989092A JP H05197248 A JPH05197248 A JP H05197248A
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cleaning
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邦夫 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 CPU21は、表面電位センサー22および
光学センサー23による各検出工程前に、駆動用モータ
の駆動を制御することで、メインチャージャーユニット
7の放電ワイヤー7bを摺擦部材31により摺擦清掃す
る。 【効果】 これにより、メインチャージャーユニット7
の均一放電を確保した状態で、各センサー22・23で
の検出が行え、ひいては、正確な情報に基づく最適なプ
ロセス制御が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に供せら
れて、最適画像を得るように複写プロセスの制御を行う
プロセスコントロール安定化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】環境条件の変化によって感光体の表面電
位は大きく変化する。例えば、OPC感光体であれば、
低温環境下においては光キャリアの移動度の温度依存性
によって常温時の電位に比べ100〜150Vの電位低
下が有り、また、Se感光体の場合は、感光層内の熱励
起キャリア発生量の温度依存によって低温時に電位が上
昇し(50V)、高温時には、電位が低下(50〜10
0V)するという問題が有る。また、OPC感光体の場
合、複写枚数が進むに連れ、メカ的ストレス(クリーナ
ーブレードや転写紙による研磨効果)によって感光層が
膜減りする傾向が有る。これらの表面電位の変化のため
に濃度低下など複写される画質に大きな変化が発生した
り、現像され消費されるトナーの量が変化し不経済な減
少を引き起していた。一方、現像剤においても、環境変
化によって、トナーの摩擦帯電量が変化し、低温低湿環
境下では高帯電量化により画像濃度の低下を引き起こし
たり(中間調濃度0.8±0.4程度)、高温高湿下に
おいては低帯電量化により画像濃度の上昇、階調再現性
の悪化、トナー消費の増大等を引き起こしていた。
【0003】また、複写モードが変わっても、これらの
不安定要因のために、各モード間の画質差が無くなって
しまったり、トナー消費量の削減等の目的を達成できな
いことが有った。これらの不具合を解決するために、例
えば、特公昭61−29502号公報に開示されている
ような各種のプロセスコントロールが採用されている。
これを詳述すると、複写機内に表面電位計を設けて適
時、感光体の表面電位を検出し、その結果に応じて帯電
器の出力やコピーランプ電圧を最適制御する方法や、あ
るいは感光体上に標準白色板等の像を焼き付け、これを
トナーによって顕像化し、このトナー像の濃度を光学セ
ンサーで検出し、この結果に応じて帯電器の出力や、現
像剤のトナー濃度、現像バイアス電圧、コピーランプ電
圧を最適制御する方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、帯電器の放電ムラ(以下チャージムラと称す
る)の発生のために、センサーから正確な情報を得るこ
とができなかった。帯電器は複写機内のトナー飛散や、
加熱定着工程で使用されるシリコンオイルの蒸発飛散
や、複写機外の環境の汚れ等によって絶えず汚染され続
けているために、感光体の長手方向に対して均一な放電
を維持することが困難であり、放電ムラを発生せしめ、
この結果感光体の表面電位そのものが長手方向で不均一
となったり、また、標準白色板を焼き付け顕像化したト
ナー像も不均一なものとなったりした。このような不均
一部分を表面電位センサーや光学センサーで読み取った
場合、その結果は、システム全体の様子を代表している
とは言いがたく、誤った結果に基づいてプロセス制御さ
れてしまうことになり、最適制御から大きくはずれてし
まうために得られる画像品質は不安定なものとなった
り、あるいは異常なプロセス制御のために感光体にダメ
ージを与えてしまったり、トナー濃度が上昇することに
より、トナーに対して正常な摩擦帯電電荷を付与するこ
とができずに、弱帯電トナーの発生によってカブリを発
生させたり、さらにはトナー飛散を発生せしめ複写機内
を汚染させ重大な結果を引き起こすという問題を有して
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
プロセスコントロール安定化装置は、上記の課題を解決
するために、帯電器の放電電極から生じる放電により感
光体表面を帯電した後、この感光体表面を画像パターン
に応じて露光することで形成された静電潜像をトナー像
として顕像化する画像形成装置に供せられ、電位検出手
段で検出された感光体の表面電位に基づいて、プロセス
制御手段にて最適画像を得るように複写プロセスの制御
を行うプロセスコントロール安定化装置において、以下
の手段を講じている。
【0006】即ち、上記帯電器には、その放電電極を清
掃する電極清掃手段が設けられ、また、プロセス制御手
段は、電位検出手段による表面電位の検出工程前に、電
極清掃手段を制御して帯電器の放電電極を清掃する。
【0007】また、請求項2記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、上記の課題を解決するために、帯電器
の放電電極から生じる放電により感光体表面を帯電した
後、この感光体表面を画像パターンに応じて露光するこ
とで形成された静電潜像をトナー像として顕像化する画
像形成装置に供せられ、濃度検出手段で検出されたトナ
ー像の光学濃度に基づいて、プロセス制御手段にて最適
画像を得るように複写プロセスの制御を行うプロセスコ
ントロール安定化装置において、以下の手段を講じてい
る。
【0008】即ち、上記帯電器には、その放電電極を清
掃する電極清掃手段が設けられ、また、プロセス制御手
段は、濃度検出手段による光学濃度の検出工程前に、電
極清掃手段を制御して帯電器の放電電極を清掃する。
