JPH05194587A - α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの精製法 - Google Patents
α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの精製法Info
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- JPH05194587A JPH05194587A JP4004890A JP489092A JPH05194587A JP H05194587 A JPH05194587 A JP H05194587A JP 4004890 A JP4004890 A JP 4004890A JP 489092 A JP489092 A JP 489092A JP H05194587 A JPH05194587 A JP H05194587A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】少なくともDKPを不純物として含有するα−
APMから効率よくDKPを除去するα−APMの精製
法を提供する。 【構成】少なくとも3−ベンジルー6ーカルボキシメチ
ル−2,5−ジオキソピペラジンを不純物として含有す
るα−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチル
エステルを塩酸と接触させ、析出するα−L−アスパル
チル−L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩と3
−ベンジルー6ーカルボキシメチル−2,5−ジオキソ
ピペラジンを分級により分離し3−ベンジルー6ーカル
ボキシメチル−2,5−ジオキソピペラジンを液相側に
淘汰する。
APMから効率よくDKPを除去するα−APMの精製
法を提供する。 【構成】少なくとも3−ベンジルー6ーカルボキシメチ
ル−2,5−ジオキソピペラジンを不純物として含有す
るα−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチル
エステルを塩酸と接触させ、析出するα−L−アスパル
チル−L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩と3
−ベンジルー6ーカルボキシメチル−2,5−ジオキソ
ピペラジンを分級により分離し3−ベンジルー6ーカル
ボキシメチル−2,5−ジオキソピペラジンを液相側に
淘汰する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも3−ベンジル
ー6ーカルボキシメチル−2,5−ジオキソピペラジン
(以下DKPと略記する。)を不純物として含有するα
−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエス
テル(以下α−APMと略記する。)から不純物を効率
よく分離し精製する方法に関する。
ー6ーカルボキシメチル−2,5−ジオキソピペラジン
(以下DKPと略記する。)を不純物として含有するα
−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエス
テル(以下α−APMと略記する。)から不純物を効率
よく分離し精製する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】α−APMはしょ糖の約200倍の甘味
を有するペプチド甘味料であり、良質、低カロリーで近
年需要の大きな物質である。このα−APMは安定性に
若干問題があり熱等により容易に環化しDKPに変化す
ることが知られている。この性質により、製造されたα
−APMはその製法を問わずDKPの混入は避けられ
ず、このDKPを効率よく除去し純粋なα−APMを得
ることがα−APM製造を担当する者にとっての永遠の
課題であり、いままでに種々の方法が開発されている
が、それらは全て以下に述べる欠点を有していた。1)
樹脂を用いる方法(特公昭52−35660):操作中
のα−APM分解及び煩雑な溶離再生操作、2)pH2
〜2.7でDKPを晶析、除去する方法(特公昭51−
40071):DKPは極めて微細な針状結晶であるの
で工業的な連続分離は難しく通常の遠心分離機等は適用
出来ず、操作効率の悪いフィルタ−プレスに頼らざるを
得ない。3)n−ブタノ−ル抽出法(特開昭49−11
7445):溶剤ブタノールの回収が必要。更にこれら
の方法はここに示した操作の後晶析操作が必須でDKP
を除去してα−APMを精製する方法としては2段階の
操作となっていた。
を有するペプチド甘味料であり、良質、低カロリーで近
年需要の大きな物質である。このα−APMは安定性に
若干問題があり熱等により容易に環化しDKPに変化す
ることが知られている。この性質により、製造されたα
−APMはその製法を問わずDKPの混入は避けられ
ず、このDKPを効率よく除去し純粋なα−APMを得
ることがα−APM製造を担当する者にとっての永遠の
課題であり、いままでに種々の方法が開発されている
が、それらは全て以下に述べる欠点を有していた。1)
