JPH0570478A - α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法 - Google Patents
α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法Info
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Abstract
PMを中和晶析する際の操作性を改善し、かつ、得られ
るα−APMの固液分離性、収率を向上する。 【構成】 α−APMの酸付加塩を水性溶媒で中和する
にあたり、中和終了時のα−APM濃度を3ないし10
%の範囲内に設定し、次いでこの液を50ないし80℃
まで加熱昇温した後、撹拌下にα−APMの等電点まで
中和を行って、または中和後に昇温して、得られた中和
液を撹拌下または無撹拌下に冷却してα−APMの結晶
を析出せしめる。
Description
L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステ
ル(以下α−APMと略記する)の製造方法に関し、α
−APMの酸付加塩を塩基で中和してα−APMを製造
する方法における著しく改良された方法に関するもので
ある。
を水性媒体中で中和するにあたり、特定の濃度及び温度
条件下に中和を行い、引き続いて冷却によってα−AP
Mの晶析を行わしめる方法に関する。
の甘味を呈するペプチド系の甘味料であり、その極めて
良質な甘味と低カロリーであることによって、近年ダイ
エット甘味料として重用され、その全世界における需要
は1995年までに1万トンを越えるであろうと予測さ
れている。
ては、例えば次のような方法が知られている。(1)N
−置換アスパラギン酸無水物とフェニルアラニンメチル
エステルを有機溶媒中で結合させてから、常法により置
換基を脱離する方法(USP3,786,039)、
(2)α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンを
水、メタノール、塩酸からなる混合溶媒中でメチルエス
テル化せしめ、α−APMの塩酸塩として取得した後、
これを中和して、α−APMを得る方法(特開昭53−
82752)、及び(3)N−7置換アスパラギン酸無
水物とフェニルアラニンメチルエステルを酵素の存在下
に縮合させ、次いで置換基を脱離する方法(特開昭55
−135595)等である。
おいては必然的に副生するβ−異性体(β−L−アスパ
ルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル)を始め
とする不純物の選択的除去手段として、(4)不純物を
含むα−APMをハロゲン化水素酸と接触させ、次いで
固液分離し、α−APMをそのハロゲン化水素酸塩とし
て分離する精製法がある。
Mを工業規模で生産することを考えた場合、製造コスト
の観点から、現在では化学的方法が主流であるが、この
場合、上記(2)のように、エステル化手段として塩酸
塩を経由するか、または(4)のようにα−APM生成
後に、精製手段として塩酸塩等のハロゲン化水素酸塩を
経由することか多い。塩酸塩を始めとするα−APMの
ハロゲン化水素酸塩より、α−APMを得るためには、
水性溶媒中にα−APMのハロゲン化水素酸塩を溶解も
しくは懸濁せしめ、これに塩基として水酸化ナトリウム
や炭酸水素ナトリウムあるいはアンモニアなどを水溶液
で添加して中和を行うのが通常の方法である。
者等は、これらα−APMの酸付加塩の中和に際し、特
に工業操作としてリッタースケール以上の液量を扱う必
要がある場合、以下のような重大な問題点があることを
見いだした。
に、塩基を連続的にα−APMの等電点まで滴下した場
合、途中でα−APMの析出が急激に生じ、この結果、
系内の撹拌が不能な状態となり、最悪のケースとしては
撹拌機が停止してしまうことが明らかになった。実験室
に於て扱うような高々100ml程度の液量であれば、
実験者がスパチュラ等の器具を用いて、析出固相を突き
崩して流動状態を回復すれば良いのであるが、一般にベ