【0009】また、請求項3記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、上記の課題を解決するために、帯電器
の放電電極から生じる放電により感光体表面を帯電した
後、この感光体表面を画像パターンに応じて露光するこ
とで形成された静電潜像をトナー像として顕像化する画
像形成装置に供せられ、感光体の表面電位を検出する電
位検出手段、あるいはトナー像の光学濃度を検出する濃
度検出手段の中、少なくとも何方か一方を備え、この検
出結果に基づいて、プロセス制御手段にて最適画像を得
るように複写プロセスの制御を行うプロセスコントロー
ル安定化装置において、以下の手段を講じている。
【0010】即ち、上記帯電器には、その放電電極を清
掃する電極清掃手段が設けられ、また、プロセス制御手
段は、電位検出手段あるいは濃度検出手段による検出結
果が所定の範囲を越えた場合、電極清掃手段を制御して
帯電器の放電電極を清掃し、その後、再度、電位検出手
段あるいは濃度検出手段の検出結果を得ることで、この
検出結果が所定の範囲に入るまで、上記の制御を繰り返
す。
【0011】また、請求項4記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、上記の課題を解決するために、請求項
3記載のプロセスコントロール安定化装置において、以
下の手段を講じている。
【0012】即ち、上記プロセス制御手段は、電位検出
手段あるいは濃度検出手段による検出結果に基づく電極
清掃手段の制御を所定回数行い、所定回数後の検出結果
が所定の範囲に入らない場合、警告手段を作動させる
か、かつ/もしくは複写動作を禁止する。
【0013】また、請求項5記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、上記の課題を解決するために、帯電器
の放電電極から生じる放電により感光体表面を帯電した
後、この感光体表面を画像パターンに応じて露光するこ
とで形成された静電潜像をトナー像として顕像化する画
像形成装置に供せられ、感光体の表面電位を検出する電
位検出手段、あるいはトナー像の光学濃度を検出する濃
度検出手段の中、少なくとも何方か一方を備え、この検
出結果に基づいて、プロセス制御手段にて最適画像を得
るように複写プロセスの制御を行うプロセスコントロー
ル安定化装置において、以下の手段を講じている。
【0014】即ち、上記帯電器には、その放電電極を清
掃する電極清掃手段が設けられ、また、プロセス制御手
段は、電位検出手段による表面電位の検出、あるいは濃
度検出手段による光学濃度の検出工程後に、電極清掃手
段を制御して帯電器の放電電極を清掃し、その後、再
度、電位検出手段あるいは濃度検出手段の検出結果を得
ることで、放電電極を清掃する前後での検出結果の差を
取り、この差が所定の範囲に入るまで、上記の制御を繰
り返す。
【0015】また、請求項6記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、上記の課題を解決するために、請求項
5記載のプロセスコントロール安定化装置において、以
下の手段を講じている。
【0016】即ち、上記プロセス制御手段は、電位検出
手段あるいは濃度検出手段による検出結果の差に基づく
電極清掃手段の制御を所定回数行い、所定回数後の検出
結果の差が所定の範囲に入らない場合、警告手段を作動
させるか、かつ/もしくは複写動作を禁止する。
【0017】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、電位検出手
段による表面電位の検出工程前に、電極清掃手段により
帯電器の放電電極を清掃し、帯電器によるチャージムラ
の原因を取り除くようになっている。このため、帯電器
の均一放電を確保した状態で電位検出手段による表面電
位の検出を行うことができ、ひいては、正確な情報に基
づく最適なプロセス制御が可能になる。
【0018】また、請求項2記載の構成によれば、濃度
検出手段による光学濃度の検出工程前に、電極清掃手段
により帯電器の放電電極を清掃し、帯電器によるチャー
ジムラの原因を取り除くようになっている。このため、
帯電器の均一放電を確保した状態で濃度検出手段による
光学濃度の検出を行うことができ、ひいては、正確な情
報に基づく最適なプロセス制御が可能になる。
【0019】また、請求項3記載の構成によれば、電位
検出手段あるいは濃度検出手段による検出結果が所定の
範囲を越えた場合、電極清掃手段により帯電器の放電電
極を清掃し、その後、再度、電位検出手段あるいは濃度
検出手段の検出結果を得ることで、この検出結果が所定
の範囲に入るまで、上記の制御を繰り返すようになって
いる。このため、帯電器によるチャージムラの原因が確
実に取り除かれ、より正確な情報に基づく最適なプロセ
ス制御が可能になる。
【0020】また、請求項4記載の構成によれば、電位
検出手段あるいは濃度検出手段による検出結果が所定の
範囲に入るまで、電極清掃手段の制御を所定回数行い、
所定回数後の検出結果が所定の範囲に入らない場合に
は、何らかの異常が装置に生じたことを自動的に判別し
て、警告手段を作動させるか、かつ/もしくは複写動作
を禁止することで、重大な事故を未然に防止する。
【0021】また、請求項5記載の構成によれば、電位
検出手段による表面電位の検出、あるいは濃度検出手段
による光学濃度の検出工程後に、電極清掃手段により帯
電器の放電電極を清掃し、その後、再度、電位検出手段
あるいは濃度検出手段の検出結果を得ることで、放電電
極を清掃する前後での検出結果の差を取り、この差が所
定の範囲に入るまで、上記の制御を繰り返すようになっ
ている。このため、帯電器によるチャージムラをより正
確に検出し、かつこのチャージムラによる外乱ノイズの
影響を確実に除去することができる。
【0022】また、請求項6記載の構成によれば、電位
検出手段あるいは濃度検出手段による検出結果の差が所
定の範囲に入るまで、電極清掃手段の制御を所定回数行
い、所定回数後の検出結果の差が所定の範囲に入らない
場合には、警告手段を作動させるか、かつ/もしくは複
