JPH05191092A - 電子部品の拘持ヘッド - Google Patents

電子部品の拘持ヘッド

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Publication number
JPH05191092A
JPH05191092A JP4001864A JP186492A JPH05191092A JP H05191092 A JPH05191092 A JP H05191092A JP 4001864 A JP4001864 A JP 4001864A JP 186492 A JP186492 A JP 186492A JP H05191092 A JPH05191092 A JP H05191092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
holding head
recess
cup body
suction cup
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4001864A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kobayashi
泰 小林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品特に放熱体付電子部品を持ち上げる
べく、ロボットハンドの先端部に装着する拘持ヘッドに
関し、放熱体が搭載されていない電子部品は勿論のこ
と、放熱体付電子部品もまた持ち上げ運搬し得ることを
目的とする。 【構成】 真空ポンプを駆動することで、電子部品に吸
着する拘持ヘッドであって、ロボットハンド30の先端部
に装着される吸着盤本体21と、吸着盤本体21の下部に設
けた弾力ある角形スカート22と、下方が開口する如く吸
着盤本体21の下部に設けられ、4側面が該角形スカート
22により囲まれてなる凹部25と、一端が吸着盤本体21の
上部に連結されて凹部25に連通し、他端を真空ポンプに
連結するチューブ23とを備え、角形スカート22は、ロボ
ットハンド30を駆動し吸着盤本体21を降下することで、
内側面が電子部品1のパッケージ周縁4に密接するもの
である構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品特に放熱体付
電子部品を持ち上げるべく、ロボットハンドの先端部に
装着する拘持ヘッドに関する。
【0002】プリント板に電子部品を表面実装するに
は、電子部品のリードを対応するパッドに仮載置し、リ
フロー半田付けしている。この際、ロボットハンドによ
り電子部品を、プリント板の所定の位置に運搬し仮搭載
している。
【0003】
【従来の技術】図4は従来の電子部品の拘持ヘッドの断
面図である。図4において、1は、図示省略したプリン
ト板に表面実装する電子部品であって、パッケージの両
側面にリード2が配列している。
【0004】10は、電子部品をプリント板に搭載する際
に用いる拘持ヘッドである。拘持ヘッド10は、下部に下
方が開口する凹部15を有し、上部がロボットハンド30に
より保持される弾力あるゴム材よりなる吸着盤11と、一
端が吸着盤11の上部に連結されて凹部15に連通し、他端
が図示省略した真空ポンプに連結するチューブ13とで構
成されている。
【0005】上述の拘持ヘッド10は、ロボットハンド30
を駆動して吸着盤11の下部、即ち凹部15の開口端面を電
子部品1のパッケージ上面3に押圧した後に、真空ポン
プを駆動すると凹部15内が減圧となる。
【0006】したがって、拘持ヘッド10に電子部品1が
吸引されるので、ロボットハンド30により電子部品1を
所望の個所に運搬することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、LSIのよ
うな電子部品は発熱が多量であるので、図5に図示した
ように、上部に短冊形の放熱フィン6が配列した放熱体
5を、電子部品1のパッケージ上面3に搭載し、冷却性
能の向上をはかっている。
【0008】したがって、吸着盤をパッケージ上面に吸
着させる従来構造の拘持ヘッドは、パッケージ上面に放
熱体が搭載されているので、放熱体付電子部品を持ち上
げることが出来ないという問題点があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、放熱体が搭載されていない電子部品は勿論のこ
と、放熱体付電子部品もまた持ち上げ運搬し得る電子部
品の拘持ヘッドを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に図示したように、ロボットハンド
30の先端部に装着される吸着盤本体21と、吸着盤本体21
の下部に設けた弾力ある角形スカート22と、下方が開口
する如く吸着盤本体21の下部に設けた、4側面が角形ス
カート22により囲まれてなる凹部25と、一端が吸着盤本
体21の上部に連結されて凹部25に連通し、他端を真空ポ
ンプに連結するチューブ23とを備えた構成とする。
