JP3163661B2 - α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、及びL−フェニルアラニン、L−アスパラギン酸の回収方法 - Google Patents

α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、及びL−フェニルアラニン、L−アスパラギン酸の回収方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は甘味剤として有用なα−
L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステ
ル(以下α−APMと略記する)よりα−L−アスパル
チル−L−フェニルアラニンメチルエステル、L−フェ
ニルアラニン、及びL−アスパラギン酸を回収する方法
に関し、α−APM晶析分離した母液よりα−APMを
回収し、更に母液の一部を取り出してL−フェニルアラ
ニン及びL−アスパラギン酸を回収する方法に関する。
更に詳しくは、α−APM結晶懸濁液を固液分離して得
られる、α−APMを製造する過程で生じた副生物を含
有する母液を、脱塩することなく濃縮した後、その一部
に鉱酸、メタノールを加え、またはα−L−アスパルチ
ル−L−フェニルアラニンメチルエステルを含むあるい
は含まない鉱酸、メタノール、水からなる溶媒と混合し
て、α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチ
ルエステル及びその類縁物質をα−L−アスパルチル−
L−フェニルアラニンメチルエステル酸付加塩として回
収し、残余の濃縮液を鉱酸を用いて加水分解し、L−フ
ェニルアラニン、またはL−フェニルアラニン及びL−
アスパラギン酸を回収する方法に関する。
【0002】本発明のα−APMは、蔗糖の約200倍
の甘味を呈するペプチド系の甘味料であり、その極めて
良質な甘味と低カロリーであることによって、近年ダイ
エット甘味料として重用され、その全世界における需要
は1995年までに1万トンを越えるであろうと予測さ
れている。
【0003】
【従来の技術】α−APMを工業的に製造する方法とし
ては、例えば次のような方法が知られている。(1)N
−置換アスパラギン酸無水物とフェニルアラニンメチル
エステルを有機溶媒中で結合させてから、常法により置
換基を脱離する方法(米国特許3,786,039)、
(2)α− L−アスパルチル-L−フェニルアラニンを
水、メタノール、塩酸からなる混合溶媒中でメチルエス
テル化せしめ、α−APMの塩酸塩として取得した後、
これを中和して、α−APMを得る方法(特開昭53−
82752)、及び(3)N−置換アスパラギン酸とフ
ェニルアラニンメチルエステルを酵素の存在下に縮合さ
せ、次いで置換基を脱離する方法(特開昭55−135
595)等である。
【0004】また、上記(1)のような化学的合成法に
おいては必然的に副生するβ−異性体(β−L−アスパ
ルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル)を始め
とする不純物の選択的除去手段として、(4)不純物を
含むα−APMをハロゲン化水素酸と接触させ、次いで
固液分離し、α−APMをそのハロゲン化水素酸塩とし
て分離する精製法がある。世の中の需要動向に応えるべ
く、α−APMを工業規模で生産することを考えた場
合、製造コストの観点から、現在では化学的方法が主流
であるが、この場合、上記(2)のように、エステル化
手段として塩酸塩を経由するか、または(4)のように
α−APM生成後に、精製手段としてハロゲン化水素酸
塩を経由することが多い。塩酸塩を始めとするα−AP
Mのハロゲン化水素酸塩より、α−APMを得るために
は、水性溶媒中にα−APMのハロゲン化水素酸塩(一
般的には経済性の観点からハロゲン化水素酸塩として塩
酸塩が用いられることが多い)を溶解もしくは懸濁せし
め、これに塩基として水酸化ナトリウムや炭酸水素ナト
リウムあるいはアンモニアなどを水溶液で添加して中和
を行うのが通常の方法である。
【0005】工業規模でα−APMを製造する際に、α
−APMを単離精製する過程で生じる母液中には、α−
APMの他にα−APM製造の副産物であるα−L−ア
スパルチル−L−フェニルアラニン(α−AP)、β−
L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステ
ル(β−APM)、β−L−アスパルチル−L−フェニ
ルアラニン(β−AP)、5−ベンジル−3,6−ジオ
キソ−2−ピペラジン酢酸(DKP)、α−L−アスパ
ルチル(β−メチル)−L−フェニルアラニンメチルエ
