JP4520181B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、レーザービームプリンター等のタンデム方式のカラー画像形成装置、詳しくは、トナー濃度検出を行いその結果を利用して画像濃度制御を行うカラー画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式でカラー画像出力を行う画像形成装置に対する高生産性の要求が高まっており、これに応える作像方式として、複数の像担持体及び現像装置を含む画像形成ユニットを転写ベルトに対向させた位置に並列に並べ、像担持体上のトナー像を転写紙(あるいは転写ベルト)上に順次転写させる構成のタンデム方式と呼ばれる画像形成装置が主流を占めるようになってきた。
また、このような画像形成装置において、像担持体上や中間転写体上に基準トナーパッチを形成し、光学的なトナー濃度センサを用いてそのトナー濃度の測定結果に基づいて画像濃度制御を行う技術が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−206761公報
しかしながら、このような画像形成装置においては以下の課題がある。
1.各感光体毎に配置するトナー濃度センサの位置を感光体の幅方向(中間転写ベルトの幅方向)に対して全て同じ位置にして、それらのトナー濃度センサが検出可能なように各感光体の幅方向での同位置に1又は複数の基準トナーパッチを各色を並行して作像すると、これら各色の基準トナーパッチが中間転写ベルト上で重なり、中間転写ベルトクリーニング、2次転写クリーニング部に対する入力トナー量が増えて、クリーニング不良、トナー飛散が発生し、その後の画像品質を劣化させる。
2.また、このような画像形成装置において、基準トナーパッチが中間転写ベルト上で重ならないように、まず、ある1色の1又は複数の基準トナーパッチの作像を終了してから、次の色の基準トナーパッチを作像する方法があるが、この方法では、空回し時間が必要となり、4色を使用する場合には、4色の基準トナーパッチを並行して作像する方式に比較して4倍近くの時間を要してしまい、ユーザーの待ち時間増加、生産性の低下につながる。
3.中間転写ベルトの幅方向に対して、各色に対応したトナー濃度センサの設置位置及び基準トナーパッチの作像位置をずらして、基準トナーパッチのトナー濃度の検出を行うものが開示されているが、中間転写ベルトは転写紙と擦れるために傷が付きやすく、これにより、転写ベルトの表面状態は不均一となり、中間転写ベルトの幅方向に対して異なる位置にある複数(色毎)のトナー濃度センサ間の検出にばらつきが大きくなり、検出が安定しない。
4.中間転写ベルト上でのトナー濃度を検出する画像形成装置においては、トナー濃度が変化した時に、その原因が現像装置内のトナー濃度なのか、感光体の電位なのか、中間転写ベルトへの転写率なのか等、不明確であり、例えば、原因として中間転写ベルトへの転写率が異常で中間転写ベルト上のトナー濃度が低い場合にも関わらず、現像装置内へのトナー補給量を増やしてトナー濃度を上げようとすれば、トナー飛散を生じてしまう場合がある。このように中間転写ベルト上でのトナー濃度の検出をする場合には問題が生じてしまう。
本発明の目的は、クリーニング不良を発生させず、かつ、安定したトナー濃度検出が可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の目的は、クリーニング不良を発生させず、かつ、安定したトナー濃度検出が可能であって、これにより、ユーザーに対して待ち時間が少なく、生産性が高く、画質の安定した画像形成装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、回転駆動される複数の像担持体に電子写真方式で形成したトナー像を中間転写体に転写しカラー画像を得る画像形成装置において、前記像担持体毎に帯電手段で帯電された前記像担持体に対向するように設けられ、互いに前記像担持体の軸心方向にずらして配置され、対向する前記像担持体に現像手段により形成されたトナー像の濃度を前記像担持体上で光学的に検出する複数のトナー濃度検出器と、前記像担持体毎に基準トナーパッチを前記像担持体の軸心方向にずらして形成する潜像パッチ形成手段と、前記基準トナーパッチの各電位を検出する、互いに前記像担持体の軸心方向にずらして配置された複数の電位検出器と、前記トナー濃度検出器と前記電位検出器との検出結果に基づいて画像濃度制御を実行する画像濃度制御手段と、を備え、前記潜像パッチ形成手段と前記電位検出器と前記トナー濃度検出器とが前記像担持体の軸心方向と直交する線上に配置され、前記画像濃度制御手段が、前記電位検出器の検出結果と前記トナー濃度検出器の検出結果のトナー付着量から必要最大トナー付着量となる時の現像ポテンシャルを算出し、算出された現像ポテンシャルから前記帯電手段の帯電電位、前記現像手段の現像バイアス電位の各目標電位を設定し、前記電位検出器による前記像担持体上の残留電位の検出結果に基づき前記各目標電位の補正を行い画像濃度制御を実行することを特徴とする。
したがって、画像濃度制御を行うためのトナー像として基準トナーパッチを、複数のトナー濃度検出器が濃度を検出可能なように像担持体毎に像担持体の軸心方向にずらして形成すればよい。これにより、各像担持体に対応する基準トナーパッチが中間転写ベルト上に互いにずれて転写されるので、中間転写クリーニング、2次転写クリーニングでのクリーニング不良や、各転写工程での転写散りによるトナー飛散が発生することを防止することが可能となる。
また、画像濃度制御を実行するための各像担持体に対応する基準トナーパッチが中間転写ベルト上に互いにずれて転写されるので、中間転写クリーニング、2次転写クリーニングでのクリーニング不良や、各転写工程での転写散りによるトナー飛散が発生することを防止することが可能となる。
また、請求項1記載の発明では、トナー濃度検出器に赤外光反射型センサを用いた場合でも、飽和特性を示すトナー付着量が多い多付着部において、実際の付着量とは異なった付着量を得ることがなくなって、正確な画像濃度制御を行うことができるようになります。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、複数の前記トナー濃度検出器は、全体が前記像担持体の軸心方向の中心付近に配置されている。
したがって、像担持体の軸心方向の位置によって画像濃度変動の仕方が異なるために生じる各検出器間の画像濃度変動を抑えることが可能となる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記潜像パッチ形成手段は、複数の記録材への転写のための連続作像動作中における作像動作と作像動作との間に前記基準トナーパッチの形成を行う。
したがって、特別な画像濃度制御用の時間を設けること無く、画像濃度制御を行うことが可能になる。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置において、前記像担持体の表面の光沢度が、前記中間転写ベルトの表面の光沢度よりも高い値である。
