JPH05197102A - マゼンタカプラー、カルボンアミド化合物及びアニリン又はアミン化合物を含有するカラー写真材料 - Google Patents

マゼンタカプラー、カルボンアミド化合物及びアニリン又はアミン化合物を含有するカラー写真材料

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JPH05197102A
JPH05197102A JP4230488A JP23048892A JPH05197102A JP H05197102 A JPH05197102 A JP H05197102A JP 4230488 A JP4230488 A JP 4230488A JP 23048892 A JP23048892 A JP 23048892A JP H05197102 A JPH05197102 A JP H05197102A
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aniline
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JP4230488A
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Paul B Merkel
バレット マーケル ポール
Stephen P Singer
ポール シンガー スティーブン
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/388Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor
    • G03C7/3885Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor characterised by the use of a specific solvent
    • GPHYSICS
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    • G03C7/3003Materials characterised by the use of combinations of photographic compounds known as such, or by a particular location in the photographic element
    • G03C7/3005Combinations of couplers and photographic additives
    • G03C7/3008Combinations of couplers having the coupling site in rings of cyclic compounds and photographic additives
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のカラー写真材料は、ハロゲン化銀乳
剤及びカプラー組成物を担持する支持体を含んでなる。
このカプラー組成物は2当量ピラゾロンマゼンタ色素形
成性カプラー、バラスト化されたカルボンアミド化合
物、及びバラスト化されたアニリン又はアミン化合物を
含む。 【効果】 カルボンアミド化合物及びアニリン又はアミ
ン化合物を用いると、2当量ピラゾロンマゼンタ色素形
成性カプラーにより得られる有利なカラー画像特性を変
化させることなく、カラー写真処理の漂白工程でのピラ
ゾロンマゼンタ色素形成性カプラーの継続カプリングが
低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー写真材料及び2
当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを用いる方
法に関する。さらに詳細には本発明は、2当量ピラゾロ
ンマゼンタ色素形成性カプラーをバラスト化カーボンア
ミド化合物及びバラスト化アニリン化合物又はアミン化
合物と組合せて用いる写真材料及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カ
プラーを用いるカラー写真材料は、例えば、サカイ等の
米国特許第4,483,918号、フルタチ等の米国特
許第4,585,728号及びドイツ公開公報第3,7
30,557号各明細書により示されているように当該
技術分野において知られている。2当量ピラゾロンマゼ
ンタカプラーは、低コスト、高効率、良好な活性、調整
可能な色相、ホルムアルデヒドを用いないで処理するの
に適切であることに依り、カラー写真材料中に用いるの
に有利である。
【0003】写真材料中へのカプラーの取り込みを容易
にしそして/又はカプラーから生成された色素の性質の
1種又はそれ以上を改良する溶剤及び他の添加物と組合
せてカプラーを用いることもまた、当該カラー写真技術
分野においてよく知られている。例えば、オガワ等の米
国特許第4,857,449号明細書は、カプラー類
と、カラー写真材料に用いるための1種又はそれ以上の
高沸点有機溶剤の組合せを開示している。先に引用した
サカイ等及びフルタチ等の特許及びサカイ等の米国特許
第4,555,479号明細書はアニリンとアミン添加
物を2当量ピラゾロンマゼンタカプラーと共に用いて現
像処理中におこるステインを低減させることを開示して
いる。カトウ等の米国特許第4,171,975号明細
書はアルデヒドビスタイプのマゼンタカプラーをカルボ
ンアミド化合物と組合せて用いることを開示している。
【0004】2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプ
ラーに伴う1つの欠点はそれらのpKa値が低いことで
ある。pKa値とは−log Kaであり、Kaは酸解
離定数である。これらのカプラーのpKa値が低い傾向
があるので、これらを用いてコーティングしたフィルム
又は印画紙を低いpH、すなわち、、5〜6又はそれ以下
のpHの溶液中におくとこれらはかなりイオン化される。
したがって、これらの低pKaのカプラーを含有する写
真材料を、現像と漂白工程間に停止浴を用いない処理に
用いた場合、漂白溶液中に持ち込まれそしてそこで酸化
された現像剤とカプリングするために、非画像様色素形
