JPH08206089A - 生体情報収録装置 - Google Patents
生体情報収録装置Info
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- JPH08206089A JPH08206089A JP7322317A JP32231795A JPH08206089A JP H08206089 A JPH08206089 A JP H08206089A JP 7322317 A JP7322317 A JP 7322317A JP 32231795 A JP32231795 A JP 32231795A JP H08206089 A JPH08206089 A JP H08206089A
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- Japan
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- arrhythmia
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- data sequence
- electrocardiogram waveform
- electrocardiogram
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目視による検索を行うことなく、不整脈を効
率よく検索することを可能とする生体情報収録装置を提
供する。 【解決手段】 所定の時間ごとに区切られた心電図波形
を示すデジタル値と、該心電図波形に関する不整脈の有
無及び種類を識別する不整脈情報コードとを含むデータ
シーケンスを入力し、前記不整脈情報コードに対応して
不整脈の種類ごとに前記データシーケンスを格納する収
録部２０と、前記収録部２０に格納されたデータシーケ
ンスを読み出し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の
種類ごとに検索し、表示する不整脈検索処理部３０とを
備える。
率よく検索することを可能とする生体情報収録装置を提
供する。 【解決手段】 所定の時間ごとに区切られた心電図波形
を示すデジタル値と、該心電図波形に関する不整脈の有
無及び種類を識別する不整脈情報コードとを含むデータ
シーケンスを入力し、前記不整脈情報コードに対応して
不整脈の種類ごとに前記データシーケンスを格納する収
録部２０と、前記収録部２０に格納されたデータシーケ
ンスを読み出し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の
種類ごとに検索し、表示する不整脈検索処理部３０とを
備える。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、長時間にわたって
生体情報を連続的に収録する生体情報収録装置に関し、
特に生体情報として得られた心電図から不整脈を検出し
表示する機能を有する生体情報収録装置に関する。
生体情報を連続的に収録する生体情報収録装置に関し、
特に生体情報として得られた心電図から不整脈を検出し
表示する機能を有する生体情報収録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】長時間にわたって生体情報を連続的に収
録する生体情報収録装置は、病院内の集中治療室などに
設置され、患者の心電図などの生体情報を取得し管理す
る。得られた生体情報は、容体の変化や薬剤の投与の効
果を調べるために用いられている。
録する生体情報収録装置は、病院内の集中治療室などに
設置され、患者の心電図などの生体情報を取得し管理す
る。得られた生体情報は、容体の変化や薬剤の投与の効
果を調べるために用いられている。
【０００３】従来、この種の生体情報収録装置は、不整
脈の発生時の心電図を検索する場合、時刻情報を操作者
が入力することによって入力された時刻における心電図
を出力する方式や、単位時間当たりの心室性期外収縮の
発生回数や心拍数などの変化位置を指示することによっ
て心電図における該当位置を出力する方式が一般的であ
った。不正脈の位置を検索するには、上記のようにして
おおよその不整脈発生位置を検索し、出力した心電図に
基づいて操作者が目視によって不正脈の正確な発生位置
を検索していた。あるいは、不整脈発生位置を推定する
ことなく、全ての経過における心電図を出力し、出力し
た全ての心電図を操作者が目視することによって不正脈
の位置を検索していた。
脈の発生時の心電図を検索する場合、時刻情報を操作者
が入力することによって入力された時刻における心電図
を出力する方式や、単位時間当たりの心室性期外収縮の
発生回数や心拍数などの変化位置を指示することによっ
て心電図における該当位置を出力する方式が一般的であ
った。不正脈の位置を検索するには、上記のようにして
おおよその不整脈発生位置を検索し、出力した心電図に
基づいて操作者が目視によって不正脈の正確な発生位置
を検索していた。あるいは、不整脈発生位置を推定する
ことなく、全ての経過における心電図を出力し、出力し
た全ての心電図を操作者が目視することによって不正脈
の位置を検索していた。
【０００４】この種の生体情報収録装置の従来技術とし
て、例えば、公開実用新案公報、昭６２−１７４５０６
号「携行型心電図情報収録装置」に記載された技術があ
る。同文献には、心電図波形を磁気テープまたはＲＡＭ
に格納する生体情報収録装置について開示されている。
この生体情報収録装置では、取得した心電図波形を単に
時系列にしたがって格納する。そして、不整脈等の検索
を行う場合には、格納されている心電図を読み出し、目
視によって当該心電図を解析し、心電図上での異常発生
位置を検索することとなる。
て、例えば、公開実用新案公報、昭６２−１７４５０６
号「携行型心電図情報収録装置」に記載された技術があ
る。同文献には、心電図波形を磁気テープまたはＲＡＭ
に格納する生体情報収録装置について開示されている。
この生体情報収録装置では、取得した心電図波形を単に
時系列にしたがって格納する。そして、不整脈等の検索
を行う場合には、格納されている心電図を読み出し、目
視によって当該心電図を解析し、心電図上での異常発生
