JPH05190250A - 電気デバイスの製造方法 - Google Patents
電気デバイスの製造方法Info
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- JPH05190250A JPH05190250A JP4171482A JP17148292A JPH05190250A JP H05190250 A JPH05190250 A JP H05190250A JP 4171482 A JP4171482 A JP 4171482A JP 17148292 A JP17148292 A JP 17148292A JP H05190250 A JPH05190250 A JP H05190250A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D5/00—Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
- C25D5/48—After-treatment of electroplated surfaces
- C25D5/50—After-treatment of electroplated surfaces by heat-treatment
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 亀裂欠陥を有しない電着導電領域を含む電気
的デバイスの製造方法を提供する。 【構成】 合金の導電ストライプが電気メッキされた金
属ストリップからデバイスの接点部分を製造する場合、
型打ちおよび二次成形作業の際に、ストライプに亀裂部
分が発生する。一般的に、銅ブロンズ材料のような金属
ストリップ上のストライプ被膜はニッケル層、パラジウ
ムとニッケル、コバルト、砒素または銀との合金層およ
び硬質金のフラッシュメッキ層などである。型打ちおよ
び二次成形作業の前に、メッキストリップをアニーリン
グ処理することにより亀裂欠陥の発生を防止することが
できる。加熱処理後、ストライプには亀裂は全く存在せ
ず、また、ストライプとストリップとの連続層間の剥が
れも全く無かった。
的デバイスの製造方法を提供する。 【構成】 合金の導電ストライプが電気メッキされた金
属ストリップからデバイスの接点部分を製造する場合、
型打ちおよび二次成形作業の際に、ストライプに亀裂部
分が発生する。一般的に、銅ブロンズ材料のような金属
ストリップ上のストライプ被膜はニッケル層、パラジウ
ムとニッケル、コバルト、砒素または銀との合金層およ
び硬質金のフラッシュメッキ層などである。型打ちおよ
び二次成形作業の前に、メッキストリップをアニーリン
グ処理することにより亀裂欠陥の発生を防止することが
できる。加熱処理後、ストライプには亀裂は全く存在せ
ず、また、ストライプとストリップとの連続層間の剥が
れも全く無かった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気メッキされたパラジ
ウム合金に関し、特に、電気装置における接点の製造に
使用される、“ストライプ−オン−ストリップ”状の電
気メッキパラジウム合金に関する。
ウム合金に関し、特に、電気装置における接点の製造に
使用される、“ストライプ−オン−ストリップ”状の電
気メッキパラジウム合金に関する。
【0002】
【従来の技術】パラジウムおよびパラジウム合金は化学
的に不活性であり、硬度、優れた耐摩耗性、光沢のある
仕上面および高い導電性などにより、広範な用途に使用
されている。更に、パラジウムおよびパラジウム合金
は、表面接触抵抗を増大させるような酸化物表面被膜を
生成しない。特に魅力的なパラジウム合金の用途は、電
気的コネクタ、リレー接点、スイッチなどのような電気
分野における電気的な接点表面である。
的に不活性であり、硬度、優れた耐摩耗性、光沢のある
仕上面および高い導電性などにより、広範な用途に使用
されている。更に、パラジウムおよびパラジウム合金
は、表面接触抵抗を増大させるような酸化物表面被膜を
生成しない。特に魅力的なパラジウム合金の用途は、電
気的コネクタ、リレー接点、スイッチなどのような電気
分野における電気的な接点表面である。
【0003】電気的な接点を製造する場合、便利な“ス
トライプ−オン−ストリップ(stripe-on-strip) ”加工
法が使用されている。金属ストリップ(例えば、銅ブロ
ンズ材料)を金属のストライプで被覆する。貴金属の出
費を軽減するために、電気的コネクタに製造されたとき
長期間の摩耗を受け、優れた電気的接続特性が必要な対
応するストリップ部分にだけストライプを形成する。ス
トライプ形成後、金属ストリップを型打ちし、そして、
二次成形作業にかける。
トライプ−オン−ストリップ(stripe-on-strip) ”加工
法が使用されている。金属ストリップ(例えば、銅ブロ
ンズ材料)を金属のストライプで被覆する。貴金属の出
費を軽減するために、電気的コネクタに製造されたとき
長期間の摩耗を受け、優れた電気的接続特性が必要な対
応するストリップ部分にだけストライプを形成する。ス
トライプ形成後、金属ストリップを型打ちし、そして、
二次成形作業にかける。
【0004】ストリップに接点金属のストライプを被覆
する加工処理は、インレイ法および電気メッキ法などの
ような幾つかの方法により実施することができる。イン
レイ法は、金属基板に貴金属また合金の象眼(インレ
イ)を被着しなければならない。インレイ法では、基板