成がおこる。この現象は、継続カプリング(Continued
coupling) と呼ばれるが、バックグラウンド濃度(Dm
in) が増加するので望ましくない。継続カプリングは
また、漂白溶液が継続使用により“シーズン化(season
ed) ”されるにつれ漂白pHに変動がおこることに起因し
て、処理フィルム中に許容不可能な程の濃度変動をひき
おこす。したがって、2当量ピラゾロンカプラーのよう
な低pKaカプラーを含有する写真フィルム及び写真印
画紙は、これらカプラーが低pHにおいてさらに高度にイ
オン化されそして低pHの漂白溶液中で酸化された現像主
薬と容易に反応するために、継続カプリングを示すこと
が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、2当量ピ
ラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを含有するが、継
続カプリング現象が低減されるカラー写真材料が必要と
されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを
用いるものであって、改良されたカラー写真材料及び方
法を提供することである。2当量ピラゾロンマゼンタ色
素形成性カプラーを用い、そしてカラー写真処理の漂白
工程の際におこるマゼンタ色素形成性カプラーの継続カ
プリングを低減させるカラー写真材料及び方法を提供す
ることが本発明の別の目的である。2当量ピラゾロンマ
ゼンタ色素形成性カプラーにより与えられるカラーの改
善に悪影響を与えることなしに継続カプリング現象を低
減させるような写真材料及び方法を提供することが本発
明の関連目的である。
【0007】これらの目的及び追加の目的並びに利点が
本発明の写真材料及び方法により達成される。本発明の
カラー写真材料はハロゲン化銀乳剤、並びに2当量ピラ
ゾロンマゼンタ色素形成性カプラー、カルボンアミド化
合物、及びアニリン類及びアミン類からなる群より選ば
れる少くとも1種の化合物からなるカプラー組成物を担
持する支持体を含んでなる。カルボンアミド化合物及び
アニリン又はアミン化合物を組み合せて使用すると、特
にこれらの化合物が個々に用いられた場合と比較して、
マゼンタ色素形成性カプラーによりおこる継続カプリン
グ現象を低減させる。しかしながら、このカルボンアミ
ド化合物及びアニリン又はアミン化合物は、2当量ピラ
ゾロンマゼンタ色素形成性カプラーにより与えられる改
良効果を不都合な程変化させることはない。したがっ
て、本発明のカラー写真材料は、通常のカプラー溶剤を
用いて得られるものと同様のガンマ値を示し、しかも望
ましくない程高いDmin値及びDminのばらつき
(継続カプリング現象の指標である)を実質的に低減す
る画像を与える。カルボンアミド化合物及びアニリン又
はアミン化合物の組合せが、マゼンタカプラーにより得
られるガンマ値を有意に変化させることなしに継続カプ
リングを低減させることができることは驚くべきことで
ありかつ予期せざることであり、そしてそれによりカラ
ー写真材料及び方法が有利に改良される。
【0008】これらの目的及び追加の目的並びに本発明
の材料及び方法により得られる利点は以下の詳細な記載
によりさらに十分に明らかになるであろう。
【0009】実施態様 本発明によるカラー写真材料はハロゲン化銀乳剤及びカ
プラー組成物を担持する支持体を含んでなる。カプラー
組成物は2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラ
ー、カルボンアミド化合物並びにアニリン類及びアミン
類からなる群より選ばれる少くとも1種の化合物を含ん
でなる。
【0010】本発明に用いられるカプラー組成物は2当
量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーを含む。本発
明のカプラー組成物中に含まれる2当量ピラゾロンマゼ
ンタ色素形成性カプラーは式:
【0011】
【化2】
【0012】前記式中、Arは、非置換アリール基、置
換アリール基及び置換ピリジル基からなる群より選ば
れ、前記の置換基はハロゲン原子、シアノ基、アルキル
スルホニル基、アリールスルホニル基、スルファモイル
基、スルホンアミド基、カルバモイル基、カルボンアミ
ド基、アルコキシ基、アシルオキシ基、アリールオキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、ウレイド基、ニトロ基、アルキル基及びトリフル
オロメチル基からなる群より選ばれ;
【0013】Yは、アニリノ基、アシルアミノ基及びウ
レイド基並びに前記基の1つであって、ハロゲン原子、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、カルボンアミド基、カルバモイル基、スルホンア
ミド基、スルファモイル基、アルキルスルホキシル基、
アリールスルホキシル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アリール
オキシカルボニル基、アシル基、アシルオキシ基、ウレ
イド基、イミド基、カルバメート基、ヘテロ環式基、シ
アノ基、トリフルオロメチル基、アルキルチオ基、ニト
ロ基、カルボキシル基及びヒドロキシ基、並びにポリマ
ー鎖への結合を形成する基からなる群より選ばれる1個
又はそれ以上の置換基で置換されたものからなる群より
選ばれ、Yは少くとも6個の炭素原子を含有し;そして
【0014】Xは、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アシ
ルオキシ基、スルホンアミド基、スルホニルオキシ基、
カルボンアミド基、アリールアゾ基、窒素含有ヘテロ環
式基及びイミド基からなる群より選ばれるカプリング離
脱基である、により示されるものである。
【0015】カプリング離脱基は写真技術分野における
当業者によく知られている。一般に、かかる基はカプラ
ーの当量性を決定しそしてカプラーの反応性を改良す
る。カプリング離脱基はまた、カプラーから離脱後、現
像抑制、漂白促進、色修正、現像促進等のような機能を
発揮することにより、カプラーがコーティングされてい
る層又は写真材料の他の層に有利に影響を与えることも
できる。代表的なカプリング離脱基としては、先に述べ