位置を検索することとなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の生体情報収録装置は、取得した心電図波形を格納する
際に、時系列にのみしたがっており、心室性期外収縮の
組み合わせによる不整脈の種類や名称の区別については
考慮されていない。したがって、単位時間当たりの心室
性期外収縮の発生回数に着目しても、不整脈を種類別に
検索できないという欠点があった。ここで、不整脈の種
類別とは、たとえば速い脈であるか突発的な脈であると
いった不整脈の状態の区別である。
の生体情報収録装置は、取得した心電図波形を格納する
際に、時系列にのみしたがっており、心室性期外収縮の
組み合わせによる不整脈の種類や名称の区別については
考慮されていない。したがって、単位時間当たりの心室
性期外収縮の発生回数に着目しても、不整脈を種類別に
検索できないという欠点があった。ここで、不整脈の種
類別とは、たとえば速い脈であるか突発的な脈であると
いった不整脈の状態の区別である。
【０００６】また、全ての経過にわたる心電図に基づ
き、操作者が目視によって不正脈の発生位置を検索する
場合、情報量が膨大であるため、検索に時間がかかると
いう欠点があった。
き、操作者が目視によって不正脈の発生位置を検索する
場合、情報量が膨大であるため、検索に時間がかかると
いう欠点があった。
【０００７】本発明の目的は、上記従来の欠点を解決
し、目視による検索を行うことなく、不整脈を効率よく
検索することを可能とする生体情報収録装置を提供する
ことにある。
し、目視による検索を行うことなく、不整脈を効率よく
検索することを可能とする生体情報収録装置を提供する
ことにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の生体情報収録装置は、所定の時間ごとに区切られ
た心電図波形を示すデジタル値と、該心電図波形に関す
る不整脈の有無及び種類を識別する不整脈情報コードと
を含むデータシーケンスを入力し、前記不整脈情報コー
ドに対応して不整脈の種類ごとに前記データシーケンス
を格納する収録手段と、前記収録手段に格納されたデー
タシーケンスを読み出し、不整脈の発生に関する情報を
不整脈の種類ごとに検索し、表示する不整脈検索処理手
段とを備える。
発明の生体情報収録装置は、所定の時間ごとに区切られ
た心電図波形を示すデジタル値と、該心電図波形に関す
る不整脈の有無及び種類を識別する不整脈情報コードと
を含むデータシーケンスを入力し、前記不整脈情報コー
ドに対応して不整脈の種類ごとに前記データシーケンス
を格納する収録手段と、前記収録手段に格納されたデー
タシーケンスを読み出し、不整脈の発生に関する情報を
不整脈の種類ごとに検索し、表示する不整脈検索処理手
段とを備える。
【０００９】また、他の好ましい態様では、前記収録手
段が、前記データシーケンスを入力し、前記心電図波形
を示すデジタル値と前記不整脈情報コードとに分割する
不整脈解析情報入力手段と、前記心電図波形を示すデジ
タル値を取得された時間に応じて順次格納すると共に、
前記不整脈情報コードを不整脈の種類ごとに分別して格
納する不整脈発生状況格納手段とを備える。
段が、前記データシーケンスを入力し、前記心電図波形
を示すデジタル値と前記不整脈情報コードとに分割する
不整脈解析情報入力手段と、前記心電図波形を示すデジ
タル値を取得された時間に応じて順次格納すると共に、
前記不整脈情報コードを不整脈の種類ごとに分別して格
納する不整脈発生状況格納手段とを備える。
【００１０】また、他の好ましい態様では、前記不整脈
検索処理手段が、前記不整脈情報コードに基づいて不整
脈の発生状況を検出し表示する不整脈発生状況表示手段
と、前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて心電図
波形を生成して表示する心電図表示手段とを備える。
検索処理手段が、前記不整脈情報コードに基づいて不整
脈の発生状況を検出し表示する不整脈発生状況表示手段
と、前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて心電図
波形を生成して表示する心電図表示手段とを備える。
【００１１】また、他の好ましい態様では、前記不整脈
発生状況表示手段が、時間軸上に不整脈の発生状況を表
示する第１の不整脈表示手段と、所定の時刻に発生した
不整脈の種類を一覧表示する第２の不整脈表示手段とを
備える。
発生状況表示手段が、時間軸上に不整脈の発生状況を表
示する第１の不整脈表示手段と、所定の時刻に発生した
不整脈の種類を一覧表示する第２の不整脈表示手段とを
備える。
【００１２】また、他の好ましい態様では、前記第１の
不整脈表示手段が、不整脈の発生状況を不整脈の種類ご
とに時間軸に沿ってトレンドグラフ形式で表示する。
不整脈表示手段が、不整脈の発生状況を不整脈の種類ご
とに時間軸に沿ってトレンドグラフ形式で表示する。
【００１３】また、他の好ましい態様では、前記第２の
不整脈表示手段が、所定の時刻に発生した不整脈の種類
と該発生時刻とを対にしてリスト形式で表示する。
不整脈表示手段が、所定の時刻に発生した不整脈の種類
と該発生時刻とを対にしてリスト形式で表示する。
【００１４】また、他の好ましい態様では、前記不整脈
検索処理手段が、心電図波形及び不整脈に関する情報以
外の生体情報を取得し、前記不整脈発生状況表示手段に
よる不整脈の発生状況の表示または前記心電図表示手段
による心電図波形の表示と共に前記取得した生体情報を
表示する生体情報表示手段をさらに備える。
検索処理手段が、心電図波形及び不整脈に関する情報以
外の生体情報を取得し、前記不整脈発生状況表示手段に
よる不整脈の発生状況の表示または前記心電図表示手段
による心電図波形の表示と共に前記取得した生体情報を
表示する生体情報表示手段をさらに備える。
【００１５】また、上記の目的を達成する他の生体情報
収録装置は、患者を監視して、少なくとも心電図波形を
示すデジタル値と該心電図波形に関する不整脈の有無及
び種類を識別する不整脈情報コードとを含む生体情報を
取得し、前記心電図波形を示すデジタル値と不整脈情報
コードとを含む所定の時間ごとに区切られたデータシー
ケンスを生成してネットワーク回線に出力する生体情報
取得手段と、前記ネットワーク回線から前記データシー