樹脂を用いる方法(特公昭52−35660):操作中
のα−APM分解及び煩雑な溶離再生操作、2)pH2
〜2.7でDKPを晶析、除去する方法(特公昭51−
40071):DKPは極めて微細な針状結晶であるの
で工業的な連続分離は難しく通常の遠心分離機等は適用
出来ず、操作効率の悪いフィルタ−プレスに頼らざるを
得ない。3)n−ブタノ−ル抽出法(特開昭49−11
7445):溶剤ブタノールの回収が必要。更にこれら
の方法はここに示した操作の後晶析操作が必須でDKP
を除去してα−APMを精製する方法としては2段階の
操作となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明が解決し
ようとする課題は少なくともDKPを不純物として含有
するα−APMから効率よくDKPを除去するα−AP
Mの精製法を提供することにある。
ようとする課題は少なくともDKPを不純物として含有
するα−APMから効率よくDKPを除去するα−AP
Mの精製法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため鋭意検討の結果、DKPを不純物として含有
するα−APMを水性溶媒中で塩酸と接触させ析出した
α−APM塩酸塩とDKPを分級分離しDKPを液相側
に淘汰する方法を見いだし本発明を完成させるにいたっ
た。
決するため鋭意検討の結果、DKPを不純物として含有
するα−APMを水性溶媒中で塩酸と接触させ析出した
α−APM塩酸塩とDKPを分級分離しDKPを液相側
に淘汰する方法を見いだし本発明を完成させるにいたっ
た。
【0005】本発明の方法によればDKP以外に不純物
として通常α−APM製造工程に見られるβ−L−アス
パルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、α−
L−アスパルチル−L−フェニルアラニンや原料である
L−アスパラギン酸、フェニルアラニン及びその誘導体
などを含有していてもこれら不純物は本晶析条件では溶
解しており液相側に淘汰されるので全く問題はない。
として通常α−APM製造工程に見られるβ−L−アス
パルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、α−
L−アスパルチル−L−フェニルアラニンや原料である
L−アスパラギン酸、フェニルアラニン及びその誘導体
などを含有していてもこれら不純物は本晶析条件では溶
解しており液相側に淘汰されるので全く問題はない。
【0006】DKPを含有する不純なα−APMと塩酸
との接触反応はどのような方法で行ってもよいが、通
常、1)不純なα−APMを水性溶媒に溶解し塩酸を加
えるか、2)不純なα−APMを塩酸を含む水性溶媒に
溶解あるいは懸濁するか、あるいは3)α−APM製造
工程から得られるα−APMの溶液に直接塩酸を加えれ
ばよい。温度には特に制限はないが、あまり高すぎると
α−APMの加水分解を促進してα−APM塩酸塩の収
率が低下する恐れがあるので通常−10〜+70℃付近
が好ましい。塩酸濃度は0.5規定以上であればよいが
あまり高すぎるとα−APMの加水分解を促進するので
通常0.5〜4規定付近が好ましい。また、1)あるい
は2)の方法ではpH3以下で析出するDKPの性質を
利用してα−APM溶液を先ず塩酸にてpH2〜3に調
整しDKPを析出させた後、更に塩酸を加えて塩酸濃度
を0.5規定以上に調整しα−APM塩酸塩を析出させ
る方法をとることも可能であり、DKP結晶のかたまり
易い欠点を回避するという観点からはこの方法が優れて
いるといえる。
との接触反応はどのような方法で行ってもよいが、通
常、1)不純なα−APMを水性溶媒に溶解し塩酸を加
えるか、2)不純なα−APMを塩酸を含む水性溶媒に
溶解あるいは懸濁するか、あるいは3)α−APM製造
工程から得られるα−APMの溶液に直接塩酸を加えれ
ばよい。温度には特に制限はないが、あまり高すぎると
α−APMの加水分解を促進してα−APM塩酸塩の収
率が低下する恐れがあるので通常−10〜+70℃付近
が好ましい。塩酸濃度は0.5規定以上であればよいが
あまり高すぎるとα−APMの加水分解を促進するので
通常0.5〜4規定付近が好ましい。また、1)あるい
は2)の方法ではpH3以下で析出するDKPの性質を
利用してα−APM溶液を先ず塩酸にてpH2〜3に調
整しDKPを析出させた後、更に塩酸を加えて塩酸濃度
を0.5規定以上に調整しα−APM塩酸塩を析出させ
る方法をとることも可能であり、DKP結晶のかたまり
易い欠点を回避するという観点からはこの方法が優れて
いるといえる。
【0007】本発明は以上にのべた方法により得られた
DKP及びα−APM塩酸塩の混合スラリ−を両者の結
晶の粒度差を利用して分級分離しα−APM塩酸塩結晶
をケーキとして得、一方DKP結晶は液相側にスラリー
状態で淘汰し、両者を分別するものである。ところでス
ラリー状態での分級分離の方法としては粒子の重力沈降
を利用する沈降分級法、圧力水を利用する水力分級法、
機械分級法や遠心力を利用する遠心分級法等があるが本
発明の方法としては遠心分級法が簡便で最も適してい