したがって、中間転写ベルト上においてトナー濃度の検出を行う場合に比べて安定してトナー濃度検出を行うことが可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成装置において、前記中間転写ベルトの表面の光沢度が、80以下である。
したがって、中間転写ベルト上においてトナー濃度の検出を行う場合に比べて安定してトナー濃度検出を行うことが可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置において、前記像担持体の表面の光沢度が、90以上である。
したがって、検出器として反射型の光センサを採用した場合、S/Nを高く維持できるので、従来に比較してより小型の受発光素子を採用して、タンデム方式においても像担持体に対向させて検出器を配置することができる。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一記載の画像形成装置において、前記像担持体の表面と前記中間転写ベルトの表面との線速比が略1である。
したがって、像担持体表面に中間転写ベルトと擦れることによって生じる傷が発生しにくくなる。
請求項1記載の発明によれば、回転駆動される複数の像担持体に電子写真方式で形成したトナー像を中間転写体に転写しカラー画像を得る画像形成装置において、前記像担持体毎に前記像担持体に対向するように設けられ、互いに前記像担持体の軸心方向にずらして配置され、対向する前記像担持体に形成されたトナー像の濃度を前記像担持体上で光学的に検出する複数の検出器を備えることにより、画像濃度制御を行うためのトナー像として基準トナーパッチを、複数のトナー濃度検出器が濃度を検出可能なように像担持体毎に像担持体の軸心方向にずらして形成すればよい。これにより、各像担持体に対応する基準トナーパッチが中間転写ベルト上に互いにずれて転写されるので、中間転写クリーニング、2次転写クリーニングでのクリーニング不良や、各転写工程での転写散りによるトナー飛散が発生することを防止することができる。また、各像担持体上に並行して基準トナーパッチの形成ができるので、電位制御等のセルフチェックを実行する際のユーザーの待ち時間を短縮することができる。
また、請求項1記載の発明によれば、複数の前記トナー濃度検出器が濃度を検出可能に前記像担持体毎にトナー像である基準トナーパッチを前記像担持体の軸心方向にずらして形成する潜像パッチ形成手段と、前記検出器の検出結果に基づいて画像濃度制御を実行する画像濃度制御手段と、を備えることにより、画像濃度制御を実行するための各像担持体に対応する基準トナーパッチが中間転写ベルト上に互いにずれて転写されるので、中間転写クリーニング、2次転写クリーニングでのクリーニング不良や、各転写工程での転写散りによるトナー飛散が発生することを防止することができる。また、各像担持体上に並行して基準トナーパッチの形成ができるので、電位制御等のセルフチェックを実行する際のユーザーの待ち時間を短縮することができる。
また、請求項1記載の発明によれば、トナー濃度検出器に赤外光反射型センサを用いた場合でも、飽和特性を示すトナー付着量が多い多付着部において、実際の付着量とは異なった付着量を得ることがなくなって、正確な画像濃度制御を行うことができるようになります。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、複数の前記検出器は、全体が前記像担持体の軸心方向の中心付近に配置されていることにより、像担持体の軸心方向の位置によって画像濃度変動の仕方が異なるために生じる各検出器間の画像濃度変動を抑えることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記形成手段は、複数の記録材への転写のための連続作像動作中における作像動作と作像動作との間に前記基準トナーパッチの形成を行うことにより、特別な画像濃度制御用の時間を設けること無く、画像濃度制御を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置において、前記像担持体の表面の光沢度が、前記中間転写ベルトの表面の光沢度よりも高い値であることにより、中間転写ベルト上においてトナー濃度の検出を行う場合に比べて安定してトナー濃度検出を行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成装置において、前記中間転写ベルトの表面の光沢度が、80以下であることにより、中間転写ベルト上においてトナー濃度の検出を行うよりも安定してトナー濃度検出を行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置において、前記像担持体の表面の光沢度が、90以上であることにより、検出器として反射型の光センサを採用した場合、S/Nを高く維持できるので、従来に比較してより小型の受発光素子を採用して、タンデム方式においても像担持体上に検出器を配置することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れか一記載の画像形成装置において、前記像担持体の表面と前記中間転写ベルトの表面との線速比が略1であることにより、像担持体表面に中間転写ベルトと擦れることによって生じる傷が発生しにくくなり、転写紙との擦れにより表面状態が悪化する中間転写ベルトよりも安定してトナー濃度の検出を行うことができる。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、画像形成装置として、タンデム型のフルカラーの電子写真複写機(以下、単に「複写機」という。)への適用例である。
まず、本実施の形態の複写機全体の構成について説明する。図1は、本実施の形態の複写機全体を示す概略構成図である。複写機は、画像形成を行う複写機本体100と、この複写機本体100が載置され複写機本体100に対して記録材である転写紙5の供給を行う給紙装置200と、複写機本体100上に取り付けられ原稿画像を読み取るスキャナ300と、このスキャナ300の上部に取り付けられる原稿自動搬送装置(ADF)400とを備えている。複写機本体100には、転写紙5を手差し給紙させるための手差しトレイ6、及び、画像形成済みの転写紙5が排紙される排紙トレイ7が設けられている。
図2は、複写機本体100の構成を示す拡大図である。複写機本体100には、中間転写体である無端ベルト状の中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10は、図3に示すように、ベース層11、弾性層12及びコート層13の3層構造となっている。ベース層11は、例えば伸びの少ないフッ素系樹脂や、伸びの大きなゴム材料に帆布などの伸びにくい材料を組み合わせた構成とされる。また、弾性層12は、例えばフッ素系ゴムやアクリロニトリルーブタジエン共重合ゴムなどで構成され、ベース層11の上に形成される。また、コート層13は、弾性層12の表面に、例えばフッ素系樹脂がコーティングされることで形成される。そして、この中間転写ベルト10は、3つの支持ローラ14,15,16に張架された状態で、図2中時計回り方向に回転駆動される。