金属のストリップに合金ストライプをインレイし、続い
て、金でキャッピングする。例えば、銅−ブロンズ合金
のストリップに、厚さが約90マイクロインチの40/
60Ag/Pd合金をインレイし、続いて、厚さ10マ
イクロインチのAuでキャッピングする。インレイされ
たストリップを型打ちし、そして、コネクタに製造す
る。この合金材料は高価であり、また、摩耗し易い。
する加工処理は、インレイ法および電気メッキ法などの
ような幾つかの方法により実施することができる。イン
レイ法は、金属基板に貴金属また合金の象眼(インレ
イ)を被着しなければならない。インレイ法では、基板
金属のストリップに合金ストライプをインレイし、続い
て、金でキャッピングする。例えば、銅−ブロンズ合金
のストリップに、厚さが約90マイクロインチの40/
60Ag/Pd合金をインレイし、続いて、厚さ10マ
イクロインチのAuでキャッピングする。インレイされ
たストリップを型打ちし、そして、コネクタに製造す
る。この合金材料は高価であり、また、摩耗し易い。
【0005】電気メッキ法は、銅ブロンズ基板のストリ
ップに保護被膜のストライプを電気メッキ(例えば、N
iまたはCoとPdとの合金を電着)し、続いて、Au
キャッピング(例えば、リール・ツー・リール操作で行
う)することからなる。水溶液からパラジウムまたはパ
ラジウム合金を電気メッキする好適な方法は多数の米国
特許明細書に開示されている。例えば、米国特許第44
68296号明細書、米国特許第4486274号明細
書、米国特許第4911798号明細書および米国特許
第4911799号明細書などに開示されている。スト
ライプが被覆されたストリップを次いで型打ちし、そし
て、二次成形作業にかける。電気メッキ法により堆積さ
れる貴金属の総量は少ないので、電気メッキ法はインレ
イ法よりも安価な方法である。従って、電気メッキされ
たストライプから製造された電気接点を有するデバイス
は、その他の点で同等であったとしても、インレイされ
たストライプから製造された電気接点を有するデバイス
よりも安価である。
ップに保護被膜のストライプを電気メッキ(例えば、N
iまたはCoとPdとの合金を電着)し、続いて、Au
キャッピング(例えば、リール・ツー・リール操作で行
う)することからなる。水溶液からパラジウムまたはパ
ラジウム合金を電気メッキする好適な方法は多数の米国
特許明細書に開示されている。例えば、米国特許第44
68296号明細書、米国特許第4486274号明細
書、米国特許第4911798号明細書および米国特許
第4911799号明細書などに開示されている。スト
ライプが被覆されたストリップを次いで型打ちし、そし
て、二次成形作業にかける。電気メッキ法により堆積さ
れる貴金属の総量は少ないので、電気メッキ法はインレ
イ法よりも安価な方法である。従って、電気メッキされ
たストライプから製造された電気接点を有するデバイス
は、その他の点で同等であったとしても、インレイされ
たストライプから製造された電気接点を有するデバイス
よりも安価である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
デバイスの製造に必要な二次成形作業にかけたとき、合
金類(例えば、硬質金、パラジウムニッケルまたはパラ
ジウムコバルト合金)の電着膜は望ましからざる亀裂欠
陥を生じる。
デバイスの製造に必要な二次成形作業にかけたとき、合
金類(例えば、硬質金、パラジウムニッケルまたはパラ
ジウムコバルト合金)の電着膜は望ましからざる亀裂欠
陥を生じる。
【0007】従って、本発明の目的は電着パラジウム合
金ストライプのこのような亀裂欠陥の発生を軽減するこ
とである。
金ストライプのこのような亀裂欠陥の発生を軽減するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、亀裂欠陥を有
しない電着導電領域を含む電気的デバイスの製造に関す
る。合金の導電ストライプが電気メッキされた金属スト
リップからデバイスの接点部分を製造する場合、型打ち
および二次成形作業の際に、ストライプに亀裂部分が発
生する。一般的に、銅ブロンズ材料のような金属ストリ
ップ上のストライプ被膜はニッケル層、パラジウムとニ
ッケル、コバルト、砒素または銀との合金層および硬質
金のフラッシュメッキ層などである。型打ちおよび二次
成形作業の前に、メッキストリップをアニーリング処理
することにより亀裂欠陥の発生を防止することができ
る。加熱処理後、ストライプには亀裂は全く存在せず、
また、ストライプとストリップとの連続層間の剥がれも
全く無かった。
しない電着導電領域を含む電気的デバイスの製造に関す
る。合金の導電ストライプが電気メッキされた金属スト
リップからデバイスの接点部分を製造する場合、型打ち
および二次成形作業の際に、ストライプに亀裂部分が発
生する。一般的に、銅ブロンズ材料のような金属ストリ
ップ上のストライプ被膜はニッケル層、パラジウムとニ
ッケル、コバルト、砒素または銀との合金層および硬質
金のフラッシュメッキ層などである。型打ちおよび二次
成形作業の前に、メッキストリップをアニーリング処理
することにより亀裂欠陥の発生を防止することができ
る。加熱処理後、ストライプには亀裂は全く存在せず、
また、ストライプとストリップとの連続層間の剥がれも
全く無かった。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を更に詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】図1はコネクタ本体2と嵌合ピン3を有す