ステル(α−A(M)PM)、α−L−アスパルチル
(β−メチル)−L−フェニルアラニン(α−A(M)
P)等のα−APM関連化合物に加えて、中和等による
多量の無機塩も含有されているのが常である。無機塩の
種類は、α−APM塩酸塩等のα−APMハロゲン化水
素酸塩を中和する際に供されるアルカリによって異なる
が、通常はNaCl、NH4Cl、KCl等である。こ
のような母液より有価物、特に主原料たるアミノ酸を回
収することは、α−APM製造コストの低減に多大な効
果をもたらすので工業規模でのα−APM製造に於てそ
の生産性を高める上で極めて重要であるのみならず、廃
液中の有機物減少による廃液処理コストの削減にもつな
がるという利点もある。そのための方法としては例えば
以下の技術が公知である。(1)β−APMを鉱酸水溶
液で加水分解し、pH4−8でL−フェニルアラニン
を、次いでpH3−1でL−アスパラギン酸を析出させ
分離する方法(特開昭48−97812)、(2)α−
APM製造の一つ以上の側流を濃縮、加水分解し、この
液を酸性にしてL−フェニルアラニンの塩を析出させ、
この母液のpHを調整してL−アスパラギン酸を得る方
法(特開昭57−130958)、(3)α−APMの
製造過程で生じる母液を70℃以下で濃縮し、加水分解
してL−フェニルアラニン、L−アスパラギン酸を回収
する方法(特開昭63−159355)等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、母液
中に含まれる副生成物に同伴するα−APMも一旦加水
分解して、L−フェニルアラニン、L−アスパラギン酸
として回収することになるので、甚だ効率が悪い。従っ
て、母液中のα−APMまたはその類縁体を、可能な限
りL−フェニルアラニン、L−アスパラギン酸に分解し
ないで回収する新しい回収法が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述の問題
点を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、次のような新
知見を得るに至った。
【0008】即ち、α−APM結晶懸濁液を固液分離し
て得られる、α−APMを製造する過程で生じた副生物
を含有する母液を脱塩することなく濃縮(イ液)した
後、その一部に鉱酸、メタノールを加え、またはα−A
PMを含むあるいは含まない鉱酸、メタノール、水から
なる溶媒と混合して、α−APM及びその類縁物質をα
−APM酸付加塩として回収し、残余のイ液を鉱酸を用
いて加水分解し、L−フェニルアラニン、またはL−フ
ェニルアラニン及びL−アスパラギン酸を回収すること
によって上述の問題点を解決し、更にL−フェニルアラ
ニン及びL−アスパラギン酸の原単位削減による資源の
効率的活用、廃液中の有機物減少等の多大な成果を収め
本発明を完成した。
【0009】α−APM結晶懸濁液を固液分離して得ら
れる、α−APMを製造する過程で生じた副生物を含有
する母液の濃縮液(イ液)よりα−APMを酸付加塩と
して回収するにあたり、イ液と混合する鉱酸、メタノー
ルの組成としては、α−APM1モル当り1モル以上の
鉱酸、及びα−APMよりジメチルエステル(α−A
(M)PM)が生成しない程度のメタノール量(混合
液、重量%で15%以下)とするのが好ましい。また、
鉱酸、メタノールの組成によっては、イ液を混合した際
に無機塩が析出することがあるが、この場合、無機塩は
α−APM酸付加塩とともに漉取され、続くα−APM
中和晶析工程に持ち込まれることになる。しかし、無機
塩は中和晶析工程において除去されうる量であれば、製
品α−APM中には取り込まれない。また、イ液よりα
−APMを回収する他の方法としては、製造の主工程に
α−APM酸付加塩晶析工程がある場合、ここにイ液を
投入するのもよい。その際、無機塩の析出がないように
各成分の液量を調整すると、次工程の操作が楽になる。
例えば、酸付加塩が塩酸塩の場合、α−APM塩酸塩溶
液中の塩酸濃度が3.5規定で、中和後に5℃まで冷却
すると仮定すると、α−APM塩酸塩晶析後の食塩濃度
は6g/dl以下となるようにイ液を循環することが好
ましい。α−APM酸付加塩は、無機塩の存在下、塩析
による効果でその溶解度が減少する。従って、α−AP
M酸付加塩溶液中和後の塩濃度があまり低すぎると、α
−APM酸付加塩の収率を下げることになるので、必要
以上に塩濃度を低下させることは好ましくない。更に、
特開昭62−16498に示されているように、α−A
PMを塩酸溶液中からα−APM塩酸塩として晶析する
場合に、ある程度の無機塩化物が共存すると、晶析時に
必要な塩化水素量を減少できるので好都合である。ま