写動作を禁止するようになっている。このため、装置の
異常判断をよりシビアに行うことができ、事故の発生を
確実に防止することができる。
【0023】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図1
1に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実
施例では、プロセスコントロール安定化装置を複写機に
おいて適用した場合を例示している。
【0024】本実施例に係る複写機は、図1に示すよう
に、装置内でA方向に回転可能な感光体である円筒状の
感光体ドラム1を備えている。この感光体ドラム1は、
肉厚2mm、直径100mm、長さ340mmのアルミ
ニウム素管からなるドラム基体を有し、このドラム基体
の外周面に、膜厚1μmの電荷発生層、および膜厚34
μmの電荷輸送層が順次均一に塗布されて有機半導体材
料として構成されている。上記感光体ドラム1の上方に
は、原稿Mを載置するための透明な原稿載置台2が設け
られ、この原稿載置台2と感光体ドラム1との間には、
コピーランプ4、複数のミラー5…、およびレンズ6か
らなる露光光学系3が配設されている。
【0025】そして、上記露光光学系3は、図示一点鎖
線で示すように、原稿載置台2上の原稿Mに対してコピ
ーランプ4からの出射光により光走査を行い、この反射
光を各ミラー5…、およびレンズ6を介して感光体ドラ
ム1表面の露光ポイントBに露光することで、後述のメ
インチャージャーユニット7により一様に帯電された感
光体ドラム1表面に原稿Mの画像パターンに応じた静電
潜像を形成するようになっている。
【0026】また、上記感光体ドラム1の周囲には、前
述のように感光体ドラム1表面を所定の電位に帯電させ
る帯電器としてのメインチャージャーユニット7と、感
光体ドラム1表面の非画像領域を除電するブランクラン
プ8と、感光体ドラム1表面に形成された静電潜像をト
ナーによってトナー像として顕像化する現像ユニット9
と、転写前に感光体ドラム1表面に残留する電荷を除去
する転写前除電ランプ10と、感光体ドラム1表面に形
成されたトナー像を転写紙Pに転写する転写チャージャ
ー11と、トナー像が転写された転写紙Pを感光体ドラ
ム1から剥離する剥離チャージャー12と、感光体ドラ
ム1表面に残留するトナーを回収するクリーナーユニッ
ト13と、感光体ドラム1表面に残留する電荷を除去す
る除電ランプ14とがそれぞれ配設されている。そし
て、上記の剥離チャージャー12により感光体ドラム1
から剥離された転写紙Pは、図示しない搬送路を通って
排紙側に配設された定着ユニット15に搬送され、この
定着ユニット15によりトナー像が定着されるようにな
っている。
【0027】さらに、本実施例の複写機には、プロセス
コントロール安定化装置20が設けられている。上記プ
ロセスコントロール安定化装置20は、コピーランプ4
の電圧、メインチャージャーユニット7の出力、現像ユ
ニット9での現像バイアス電圧、および現像剤のトナー
濃度を最適制御するプロセス制御手段としてのCPU(C
entral Processing Unit) 21と、感光体ドラム1の表
面電位を検出すると共に、この検出結果に基づいてCP
U21を制御する電位検出手段としての表面電位センサ
ー22と、感光体ドラム1表面に形成される標準トナー
像の光学濃度を検出すると共に、この検出結果に基づい
てCPU21を制御する濃度検出手段としての光学セン
サー23とを備えている。尚、上記の標準トナー像は、
原稿載置台2の一端部に設けられた標準白色板24をコ
ピーランプ4にて光走査して、感光体ドラム1表面に静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像ユニット9にて顕
像化することで形成されるものである。
【0028】上記表面電位センサー22は、振動セクタ
ー型のものが使用されると共に、感光体ドラム1外周に
おける現像ユニット9の上流側に配設されている。光学
センサー23は、図2に示すように、波長890nmの
赤外線発光ダイオード23aと、フォトトランジスタ2
3bとがそれぞれ支持部材23cに支持されて、感光体
ドラム1外周におけるクリーナーユニット13の上流側
に配設されており、図3に示すように、上記発光ダイオ
ード23aのカソードが電源電圧Vccに接続されると共
に、アノードが抵抗R1 を介して接地されて発光部が構
成されている一方、フォトトランジスタ23bのコレク
タが電源電圧Vccに接続されると共に、エミッタが抵抗
2 を介して接地されて受光部が構成されている。尚、
上記フォトトランジスタ23bのエミッタと抵抗R2
の接続点には、検出信号を出力するための出力端子が接
続されている。
【0029】そして、上記の光学センサー23は、発光
部の発光ダイオード23aから感光体ドラム1表面に形
成された標準トナー像Tに光を照射し、この反射光を受
光部のフォトトランジスタ23bにて受光することで、
上記標準トナー像Tの光学濃度を検出して、この検出結
果を検出信号として出力するようになっている。尚、表
面電位センサー22においても、光学センサー23と同
様に、感光体ドラム1の表面電位を検出して、この検出
結果を検出信号として出力するものである。
【0030】また、上記の各センサー22・23は、各
々、出力端子が各増幅器25・25および各A/D変換
器26・26を介してCPU21に接続されており、こ
のCPU21の出力端子は、電源27を介したコピーラ
ンプ4、電源28を介したメインチャージャーユニット
7、現像バイアス電源29を介した現像ユニット9、お
よびトナー補給駆動装置30を介した現像ユニット9に
それぞれ接続されている。
【0031】ところで、前述のように感光体ドラム1表
面を所定の電位に帯電させるメインチャージャーユニッ
ト7は、図4に示すように、長方形状の支持部材7aを
備え、この支持部材7aには、その長手方向に沿って2
本の平行な放電ワイヤー(放電電極)7b・7bが張設
されている。上記放電ワイヤー7b・7bは、各々、直
径70μmのタングステンからなり、各一端部がビス7
cにより支持部材7aに固定して取り付けられる一方、