るを有する電気コネクタ1の概要斜視図である。ピンと
嵌合するコネクタ本体の面4は、パラジウム合金および
硬質金のオーバーレイからなる金属が電気メッキされて
いる。
るを有する電気コネクタ1の概要斜視図である。ピンと
嵌合するコネクタ本体の面4は、パラジウム合金および
硬質金のオーバーレイからなる金属が電気メッキされて
いる。
【0011】図2はコネクタピン6の概要斜視図であ
る。ピンの一部分は円筒形状7に成形されており、その
端部の内面は電気メッキ金属8で被覆されている。この
メッキ金属はパラジウム合金および硬質金のオーバーレ
イからなる。
る。ピンの一部分は円筒形状7に成形されており、その
端部の内面は電気メッキ金属8で被覆されている。この
メッキ金属はパラジウム合金および硬質金のオーバーレ
イからなる。
【0012】電気コネクタを製造する場合、厚さ50〜
70マイクロインチのニッケル層(一般的に、スルファ
ミン酸ニッケル浴から電気メッキされる)が設けられた
銅−ニッケル−錫合金No.725(88.2Cu,
9.5Ni,2.3Sn;ASTM仕様No.B12
2)のようなストリップベース金属を、厚さ20〜30
マイクロインチのパラジウム合金層を被覆し、続いて、
厚さ3〜5マイクロインチの硬質金フラッシュメッキ層
で被覆する。この硬質金フラッシュメッキ層は例えば、
シアン化金、クエン酸コバルトおよびクエン酸緩衝剤か
らなる僅かに酸性の溶液から電気メッキされたニッケル
硬質化金である。パラジウム合金は、米国特許第491
1799号明細書に記載されたような浴および条件下で
電気メッキされる。一般的に、この用途に適するパラジ
ウム合金は20〜80モル%のパラジウムからなり、残
りはニッケル、コバルト、砒素または銀である。合金用
金属としては、ニッケルおよびコバルトが好ましい。ニ
ッケルが最も好ましい。
70マイクロインチのニッケル層(一般的に、スルファ
ミン酸ニッケル浴から電気メッキされる)が設けられた
銅−ニッケル−錫合金No.725(88.2Cu,
9.5Ni,2.3Sn;ASTM仕様No.B12
2)のようなストリップベース金属を、厚さ20〜30
マイクロインチのパラジウム合金層を被覆し、続いて、
厚さ3〜5マイクロインチの硬質金フラッシュメッキ層
で被覆する。この硬質金フラッシュメッキ層は例えば、
シアン化金、クエン酸コバルトおよびクエン酸緩衝剤か
らなる僅かに酸性の溶液から電気メッキされたニッケル
硬質化金である。パラジウム合金は、米国特許第491
1799号明細書に記載されたような浴および条件下で
電気メッキされる。一般的に、この用途に適するパラジ
ウム合金は20〜80モル%のパラジウムからなり、残
りはニッケル、コバルト、砒素または銀である。合金用
金属としては、ニッケルおよびコバルトが好ましい。ニ
ッケルが最も好ましい。
【0013】錯生成剤の水溶液にパラジウム源と合金化
剤(例えば、PdCl2 およびNiCl2 )をそれぞれ
添加し、攪拌し、場合によっては加熱し、濾過し、そし
て、この溶液を所望の濃度にまで希釈することによりパ
ラジウム合金メッキ浴を調製することができる。浴中の
パラジウムのモル濃度は一般的に、0.001から飽和
濃度まで変動する。0.01〜1.0が好ましい。0.
1〜0.5が最も好ましい。この溶液に、緩衝剤(例え
ば、等モル量のK3 PO4 またはNH4 Cl)を添加
し、KOHを添加する(上昇)か、または、H3 PO4
またはHClを添加する(低下)ことによりpHを調節
する。その他の緩衝剤およびpH調節剤も当業者に周知
の通りに使用することができる。
剤(例えば、PdCl2 およびNiCl2 )をそれぞれ
添加し、攪拌し、場合によっては加熱し、濾過し、そし
て、この溶液を所望の濃度にまで希釈することによりパ
ラジウム合金メッキ浴を調製することができる。浴中の
パラジウムのモル濃度は一般的に、0.001から飽和
濃度まで変動する。0.01〜1.0が好ましい。0.
1〜0.5が最も好ましい。この溶液に、緩衝剤(例え
ば、等モル量のK3 PO4 またはNH4 Cl)を添加
し、KOHを添加する(上昇)か、または、H3 PO4
またはHClを添加する(低下)ことによりpHを調節
する。その他の緩衝剤およびpH調節剤も当業者に周知
の通りに使用することができる。
【0014】一般的に、浴のpH値は5〜14であり、
7〜12の範囲内が好ましく、7.5〜10の範囲内が
最も好ましい。
7〜12の範囲内が好ましく、7.5〜10の範囲内が
最も好ましい。
【0015】200,500ASF程度の、あるいは高
速メッキ用の2000ASFのような電流密度における
メッキは、0.01〜50、または場合によっては、低
速メッキに一般的に使用される100〜200AFSの
低電流密度で得られる結果よりも優れた結果をもたら
す。
速メッキ用の2000ASFのような電流密度における
メッキは、0.01〜50、または場合によっては、低
速メッキに一般的に使用される100〜200AFSの
低電流密度で得られる結果よりも優れた結果をもたら
す。
【0016】パラジウム源はPdCl2 ,PdBr2 ,
PdI2 ,PdSO4 ,Pd(NF3 )2 Cl2 ,Pd
(NH3 )2 Br2 ,Pd(NH3 )2 I2 およびテト
ラクロロパラデス(例えば、K2 PdCl4 )から選択
される。PdCl2 が好ましい。
PdI2 ,PdSO4 ,Pd(NF3 )2 Cl2 ,Pd