ケンスを入力し、前記不整脈情報コードに対応して不整
脈の種類ごとに前記データシーケンスを格納する収録手
段と、前記収録手段に格納されたデータシーケンスを読
み出し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の種類ごと
に検索し、表示する不整脈検索処理手段とを備え、前記
不整脈検索処理手段が、前記不整脈情報コードに基づい
て不整脈の発生状況を検出し表示する不整脈発生状況表
示手段と、前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて
心電図波形を生成して表示する心電図表示手段とを備え
る。
収録装置は、患者を監視して、少なくとも心電図波形を
示すデジタル値と該心電図波形に関する不整脈の有無及
び種類を識別する不整脈情報コードとを含む生体情報を
取得し、前記心電図波形を示すデジタル値と不整脈情報
コードとを含む所定の時間ごとに区切られたデータシー
ケンスを生成してネットワーク回線に出力する生体情報
取得手段と、前記ネットワーク回線から前記データシー
ケンスを入力し、前記不整脈情報コードに対応して不整
脈の種類ごとに前記データシーケンスを格納する収録手
段と、前記収録手段に格納されたデータシーケンスを読
み出し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の種類ごと
に検索し、表示する不整脈検索処理手段とを備え、前記
不整脈検索処理手段が、前記不整脈情報コードに基づい
て不整脈の発生状況を検出し表示する不整脈発生状況表
示手段と、前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて
心電図波形を生成して表示する心電図表示手段とを備え
る。
【００１６】また、上記の目的を達成する他の生体情報
収録装置は、患者を監視して、少なくとも心電図波形を
示すデジタル値と該心電図波形に関する不整脈の有無及
び種類を識別する不整脈情報コードとを含む生体情報を
取得し、前記心電図波形を示すデジタル値と不整脈情報
コードとを含む所定の時間ごとに区切られたデータシー
ケンスを生成してネットワーク回線に出力する生体情報
取得手段と、前記ネットワーク回線から前記データシー
ケンスを入力し、前記不整脈情報コードに対応して不整
脈の種類ごとに前記データシーケンスを格納する収録手
段と、前記収録手段に格納されたデータシーケンスを読
み出し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の種類ごと
に検索し、表示する不整脈検索処理手段と、前記ネット
ワーク回線に接続し、前記生体情報取得手段から出力さ
れた心電図波形及び不整脈に関する情報以外の生体情報
を入力し格納する生体情報格納手段とを備える。
収録装置は、患者を監視して、少なくとも心電図波形を
示すデジタル値と該心電図波形に関する不整脈の有無及
び種類を識別する不整脈情報コードとを含む生体情報を
取得し、前記心電図波形を示すデジタル値と不整脈情報
コードとを含む所定の時間ごとに区切られたデータシー
ケンスを生成してネットワーク回線に出力する生体情報
取得手段と、前記ネットワーク回線から前記データシー
ケンスを入力し、前記不整脈情報コードに対応して不整
脈の種類ごとに前記データシーケンスを格納する収録手
段と、前記収録手段に格納されたデータシーケンスを読
み出し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の種類ごと
に検索し、表示する不整脈検索処理手段と、前記ネット
ワーク回線に接続し、前記生体情報取得手段から出力さ
れた心電図波形及び不整脈に関する情報以外の生体情報
を入力し格納する生体情報格納手段とを備える。
【００１７】また、他の好ましい態様では、前記不整脈
検索処理手段が、前記不整脈情報コードに基づいて不整
脈の発生状況を検出し表示する不整脈発生状況表示手段
と、前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて心電図
波形を生成して表示する心電図表示手段と、前記生体情
報格納手段に格納された心電図波形及び不整脈に関する
情報以外の生体情報を取得し、前記不整脈発生状況表示
手段による不整脈の発生状況の表示または前記心電図表
示手段による心電図波形の表示と共に前記取得した生体
情報を表示する生体情報表示手段とを備える。
検索処理手段が、前記不整脈情報コードに基づいて不整
脈の発生状況を検出し表示する不整脈発生状況表示手段
と、前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて心電図
波形を生成して表示する心電図表示手段と、前記生体情
報格納手段に格納された心電図波形及び不整脈に関する
情報以外の生体情報を取得し、前記不整脈発生状況表示
手段による不整脈の発生状況の表示または前記心電図表
示手段による心電図波形の表示と共に前記取得した生体
情報を表示する生体情報表示手段とを備える。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【００１９】図１は本発明の１実施例による生体情報収
録装置の構成を示すブロック図である。
録装置の構成を示すブロック図である。
【００２０】図示のように、本実施例の生体情報収録装
置１０は、生体情報である心電図波形を受信し、蓄積す
る収録部２０と、収録部２０に蓄積した生体情報に基づ
き各種データの表示及び心電図中の不整脈の検索を行う
不整脈検索処理部３０とを備える。収録部１０は、ネッ
トワーク回線４０を介して患者監視装置５０に接続され
ている。また、患者監視装置５０には、本実施例の生体
情報収録装置１０の他に血圧や呼吸波形の情報を蓄積す
る生体情報収録装置１００が接続されている。なお、同
図には、本発明の特徴的な構成のみを記載し、他の構成
については省略してある。
置１０は、生体情報である心電図波形を受信し、蓄積す
る収録部２０と、収録部２０に蓄積した生体情報に基づ
き各種データの表示及び心電図中の不整脈の検索を行う
不整脈検索処理部３０とを備える。収録部１０は、ネッ
トワーク回線４０を介して患者監視装置５０に接続され