【0011】そして、 角形スカート22は、ロボットハ
ンド30を駆動し吸着盤本体21を降下することで、内側面
が電子部品1のパッケージ周縁4に密接する構造とす
る。或いはまた図3に例示したように、中央部の上部に
チューブ23を接続する管部28A を有し、下面が放熱体付
電子部品の放熱体5の上端面に当接する金属天井板28
を、吸着盤本体21の凹部25の天井部に設けた構成とす
る。
【0012】
【作用】ロボットハンドを駆動し拘持ヘッドを降下させ
ると、角形スカートの4辺の内側面のそれぞれが、電子
部品の対応するパッケージ周縁に密接し、凹部25の開口
が電子部品のパッケージ上面で塞がれる。
【0013】この時点で真空ポンプを駆動すると凹部内
が減圧になるので、角形スカートが内側に吸引されて、
パッケージ周縁に密着し気密が保たれる。よって、電子
部品が拘持ヘッドに吸着する。
【0014】また、請求項2の発明によれば、金属天井
板の下面が放熱体の上端面に当接した状態、即ち金属天
井板とリードの着座面とが平行した状態で電子部品が拘
持ヘッドに吸着する。
【0015】よって、傾くことなく電子部品が望ましい
姿態で拘持ヘッドに保持されるので、プリント板のパッ
ドにリードの着座部を位置合わせた後に、電子部品の保
持を開放すると、それぞれのリードの着座部が確実に対
応するリードの上面に載置される。
【0016】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0017】図1は本発明の実施例の断面図、図2は本
発明の作用を説明する図、図3は本発明の他の実施例の
断面図である。図1,2において、21は、弾性あるゴム
材よりなる角板状の吸着盤本体であって、上部はロボッ
トハンド30の先端部に固着されている。また、この吸着
盤本体21の軸心孔に、チューブ23を連結しチューブ23の
他方の端末を、図示省略した真空ポンプに連結してい
る。
【0018】22は、下方が末広がりに角形に広がった、
肉厚が薄い弾性あるゴム材よりなる角形スカートであ
る。この角形スカート22は、上側縁が吸着盤本体21の下
部に連結するように、吸着盤本体21と一体に構成された
ものである。
【0019】また、角形スカート22の下部開口の平面視
形状は、電子部品のパッケージの平面視形状に相似でそ
れよりも僅かに大きい。したがって、吸着盤本体21の下
部には、4側面が角形スカート22により囲まれて下方が
開口し、上部がチューブ23に連通する凹部25が形成され
ている。
【0020】一方、図示省略したプリント板に表面実装
する電子部品1は、放熱体付電子部品であって、パッケ
ージ上部に短冊形の放熱フィン6が配列した放熱体5
を、搭載している。
【0021】この電子部品1は、リード2の着座部を下
にした状態で、電子部品を保管するケース等からガイド
レールを経て所定の位置に自動搬出される。本発明の拘
持ヘッド20は上述のように構成されているので、ロボッ
トハンド30を駆動して、拘持ヘッド20を電子部品1の直
上に移動し、次に拘持ヘッド20を拘持ヘッドを降下させ
ると、角形スカート22の4辺の内側面のそれぞれが、電
子部品1の対応するパッケージ周縁4に密接し、凹部25
の開口が電子部品1のパッケージ上面で塞がれる。
【0022】この時点で真空ポンプを駆動すると凹部25
が減圧となるので、図2に図示したように、角形スカー
ト22が内側即ち凹部25の中心部方向にに吸引され、角形
スカート22の下部の内側面がパッケージ周縁4に密着
し、さらに真空ポンプにより凹部25内の空気が吸引さ
れ、減圧度が高くなることで、電子部品1が拘持ヘッド
20に吸着する。
【0023】したがって、ロボットハンド30を上昇する
と電子部品1が持ち上げられ、電子部品1をプリント板
上の所定の位置に運搬することができる。なお、上述の
ように、角形スカート22がパッケージ周縁4に密着する
ことは放熱体5の有無とは関係がない。即ち本発明の拘
持ヘッドは、放熱体が搭載されていない電子部品は勿論
のこと、放熱体付電子部品もまた持ち上げ運搬し得るも
のである。
【0024】図3において、28は、中央部の上部にチュ
ーブ23を接続する管部28A を有する、例えばアルミニウ
ム等よりなる角板状の金属天井板である。このような金
属天井板28を、吸着盤本体21の凹部25に嵌挿し、上面を
吸着盤本体21の下面に密接させて、接着剤等で固着して
金属天井板28と吸着盤本体21とを一体にしている。
【0025】そして金属天井板28の管部28A が鉛直にな
るように、管部28A をロボットハンド30に固着すること
で、拘持ヘッドをロボットハンド30に装着している。し
たがって、ロボットハンド30を駆動して、拘持ヘッドを
電子部品1の直上に移動し、拘持ヘッドを降下させる
と、金属天井板28の下面に放熱体5の放熱フィン上端面
6Aが当接した状態(即ち、金属天井板とリードの着座面
とが平行した状態)で角形スカート22の4辺の内側面の
それぞれが、電子部品1の対応するパッケージ周縁4に
密接し凹部25の開口が電子部品1のパッケージ上面で塞
がれる。