た、循環液中に多量のα−APを含む場合、α−APM
酸付加塩晶析時に結晶中に取り込まれてしまい、収率低
下、及び純度の低下を招く。従って、このような場合、
循環する前にα−AP1モルに対して2モル以上のメタ
ノールと、触媒として塩酸を加えてα−APのジメチル
エステル(α−A(M)PM)に変換してから循環する
と、特開昭59−219258の方法でα−APM塩酸
塩として回収でき、純度、収率の向上を図ることができ
る。
【0010】α−APM結晶懸濁液を固液分離して得ら
れる、α−APMを製造する過程で生じた副生物を含有
する母液を濃縮する際、濃縮方法としては、回分式、連
続式いずれでも良く、装置の形状、方式も一切問わな
い。しかし、濃縮の結果、α−APM、または中和で生
じた塩が析出すると、濃縮操作の妨げとなるので好まし
くない。従って、濃縮終了時のα−APM濃度は、濃縮
温度でのα−APMの溶解度以下とすることが好ましい
(80℃でのα−APM溶解度は10g/dlであ
る)。
【0011】循環されなかった余剰のイ液は、更に濃縮
を行っても行わなくてもよい。また、濃縮の際に、α−
APM酸付加塩分離後の母液を合わせて濃縮を行いL−
フェニルアラニン、L−アスパラギン酸を回収すると、
別に回収する場合に比して効率的である。
【0012】濃縮液の加水分解には、鉱酸、特に塩酸、
硫酸が用いられ、沸点付近で行うのが一般的である。長
時間かけて加水分解を行うことは、ラセミ化防止の観点
から好ましいことではない。当業者であれば、条件の設
定は何等難しいことではない。
【0013】加水分解後、加水分解液のpHを、アンモ
ニア、水酸化ナトリウム等の塩基で4から7に調製する
ことによりL−フェニルアラニンを析出せしめ、次いで
L−フェニルアラニンを分離した母液のpHを塩酸等の
鉱酸で2から3に調整することによりL−アスパラギン
酸を回収する。加水分解液からL−フェニルアラニンを
析出せしめる際、中和によって生じた無機塩の濃度が飽
和溶解度付近となるような条件で晶析すると、塩析効果
でL−フェニルアラニンの溶解度も小さくなり収率が高
くなる。
【0014】回収されたL−フェニルアラニン及びL−
アスパラギン酸は、α−APM製造プロセスにおけるL
−フェニルアラニン及びL−アスパラギン酸の原単位を
低下させるために通常は再利用される。もちろん、回収
されたL−フェニルアラニン及びL−アスパラギン酸を
循環使用せず、他の化学物質の合成原料として使用する
ことも可能である。
【0015】
【発明の効果】α−APM酸付加塩中和後のα−APM
結晶懸濁液分離母液よりα−APMを分解せずに回収す
ることによるα−APM製造プロセスにおける効率の向
上。及びDKP,DKP−OMe,F−APM,APM
2,A2PM,β−APM等が最終的にPhe及びAs
pとして回収されることによる、L−フェニルアラニン
及びL−アスパラギン酸の原単位低下。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
【0017】実施例1 (例1)表1に示した組成よりなるα−APM溶液19
7mlに35%塩酸80ml,水134mlを加えてα
−APM塩酸塩の晶析を行った。容量500mlの撹拌
槽で20℃、3日間晶析を行った後、5℃で半日、十分
過飽和解消を行い、漉過によりα−APM塩酸塩結晶を
得た。このようにして得られたα−APM塩酸塩結晶を
溶解槽中で水1350mlに50℃で溶解した後、1
6.4g/dlの炭酸ナトリウム水溶液で、この溶液の
pHを4.8に調整してα−APM塩酸塩を中和した。
得られたα−APM中和液よりα−APMを晶析して、
α−APM結晶懸濁液を得た。得られたα−APM結晶
懸濁液を固液分離し、母液1510mlを70℃、12
0torr減圧下112mlまで濃縮して、86mlを
例2で使用した。
【0018】
【表1】
【0019】(例2)例2の実験手順は図1に示した。
表1に示した組成よりなるα−APM溶液197mlに
35%塩酸80ml,水48ml,例1で得たα−AP
M母液の濃縮液86mlを加えてα−APM塩酸塩の晶
析を行った。容量500mlの撹拌槽で20℃、3日間
晶析を行った後、5℃で半日、十分過飽和解消を行い、
α−APM塩酸塩結晶を得た。この操作中、食塩の結晶
は析出しなかった。α−APM塩酸塩結晶を漉別し、生
じた母液は例3で用いた。このようにして得られたα−
APM塩酸塩結晶を溶解槽中で水1350mlに50℃
で溶解した後、16.4g/dlの炭酸ナトリウム水溶
液で、この溶液のpHを4.8に調整してα−APM塩
酸塩を中和した。得られたα−APM中和液よりα−A
PMを晶析して、α−APM結晶懸濁液を得た。得られ
たα−APM結晶懸濁液を固液分離し、α−APM湿結
