JPH05184551A - 携帯型心電計 - Google Patents

携帯型心電計

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JPH05184551A
JPH05184551A JP4005616A JP561692A JPH05184551A JP H05184551 A JPH05184551 A JP H05184551A JP 4005616 A JP4005616 A JP 4005616A JP 561692 A JP561692 A JP 561692A JP H05184551 A JPH05184551 A JP H05184551A
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Hisahiro Fujita
久寛 藤田
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】イベント波形や心拍数・トレンドグラフの表示
指令から実際の再生表示までに要する時間を短縮化し、
素早く画面に再生表示できるようにする。 【構成】心電図データについての今回サンプリング時の
A/D絶対値と前回サンプリング時のA/D絶対値との
A/D差分値を更新記憶し、イベントスイッチ20の操
作時にその前後一定時間にわたるA/D差分値および1
心拍ごとのR波頂点検出時刻とR波頂点のA/D絶対値
とをイベント記録し、再生表示に際して表示指定時間範
囲に属する個々のA/D差分値をそれが属する心拍のR
波頂点検出時刻およびR波頂点のA/D絶対値に基づい
て個々のA/D絶対値に逆変換して表示データを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常時的に患者の心電図
データを測定し、患者が動悸,胸痛などの症状を自覚し
たときにイベントスイッチを操作することで自覚症状前
後の心電図データを記憶(イベント記録)したり、ある
いは、測定中の心電図データから求めた長時間にわたる
心拍数データを記憶したりし、かつ、必要に応じて、自
覚症状時の心電図波形(イベント波形)として、あるい
は、心拍数・トレンドグラフとして再生表示するように
構成された携帯型心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】自覚症状前後の心電図データを記憶し、
診断に際してイベント波形として再生表示する携帯型心
電計は、自覚症状が心臓疾患に由来するものかどうかの
定性的診断に利用される。
【0003】また、自覚症状の有無に関係なく、測定中
の全時間にわたって心拍数データを記憶し、診断に際し
て心拍数・トレンドグラフとして再生表示する携帯型心
電計は、心臓疾患の定量的診断に利用される。
【0004】この種の携帯型心電計は、一般的に、患者
に装着する体表面電極から得られる心電図信号を増幅す
る心電アンプと、その増幅された心電図信号をディジタ
ルの心電図データに変換するA/Dコンバータと、得ら
れた心電図データを処理するマイクロコンピュータと、
イベント波形や心拍数・トレンドグラフを表示するため
の液晶などの表示手段とを備えている。
【0005】そして、マイクロコンピュータは、得られ
た心電図データをメモリループ方式で更新しながら一時
的に記憶しておく手段と、その更新記憶された心電図デ
ータに基づいて心拍数を算出する手段と、その心拍数デ
ータを記憶する記憶手段と、イベントスイッチの操作に
基づいてその操作の前後一定時間の心電図データをイベ
ント波形データ(発作時心電図データ)として記憶する
手段と、表示指令に応じて心拍数データを読み出しそれ
をトレンドグラフの表示データに変換する手段と、イベ
ント波形データを読み出しそれをイベント波形の表示デ
ータに変換する手段などを有している。
【0006】イベント波形データについては、次のよう
に処理されている。すなわち、A/Dコンバータによっ
て一定時間ごとにサンプリングした心電図のA/D絶対
値は、前回サンプリング時のA/D絶対値との差分を算
出されて、A/D差分値として更新記憶され、かつ、今
回サンプリング時のA/D絶対値は前回サンプリング時
のA/D絶対値と交代して更新記憶される。なお、イベ
ント波形の表示データに変換する際には、A/D差分値
をA/D絶対値に逆変換する必要上、測定開始直後の初
回サンプリング時のA/D絶対値については、これを基
礎データとして記憶するようになっている。
【0007】心拍数データについては、次のように処理
されている。すなわち、測定開始時から測定終了時まで
の全測定期間にわたって1心拍ごとに心拍数が算出さ
れ、その心拍数データが記憶される。心拍数は、前回心
拍のR波頂点から今回心拍のR波頂点までの時間の逆数
として求められる。つまり、両R波頂点間における〔サ