(NH3 )2 Br2 ,Pd(NH3 )2 I2 およびテト
ラクロロパラデス(例えば、K2 PdCl4 )から選択
される。PdCl2 が好ましい。
【0017】錯生成剤はアンモニアおよびアルキルジア
ミン類(例えば、炭素原子を50個まで、好ましくは2
5個まで、最も好ましくは10個まで有するアルキルヒ
ドロキシアミン類)から選択される。アルキルヒドロキ
シアミン類のうち、ビス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、ビス
(ヒドロキシエチル)アミノメタンおよびトリス(ヒド
ロキシエチル)アミノメタンから選択されるアルキルヒ
ドロキシアミン類が最も好ましい。
ミン類(例えば、炭素原子を50個まで、好ましくは2
5個まで、最も好ましくは10個まで有するアルキルヒ
ドロキシアミン類)から選択される。アルキルヒドロキ
シアミン類のうち、ビス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、ビス
(ヒドロキシエチル)アミノメタンおよびトリス(ヒド
ロキシエチル)アミノメタンから選択されるアルキルヒ
ドロキシアミン類が最も好ましい。
【0018】通常、電気メッキ析出層は優れた密着性と
延性を示す。しかし、特定の二次成形作業条件下では、
電気メッキPdNi合金被膜は意外にも亀裂を生じるこ
とが発見された。二次成形作業条件は、電気メッキスト
リップの屈曲を含む。これにより、接点の外面(例え
ば、図1における面4)上の電気メッキ被膜の伸び率は
10%以上になるか、または、成形接点部分(図2参
照)の内径は2mm未満となる。
延性を示す。しかし、特定の二次成形作業条件下では、
電気メッキPdNi合金被膜は意外にも亀裂を生じるこ
とが発見された。二次成形作業条件は、電気メッキスト
リップの屈曲を含む。これにより、接点の外面(例え
ば、図1における面4)上の電気メッキ被膜の伸び率は
10%以上になるか、または、成形接点部分(図2参
照)の内径は2mm未満となる。
【0019】この問題は、下記に詳細に説明するよう
に、二次成形作業の前に、電気メッキストリップをアニ
ール処理することにより軽減される。アニール中に、電
気メッキPdNi合金は再結晶作用を受ける。電気メッ
キされたような被膜中の結晶はサイズが5〜10nm程
度であるが、熱処理された材料中の結晶はサイズが数μ
m程度にまで増大し、結果的に、電着層の硬度を殆ど損
なうことなく、電気メッキされた材料の延性が向上す
る。アニール処理されたPdNi合金メッキ被膜は、型
打ちおよび二次成形作業にかけられても亀裂欠陥は全く
発生しない。熱処理されなかった材料には亀裂欠陥が発
生する。アニールは、下部の基板の特性(例えば、弾
性)がアニールにより損なわれないように行われる。
に、二次成形作業の前に、電気メッキストリップをアニ
ール処理することにより軽減される。アニール中に、電
気メッキPdNi合金は再結晶作用を受ける。電気メッ
キされたような被膜中の結晶はサイズが5〜10nm程
度であるが、熱処理された材料中の結晶はサイズが数μ
m程度にまで増大し、結果的に、電着層の硬度を殆ど損
なうことなく、電気メッキされた材料の延性が向上す
る。アニール処理されたPdNi合金メッキ被膜は、型
打ちおよび二次成形作業にかけられても亀裂欠陥は全く
発生しない。熱処理されなかった材料には亀裂欠陥が発
生する。アニールは、下部の基板の特性(例えば、弾
性)がアニールにより損なわれないように行われる。
【0020】アニールは様々な方法により実施できる。
例えば、電気メッキ金属のリールを、ストライプをアニ
ールするのに十分な時間にわたって、アニール炉中に配
置することにより実施できる。しかし、この方法では、
アニールを上手くコントロールできない。例えば、リー
ルの内側の層はリールの外側の層よりも所望の温度に加
熱されるまで長時間を要し、その結果、外側の層の基板
材料の弾性を損なう可能性がある。
例えば、電気メッキ金属のリールを、ストライプをアニ
ールするのに十分な時間にわたって、アニール炉中に配
置することにより実施できる。しかし、この方法では、
アニールを上手くコントロールできない。例えば、リー
ルの内側の層はリールの外側の層よりも所望の温度に加
熱されるまで長時間を要し、その結果、外側の層の基板
材料の弾性を損なう可能性がある。
【0021】効果的な方法は、リール・ツー・リール(r
eel-to-reel)(巻出−巻取)作業によりストリップを炉
内で前進させる。これにより、ストリップの各部分は炉
内に次々と進入し、ストリップの温度は所望のアニール
温度にまで上昇され、電気メッキ析出層のアニールを完
了するのに十分な時間にわたって炉内に留められ、そし
て、炉外へ出るにつれて室温にまで放冷される。
eel-to-reel)(巻出−巻取)作業によりストリップを炉
内で前進させる。これにより、ストリップの各部分は炉
内に次々と進入し、ストリップの温度は所望のアニール
温度にまで上昇され、電気メッキ析出層のアニールを完
了するのに十分な時間にわたって炉内に留められ、そし
て、炉外へ出るにつれて室温にまで放冷される。
【0022】一層好都合な方法は、メッキストリップの
熱処理をメッキラインの出口に配置された炉内で行う。
その結果、メッキ工程とアニール工程は連続的に行われ
る。炉内をストリップが前進している間にメッキストリ
ップの熱処理を行うことができるように釣り合わされ
た、長さが数フィートの加熱ゾーンを有する細長の管状