る。遠心分級法に使用する機種としては遠心力を固定円
筒内での液体の回転によって与える液体サイクロンと外
部駆動の回転体を用いるデカンタ−遠心分離機があげら
れる。
DKP及びα−APM塩酸塩の混合スラリ−を両者の結
晶の粒度差を利用して分級分離しα−APM塩酸塩結晶
をケーキとして得、一方DKP結晶は液相側にスラリー
状態で淘汰し、両者を分別するものである。ところでス
ラリー状態での分級分離の方法としては粒子の重力沈降
を利用する沈降分級法、圧力水を利用する水力分級法、
機械分級法や遠心力を利用する遠心分級法等があるが本
発明の方法としては遠心分級法が簡便で最も適してい
る。遠心分級法に使用する機種としては遠心力を固定円
筒内での液体の回転によって与える液体サイクロンと外
部駆動の回転体を用いるデカンタ−遠心分離機があげら
れる。
【0008】以上の説明から明かなごとく、本発明によ
れば簡単な操作で容易にα−APMをDKPをはじめと
する不純物から効率的に分離精製することができる。以
下、実施例により説明する。
れば簡単な操作で容易にα−APMをDKPをはじめと
する不純物から効率的に分離精製することができる。以
下、実施例により説明する。
【0009】
【実施例1】α−APM46gとDKP9gからなる混
合物(DKP含有量はα−APMに対して重量比で20
%)を900mlの水に分散した後pHを4.9に調整
し、更に水を加えて全量を1000mlとする。これを
50℃に加熱して溶解した後、35%塩酸30ml添加
してpHを2.7に調整し、1時間撹半し、DKPを析
出させた。これを10℃に冷却した後、更に35%塩酸
125mlを加え、同温度にて4時間撹半しDKP及び
α−APM塩酸塩の混合スラリー(図1A参照)を得
た。このスラリーをシャープレス社製デカンター遠心分
離機P−400YJ(回転速度3600rpm)に20
L/Hの速度でフィードしα−APM塩酸塩ケーキ(図
1B参照)と排出液としてのDKPスラリー(図1C参
照)に分離した(図2参照)。フィードしたスラリー中
のα−APM塩酸塩結晶のケーキへの捕集率*1は99
%、DKP結晶の排出液側への淘汰率*1は97%であ
った。 *1α−APM塩酸塩結晶捕集率=(ケーキ中のα−A
PM塩酸塩結晶)/(スラリー中のα−APM塩酸塩結
晶) *2DKP結晶淘汰率=(排出液中のDKP結晶)/
(スラリー中のDKP結晶) また、得られたα−APM塩酸塩結晶のDKP含有量は
α−APMに対して重量比で0.2%であった。
合物(DKP含有量はα−APMに対して重量比で20
%)を900mlの水に分散した後pHを4.9に調整
し、更に水を加えて全量を1000mlとする。これを
50℃に加熱して溶解した後、35%塩酸30ml添加
してpHを2.7に調整し、1時間撹半し、DKPを析
出させた。これを10℃に冷却した後、更に35%塩酸
125mlを加え、同温度にて4時間撹半しDKP及び
α−APM塩酸塩の混合スラリー(図1A参照)を得
た。このスラリーをシャープレス社製デカンター遠心分
離機P−400YJ(回転速度3600rpm)に20
L/Hの速度でフィードしα−APM塩酸塩ケーキ(図
1B参照)と排出液としてのDKPスラリー(図1C参
照)に分離した(図2参照)。フィードしたスラリー中
のα−APM塩酸塩結晶のケーキへの捕集率*1は99
%、DKP結晶の排出液側への淘汰率*1は97%であ
った。 *1α−APM塩酸塩結晶捕集率=(ケーキ中のα−A
PM塩酸塩結晶)/(スラリー中のα−APM塩酸塩結
晶) *2DKP結晶淘汰率=(排出液中のDKP結晶)/
(スラリー中のDKP結晶) また、得られたα−APM塩酸塩結晶のDKP含有量は
α−APMに対して重量比で0.2%であった。
【0010】
【実施例2】濃度としてα−APM4.6%、DKP
0.7%、β−L−アスパルチル−L−フェニルアラニ
ンメチルエステル3.5%、L−アスパラギン酸0.4
%及びLフェニルアラニン0.2%を含む水溶液100
Lに50℃で35%塩酸3Lを加えpHを2.6に調整
した。同温度で1時間撹半しDKP結晶を析出させた。
このスラリーを10℃に冷却し、塩酸13L加え、同温
度で1時間、更に5℃で3時間撹半した。得られたα−
APM塩酸塩とDKPの混合スラリー(塩酸濃度は1.
5規定)をシャープレス社製デカンター遠心分離機P−
660を用い回転数6000rpm、600L/Hrで
フィードし、α−APM塩酸塩ケーキと排出液としての
DKPスラリーに分離した。フィードしたスラリー中の
α−APM塩酸塩結晶のケーキへの捕集率100%、D
KP結晶の排出液側への淘汰率は93%であった。ま
た、得られたα−APM塩酸塩結晶(ケーキ)のDKP
含有率はα−APMに対して重量比で0.5%であり、
β−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエ
ステル、L−アスパラギン酸及びLフェニルアラニンは
含まれていなかった。
0.7%、β−L−アスパルチル−L−フェニルアラニ
ンメチルエステル3.5%、L−アスパラギン酸0.4
%及びLフェニルアラニン0.2%を含む水溶液100
Lに50℃で35%塩酸3Lを加えpHを2.6に調整