たように、ハロゲン類(例えば、クロロ)、アルコキ
シ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、ア
シルオキシ、スルホンアミド、カルボンアミド、アリー
ルアゾ、窒素含有複素環式基、例えば、ピラゾリル及び
イミダゾリル、並びにイミド基、例えば、スクシンイミ
ド及びヒダントイニル基が挙げられる。ハロゲン類以外
については、これらの基は必要に応じて置換されていて
もよい。カプリング離脱基は、米国特許第2,355,
169号;第3,227,551号;第3,432,5
21号;第3,476,563号;第3,617,29
1号;第3,880,661号;第4,052,212
号及び第4,134,766号;並びに英国特許第1,
466,788号;第1,531,927号;第1,5
33,039号;第2,006,755A号及び第2,
017,704A号各明細書にさらに詳細に記載されて
いる(これらの開示は引用することにより本明細書に含
まれている)。
【0016】他のマゼンタカプラー、特にメチレンビス
ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーは本発明の組成
物から除外される。
【0017】写真技術分野においてよく知られているよ
うに、色素形成性カプラーは、写真要素に添加された
際、非拡散性であるべきである。すなわち、このカプラ
ーは、カプラーがコーティングされている層から実質的
に拡散しないであろうような分子サイズ及び構成のもの
であるべきである。このような結果になるためには、Y
に含まれる炭素原子の全数は少くとも6であるべきであ
る。好ましくは、Yは6〜約30個の炭素原子を含む。
【0018】式(I)の2当量ピラゾロンマゼンタ色素
形成性カプラーの好ましい実施態様において、Arは
式:
【0019】
【化3】
【0020】前記式中、R1 はハロゲン原子及び、シア
ノ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、
スルファモイル基、スルホンアミド基、カルバモイル
基、カルボンアミド基、ウレイド基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、アルコキシ、アリールオキシ、窒素及びトリフルオ
ロメチル基からなる基から選ばれる、により示されるも
のである。
【0021】Yが式:
【化4】
【0022】前記式中、pは0〜2であり、各R2 はR
3 に対してメタ位もしくはパラ位であり;各R2 は個々
に、ハロゲン原子及びアルキル基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、カルボンアミド基、カルバモイル基、ス
ルホンアミド基、スルファモイル基、アルキルスルホキ
シル基、アリールスルホキシル基、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、ウレイ
ド基、イミド基、カルバメート基、複素環式基、シアノ
基、ニトロ基、アシル基、トリフルオロメチル基、アル
キルチオ基及びカルボキシル基からなる群より選ばれそ
して;
【0023】R3 は水素、ハロゲン原子並びにアルキル
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基、カルボンアミド基、カルバモイル基、スルホンアミ
ド基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アシルオ
キシ基、アシル基、シアノ基、ニトロ基及びトリフルオ
ロメチル基からなる群より選ばれる、により示されるも
のであることがさらに好ましい。好ましくは、R3 は塩
素原子又はアルコキシ基である。
【0024】マゼンタ色素形成性カプラーのさらに好ま
しい実施態様においては、カプリング離脱基Xは、式:
【0025】
【化5】
【0026】前記式中、R4 及びR5 は個々に水素、ハ
ロゲン原子並びにアルキル基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、カルボンアミド基、ウレイド基、カルバメー
ト基、スルホンアミド基、カルバモイル基、スルファモ
イル基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、ア
リールオキシカルボニル基、アミノ基及びカルボキシ基
からなる群より選ばれ;qは0,1又は2でありそして
5 は硫黄原子に関しメタ位又はパラ位にあってよく、
4 は少くとも1個の炭素原子を有し、そしてR 4 とR
5 中の炭素原子の合計数は約5〜約25である、により
示されるものである。
【0027】本発明のカプラー組成物に用いるのに適切
な2当量ピラゾロン色素形成性マゼンタカプラーの例と
しては以下のものが挙げられるが、それらに限定される
ものではない:
【0028】
【化6】
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】
【化9】
【0032】
【化10】
【0033】
【化11】
【0034】
【化12】
【0035】
【化13】
【0036】
【化14】
【0037】
【化15】
【0038】
【化16】
【0039】本発明において用いるのに特に好ましい2
当量マゼンタ色素形成性カプラーとしては、カプラー溶
剤と共に分散させた場合、10.0未満のpKa値を有
するものが挙げられる。
【0040】本発明のカプラー組成物に含まれるカルボ
ンアミド化合物は、揮発性、水溶性及び拡散性を最少に
するためにバラスト化されている。カルボンアミド化合
物は、2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラー用
の溶剤として作用し、1種又はそれ以上の追加の高沸点
共溶剤と組合せて用いてもよい。本発明組成物に含まれ
るカルボンアミド化合物は式:
【0041】
【化17】
【0042】前記式中、R6 ,R7 及びR8 は個々に、
(i)直鎖、分枝及び環式アルキル基、直鎖及び分枝ア
ルケニル基並びに直鎖及び分枝アルキレン基、例えば、
ビス化合物又は環を形成するもの;(ii)アルコキシ、
アリールオキシ、アリール、アルコキシカルボニル、ア
リールオキシカルボニル、アシルオキシ基及びハロゲン
類からなる群より選ばれる1個又はそれ以上の置換基を