各他端部が長さ11±0.5mmのスプリング7dを介し
て支持部材7aに取り付けられることで、テンション調
節が可能に設けられている。
【0032】また、上記のメインチャージャーユニット
7には、放電ワイヤー7bを清掃するための電極清掃手
段が設けられており、この電極清掃手段は、各放電ワイ
ヤー7b・7bを摺擦する摺擦部材31を有している。
上記摺擦部材31は、図5および図6に示すように、駆
動用ワイヤー32の両端に形成された係合部32a・3
2aが各係止部31a・31aに係合されると共に、こ
の係合部位を覆うようにしてホルダー33が螺合部31
bにビス34止めされることで、駆動用ワイヤー32が
一体的に取り付けられている。そして、上記摺擦部材3
1は、駆動用ワイヤー32が支持部材7aの長手方向の
両端側に配設された駆動用プーリー35と従動用プーリ
ー36との間に巻架され、駆動用プーリー35が図示し
ない駆動用モータに連動されて回動されることで、放電
ワイヤー7bの張設方向であるC1 −C2 方向に進退移
動して、各放電ワイヤー7b・7bを摺擦し清掃するよ
うになっている。尚、上記摺擦部材31の駆動源である
駆動用モータの駆動は、前述の各センサー22・23に
よる検出工程前に、CPU21の制御により行われるよ
うになっている。
【0033】上記の構成において、本プロセスコントロ
ール安定化装置20のCPU21による複写プロセスの
制御動作を、図7のフローチャートに基づいて以下に説
明する。
【0034】先ず、複写機の電源スイッチがONされる
と(S1)、これに伴って、CPU21が駆動用モータ
の駆動を制御して、摺擦部材31をC1 −C2 方向に3
往復進退移動させ、メインチャージャーユニット7の放
電ワイヤー7bを摺擦清掃する(S2)。
【0035】次に、表面電位センサー22により感光体
ドラム1の表面電位が検出され、また、光学センサー2
3により感光体ドラム1表面に形成される標準トナー濃
度の光学濃度が検出されて、これらの検出信号がそれぞ
れ各増幅器25・25および各A/D変換器26・26
を介してCPU21に入力される(S3)。
【0036】これにより、上記CPU21は、各センサ
ー22・23からの検出信号に基づいて、各電源27・
28・29およびトナー補給駆動装置30にそれぞれ出
力信号を出力し、コピーランプ4の電圧、メインチャー
ジャーユニット7の出力、現像ユニット9での現像バイ
アス電圧、および現像剤のトナー濃度を最適制御する
(S4)。
【0037】次いで、装置内の図示しないタイマーがリ
セット後、ONされて(S5)、30分経過したか否か
が判別される(S6)。S6にて、30分経過していな
い場合は、メインルーチンが実行されて(S7)、再
度、S6に戻る。一方、S6にて、30分経過した場合
は、再度、S2に戻り、前述のような電極清掃手段の作
動により放電ワイヤー7bの清掃が行われる。
【0038】ここで、上記の電極清掃手段を作動させる
ことなく本システムを用いて、50k枚の実写エージン
グを行い、感光体ドラム1の長手方向(軸方向)での表
面電位ムラを測定したので、この結果を図8のグラフに
示す。尚、同図中、上部側の線が黒べた電位を示し、ま
た、下部側の線が白紙電位を示すものである。
【0039】上記図8の結果より、黒べた電位は700
±100V、白紙電位は150±70Vとなり、両者共
に極めて大きな不均一性を持っていることが分かる。ま
た、この状態で、均一な中間調濃度の原稿M(光学反射
濃度で0.4前後)の複写像を得、感光体ドラム1の長手
方向での濃度ムラを測定したので、この結果を図9のグ
ラフに示す。上記図9の結果より、前述の表面電位ムラ
に起因する濃度ムラが、反射濃度で0.8±0.3と極めて
大きい不均一性を持っていることが分かる。
【0040】そこで、放電ワイヤー7bの表面を光学顕
微鏡、電子顕微鏡で観察したところ針状の生成物が観察
された。この生成物は、定性的な元素分析を行ったとこ
ろSi元素が多量に検出されたことから、恐らく加熱定
着工程に使用しているシリコンオイルが蒸発飛散したも
のと推定される。もしこのような不均一な部分を、表面
電位センサー22や光学センサー23で読み取ってしま
うと、誤ったプロセス制御を行ってしまうことになるの
は明白である。感光体ドラム1の表面電位の不安定性
は、100〜150V程度であり、これを安定化するた
めに行うプロセス制御の読み取り精度が、表面電位ムラ
のために±100Vも存在すると、制御自体が全く無意
味なものとなってしまう。光学センサー23を用いたプ
ロセス制御においても、上記と同様に、感光体ドラム1
の全体を代表しない情報に基づいての制御となってしま
うため、全く無意味な制御となってしまい、かえって不
都合な制御を実行してしまう虞れがある。
【0041】次に、本システムを用いて、50k枚の実
写エージングを行い、感光体ドラム1の長手方向での表
面電位ムラ、および中間調濃度ムラを測定し、その後、
電極清掃手段を作動させて放電ワイヤー7bを清掃し、
この状態での表面電位ムラ、および中間調濃度ムラを測
定したので、これらの結果をそれぞれ図10および図1
1のグラフに示す。尚、上記のような放電ワイヤー7b
の清掃は、電極清掃手段をなす摺擦部材31を放電ワイ
ヤー7bに対して3往復摺動させて行ったものであり、
また、この摺擦部材31の1往復毎に表面電位ムラ、お
よび中間調濃度を測定した。このため、図10および図
11の両図中には、実写エージング直後の結果を破線、
摺擦部材31の1往復後の結果を二点鎖線、2往復後の
結果を一点鎖線、3往復後の結果を実線でそれぞれ示す
ものである。
【0042】上記図10および図11より、電極清掃手
段を作動させることによって、表面電位ムラ、および中
間調濃度ムラが共に減少していき、摺擦部材31による
計3回の往復摺動で±15V、±0.1と略ムラがなくな
っていることが分かる。このような状態での表面電位セ
ンサー22による表面電位の検出、あるいは光学センサ
ー23による反射濃度検出は、十分に感光体ドラム1の
状態を代表したものといえ、この検出結果に従って行わ
れるプロセス制御は、所期の目的である感光体ドラム1
の表面電位の不安定性や、現像剤の不安定性を正しく補