図2に示すように、支持ローラ14,15,16のうちの第1支持ローラ14と第2支持ローラ15との間のベルト張架部分には、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kが並んで配置されている。これらの画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kの上方には、図1に示すように、露光装置21が設けられている。この露光装置21は、スキャナ300で読み取った原稿の画像情報に基づいて、レーザ制御部(図示せず)により半導体レーザ(図示せず)を駆動して書込光を出射し、各画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kに設けられる像担持体としての感光体ドラム20Y,20C,20M,20K上に静電潜像を形成するためのものである。ここで、書込光の出射は、レーザに限るものではなく、例えばLEDであってもよい。
画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kの構成について説明する。以下の説明では、黒色のトナー像を形成する画像形成ユニット18Kを例に挙げて説明するが、他の画像形成ユニット18Y,18C,18Mも同様の構成を有する。ここで、図4は隣り合う2つの画像形成ユニット18M,18Kの構成を示す拡大図である。なお、図中の符号では、色の区別を示す「M」及び「K」の記号を省略しており、以下の説明でも記号は適宜省略する。
画像形成ユニット18には、感光体ドラム20の周囲に、帯電装置60、現像装置61、感光体クリーニング装置63及び除電装置64が設けられている。また、感光体ドラム20に対して中間転写ベルト10を介して対向する位置には、1次転写装置62が設けられている。
帯電装置60は、帯電ローラを採用した接触帯電方式のものであり、感光体ドラム20に接触して電圧を印加することにより感光体ドラム20の表面を一様に帯電する。この帯電装置60には、非接触のスコロトロンチャージャなどを採用した非接触帯電方式のものも採用できる。
また、現像装置61では、磁性キャリアと非磁性トナーからなる二成分現像剤を使用している。なお、現像剤としては一成分現像剤を使用してもよい。この現像装置61は、現像ケース70内に設けられた攪拌部66と現像部67とに大別できる。攪拌部66では、二成分現像剤(以下、単に「現像剤」という)が攪拌されながら搬送されて現像剤担持体としての後述する現像スリーブ65上に供給される。この攪拌部66は、平行な2本のスクリュー68が設けられており、2本のスクリュー68の間には、両端部で互いが連通するように仕切るための仕切り板が設けられている。また、現像ケース70には現像装置61内の現像剤のトナー濃度を検出するためのトナー濃度センサ71が取り付けられている。一方、現像部67では、現像スリーブ65に付着した現像剤のうちのトナーが感光体ドラム20に転移される。この現像部67には、現像ケース70の開口を通して感光体ドラム20と対向する現像スリーブ65が設けられており、その現像スリーブ65内には図示しないマグネットが固定配置されている。また、現像スリーブ65に先端が接近するようにドクタブレード73が設けられている。本実施の形態では、このドクタブレード73と現像スリーブ65との間の最接近部における間隔が0.9mmとなるように設定されている。
この現像装置61では、現像剤を2本のスクリュー68で攪拌しながら搬送循環し、現像スリーブ65に供給する。現像スリーブ65に供給された現像剤は、マグネットにより汲み上げて保持される。現像スリーブ65に汲み上げられた現像剤は、現像スリーブ65の回転に伴って搬送され、ドクタブレード73により適正な量に規制される。なお、規制された現像剤は攪拌部66に戻される。このようにして感光体ドラム20と対向する現像領域まで搬送された現像剤は、マグネットにより穂立ち状態となり、磁気ブラシを形成する。現像領域では、現像スリーブ65に印加されている現像バイアスにより、現像剤中のトナーを感光体ドラム20上の静電潜像部分に移動させる現像電界が形成される。これにより、現像剤中のトナーは、感光体ドラム20上の静電潜像部分に転移し、感光体ドラム20上の静電潜像は可視像化され、トナー像が形成される。現像領域を通過した現像剤は、マグネットの磁力が弱い部分まで搬送されることで現像スリーブ65から離れ、攪拌部66に戻される。このような動作の繰り返しにより、攪拌部66内のトナー濃度が薄くなると、それをトナー濃度センサ71が検出し、その検出結果に基づいて攪拌部66にトナーが補給される。
1次転写装置62は、1次転写ローラを採用しており、中間転写ベルト10を挟んで感光体ドラム20に押し当てるようにして設置されている。1次転写装置62は、ローラ形状のものでなくても、導電性のブラシ形状のものや、非接触のコロナチャージャなどを採用してもよい。
感光体クリーニング装置63は、先端を感光体ドラム20に押し当てられるように配置される、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレード75を備えている。また、本実施の形態では、クリーニング性能を高めるために感光体ドラム20に接触する導電性のファーブラシ76を併用している。このファーブラシ76には、金属製の電界ローラ77からバイアスが印加されており、その電界ローラ77にはスクレーパ78の先端が押し当てられている。そして、クリーニングブレード75やファーブラシ76により感光体ドラム20から除去されたトナーは、感光体クリーニング装置63の内部に収容される。その後、回収スクリュー79により感光体クリーニング装置63の片側に寄せられ、後述するトナーリサイクル装置80を通じて現像装置61へと戻され、再利用する。
除電装置64は、除電ランプで構成されており、光を照射して感光体ドラム20の表面電位を初期化する。
また、画像形成ユニット18には、各感光体ドラム20に対応させて、検出器であるトナー濃度センサ310と電位センサ320とが設けられている。詳しくは、図5に示すように、トナー濃度センサ310は、感光体ドラム20毎に感光体ドラム20に対向するように設けられ、互いに感光体ドラム20の軸心90方向にずらして配置されている。トナー濃度センサ310は、光学方式の赤外光反射型センサであり感光体ドラム20の表面に形成されたトナー像の濃度を光学的に検出するものである。電位センサ320も、同じく感光体ドラム20毎に感光体ドラム20に対向するように設けられ、互いに感光体ドラム20の軸心90方向にずらして配置されている。これらの電位センサ320は感光体ドラム20表面の電位を検出する。