含有する、前記アルキル基、アルケニル基及びアルキレ
ン基;(iii)フェニル基;並びに(iv)アルキル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基及び
ハロゲン類、例えば、塩素からなる群より選ばれる1個
又はそれ以上の置換基を含有するフェニル基からなる群
から選ばれ、さらにR6 ,R7 及びR8 は全部で少くと
も12個の炭素原子を含有する、により示されるもので
あるのが好ましい。揮発性、水溶性及び拡散性を最少に
するために、R6 ,R7 及びR8 は合計約15〜約30
個の炭素原子を含有するのが好ましい。
【0043】さらに好ましい実施態様において、R6
7 及びR8 の少くとも1つはアルキル基であり、そし
て/又はR6 とR7 又はR7 とR8 は環、例えば5員の
ピロリジノン環又は6員の窒素含有環を形成する。
【0044】本発明のカプラー組成物に含まれるカルボ
ンアミド化合物の例としては以下のものが挙げられる
が、これらに限定されない:
【0045】
【化18】
【0046】
【化19】
【0047】
【化20】
【0048】
【化21】
【0049】
【化22】
【0050】本発明の写真材料及び方法に用いられるカ
プラー組成物はさらにバラスト化アニリン類及びバラス
ト化アミン類からなる群より選ばれる少くとも1種の化
合物を含む。アニリン又はアミン化合物はカルボンアミ
ド化合物と組合わさって、2当量ピラゾロンマゼンタ色
素形成性カプラーの継続カプリング現象を低減するのに
役立つ。本発明のカプラー組成物に用いるのに適したア
ニリン化合物は式:
【0051】
【化23】
【0052】前記式中、R9 は、アルキル基、アラルキ
ル基、シクロアルキル基及びアルケニル基、並びに前記
の基であって、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、
アリールオキシカルボニル、アシルアミノ、カルバモイ
ル、アルコキシ及びアリールオキシ基から選ばれる1個
又はそれ以上の置換基を有するものからなる群より選ば
れ;R10は水素及びR9 の成分から選ばれ;Arはフェ
ニル及びフェニルであってアルキル基、アラルキル基、
アルケニル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、フェニル基及びアシルアミノ基から選ば
れる1個又はそれ以上の置換基を有するものからなる群
より選ばれ;R9 ,R10及びArは合計少くとも12個
の炭素原子を含有し、好ましくはR9 ,R10及びArは
合計約20〜約40個の炭素原子を含有する、により示
されるものである。一実施態様において、R9 及びR10
又はR9 及びArは一緒になって環を形成してもよい。
【0053】式(VI)により示されるアニリン化合物の
好ましい実施態様においては、R9 及びR10は直鎖又は
枝状アルキル基であり、及び/又はArはアルキル置換
フェニル基もしくはアルコキシ置換フェニル基である。
特に好ましい実施態様では、Arは、N原子に関しオル
ト位のアルコキシ基で置換されたフェニル基である。さ
らに、このアルコキシ置換フェニル基は1個又はそれ以
上の追加の置換基、例えば、直鎖又は分枝のアルキル基
を含んでいてもよい。
【0054】本発明に用いるのに適切なアニリン化合物
の具体例としては以下のものが挙げられるが、それらに
限定されるものではない:
【0055】
【化24】
【0056】
【化25】
【0057】
【化26】
【0058】本発明のカプラー組成物に用いるのに適切
なアミン化合物は好ましくは以下のものである:
【0059】
【化27】
【0060】前記式中、R11は、アルキル、シクロアル
キル及びアルケニル基、及び前記基であって、ハロゲン
類、アルキル基、アラルキル基、アシルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
シルアミノ基、カルバモイル基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、ヒドロキシ基、アルキルスルホニル基、ア
リールスルホニル基、アルキルスルホキシル基、アリー
ルスルホキシル基、ホスホニル基及びヘテロ環式基から
選ばれる置換基を1個又はそれ以上含むものからなる群
より選ばれ;R12及びR13は個々に水素及びR11の成分
から選ばれ;そしてR11,R12及びR13は合計少くとも
12個の炭素原子を含有する、により示されるものであ
る。アミン化合物の揮発性、水溶性及び拡散性を最少に
するためには、好ましくは、R11,R12及びR13は合計
して約15〜約40個の炭素原子を有する。具体的実施
態様において、R11及びR12又はR12及びR13は一緒に
なって環を形成してもよい。さらに、R12,R13及びN
は別の窒素原子又は酸素原子と一緒になってヘテロ環、
例えば、イミダゾール環又はモルホリノ環を形成しても
よい。
【0061】本発明に用いるのに適切なアミン化合物の
具体例としては以下のものが挙げられるが、それらに限
定されるものではない:
【0062】
【化28】
【0063】
【化29】
【0064】本発明のカプラー組成物は、前記のアニリ
ン類及びアミン類から選ばれる少くとも1種の化合物を
含む。しかしながら、カルボンアミド化合物及び2当量
ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラーと共に、少くと
も1種のアニリン化合物及び少くとも1種のアミン化合
物を含むカプラー組成物も等しく本発明の範囲内のもの
である。
【0065】本発明に用いられるカプラー組成物は、得
られた画像のカラー特性に悪影響を与えることなく継続
カプリング現象を低減するために適切な量のカルボンア
ミド化合物及びアニリン又はアミン化合物を含む。特
に、カルボンアミド化合物及びアニリン又はアミン化合
物は、カラー写真処理の漂白工程中のピラゾロンマゼン
タ色素形成性カプラーの継続カプリングを低減するのに
十分な量包含される。好ましい実施態様において、ピラ
ゾロンマゼンタ色素形成性カプラー及びカルボンアミド
化合物は約1:0.1〜約1:10の重量比で包含され
る。好ましくは、ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラ
ー及びアニリン又はアミン化合物は約1:0.03〜約
1:3、さらに好ましくは約1:0.05〜約1:1の
重量比で用いる。
【0066】前述したように、カルボンアミド化合物は
マゼンタ色素形成性カプラー用の溶剤として作用する。
さらに、1種又はそれ以上の追加の高沸点有機化合物も
また共溶剤として用いてもよい。カルボンアミド化合物
と組合せて用いてもよい追加の高沸点カプラー溶剤とし
ては、アリールホスフェート類、例えば、トリクレジル
ホスフェート;アルキルホスフェート、例えば、トリオ
クチルホスフェート;混合アリールアルキルホスフェー
ト;アルキル、アリール又は混合アリールアルキルホス
フェート類;ホスフィンオキシド類、例えば、トリオク
チルホスフィンオキシド;芳香族エステル類、例えば、
ジブチルホスフェート;脂肪族エステル類、例えば、ジ
ブチルセバケート;アルコール類、例えば、2−ヘキシ
ル−1−デカノール;フェノール類、例えば、p−ドデ
シルフェノール;スルホンアミド類;及び炭化水素類、
例えば、ドデシルベンゼンが挙げられる。
【0067】本発明のカプラー組成物は、光安定剤、例
えば、フェノール類又はクロマノール類、アルコキシベ
ンゼン誘導体をはじめとする慣用の添加物をも包含して
よい。
【0068】本発明による写真カプラー組成物は、写真
技術分野において周知の方法でカラー写真材料中に用い
られる。例えば、支持体基板は、ハロゲン化銀乳剤、及
び2当量マゼンタ色素形成性ピラゾロンカプラー、カル
ボンアミド化合物及びアニリン又はアミン化合物からな
る本発明のカプラー組成物でコーティングされてもよ
く、この際カルボンアミド化合物及びアニリン又はアミ
ン化合物は、漂白の際2当量ピラゾロンカプラーの継続
カプリングを低減させるのに十分な量存在する。この写
真材料を次にカラー写真技術分野において周知の方法で
画像様露光し、続いて芳香族アミン現像主薬を含有する
溶液中で現像してもよい。当該技術分野でさらによく知
られているように、芳香族アミン現像主薬は、露光され
たハロゲン化銀乳剤粒子と反応することにより画像様に
酸化され、酸化された現像主薬はカプラーと反応して色
素を形成する。
【0069】本発明の材料及び方法を用いる際に、マゼ
ンタ色素形成性カプラーを含有する被覆写真材料を現像
液から取出し、次いで停止浴又は洗浄工程を介在させる
ことなしに直接漂白液に入れることができる。漂白液の
目的は次の定着のために、現像された銀を再酸化するこ
とである。しかしながら、漂白液は、停止浴又は洗浄が
介在することなく運びこまれる現像主薬をも酸化する。
慣用の写真材料では、この酸化された現像主薬がカプラ
ーと反応して非画像様色素(Dmin)を生成すること
になり、すなわち、継続カプリング現象をひき起こす。
本発明の写真材料はこの継続カプリングを最少にする。
【0070】本発明の写真材料は単一要素であっても多
層多色要素であってもよい。多色要素は、スペクトルの
3つの主な領域の各々に感度を有する色素画像形成性単
位を含有する。各単位は単一乳剤層又はスペクトルの所
定の領域に感度を有する複数乳剤層から構成されてもよ
い。画像形成性単位層をはじめとする要素層は、当該技
術分野において既知の種々の順番で配列することができ
る。
【0071】典型的な多色写真要素は、少くとも一つの
シアン色素形成性カプラーが組み合わさった赤感性ハロ
ゲン化銀乳剤層を少くとも一つ含んでなるシアン色素画
像形成性単位、少くとも一つのマゼンタ色素形成性カプ
ラーが組み合わさった緑感性ハロゲン化銀乳剤層を少く
とも一つ含んでなるマゼンタ画像形成性単位および少く
とも一つのイエロー色素形成性カプラーが組み合わさっ
た青感性ハロゲン化銀乳剤層を少くとも一つ含んでなる
イエロー色素形成性単位を、担持する支持体を含んでな
る。本発明要素は、フィルター層、中間層、オーバーコ
ート層および下塗り層などの追加の層を含んでよい。要
素は典型的に5〜30ミクロンの全厚さ(支持体は除
外)を有するであろう。支持体は透明であっても又は反
射性であってもよい。
【0072】本発明の要素において使用するのに適する
材料の以下の検討は、リサーチ・ディスクロージャー
(Research Disclosure)、1978年12月、Item 17643; 19
83年1月、Item 22534; 及び1989年12月、Item 308119
(Kenneth Mason Publications Ltd. 発行、Dudley Anne
x,12a North Street,Emsworth,Hampshire P010 7DQ,Eng
land)を引用して行うだろう。それらの開示は引用する
ことにより本明細書に包含する。この刊行物は、以下
「Research Disclosure 」と略記する。本発明の要素は
これらの刊行物及びこれらの刊行物に引用された刊行物
に記載されている乳剤及び添加物を含むことがある。
【0073】本発明要素に用いられるハロゲン化銀乳剤
は、臭化銀、塩化銀、ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ化
銀、臭ヨウ化銀、塩臭ヨウ化銀またはこれらの混合物で
あることができる。これらの乳剤は任意の常用の形状又
はサイズのハロゲン化銀粒子を含むことができる。具体
的には、これらの乳剤は粗ハロゲン化銀粒子、中位ハロ
ゲン化銀粒子または微小ハロゲン化銀粒子を含むことが
できる。有用な平板状粒子乳剤はResearch Disclosure,
Item 22534及び米国特許第4,748,106号(引用
することにより包含する)に記載されている。高い横縦
比の平板状粒子乳剤が、特に意図されており、これら
は、例えば、Wilgusの米国特許第4,434,226
号、Daubendiekらの同4,424,310号、 Weyの同
4,399,215号、 Solbergらの同4,433,0
48号、Mignotの同4,386,145号、 Evansらの
同4,504,570号、Maskaskyの同4,400,4
63号、Weyらの同4,414,306号、Maskaskyの
同4,435,501号および同4,4414,966
号ならびにDaubendiekらの同4,672,027号およ
び同4,693,964号明細書に記載されている(こ
れらは引用することにより本明細書に包含する)。ま
た、特に意図されているものは、粒子の周囲におけるよ