正するものである。
【0043】以上のように、本プロセスコントロール安
定化装置20は、表面電位センサー22および光学セン
サー23による各検出信号に基づいて、CPU21が複
写プロセスを制御するようになっている。また、上記C
PU21は、各センサー22・23による検出工程前
に、メインチャージャーユニット7に設けられた電極清
掃手段を自動的に作動させて放電ワイヤー7bを清掃す
ることで、メインチャージャーユニット7による均一な
放電動作を招来するようになっている。
【0044】従って、上記のようなCPU21による複
写プロセスの制御は、各センサー22・23からの正し
い情報に基づいて最適に行われ、結果として、転写紙P
への複写において最適画像を得るようになっている。
【0045】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図12に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、
本第2実施例においては、第1実施例のプロセスコント
ロール安定化装置20を構成するCPU21の複写プロ
セス制御を除き、第1実施例の構成と同様に構成されて
いるため、上記CPU21の複写プロセス制御以外の説
明は省略すると共に、第1実施例と同様の機能を有する
部材については、同一の符号を付記するものである。ま
た、本CPUについても、説明の便宜上、第1実施例と
同様に、“21”の符号を付記するものである(図1参
照)。
【0046】本実施例のCPU21は、前記第1実施例
と同様に、表面電位センサー22および光学センサー2
3からの各検出信号に基づいて、各電源27・28・2
9およびトナー補給駆動装置30に各出力信号を出力し
て、複写プロセスの最適制御を行うようになっている。
【0047】また、上記のような複写プロセスの最適制
御において、本CPU21は、センサー22・23から
の各検出結果が所定の範囲内に含まれるか否かをプロセ
ス制御前に判別し、検出結果が所定の範囲を越えた場合
には、電極清掃手段をなす駆動用モータの駆動を制御す
ることで、摺擦部材31による放電ワイヤー7bの摺擦
清掃を行うようになっている。尚、上記のような各検出
結果の判別、および放電ワイヤー7bの清掃という一連
の動作は、各検出結果が所定の範囲内に含まれるまで所
定回数行われるものである。
【0048】そして、上記CPU21は、放電ワイヤー
7bの清掃を所定回数行った後でも、各検出結果が所定
の範囲内に含まれない場合には、図示しない警告手段を
作動させて、ユーザーに装置の異常を警告すると共に、
各構成部材の作動を停止して複写動作を禁止するように
なっている。
【0049】上記の構成において、本プロセスコントロ
ール安定化装置20のCPU21による複写プロセスの
制御動作を、図12のフローチャートに基づいて以下に
説明する。
【0050】先ず、複写機の電源スイッチがONされる
と(S11)、これに伴って、電極清掃手段の作動回数
Kが0にセットされる(S12)。次に、表面電位セン
サー22により感光体ドラム1の表面電位が検出され、
また、光学センサー23により感光体ドラム1表面に形
成される標準トナー濃度の光学濃度が検出されて、これ
らの検出信号がそれぞれ各増幅器25・25および各A
/D変換器26・26を介してCPU21に入力される
(S13)。
【0051】その後、上記のセンサー22・23による
各検出結果が所定の範囲内に含まれるか否かがCPU2
1により判別される(S14)。
【0052】S14にて、各検出結果が所定の範囲内に
含まれる場合は、CPU21が、各センサー22・23
からの検出信号に基づいて、各電源27・28・29お
よびトナー補給駆動装置30にそれぞれ出力信号を出力
し、コピーランプ4の電圧、メインチャージャーユニッ
ト7の出力、現像ユニット9での現像バイアス電圧、お
よび現像剤のトナー濃度を最適制御する(S15)。そ
して、装置内の図示しないタイマーがリセット後、ON
されて(S16)、30分経過したか否かが判別される
(S17)。S17にて、30分経過していない場合
は、メインルーチンが実行されて(S18)、再度、S
17に戻る一方、S17にて、30分経過した場合は、
再度、S12に戻り、前述のように電極清掃手段の作動
回数Kが0にセットし直される。
【0053】一方、上記S14にて、検出結果が所定の
範囲を越えた場合は、電極清掃手段の作動回数Kが予め
設定された所定値(回数)よりも大きいか否かが判別さ
れる(S19)。S19にて、作動回数Kが所定値より
も小さい場合、即ち電極清掃手段が所定回数まで作動し
ていない場合は、CPU21が駆動用モータの駆動を制
御して、摺擦部材31をC1 −C2 方向に3往復進退移
動させ、メインチャージャーユニット7の放電ワイヤー
7bを摺擦清掃する(S20)。その後、作動回数Kに
1が加えられて(S21)、再度、S13に戻る。
【0054】一方、S19にて、作動回数Kが所定値よ
りも大きい場合、即ち電極清掃手段が所定回数作動した
場合は、CPU21により警告手段が作動されてユーザ
ーに装置の異常が警告され(S22)、その後、各種の
構成部材の作動が停止されて複写動作が禁止される(S
23)。
【0055】尚、上記のCPU21により判別される表
面電位、および光学濃度の各所定範囲としては、感光体
ドラム1、現像剤の種類、あるいは環境条件等がその決
定要件として含まれるため、特に限定するものではない
が、本実施例では、表面電位を700±150V、光学
濃度を0.8±0.4とすることで妥当な実施結果を得るも
のである。
【0056】以上のように、本プロセスコントロール安
定化装置20のCPU21は、センサー22・23から
の各検出結果が所定の範囲内に含まれるか否かを判別
し、検出結果が所定の範囲を越えた場合には、複写プロ
セスを制御する前に、電極清掃手段を制御して放電ワイ
ヤー7bを清掃するようになっている。さらに、上記C
PU21は、上記のような一連の動作を所定回数繰り返
した後、各検出結果が所定の範囲内に含まれない場合に
は、装置に何らかの異常が生じたことを判断して、警告
手段の作動を制御すると共に、各種構成部材の作動を停