ている。また、患者監視装置５０には、本実施例の生体
情報収録装置１０の他に血圧や呼吸波形の情報を蓄積す
る生体情報収録装置１００が接続されている。なお、同
図には、本発明の特徴的な構成のみを記載し、他の構成
については省略してある。
【００２１】患者監視装置５０は、患者を監視して生体
情報を取得し、ネットワーク回線４０を介して各生体情
報収録装置に送る。取得する生体情報には、少なくとも
心電図波形が含まれ、患者監視装置５０は、患者の心電
図波形に基づいて不整脈の種類を判別し、心電図波形を
示すディジタル値（以下、心電図データと称す）と、不
整脈の有無及び種類を示すコードからなる不整脈情報と
をネットワーク回線２０に送出する。ここで、心電図デ
ータとしては、例えば、サンプリング周波数３００Ｈｚ
でサンプリングしたものを用いることができる。
情報を取得し、ネットワーク回線４０を介して各生体情
報収録装置に送る。取得する生体情報には、少なくとも
心電図波形が含まれ、患者監視装置５０は、患者の心電
図波形に基づいて不整脈の種類を判別し、心電図波形を
示すディジタル値（以下、心電図データと称す）と、不
整脈の有無及び種類を示すコードからなる不整脈情報と
をネットワーク回線２０に送出する。ここで、心電図デ
ータとしては、例えば、サンプリング周波数３００Ｈｚ
でサンプリングしたものを用いることができる。
【００２２】図２に、患者監視装置５０からネットワー
ク回線４０に送出されるデータ４１の構造を示す。図示
のように、当該データはヘッダ４２、不整脈情報を記録
した不整脈情報エリア４３、心電図データを記録した心
電図データエリア４４とを備えるデータシーケンス構造
を有する。同図の例では、１５秒を単位として、不整脈
情報エリア４３に、不整脈の有無及び検出された不整脈
の種類を示す不整脈コードを記録し、心電図データエリ
ア４４に、当該１５秒間の心電図データを記録してあ
る。なお、データシーケンスを作成するための１５秒と
いう単位は例示に過ぎず、１０秒、３０秒、１分等の他
の時間であっても良い。
ク回線４０に送出されるデータ４１の構造を示す。図示
のように、当該データはヘッダ４２、不整脈情報を記録
した不整脈情報エリア４３、心電図データを記録した心
電図データエリア４４とを備えるデータシーケンス構造
を有する。同図の例では、１５秒を単位として、不整脈
情報エリア４３に、不整脈の有無及び検出された不整脈
の種類を示す不整脈コードを記録し、心電図データエリ
ア４４に、当該１５秒間の心電図データを記録してあ
る。なお、データシーケンスを作成するための１５秒と
いう単位は例示に過ぎず、１０秒、３０秒、１分等の他
の時間であっても良い。
【００２３】収録部２０は、ネットワーク回線４０に接
続してデータシーケンス４１を入力する不整脈解析情報
入力部２１と、入力したデータシーケンス４１を格納す
る不整脈発生状況格納部２２とを備える。
続してデータシーケンス４１を入力する不整脈解析情報
入力部２１と、入力したデータシーケンス４１を格納す
る不整脈発生状況格納部２２とを備える。
【００２４】不整脈解析情報入力部２１は、データ入力
用のインターフェースとプログラム制御されたＣＰＵ等
で実現され、患者監視装置５０からネットワーク回線４
０に送出されたデータシーケンス４１を入力し、単位時
間ごとの不整脈発生情報として不整脈発生状況格納部２
２に格納する。より詳細には、不整脈情報エリア４３に
記録されている不整脈情報コードを、不整脈の有無及び
種類ごとに分別して不整脈発生状況格納部２２に格納
し、心電図データエリア４４に記録されている心電図デ
ータを、当該データシーケンス４１の不整脈情報コード
と関連付けて不整脈発生状況格納部２２に順次格納す
る。
用のインターフェースとプログラム制御されたＣＰＵ等
で実現され、患者監視装置５０からネットワーク回線４
０に送出されたデータシーケンス４１を入力し、単位時
間ごとの不整脈発生情報として不整脈発生状況格納部２
２に格納する。より詳細には、不整脈情報エリア４３に
記録されている不整脈情報コードを、不整脈の有無及び
種類ごとに分別して不整脈発生状況格納部２２に格納
し、心電図データエリア４４に記録されている心電図デ
ータを、当該データシーケンス４１の不整脈情報コード
と関連付けて不整脈発生状況格納部２２に順次格納す
る。
【００２５】不整脈発生状況格納部２２は、磁気ディス
ク装置や光ディスク装置等の比較的大きな記憶容量を有
する情報記憶装置で実現され、不整脈解析情報入力部２
１から送られた不整脈情報コード及び心電図データを格
納する。図３及び図４は、不整脈発生状況格納部２２の
ファイル構成を示す図である。不整脈情報コードは、図
３に示すように、ポインタ情報に続いて、不整脈情報コ
ードごと、すなわち不整脈の有無及び種類ごとに分別さ
れて格納される。各不整脈情報コードに対応する記憶領
域では、当該不整脈情報コードが単位時間ごとに順次格
納される。また、心電図データは、図４に示すように、
ポインタ情報に続いて、単位時間ごとに順次格納され
る。したがって、不整脈発生状況格納部２２のファイル
構造は時間系列的に定められる。
ク装置や光ディスク装置等の比較的大きな記憶容量を有
する情報記憶装置で実現され、不整脈解析情報入力部２
１から送られた不整脈情報コード及び心電図データを格
納する。図３及び図４は、不整脈発生状況格納部２２の
ファイル構成を示す図である。不整脈情報コードは、図
３に示すように、ポインタ情報に続いて、不整脈情報コ
ードごと、すなわち不整脈の有無及び種類ごとに分別さ
れて格納される。各不整脈情報コードに対応する記憶領
域では、当該不整脈情報コードが単位時間ごとに順次格
納される。また、心電図データは、図４に示すように、
ポインタ情報に続いて、単位時間ごとに順次格納され
る。したがって、不整脈発生状況格納部２２のファイル
構造は時間系列的に定められる。
【００２６】不整脈検索処理部３０は、図１に示すよう
に、不整脈トレンドグラフを表示するための不整脈トレ
ンドグラフ作成部３１と、不整脈トレンドグラフのうち
所定の範囲を指定するための位置選択部３２と、不整脈
リストを表示するための不整脈リスト作成部３３と、不
整脈リストのうち所定の項目を指定するための不整脈選
択部３４と、他の生体情報収録装置に収録された生体情
報を検索する生体情報検索部３５と、各部の動作制御を
