JP5376332B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、自らの周回移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体の表面に静電潜像を書き込む潜像書込手段と、前記潜像担持体と自らの表面とが所定の現像ギャップを介して対向する現像領域で、前記潜像担持体上の静電潜像と自らの表面との間に現像電界を形成しながら、自らの周回移動する表面上に担持した現像剤によって前記静電潜像を現像する現像剤担持体とを備える作像手段、及び前記作像手段の駆動を制御する処理や前記作像手段の作像条件を変更する処理を実行する制御手段を用いて画像を形成する画像形成装置において、前記潜像担持体の表面移動量と、前記潜像担持体の周面のうち前記現像ギャップ内に位置する箇所における前記現像ギャップを変動させる方向の振れ量との関係を示す情報である第1振れ情報と、前記現像剤担持体の表面移動量と、前記現像剤担持体の周面のうち前記現像ギャップ内に位置する箇所における前記現像ギャップを変動させる方向の振れ量との関係を示す情報である第2振れ情報と、前記潜像担持体の表面移動量と潜像書込感度との関係を示す情報である書込感度情報と、前記潜像担持体及び現像剤担持体のうち少なくとも何れか一方の表面移動量と、前記潜像担持体の振れ、前記現像剤担持体の振れ、及び前記潜像担持体の潜像書込感度の周方向誤差、に起因する基準値からのずれとは逆方向のずれを現像電界強度に発生させる作像条件との関係を示す情報である作像条件情報とを記憶する情報記憶手段と、前記第1振れ情報及び第2振れ情報を入力する情報入力手段と、前記潜像担持体の表面電位を検知する表面電位検知手段とを設けるとともに、作像動作中に、前記作像条件情報に基づいて、前記作像条件を前記何れか一方の表面移動量に応じた値に変化させる処理を実行する一方で、作像動作中でないときに、前記第1振れ情報及び第2振れ情報のうち、少なくとも何れか1つが前記情報入力手段によって入力されると、入力された情報に基づいて、前記逆方向のずれを発生させる作像条件を算出して前記作像条件情報を更新する処理と、前記第1振れ情報が前記情報入力手段によって入力されると、前記潜像書込強度を段階的に変化させながらそれぞれの潜像書込強度で静電潜像を形成してその電位を前記表面電位検知手段で順次検知した結果に基づいて静電潜像の電位と前記潜像書込強度との関係を求めることを、前記潜像担持体の周方向における複数の箇所に対してそれぞれ個別に実行して、それらの関係に基づいて前記書込感度情報を構築する処理とを実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、前記作像条件情報を更新する際には、前記潜像担持体の表面上の静電潜像と、前記現像剤担持体の表面との電位差である現像ポテンシャルと、前記第1振れ情報と、前記第2振れ情報とに基づいて、前記潜像担持体及び現像剤担持体のうち、少なくとも何れか一方の表面移動量と、前記現像ギャップにおける潜像潜像と現像剤担持体との間の現像電界強度との関係を求めた後、この結果に基づいて前記作像条件情報を更新する処理を実行するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置であって、前記作像条件情報が、上記表面移動量と、前記作像条件である前記潜像書込手段による潜像書込強度との関係を示す情報であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3又は4の画像形成装置において、前記潜像担持体の表面電位を検知する表面電位検知手段と、前記潜像担持体の表面上で現像された所定の基準トナー像に対する単位面積当たりのトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段とを設けるとともに、前記表面電位検知手段による検知結果、及び前記トナー付着量検知手段による検知結果に基づいて、目標のトナー付着量が得られる現像ポテンシャルを特定した後、作像動作中の現像ポテンシャルの設定値を特定結果と同じ値に更新する処理を実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、前記現像ポテンシャルを更新した場合には、その後に作像動作を開始するのに先立って、更新後の現像ポテンシャルと、前記第1振れ情報と、前記第2振れ情報と、前記書込感度情報とに基づいて、前記作像条件情報を更新する処理を実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、前記潜像担持体、並びに、前記第1振れ情報及び書込感度情報を