【0026】この時点で真空ポンプを駆動すると、角形
スカート22の下部の内側面がパッケージ周縁4に密着
し、電子部品1が拘持ヘッドに吸着する。上述のよう
に、傾くことなく電子部品1が望ましい姿態で拘持ヘッ
ドに保持されるので、プリント板のパッドとリードの着
座部との位置合わせ精度がより確実とてる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、放熱体が
搭載されていない電子部品は勿論のこと、放熱体付電子
部品もまた持ち上げ運搬し得るという、実用上で優れた
効果を有する。
【0028】また、吸着盤本体と金属天井板とを一体化
した拘持ヘッドは、所定の把持姿態で電子部品を吸着し
得るというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の断面図
【図2】 本発明の作用を説明する図
【図3】 本発明の他の実施例の断面図
【図4】 従来例の断面図
【図5】 放熱体付電子部品の斜視図
【符号の説明】
1 電子部品 2 リード 3 パッケージ上面 4 パッケージ
周縁 5 放熱体 6 放熱フィン 6A 放熱フィン上端面 10,20 拘持ヘ
ッド 11 吸着盤 15,25 凹部 13,23 チューブ 21 吸着盤本体 22 角形スカート 28 金属天井板 30 ロボットハンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプを駆動することで、電子部品
    に吸着する拘持ヘッドであって、 ロボットハンド(30)の先端部に装着される吸着盤本体(2
    1)と、 該吸着盤本体(21)の下部に設けた弾力ある角形スカート
    (22)と、 下方が開口する如く該吸着盤本体(21)の下部に設けら
    れ、4側面が該角形スカート(22)により囲まれてなる凹
    部(25)と、 一端が該吸着盤本体(21)の上部に連結されて該凹部(25)
    に連通し、他端を該真空ポンプに連結するチューブ(23)
    とを備え、 該角形スカート(22)は、該ロボットハンド(30)を駆動し
    該吸着盤本体(21)を降下することで、内側面が電子部品
    (1) のパッケージ周縁(4) に密接するものであることを
    特徴とする電子部品の拘持ヘッド。
  2. 【請求項2】 中央部の上部にチューブ(23)を接続する
    管部(28A) を有し、下面が放熱体付電子部品の放熱体
    (5) の上端面に当接する金属天井板(28)を、吸着盤本体
    (21)の凹部(25)の天井部に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の電子部品の拘持ヘッド。
JP4001864A 1992-01-09 1992-01-09 電子部品の拘持ヘッド Withdrawn JPH05191092A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4001864A JPH05191092A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 電子部品の拘持ヘッド

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JP4001864A JPH05191092A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 電子部品の拘持ヘッド

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JPH05191092A true JPH05191092A (ja) 1993-07-30

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ID=11513417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4001864A Withdrawn JPH05191092A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 電子部品の拘持ヘッド

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JP (1) JPH05191092A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5467525A (en) * 1994-03-14 1995-11-21 Motorola, Inc. Apparatus for picking and placing components using a morphing vacuum tip
CN105619064A (zh) * 2016-03-23 2016-06-01 泰马克精密铸造(苏州)有限公司 瓶盖塞垫装置的垫片偏移修正机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408