晶80gを得た。母液1510mlは70℃、120t
orr減圧下112mlまで濃縮して、86mlをAP
M塩酸塩の晶析工程へ循環、26mlを例3で使用し
た。
【0020】(例3)例3の実験手順は図2に示した。
例2で得られたα−APM塩酸塩分離操作で生じた母液
292ml、α−APM母液の濃縮液26ml、及びL
−フェニルアラニン分離後の洗液41mlを合わせて7
5℃、150torrで222mlとなるまで濃縮し
た。濃縮に引き続き105℃で5時間この溶液の加水分
解を行った。その後85℃で48%水酸化ナトリウム6
8mlにより中和してpH5.6とし、5℃まで冷却し
てL−フェニルアラニン結晶懸濁液を得た。この結晶懸
濁液よりL−フェニルアラニンを分離後、水44mlで
洗浄し、L−フェニルアラニン湿結晶34gを得た。分
離後の母液268mlは例4で使用した。なお上述のよ
うに、生じた洗液41mlは加水分解前の濃縮工程へ再
使用した。
【0021】(例4)例4の実験手順は図3に示した。
例3で得られたL−フェニルアラニン湿結晶分離後の母
液268mlを5℃に保ち、35%塩酸15mlを加え
てpHを3.2に調整した。このようにして調製したア
スパラギン酸の結晶懸濁液を固液分離してアスパラギン
酸を分離後、水95mlで洗浄し、アスパラギン酸結晶
16gを得た。
【0022】実施例2 (例1)N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物の製
造 蟻酸671ml、酢酸226ml、トルエン226ml
に無水酢酸1437mlを加えて調整した溶液に、L−
アスパラギン酸910gと酢酸マグネシウム4水和物1
2.8gを添加し、撹拌下、温度を45℃に保ち、3.
5時間反応を行った。得られたスラリーにトルエン39
70mlを加え撹拌下に1時間氷冷した後、吸引漉過
し、結晶状のN−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物
917gを得た。
【0023】(例2)L−フェニルアラニンメチルエス
テルの製造 10.2Lメタノール、335mlの濃硫酸を混合した
中に、L−フェニルアラニン1050gを加え、90
℃、5時間撹拌してエステル化反応を行った。この反応
液を15%炭酸ナトリウム水溶液でpH7に調整し、ト
ルエンでL−フェニルアラニンメチルエステルを抽出
し、L−フェニルアラニンメチルエステルのトルエン溶
液10.7Lを得た。
【0024】(例3)α−APM塩酸塩の製造 例2のL−フェニルアラニンメチルエステルのトルエン
溶液と酢酸1.4Lを混合した溶液に、例1で得られた
N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水物を混合し、3
0℃、30分反応させた。この溶液に水を加えて水層を
回収し、トルエンと酢酸を留去した。このN−ホルミル
−L−アスパラギン酸−L−フェニルアラニンメチルエ
ステルを含む溶液(2.7L)に、最終的な溶液全体に
対する体積比で12%のメタノール、32%の塩酸、及
び水1820mlを加えて、α−APM塩酸塩の晶析を
行った。得られたα−APM塩酸塩は1934gであっ
た。
【0025】(例4)α−APMの製造及びL−フェニ
ルアラニン、L−アスパラギン酸の回収 例3で得たα−APM塩酸塩全量を水(23.3L)に
溶解し、15%炭酸ナトリウムでpH5まで中和した。
結晶を固液分離して、α−APM湿結晶1001gを得
た。固液分離で生じた母液(イ液)を濃縮して1820
mlとし、1460mlを次の実験でα−APM塩酸塩
晶析液へ循環するために保存した。残り360mlのイ
液とα−APM塩酸塩の晶析母液4.75Lを合わせ
て、濃縮、塩酸による加水分解を行い、水酸化ナトリウ
ムpHを5に調整してL−フェニルアラニン308.7
gを、母液からpHを3.2にすることによってL−ア
スパラギン酸312.1gを回収した。回収されたL−
フェニルアラニン、L−アスパラギン酸は、次のα−A
PM製造原料として使用された。なお、実験操作の詳細
は、実施例1に準じた。
【0026】(例5)例1から4までと同様の操作を7
回繰り返した。回収したL−フェニルアラニン、L−ア
スパラギン酸は、全量α−APM製造原料として循環使
用した。L−フェニルアラニン、L−アスパラギン酸の
不足分は、新しいものを補った。2回目からは、例2の
塩酸塩晶析時に水1820mlの代りに、α−APM晶
析母液の濃縮液1090mlと水730mlを加えた。
L−フェニルアラニン、及びL−アスパラギン酸の原単
位(1Kgのα−APM製造に要する、回収原料に加え
て用いる新原料の重量Kg)はそれぞれ0.695、