ンチプラントと称されるようなリッタースケール以上の
液量を扱う必要がある場合、またさらにパイロットプラ
ント、コマーシャルプラントの大規模な実施にあたっ
て、こうした手段では問題を解決することは困難であ
る。
し、希薄な濃度条件下で中和処理を行うことが考えられ
るが、これは装置の容積効率が著しく低下し、また収率
も大幅に下がるので、優れた方法とは云い難い。また、
塩基水溶液の滴下を、非常に時間をかけてゆっくり行う
ことも、液の流動性確保の点で有効ではあるが、生産性
の観点から非効率である。さらに、α−APMの析出が
開始されるpH領域、即ち、pH=2.5前後で中和剤
の滴下を一時中断し、所謂結晶の熟成を図ることも考え
られる(特開昭63−145298)が、この方法もα
−APM(またはその塩酸塩等の酸付加塩)の初期濃度
が厳密に一定していない限り、熟成に適当なpH領域が
大幅に変動してしまうという重大な欠点がある。そし
て、前工程たるα−APMの酸付加塩の晶析の微妙な条
件により、分離された湿結晶(酸付加塩)中のα−AP
M含量は毎回変動するのが常であり、工業生産でよく用
いられる液量管理の溶解方式では、初期濃度を一定にす
ることは困難である。そこでこの事態を回避するには、
毎回分析を行って必要に応じ結晶または水を追添すると
いう繁雑な濃度管理を行うか、熟練した監視者を専従せ
しめて、毎回適切な熟成pHを判定させる必要がある。
操作性の問題を回避し得たとしても、その結果得られた
α−APM結晶の固液分離性は極めて不良であり、後工
程たる漉過及び乾燥工程に於て、所要設備とエネルギー
の著しい増大をもたらす。
なα−APMの酸付加塩の中和工程における課題を解決
すべく、鋭意検討を重ねた結果、次のような新知見を得
るに至った。
溶解するにあたり、中和終了時のα−APM濃度を特定
範囲内に設定し、次いでこの液を加熱昇温した後、撹拌
下にα−APMの等電点まで中和を行って、得られた中
和液を冷却してα−APMの結晶を析出せしめることに
より、上述の操作性及び漉過性の問題を、些かの熟練を
要することもなく、克服し得ることを見いだしたのであ
る。
の強制流動下に行い、一般にスラリーと呼ばれる流動性
のある結晶浮遊懸濁液を得てもよいが、無撹拌または低
撹拌の条件下で、速やかに冷却を行い、液全体またはそ
の一部を流動性のないシャーベット状の疑似固相として
得る方が、操作性及び結晶の固液分離性の改善の観点か
ら一層効果的である事実が認められた。
化の主たる原因が中和により生じた塩を始めとする共存
不純物の晶析阻害効果にあることを突き止めた。そこ
で、冷却を開始する以前に、比較的純度の高いα−AP
Mを中和液に加えて、不純物の相対的な濃度を低減する
か、或は再晶析、電気透析や逆浸透膜による脱塩操作を
付加することによって、大幅な漉過性向上が達成され、
加えて得られた乾燥製品の粉体物性も改善されることが
判明した。
APMの工業生産の実プロセスに適用することによっ
て、前記問題点を全て解消し、所要設備やエネルギー、
作業要員の削減を含む大幅な工程合理化を達成して、遂
に本発明を完成させるに至った。
基で等電点中和してα−APMを製造する方法におい
て、水性媒体中、(イ)α−APMの中和終了時の濃度
が3ないし10%の範囲となるよう濃度設定し、(ロ)
液温50ないし80℃の範囲で撹拌下に中和を行って、
(ハ)得られた中和液を冷却することによってα−AP
Mの結晶を析出せしめることを特徴とするα−APMの
製造方法である。
塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩または燐酸塩などの鉱酸
塩であるが、特に塩酸塩が用いられることが多い。
塩は水性溶液または懸濁液として中和に供されるが、溶
媒としては水または水と混和する有機溶剤と水の混合溶
媒が適当である。中和に伴って一時α−APM(酸付加
塩)の溶解度は増加するので、中和開始の時点でことさ
ら酸付加塩結晶が全量溶解している必要はない。
などの水酸化アルカリ、炭酸ナトリウムなどの炭酸また
は重炭酸アルカリ、アンモニア及びその他の有機アミン
が使用できるが、中和時のα−APMの分解抑制及び価