記憶している記憶手段を、1つの潜像担持ユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に着脱可能に構成するとともに、前記現像剤担持体、並びに、前記第2振れ情報を記憶している記憶手段を、1つの現像ユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に着脱可能に構成し、且つ、前記潜像担持ユニットが画像形成装置本体に装着されるのに伴って、前記潜像担持ユニットの記憶手段に記憶されている前記第1振れ情報及び書込感度情報、又は前記第1振れ情報だけ、を前記制御手段に入力し、前記現像ユニットが画像形成装置本体に装着されるのに伴って、前記現像ユニットの記憶手段に記憶されている前記第2振れ情報を前記制御手段に入力するように、前記情報入力手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項4乃至6の何れかの画像形成装置であって、前記第1振れ情報、第2振れ情報及び書込感度情報が、何れも前記潜像担持体や現像剤担持体の表面における表面移動方向と直行する方向において、前記表面電位検知手段による電位検知領域を同じ領域の情報であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項4の画像形成装置において、前記現像電界強度を所定の基準強度から許容範囲内に収める潜像電位が得られる前記表面移動量と前記潜像書込強度との関係を求めた結果に基づいて、前記作像条件情報を更新する処理を実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。
はじめに、本実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。
同図において、複写機は、画像形成を行うプリント部100と、このプリント部100が載置されプリント部100に対して記録材である転写紙5の供給を行う給紙装置200と、プリント部100上に取り付けられ原稿画像を読み取るスキャナ300と、このスキャナ300の上部に取り付けられる原稿自動搬送装置(ADF)400とを備えている。プリント部100には、転写紙5を手差し給紙させるための手差しトレイ6、及び、画像形成済みの転写紙5が排紙される排紙トレイ7が設けられている。
プリント部100には、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10の材料には、ベルト伸びによる位置ずれを防止するために機械的特性に優れた材料であるポリイミドが採用されている。このポリイミドには、高画質高安定化、即ち、温湿度環境に依存せず常に安定した転写性能が得られるようにするために電気抵抗調整剤としてカーボンを分散させている。このため、中間転写ベルト10は黒色を呈している。
なお、4つの画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kは、使用するトナーの色が互いに異なる点の他が同様の構成になっているので、同図においては、各部材の符号の末尾に付すY、C、M、Kという添字を省略している。また、以下の説明においても、これら添字を必要に応じて適宜省略する。
同図に示すように、本複写機には、コンピュータ構成のメイン制御部500が備えられており、このメイン制御部500が各部を駆動制御する。メイン制御部500は、各種演算や各部の駆動制御を実行するCPU(Central Processing Unit)501にバスライン502を介して、コンピュータプログラム等の固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)503と各種データを書き換え自在に記憶するワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)504とが接続されて構成されている。ROM503には、光学センサ110の出力値に対する単位面積当りのトナー付着量への換算に関する情報を記憶した換算テーブル(図示せず)が格納されている。メイン制御部500には、プリント部100の各部、給紙装置200、スキャナ300、原稿自動搬送装置400が接続されている。ここで、プリント部100の光学センサ110及び電位センサ120は、検出した情報をメイン制御部500に送り出す。
