JPH11123686A - バキュームピンセット用アタッチメント - Google Patents
バキュームピンセット用アタッチメントInfo
- Publication number
- JPH11123686A JPH11123686A JP30953197A JP30953197A JPH11123686A JP H11123686 A JPH11123686 A JP H11123686A JP 30953197 A JP30953197 A JP 30953197A JP 30953197 A JP30953197 A JP 30953197A JP H11123686 A JPH11123686 A JP H11123686A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lifted
- vacuum tweezers
- attachment
- nozzle
- tip
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 弾性のあるアタッチメントをノズル先端に取
り付けることによって、上述のような被持ち上げ物の傷
つき、変形、破損、汚染を防止せんとするものである。 【解決手段】 バキュームピンセットのノズル先端に嵌
合装着するための装着部とこの装着部41の端部に連接
し、被持ち上げ部品と接触する緩衝部42と、前記装着
部より緩衝部に貫通し、空気を吸入するための吸入路4
3とを有することを特徴とする。 【効果】 バキュームピンセットのノズルに弾性のある
緩衝部を設けた本発明のアタッチメントを装着すること
によって、被持ち上げ物を傷つけ、変形させ、破損させ
ることがなく、また汚染させずに被持ち上げ物を吸引支
持可能になるという利点がある。
り付けることによって、上述のような被持ち上げ物の傷
つき、変形、破損、汚染を防止せんとするものである。 【解決手段】 バキュームピンセットのノズル先端に嵌
合装着するための装着部とこの装着部41の端部に連接
し、被持ち上げ部品と接触する緩衝部42と、前記装着
部より緩衝部に貫通し、空気を吸入するための吸入路4
3とを有することを特徴とする。 【効果】 バキュームピンセットのノズルに弾性のある
緩衝部を設けた本発明のアタッチメントを装着すること
によって、被持ち上げ物を傷つけ、変形させ、破損させ
ることがなく、また汚染させずに被持ち上げ物を吸引支
持可能になるという利点がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバキュームピンセット用
アタッチメント、さらに詳細には被持ち上げ物に傷など
をつけることなく、吸引支持可能なバキュームピンセッ
ト用アタッチメントに関する。
アタッチメント、さらに詳細には被持ち上げ物に傷など
をつけることなく、吸引支持可能なバキュームピンセッ
ト用アタッチメントに関する。
【0002】
【従来技術及び問題点】バキュームピンセットは、図4
に示すように棒状のバキュームピンセット本体1の先端
部に中空のノズル2を有しており、このノズル2より空
気を吸引することによって、半導体チップ部品あるいは
ICなどの軽量で極薄の被持ち上げ物3を吸引して持ち
上げるために使用される。
に示すように棒状のバキュームピンセット本体1の先端
部に中空のノズル2を有しており、このノズル2より空
気を吸引することによって、半導体チップ部品あるいは
ICなどの軽量で極薄の被持ち上げ物3を吸引して持ち
上げるために使用される。
【0003】前述のようなバキュームピンセットのノズ
ル2は、一般的に金属であり、固いため、被持ち上げ物
3の材質が脆弱な場合には、前記被持ち上げ物3の表面
を傷つけたり、変形させたり、さらには破損させたり、
汚染を生じたりする恐れがあった。
ル2は、一般的に金属であり、固いため、被持ち上げ物
3の材質が脆弱な場合には、前記被持ち上げ物3の表面
を傷つけたり、変形させたり、さらには破損させたり、
汚染を生じたりする恐れがあった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、弾性のあるアタッチメントをノズル先端に取り
付けることによって、上述のような被持ち上げ物の傷つ
き、変形、破損、汚染を防止せんとするものである。
であり、弾性のあるアタッチメントをノズル先端に取り
付けることによって、上述のような被持ち上げ物の傷つ
き、変形、破損、汚染を防止せんとするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上述の問題点を解決す
るため、本発明によるバキュームピンセット用アタッチ
メントは、バキュームピンセットのノズル先端に嵌合装
着するための装着部とこの装着部の端部に連接し、被持
ち上げ部品と接触する緩衝部と、前記装着部より緩衝部
に貫通し、空気を吸入するための吸入路とを有すること
を特徴とする。
るため、本発明によるバキュームピンセット用アタッチ
メントは、バキュームピンセットのノズル先端に嵌合装
着するための装着部とこの装着部の端部に連接し、被持
ち上げ部品と接触する緩衝部と、前記装着部より緩衝部
に貫通し、空気を吸入するための吸入路とを有すること
を特徴とする。
【0006】本発明によればバキュームピンセットのノ
ズルに弾性のある緩衝部を設けた本発明のアタッチメン
トを装着することによって、被持ち上げ物を傷つけ、変
形させ、破損させることがなく、また汚染させずに被持
ち上げ物を吸引支持可能になるという利点がある。
ズルに弾性のある緩衝部を設けた本発明のアタッチメン
トを装着することによって、被持ち上げ物を傷つけ、変
形させ、破損させることがなく、また汚染させずに被持
ち上げ物を吸引支持可能になるという利点がある。
【0007】
【実施例】図1は本発明によるバキュームピンセット用
アタッチメントの断面図であり、図2はその斜視図であ
るが、これらの図より明らかなように、本発明によるバ
キュームピンセット用アタッチメント4は、バキューム
ピンセットの先端のノズル2に装着可能な装着部41を
有している。そして前記装着部41に連接して、前記装
着部41と垂直な方向に伸長する鍔状の緩衝部42が設
けられている。このような装着部41と緩衝部42は内
部にノズル2の吸入路21と連通する吸入路43が設け
られている。この実施例においては前記吸入路43にノ
ズル2の先端を嵌入することによって前記バキュームピ
ンセットにアタッチメント4を取り付けるようになって
いる。
アタッチメントの断面図であり、図2はその斜視図であ
るが、これらの図より明らかなように、本発明によるバ
キュームピンセット用アタッチメント4は、バキューム
ピンセットの先端のノズル2に装着可能な装着部41を
有している。そして前記装着部41に連接して、前記装
着部41と垂直な方向に伸長する鍔状の緩衝部42が設
けられている。このような装着部41と緩衝部42は内
部にノズル2の吸入路21と連通する吸入路43が設け
られている。この実施例においては前記吸入路43にノ
ズル2の先端を嵌入することによって前記バキュームピ
ンセットにアタッチメント4を取り付けるようになって
いる。
【0008】上述のように緩衝部42は、この実施例に
おいては鍔状に広がって形成されており、被持ち上げ物
3に面で接触して、被持ち上げ物の荷重が1箇所に偏在
しないようになっているが、これに限定されるものでは
なく、被持ち上げ物3を緩衝して柔らかく接触し、持ち
上げ可能であれば基本的に限定されるものではない。
おいては鍔状に広がって形成されており、被持ち上げ物