格や扱い易さの点から、炭酸ナトリウムまたはアンモニ
アが水溶液として多用される。塩基の使用量としては、
α−APMの酸付加塩溶液を、α−APMの等電点にす
るのに必要な量である。
度設定については中和剤による水の増分をも考慮し、細
心の注意が必要である。つまり、低濃度でありすぎれば
晶析時の収率低下を招くし、検討の結果、晶析時の初濃
度がα−APMとして3%以下になると、漉過性も急激
に悪くなることが明らかになった。そこで、晶析開始時
のα−APM濃度としては3%以上、温度としてはこの
濃度で殆ど結晶析出の認められない50℃以上であるこ
とが必要である。逆に高濃度でありすぎれば中和時に過
剰の結晶析出が生じる。中和終了時に少量の結晶が析出
していることは、本発明のメリットを著しく損なうもの
ではないが、発明の効果を最も享受し得るのは、中和終
了時に、或は少なくとも晶析開始時に、結晶が未析出の
状態にある場合である。そこで晶析開始時のα−APM
濃度を高く設定する場合には、液の温度をそれに見合っ
た高い温度にしなければならない。ところが、α−AP
Mは水性溶媒に溶存した状態では、高温下での安定性に
問題があり、加水分解並びに分子内環化反応によってα
−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン(以下、α
−APと略記する)やジケトピペラジン化合物(以下D
KPと略記する)を生成する。こうした分解反応は、収
率や品質を低下させるので、生産上好ましいことではな
い。この分解を抑制する観点より、温度上限は80℃、
α−APM濃度はその温度での溶解度である10%以下
に設定するのがよい。ただし、中和の過程で、遊離の酸
が多量に存在する低pH領域では、高温下で加水分解に
よるα−APが生成しがちなので、pHがα−APMの
酸付加物としての等電点を僅かに上回る(例えば塩酸塩
の場合はpH=2.5程度)までは、液温は40℃以下
とすることが望ましい。α−APMの酸付加物としての
等電点近傍での溶解度は顕著に高いので(例えばα−A
PM塩酸塩の場合、30℃の温度で10%以上の溶解度
を示す)、この段階で結晶の析出を懸念する必要は特に
ない。そして、その後昇温を行いながら、または昇温し
た後に、中和をα−APMの等電点まで継続して行えば
良い。なお、中和剤として炭酸ナトリウム水溶液などを
用いた場合、中和後にα−APMの分解が著しく進行し
ない範囲で、中和液を高温下に保持するのは、液中の炭
酸ガスを放出して、晶析工程での操作性を高めるので好
適である。
一の装置を用いてもよいが、装置材質の観点から、別の
より低級材質の装置を用いるのが設備上効率的である。
例えば、工業晶析装置として広く多用されている、撹拌
槽型、ドラフトチューブバッフル型、クリスタルーオス
ロ型あるいはこれらの改良型を用いることが出来る。こ
れらの装置をその本来の操作法であるところの、強制流
動条件下に運転を行えば、冷却により一般にスラリーと
呼ばれる流動性のある結晶浮遊懸濁液が得られる。この
場合も、中和により直ちに結晶を析出せしめた場合に比
べて、操作性、結晶の漉過性の点で優れていることは勿
論であるが、より一層の改善を図るためには、冷却を無
撹拌、間欠撹拌または微弱な強制流動の下に行い、中和
液の全体もしくはその一部をシャーベット状の疑似固相
として得ることが望ましい。ただし、この場合冷却に要
する時間が、充分な強制流動を伴う場合に比較して長く
なりがちで、かつ内部に温度分布が生じるので、α−A
PMの分解抑制や生産性の観点などからも、被冷却体と
冷却面の最大距離は、あまり大きくならないように留意
すべきである。従って、この場合には前述の一般的な工
業晶析装置を無撹拌、低速撹拌または間欠撹拌の運転条
件下に使用してもよいが、より好ましくは、液量に対し
て大きな伝熱面が確保され、被冷却体と冷却面の最大距
離が500mm以下となるように設計された装置を用い
る。疑似固相形成後はそのまま冷却を続け、及び/又は
強制流動下に疑似固相を解砕して必要により更に冷却を
行って、母液中の残余のα−APMを回収することも出
来る。