電位設定値調整制御では、まず、それぞれトナー付着量が互いに異なる10個の基準パッチからなるY−10階調パターン像、C−10階調パターン像、M−10階調パターン像、K−10階調パターン像を形成する(S700)。そして、これら階調パターン像に対する単位面積あたりのトナー付着量を光学センサ110によって検知し、出力結果をRAM504に格納する。このとき、同時に、感光体20上における各階調パターン部電位(静電潜像の電位)に対する電位センサ120の出力値を読み込んでRAM504に格納する(S701)。次に、RAM504に記憶しておいた電位センサ120の電位出力値と、パターン作像時現像バイアスとから現像ポテンシャルを計算する(S702)。同時に、各パッチにおけるトナー付着量を付着量変換テーブル(図示せず)を参照することによって求める。トナー付着量を計算したら、次に、現像γの計算を行う(S703)。なお、Y,C,M,Kにおいてそれぞれ、10階調パターン像については、各階調のトナー像をそれぞれ感光体の周方向における所定箇所、具体的には後述する測定No.1の箇所、に形成する。よって、10階調パターン像を形成する際には、感光体を10周させ、各周回でそれぞれ対応する階調のトナー像を測定No.1の箇所に形成する。
上記S703では、このグラフに示す直線近似式(この傾きが現像γであり、横軸切片を現像開始電圧という。)を計算する。現像γを計算したら、次に、図8に示したように、狙いのトナー付着量TargetM/Aを得るのに必要な現像ポテンシャルVpotを現像γに基づいて特定した後(S704)、この現像ポテンシャルにマッチした感光体の帯電電位、現像バイアス、露光部電位(静電潜像電位)を、それぞれ、目標帯電電位Vd、目標現像バイアス電位Vb、目標露光部電位(静電潜像電位)VLとして、電位テーブル(図示せず)に基づいて特定する(S705)。
図示の如く、レーザー発光パワーと感光体の露光部電位との関係は、直線近似式y=ax+bで表される。この直線近似式の傾きa及び切片bがRAM504に格納されている。そして、黒現像装置61K、シアン現像装置61C、マゼンタ現像装置61M、イエロー現像装置61Yの各現像バイアスが、それぞれ上記目標現像バイアス電位Vb*になるように電源回路を調整した後、それぞれの調整値をプリント動作時における仮作像条件として記憶する(S709)。
以上により、電位設定値調整制御の処理が終了となる。
E=Vpot/d・・・(1)
・VL1=Vd−ε×A1
・VL2=Vd−ε×A2
本複写機において、情報記憶手段としてのRAM504は、現像ギャップにおける感光体20の外縁の法線方向における振れに関する情報である第1振れ情報テーブル、現像ギャップにおける現像スリーブ65の外縁の法線方向における振れに関する情報である第2振れ情報テーブル、及び、感光体20の潜像書込感度の周方向誤差に関する情報である書込感度情報テーブルを記憶している。また、第1振れ情報テーブルは、感光体20の周方向の表面移動量と、感光体20の現像ギャップにおける法線方向の振れ量との関係を示す情報である。また、第2振れ情報テーブルは、現像スリーブ65の周方向の表面移動量と、現像スリーブ65の現像ギャップにおける法線方向の振れ量との関係を示す情報である。何れの表面移動量も、図示しないホームポジションセンサが、感光体20について所定の回転角度姿勢のホームポジションになったことを検知して検知信号を発したときからの表面移動量である。
本複写機においては、4つの画像形成ユニット18Y,18C,18M,18Kにおいて、第1振れ情報テーブル、第2振れ情報テーブル、書込感度情報テーブルなどが現像装置61やプロセスユニットの交換によって新たに入力されたり、上述した電位設定値調整制御で現像ポテンシャルVpotを更新したりすると、CPU501により現像電界強度制御の実行判定が下される(S800)。
以下、各ステップについて詳細を説明する。
各スリーブ振れ量測定地点は、すべて、現像スリーブ65の回転中心軸である直線O1−O1’に対して直交する仮想平面上にあり、かつ、感光体20の外周ライン614と対向する現像スリーブ65の外周ライン604上に位置している。本実施形態において、現像スリーブ61の第2振れ情報テーブルは、振れ量測定基準点602に振れ計測器、例えばダイヤルゲージなどをセットし、振れ量測定基準点602の振れをゼロとして、現像スリーブ65を図中矢印605の向きに1回転させて取得する。なお、矢印605は、プリント部100における現像スリーブ65の回転駆動方向と同一である。振れ量測定は、一定角度(単位は[deg]である。)刻みで実施し、現像スリーブ65の回転中心軸に向かう方向への振れを−(マイナス)として表記する。振れ量測定数すなわち振れ量測定地点の数は、振れ量測定基準点602の振れ情報テーブルを含むn1[個]の整数で決められ、図中符号606で示す振れ量測定地点がn1番目(最後)に測定されることになる。