止することで、ユーザーに装置の異常を警告すると共
に、複写動作を禁止するようになっている。
【0057】このため、表面電位センサー22および光
学センサー23による各検出結果に基づいて、放電ワイ
ヤー7bを能率的に清掃することができ、さらには、装
置の異常を自動的に判断することで、重大な事故を未然
に防止することができる。
【0058】〔実施例3〕本発明の他の実施例について
図13に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、
本第3実施例においては、第1実施例のプロセスコント
ロール安定化装置20を構成するCPU21の複写プロ
セス制御を除き、第1実施例の構成と同様に構成されて
いるため、上記CPU21の複写プロセス制御以外の説
明は省略すると共に、第1実施例と同様の機能を有する
部材については、同一の符号を付記するものである。ま
た、本CPUについても、説明の便宜上、第1実施例と
同様に、“21”の符号を付記するものである(図1参
照)。
【0059】本実施例のCPU21は、前記第1実施例
と同様に、表面電位センサー22および光学センサー2
3からの各検出信号に基づいて、各電源27・28・2
9およびトナー補給駆動装置30に各出力信号を出力し
て、複写プロセスの最適制御を行うようになっている。
【0060】また、上記のような複写プロセスの最適制
御において、本CPU21は、表面電位センサー22に
よる表面電位の検出、および光学センサー23による光
学濃度の検出後に、電極清掃手段をなす駆動用モータの
駆動を制御することで、摺擦部材31による放電ワイヤ
ー7bの摺擦清掃を行い、その後、再度、各センサー2
2・23からの検出結果を得ることで、放電ワイヤー7
bを清掃する前後での検出結果の差を取り、この差が所
定の範囲内に含まれるまで、上記の制御を所定回数繰り
返すようになっている。
【0061】そして、上記CPU21は、放電ワイヤー
7bの清掃を所定回数行った後でも、各検出結果の差が
所定の範囲内に含まれない場合には、図示しない警告手
段を作動させて、ユーザーに装置の異常を警告すると共
に、各構成部材の作動を停止して複写動作を禁止するよ
うになっている。
【0062】上記の構成において、本プロセスコントロ
ール安定化装置20のCPU21による複写プロセスの
制御動作を、図13のフローチャートに基づいて以下に
説明する。
【0063】先ず、複写機の電源スイッチがONされる
と(S31)、これに伴って、電極清掃手段の作動回数
Kが0にセットされる(S32)。次に、表面電位セン
サー22により感光体ドラム1の表面電位が検出され、
また、光学センサー23により感光体ドラム1表面に形
成される標準トナー濃度の光学濃度が検出されて、これ
らの検出信号がそれぞれ各増幅器25・25および各A
/D変換器26・26を介してCPU21に入力される
(S33)。尚、このS33で検出されたプロセス情報
をとする。
【0064】次いで、上記CPU21は、駆動用モータ
の駆動を制御して、摺擦部材31をC1 −C2 方向に3
往復進退移動させ、メインチャージャーユニット7の放
電ワイヤー7bを摺擦清掃する(S34)。その後、再
度、各センサー22・23により表面電位、および光学
濃度が検出されて、各検出信号がCPU21に入力され
る(S35)。尚、このS35で検出されたプロセス情
報をとする。
【0065】次に、上記のプロセス情報からプロセス
情報を引いた差が取られ、この差が所定の範囲内に含
まれるか否かが判別される(S36)。S36にて、各
プロセス情報・間の差が所定の範囲内に含まれる場
合は、CPU21が、各センサー22・23からの検出
信号に基づいて、各電源27・28・29およびトナー
補給駆動装置30にそれぞれ出力信号を出力し、コピー
ランプ4の電圧、メインチャージャーユニット7の出
力、現像ユニット9での現像バイアス電圧、および現像
剤のトナー濃度を最適制御する(S37)。そして、装
置内の図示しないタイマーがリセット後、ONされて
(S38)、30分経過したか否かが判別される(S3
9)。S39にて、30分経過していない場合は、メイ
ンルーチンが実行されて(S40)、再度、S39に戻
る一方、S39にて、30分経過した場合は、再度、S
32に戻り、前述のように電極清掃手段の作動回数Kが
0にセットし直される。
【0066】一方、上記S36にて、各プロセス情報
・間の差が所定の範囲を越えた場合は、電極清掃手段
の作動回数Kが予め設定された所定値(回数)よりも大
きいか否かが判別される(S41)。S41にて、作動
回数Kが所定値よりも小さい場合、即ち電極清掃手段が
所定回数まで作動していない場合は、作動回数Kに1が
加えられて(S42)、再度、S33に戻る。一方、S
41にて、作動回数Kが所定値よりも大きい場合、即ち
電極清掃手段が所定回数作動した場合は、CPU21に
より警告手段が作動されてユーザーに装置の異常が警告
され(S43)、その後、各種の構成部材の作動が停止
されて複写動作が禁止される(S44)。
【0067】尚、上記のCPU21により判別される各
プロセス情報・間の差の各所定範囲としては、特に
限定するものではないが、本実施例では、表面電位で1
5V以内、光学濃度で0.05〜0.08程度とすることで
妥当な実施結果を得るものである。
【0068】以上のように、本プロセスコントロール安
定化装置20のCPU21は、センサー22・23から
の各検出結果が所定の範囲内に含まれるか否かを判別
し、各検出結果が所定の範囲を越えた場合には、複写プ
ロセスを制御する前に、電極清掃手段を制御して放電ワ
イヤー7bを清掃するようになっている。さらに、上記
CPU21は、上記のような一連の動作を所定回数繰り
返した後、各検出結果が所定の範囲内に含まれない場合
には、装置に何らかの異常が生じたことを判断して、警
告手段の作動を制御すると共に、各種構成部材の作動を
停止することで、ユーザーに装置の異常を警告すると共
に、複写動作を禁止するようになっている。
【0069】このため、メインチャージャーユニット7
によるチャージムラをより正確に検出し、かつこのチャ
ージムラによる外乱ノイズの影響を確実に除去すること