炉をこの目的に使用することができる。ストリップが炉
内を前進する速度、同様に、アニール処理速度は、メッ
キ浴内のストリップの前進速度と一致するようにプログ
ラムされる。アニール工程後、ストリップは炉外へ出さ
れ、そして、室温にまで放冷される。
熱処理をメッキラインの出口に配置された炉内で行う。
その結果、メッキ工程とアニール工程は連続的に行われ
る。炉内をストリップが前進している間にメッキストリ
ップの熱処理を行うことができるように釣り合わされ
た、長さが数フィートの加熱ゾーンを有する細長の管状
炉をこの目的に使用することができる。ストリップが炉
内を前進する速度、同様に、アニール処理速度は、メッ
キ浴内のストリップの前進速度と一致するようにプログ
ラムされる。アニール工程後、ストリップは炉外へ出さ
れ、そして、室温にまで放冷される。
【0023】アニールは予備加熱または昇温工程を含
む。この工程中に、温度は室温またはメッキ浴温度から
最適なアニール温度レベルにまで上昇する。また、アニ
ールは保持工程を含む。この工程中に、予備加熱ストリ
ップは所定の時間にわたって最適なアニール温度レベル
に保持される。続いて、アニールは冷却工程を含む。こ
の工程中に、アニールストリップは室温にまで放冷され
る。アニールおよび冷却工程は窒素、アルゴンまたはヘ
リウムのような不活性ガス雰囲気中で実施される。
む。この工程中に、温度は室温またはメッキ浴温度から
最適なアニール温度レベルにまで上昇する。また、アニ
ールは保持工程を含む。この工程中に、予備加熱ストリ
ップは所定の時間にわたって最適なアニール温度レベル
に保持される。続いて、アニールは冷却工程を含む。こ
の工程中に、アニールストリップは室温にまで放冷され
る。アニールおよび冷却工程は窒素、アルゴンまたはヘ
リウムのような不活性ガス雰囲気中で実施される。
【0024】要するに、アニールの全時間は、室温また
はメッキ浴温度か保持温度にまでメッキ析出層の温度を
上昇させる昇温時間と、析出層のアニールが完了するま
で物品を保持温度に維持している保持時間とからなる。
不十分なアニールは不十分な延性を有し、そのため、型
打ちおよび二次成形作業の後に亀裂を発生するストライ
プメッキ層を生じる。一方、過剰なアニールは基板の弾
性を損なうこととなる。従って、基板金属のアニールに
より基板金属の弾性が損なわれないようにしながら、ス
トライプ析出層のアニールが完全に行われるように、ア
ニール処理しなければならない。コネクタの弾性はコネ
クタカップルの他の部分(例、図1の接触部分4とピン
3との間の接点)との緊密な接触を維持するために必要
である。
はメッキ浴温度か保持温度にまでメッキ析出層の温度を
上昇させる昇温時間と、析出層のアニールが完了するま
で物品を保持温度に維持している保持時間とからなる。
不十分なアニールは不十分な延性を有し、そのため、型
打ちおよび二次成形作業の後に亀裂を発生するストライ
プメッキ層を生じる。一方、過剰なアニールは基板の弾
性を損なうこととなる。従って、基板金属のアニールに
より基板金属の弾性が損なわれないようにしながら、ス
トライプ析出層のアニールが完全に行われるように、ア
ニール処理しなければならない。コネクタの弾性はコネ
クタカップルの他の部分(例、図1の接触部分4とピン
3との間の接点)との緊密な接触を維持するために必要
である。
【0025】実施例では、加熱処理は“ストライプ オ
ン ストリップ”被覆材料について行われた。この“ス
トライプ オン ストリップ”被覆材料は、膜厚が50
〜70マイクロインチのニッケル層、膜厚が20〜30
マイクロインチのパラジウム−ニッケル合金(20〜8
0%パラジウム(好ましくは80%パラジウム)残りは
ニッケル)層および膜厚が3〜5マイクロインチの硬質
金フラッシュメッキ被膜を有する、銅−ニッケル−錫合
金725(88.2Cu,9.5Ni,2.3Sn;A
STM仕様No.B122)のストリップベース金属か
らなる。
ン ストリップ”被覆材料について行われた。この“ス
トライプ オン ストリップ”被覆材料は、膜厚が50
〜70マイクロインチのニッケル層、膜厚が20〜30
マイクロインチのパラジウム−ニッケル合金(20〜8
0%パラジウム(好ましくは80%パラジウム)残りは
ニッケル)層および膜厚が3〜5マイクロインチの硬質
金フラッシュメッキ被膜を有する、銅−ニッケル−錫合
金725(88.2Cu,9.5Ni,2.3Sn;A
STM仕様No.B122)のストリップベース金属か
らなる。
【0026】この材料から電気コネクタを製造すると、
図1に示されたデバイスの外側被膜が10%以上延伸す
る。しかし、一般的にメッキされたようなPdNi合金
は6〜10%の範囲内でしか延伸できない。10%以上
延伸させると亀裂が発生する。この材料における亀裂欠
陥は、メッキ析出層を380℃以上の温度でアニールす
ることにより除去できる。この温度で行われる示差測熱
は、その発熱反応により検出できる、再結晶と焼なまし
を起こす。代表的な温度上昇速度は5℃/分である。従
って、総アニール時間は約70分間になる。
図1に示されたデバイスの外側被膜が10%以上延伸す
る。しかし、一般的にメッキされたようなPdNi合金
は6〜10%の範囲内でしか延伸できない。10%以上
延伸させると亀裂が発生する。この材料における亀裂欠
陥は、メッキ析出層を380℃以上の温度でアニールす
ることにより除去できる。この温度で行われる示差測熱
は、その発熱反応により検出できる、再結晶と焼なまし
を起こす。代表的な温度上昇速度は5℃/分である。従