物の中和及びα−APMの晶析工程における操作上の問
題点は、ほぼ解決されるが、最終的に得られるα−AP
M結晶の固液分離性並びに粉体物性については、晶析の
前段階で共存する不純物を選択的に除去することよって
更に飛躍的に改善される。α−APMの結晶成長を阻害
する共存不純物としては、中和によって生じた塩の効果
がとりわけ絶大である。塩は使用した酸、塩基の種類に
よって異なる(例えば酸として塩酸、塩基として炭酸ナ
トリウムを用いた場合は塩化ナトリウムであり、酸とし
て臭化水素酸、塩基としてアンモニアを用いた場合は臭
化アンモニウムとなる)が、α−APM晶析の阻害効果
に関してはいずれもほぼ同等であり、液中僅か1%程度
存在することにより、α−APM結晶の結晶成長に影響
を及ぼす。
法としては、例えば再晶析が有効である。即ち、中和後
に行われる第1回目の晶析で得られた結晶を水性溶媒に
高温下で再度溶解し、これを冷却して結晶を析出させ
る。第1回目、第2回目、いずれの晶析工程も、前記し
た操作方式のうちどちらを採用しても良いが、少なくと
も第2回目の晶析については、シャーベット状の疑似固
相を形成させる方法を採用することが好ましい。
または電気透析処理に付することにより、脱塩を行うこ
とも晶析操作を一度で済ませられるので効果的である。
この場合、中和液の脱塩操作と濃縮を同時に行うことも
あるので、その最終のα−APMの濃度が3ないし10
%の範囲となっていれば良く、中和終了時にはこれより
低濃度であっても構わない。又、脱塩は好ましくは、操
作開始時に存在する塩の少なくとも50%以上を除去す
ると、分離性改善の点で大変有効である。
APMの結晶性を改善することも出来る。塩の効果は、
α−APM濃度との相対比で発現するので、中和前、中
和時、または中和後に、中和液(またはα−APM酸付
加物溶液)に比較的純度の高いα−APMの溶液、及び
/または結晶を添加し、必要に応じて更に水を加えて、
混合溶解せしめ、その濃度を3ないし10%の範囲とな
るよう調整した後に、冷却して晶析行う。添加するα−
APMとしては、その由来は問わないが、本発明の方法
によって得られたα−APM分離結晶の一部を湿潤状態
のまま、次バッチの酸付加物中和に際して使用するとよ
り効率的である。α−APM結晶の添加量としては、多
いほど効果的であるが、生産性の観点から、酸付加物と
等モル量以下とするのが適当である。
として、特にリッタースケール以上でα−APM酸付加
塩を塩基によって中和しα−APMを製造する方法にお
いて、中和時の液の流動性などの操作性も著しく改善さ
れ、更に得られるα−APM結晶の固液分離性や粉体特
性などの性状が大幅に向上し、工程が簡略化されるの
で、実用上価値の高い方法である。
する。なお、実施例中のα−APM結晶の漉過性評価試
験は以下の方法によった。
ー1Lをサンプリングし、トップフィード方式の吸引漉
過器(リーフテスター)で漉過を行った。漉過の差圧は
70mmHgで、漉過期間中一定となるよう調整した。
漉過の開始から一定時間毎に漉液量V[cm3]を測定
し、漉液量を横軸に、漉過の経過時間θ[sec]を漉
液量で割った値θ/Vを縦軸にとり直線の傾きK[se
c/ml2]を最少2乗法で求めた。スラリー中の結晶
総量[g]をスラリー中の全液体総量[cm3]で割っ
た値をC′とし、以下の式に代入した。なお漉過面積A
は93[cm3]、漉液の粘度μは0.0135[g/
cm・sec]であった。このようにして算出されたケ
ーキ比抵抗αは、漉過しやすさの目安となり、その値が
小さいほど漉過は容易である。
m2]=ΔP[mmHg]×1333.22 A=漉過面積[cm2] C′=スラリー中の液体成分単位体積当たりの結晶重量
[g/cm3]=乾燥ケーキ重量[g]/(湿ケーキ重
量[g]−乾燥ケーキ重量[g]+最終漉液量[c
m3]) とする。
量2Lのジャケット付きセパラブルフラスコに入れ、翼
径10cm錨型の攪拌機をセットし250rpmで撹拌
を行い、ジャケット内に温水を循環させて内部を27℃
に保ち、APM塩酸塩湿結晶150gを溶解した。これ
に150mM Na2CO3水溶液を添加し、pH2.
