JPH04193261A - 心電計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、携帯型の心電計に関する。

〈従来の技術〉 この種の心電計には、ＬＣＤなどの波形表示部を備え、
心電図データの記録媒体としてＩＣカートを用いにもの
かある。

このＩＣカートが、例えば、２分間分の記憶容量を持っ
ているとすると、時々刻々測定される心電図データを更
新しながらＩＣカードに記憶していく。したがって、Ｉ
Ｃカートには、常に２分間分の心電図データか記憶され
、記憶時間か２分を経過した心電図データは消去され、
その代わりに最新の心電図データか記憶されていく。

そして、心電図測定者が、心臓発作を感じたときに、心
電図データ保存用スイッチ、いわゆるイベントスイッチ
を押すことによって、心臓発作時の心電図データを含め
てその前後の期間の心電図データをＩＣカードに記録す
るようにしている。

第５図は、このようにしてＩＣカードに記録された心電
図データを再生してＬＣＤなどに波形表示する場合のフ
ローチャートである。

先ず、カーソルキーの操作によって心電図波形の検索用
ポインタ、すなわち、アクセスする記憶領域のアドレス
を初期化しくステップｎ１）、心電図データが記憶され
ているＩＣカードの前記ボイノタに対応するアドレスか
らＬＣＤの表示に対応する分、例えば、５秒間分の心電
図データを読み出しくステップｎ　２）、ＬＣＤに心電
図波形を表示する（ステップｎ３）。

次に、カーソルキーの操作の有無を判断しくステップｎ
４）、カーソルキーの操作量に対応してポインタを移動
しくステップｎ５）、対応するアドレスの心電図データ
を読み出して新たな心電図波形を表示する。

〈発明か解決しようとする課題〉 このように従来では、記録された心電図波形を再生して
診断を行う場合には、カーソルキーを操作して心電図波
形を順次呼び出して表示し、目視で波形の形状や間隔な
どの特徴を確認して診断に必要な波形、例えば、不整脈
の前後の波形などを探している。

ところが、このように記録されｒ１心電図波形を順次呼
び出して目視て確認することにより、診断に必要な不整
脈などの波形を検索するものでは、検索に時間かかかり
、診断する上で効率が悪いという難点かある。

本発明は、上述の点に鑑みて為されｆ二ものであ−で、
不整脈なとの異常な波形の検索を素早く行えるようにし
て診断の効率を高めることかできるようにしｆ二心電計
を提供することを目的とする。

〈課題を解決するｆ二めの手段〉 本発明の心電計では、上述の目的を達成するために、測
定した心電図データの所定時間分を記憶する記憶手段と
、心電図波形を画面表示する表示手段と、前記記憶手段
に記憶された心電図データの各ＱＲＳ群の内で異なる特
徴を何する波形のＱＲＳを検索する検索手段と、前記検
索手段で検索され１こ異なる特徴を有する波形のＱＲＳ
を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えている
。

〈作用〉 上記構成によれば、記憶手段に記憶されている心電図デ
ータから不整脈などの正常な波形と異なる特徴を有する
ＱＲＳを検索して表示手段に表示するようにしているの
で、従来例のように記憶手段に記憶されている心電図波
形を順次表示して目視て検索するのに比へて診断に必要
な波形をすけやく捜し出して診断をすることが可能とな
る。

〈実施例〉 以下、図面によって本発明の実施例について、詳細に説
明する。

第１図は、本発明の一実施例のブロック図である。

同図において、ｌは心電図を測定する電極、２は電極ｌ
からの心電図データを増幅してデジタルデータに変換し
て出力する心電図波形計測部、３はこのデジタルの心電
図データを所定時間分、例えば、２分間分記憶する記憶
手段としてのＩＣカード、４はこのＩＣカード３の心電
図データの内から不整脈などの正常な波形と異なる特徴
を有する波形のＱＲＳを検索する検索手段、５は内部Ｒ
ＡＭ、６はカーソルキーなどを備えるキー人力部、７は
ＩＣカード３に記憶されている心電図データを波形表示
する表示部としてＬＣＤ、８はこのＬＣＤ７を駆動する
ＬＣＤドライバ、９は各部を制御するともに、検索され
た不整脈をＬＣＤ７に表示する表示制御手段としての機
能を有する中央制御部である。