って、総アニール時間は約70分間になる。
【0027】しかし、この加工速度は、一般的に6〜1
2m/分(0.1〜0.2m/秒)のメッキ速度で行わ
れるメッキ処理には適さない。従って、アニールは短時
間熱アニール(RTA)加熱処理により最も迅速に行う
ことができる。短時間熱アニール(RTA)加熱処理で
は、昇温時間および保持時間を含めた総加熱処理時間は
一般的に、1分間以下に制限される。この方法を使用す
れば、温度が初期温度から最適アニール温度にまで上昇
する速度にもよるが、1〜30秒間程度の短時間内に最
適アニール温度に達することができる。そして、析出層
をこの温度で1〜30秒間保持する。RTAが急速上昇
温度で行われる、すなわち、メッキストリップの温度か
ら最適アニール温度までの時間間隔あたり段々に上昇す
るように行うと、被膜のアニール処理が最も効率的に行
われる。一般的に、アニール温度まで急速に上昇する短
時間の昇温時間は、長い昇温時間よりも、PdNi被膜
の適切なアニールを極めて首尾よく行うことができる。
2m/分(0.1〜0.2m/秒)のメッキ速度で行わ
れるメッキ処理には適さない。従って、アニールは短時
間熱アニール(RTA)加熱処理により最も迅速に行う
ことができる。短時間熱アニール(RTA)加熱処理で
は、昇温時間および保持時間を含めた総加熱処理時間は
一般的に、1分間以下に制限される。この方法を使用す
れば、温度が初期温度から最適アニール温度にまで上昇
する速度にもよるが、1〜30秒間程度の短時間内に最
適アニール温度に達することができる。そして、析出層
をこの温度で1〜30秒間保持する。RTAが急速上昇
温度で行われる、すなわち、メッキストリップの温度か
ら最適アニール温度までの時間間隔あたり段々に上昇す
るように行うと、被膜のアニール処理が最も効率的に行
われる。一般的に、アニール温度まで急速に上昇する短
時間の昇温時間は、長い昇温時間よりも、PdNi被膜
の適切なアニールを極めて首尾よく行うことができる。
【0028】PdNi合金の加熱アニールにおける時間
と温度の関係を図3および図4に示す。図中の実線の曲
線は、伸び率の能力が6〜10%となるように電気メッ
キされたPdNi電気メッキ合金の微細結晶(境界の左
側または下側)と10%以上(例えば、10〜20%)
の伸び率能力を有する倍尺結晶(境界の右側または上
側)よの間の境界を示す。この曲線により画成される境
界上の共通部分により示される、総加熱時間にわたって
所定の温度で加熱処理されたPdNi合金は亀裂を有し
ない。この境界線よりも上側では、合金は亀裂を有しな
い状態を維持する。しかし、この基板材料の作業領域を
示す温度および時間の限界を超えて加熱された場合、基
板材料はその弾性を喪失し始める。
と温度の関係を図3および図4に示す。図中の実線の曲
線は、伸び率の能力が6〜10%となるように電気メッ
キされたPdNi電気メッキ合金の微細結晶(境界の左
側または下側)と10%以上(例えば、10〜20%)
の伸び率能力を有する倍尺結晶(境界の右側または上
側)よの間の境界を示す。この曲線により画成される境
界上の共通部分により示される、総加熱時間にわたって
所定の温度で加熱処理されたPdNi合金は亀裂を有し
ない。この境界線よりも上側では、合金は亀裂を有しな
い状態を維持する。しかし、この基板材料の作業領域を
示す温度および時間の限界を超えて加熱された場合、基
板材料はその弾性を喪失し始める。
【0029】500℃以下では、PdNi合金被膜のア
ニール処理を完了するのに要する時間は数分間以上にな
る。この処理時間はバッチ操作には好適であるが、この
ような条件はインラインメッキおよびメッキ製品のアニ
ール処理には不適切である。アニール処理は、室温から
保持温度(例えば、500℃)まで昇温させ、次いで、
この温度で本体を保持することからなる。例えば、50
0℃で必要な総時間は約120秒間である。本体の温度
を500℃にまで昇温させるのに10秒間要した場合、
この温度における残り110秒間はPdNi析出層を完
全にアニールするのに必要である。400℃では、メッ
キ析出層が無亀裂になるのに、総処理時間として約30
0秒間必要である。
ニール処理を完了するのに要する時間は数分間以上にな
る。この処理時間はバッチ操作には好適であるが、この
ような条件はインラインメッキおよびメッキ製品のアニ
ール処理には不適切である。アニール処理は、室温から
保持温度(例えば、500℃)まで昇温させ、次いで、
この温度で本体を保持することからなる。例えば、50
0℃で必要な総時間は約120秒間である。本体の温度
を500℃にまで昇温させるのに10秒間要した場合、
この温度における残り110秒間はPdNi析出層を完
全にアニールするのに必要である。400℃では、メッ
キ析出層が無亀裂になるのに、総処理時間として約30
0秒間必要である。
【0030】575℃〜725℃の範囲内では、RTA
に極めて適した暴露時間(昇温時間と保持時間の合計)
のゾーンが存在する。600℃では、総暴露温度時間は
25〜30秒間であるが、これよりも高い温度(例、7
25℃)では数秒間にまで低下する。725℃よりも高
い温度では、処理時間が非常に短時間になるため、アニ
ール処理が殆ど実施不能になる。このような高温度にお
ける加熱処理は、基板と被膜の両方を極めて迅速にアニ
ールし、その結果、基板の弾性を喪失させ、製品を不良
品にする。
に極めて適した暴露時間(昇温時間と保持時間の合計)
のゾーンが存在する。600℃では、総暴露温度時間は