行うと共に心電図の表示を行うための制御部３６と、各
制御部等の制御により各種の情報を表示する表示部３７
とを備える。
に、不整脈トレンドグラフを表示するための不整脈トレ
ンドグラフ作成部３１と、不整脈トレンドグラフのうち
所定の範囲を指定するための位置選択部３２と、不整脈
リストを表示するための不整脈リスト作成部３３と、不
整脈リストのうち所定の項目を指定するための不整脈選
択部３４と、他の生体情報収録装置に収録された生体情
報を検索する生体情報検索部３５と、各部の動作制御を
行うと共に心電図の表示を行うための制御部３６と、各
制御部等の制御により各種の情報を表示する表示部３７
とを備える。
【００２７】不整脈トレンド表示制御部３１は、プログ
ラム制御されたＣＰＵ等で実現される。そして、動作制
御部３６の制御にしたがい、収録部２０の不整脈発生状
況格納部２２に格納された不整脈情報コードに基づい
て、大局的な不整脈の発生傾向を示す不整脈トレンドグ
ラフを生成し、生成した不整脈トレンドグラフを表示部
３７に表示させる。
ラム制御されたＣＰＵ等で実現される。そして、動作制
御部３６の制御にしたがい、収録部２０の不整脈発生状
況格納部２２に格納された不整脈情報コードに基づい
て、大局的な不整脈の発生傾向を示す不整脈トレンドグ
ラフを生成し、生成した不整脈トレンドグラフを表示部
３７に表示させる。
【００２８】図６は、不整脈トレンドグラフの表示例を
示す図である。図示のように、不整脈トレンドグラフ６
０は、横軸を時間として、不整脈の種類ごとに発生時間
を一覧表示する表示欄６１を設けてある。そして、不整
脈発生状況格納部２２から読み出された不整脈情報コー
ドに基づき、グラフ化ソフトウェアを用いて、対応する
表示欄６１に不整脈の発生状況を表示する。このように
構成した不整脈トレンドグラフを参照することにより、
操作者は、どのような種類の不整脈がどのような時間間
隔等で発生しているかといった不整脈の発生傾向を容易
に知ることができる。なお、同図の例では、一度に表示
できる時間軸の範囲は２４時間となっているが、これよ
り短くても長くても良い。
示す図である。図示のように、不整脈トレンドグラフ６
０は、横軸を時間として、不整脈の種類ごとに発生時間
を一覧表示する表示欄６１を設けてある。そして、不整
脈発生状況格納部２２から読み出された不整脈情報コー
ドに基づき、グラフ化ソフトウェアを用いて、対応する
表示欄６１に不整脈の発生状況を表示する。このように
構成した不整脈トレンドグラフを参照することにより、
操作者は、どのような種類の不整脈がどのような時間間
隔等で発生しているかといった不整脈の発生傾向を容易
に知ることができる。なお、同図の例では、一度に表示
できる時間軸の範囲は２４時間となっているが、これよ
り短くても長くても良い。
【００２９】位置選択部３２は、キーボードやマウス等
の入力デバイスで実現される。そして、表示部３７に表
示された不整脈トレンドグラフ６０のうち、不整脈リス
トを表示させようとする所定の範囲を指定して不整脈リ
ストの表示を指示する。範囲の指定は、例えば、マウス
を使用して画面上のアイコンやカーソル（図中の縦の点
線）を注目したい不整脈の発生位置に移動させ、クリッ
クする操作により行う。また、キーボードのカーソル移
動スイッチで画面上のアイコンやカーソルを移動させ、
リターンキーを押すことにより範囲選択することもでき
る。なお、図５に示すように、表示部３７に日時表示欄
６２を設け、不整脈トレンドグラフ６０におけるカーソ
ル位置に対応する日時を数値で表示しておくことによ
り、範囲指定をより正確かつ容易に行うことが可能とな
る。図示の例では、カーソルは４月１３日の６時４０分
に位置することを示している。
の入力デバイスで実現される。そして、表示部３７に表
示された不整脈トレンドグラフ６０のうち、不整脈リス
トを表示させようとする所定の範囲を指定して不整脈リ
ストの表示を指示する。範囲の指定は、例えば、マウス
を使用して画面上のアイコンやカーソル（図中の縦の点
線）を注目したい不整脈の発生位置に移動させ、クリッ
クする操作により行う。また、キーボードのカーソル移
動スイッチで画面上のアイコンやカーソルを移動させ、
リターンキーを押すことにより範囲選択することもでき
る。なお、図５に示すように、表示部３７に日時表示欄
６２を設け、不整脈トレンドグラフ６０におけるカーソ
ル位置に対応する日時を数値で表示しておくことによ
り、範囲指定をより正確かつ容易に行うことが可能とな
る。図示の例では、カーソルは４月１３日の６時４０分
に位置することを示している。
【００３０】不整脈リスト作成部３３は、プログラム制
御されたＣＰＵ等で実現される。そして、動作制御部３
６の制御にしたがい、収録部２０の不整脈発生状況格納
部２２に格納された不整脈情報コードに基づいて、局所
的な不整脈の発生状況を示す不整脈リストを生成し、生
成した不整脈リストを表示部３７に表示させる。
御されたＣＰＵ等で実現される。そして、動作制御部３
６の制御にしたがい、収録部２０の不整脈発生状況格納
部２２に格納された不整脈情報コードに基づいて、局所
的な不整脈の発生状況を示す不整脈リストを生成し、生
成した不整脈リストを表示部３７に表示させる。
【００３１】図７は、不整脈リストの表示例を示す図で
ある。図示のように、不整脈リスト７０は、不整脈の名
称と発生時刻とを対にしてリスト形式で表示する。この
ような不整脈リストを参照することにより、操作者は、
当該時刻に発生している不整脈の種類を容易に知ること
ができる。なお、不整脈リストに表示する不整脈の項目
は、位置選択部３２により不整脈トレンドグラフ６０に
おいて指定した時刻の前後、適当な幅を持たせた時間の
範囲で取得することができる。図示の例では、指定した
時刻、４月１３日６時４０分の前後４０分ずつの範囲で
不整脈の項目を取得している。
ある。図示のように、不整脈リスト７０は、不整脈の名
称と発生時刻とを対にしてリスト形式で表示する。この
ような不整脈リストを参照することにより、操作者は、
当該時刻に発生している不整脈の種類を容易に知ること
ができる。なお、不整脈リストに表示する不整脈の項目
は、位置選択部３２により不整脈トレンドグラフ６０に
おいて指定した時刻の前後、適当な幅を持たせた時間の
範囲で取得することができる。図示の例では、指定した