りも粒子のコアーにおいてより高いモル比のヨウ化物を
有する臭ヨウ化銀粒子であり、例えばこれらは、英国特
許第1,027,146号、特開昭54−48,521
号、米国特許第4,379,837号、同4,444,
877号、同4,665,012号、同4,686,1
78号、同4,565,778号、同4,728,60
2号、同4,668,614号、同4,636,461
号およびヨーロッパ特許第264,954号公報または
明細書に記載されている(これらは引用することにより
本明細書に包含する)。これらのハロゲン化銀乳剤は、
単分散または多分散のいずれかとして沈殿されうる。乳
剤の粒子サイズ分布は、ハロゲン化銀粒子分離法または
各種粒子サイズのハロゲン化銀乳剤を配合することによ
って調整することができる。
【0074】銅、タリウム、鉛、ビスマス、カドミウム
および第VIII族貴金属化合物のような増感性化合物をハ
ロゲン化銀乳剤の沈殿期間中に存在させることができ
る。
【0075】乳剤は、表面感光性乳剤、すなわち、ハロ
ゲン化銀粒子の表面で主として潜像を形成する乳剤であ
るか、あるいは内部潜像形成性乳剤、すなわち、ハロゲ
ン化銀粒子の内部で主として潜像を形成する乳剤である
ことができる。これらの乳剤は、表面感光性乳剤もしく
はカブらせていない内部潜像形成性乳剤のようなネガテ
ィブ作動性乳剤であるか、あるいはカブらせていない内
部潜像形成性型の直接ポジティブ乳剤であって、これら
は均等光の露光または核生成剤の存在下で現像が行われ
た場合にポジティブに作動するものである。
【0076】これらのハロゲン化銀乳剤は表面増感可能
である。個々にまたは組み合わせて使用される貴金属
(例、金)、中間カルコゲン(例、イオウ、セレンまた
はテルル)および還元増感剤が特に意図されている。典
型的な化学増感剤は、前述したResearch Disclosure,I
tem 17643 、第 III節に列挙されている。
【0077】これらのハロゲン化銀乳剤は、ポリメチン
色素類を含む各種のクラスに由来する色素を用いて分光
増感することができ、これらの色素としてはシアニン、
メロシアニン、複合シアニンおよびメロシアニン(すな
わち、3核型、4核型および多核型シアニンおよびメロ
シアニン)、オキソノール、ヘミオキソノール、スチリ
リル、メロスチリリルならびにストレプトシアニンが挙
げられる。具体的な分光増感色素は、前述のResearch
Disclosure,17643、第IV節に記載されている。
【0078】本発明要素の乳剤層およびその他の層につ
いて適するベヒクルは、Research Disclosure,17643、
第IX節およびそこで引用されている刊行物に記載されて
いる。本明細書で記載した2当量ピラゾロンマゼンタカ
プラーに加え、本発明要素はResearch Disclosure、第
VII節、パラグラフD,E,FおよびGならびにそこで
引用される文献に記載されるような追加のカプラーを含
むことができる。これらの追加のカプラーは、Research
Disclosure、第 VII節、パラグラフCならびにそこで
引用される文献に記載されるように組み入れることがで
きる。本発明のこれらカプラーは、米国特許第4,88
3,746号に記載されているような着色マスキングカ
プラー;米国特許第3,148,062号、第3,22
7,554号、第3,773,201号、第4,40
9,323号及び第4,248,962号(本明細書中
に包含する)に記載されているようなDIR及び時間調
整もしくはスチッチ化DIRをはじめとする画像改良カ
プラー;又はヨーロッパ特許出願第193,389号に
記載されているような漂白促進剤を放出するカプラーと
共に用いることができる。
【0079】本発明の写真要素は、蛍光増白剤(Resear
ch Disclosure、第V節)、カブリ防止剤および安定剤
Research Disclosure、第VI節) 、汚染防止剤および
画像色素安定剤(Research Disclosure、第 VII節、パ
ラグラフIおよびJ)、光吸収剤および散乱材料(Rese
arch Disclosure、第VIII節) 、硬膜剤(Research Di
sclosure、第X節)、塗布助剤(Research Disclosur
e、第XI節) 、可塑剤および滑剤(Research Disclosur
e、第 XII節) 、静電防止剤(Research Disclosure
第XIII節) 、マット剤(Research Disclosure、第 XII
節及び第 XVI節)ならびに現像改質剤(Research Disc
losure、第 XXI節) を含むことができる。これらの写真
要素はResearch Disclosure、第XVII節およびそこで引
用される文献に記載されるような各種支持体上に塗布す
ることができる。
【0080】これらの写真要素は、典型的には可視領域
のスペクトルの化学輻射線に露光でき、Research Disc
losure、第 XVIII節に記載されているような潜像を形成
し、ついで処理してResearch Disclosure、第 XIX節に
記載されているような可視色素画像を形成することがで
きる。可視色素画像を形成する工程には、要素を発色現
像主薬と接触させ、現像可能なハロゲン化銀を還元し、
発色現像主薬を酸化する工程が含まれる。酸化された発
色現像主薬は、カプラーと次々に反応して色素を生じ
る。
【0081】好ましい発色現像主薬としては、p−フェ
ニレンジアミン類が挙げられる。特に好ましいものは、
4−アミノ−3−メチル−N,N−ジエチルアニリン塩
酸塩、4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−
(メタンスルホンアミド)エチルアニリン硫酸塩水和
物、4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−ヒ
ドロキシエチルアニリン硫酸塩、4−アミノ−3−β−
(メタンスルホンアミド)エチル−N,N−ジエチルア
ニリン塩酸塩および4−アミノ−N−エチル−N−(2
−メトキシエチル)−m−トルイジンジ−ジ−p−トル
エンスルホン酸が挙げられる。
【0082】ネガティブ作動性ハロゲン化銀は、上記の
処理工程によりネガ画像をもたらす。前記要素は、例え
British Journal of Photography Annual,1988年、 1