ンプリング数×サンプリング周期〕によって算出され
る。なお、1心拍の区切りとなるR波頂点は心電図波形
の特徴点であるQRS群中の最も鋭い立ち上がりをもつ
部分である。
【0008】心拍数・トレンドグラフというのは、横軸
に時間をとり、縦軸に心拍数をとって、心拍数の概略的
な時間的変動を示すグラフとしたものである。トレンド
には複数の種類があり、各トレンドの種類ごとに所定の
時間間隔(トレンド周期)が決まっている。心拍数の概
略的な時間的変動というのは、トレンド周期ごとに、そ
の周期内での心拍数の最大値と最小値と平均値とを求め
たものである。
【0009】心拍数データから心拍数・トレンドグラフ
の表示データに変換する際には、全測定期間にわたって
記憶されたきわめて多量の心拍数データの中から選択さ
れたトレンドの種類に対応したトレンド周期で心拍数デ
ータを読み出し、そのうちから心拍数の最大値と最小値
と平均値を算出して心拍数トレンドの表示データに変換
する。
【0010】トレンドの種類としては、例えば、24時
間トレンド,60分間トレンド,10分間トレンドなど
がある。このうち、24時間トレンドがもっとも粗く、
10分間トレンドが最も細かい。24時間トレンドの心
拍数データは、記録開始時点から始めて例えば12分の
トレンド周期で読み出されて表示データに変換される。
60分間トレンドの心拍数データは、30秒のトレンド
周期で読み出されて表示データに変換され、10分間ト
レンドの心拍数データは、5秒のトレンド周期で読み出
されて表示データに変換される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯型心電計においては、イベント波形についても心拍
数・トレンドグラフについても、表示指令から画面上に
実際に表示されるまでにかなりの長い時間がかかるとい
う問題があった。
【0012】イベント波形データの場合、A/D絶対値
は初回サンプリング時のものだけしか記憶されておら
ず、あとのすべてのサンプリング時ではA/D差分値の
みが記憶されているに過ぎない。イベント波形の再生表
示に際しては、A/D差分値からA/D絶対値へと逆変
換しなければならない。そして、その逆変換の基礎とな
るのが初回サンプリング時のA/D絶対値である。
【0013】表示の対象として指定された時間範囲のす
べてのイベント波形データについて、各サンプリング時
のA/D差分値の1つ1つについてA/D絶対値への逆
変換を行うのであるが、その逆変換が初回サンプリング
時のA/D絶対値に基づいて行われるために、表示指定
時間範囲が初回サンプリング時から時間的に離れるほど
逆変換によるA/D絶対値の計算により多くの時間を要
し、表示待ちの時間がそれだけ延びる。
【0014】心拍数・トレンドグラフの場合、1心拍ご
とに心拍数データが記憶されており、選択されたトレン
ドの種類に応じたトレンド周期(例えば10分間トレン
ドの場合は5秒)で読み出されてその周期における心拍
数の最大値と最小値と平均値とが算出され、心拍数トレ
ンドの表示データに変換されている。このような処理を
トレンド周期ごとに順次繰り返さなければならないため
に、表示に必要なすべての心拍数・トレンドデータを作
成し、かつ、心拍数・トレンドグラフとして表示するま
でには非常に長い時間がかかってしまうことになる。
【0015】また、全測定期間にわたって1心拍ごとに
心拍数データを記憶しておくのは、膨大な記憶容量を必
要とすることになる。
【0016】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、イベント波形や心拍数・トレンドグ
ラフの表示指令から実際の再生表示にまで要する時間を
短縮し、素早く画面に表示できるようにすること、およ
び、記憶容量の削減を図ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の携帯
型心電計は、患者から得られ増幅された心電図信号をデ
ィジタルの心電図データに変換するA/Dコンバータ
と、得られた心電図データのA/D絶対値を更新的に記
憶しておく手段と、今回サンプリング時のA/D絶対値
と前回サンプリング時のA/D絶対値とのA/D差分値
を更新的に記憶しておく手段と、イベントスイッチの操
作時にその操作の前後の一定時間にわたるA/D差分値
および1心拍ごとのR波頂点検出時刻とR波頂点のA/
D絶対値とを固定的に記憶(イベント記録)する手段
と、再生表示モードにおいて、表示指定時間範囲に属す
る個々のA/D差分値をそれが属する心拍のR波頂点検
出時刻およびR波頂点のA/D絶対値に基づいて個々の
A/D絶対値に逆変換して表示データを作成する手段
と、その表示データをイベント波形として表示する手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明に係る第2の携帯型心電計