スリーブ振れ量測定情報は、図13に示すように、図中符号650で示すテーブル領域に振れ量測定基準点602の振れ量データが記述され、図中符号651で示すテーブル領域にn1番目のスリーブ振れ量測定地点606の振れ量データが記述される。このような記述されたn1個の振れ量データは、その後{(n2/n1)−1}回、すなわち、スリーブ振れ量測定情報の行数(振れ量データ数)がn2に達するまで、繰り返し記述されて、スリーブ振れ量測定情報が作成される。このスリーブ振れ量測定情報は、現像スリーブ65の個体差が出るので、個々の現像スリーブ65をプリント部100に搭載する前に事前に測定しておき、個々の現像スリーブ65を複写機のプリント部100に搭載する際に、その複写機のメイン制御部500のRAM504に当該現像スリーブ65に対応するスリーブ振れ量測定情報を記憶する。データテーブルにおける測定Noは、現像スリーブ65の表面移動量を示している。第2振れ情報テーブルにおける測定Noは、現像スリーブ65の表面移動量を示している。
このようにしてRAM504内に情報が記憶され又は書き換えられると、CPU501は現像電界強度制御が必要と判断し、次のステップの制御を実行する。
現像スリーブ65は、半径R1[m]の円筒形状であり、角速度ω1[rad/s]で図中矢印605の向きに回転駆動する。また、感光体20は、半径R2[m]のドラム形状であり、角速度ω2[rad/s]で図中矢印615の向きに回転駆動する。また、図中符号θ1で示す角度は、現像スリーブ65の各振れ量測定地点と現像領域中央部との間の中心角を示し、図中符号θ2で示す角度は、感光体20の各振れ量測定地点と現像領域中央部との間の中心角を示している。
t=θ1/ω1=θ2/ω2・・・(2)
ここで、θ1=360/n1、θ2=360/n2であるから、上記式(2)は、下記の式(3)に変形できる。
(ω1/ω2)=n2/n1・・・(3)
よって、上記式(3)が成り立てば、感光体20上の各振れ量測定地点と、現像スリーブ65上の各振れ量測定地点との位相が一致し、両者は常に現像領域で対向することができる。
ここで、電位設定値調整制御において仮決定された作像条件による現像ポテンシャルをVpot[V]とすれば、次式(4)が成り立つ。
Vpot=Vb*−VL*・・・(4)
図14において、k番目の現像ギャップをdk[m]、その現像ギャップにおける補正後目標露光部電位VL**をVL**kとすれば、上記式(1)より、現像電界強度Eを一定に保つためには、次式(5)が成り立たなければならない。
E=Vpot/dave=(Vb*−VL*)/dave
=(Vb*−VL**k)/dk・・・(5)
この式における「Vpot/dave」は現像電界強度Eの基準値に相当する。そして、上記式(5)より、次式(6)が得られる。
VL**k=Vb*−(Vb*−VL*)×(dk/dave)・・・(6)
LDP**k=(VL**k−bk)/ak・・・(7)
本複写機を用いて原稿のコピーをとる場合、まず、原稿自動搬送装置400の原稿台30に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス31上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。その後、ユーザーがスタートスイッチ(図示せず)を押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときには、原稿がコンタクトガラス31上に搬送される。そして、スキャナ300が駆動して第1走行体33及び第2走行体34が走行を開始する。これにより、第1走行体33からの光がコンタクトガラス31上の原稿で反射し、その反射光が第2走行体34のミラーで反射されて、結像レンズ35を通じて読取センサ36に案内される。このようにして原稿の画像情報を読み取る。
図17においては、現像領域に位置する感光体振れ量測定地点Cが、レーザー書込み位置617に到達するまでの距離を、L[m]と表記している。ここで、感光体振れ量測定地点Cがレーザー書込み位置617に到達するまでの時間をT[s]とすれば、次式(8)が成り立つ。
T=L/(ω2×R2)・・・(8)
変形例に係る複写機において、各色のプロセスユニットのICには、第1振れ情報テーブルだけを記憶させており、書込感度情報テーブルは記憶させていない。よって、プロセスユニットが交換された際、新たな感光体の情報として、第1振れ情報テーブルだけがメイン制御部500に読み込まれる。
また、本実施形態においては、感光体20上のトナー像を中間転写ベルト10を介して転写紙5に転写する中間転写方式の構成を例に挙げて説明したが、このような構成に限らず、例えば次のような構成も採用できる。紙搬送ベルトを感光体との対向位置に配設し、この紙搬送ベルトの表面に保持させながら搬送している転写紙に対して、感光体上のトナー像を直接転写する方式である。かかる方式でも、基準パッチについては、紙搬送ベルトの表面に保持されている転写紙ではなく、紙搬送ベルトの表面に転写させるようにすることで、紙搬送ベルトの表面上の基準パッチを光学センサに検知させることができる。