96〜198 頁に記載されているような既知のC−41カラ
ー処理で処理するのが好ましい。ポジ(または反転)画
像をうるには、このカラー現像工程を非カラー現像主薬
でまず現像処理して露光されたハロゲン銀を現像(色素
は生じない)し、次いでその要素を均一にカブらせて未
露光ハロゲン化銀を現像可能なものにすることができ
る。あるいはまた、直接陽画乳剤は、ポジ画像を得るの
に使用することができる。
【0083】現像は、引き続き、通常の漂白、定着また
は漂白定着工程が施されて銀又はハロゲン化銀が除去さ
れ、洗浄そして乾燥される。
【0084】本発明のカラー写真材料及び方法を以下の
例に示すが、特に断らない限り重量部で表されている。
対照のカプラー溶剤S1及びS2はそれぞれ、混合トリ
トリルホスフェート類及びジブチルフタレートを意味す
る。
【0085】例1 本発明の実施に好ましい2当量マゼンタ色素形成性カプ
ラーとしては、カプラー溶剤と共に分散させた場合、p
Ka値が10.0未満のものが挙げられる。水性分散体
として本発明の好ましいカプラーのいくつかについての
pKa値を測定するのに電位差計滴定を用いた。これら
の2相混合物では、用語pKaとは、油相のカプラーの
半分がイオン化されるかイオン対になっている状態の水
性緩衝液のpHを意味する。第I表には、0.50Mのカ
リウム対イオンを用いて測定した分散体のpKa値を列
挙してある。
【0086】
【表1】
【0087】例2 カプラーM1及びM2の分散体を、(a)比較カプラー
溶剤S1及びS2を用いて、(b)本発明のカルボンア
ミドカプラー溶剤、C1を用いて、そして(c)S1及
びアニリン化合物A1の0.8:0.2混合物を用いて
調製した。カプラー:溶剤又はカプラー:溶剤及びアニ
リンの重量比は1:1であった。カプラー溶剤とシクロ
ヘキサノン(補助溶剤)、及び存在する場合にはアニリ
ンの1:3混合物にカプラーを溶解することにより分散
体を調製した。次にこの混合物をゼラチンとALKANOL XC
界面活性剤の水溶液に添加した。この2相混合物をコロ
イドミル中を通過させて、少粒子の状態でカプラー含有
油状相を水相中に分散させた。次に分散体を冷却し、ヌ
ードル化(noodled)し次いで洗浄して補助溶剤シクロヘ
キサノンを除去した。得られた分散体は約2重量%のカ
プラー及び6重量%のゼラチンを含有した。
【0088】以下のフォーマットに従って、これらの分
散体を0.54 mmole/m2 のカプラー被覆量で、そし
てそれと共に臭沃化銀乳剤を1.08g/m2 の銀被覆
量で透明支持体上に被覆した:
【0089】 ────────────────────────────── 2.69g/m2 ゼラチン+1.75重量%BVSME硬化剤 ────────────────────────────── 0.54 mmole/m2 カプラー(例えば、0.50g/m2 のM1) カプラー溶剤、カプラーと同重量(及び存在する場合にはA1) 3.77g/m2 のゼラチン 1.08g/m2 の銀(ハロゲン化銀乳剤として) ────────────────────────────── セルロースアセテートブチレート支持体 ──────────────────────────────
【0090】BVSME硬化剤は(CH2 =CHSO2
CH2 2 −Oの式で示されるものである。次にこの被
覆物を露光し、以下に述べるKODAK FLEXICOLOR(C-41)処
理の変法に付した。C−41処理については先に検討し
British Journal of Photography Annual,1988,196〜
198 頁に記載されている。第1組のフィルムは、現像工
程と漂白程の間に停止浴を配備しない標準のC−41処
理(処理A)に付した。第2組のフィルムもまた停止浴
を配備しないが、正常な5.25の代りに6.0に調整
したFLEXICOLOR漂白液pHを用いて処理した(処理B)。
このことは、現像液から持込まれる塩基のためにpHが増
加した“シーズンド”漂白液での挙動をシュミレートす
ることを意図している。第3組のフィルムは、継続カプ
リングを阻止するために現像工程と漂白工程との間に酢
酸停止浴を配備して処理した(処理C)。
【0091】 処 理 条 件 工 程 溶液(すべて100Fで) 時間 1 C−41 KF12現像液 3′15″ 2 A:標準C−41漂白II; 4′ 又はB:pH=6.0に調整した漂白II; 4′ 又はC:停止浴それに続いて 1′ 標準C−41漂白II 4′ 3 洗浄 3′ 4 C−41定着 4′ 5 洗浄 3′
【0092】処理A及び処理C又は処理B及び処理Cか
ら得られるDmin値の差異は、漂白液pH値がそれぞれ
5.25及び6.0での継続カプリングのめやすとな
る。これらの差異を第II表に示す。カプラー活性のめや
すとして役立つ写真ガンマ値を、処理Aに付した各種フ
ィルム試料について、露光に対するステータスMグリー
ン濃度のプロットから得た。これらのガンマ値も第II表
に示す。
【0093】
【表2】
【0094】第II表のΔDminにより示されるよう
に、カルボンアミドカプラー溶剤C1及びアニリン化合
物A1の両者は、停止浴が配備されていない場合、継続
カプリングを低減するのに効果的である。停止浴が配備
されていない場合のDminの低減は、シュミレートし
たシーズンド(pH=6.0)漂白液において特に大き
い。第II表の結果は、カルボンアミドC1は、使用され
たA1レベルでは、ΔDmin値を低減させるのにアニ
リンA1よりさらに効果的にあることを実証している。
さらに、望ましい高ガンマ値がC1では保持されている
が、一方A1についてはガンマ値はいく分減少してい
る。アニリン又はアミン化合物をさらに高レベルで用い
ると、継続カプリングを低減することによりΔDmin
値をさらに減少させることができるが、かかるレベルで
はガンマ値もまたさらに減少させる傾向がある。加える
に、カプラー溶剤に対し、より高い比率でアニリン又は
アミン化合物を用いると、カプラー及び/又は色素の溶
解性の問題がいく分おこるかもしれない。さらに、カプ
ラーM1及びM2については、カルボンアミド化合物C
1を用いて継続カプリングのレベルを低減したが、さら
に高度まで継続カプリングを低減させることが望ましい
ことが多い。ある種のカプラー、例えば、以下の例に用