は、患者から得られ増幅された心電図信号をディジタル
の心電図データに変換するA/Dコンバータと、得られ
た心電図データのA/D絶対値を更新的に記憶しておく
手段と、今回サンプリング時のA/D絶対値と前回サン
プリング時のA/D絶対値とのA/D差分値を更新的に
記憶しておく手段と、前回心拍のR波頂点検出時刻と今
回心拍のR波頂点検出時刻との時間間隔に基づいて心拍
数を算出する手段と、この心拍数データを一時的に記憶
する手段と、トレンドの種類ごとに定められた所定のト
レンド周期ごとに各周期に属する心拍数の最大値と最小
値と平均値とを求めてトレンド種類ごとの心拍数・トレ
ンドデータとして固定的に記憶する手段と、イベントス
イッチの操作時にその操作の前後の一定時間にわたるA
/D差分値および1心拍ごとのR波頂点検出時刻とR波
頂点のA/D絶対値とを固定的に記憶(イベント記録)
する手段と、再生表示モードにおいて、指定されたトレ
ンド種類に対応した心拍数・トレンドデータを読み出し
てそのトレンド種類の心拍数・トレンドグラフの表示デ
ータを作成する手段と、表示指定時間範囲に属する個々
のA/D差分値をそれが属する心拍のR波頂点検出時刻
およびR波頂点のA/D絶対値に基づいて個々のA/D
絶対値に逆変換して表示データを作成する手段と、前記
各表示データを心拍数・トレンドグラフまたはイベント
波形として表示する手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0019】
【作用】第1の携帯型心電計によれば、再生表示モード
においてA/D差分値からA/D絶対値への逆変換によ
ってイベント波形の表示データを作成するに当たり、従
来例のように初回サンプリング時のA/D絶対値に基づ
いた逆変換を行う必要はなく、表示指定時間範囲内のみ
において、その範囲に属する1心拍ごとのR波頂点検出
時刻とR波頂点のA/D絶対値とに基づいてその心拍で
のA/D差分値をA/D絶対値に変換すればよいので、
表示指定時間範囲が初回サンプリング時からどれくらい
時間的に離れているかに関係なく、A/D差分値からA
/D絶対値への逆変換によるイベント波形表示データの
作成を素早く行うことができる。
【0020】また、第2の携帯型心電計によれば、心電
図データの測定中において予め、トレンド種類ごとに各
トレンド周期に属する心拍数の最大値と最小値と平均値
とを求めて記憶させておくから、再生表示モードにおい
ては従来例のようにいちいち心拍数データから最大値と
最小値と平均値を算出する必要がなく、きわめて速やか
に心拍数・トレンドグラフの表示データを作成すること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る携帯型心電計の一実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1は携帯型心電計の主要部の電気的構成
を示すブロック線図である。
【0023】図において、2は患者に装着する体表面電
極、4は体表面電極2によってピックアップされた心電
図信号を増幅する心電アンプ、6は増幅されたアナログ
の心電図信号をディジタルの心電図データに変換するA
/Dコンバータ、8はマイクロコンピュータの中央処理
装置であって全体の制御を司るCPU、10はプログラ
ムを格納しているROM、12はワーキングメモリおよ
びユーザーメモリとしてのRAM、14はCPU8によ
って駆動制御される液晶ドライバ、16は微細な液晶表
示素子を縦横にマトリックスに並べて各種のデータを数
値,グラフ,波形のいずれでも表示できるように構成さ
れた液晶表示装置、18は各種の操作を入力するための
タッチキー、20は患者が動悸,胸痛などの自覚症状を
感じたときに押し操作するイベントスイッチである。タ
ッチキー18は、液晶表示装置16のキー表示に合わせ
て透明タッチパネル上に形成されている。
【0024】RAM12は、A/Dコンバータ6でサン
プリングされた心電図データ(A/D絶対値およびA/
D差分値)を時刻情報とともにCPU8を介してメモリ
ループ方式で更新記憶する記憶領域を有している。CP
U8は、更新記憶によりRAM12に一時的に格納され
た心電図データに基づいて心拍数を算出し、その心拍数
データからトレンド種類ごとに定められたトレンド周期
ごとに各周期に属する心拍数の最大値と最小値と平均値
である心拍数・トレンドデータを演算する機能を有して
いる。そして、RAM12は、算出によって得られた心
拍数・トレンドデータを時刻情報とともに記憶する領域
を有している。CPU8は、イベントスイッチ20の押
し操作に伴って、その操作の前後にわたる一定時間分の
心電図データをイベント波形データとしてRAM12に
記憶させる機能を有している。RAM12は、少なくと