25〜30秒間であるが、これよりも高い温度(例、7
25℃)では数秒間にまで低下する。725℃よりも高
い温度では、処理時間が非常に短時間になるため、アニ
ール処理が殆ど実施不能になる。このような高温度にお
ける加熱処理は、基板と被膜の両方を極めて迅速にアニ
ールし、その結果、基板の弾性を喪失させ、製品を不良
品にする。
【0031】図5〜図9は、600,625,650,
725および800℃における銅−ニッケル−錫合金7
25基板の作業領域を示す特性図である。これらの特性
図における時間の上限は、基板材料が弾性を喪失し始め
る前に、図3の境界曲線を超えた選択温度でデバイスを
アニールする許容時間を示唆している。同様な作業領域
は、簡単な試行錯誤により他の温度および他の基板材料
についても創り出すことができる。
725および800℃における銅−ニッケル−錫合金7
25基板の作業領域を示す特性図である。これらの特性
図における時間の上限は、基板材料が弾性を喪失し始め
る前に、図3の境界曲線を超えた選択温度でデバイスを
アニールする許容時間を示唆している。同様な作業領域
は、簡単な試行錯誤により他の温度および他の基板材料
についても創り出すことができる。
【0032】725銅合金基板に電気メッキされたPd
Ni合金(80Pd−20Ni)の性能に対するRTA
アニールの効果を下記の表1に示す。
Ni合金(80Pd−20Ni)の性能に対するRTA
アニールの効果を下記の表1に示す。
【0033】
【表1】 表1 PdNiメッキ膜性能に対するRTA処理の効果 温 度 昇温時間 保持時間 伸び率(℃) (秒) (秒) 亀裂の有無 弾性の有無 (%) 500 10 20 有 有 20 20 有 有 30 10 有 有 30 30 有 有 5.1-9.3 600 10 20 無 有 20 20 無 有 625 1 10 有/僅少 有 1 20 有/僅少 有 1 30 無 有 10.7-16.9 5 5 有 有 5 10 無 有 5 15 無 有 10 10 無 有 650 1 5 有 有 1 10 有/僅少 有 1 15 無 有 1 20 無 有 12.7-20.2 5 5 有 有 5 10 有/僅少 有 5 15 無 有 700 1 5 無 喪失/僅少 1 10 無 喪失 10 10 無 喪失 800 1 1 無 喪失/僅少 1 2 無 喪失 1 3 無 喪失
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、銀、砒素、ニッケ
ルおよびコバルトからなる群から選択された少なくとも
一種類の金属と共に合金化されたパラジウム合金の導電
ストライプが電気メッキされた金属ストリップからデバ
イスの接点部分を製造する場合、型打ちおよび二次成形
作業を行う前に、メッキストリップをアニーリング処理
することにより亀裂欠陥の発生を防止することができ
る。加熱処理後、ストライプには亀裂は全く存在せず、
また、ストライプとストリップとの連続層間の剥がれも
全く発生しない。
ルおよびコバルトからなる群から選択された少なくとも
一種類の金属と共に合金化されたパラジウム合金の導電
ストライプが電気メッキされた金属ストリップからデバ
イスの接点部分を製造する場合、型打ちおよび二次成形
作業を行う前に、メッキストリップをアニーリング処理
することにより亀裂欠陥の発生を防止することができ
る。加熱処理後、ストライプには亀裂は全く存在せず、
また、ストライプとストリップとの連続層間の剥がれも
全く発生しない。
【図1】コネクタと嵌合ピンからなり、嵌合接触面はパ
ラジウム合金からなる金属で電気メッキされている電気
コネクタの概要斜視図である。
ラジウム合金からなる金属で電気メッキされている電気
コネクタの概要斜視図である。
【図2】一端の内側がパラジウム合金からなる電気メッ
キ金属で被覆されているコネクタピンの概要斜視図であ
る。
キ金属で被覆されているコネクタピンの概要斜視図であ
る。
【図3】対数目盛りの時間(秒)対300〜1000℃
の範囲内の温度(℃)によるPdNiメッキ膜結晶性転
移を示す特性図である。
の範囲内の温度(℃)によるPdNiメッキ膜結晶性転
移を示す特性図である。
【図4】対数目盛りの時間(秒)対500〜900℃の
範囲内の温度(℃)によるPdNiメッキ膜結晶性転移
を示す特性図である。
範囲内の温度(℃)によるPdNiメッキ膜結晶性転移
を示す特性図である。
【図5】600℃におけるPdNi合金のRTAに関す
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
【図6】625℃におけるPdNi合金のRTAに関す
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
【図7】650℃におけるPdNi合金のRTAに関す
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
【図8】725℃におけるPdNi合金のRTAに関す
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
【図9】800℃におけるPdNi合金のRTAに関す
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
る温度(℃)対時間(秒)による作業領域の特性図であ
る。