5に調整した後、55℃に昇温した。更にNa2CO3
水溶液でpH4.9に調整して、65℃に昇温した。α
−APMの濃度は4.2g/dlであった。250rp
mで撹拌を続けたまま5℃の冷却水をジャケット内に流
して撹拌晶析行い、系内温度が9℃になるまで冷却を続
けた。冷却途中に結晶の析出による撹拌状態の悪化は認
められず、良好な操作状態が確保された。漉過比抵抗:
4.6×1010m/kgの分離性の良いスラリーを得
た。
ながら、ジャケット内に温水を循環させて内部を27℃
に保ち、1900mlの水にAPM塩酸塩湿結晶240
gを溶解した。このときのα−APM濃度は7.3g/
dlであった。この溶液を27℃に保ったまま16%炭
酸ナトリウムを一定速度(7ml/分)で滴下した。中
和終了(pH4.9)までの予定時間は30分であった
が、結晶析出(pH3.0、16分後)にともない液の
流動性がなくなり、実験開始から21分後に撹拌が停止
した。フラスコ内は固まっていた。
gを1900mlの水に溶解し、28℃に昇温した。こ
の液中にはα−APMを4.6g/dlで含んでいた。
400rpmで撹拌を行いながら150mM Na2C
O3水溶液130mlをマイクロポンプを用いて6時間
かけて滴下し、最終的にpH4.9まで中和を行った。
pH3.1付近で急激な結晶の析出が起り攪拌が困難に
なったが、辛うじて撹拌は行われた。9℃まで冷却し得
られたスラリーを直径4.7インチの遠心分離器で38
00rpm、5分間脱水を行った。漉過比抵抗:1.1
×1011m/kg、結晶水分65%の非常に取り扱い
の困難なものであった。
量2Lのジャケット付きセパラブルフラスコに入れ、錨
型の攪拌機をセットし250rpmで撹拌を行い、ジャ
ケット内に温水を循環させて内部を28℃に保ち、AP
M塩酸塩湿結晶150gを溶解した。150mM Na
2CO3水溶液を用いて撹拌下にpH2.5に調整した
後、55℃に昇温した。更にNa2CO3水溶液でpH
4.9に調整して、65℃に昇温した。α−APMの濃
度は4.6g/dlであった。撹拌を停止してから、ジ
ャケットに5℃の冷水を循環させた。60分間無撹拌状
態で冷却を続けた結果、中和液全体がシャーベット相と
なった。その後200rpmで撹拌を行い、内部温度が
7℃になるまで冷却を続けた。得られたスラリーを直径
4.7インチの遠心分離器で3800rpm、5分間脱
水を行った。スラリーの漉過比抵抗:2.8×109m
/kg、結晶水分47%の分離性の非常に優れたものが
得られた。
lを取り、27℃に保温し200rpmで撹拌下、28
%NH4OHを添加してpH3.0に調整した。この溶
液を55℃に昇温して28%NH4OHによりpH4・
9に調整した。この脱色液中にはα−APMを4.2g
/dl含んでいた。撹拌を停止した後、5℃の冷却水を
ジャケット内に流して冷却を行った。フラスコ内部に
は、全体的にシャーベット相が生成した。50分後に2
00rpmで撹拌を開始し、内部温度が7.5℃になる
まで冷却を続けた。得られたスラリーを直径4.7イン
チの遠心分離器で3800rpm、5分間脱水を行っ
た。漉過比抵抗:3.1×109m/kg、結晶水分4
6%の分離性の良いスラリーが得られた。
を1760mlの水に溶解し、150mM Na2CO
3水溶液で同様の中和操作を行い、活性炭で脱色処理を
した水溶液を分析したところ、α−APMを2.4g/
dl含んでいた。この水溶液を68℃に昇温し1時間放
置後に、撹拌を停止して外部ジャケットに5℃の冷却水
を流し、静置晶析を行った。3時間無撹拌状態で冷却を
続けたのち200rpmで撹拌を行い、内部温度が7℃
になるまで冷却を続けた。得られたスラリーを直径4.