も数分間分の心電図データと、48時間分の心拍数・ト
レンドデータを記憶するに足るだけの容量をもつものと
して構成されている。
【0025】図2〜図6はRAM12のメモリマップを
示す。
【0026】RAM12は、図2に示すように、本体側
RAM12aと、バッテリバックアップされたICカー
ド側RAM12bとからなる。本体側RAM12aはサ
ンプリングした少なくとも2心拍分の心電図データ(A
/D絶対値およびA/D差分値)を一時的に格納してお
くエリアをもつ波形計測用バッファ領域となっている。
【0027】ICカード側RAM12bは、心電図デー
タ(A/D絶対値)の測定が開始された時刻やイベント
記録された時刻などを格納しておくヘッダ部12b
1 (詳細は図3を参照)、イベント0として安静時のQ
RSデータや波形データを格納するエリア12b2 、イ
ベントAとして1回目のイベント記録時のQRSデータ
や波形データを格納するエリア12b3 、イベントBと
して2回目のイベント記録時のQRSデータや波形デー
タを格納するエリア12b4 、および、48時間のうち
に算出されるべき心拍数・トレンドデータとして、それ
ぞれ、24時間分を1画面に表示する場合の心拍数・ト
レンドデータを2回分格納するエリア12b5 、60分
間分を1画面に表示する場合の心拍数・トレンドデータ
を48回分格納するエリア12b6 、10分間分を1画
面に表示する場合の心拍数・トレンドデータを288回
分格納するエリア12b7 などを有している。
【0028】エリア12b2 〜12b4 はイベント用バ
ッファ領域となっているが、これらのイベント用バッフ
ァ領域での各イベントのメモリ構成は図4に示すように
なっている。チャンネルCH0とチャンネルCH1とは
体表面電極2の配置によるものである。それぞれの波形
データは、A/D差分値(後述する)のかたちで格納さ
れている。
【0029】QRSテーブルのメモリ構成は1心拍分に
つき図5に示すようになっている。
【0030】すなわち、1心拍ごとのQRS群の各波の
頂点の検出時刻(以下、R波頂点検出時刻として代表さ
せる)と、チャンネルCH0,CH1のA/D絶対値と
を格納するようになっている。
【0031】また、エリア12b5 〜12b7 のメモリ
構成は図6に示すようになっている。すなわち、所定の
トレンド周期ごとに各周期に属する心拍数の最大値,最
小値,平均値およびその1周期内に検出された心拍総数
が格納されるようになっている。ここで、トレンド周期
としては、24時間トレンドのエリア12b5 の場合は
12分であり、60分間トレンドのエリア12b6 の場
合は30秒であり、10分間トレンドのエリア12b7
の場合は5秒である。
【0032】次に、この実施例の携帯型心電計の動作を
図7〜図13に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0033】電源の投入によってCPU8による制御動
作が開始される。体表面電極2によってピックアップさ
れ心電アンプ4によって増幅された心電図信号はA/D
コンバータ6に入力される。CPU8は、ROM10か
ら読み込んだプログラムに従って次のような制御動作を
行う。
【0034】電源投入によって液晶表示装置16には、
タッチキー18として測定キー,再生キーの表記が表示
される。
【0035】まず、ステップS1で、タッチキー18に
おける測定キーが操作されたかどうかを判断し、その操
作があったと判断したときにはステップS2〜S9のル
ーチンを実行する。そうでなければステップS10でタ
ッチキー18における再生キーが操作されたかどうかを
判断し、操作されたと判断したときにはステップS11
に進み、そうでなければステップS1に戻る。
【0036】ステップS11では、イベント再生キーか
トレンド再生キーのいずれか一方が押し操作されるのを
待ち、トレンド再生キーが操作されたと判断したときに
はステップS12〜S17のルーチン(図12参照)を
実行し、イベント再生キーが操作されたと判断したとき
にはステップS18〜S22のルーチン(図13参照)
を実行する(詳しくは後述する)。
【0037】電源の投入の後、一般的には、最初に測定
キーが入力操作される。したがって、ステップS2に進
んで、CPU8はA/Dコンバータ6を制御し、A/D
コンバータ6が入力した増幅後の心電図信号を一定時間
ごとにサンプリングし、A/D変換によってディジタル
の心電図データに変換し、CPU8に取り込む。そし
て、CPU8は、ステップS3で、連続してサンプリン
グされた心電図データを時刻情報とともにRAM12に
おける本体側RAM12aに転送しメモリループ方式で
一時的に格納する。
【0038】このメモリループ方式でのデータ格納動作
の詳しいフローを図8に示す。ステップS3−1では、
CPU8は、A/Dコンバータ6によってディジタルに