ができる。また、上記のようにチャージムラをより正確
に検出することができるため、装置の異常判断をよりシ
ビアに行うことができる。
【0070】尚、上記の第1ないし第3実施例は、本発
明を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変
更が可能である。例えば、上記第1・2・3実施例で
は、各々、放電ワイヤー7bを清掃するために、放電ワ
イヤー7bに対して摺擦部材31を3往復摺動させてい
るが、特に、このような摺擦部材31の摺動回数は限定
するものではない。また、プロセスコントロール安定化
装置20をなす表面電位センサー22や光学センサー2
3等の各構成部材についても、特に限定するものではな
く、これに伴ったコピーランプ4、メインチャージャー
ユニット7、および現像ユニット9の制御についても限
定するものではない。
【0071】さらに、上記第2・3実施例では、放電ワ
イヤー7bを所定回数清掃した後に検出結果ないし検出
結果の差が所定の範囲を越えた場合、警告手段を作動さ
せると共に、複写動作を禁止するようになっているが、
必ずしもこの2つを実施する必要はなく、何れか一方の
みを実施する場合でも構わない。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
プロセスコントロール安定化装置は、帯電器には、その
放電電極を清掃する電極清掃手段が設けられ、また、プ
ロセス制御手段は、電位検出手段による表面電位の検出
工程前に、電極清掃手段を制御して帯電器の放電電極を
清掃する構成である。
【0073】これにより、帯電器の均一放電を確保した
状態で電位検出手段による表面電位の検出を行うことが
でき、ひいては、正確な情報に基づく最適なプロセス制
御が可能になるという効果を奏する。
【0074】また、請求項2記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、帯電器には、その放電電極を清掃する
電極清掃手段が設けられ、また、プロセス制御手段は、
濃度検出手段による光学濃度の検出工程前に、電極清掃
手段を制御して帯電器の放電電極を清掃する構成であ
る。
【0075】これにより、帯電器の均一放電を確保した
状態で濃度検出手段による光学濃度の検出を行うことが
でき、ひいては、正確な情報に基づく最適なプロセス制
御が可能になるという効果を奏する。
【0076】また、請求項3記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、帯電器には、その放電電極を清掃する
電極清掃手段が設けられ、また、プロセス制御手段は、
電位検出手段あるいは濃度検出手段による検出結果が所
定の範囲を越えた場合、電極清掃手段を制御して帯電器
の放電電極を清掃し、その後、再度、電位検出手段ある
いは濃度検出手段の検出結果を得ることで、この検出結
果が所定の範囲に入るまで、上記の制御を繰り返す構成
である。
【0077】これにより、電位検出手段あるいは濃度検
出手段による検出結果に基づいて、帯電器の放電電極を
能率的に清掃することができ、結果として、帯電器によ
るチャージムラの原因が確実に取り除かれ、より正確な
情報に基づく最適なプロセス制御が可能になるという効
果を奏する。
【0078】また、請求項4記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、請求項3記載のプロセスコントロール
安定化装置において、プロセス制御手段は、電位検出手
段あるいは濃度検出手段による検出結果に基づく電極清
掃手段の制御を所定回数行い、所定回数後の検出結果が
所定の範囲に入らない場合、警告手段を作動させるか、
かつ/もしくは複写動作を禁止する構成である。
【0079】これにより、装置の異常を自動的に判断す
ることで、重大な事故を未然に防止することができると
いう効果を奏する。
【0080】また、請求項5記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、帯電器には、その放電電極を清掃する
電極清掃手段が設けられ、また、プロセス制御手段は、
電位検出手段による表面電位の検出、あるいは濃度検出
手段による光学濃度の検出工程後に、電極清掃手段を制
御して帯電器の放電電極を清掃し、その後、再度、電位
検出手段あるいは濃度検出手段の検出結果を得ること
で、放電電極を清掃する前後での検出結果の差を取り、
この差が所定の範囲に入るまで、上記の制御を繰り返す
構成である。
【0081】これにより、帯電器によるチャージムラを
より正確に検出し、かつこのチャージムラによる外乱ノ
イズの影響を確実に除去することができる。このため、
帯電器によるチャージムラの原因が確実に取り除かれ、
より正確な情報に基づく最適なプロセス制御が可能にな
るという効果を奏する。
【0082】また、請求項6記載のプロセスコントロー
ル安定化装置は、請求項5記載のプロセスコントロール
安定化装置において、プロセス制御手段は、電位検出手
段あるいは濃度検出手段による検出結果の差に基づく電
極清掃手段の制御を所定回数行い、所定回数後の検出結
果の差が所定の範囲に入らない場合、警告手段を作動さ
せるか、かつ/もしくは複写動作を禁止する構成であ
る。
【0083】これにより、装置の異常判断をよりシビア
に行うことができ、事故の発生を確実に防止することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における複写機を示す概略の
構成図である。
【図2】上記の複写機を構成する光学センサーによる光
学濃度の検出状態を示す説明図である。
【図3】上記光学センサーを示す回路図である。
【図4】上記の複写機を構成するメインチャージャーユ
ニットを示す平面図である。
【図5】上記メインチャージャーユニットに設けられた
電極清掃手段を示す分解斜視図である。
【図6】上記電極清掃手段を構成する摺擦部材に駆動用
ワイヤーが取り付けられる状態を示す斜視図である。
【図7】上記の複写機を構成するプロセスコントロール
安定化装置のCPUによる複写プロセスの制御動作を示
すフローチャートである。