7インチの遠心分離器で3800rpm、5分間脱水を
行った。漉過比抵抗:1.3×1010m/kg、結晶
水分72%の実施例2と比較して分離性の非常に悪いス
ラリーであった。
結晶24kgを320Lの水に溶解し、36℃に昇温し
て撹拌を行いながら28%NH4OH水溶液1.3Lを
用いてpH2.5に調整した。更に65.5℃に昇温し
28%NH4OH水溶液3.0Lを用いてpH4.9に
調整した。4.9g/dlのα−APMが含まれていた
この水溶液中を、内径400mm、全長3000mmの
円筒状の撹拌装置を持たないジャッケット付き晶析管に
移し、ジャケット内に3.5時間、−5℃の冷却水を流
した。晶析管の底面を開け撹拌装置付きの晶析槽に移
し、5℃になるまで一晩攪拌をしながら冷却を続けた。
晶析管の底面を開けて結晶を移す際、晶析管壁面への結
晶の固結は見られず、非常に良好な排出が行われた。こ
うして得られたスラリー350Lを直径36インチ、容
量92Lの遠心分離器で分離する際、スラリーのチャー
ジに僅か3分しか必要としなかった。更に回転数110
0rpm、遠心効果600Gで30分間脱水を行った。
スラリーの漉過比抵抗:1.7×109m/kg、結晶
水分38%の分離性の非常に優れるものが得られた。
いて、あらかじめ35℃に昇温しておいた300Lの水
にAPM塩酸塩湿結晶25kgを溶解した。撹拌を行い
ながら15%Na2CO3水溶液5Lを用いてpH2.
5に調整した。60℃に昇温した後更に15%Na2C
O3水溶液29Lを用いてpH4.9に調整した。これ
を65.5℃に昇温した後、撹拌を行いながらジャケッ
ト中に−5℃の冷却水を流し、1晩撹拌晶析を続けた。
こうして得られたスラリーの漉過比抵抗は4.0×10
10m/kgであり、直径4.7インチの遠心分離器で
3800rpm、5分間脱水を行った結果、結晶水分5
0%であった。これを遠心分離して得られた湿APM粗
結晶35kgをあらかじめ65℃に昇温しておいた30
0Lの水に再溶解した。この液中には5.0g/dlの
α−APMを含んでいた。実施例4と同様の内径400
mm、全長3000mmの円筒状のジャケット付き晶析
管に移し、ジャケット内に3.5時間、−5℃の冷却水
を流した。晶析管の底面を開け撹拌装置付きの晶析槽に
移し、3℃になるまで一晩撹拌をしながら冷却を続け
た。晶析管の底面を開けて結晶を移す際、晶析管壁面へ
の結晶の固結は見られず、非常に良好な排出が行われ
た。こうして得られたスラリー330Lを直径36イン
チ、容量92Lの遠心分離器で分離する際、スラリーの
チャージに僅か3分しか必要としなかった。更に回転数
1100rpm、遠心効果600Gで30分間脱水を行
った。スラリーの漉過比抵抗:2.7×108m/k
g、結晶水分28%の分離性の非常に優れたものが得ら
れた。
lを取り、27℃に保温し200rpmで撹拌下、28
%NH4OHを添加してpH2.5に調整した。この溶
液を55℃に昇温して28%NH4OHによりpH4.
9に調整した。実施例1と同様にして取り上げた。α−
APM結晶の一部(28g)を365mlの脱イオン水
に溶解し中和液に加え、α−APMを5.2g/dl含
んだ水溶液を得た。この水溶液を68℃に加熱し撹拌を
停止してから外部ジャケットに5℃の冷却水を流した。
1時間無撹拌状態で冷却を続けたのち200rpmで撹
拌を行い、内部温度が7℃になるまで冷却を続けた。得
られたスラリーを直径4.7インチの遠心分離器で38
00rpm、5分間脱水を行った。漉過比抵抗:2.4
×109m/kg、結晶水分35%の分離性の非常に良
好なスラリーであった。
を取り、27℃に保温し200rpmで撹拌しながら、
28%NH4OHを添加してpH2.5に調整した。こ
の溶液を55℃に昇温して28%NH4OHによりpH
4.9に調整した。実施例1と同様にして取り上げたα
−APM結晶(56g)を730mlの脱イオン水に溶
解し中和液に加えたところ、α−APMを4.9g/d
l含んだ水溶液を得た。この水溶液を68℃に加熱し撹
拌を停止して外部ジャケットに5℃の冷却水を流し、静
置晶析を行った。1時間無撹拌状態で冷却を続けたのち
200rpmで撹拌を行い、内部温度が7℃になるまで
冷却を続けた。漉過比抵抗:1.1×109m/kg、
結晶水分34%の分離性の非常に良好なスラリーであっ
た。
塩酸塩1200gを30Lの水に投入し、30℃下で撹
拌、溶解させた。撹拌を続けたまま、ここに24wt%
のNa2CO3水溶液を155ml加え、溶液のpHを
2.5としてから、液温を50℃まで上昇させた。ここ
でさらに24wt%のNa2CO3水溶液を595ml
加えて、最終的な溶液のpHを4.9とした。中和液内
のα−APMの濃度は2.2%、NaClの濃度は0.