変換された後の心電図データ(A/D絶対値,A/D差
分値。これについては後述する)をRAM12における
本体側RAM12aの波形計測用バッファ領域に転送し
て一時的に格納する。ステップS3−2では、イベント
スイッチ20の操作に基づくイベント記憶が完了したか
どうかを判断し、完了していないときにはステップS3
−3に進むが、完了しているときには図7のステップS
4(R波頂点のサーチ)にスキップする。
【0039】ステップS3−3では、CPU8は、RA
M12におけるICカード側RAM12bのイベント用
バッファ領域に対して、常に現在を起点としてその前の
最新1分間の心電図データ(A/D絶対値,A/D差分
値)が確保された状態で格納されるように更新記憶して
いく。その記憶内容はイベントスイッチ20が操作され
るまでは常に変化している。
【0040】さて、ステップS3−4でイベントスイッ
チ20が操作されたかどうかを判断し、操作されていな
いときにはステップS4にスキップするが、操作された
ときにはステップS3−5に進んでRAM12のICカ
ード側RAM12bにおける最新1分間の心電図データ
(A/D絶対値,A/D差分値)の更新記憶を中止し、
そのとき記憶されている最新1分間の心電図データ(A
/D絶対値,A/D差分値)を時刻情報とともにRAM
12におけるICカード側RAM12bのイベント用バ
ッファ領域において固定的に記憶する。そして、さらに
その後、1分間分の心電図データ(A/D絶対値,A/
D差分値)を時刻情報とともに追加して固定的に記憶す
る。
【0041】以上によって、患者が動悸や胸痛などの自
覚症状を感じてイベントスイッチ20を操作したとき
に、その1分前からその後1分間までの合計2分間分の
心電図データ(A/D絶対値,A/D差分値)がイベン
ト波形データ(発作時心電図データ)として時刻情報と
ともにRAM12におけるICカード側RAM12bに
記憶されたことになる。そして、ステップS3−6でイ
ベント記憶完了のフラグを立てた後、ステップS4に進
む。
【0042】RAM12における本体側RAM12a
(波形計測用バッファ領域)およびICカード側RAM
12b(イベント用バッファ領域:リングバッファ)に
記憶される心電図データはA/D差分値とA/D絶対値
として記憶されるが、その詳しい動作を図9のフローチ
ャートで説明する。このフローは、図8におけるステッ
プS3−1をより詳しく表したものである。
【0043】CPU8は、ステップS3−1−1におい
て、今回サンプリング時のA/D絶対値から、すでに変
数として波形計測用バッファ領域に記憶されている前回
サンプリング時のA/D絶対値を減算し、これをA/D
差分値としてイベント用バッファ領域に転送し一時記憶
する。
【0044】そして、次のステップS3−1−2におい
て、前回サンプリング時のA/D絶対値に代えて今回サ
ンプリング時のA/D絶対値を変数として記憶した後、
図8のステップS3−2に進むのである。
【0045】ここで、フローの説明を図7に戻す。
【0046】CPU8は、ステップS4で、RAM12
から読み出した心電図データに基づいて心電図波形の解
析を行って1心拍の区切りとなるR波頂点に相当するデ
ータをサーチする。R波頂点は、心電図波形の特徴点で
あるQRS群中の最も鋭い立ち上がりをもつ部分であ
る。そのR波頂点のサーチの方法としては、例えば、あ
る時点での心電図データの値がそれ以前の1心拍内での
心電図データ群の最大値の7割を超え、かつ、極大点で
あることを条件に判定することで実現できる。
【0047】R波頂点であると認識するとステップS5
に進み、そうでなければステップS7〜S9を経てステ
ップS2にリターンし、以下、ステップS2〜S4,S
7〜S9を繰り返す。
【0048】R波頂点を見つけ出すとステップS5に進
み、心拍数を算出する。このステップS5の詳しい動作
を図10のフローチャートで説明する。
【0049】すなわち、ステップS5−1において、C
PU8は、前回心拍のR波頂点検出時刻と今回心拍のR
波頂点検出時刻との時間間隔の逆数を算出して、これを
心拍数とする。その時間間隔は前後に隣り合う両R波頂
点検出時刻間における〔サンプリング数×サンプリング
周期〕によって求められる。算出した心拍数データは、
ICカード側RAM12bにおけるイベント用バッファ
領域に一時記憶する。
【0050】次いで、ステップS5−2で、今回心拍の
R波頂点検出時刻をICカード側RAM12bのイベン
ト用バッファ領域に一時記憶する。このR波頂点検出時
刻とは、心電図データの測定開始時刻からの経過時間と
して検出するようになっている。さらに、ステップS5
−3で、今回心拍のR波頂点検出時刻におけるチャンネ
ルCH0,CH1の各A/D絶対値をICカード側RA
M12bのイベント用バッファ領域に格納する。