時刻、４月１３日６時４０分の前後４０分ずつの範囲で
不整脈の項目を取得している。
【００３２】不整脈選択部３４は、キーボードやマウス
等の入力デバイスで実現される。そして、表示部３７に
表示された不整脈リスト７０のうち、心電図波形を表示
させようとする項目を指定する。項目の指定は、キーボ
ードやマウスの操作によりアイコンやカーソルを所望の
項目上に移動させ、リターンキーを押したりクリックす
ることにより行う。
等の入力デバイスで実現される。そして、表示部３７に
表示された不整脈リスト７０のうち、心電図波形を表示
させようとする項目を指定する。項目の指定は、キーボ
ードやマウスの操作によりアイコンやカーソルを所望の
項目上に移動させ、リターンキーを押したりクリックす
ることにより行う。
【００３３】生体情報検索部３５は、プログラム制御さ
れたＣＰＵ及び入力デバイスにより実現される。そし
て、必要に応じて入力デバイスから入力されるコマンド
にしたがって、他の生体情報収録装置から心電図及び不
整脈情報以外の生体情報を検索し、読み出して、表示部
３７に表示する。
れたＣＰＵ及び入力デバイスにより実現される。そし
て、必要に応じて入力デバイスから入力されるコマンド
にしたがって、他の生体情報収録装置から心電図及び不
整脈情報以外の生体情報を検索し、読み出して、表示部
３７に表示する。
【００３４】制御部３６は、プログラム制御されたＣＰ
Ｕ等で実現される。制御部３６は、上述した位置選択部
３２、不整脈選択部３４からの入力を受け、不整脈トレ
ンドグラフ作成部３１、不整脈リスト作成部３３、生体
情報検索部３５の動作を制御すると共に、表示部３７に
心電図波形を表示する。より詳細には、収録部２０の不
整脈発生状況格納部２２に格納されている不整脈情報コ
ードを読み出して不整脈トレンドグラフ作成部３１に送
り、不整脈トレンドグラフを作成させる。また、位置選
択部３２から入力された指示に従って、指定された範囲
の不整脈情報コードを不整脈リスト作成部３３に送り、
不整脈リストを作成させる。また、不整脈選択部から入
力された指示に従って、当該項目の不整脈を含む適当な
範囲の心電図波形を生成し、表示部３７に表示する。図
７に示した表示例では、不整脈リスト７０の上部に心電
図波形を表示する表示欄７１が設けてある。
Ｕ等で実現される。制御部３６は、上述した位置選択部
３２、不整脈選択部３４からの入力を受け、不整脈トレ
ンドグラフ作成部３１、不整脈リスト作成部３３、生体
情報検索部３５の動作を制御すると共に、表示部３７に
心電図波形を表示する。より詳細には、収録部２０の不
整脈発生状況格納部２２に格納されている不整脈情報コ
ードを読み出して不整脈トレンドグラフ作成部３１に送
り、不整脈トレンドグラフを作成させる。また、位置選
択部３２から入力された指示に従って、指定された範囲
の不整脈情報コードを不整脈リスト作成部３３に送り、
不整脈リストを作成させる。また、不整脈選択部から入
力された指示に従って、当該項目の不整脈を含む適当な
範囲の心電図波形を生成し、表示部３７に表示する。図
７に示した表示例では、不整脈リスト７０の上部に心電
図波形を表示する表示欄７１が設けてある。
【００３５】表示部３７は、ＣＲＴディスプレイ装置や
液晶ディスプレイ装置等の表示装置で実現される。そし
て、上述した不整脈トレンドグラフ作成部３１、不整脈
リスト作成部３３、及び制御部３６の制御により、各種
の情報を表示する。また、必要に応じて、生体情報検索
部３５によって検索された心電図及び不整脈情報以外の
生体情報も表示する。
液晶ディスプレイ装置等の表示装置で実現される。そし
て、上述した不整脈トレンドグラフ作成部３１、不整脈
リスト作成部３３、及び制御部３６の制御により、各種
の情報を表示する。また、必要に応じて、生体情報検索
部３５によって検索された心電図及び不整脈情報以外の
生体情報も表示する。
【００３６】次に、本実施例の動作について図５のフロ
ーチャートを参照して説明する。
ーチャートを参照して説明する。
【００３７】まず、キーボード等の入力デバイスを用い
て不整脈トレンドグラフの表示のための指示入力がある
と、制御部３６は、収録部２０の不整脈発生状況格納部
２２から不整脈情報コードを読み出し、不整脈トレンド
グラフ作成部３１を制御して、表示部３７に不整脈トレ
ンドグラフを表示させる（ステップ５０１）。
て不整脈トレンドグラフの表示のための指示入力がある
と、制御部３６は、収録部２０の不整脈発生状況格納部
２２から不整脈情報コードを読み出し、不整脈トレンド
グラフ作成部３１を制御して、表示部３７に不整脈トレ
ンドグラフを表示させる（ステップ５０１）。
【００３８】次に、位置選択部３２により、不整脈トレ
ンドグラフの画面上で不整脈リストを表示使用とする不
整脈の発生位置を選択する（ステップ５０２、５０
３）。不整脈の発生位置（発生時刻）が選択されると、
制御部３６は、選択された不整脈の発生位置の時刻を算
出し、不整脈リスト作成部３３を制御して、表示部３７
に当該位置における不整脈リストを表示させる（ステッ
プ５０４）。
ンドグラフの画面上で不整脈リストを表示使用とする不
整脈の発生位置を選択する（ステップ５０２、５０
３）。不整脈の発生位置（発生時刻）が選択されると、
制御部３６は、選択された不整脈の発生位置の時刻を算
出し、不整脈リスト作成部３３を制御して、表示部３７
に当該位置における不整脈リストを表示させる（ステッ
プ５０４）。
【００３９】次に、不整脈選択部３４により、表示部３
７に一覧表示された当該位置で発生した不整脈のリスト
のうち、心電図波形を表示使用とする不整脈の項目を選
択する（ステップ５０５）。不整脈の項目が選択される
と、制御部３６は、選択された不整脈とその不整脈の発
生時刻及びその直前直後の時間内の心電図データを不整
脈発生状況格納部２２から読み出し、心電図波形表示デ
ータに変換して、表示部３７に心電図波形として表示さ
せる（ステップ５０６）。
７に一覧表示された当該位置で発生した不整脈のリスト
のうち、心電図波形を表示使用とする不整脈の項目を選
択する（ステップ５０５）。不整脈の項目が選択される
と、制御部３６は、選択された不整脈とその不整脈の発
生時刻及びその直前直後の時間内の心電図データを不整
脈発生状況格納部２２から読み出し、心電図波形表示デ