76%であった。
ルーズ逆浸透処理を行った。膜としては、帝人エンジニ
アリング社製のスパイラル型ルーズ逆浸透膜モジュール
(膜面積2.4m2)を用いた。原液タンクに張り込ま
れた中和液を操作圧力14kgf・cm−2で膜モジュ
ールに供給して、膜を透過した液は系外に出し、透過し
なかった液は原液タンクに戻すという回分式の脱塩を行
った。原液タンク内の液量が初めの1/1.5になった
時点で水を10L加え全体量を30Lに戻してから再び
液量を1/1.5にするという透析濾過を行ったとこ
ろ、最終的に中和終了時の55%のNaClが除去され
た。α−APMの回収率は96%であった。ルーズ逆浸
透処理後の液の容量は20Lで、その中のα−APMの
濃度は3.2%、NaClの濃度は0.51%であっ
た。
の容器にとり65℃まで昇温し、5℃の冷却水を用い、
無撹拌状態で2時間晶析を行った。容器の内部はほぼ全
体的にシャーベット相になっており、攪拌機による撹拌
を1時間行い最終的に5℃まで冷却して得られた結晶
は、漉過比抵抗:1.5×109m/kgであり、直径
4.7インチの遠心分離器で3800rpm、5分間脱
水を行った湿結晶は、水分53%を含んでおり、分離性
の非常に良好なスラリーであった。
Claims (9)
- 【請求項1】 α−L−アスパルチル−L−フェニルア
ラニンメチルエステルの酸付加塩を塩基で等電点中和し
てα−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチル
エステルを製造する方法において、水性媒体中、(イ)
α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエ
ステルの中和終了時の濃度が3ないし10%の範囲とな
るよう濃度設定し、(ロ)液温50ないし80℃の範囲
で撹拌下に中和を行って、または中和後に昇温して、
(ハ)得られた中和液を冷却することによってα−L−
アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの
結晶を析出せしめることを特徴とするα−L、アスパル
チル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方
法。 - 【請求項2】 中和時に、pH2.5までは液温40℃
以下で中和を行い、その後昇温しなから、もしくは昇温
した後に、継続して中和を行う請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 中和液の冷却を撹拌下に行い、流動性の
ある結晶浮遊懸濁液を得る請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 中和液の冷却を無撹拌もしくは撹拌下に
行い、液全体もしくはその一部をシャーベット状疑似固
相として得る請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 中和前、中和時、または中和後にα−L
−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル
の溶液、及び/または結晶を添加し、必要に応じて更に
水を加えて、混合溶解せしめ、その濃度を3ないし10
%の範囲となるよう調整した後に、冷却を行う請求項1
ないし請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 中和後、透析処理により脱塩操作を行う
請求項1ないし請求項4記載の方法。 - 【請求項7】 中和終了時に存在する塩の50%以上を
除去する請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 中和後、晶析を行い、得られたα−L−
アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルを
再度溶解して、その液を無撹拌もしくは撹拌下に冷却せ
しめ、液全体もしくはその一部をシャーベット状疑似固
相として得ることを特徴とするα−L−アスパルチル−
L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方法。 - 【請求項9】 α−L−アスパルチル−L−フェニルア
ラニンメチルエステルの酸付加塩が塩酸塩である請求項
1ないし請求項7記載の方法。
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