【0051】すなわち、測定開始から1心拍ごとのR波
頂点検出時刻と、R波頂点のA/D絶対値とを記憶して
おくのである。したがって、当然に、イベントスイッチ
20の操作に伴うその操作の前後2分間における1心拍
ごとのR波頂点検出時刻とR波頂点のA/D絶対値も記
憶される。
【0052】CPU8は、次に図7に示すステップS6
に進むが、このステップS6の詳しい動作を図11に基
づいて説明する。
【0053】まず、ステップS6−1において、ステッ
プS5−1で算出してICカード側RAM12bに一時
記憶されている心拍数データを、24時間トレンドのト
レンド周期である12分間分ごとに検索し、その12分
間分の1周期に属する心拍数データ群の中から心拍数の
最大値,最小値,平均値およびその1周期(12分)の
間に検出された心拍総数を求める。そして、これらのデ
ータを図6に示すように1周期分の心拍数・トレンドデ
ータとしてICカード側RAM12bに格納する。
【0054】同様に、ステップS6−2においては、I
Cカード側RAM12bに一時記憶されている心拍数デ
ータを、60分間トレンドのトレンド周期である30秒
間分ごとに検索し、その30秒間分の1周期に属する心
拍数データ群の中から心拍数の最大値,最小値,平均値
およびその1周期(30秒)の間に検出された心拍総数
を求める。そして、これらのデータも1周期分の心拍数
・トレンドデータとしてICカード側RAM12bに格
納する。さらに、ステップS6−3では、ICカード側
RAM12bに一時記憶されている心拍数データを、1
0分間トレンドのトレンド周期である5秒間分ごとに検
索し、その5秒間分の1周期に属する心拍数データ群の
中から心拍数の最大値,最小値,平均値およびその1周
期(5秒)の間に検出された心拍総数を求める。そし
て、これらのデータも1周期分の心拍数・トレンドデー
タとしてICカード側RAM12bに格納する。
【0055】すなわち、心拍数データは一時的に記憶す
るものとし、心拍数データ(心電図データ)の測定中に
おいて、トレンド種類ごと(24時間トレンド,60分
間トレンドおよび10分間トレンドごと)に定められた
所定のトレンド周期(12分,30秒および5秒)ごと
に各周期に属する心拍数の最大値と最小値と平均値と心
拍総数とをトレンド種類ごとの心拍数・トレンドデータ
として予めICカード側RAM12bに格納しておくの
である。
【0056】このような心拍数・トレンドデータの算出
・格納をタッチキー18における中止キーが操作される
か、予め定められた所定の回数だけのイベント記録が行
われるか、測定開始から48時間が経過するまで繰り返
し続行する。すなわち、ステップS7でタッチキー18
における中止キーが操作されたと判断したときには、ス
テップS1にリターンし、また、ステップS8で所定の
イベント記録回数(この実施例の場合は2回)だけのイ
ベント記録が行われてイベント記録回数が消化されたと
判断した時、および、ステップS9で測定時間が48時
間を経過したと判断したときは、電源を自動的にOFF
にして心電図データの測定を終了する。
【0057】中止キーが途中で操作されない限り、最大
48時間分にわたって測定したデータに基づいて、心拍
数・トレンドデータ(最大値と最小値と平均値と心拍総
数)および所定のイベント記録回数のイベント波形デー
タ(A/D差分値と1心拍ごとのR波頂点検出時刻とR
波頂点のA/D絶対値)とがRAM12におけるICカ
ード側RAM12bに格納されることになる。
【0058】中止キーが操作された後、あるいは、48
時間が経過して電源を再投入したときには、通常は、ス
テップS1の判断が否定的となり、図7に示すステップ
S10に進む。すなわち、タッチキー18において再生
キーが操作されるのを待ってステップS11に進む。ス
テップS11では、トレンド再生キーかイベント再生キ
ーのいずれかが操作されるのかを待つ。
【0059】ステップS11でトレンド再生キーが操作
されたと判断すると、図12に示すステップS12に進
んでRAM12におけるICカード側RAM12bから
心拍数・トレンドデータ(最大値と最小値と平均値と心
拍総数)をCPU8に読み込み、ステップS14で心拍
数・トレンドデータを心拍数・トレンドグラフの表示デ
ータのかたちに変換する。この心拍数・トレンドグラフ
というのは、横軸に時間をとり、縦軸に心拍数をとっ
て、心拍数の時間的変動を示すグラフとしたものであ
る。
【0060】そして、CPU8は、ステップS14で心
拍数・トレンドグラフの表示データを液晶ドライバ14
に転送し、ステップS15で液晶ドライバ14を制御し
て液晶表示装置16に心拍数・トレンドグラフを表示す
る。ステップS16でイベントマークをイベント記録時
刻に基づいて表示する。このような表示は、ステップS
17において中止キーが操作されたと判断するまで続け