0.644であった。表2参照。
【0027】実施例3 1回目は実施例2の例1から4までと同様の操作を行っ
た。2回目からは実施例2の例3での塩酸塩晶析時に水
1820mlの代りに、α−APM晶析母液の濃縮液1
090mlと水730mlを加え、更に、例4で固液分
離により生じた母液(イ液)のうち1090mlを次の
実験でα−APM塩酸塩晶析液へ循環するために保存
し、残る730mlをL−フェニルアラニン、L−アス
パラギン酸の回収に使用した以外は実施例2と同様の操
作を行った。なお、この操作を7回繰り返した結果、L
−フェニルアラニン、及びL−アスパラギン酸の原単位
はそれぞれ0.706、0.657であった。表2参
照。
【0028】
【表2】
【0029】実施例4 1回目は実施例2の例1から4までと同様の操作を行っ
た。2回目からは実施例2の例3での塩酸塩晶析時に水
1820mlの代りに、α−APM晶析母液の濃縮液7
30mlと水1090mlを加え、更に、例4で固液分
離により生じた母液(イ液)のうち730mlを次の実
験でα−APM塩酸塩晶析液へ循環するために保存し、
残る1090mlをL−フェニルアラニン、L−アスパ
ラギン酸の回収に使用した以外は実施例2と同様の操作
を行った。なお、この操作を7回繰り返した結果、L−
フェニルアラニン、及びL−アスパラギン酸の原単位は
それぞれ0.717、0.670であった。表2参照。
【0030】実施例5 1回目は実施例2の例1から4までと同様の操作を行っ
た。2回目からは実施例2の例3での塩酸塩晶析時に水
1820mlの代りに、α−APM晶析母液の濃縮液3
60mlと水1460mlを加え、更に、例4で固液分
離により生じた母液(イ液)のうち360mlを次の実
験でα−APM塩酸塩晶析液へ循環するために保存し、
残る1460mlをL−フェニルアラニン、L−アスパ
ラギン酸の回収に使用した以外は実施例2と同様の操作
を行った。なお、この操作を7回繰り返した結果、L−
フェニルアラニン、及びL−アスパラギン酸の原単位は
それぞれ0.728、0.684であった。表2参照。
【0031】比較例1 実施例2の例1から4までと同様の操作を行った。2回
目からも、例2の塩酸塩晶析時に水1820mlを加え
た以外は実施例2と同様の操作を行った。なお、この操
作を7回繰り返した結果、L−フェニルアラニン、及び
L−アスパラギン酸の原単位はそれぞれ0.739、
0.697であった。表2参照。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で行った実験の流れ図である。
【図2】実施例1で行った実験の流れ図である。
【図3】実施例1で行った実験の流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 公文 哲 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味 の素株式会社 中央研究所内 審査官 前田 憲彦 (56)参考文献 特開 昭57−130958(JP,A) 特開 昭63−159355(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 229/00 C07C 227/00 C07K 1/00 C07K 5/00 CA(STN)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】α−L−アスパルチル−L−フェニルアラ
    ニンメチルエステル結晶懸濁液を固液分離して生じる
    該エステルを製造する過程で生じた副生物を含有する
    液を脱塩することなく濃縮(イ液)した後、その一部に
    鉱酸、メタノールを加え、またはイ液の一部をα−L−
    アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルを
    含むあるいは含まない鉱酸、メタノール、水からなる溶
    媒と混合して、α−L−アスパルチル−L−フェニルア
    ラニンメチルエステルα−L−アスパルチル−L−フ
    ェニルアラニンメチルエステル酸付加塩として回収し、
    残余のイ液を鉱酸を用いて加水分解し、L−フェニルア
    ラニン、またはL−フェニルアラニン及びL−アスパラ
    ギン酸を回収することを特徴とするα−L−アスパルチ
    ル−L−フェニルアラニンメチルエステル、及びL−フ
    ェニルアラニン、L−アスパラギン酸の回収方法。
  2. 【請求項2】液を脱塩することなく濃縮した液(イ
    液)を溶媒と混合し、α−L−アスパルチル−L−フェ
    ニルアラニンメチルエステル酸付加塩を回収する際に、