ータに変換して、表示部３７に心電図波形として表示さ
せる（ステップ５０６）。
【００４０】さらに、表示された心電図波形に関して、
詳細な情報が必要である場合、生体情報検索部３５に所
定のコマンドを入力して、複数チャンネルで取得した他
の心電図、血圧、呼吸波系図等の必要に応じた生体現象
波形情報を、他の生体情報収録装置から検索し、表示部
３７に同一時間軸で表示させる（ステップ５０８、５０
９）。
詳細な情報が必要である場合、生体情報検索部３５に所
定のコマンドを入力して、複数チャンネルで取得した他
の心電図、血圧、呼吸波系図等の必要に応じた生体現象
波形情報を、他の生体情報収録装置から検索し、表示部
３７に同一時間軸で表示させる（ステップ５０８、５０
９）。
【００４１】この後、さらに他の不整脈の発生状況の詳
細な情報を検索する場合は、ステップ５０４に処理を戻
し、不整脈リストを表示する（ステップ５１０）。ま
た、他の時刻における不整脈発生箇所を検索する場合
は、ステップ５０１に処理を戻し、不整脈トレンドグラ
フを表示する（ステップ５０７）。
細な情報を検索する場合は、ステップ５０４に処理を戻
し、不整脈リストを表示する（ステップ５１０）。ま
た、他の時刻における不整脈発生箇所を検索する場合
は、ステップ５０１に処理を戻し、不整脈トレンドグラ
フを表示する（ステップ５０７）。
【００４２】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、本実施例において、不整脈の表示手
段として、不整脈トレンドグラフ及び不整脈リストを作
成したが、必ずしもこれらの手段に限られず、時間軸上
に不整脈発生状況を表示する形態の表示形式、及び所定
の時刻に発生した不整脈の種類を一覧表示する形態の表
示形式を採用することができる。
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、本実施例において、不整脈の表示手
段として、不整脈トレンドグラフ及び不整脈リストを作
成したが、必ずしもこれらの手段に限られず、時間軸上
に不整脈発生状況を表示する形態の表示形式、及び所定
の時刻に発生した不整脈の種類を一覧表示する形態の表
示形式を採用することができる。
【００４３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による生体
情報収録装置は、不整脈の発生状況をもとに心電図を検
索するため、心電図上の全ての不整脈が発生している箇
所、或いは心電図の全てにわたって目視を行うことな
く、注目する不整脈を効率よく、かつ短時間で検索する
ことがきるという効果を有する。
情報収録装置は、不整脈の発生状況をもとに心電図を検
索するため、心電図上の全ての不整脈が発生している箇
所、或いは心電図の全てにわたって目視を行うことな
く、注目する不整脈を効率よく、かつ短時間で検索する
ことがきるという効果を有する。
【００４４】また、本発明は、患者監視装置から不整脈
情報を取得し、不整脈の種類ごとに分別して格納してあ
るため、不整脈を種類別に検索することが容易にでき
る。これにより、不整脈の発生状況を不整脈の名称毎に
時間軸に沿って一覧表示することができ、一目で患者の
容体の変化や、発作の状態、薬石効果を確認することが
可能であるという効果を有する。
情報を取得し、不整脈の種類ごとに分別して格納してあ
るため、不整脈を種類別に検索することが容易にでき
る。これにより、不整脈の発生状況を不整脈の名称毎に
時間軸に沿って一覧表示することができ、一目で患者の
容体の変化や、発作の状態、薬石効果を確認することが
可能であるという効果を有する。
【図１】 本発明の１実施例による生体情報収録装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図２】 患者監視装置から送出されるデータシーケン
スの構造を示す図である。
スの構造を示す図である。
【図３】 本実施例の不整脈発生状況格納部に格納され
る不整脈情報コードのファイル構成を示す図である。
る不整脈情報コードのファイル構成を示す図である。
【図４】 本実施例の不整脈発生状況格納部に格納され
る心電図データのファイル構成を示す図である。
る心電図データのファイル構成を示す図である。
【図５】 本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図６】 不整脈トレンドグラフの表示例を示す図であ
る。
る。
【図７】 不整脈リストの表示例を示す図である。
１０、１００ 生態情報収録装置 ２０ 収録部 ２１ 不整脈解析情報入力部 ２２ 不整脈発生状況格納部 ３０ 不整脈検索処理部 ３１ 不整脈トレンドグラフ作成部 ３２ 位置選択部 ３３ 不整脈リスト作成部 ３４ 不整脈選択部 ３５ 生態情報検索部 ３６ 制御部 ３７ 表示部 ４０ ネットワーク回線 ５０ 患者監視装置 ６０ 不整脈トレンドグラフ ７０ 不整脈リスト
Claims (10)
- 【請求項１】 所定の時間ごとに区切られた心電図波形
を示すデジタル値と、該心電図波形に関する不整脈の有
無及び種類を識別する不整脈情報コードとを含むデータ
シーケンスを入力し、前記不整脈情報コードに対応して
不整脈の種類ごとに前記データシーケンスを格納する収
録手段と、 前記収録手段に格納されたデータシーケンスを読み出
し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の種類ごとに検
索し、表示する不整脈検索処理手段とを備えることを特
徴とする生態情報収録装置。 - 【請求項２】 前記収録手段が、 前記データシーケンスを入力し、前記心電図波形を示す
デジタル値と前記不整脈情報コードとに分割する不整脈
解析情報入力手段と、 前記心電図波形を示すデジタル値を取得された時間に応
じて順次格納すると共に、前記不整脈情報コードを不整
脈の種類ごとに分別して格納する不整脈発生状況格納手
段とを備えることを特徴とする請求項１に記載の生態情
報収録装置。 - 【請求項３】 前記不整脈検索処理手段が、 前記不整脈情報コードに基づいて不整脈の発生状況を検
出し表示する不整脈発生状況表示手段と、 前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて心電図波形