した。同温度で1時間撹半しDKP結晶を析出させた。
このスラリーを10℃に冷却し、塩酸13L加え、同温
度で1時間、更に5℃で3時間撹半した。得られたα−
APM塩酸塩とDKPの混合スラリー(塩酸濃度は1.
5規定)をシャープレス社製デカンター遠心分離機P−
660を用い回転数6000rpm、600L/Hrで
フィードし、α−APM塩酸塩ケーキと排出液としての
DKPスラリーに分離した。フィードしたスラリー中の
α−APM塩酸塩結晶のケーキへの捕集率100%、D
KP結晶の排出液側への淘汰率は93%であった。ま
た、得られたα−APM塩酸塩結晶(ケーキ)のDKP
含有率はα−APMに対して重量比で0.5%であり、
β−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエ
ステル、L−アスパラギン酸及びLフェニルアラニンは
含まれていなかった。
【図1】 分級前の混合スラリ−(DKP+α−APM
塩酸塩)と分級後のケ−キ(α−APM塩酸塩結晶)及
び排出液(DKPスラリ−)を示す。
塩酸塩)と分級後のケ−キ(α−APM塩酸塩結晶)及
び排出液(DKPスラリ−)を示す。
【図2】 デカンタ−遠心分離機の断面図を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 水性溶媒中で、少なくとも3−ベンジル
ー6ーカルボキシメチル−2,5−ジオキソピペラジン
を不純物として含有するα−L−アスパルチル−L−フ
ェニルアラニンメチルエステルを塩酸と接触させ、析出
するα−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチ
ルエステル塩酸塩と3−ベンジルー6ーカルボキシメチ
ル−2,5−ジオキソピペラジンを分級により分離し3
−ベンジルー6ーカルボキシメチル−2,5−ジオキソ
ピペラジンを液相側に淘汰することを特徴とするα−L
−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル
の精製法 - 【請求項2】 塩酸にてpH2〜3に調整して3−ベン
ジルー6ーカルボキシメチル−2,5−ジオキソピペラ
ジンを晶析させ、更に塩酸を加えて塩酸濃度を0.5〜
4規定としてα−L−アスパルチル−L−フェニルアラ
ニンメチルエステル塩酸塩を晶析する請求項1記載の方
法 - 【請求項3】 遠心分級機を用いて分級分離する請求項
1記載の方法 - 【請求項4】 遠心分級機がデカンター遠心分離機であ
る請求項3記載の方法
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4004890A JPH05194587A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの精製法 |
EP92122086A EP0556485B1 (en) | 1992-01-14 | 1992-12-29 | Method for purifying alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester |
DE69206121T DE69206121T2 (de) | 1992-01-14 | 1992-12-29 | Methode zur Reinigung des Alpha-L-Aspartyl-L-Phenylalanin-Methylesters. |
US08/003,297 US5432262A (en) | 1992-01-14 | 1993-01-12 | Method of purifying α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester |
CA002087325A CA2087325C (en) | 1992-01-14 | 1993-01-14 | Method of purifying .alpha.-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4004890A JPH05194587A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの精製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05194587A true JPH05194587A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11596276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4004890A Pending JPH05194587A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの精製法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5432262A (ja) |
EP (1) | EP0556485B1 (ja) |
JP (1) | JPH05194587A (ja) |