画像形成ユニット18の具体的な設定について説明する。感光体ドラム20の直径は60mmであり、感光体ドラム20を282mm/sの線速で駆動している。また、現像スリーブ65の直径は25mmであり、現像スリーブ65を564mm/sの線速で駆動している。また、現像領域に供給される現像剤中のトナーの帯電量は、およそ−(マイナス)10〜−30μC/gの範囲となるのが好適である。また、感光体ドラム20と現像スリーブ65との間隙である現像ギャップは、0.5〜0.3mmの範囲で設定でき、値を小さくすることで現像効率の向上を図ることが可能である。また、感光体ドラム20の感光層の厚みは30μmであり、露光装置21の光学系のビームスポット径は50×60μmであり、その光量は約0.47mWである。一例として帯電装置60により、感光体ドラム20の表面は−700Vに一様帯電され、露光装置21によりレーザが照射された静電潜像部分の電位は、−120Vとなる。これに対して、現像バイアスの電圧を−470Vとし、350Vの現像ポテンシャルを確保する。このようなプロセス条件は電位制御の結果によって適時変更される。
以上の構成をもつ画像形成ユニット18では、感光体ドラム20の回転とともに、まず帯電装置60で感光体ドラム20の表面を一様に帯電する。次いでスキャナ300により読み取った画像情報に基づいて露光装置21からレーザによる書込光を照射し、感光体ドラム20上に静電潜像を形成する。その後、現像装置61により静電潜像が可視像化されてトナー像が形成される。このトナー像は、1次転写装置62により中間転写ベルト10上に1次転写される。1次転写後に感光体ドラム20の表面に残留した転写残トナーは、感光体クリーニング装置63により除去され、その後、感光体ドラム20の表面は、除電装置64により除電されて、次の画像形成に供される。
次いで、図2に示すように、支持ローラのうちの第3支持ローラ16に対向する位置には、2次転写装置である2次転写ローラ24が設けられている。そして、中間転写ベルト10上のトナー像を転写紙5上に2次転写する際には、2次転写ローラ24を第3支持ローラ16に巻回された中間転写ベルト10部分に押し当てて2次転写を行う。なお、2次転写装置としては2次転写ローラ24を用いた構成でなくても、例えば転写ベルトや非接触の転写チャージャを用いた構成としてもよい。この2次転写ローラ24には、2次転写ローラ24に付着したトナーをクリーニングするローラクリーニング部91が当接している。
また、2次転写ローラ24の転写紙5搬送方向下流側には、2つのローラ23a,23b間に無端ベルト状の搬送ベルト22が張架した構成を有する。また、このさらに搬送方向下流側には、転写紙5上に転写されたトナー像を定着させるための定着装置25が設けられている。この定着装置25は、加熱ローラ26に加圧ローラ27を押し当てた構成となっている。また、中間転写ベルト10の支持ローラのうちの第2支持ローラ15に対向する位置には、ベルトクリーニング装置17が設けられている。このベルトクリーニング装置17は、転写紙5に中間転写ベルト10上のトナー像を転写した後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去するためのものである。
次に、感光体クリーニング装置63により回収された転写残トナーを現像装置61で再利用するためのトナーリサイクル装置80の構成及び動作について説明する。図6は、トナーリサイクル装置80の概略構成を示す説明図、図7は感光体クリーニング装置63の回収スクリュー79の一端部分の拡大図である。
図7に示すように、トナーリサイクル装置80は、感光体クリーニング装置63の回収スクリュー79の一端に設けられるローラ部82を備えている。このローラ部82にはピン81が設けられている。このローラ部82は、回転軸86のローラ部87とともにベルト状の回収トナー搬送部材83を張架している。このとき、ローラ部82のピン81は、回収トナー搬送部材83に設けられる長孔84に入り込んだ状態になる。回収トナー搬送部材83の外周面には一定間隔おきに羽根85が設けられている。
回収トナー搬送部材83は、図6に示すように、回転軸86とともに搬送路ケース88内に収容されている。この搬送路ケース88は、画像形成ユニット18の構成部品の少なくとも一部を一体に収納するカートリッジケース89と一体成型されている。この搬送路ケース88の内部には、2本のスクリュー68のうちの1本が現像装置61内部から突出している。
このようなトナーリサイクル装置80では、外部から駆動力を伝達して回収スクリュー79を回転するとともに、回収トナー搬送部材83を回転駆動する。これにより、感光体クリーニング装置63で回収したトナーは、搬送路ケース88内を通して現像装置61に向かって搬送され、スクリュー68により現像装置61の内部に収容される。その後、回収したトナーは、上述したように、2本のスクリュー68で現像装置61内の現像剤と一緒に攪拌されて循環し、再度現像に寄与することになる。
また、複写機本体100には、図1に示すように、給紙装置200から給紙された転写紙5を2次転写ローラ24を経由して排紙トレイ7に案内する搬送路48が設けられており、この搬送路48に沿って、搬送ローラ49a、レジストローラ49b、排出ローラ56などが設けられている。搬送路48の下流側には、転写後の転写紙5の搬送方向を排紙トレイ7又は用紙反転装置93に切り替える切替爪55が設けられている。用紙反転装置93は、転写紙5を反転させて再び2次転写ローラ24に向けて送り出すものである。さらに、複写機本体100には、手差しトレイ6から搬送路48へ合流する手差し給紙路53が設けられ、この手差し給紙路53の上流側には、手差しトレイ6にセットされた転写紙5を一枚ずつ給紙するための給紙ローラ50及分離ローラ51が設けられている。
給紙装置200は、転写紙5を収納する複数の給紙カセット44、これらの給紙カセット44に収納された転写紙を一枚ずつ送り出す給紙ローラ42及び分離ローラ45、送り出された転写紙を給紙路46に沿って搬送する搬送ローラ47などから構成されている。給紙路46は、複写機本体100の搬送路48に接続している。
スキャナ300について図1に基づいて簡単に説明する。スキャナ300では、コンタクトガラス31上に載置される原稿(図示せず)の読取り走査を行うために、原稿照明用光源とミラーを搭載した第1及び第2の走行体33,34が往復移動する。これらの走行体33,34により走査された画像情報は、結像レンズ35によってその後方に設置されている読取センサ36の結像面に集光され、読取センサ36によって画像信号として読込まれる。
図8は本実施の形態の複写機が備える各部の電気的な接続を示すブロック図である。図8に示すように、本実施の形態の複写機には、コンピュータ構成のメイン制御部500が備えられており、このメイン制御部500が各部を駆動制御する。メイン制御部500は、各種演算や各部の駆動制御を実行するCPU(Central Processing Unit)501にバスライン502を介して、コンピュータプロ
グラム等の固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)503と各種データを書き換え自在に記憶するワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)504とが接続されて構成されている。
ROM503には、トナー濃度センサ310の出力値に対する単位面積当りのトナー付着量への換算に関する情報を記憶した換算テーブル(図示せず)が格納されている。