    無機塩が析出しないようにイ液を混合する請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】α−L−アスパルチル−L−フェニルアラ
    ニンメチルエステル結晶懸濁液がα−L−アスパルチル
    −L−フェニルアラニンメチルエステル酸付加塩をアル
    カリで中和する方法で得られる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】液中に、α−L−アスパルチル−L−フ
    ェニルアラニンメチルエステルを製造する過程で生じた
    副生物として、α−L−アスパルチル−L−フェニルア
    ラニンメチルエステル、β−L−アスパルチル−L−フ
    ェニルアラニンメチルエステル、β−L−アスパルチル
    −L−フェニルアラニン、α−L−アスパルチル−L−
    アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、
    5−ベンジル−3,6−ジオキソ−2−ピペラジン酢
    酸、5−ベンジル−3,6−ジオキソ−2−ピペラジン
    酢酸メチルエステル、α−L−アスパルチル−L−フェ
    ニルアラニン、α−L−アスパルチル(β−メチル)−
    L−フェニルアラニンメチルエステル、α−L−アスパ
    ルチル(β−メチル)−L−フェニルアラニン、N−ホ
    ルミル−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン
    メチルエステルの一部または全部を含む請求項1記載の
    方法。
  5. 【請求項5】液を濃縮する際に、α−L−アスパルチ
    ル−L−フェニルアラニンメチルエステルの濃度が溶液
    中の重量百分率で2.5%ないし10%の比率となるよ
    うに濃縮する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】α−L−アスパルチル−L−フェニルアラ
    ニンメチルエステル酸付加塩懸濁液を固液分離して生じ
    る母液を残余のイ液と合わせて濃縮、鉱酸を用いて加水
    分解後、L−フェニルアラニン、またはL−フェニルア
    ラニン及びL−アスパラギン酸を回収する請求項1記載
    の方法。
  7. 【請求項7】α−L−アスパルチル−L−フェニルアラ
    ニンメチルエステルをα−L−アスパルチル−L−フェ
    ニルアラニンメチルエステル酸付加塩として回収する際
    に用いる鉱酸が塩酸であり、回収されるα−L−アスパ
    ルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル酸付加塩
    が塩酸塩である請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】回収したL−フェニルアラニンまたは、L
    −フェニルアラニン及びL−アスパラギン酸をα−L−
    アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル製
    造工程で原料として最利用する請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】アルカリとして炭酸ナトリウム、水酸化ナ
    トリウム、またはアンモニア、有機アミン類を用いる請
    求項3記載の方法。
  10. 【請求項10】酸付加塩として塩酸塩を用いる請求項3
    記載の方法。
  11. 【請求項11】加水分解する際に用いる鉱酸が塩酸であ
    る請求項1ないし6記載の方法。
  12. 【請求項12】加水分解後pHを4から7に調整するこ
    とによりL−フェニルアラニンを析出せしめ、L−フェ
    ニルアラニンを分離した母液のpHを2から3.5に調
    製することによりL−アスパラギン酸を回収する請求項
    1ないし6記載の方法。
  13. 【請求項13】N−ホルミル−L−アスパラギン酸無水
    物とL−フェニルアラニンメチルエステルを原料として
    α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエ
    ステルを製造する方法の工程で生じる側流よりα−L−
    アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、
    L−フェニルアラニン、及びL−アスパラギン酸を回収
    する請求項1ないし6記載の方法。
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