られる。
【0061】ここで従来例と比較しておくと、従来例で
は心拍数の最大値,最小値,平均値のかたちで格納して
いたのではなく生の心拍数のままの状態で格納してお
り、再生表示に際して心拍数データを読み出し、ここで
初めて、トレンド種類に応じて最大値,最小値,平均値
を算出して心拍数・トレンドデータを作成していたの
で、表示までに多くの待ち時間を要したのであるが、本
実施例の場合には、予め、トレンド種類ごとの心拍数の
最大値,最小値,平均値という心拍数・トレンドデータ
の状態で格納しているので、再生表示に際しては単にそ
の心拍数・トレンドデータを読み出すだけでよく、きわ
めて速やかに表示することができるのである。
【0062】また、従来例においては全測定期間にわた
る心拍数データをすべてICカード側RAM12bに格
納していたので膨大な記憶容量を必要としたが、本実施
例の場合はトレンド種類ごとの最大値,最小値,平均
値,心拍総数を格納した後は心拍数データは消去してし
まうので、必要とする記憶容量を大幅に削減することが
できる。
【0063】なお、心拍数・トレンドデータ(最大値と
最小値と平均値と心拍総数)は、患者の自覚症状の有無
に関係なく48時間という長時間にわたって連続的に記
憶され、医師による診断に際して、液晶表示装置16に
心拍数・トレンドグラフとして表示することにより、心
臓疾患の定量的診断に利用される。
【0064】さて、図7のステップS11においてイベ
ント再生キーが操作されたと判断したときは図13に示
すステップS18に進み、ICカード側RAM12bの
イベント用バッファ領域からイベント波形データ(発作
時心電図データ)をCPU8に読み込み、ステップS1
9でイベント波形データを表示データに変換する。
【0065】イベント波形データは基本的にはA/D差
分値として記憶されているから、表示データを作成する
には、表示の対象として指定された時間範囲のすべての
イベント波形データについて、各サンプリング時のA/
D差分値の1つ1つについてA/D絶対値に逆変換する
必要がある。
【0066】ところで、従来例では、初回サンプリング
時のみのA/D絶対値を記憶しているだけに過ぎず、A
/D差分値からA/D絶対値への逆変換が初回サンプリ
ング時のA/D絶対値に基づいて行われるために、表示
指定時間範囲が初回サンプリング時から時間的に離れる
ほど逆変換によるA/D絶対値の計算により多くの時間
を要し、表示待ちの時間がそれだけ延びるという欠点を
もっていた。
【0067】これに対して、本実施例の場合には、測定
開始から1心拍ごとにR波頂点検出時刻とR波頂点のA
/D絶対値とが求められてICカード側RAM12bに
格納されているから、イベント波形の表示データを作成
するに当たっては、R波頂点検出時刻に基づいて表示波
形のA/D差分値が格納されているアドレスを検索し、
次いで、その心拍のR波頂点のA/D絶対値を基準とし
て表示指定時間範囲内のA/D差分値をA/D絶対値に
逆変換すればよい。
【0068】換言すれば、初回サンプリング時のA/D
絶対値を基準としなくてもよく、同じ心拍内のR波頂点
のA/D絶対値を基準とすればよいので、表示指定時間
範囲が測定開始時点からどれだけ離れていても、きわめ
てスピーディにA/D絶対値への逆変換すなわち表示デ
ータの作成が行われるのであり、液晶表示装置16の表
示画面への実際の再生表示までの待ち時間もきわめて短
くてすむ。
【0069】さて、続くステップS20でイベント波形
の表示データを液晶ドライバ14に転送し、ステップS
21で液晶ドライバ14を制御してイベント波形を液晶
表示装置16に表示する。この表示は、ステップS22
においてタッチキー18における中止キーが操作された
と判断するまで続けられる。中止キーが操作されるとス
テップS1にリターンする。
【0070】以上のように、心拍数・トレンドグラフの
表示およびイベント波形の表示がきわめて迅速に行われ
るので、医師は、心臓疾患についての定量的診断と定性
的診断とを速やかに行うことができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る第1の携帯
型心電計によれば、A/D差分値からA/D絶対値への
逆変換に際して、表示指定時間範囲内のみにおいて、そ
の範囲に属するR波頂点検出時刻とR波頂点のA/D絶
対値とに基づき逆変換を行えばよいので、イベント波形
表示データの作成を素早く行うことができ、したがっ
て、表示指令から実際の再生表示まで要する時間を大幅
に短縮化することができ、診断効率を改善することがで
きる。
【0072】また、本発明に係る第2の携帯型心電計に
よれば、心電図データの測定中においてすでにトレンド
種類ごとに各トレンド周期に属する心拍数の最大値と最
小値と平均値とを求めて記憶させておくように構成した