メイン制御部500には、複写機本体100の各部、給紙装置200、スキャナ300、原稿自動搬送装置400が接続されている。ここで、複写機本体100のトナー濃度センサ310及び電位センサ320は、検出した情報をメイン制御部500に送り出す。
次に、本実施の形態の複写機の動作について説明する。上記構成をもつ複写機を用いて原稿のコピーをとる場合、まず、原稿自動搬送装置400の原稿台30に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス31上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。その後、ユーザーが図示しないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときには、原稿がコンタクトガラス31上に搬送される。そして、スキャナ300が駆動して第1走行体33および第2走行体34が走行を開始する。これにより、第1走行体33からの光がコンタクトガラス31上の原稿で反射し、その反射光が第2走行体34のミラーで反射されて、結像レンズ35を通じて読取センサ36に案内される。このようにして原稿の画像情報を読み取る。
また、ユーザーによりスタートスイッチが押されると、図示しない駆動モータが駆動し、支持ローラ14,15,16のうちの1つが回転駆動して中間転写ベルト10が回転駆動する。また、これと同時に、各画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kの感光体ドラム20Y,20C,20M,20Kも回転駆動する。その後、スキャナ300の読取センサ36で読み取った画像情報に基づいて、露光装置21から、各画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kの感光体ドラム20Y,20C,20M,20K上に書込光がそれぞれ照射される。これにより、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Kには、それぞれ静電潜像が形成され、現像装置61Y,61C,61M,61Kにより可視像化される。そして、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20K上には、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像が形成される。
このようにして形成された各色トナー像は、各1次転写装置62Y,62C,62M,62Kにより、順次中間転写ベルト10上に重なり合うようにそれぞれ1次転写される。これにより、中間転写ベルト10上には、各色トナー像が重なり合った合成トナー像が形成される。なお、2次転写後の中間転写ベルト10上に残留した転写残トナーは、ベルトクリーニング装置17により除去される。
また、ユーザーによりスタートスイッチが押されると、ユーザーが選択した転写紙5に応じた給紙装置200の給紙ローラ42が回転し、給紙カセット44の1つから転写紙5が送り出される。送り出された転写紙5は、分離ローラ45で1枚に分離して給紙路46に入り込み、搬送ローラ47により複写機本体100内の搬送路48まで搬送される。このようにして搬送された転写紙5は、レジストローラ49bに突き当たったところで止められる。なお、給紙カセット44にセットされていない転写紙5を使用する場合、手差しトレイ6にセットされた転写紙5を給紙ローラ50により送り出し、分離ローラ52で1枚に分離した後、手差し給紙路53を通って搬送される。そして、同じくレジストローラ49bに突き当たったところで止められる。
レジストローラ49bは、上述のようにして中間転写ベルト10上に形成された合成トナー画像が2次転写ローラ24に対向する2次転写部に搬送されるタイミングに合わせて回転を開始する。ここで、レジストローラ49bは、一般的には接地されて使用されることが多いが、転写紙5の紙粉除去のためにバイアスを印加するようにしてもよい。レジストローラ49bにより送り出された転写紙5は、中間転写ベルト10と2次転写ローラ24との間に送り込まれ、2次転写ローラ24により、中間転写ベルト10上の合成トナー像が転写紙5上に2次転写される。その後、転写紙5は、2次転写ローラ24に吸着した状態で定着装置25まで搬送され、定着装置25で熱と圧力が加えられてトナー像の定着処理が行われる。定着装置25を通過した転写紙5は、排出ローラ56により排紙トレイ7に排出されスタックされる。なお、トナー像が定着された面の裏面にも画像形成を行う場合には、定着装置25を通過した転写紙5の搬送方向を切替爪55により切り換え、用紙反転装置93に送り込む。転写紙5は、そこで反転し再び2次転写ローラ24に案内される。
次に、本実施の形態のCPU501がコンピュータプログラムに基づいて行う画像濃度制御であってセルフチェックである電位制御処理について図9ないし図15に基づいて説明する。図9は電位制御ルーチンを示すフローチャート、図10は感光体ドラム20上に形成するパッチパタンを説明する図、図11は中間転写ベルト10上に転写されるパッチパタンを示す平面図、図12はそのパッチパタンを示す拡大図、図13は電位制御時の電位データとトナー付着量データとの各パッチパタンにおける関係を示すグラフ、図14は電位制御時のトナー付着量データに対する電位データと制御電位データとの直線近似を示すグラフ、図15は電位制御テーブルを示す模式図である。
図9に示す電位制御のルーチンでは、基本的に、複写機の起動時、予め定められたコピー枚数の複写毎(つまり連続作像動作中における作像動作と作像動作との間)、一定時間毎等必要に応じて行うようになっている。ここでは起動時の実行動作について説明する。まず電源オン時の状態をジャム等の異常処理時と区別するために、ステップS701で電位制御の実行条件として定着装置25の定着温度を検出する。定着温度センサからの入力信号を基に、定着装置25の定着温度が100℃を越えているか否かを判断し、定着装置25の定着温度が100℃を越えている場合には(ステップS701のN)、異常と判定して電位制御を実行せずに処理を終了する。
定着装置25の定着温度が100℃を越えていない場合には(ステップS701のY)、所定条件で一様に帯電された各感光体ドラム20の表面電位のチェックを電位センサ320により行い(ステップS702)、次に、ステップS703においてVsg調整を行う(ステップS703)。このVsg調整では、トナー濃度センサ310から感光体ドラム20の地肌部(表面)に対する出力値を取り込んでトナー濃度センサ310から感光体ドラム20の地肌部へ照射された光の反射光が一定値になるようにトナー濃度センサ310の発光量を調整する。ここでステップS702〜ステップS703は各色の画像形成ユニット18で並列処理を行う。
ステップS704ではステップS702〜703の処理において異常が無いかどうかチェックする。異常がある場合は(ステップS704のY)、ステップS717へ進み、エラーコードを設定して処理を終了する。