また、重ね合わせの転写によって多色トナー像を形成するカラータイプの複写機について説明したが、単色トナー像だけを形成する単色タイプの画像形成装置にも、本発明の適用が可能である。
21:レーザー書込装置(潜像書込手段)
61:現像装置(現像手段)
65:現像スリーブ(現像剤担持体)
110:光学センサ(トナー付着量検知手段)
120:電位センサ(表面電位検知手段)
500:メイン制御部(制御手段)
504:RAM(情報記憶手段)
Claims (9)
- 自らの周回移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体の表面に静電潜像を書き込む潜像書込手段と、前記潜像担持体と自らの表面とが所定の現像ギャップを介して対向する現像領域で、前記潜像担持体上の静電潜像と自らの表面との間に現像電界を形成しながら、自らの周回移動する表面上に担持した現像剤によって前記静電潜像を現像する現像剤担持体とを備える作像手段、及び前記作像手段の駆動を制御する処理や前記作像手段の作像条件を変更する処理を実行する制御手段を用いて画像を形成する画像形成装置において、
前記潜像担持体の表面移動量と、前記潜像担持体の周面のうち前記現像ギャップ内に位置する箇所における前記現像ギャップを変動させる方向の振れ量との関係を示す情報である第1振れ情報と、
前記現像剤担持体の表面移動量と、前記現像剤担持体の周面のうち前記現像ギャップ内に位置する箇所における前記現像ギャップを変動させる方向の振れ量との関係を示す情報である第2振れ情報と、
前記潜像担持体の表面移動量と潜像書込感度との関係を示す情報である書込感度情報と、
前記潜像担持体及び現像剤担持体のうち少なくとも何れか一方の表面移動量と、前記潜像担持体の振れ、前記現像剤担持体の振れ、及び前記潜像担持体の潜像書込感度の周方向誤差、に起因する基準値からのずれとは逆方向のずれを現像電界強度に発生させる作像条件との関係を示す情報である作像条件情報と
を記憶する情報記憶手段を設けるとともに、
前記第1振れ情報、第2振れ情報及び書込感度情報を入力する情報入力手段を設け、
且つ、
作像動作中に、前記作像条件情報に基づいて、前記作像条件を前記何れか一方の表面移動量に応じた値に変化させる処理を実行する一方で、作像動作中でないときに、前記第1振れ情報、第2振れ情報、及び書込感度情報のうち、少なくとも何れか1つが前記情報入力手段によって入力されると、入力された情報に基づいて、前記逆方向のずれを発生させる作像条件を算出して前記作像条件情報を更新する処理を実行するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 自らの周回移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体の表面に静電潜像を書き込む潜像書込手段と、前記潜像担持体と自らの表面とが所定の現像ギャップを介して対向する現像領域で、前記潜像担持体上の静電潜像と自らの表面との間に現像電界を形成しながら、自らの周回移動する表面上に担持した現像剤によって前記静電潜像を現像する現像剤担持体とを備える作像手段、及び前記作像手段の駆動を制御する処理や前記作像手段の作像条件を変更する処理を実行する制御手段を用いて画像を形成する画像形成装置において、
前記潜像担持体の表面移動量と、前記潜像担持体の周面のうち前記現像ギャップ内に位置する箇所における前記現像ギャップを変動させる方向の振れ量との関係を示す情報である第1振れ情報と、
前記現像剤担持体の表面移動量と、前記現像剤担持体の周面のうち前記現像ギャップ内に位置する箇所における前記現像ギャップを変動させる方向の振れ量との関係を示す情報である第2振れ情報と、
前記潜像担持体の表面移動量と潜像書込感度との関係を示す情報である書込感度情報と、
前記潜像担持体及び現像剤担持体のうち少なくとも何れか一方の表面移動量と、前記潜像担持体の振れ、前記現像剤担持体の振れ、及び前記潜像担持体の潜像書込感度の周方向誤差、に起因する基準値からのずれとは逆方向のずれを現像電界強度に発生させる作像条件との関係を示す情報である作像条件情報とを記憶する情報記憶手段と、
前記第1振れ情報及び第2振れ情報を入力する情報入力手段と、
前記潜像担持体の表面電位を検知する表面電位検知手段とを設けるとともに、