CA (1) | CA2087325C (ja) |
DE (1) | DE69206121T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6225493B1 (en) * | 2000-08-21 | 2001-05-01 | The Nutrasweet Company | Metal ion assisted N-[N-(3,3-dimethylbutyl)-L-α-aspartyl]-L-phenylalanine 1-methyl ester isomer resolution |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848984B2 (ja) * | 1974-10-01 | 1983-11-01 | ソニー株式会社 | カラ−インキヨクセンカンノスクリ−ン ノ セイゾウホウホウ |
JPS6049199B2 (ja) * | 1979-04-10 | 1985-10-31 | 東ソー株式会社 | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニン低級アルキルエステルの精製法 |
JPS60174799A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-09 | Ajinomoto Co Inc | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造法 |
AU586669B2 (en) * | 1985-03-29 | 1989-07-20 | Mitsui Toatsu Chemicals Inc. | Preparation process of ```-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester or hydrochloride thereof |
US4835303A (en) * | 1986-08-12 | 1989-05-30 | Toyo Soda Manufacturing Company, Ltd. | Process for producing dry α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester |
US4897507A (en) * | 1987-07-22 | 1990-01-30 | Ajinomoto Co., Inc. | Method for producing α-L-aspartyl-L-phenylalanine derivatives |
CA2017137A1 (en) * | 1989-05-22 | 1990-11-22 | Shigeaki Irino | Method for crystallizing &-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester |
DE69112344T2 (de) * | 1990-11-05 | 1996-04-18 | Mitsui Toatsu Chemicals | Verbessertes Verfahren zur Kristallisierung von Alpha-Aspartyl-L-Phenylalaninmethylester aus deren Lösung. |
JPH05125095A (ja) * | 1991-05-23 | 1993-05-21 | Ajinomoto Co Inc | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの晶析方法 |
JP2927070B2 (ja) * | 1991-05-23 | 1999-07-28 | 味の素株式会社 | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方法 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4004890A patent/JPH05194587A/ja active Pending
- 1992-12-29 DE DE69206121T patent/DE69206121T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-29 EP EP92122086A patent/EP0556485B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-01-12 US US08/003,297 patent/US5432262A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-01-14 CA CA002087325A patent/CA2087325C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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