いられるものでは、カルボンアミド化合物もアニリン又
はアミン化合物もいずれも単独では継続カプリング及び
それに伴うDmin値を許容可能な程度まで低減させる
のに十分ではない。
【0095】例3 例2の操作と同様にして、ピラゾロンマゼンタ色素形成
性カプラーM3及びM4の分散体を、カプラー溶剤S1
及びC5と組み合せ、そしてアニリン化合物A1を用い
て又は用いずに調製した。A1を用いない分散体につい
ては、カプラー:カプラー溶剤の重量比は1:1であ
り、A1を用いる分散体については、カプラー:カプラ
ー溶剤:A1の重量比は1:0.8:0.2で調製し
た。M4,C5及びアミン化合物A11の分散体をM
4:C5:A11の重量比1.0:0.85:0.15
で同様に調製した。例2と同様にして、これらの分散体
を0.54 mmole/m2 のカプラー被覆量で、それと共
に臭沃化銀乳剤を1.08g/m 2 の銀被覆量で透明支
持体上に被覆した。硬化した被覆物を露光し、例2に述
べた操作を用いて処理した。処理A(漂白液pH=5.2
5、停止浴なし)と処理C(漂白液pH=5.25、停止
浴配備)、及び処理B(漂白液pH=6.0、停止浴な
し)と処理Cにより得られたDmin値の差異を第 III
表に示す。差異が大きい程、望ましくない継続カプリン
グが高いことを示している。露光に対するステータスM
グリーン濃度のプロットから得た写真ガンマ値も第 III
表に示す。
【0096】
【表3】
【0097】第 III表のデータから、カルボンアミドC
5及びアニリンA1の双方は継続カプリングに基づいて
ΔDmin値を低減するが、それのみの化合物では継続
カプリングを十分低レベルまで低下させないことが明ら
かである。しかしながら、M3又はM4を、C5及びA
1と組み合せると、実質的にC5又はA1のいずれかを
別々に用いて得られる値以下までΔDmin値を低減さ
せた。処理Bでは、S1のみを含有する比較フィルムに
対し、A1と組み合せてC5を用いると、M3について
は5倍、M4については4倍もΔDminを低減させ
る。加えるに、M3又はM4をC5とA1と組み合せて
用いると、ガンマ値は許容可能な程僅かに減少するにす
ぎない。M4,C5及びA11の組み合せではΔDmi
nは同様に低減し、ガンマは許容可能な程僅かに減少す
るにすぎない。カルボンアミド化合物及びアニリン又は
アミン添加物の組み合せがこのように効果的であるとい
うことは従来技術からは自明ではない。さらに、本発明
の写真材料及び方法が、カプラーの活性及びガンマ値を
実質的に低下させることなく、継続カプリングを低減さ
せるであろうことも従来技術からは自明ではない。
【0098】先に示した例は、本発明の具体的実施態様
を示すために述べたものであり、本発明の材料及び方法
の範囲を限定することを意図するものではない。特許請
求された本発明の範囲内でのさらなる実施態様及び利点
は当業者に明らかになるであろう。
【0099】
【発明の効果】本発明は、ハロゲン化銀乳剤、並びに2
当量ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラー、カルボン
アミド化合物及びアミン又はアニリンの少くとも1種か
らなるカプラー組成物を含んでなるカラー写真材料を提
供する。この写真材料はマゼンタ色素形成性カプラーに
よる継続カプリングを低減させる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化銀乳剤、並びに(a)2当量
    ピラゾロンマゼンタ色素形成性カプラー、(b)カルボ
    ンアミド化合物及び(c)アニリン類及びアミン類から
    なる群より選ばれる少くとも1種の化合物を含むカプラ
    ー組成物を担持する支持体を含んでなるカラー写真材
    料。
  2. 【請求項2】 前記2当量ピラゾロンマゼンタ色素形成
    性カプラーが式: 【化1】 前記式中、 Arは、非置換アリール基、置換アリール基及び置換ピ
    リジル基からなる群より選ばれ、前記の置換基はハロゲ
    ン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基、アリールス
    ルホニル基、スルファモイル基、スルホンアミド基、カ
    ルバモイル基、カルボンアミド基、アルコキシ基、アシ
    ルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル
    基、アリールオキシカルボニル基、ウレイド基、ニトロ
    基、アルキル基及びトリフルオロメチル基からなる群よ
    り選ばれ;Yは、アニリノ基、アシルアミノ基及びウレ
    イド基並びに前記基の1つであって、ハロゲン原子、ア
    ルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
    基、カルボンアミド基、カルバモイル基、スルホンアミ
    ド基、スルファモイル基、アルキルスルホキシル基、ア
    リールスルホキシル基、アルキルスルホニル基、アリー
    ルスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
    キシカルボニル基、アシル基、アシルオキシ基、ウレイ
    ド基、イミド基、カルバメート基、ヘテロ環式基、シア
    ノ基、トリフルオロメチル基、アルキルチオ基、ニトロ
    基、カルボキシル基及びヒドロキシ基、並びにポリマー
    鎖への結合を形成する基からなる群より選ばれる1個又
    はそれ以上の置換基で置換されたものからなる群より選
    ばれ、Yは少くとも6個の炭素原子を含有し;そしてX
    は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、
    アルキルチオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、ス
    ルホンアミド基、スルホニルオキシ基、カルボンアミド
    基、アリールアゾ基、窒素含有ヘテロ環式基及びイミド
    基からなる群から選ばれるカプリング離脱基である、に
    より示されるものである請求項1記載のカラー写真材
    料。
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