3に面で接触して、被持ち上げ物の荷重が1箇所に偏在
しないようになっているが、これに限定されるものでは
なく、被持ち上げ物3を緩衝して柔らかく接触し、持ち
上げ可能であれば基本的に限定されるものではない。
【0009】本発明においては、図3に示すように鍔状
の緩衝部42に突起部44を形成することが可能であ
る。このような突起部44は緩衝部42の被持ち上げ物
3が接触する面に全周にわたって設けられている。そし
て吸入路43はこの突起部44で囲まれた部分に開口し
ており、このため吸入路43より空気を吸引したとき減
圧した空間を形成することになる。この減圧した空間に
よって被持ち上げ物3を吸引支持するようになってい
る。このような突起部44を設けることにより、被持ち
上げ物3を離脱させるときに、バキュームピンセットの
吸引を停止すれば、前記空間に空気が流入して、容易に
被持ち上げ物が離脱するという利点がある。
の緩衝部42に突起部44を形成することが可能であ
る。このような突起部44は緩衝部42の被持ち上げ物
3が接触する面に全周にわたって設けられている。そし
て吸入路43はこの突起部44で囲まれた部分に開口し
ており、このため吸入路43より空気を吸引したとき減
圧した空間を形成することになる。この減圧した空間に
よって被持ち上げ物3を吸引支持するようになってい
る。このような突起部44を設けることにより、被持ち
上げ物3を離脱させるときに、バキュームピンセットの
吸引を停止すれば、前記空間に空気が流入して、容易に
被持ち上げ物が離脱するという利点がある。
【0010】上述のような緩衝部42および突起部44
は被持ち上げ物と柔らかく接触するように弾性体で製造
されるのが好ましい。
は被持ち上げ物と柔らかく接触するように弾性体で製造
されるのが好ましい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるバキュ
ームピンセット用アタッチメントによれば、バキューム
ピンセットのノズルに装着することによって、被持ち上
げ物を傷つけ、変形させ、破損させることがなく、また
汚染させずに被持ち上げ物を吸引支持可能になるという
利点がある。
ームピンセット用アタッチメントによれば、バキューム
ピンセットのノズルに装着することによって、被持ち上
げ物を傷つけ、変形させ、破損させることがなく、また
汚染させずに被持ち上げ物を吸引支持可能になるという
利点がある。
【図1】本発明によるバキュームピンセット用アタッチ
メントの一実施例の断面図。
メントの一実施例の断面図。
【図2】本発明によるバキュームピンセット用アタッチ
メントの一実施例の斜視図。
メントの一実施例の斜視図。
【図3】本発明によるバキュームピンセット用アタッチ
メントの他の実施例の断面図。
メントの他の実施例の断面図。
【図4】バキュームピンセットの側面図。
1 バキュームピンセット 2 ノズル 3 被持ち上げ物 4 バキュームピンセット用アタッチメント 41 装着部 42 緩衝部 43 吸入路 44 突起部
Claims (2)
- 【請求項1】 バキュームピンセットのノズル先端に嵌
合装着するための装着部とこの装着部の端部に連接し、
被持ち上げ物と接触する緩衝部と、前記装着部より緩衝
部に貫通し、空気を吸入するための吸入路とを有するこ
とを特徴とするバキュームピンセット用アタッチメン
ト。 - 【請求項2】 前記緩衝部の被持ち上げ物と接触する面
に前記吸入路の開口を取り巻くように全周にわたって突
起部を形成したことを特徴とする請求項1記載のバキュ
ームピンセット用アタッチメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30953197A JPH11123686A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | バキュームピンセット用アタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30953197A JPH11123686A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | バキュームピンセット用アタッチメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11123686A true JPH11123686A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17994144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30953197A Pending JPH11123686A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | バキュームピンセット用アタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11123686A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009154217A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Kyocera Corp | 真空吸着ノズル |
CZ302959B6 (cs) * | 2010-09-07 | 2012-01-25 | Technická univerzita v Liberci | Podtlakový úchopný prvek |
CN110436188A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-11-12 | 安徽韩华建材科技股份有限公司 | 一种复合地板转移装置 |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP30953197A patent/JPH11123686A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009154217A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Kyocera Corp | 真空吸着ノズル |
CZ302959B6 (cs) * | 2010-09-07 | 2012-01-25 | Technická univerzita v Liberci | Podtlakový úchopný prvek |
CN110436188A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-11-12 | 安徽韩华建材科技股份有限公司 | 一种复合地板转移装置 |
CN110436188B (zh) * | 2019-07-05 | 2024-05-17 | 安徽韩华建材科技股份有限公司 | 一种复合地板转移装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041022 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061006 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061017 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070612 |