1 電気コネクタ 2 コネクタ本体 3 嵌合ピン 4 ピンと嵌合するコネクタ本体の面 6 コネクタピン 7 円筒形状部分 8 電気メッキ金属被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ アンソニー アビス アメリカ合衆国 07059 ニュ−ジャ−ジ − ウオーレン、マウンテンビュー ロー ド 80 (72)発明者 イゴア ヴェリコ カジャ アメリカ合衆国 07450 ニュ−ジャ−ジ − リッジウッド、シャアウッド ロード 118 (72)発明者 ジョセフ ジョン メサノ ジュニア アメリカ合衆国 07866 ニュ−ジャ−ジ − デンヴィル、ウッドストーン ロード 88 (72)発明者 ショーヘイ ナカハラ アメリカ合衆国 07060 ニュ−ジャ−ジ − ノース プレインフィールド、グリー ンブルック ロード 328
Claims (12)
- 【請求項1】 パラジウム合金からなる層を金属ベース
の少なくとも一部分に電気メッキし、そして、メッキさ
れたベース金属を所望の形状に成形し、前記パラジウム
合金は、銀、砒素、ニッケルおよびコバルトからなる群
から選択された少なくとも一種類の金属と共に合金化さ
れたパラジウムからなり;前記成形工程の前に、少なく
ともメッキ部分をアニール処理し、該アニール処理は、
メッキ析出層をアニールすることにより成形工程に基づ
く析出層の亀裂の発生を排除するのに十分であるが、金
属ベースの弾性を損なうことのない時間にわたって行わ
れ、その後、サンプルを室温にまで放冷させる;ことか
らなる、導電性領域を含む少なくとも1個の接点を有す
る電気デバイスの製造方法。 - 【請求項2】 前記合金は20〜80%のパラジウムと
残りがニッケルからなる請求項1の製造方法。 - 【請求項3】 前記アニール温度は380〜1000℃
の範囲内である請求項2の製造方法。 - 【請求項4】 前記パラジウムニッケル合金は金属ベー
ス上のニッケル層の表面にメッキされる請求項2の製造
方法。 - 【請求項5】 導電性領域は、金属ベースから連続的
に、ニッケル層、パラジウムニッケル合金層および金フ
ッラシュメッキ被膜からなる請求項2の製造方法。 - 【請求項6】 前記金属ベースは銅・ニッケル・錫合金
からなり、前記ニッケル層の厚さは50〜70マイクロ
インチであり、前記パラジウムニッケル合金層の厚さは
20〜30マイクロインチであり、そして、前記金フッ
ラシュメッキ被膜の厚さは3〜5マイクロインチである
請求項5の製造方法。 - 【請求項7】 前記アニールは短時間熱アニール(RT
A)加熱処理であり、該短時間熱アニール(RTA)加
熱処理は、メッキ部分をメッキ温度から575〜800
℃の範囲内の温度にまで1秒〜30秒間の間に昇温さ
せ、メッキ部分を前記保持温度で1〜30秒間維持し、
そして、アニールされた物体を室温にまで放冷させるこ
とからなる請求項2の製造方法。 - 【請求項8】 金属ベースは銅・ニッケル・錫合金から
なる請求項1の製造方法。 - 【請求項9】 前記成形工程は、パラジウム合金析出層
を少なくとも10%延伸させるために、金属ベースのメ
ッキ部分を屈曲させる工程を含む請求項1の製造方法。 - 【請求項10】 前記成形工程は、メッキされたパラジ
ウム合金が巻締部分の内側にくるように、直径2mm未
満のマンドレルの周囲でメッキ部分をローリングする工
程を含む請求項1の製造方法。 - 【請求項11】 前記アニールおよび冷却工程は不活性
雰囲気中で行われる請求項1の製造方法。 - 【請求項12】 前記不活性雰囲気は、窒素、アルゴ
ン、ヘリウムおよびキセノンからなる群から選択される
少なくとも一種類のガスからなる請求項11の製造方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/733,492 US5180482A (en) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | Thermal annealing of palladium alloys |
US733492 | 2000-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05190250A true JPH05190250A (ja) | 1993-07-30 |
JP2607002B2 JP2607002B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=24947830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4171482A Expired - Fee Related JP2607002B2 (ja) | 1991-07-22 | 1992-06-08 | 電気デバイスの製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5180482A (ja) |
EP (1) | EP0524760B1 (ja) |
JP (1) | JP2607002B2 (ja) |
KR (1) | KR950004992B1 (ja) |
CA (1) | CA2069363C (ja) |
DE (1) | DE69210704T2 (ja) |
HK (1) | HK179096A (ja) |
SG (1) | SG43778A1 (ja) |
TW (1) | TW208046B (ja) |
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