【図8】50k枚の実写エージングを行った後の感光体
ドラムの長手方向での位置に対する表面電位を示すグラ
フである。
【図9】50k枚の実写エージングを行った後の感光体
ドラムの長手方向での位置に対する画像濃度を示すグラ
フである。
【図10】50k枚の実写エージングを行った後、電極
清掃手段により放電ワイヤーを清掃し、この状態での感
光体ドラムの長手方向での位置に対する表面電位を示す
グラフである。
【図11】50k枚の実写エージングを行った後、電極
清掃手段により放電ワイヤーを清掃し、この状態での感
光体ドラムの長手方向での位置に対する画像濃度を示す
グラフである。
【図12】本発明の他の実施例のCPUによる複写プロ
セスの制御動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の他の実施例のCPUによる複写プロ
セスの制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(感光体) 7 メインチャージャーユニット(帯電器) 7b 放電ワイヤー(放電電極) 20 プロセスコントロール安定化装置 21 CPU(プロセス制御手段) 22 表面電位センサー(電位検出手段) 23 光学センサー(濃度検出手段) 31 摺擦部材(電極清掃手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電器の放電電極から生じる放電により感
    光体表面を帯電した後、この感光体表面を画像パターン
    に応じて露光することで形成された静電潜像をトナー像
    として顕像化する画像形成装置に供せられ、電位検出手
    段で検出された感光体の表面電位に基づいて、プロセス
    制御手段にて最適画像を得るように複写プロセスの制御
    を行うプロセスコントロール安定化装置において、 上記帯電器には、その放電電極を清掃する電極清掃手段
    が設けられ、また、プロセス制御手段は、電位検出手段
    による表面電位の検出工程前に、電極清掃手段を制御し
    て帯電器の放電電極を清掃することを特徴とするプロセ
    スコントロール安定化装置。
  2. 【請求項2】帯電器の放電電極から生じる放電により感
    光体表面を帯電した後、この感光体表面を画像パターン
    に応じて露光することで形成された静電潜像をトナー像
    として顕像化する画像形成装置に供せられ、濃度検出手
    段で検出されたトナー像の光学濃度に基づいて、プロセ
    ス制御手段にて最適画像を得るように複写プロセスの制
    御を行うプロセスコントロール安定化装置において、 上記帯電器には、その放電電極を清掃する電極清掃手段
    が設けられ、また、プロセス制御手段は、濃度検出手段
    による光学濃度の検出工程前に、電極清掃手段を制御し
    て帯電器の放電電極を清掃することを特徴とするプロセ
    スコントロール安定化装置。
  3. 【請求項3】帯電器の放電電極から生じる放電により感
    光体表面を帯電した後、この感光体表面を画像パターン
    に応じて露光することで形成された静電潜像をトナー像
    として顕像化する画像形成装置に供せられ、感光体の表
    面電位を検出する電位検出手段、あるいはトナー像の光
    学濃度を検出する濃度検出手段の中、少なくとも何方か
    一方を備え、この検出結果に基づいて、プロセス制御手
    段にて最適画像を得るように複写プロセスの制御を行う
    プロセスコントロール安定化装置において、 上記帯電器には、その放電電極を清掃する電極清掃手段
    が設けられ、また、プロセス制御手段は、電位検出手段
    あるいは濃度検出手段による検出結果が所定の範囲を越
    えた場合、電極清掃手段を制御して帯電器の放電電極を
    清掃し、その後、再度、電位検出手段あるいは濃度検出
    手段の検出結果を得ることで、この検出結果が所定の範
    囲に入るまで、上記の制御を繰り返すことを特徴とする
    プロセスコントロール安定化装置。
  4. 【請求項4】上記プロセス制御手段は、電位検出手段あ
    るいは濃度検出手段による検出結果に基づく電極清掃手
    段の制御を所定回数行い、所定回数後の検出結果が所定
    の範囲に入らない場合、警告手段を作動させるか、かつ
    /もしくは複写動作を禁止することを特徴とする請求項
    3記載のプロセスコントロール安定化装置。
  5. 【請求項5】帯電器の放電電極から生じる放電により感
    光体表面を帯電した後、この感光体表面を画像パターン
    に応じて露光することで形成された静電潜像をトナー像
    として顕像化する画像形成装置に供せられ、感光体の表
    面電位を検出する電位検出手段、あるいはトナー像の光
    学濃度を検出する濃度検出手段の中、少なくとも何方か
    一方を備え、この検出結果に基づいて、プロセス制御手
    段にて最適画像を得るように複写プロセスの制御を行う
    プロセスコントロール安定化装置において、 上記帯電器には、その放電電極を清掃する電極清掃手段
    が設けられ、また、プロセス制御手段は、電位検出手段
    による表面電位の検出、あるいは濃度検出手段による光
    学濃度の検出工程後に、電極清掃手段を制御して帯電器
    の放電電極を清掃し、その後、再度、電位検出手段ある
    いは濃度検出手段の検出結果を得ることで、放電電極を
    清掃する前後での検出結果の差を取り、この差が所定の
    範囲に入るまで、上記の制御を繰り返すことを特徴とす
    るプロセスコントロール安定化装置。
  6. 【請求項6】上記プロセス制御手段は、電位検出手段あ
    るいは濃度検出手段による検出結果の差に基づく電極清
    掃手段の制御を所定回数行い、所定回数後の検出結果の
    差が所定の範囲に入らない場合、警告手段を作動させる
    か、かつ/もしくは複写動作を禁止することを特徴とす
    る請求項5記載のプロセスコントロール安定化装置。
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