ので、再生表示モードにおいてはそのままダイレクトに
読み出すだけで心拍数・トレンドグラフの表示データを
作成でき、したがって、表示指令から実際の再生表示ま
で要する時間をきわめて短いものにすることができる。
また、膨大な数にのぼる1心拍ごとの心拍数データを記
憶する必要がなく、トレンド種類ごとの心拍数・トレン
ドデータを記憶しておくだけでよいため、必要な記憶容
量を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る携帯型心電計の主要部
の電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】実施例におけるRAMのメモリマップである。
【図3】実施例におけるRAMのメモリマップである。
【図4】実施例におけるRAMのメモリマップである。
【図5】実施例におけるRAMのメモリマップである。
【図6】実施例におけるRAMのメモリマップである。
【図7】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図8】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図9】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図10】実施例の動作説明に供するフローチャートで
ある。
【図11】実施例の動作説明に供するフローチャートで
ある。
【図12】実施例の動作説明に供するフローチャートで
ある。
【図13】実施例の動作説明に供するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2 体表面電極 4 心電アンプ 6 A/Dコンバータ 8 CPU 10 ROM 12 RAM 12a 本体側RAM 12b ICカード側RAM 14 液晶ドライバ 16 液晶表示装置 18 タッチキー 20 イベントスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者から得られ増幅された心電図信号を
    ディジタルの心電図データに変換するA/Dコンバータ
    と、 得られた心電図データのA/D絶対値を更新的に記憶し
    ておく手段と、 今回サンプリング時のA/D絶対値と前回サンプリング
    時のA/D絶対値とのA/D差分値を更新的に記憶して
    おく手段と、 イベントスイッチの操作時にその操作の前後の一定時間
    にわたるA/D差分値および1心拍ごとのR波頂点検出
    時刻とR波頂点のA/D絶対値とを固定的に記憶(イベ
    ント記録)する手段と、 再生表示モードにおいて、 表示指定時間範囲に属する個々のA/D差分値をそれが
    属する心拍のR波頂点検出時刻およびR波頂点のA/D
    絶対値に基づいて個々のA/D絶対値に逆変換して表示
    データを作成する手段と、 その表示データをイベント波形として表示する手段とを
    備えたことを特徴とする携帯型心電計。
  2. 【請求項2】 患者から得られ増幅された心電図信号を
    ディジタルの心電図データに変換するA/Dコンバータ
    と、 得られた心電図データのA/D絶対値を更新的に記憶し
    ておく手段と、 今回サンプリング時のA/D絶対値と前回サンプリング
    時のA/D絶対値とのA/D差分値を更新的に記憶して
    おく手段と、 前回心拍のR波頂点検出時刻と今回心拍のR波頂点検出
    時刻との時間間隔に基づいて心拍数を算出する手段と、 この心拍数データを一時的に記憶する手段と、 トレンドの種類ごとに定められた所定のトレンド周期ご
    とに各周期に属する心拍数の最大値と最小値と平均値と
    を求めてトレンド種類ごとの心拍数・トレンドデータと
    して固定的に記憶する手段と、 イベントスイッチの操作時にその操作の前後の一定時間
    にわたるA/D差分値および1心拍ごとのR波頂点検出
    時刻とR波頂点のA/D絶対値とを固定的に記憶(イベ
    ント記録)する手段と、 再生表示モードにおいて、 指定されたトレンド種類に対応した心拍数・トレンドデ
    ータを読み出してそのトレンド種類の心拍数・トレンド
    グラフの表示データを作成する手段と、 表示指定時間範囲に属する個々のA/D差分値をそれが
    属する心拍のR波頂点検出時刻およびR波頂点のA/D
    絶対値に基づいて個々のA/D絶対値に逆変換して表示
    データを作成する手段と、 前記各表示データを心拍数・トレンドグラフまたはイベ
    ント波形として表示する手段とを備えたことを特徴とす
    る携帯型心電計。
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