ステップS704において、ステップS702〜703の処理において異常が無いと判断した場合には(ステップS704のY)、電位制御方式が自動に設定されているか、自動ではなく固定に設定されているかを判断する(ステップS5)。
なお先のステップS703〜704では、電位制御方式に関わらず、他のトナー補給制御等で使用するためにステップS706に先立って動作を行ったものである。
ステップS705で電位制御方式が自動ではなく固定であったと判断した場合は(ステップS705のN)、ステップS717でエラーコードを設定して処理を終了する。一方、ステップS705で電位制御方式が自動であったと判断した場合は(ステップS705のY)、ステップS706〜707の処理を各色の画像形成ユニット18に対して並行して行う。
ステップS706では、図5に示すように、各感光体ドラム20上にトナー像である基準トナーパッチとしてパッチパタン(潜像パタン)600を形成する(形成手段)。パッチパタン600は、感光体ドラム20の軸心90方向(幅方向)に対して色毎にずらして作像する。本実施の形態では、一つの色毎に例えば図10に示すようにN個の階調濃度を持つ静電潜像であるN個のパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)を感光体ドラム20の回転方向に沿って所定の間隔で形成する。本実施の形態においては、16個の相異なる階調濃度を持つ各辺が15×20mmである矩形のパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)を感光体ドラム20の回転方向に対して、10mmの間隔をおいて形成している。また、これらの色毎のパッチパタン600同士の感光体ドラム20の軸心90方向の間隔は、5mmに設定されている。
このようにパッチパタン600を形成することにより、中間転写ベルト10にパッチパタン600が転写された際には、図11に示すように中間転写ベルト10上で各色のパッチパタン600が重なることなく形成される。ここで、図12に中間転写ベルト10上のパッチパタン600を拡大して示す。
次のステップS707では、感光体ドラム20上のこれらのパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)の電位に対する電位センサ320の出力値を読み込んでRAM504に格納する。そして、感光体ドラム20上の4色分のパッチパタン600を並列動作で、黒現像装置61K、シアン現像装置61C、マゼンタ現像装置61M、イエロー現像装置61Yに現像させて顕像化させることにより各色のトナー像とする。
次いで、CPU501は、感光体ドラム20のパッチパタン600に対するトナー濃度センサ310によるトナーの濃度検出を行う(ステップS708)。このトナー濃度検出では、各色のトナー像であるパッチパタン600に対するトナー濃度センサ310の出力値を各色毎にVpi(i=1〜N)としてRAM504に格納する。
次に、トナーの付着量を算出する(ステップS709)。すなわち、RAM504に格納したトナー濃度センサ310の出力値をROM503に格納されている換算テーブルを参照し、単位面積当りのトナー付着量に換算してRAM504に再び格納する。そして、ステップS710〜712を実行する。以下、これらのステップについて詳細に説明する。
ここで、図13はステップS707で得られた電位データとステップS709で得られたトナー付着量データとの各パッチパタン600(600a,600b,600c・・・)における関係をX−Y平面上にプロットしたものである。X軸は電位ポテンシャル(現像バイアス電位VBと感光体ドラム20の表面電位との差)(単位V)を示し、Y軸は単位面積当りのトナー付着量(mg/cm
を示している。本実施の形態においては、上述したように赤外光反射型センサのような光学方式のセンサでトナー濃度センサ310を構成しており、赤外光反射型センサは、一般的に、図13に示すように、トナー付着量が多い多付着部において飽和特性を示し、得られた検出値が実際のトナー付着量に対応しなくなる。このため、多付着部において得られたトナー濃度センサ310の検出値をそのまま用いてトナー付着量を算出してしまうと、実際の付着量とは異なった付着量を得ることになり、このトナー付着量を基に行うトナー補給制御を正確に行うことができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態におけるCPU501は、各色のパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)毎に、電位センサ320とトナー濃度センサ310とから得られたパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)の電位と、その顕像化後のトナー付着量のデータとを後述のように電位データXn(n=1〜10)とトナー付着量データYnとの関係(現像装置61の現像γ特性)の直線区間だけ選択し、この区間のデータに対して最小自乗法を適用することにより各現像装置61の現像特性の直線近似を後述するような方法によって行い、現像特性の近似直線方程式(E)を各色毎に得、この近似直線方程式(E)により各色毎に制御電位を計算するようにしている。
最小自乗法の計算は次の式を用いる。
Xave=ΣXn/k・・・(1)
Yave=ΣYn/k・・・(2)
Sx=Σ(Xn−Xave)×(Xn−Xave)・・・(3)
Sy=Σ(Yn−Yave)×(Yn−Yave)・・・(4)
Sxy=Σ(Xn−Xave)×(Yn−Yave)・・・(5)
電位センサ320とトナー濃度センサ310とから得られたパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)の電位、顕像化後のトナー付着量のデータから求まる近似直線方程式(E)をY=A1×X+B1としたとき、係数A1、B1は上記変数を用いて、
A1=Sxy/Sx・・・(6)
B1=Yave−A1×Xave・・・(7)
と表せる。
また、近似直線方程式(E)の相関係数Rは、
R×R=(Sxy×Sxy)/(Sx×Sy)・・・(8)
と表わせる。本実施の形態では、CPU501は、ステップS709までにおいて、各色毎に電位センサ320とトナー濃度センサ310とから得られたパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)の電位データXn、顕像化後のトナー付着量データYnの数値が若い方から5個のデータの組、
(X1〜X5、Y1〜Y5)
(X2〜X6、Y2〜Y6)
(X3〜X7、Y3〜Y7)
(X4〜X8、Y4〜Y8)
(X5〜X9、Y5〜Y9)
(X6〜X10、Y6〜Y10)
を取り出し、上述した式(1)〜(8)に従って直線近似計算を行うとともに、相関係数Rを算出して下記のような6組の近似直線方程式および相関係数(9)〜(14)を得る。
Y11=A11×X+B11;R11・・・(9)
Y12=A12×X+B12;R12・・・(10)
Y13=A13×X+B13;R13・・・(11)
Y14=A14×X+B14;R14・・・(12)
Y15=A15×X+B15;R15・・・(13)
Y16=A16×X+B16;R16・・・(14)