作像動作中に、前記作像条件情報に基づいて、前記作像条件を前記何れか一方の表面移動量に応じた値に変化させる処理を実行する一方で、作像動作中でないときに、前記第1振れ情報及び第2振れ情報のうち、少なくとも何れか1つが前記情報入力手段によって入力されると、入力された情報に基づいて、前記逆方向のずれを発生させる作像条件を算出して前記作像条件情報を更新する処理と、前記第1振れ情報が前記情報入力手段によって入力されると、前記潜像書込強度を段階的に変化させながらそれぞれの潜像書込強度で静電潜像を形成してその電位を前記表面電位検知手段で順次検知した結果に基づいて静電潜像の電位と前記潜像書込強度との関係を求めることを、前記潜像担持体の周方向における複数の箇所に対してそれぞれ個別に実行して、それらの関係に基づいて前記書込感度情報を構築する処理とを実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
前記作像条件情報を更新する際には、前記潜像担持体の表面上の静電潜像と、前記現像剤担持体の表面との電位差である現像ポテンシャルと、前記第1振れ情報と、前記第2振れ情報とに基づいて、前記潜像担持体及び現像剤担持体のうち、少なくとも何れか一方の表面移動量と、前記現像ギャップにおける潜像潜像と現像剤担持体との間の現像電界強度との関係を求めた後、この結果に基づいて前記作像条件情報を更新する処理を実行するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置であって、
前記作像条件情報が、上記表面移動量と、前記作像条件である前記潜像書込手段による潜像書込強度との関係を示す情報であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3又は4の画像形成装置において、
前記潜像担持体の表面電位を検知する表面電位検知手段と、前記潜像担持体の表面上で現像された所定の基準トナー像に対する単位面積当たりのトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段とを設けるとともに、
前記表面電位検知手段による検知結果、及び前記トナー付着量検知手段による検知結果に基づいて、目標のトナー付着量が得られる現像ポテンシャルを特定した後、作像動作中の現像ポテンシャルの設定値を特定結果と同じ値に更新する処理を実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5の画像形成装置において、
前記現像ポテンシャルを更新した場合には、その後に作像動作を開始するのに先立って、更新後の現像ポテンシャルと、前記第1振れ情報と、前記第2振れ情報と、前記書込感度情報とに基づいて、前記作像条件情報を更新する処理を実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、
前記潜像担持体、並びに、前記第1振れ情報及び書込感度情報を記憶している記憶手段を、1つの潜像担持ユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に着脱可能に構成するとともに、
前記現像剤担持体、並びに、前記第2振れ情報を記憶している記憶手段を、1つの現像ユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に着脱可能に構成し、
且つ、前記潜像担持ユニットが画像形成装置本体に装着されるのに伴って、前記潜像担持ユニットの記憶手段に記憶されている前記第1振れ情報及び書込感度情報、又は前記第1振れ情報だけ、を前記制御手段に入力し、前記現像ユニットが画像形成装置本体に装着されるのに伴って、前記現像ユニットの記憶手段に記憶されている前記第2振れ情報を前記制御手段に入力するように、前記情報入力手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4乃至6の何れかの画像形成装置であって、
前記第1振れ情報、第2振れ情報及び書込感度情報が、何れも前記潜像担持体や現像剤担持体の表面における表面移動方向と直行する方向において、前記表面電位検知手段による電位検知領域を同じ領域の情報であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
前記現像電界強度を所定の基準強度から許容範囲内に収める潜像電位が得られる前記表面移動量と前記潜像書込強度との関係を求めた結果に基づいて、前記作像条件情報を更新する処理を実施するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
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