を生成して表示する心電図表示手段とを備えることを特
徴とする請求項１に記載の生態情報収録装置。 - 【請求項４】 前記不整脈発生状況表示手段が、 時間軸上に不整脈の発生状況を表示する第１の不整脈表
示手段と、 所定の時刻に発生した不整脈の種類を一覧表示する第２
の不整脈表示手段とを備えることを特徴とする請求項２
に記載の生態情報収録装置。 - 【請求項５】 前記第１の不整脈表示手段が、不整脈の
発生状況を不整脈の種類ごとに時間軸に沿ってトレンド
グラフ形式で表示することを特徴とする請求項３に記載
の生態情報収録装置。 - 【請求項６】 前記第２の不整脈表示手段が、所定の時
刻に発生した不整脈の種類と該発生時刻とを対にしてリ
スト形式で表示することを特徴とする請求項３または請
求項４に記載の生態情報収録装置。 - 【請求項７】 患者を監視して、少なくとも心電図波形
を示すデジタル値と該心電図波形に関する不整脈の有無
及び種類を識別する不整脈情報コードとを含む生体情報
を取得し、前記心電図波形を示すデジタル値と不整脈情
報コードとを含む所定の時間ごとに区切られたデータシ
ーケンスを生成してネットワーク回線に出力する生体情
報取得手段と、 前記ネットワーク回線から前記データシーケンスを入力
し、前記不整脈情報コードに対応して不整脈の種類ごと
に前記データシーケンスを格納する収録手段と、 前記収録手段に格納されたデータシーケンスを読み出
し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の種類ごとに検
索し、表示する不整脈検索処理手段とを備え、 前記不整脈検索処理手段が、 前記不整脈情報コードに基づいて不整脈の発生状況を検
出し表示する不整脈発生状況表示手段と、 前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて心電図波形
を生成して表示する心電図表示手段とを備えることを特
徴とする生態情報収録装置。 - 【請求項８】 前記不整脈検索処理手段が、 心電図波形及び不整脈に関する情報以外の生体情報を取
得し、前記不整脈発生状況表示手段による不整脈の発生
状況の表示または前記心電図表示手段による心電図波形
の表示と共に前記取得した生体情報を表示する生体情報
表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項３又は
請求項７に記載の生態情報収録装置。 - 【請求項９】 患者を監視して、少なくとも心電図波形
を示すデジタル値と該心電図波形に関する不整脈の有無
及び種類を識別する不整脈情報コードとを含む生体情報
を取得し、前記心電図波形を示すデジタル値と不整脈情
報コードとを含む所定の時間ごとに区切られたデータシ
ーケンスを生成してネットワーク回線に出力する生体情
報取得手段と、 前記ネットワーク回線から前記データシーケンスを入力
し、前記不整脈情報コードに対応して不整脈の種類ごと
に前記データシーケンスを格納する収録手段と、 前記収録手段に格納されたデータシーケンスを読み出
し、不整脈の発生に関する情報を不整脈の種類ごとに検
索し、表示する不整脈検索処理手段と、 前記ネットワーク回線に接続し、前記生体情報取得手段
から出力された心電図波形及び不整脈に関する情報以外
の生体情報を入力し格納する生体情報格納手段とを備え
ることを特徴とする生態情報収録装置。 - 【請求項１０】 前記不整脈検索処理手段が、 前記不整脈情報コードに基づいて不整脈の発生状況を検
出し表示する不整脈発生状況表示手段と、 前記心電図波形を示すデジタル値に基づいて心電図波形
を生成して表示する心電図表示手段と、 前記生体情報格納手段に格納された心電図波形及び不整
脈に関する情報以外の生体情報を取得し、前記不整脈発
生状況表示手段による不整脈の発生状況の表示または前
記心電図表示手段による心電図波形の表示と共に前記取
得した生体情報を表示する生体情報表示手段とを備える
ことを特徴とする請求項９に記載の生態情報収録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322317A JP2746239B2 (ja) | 1994-11-30 | 1995-11-15 | 生体情報収録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29606294 | 1994-11-30 | ||
| JP6-296062 | 1994-11-30 | ||
| JP7322317A JP2746239B2 (ja) | 1994-11-30 | 1995-11-15 | 生体情報収録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08206089A true JPH08206089A (ja) | 1996-08-13 |
| JP2746239B2 JP2746239B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=26560524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322317A Expired - Fee Related JP2746239B2 (ja) | 1994-11-30 | 1995-11-15 | 生体情報収録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2746239B2 (ja) |
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| JPH0549603A (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-02 | Fujitsu General Ltd | 健康管理システム |
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- 1995-11-15 JP JP7322317A patent/JP2746239B2/ja not_active Expired - Fee Related
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