CPU501は、得られた6組の近似直線方程式のうちから相関係数R11〜R16内の最大値のものに対応する1組の近似直線方程式を近似直線方程式(E)として選択する。
次に、メイン制御部500(CPU501)は、ステップS710で、各色毎に上述の選択した近似直線方程式(E)において、図14に示すようにYの値が必要最大トナー付着量Mmaxとなる時のXの値、すなわち現像ポテンシャルの値Vmaxを算出する。黒現像装置61K、シアン現像装置61C、マゼンタ現像装置61M、イエロー現像装置61Yの各現像バイアス電位VBと感光体ドラム20上の各色の画像露光による表面電位(露光電位)VLとは上述の式から次の式(15)、(16)で与えられる。
Vmax=(Mmax−B1)/A1・・・(15)
VB−VL=Vmax=(Mmax−B1)/A1・・・(16)
VBとVLとの関係は近似直線方式(E)の係数を用いて表わすことができる。したがって(16)式は、
Mmax=A1×Vmax+B1・・・(17)
となる。
ここで、感光体ドラム20の露光前の帯電電位VDと現像バイアス電位VBとの関係は、図14に示すような直線方程式、すなわち、
Y=A2*X+B2・・・(18)
とX軸との交点のX座標VK(現像装置61の現像開始電圧)と、実験的に求めた地汚れ余裕電圧Vαとから、
VD−VB=VK+Vα・・・(19)
で与えられる。
したがって、Vmax、VD、VB、VLの関係は、(16)、(19)式により決まる。この例ではVmaxを参照値として、これと各制御電圧VD、VB、VLの関係をあらかじめ実験等によって求め、図15に示すようにテーブル化して電位制御テーブルT1としてROM503に格納しておく。
そして、CPU501はステップS711で、電位制御テーブルT1から各色毎に上記算出したVmaxに最も近いVmaxを選択し、その選択したVmaxに対応した各制御電圧(電位)VB、VD、VLを目標電位とする。
次に、ステップS711で、露光装置21のレーザ制御部を介して半導体レーザのレーザ発光パワーを最大光量となるように制御し、電位センサ320の出力値を取り込むことにより感光体ドラム20の残留電位を検出する(ステップS712)。そして、ステップS713で、その残留電位が0でない時にはステップS711で決定した目標電位VB、VD、VLに対してその残留電位分の補正を行って目標電位とする。
ステップS714では、以上のステップS705〜713においてエラーが無いかどうか判断する。ここで1色でもエラーがあった場合は(ステップS714のN)、他の色だけ制御を行っても画像濃度変動が大きくなり、またこの後行うステップS715の動作が無駄になるために、エラーコードをセットして(ステップS717)、処理を終了する。この場合は作像条件は更新せず、次回セルフチェックが成功するまで前回と同じ作像条件で作像する。
ステップS714において、エラー無しと判断した場合は(ステップS714のY)、ステップS715で、各色並行して感光体ドラム20の帯電装置60による帯電電位VDが上記目標電位になるように電源回路(図示せず)を調整し、レーザ制御部(図示せず)を介して半導体レーザにおけるレーザ発光パワーを感光体ドラム20の表面電位VLが上記目標電位になるように調整し、かつ、黒現像装置61K、シアン現像装置61C、マゼンタ現像装置61M、イエロー現像装置61Yの各現像バイアス電位VBがそれぞれ上記目標電位になるように電源回路を調整する(画像濃度制御手段)。
そして、ステップS716では、ステップS715でエラーが有ったか否かを判断する。ステップS715でエラーが無かった場合には(ステップS716のY)、処理を終了する。一方、ステップS715でエラーが有った場合には(ステップS716のN)、ステップS717へ進みエラーコードを設定して処理を終了する。
このような電位制御は画像品質を一定に維持するために特にカラー画像形成装置においては重要な制御である。
そして、このような電位制御処理において形成された各感光体ドラム20上の各色のパッチパタン600(600a,600b,600c・・・)は、図11に示したように、中間転写ベルト10上で各色のパッチパタン600が重なることなく転写される。
以上説明したように、本実施の形態においては、画像濃度制御である電位制御を実行するための各感光体ドラム20に対応するパッチパタン600が図11に示すように、中間転写ベルト10上に互いにずれて転写されるので、ベルトクリーニング装置17、ローラクリーニング部91に対してかかる負荷が軽くなるので、それらでのクリーニング不良や、各転写工程での転写散りによるトナー飛散が発生することを防止することができる。また、各感光体ドラム20上に並行してパッチパタン600の形成ができるので、電位制御を実行する際のユーザーの待ち時間を短縮することができる。
また、このようにセルフチェックである電位制御において、ベルトクリーニング装置17やローラクリーニング部91でのクリーニング不良が防止されているので、セルフチェックに引き続いて通常の画像形成が可能となる。
また、電位制御におけるトナーパッチの形成を複数の記録材への転写のための連続作像動作中における作像動作と作像動作との間に行うことにより、特別な画像濃度制御用の時間を設けること無く、画像濃度制御を行うことが可能になる。
なお、本実施の形態は、画像形成装置として複写機を例に説明したが、これに限るものではなく、プリンタなどであってもよい。
また、本実施の形態では、全てのトナー濃度センサ310及び色毎の全てのパッチパタン600を感光体ドラム20の軸心90方向にずらして配置した例を説明したが、これに限るものではなく、少なくとも2つのトナー濃度センサ310及びこれらのトナー濃度センサ310に対応するパッチパタン600を感光体ドラム20の軸心90方向にずらして配置するだけであってよい。例えば、黒色のトナー濃度センサ310及びこれに対応する黒色のパッチパタン600だけを他の色のトナー濃度センサ310及びパッチパタン600からずらした構成でもよい。この場合、全てのトナー濃度センサ310及びトナーパッチ60を軸心90方向でずらした場合に比べて、カラートナーに対する中間転写ベルト10のクリーニング負荷は高くなるが、この場合でも、全てのトナー濃度センサ310を軸心90方向で同じ位置としこれに対応させて全てのトナーパッチ600を軸心90方向で同じ位置とした場合に比べて、中間転写ベルト10のクリーニング負荷を下げることができる。また、一般に、カラー画像出力の頻度は黒色画像出力の頻度に比べて少ないので、カラー画像の色調整のときだけは時間をかけてクリーニングを十分行うように黒色画像に対する制御とカラー画像に対する制御を異なるものとすれば、それなりに装置を成立させることができる。しかも、この場合には、トナーパッチ600位置による色濃度のズレを小さくすることができるメリットもある。
次に、本発明の実施例を説明する。本実施例では、トナー濃度センサ310をタンデム式の感光体ドラム20上に配置するために、トナー濃度センサ310の小型化を図った。この小型化に重要なのは受発光素子の構成部分をいかに小さくできるかがポイントとなる。一般的に受発光素子が小型化するにつれて、発光強度、並びに受光感度(S/N)は低下する。そこで本実施例においては、像担持体の光沢度をGS(20)>90とした。また、本実施例では、中間転写ベルトの表面の光沢度を80以下とした。
また、本実施例では、感光体ドラム20の表面と中間転写ベルトの表面との線速比を略1としてそれらを駆動する。
また、本実施例においては、トナー濃度センサ310を配置するスペースを確保するために現像スリーブ65を感光体ドラム20の軸心90を通る水平線に対して約10度上方に配置している。
そしてまた、本実施例においては4色に対して電位センサ320、トナー濃度センサ310の出力を並列に処理するために、各チャンネルで独立したサンプリング周期4msecのA/Dを採用している。
そしてまた、本実施例においては、検出位置における変動差を最少にするために、各色の基準トナーパッチであるパッチパタン600同士を近接させて、かつ感光体ドラム20の軸心90方向の中心に集めた配置とし、具体的にはA6幅以内に収まるようにした。
このような構成により、感光体ドラム20の表面の光沢度が、中間転写ベルト10の表面の光沢度よりも高い値であるので、中間転写ベルト10上においてトナー濃度の検出を行う場合に比べて安定してトナー濃度検出を行うことができる。
また、中間転写ベルト10の表面の光沢度が、80以下であるので、中間転写ベルト10上においてトナー濃度の検出を行う場合に比べて安定してトナー濃度検出を行うことができる。
また、感光体ドラム20の表面の光沢度が、GS(20)>90であることにより、トナー濃度センサ310のS/Nを高く維持できるので、従来に比較してより小型の受発光素子を採用して、タンデム方式においても感光体ドラムに対向させてトナー濃度センサ310を配置することができる。
また、感光体ドラム20の表面と中間転写ベルト10の表面との線速比が略1であることにより、感光体ドラム20の表面に中間転写ベルト10と擦れることによって生じる傷が発生しにくくなり、転写紙5との擦れにより表面状態が悪くなる中間転写ベルト10よりも安定した検出を行うことができる。
また、複数のトナー濃度センサ310は、全体が感光体ドラム20の軸心90方向の中心付近に配置して、それらの幅をA6幅以内に収まるようにしたので、通常出力される画像はA6幅以上であるため、これによって各色のパッチパタン600位置における変動が少なく、検出位置による色毎の検出誤差が少なくなり、高速で精度の高い複写機を提供することができる。
また、トナー濃度センサ310のうち、黒色のトナー濃度センサ310のみを軸心90方向で他の色のトナー濃度センサ310からずらし、他の濃度センサ310の位置を軸心90方向で揃え、これに対応させて、黒色のトナーパッチ600のみを軸心90方向で他のトナーパッチ600からずらした場合には、全てのトナー濃度センサ310及びトナーパッチ60を軸心90方向でずらした場合に比べて中間転写ベルト10のクリーニングに時間はかかるが、カラートナーの検出位置による誤差は無くなる。また、全てのトナーパッチ600位置が軸方向90で同じ場合に比べて中間転写ベルト10のクリーニング負荷は減り、色再現性は向上する。
本発明の一実施の形態の複写機全体を示す概略構成図である。 複写機本体の構成を示す拡大図である。 中間転写ベルトの構造を示す断面図である。 隣り合う2つの画像形成ユニットの構成を示す拡大図である。 反射濃度センサ、電位センサ、感光体とを示す平面図である。 トナーリサイクル装置の概略構成を示す説明図である。 感光体クリーニング装置の回収スクリューの一端部分を示す拡大図である。 複写機が備える各部の電気的な接続を示すブロック図である。 電位制御ルーチンを示すフローチャートである。 感光体ドラム上に形成するパッチパタンを説明するための説明図である。 中間転写ベルト上に転写されるパッチパタンを示す平面図。 そのパッチパタンを示す拡大図である。 電位制御時の電位データとトナー付着量データとの各パッチパタンにおける関係を示すグラフである。 電位制御時のトナー付着量データに対する電位データと制御電位データとの直線近似を示すグラフである。 電位制御テーブルを示す模式図である。
符号の説明
10 中間転写ベルト(中間転写体)
20 感光体ドラム(像担持体)
90 軸心
310 トナー濃度センサ(検出器)
600 パッチパタン(基準トナーパッチ)
S706 形成手段
S715 画像濃度制御手段

Claims (7)

  1. 回転駆動される複数の像担持体に電子写真方式で形成したトナー像を中間転写体に転写しカラー画像を得る画像形成装置において、
    前記像担持体毎に帯電手段で帯電された前記像担持体に対向するように設けられ、互いに前記像担持体の軸心方向にずらして配置され、対向する前記像担持体に現像手段により形成されたトナー像の濃度を前記像担持体上で光学的に検出する複数のトナー濃度検出器と、
    前記像担持体毎に基準トナーパッチを前記像担持体の軸心方向にずらして形成する潜像パッチ形成手段と、
    前記基準トナーパッチの各電位を検出する、互いに前記像担持体の軸心方向にずらして配置された複数の電位検出器と、
    前記トナー濃度検出器と前記電位検出器との検出結果に基づいて画像濃度制御を実行する画像濃度制御手段と、を備え、
    前記潜像パッチ形成手段と前記電位検出器と前記トナー濃度検出器とが前記像担持体の軸心方向と直交する線上に配置され、
    前記画像濃度制御手段が、前記電位検出器の検出結果と前記トナー濃度検出器の検出結果のトナー付着量から必要最大トナー付着量となる時の現像ポテンシャルを算出し、算出された現像ポテンシャルから前記帯電手段の帯電電位、前記現像手段の現像バイアス電位の各目標電位を設定し、前記電位検出器による前記像担持体上の残留電位の検出結果に基づき前記各目標電位の補正を行い画像濃度制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の前記トナー濃度検出器は、全体が前記像担持体の軸心方向の中心付近に配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記潜像パッチ形成手段は、複数の記録材への転写のための連続作像動作中における作像動作と作像動作との間に前記基準トナーパッチの形成を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体の表面の光沢度が、前記中間転写ベルトの表面の光沢度よりも高い値であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写ベルトの表面の光沢度が、80以下であることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体の表面の光沢度が、90以上であることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体の表面と前記中間転写ベルトの表面との線速比が略1であることを特徴とする請求項1ないし6の何れか一記載の画像形成装置。
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