上記構成において、検索手段４、中央制御部９および内
部ＲＡ　Ｍ　５は、基本的にマイクロコンピュータによ
って構成されている。

この実施例の心電計では、不整脈などの異常な波形の検
索を素早く行えるようにして診断の効率を高めるために
、検索手段４によってＩＣカード３に記録されている心
電図データの内から不整脈なとの正常な波形と異なる特
徴を存する波形のＱＲＳを次のようにして検索している
。

すなわち、第２図（Ａ）、（Ｂ）は連続した心電図波形
であり、この第２図には、１０個のＱＲ８群１０〜１９
が示されており、ｒ（ｎ）〜ｒ（ｎ−９）は、各ＱＲＳ
　１０〜１９の各基準点を、ｔ（ｎ）〜ｔ（ｎ−＝９）
は、ＱＲＳ間の時間差をそれぞれ示している。

正常なＱＲＳであれば、ＱＲＳ間の時間差ｔ（ｎ）〜ｔ
（ｎ＝、９）は、はぼ一定の間隔であるが、第３図に示
される不整脈ような異常なＱＲＳ　２０ては、ｔ（ｉ）
に示されるような極端に短い間隔を示すことになる。な
お、ｒ（ｓ）は正常なＱＲ８の基準点、ｒ（１）は異常
なＱＲ５２０の基準点を示している。

そこで、検索手段４ては、ＩＣカート３に記憶されてい
る心電図データからＱＲ９群を順次検知しながらＱＲＳ
間隔 ｔ（ｎ）−ｒ（ｎ＝１）　−ｒ（ｎ） を演算し、例えば、８個のｔ（ｎ）か蓄積されると、そ
の平均値 ｔ　　ａ−（ｔ（ｎ）　　＋ｔ（ｎ士ｌ）　　”−＝−
４−ｔ（ｎ＋７）　）　　／８を演算して算出し、この
平均値ｔａと次のＱＲＳ間隔とを比較し、比較の結果、
第３図のように平均値ｔａよりも極端に短い場合には、
異常なＱＲ８であると判定するものである。

この平均値ｔａは、例えば、１番目〜８番目のＱＲ９群
によって最初の平均値ｔａか算出され、次に、２番目〜
９番目のＱ’ＲＳ群によって次の平均値ｔａが算出され
るというように、順次更新されていくものである。

異常なＱＲ５であるか否かの判定は、例えば、比較され
る次のＱＲ５間隔か、平均値【ａから予め定めた一定値
を差し引いｆ二値以下であるとさ、あるいは、平均値ｔ
ａを予め定おた値で割っ几値以下であるときに異常とす
るなとの手段か考えられる。

なお、最初に８個のＱＲ５群の平均値ｔａが得られるま
では、予め定められている標準的すＱＲ５間隔をｔａと
して利用する。

次に、上記構成を有する心電計において、ＩＣカード３
に記録された心電図データを再生してＬＣＤ’７に波形
表示する場合の動作を第４図のフローチャートに基づい
て説明する。

先ず、心電図波形の検索用ポインタ、すなわち、アクセ
スする記憶領域のアドレスを初期化しくステップｎｌ）
、カーソルキーによる従来と同様の表示であるか、ある
いは、検索手段４による自動検索であるかを判断しくス
テップｎ２）、カーソルキーによる表示の場合には、従
来例と同様に、心電図データか記憶されてし）るＩＣカ
ート３の前記ポインタに対応するアドレスからＬＣＤ７
の表示に対応する分、例えば、５秒間分の心電図データ
を読み出しくステップｎ１４）、ＬＣＤ７に心電図波形
を表示しくステップｎ１５）、カーソルキーの操作の有
無を判断しくステップｎ１６）、カーソルキーの操作量
に対応してポインタを移動しくステップｎ１７）、対応
するアドレスの心電図データを読み出して新たな心電図
波形を表示する。

自動検索である場合には、心電図データが記憶されてい
るＩＣカード３の前記ポインタに対応するアドレスから
心電図データを読み出して内部ＲＡＭ５に格納しくステ
ップｎ４）、上述の不整脈の検知機能（ステップｎ５）
によって波形の特徴を判定して不整脈か否かを判断しく
ステップｎ６）、不整脈でないときには、ポインタを１
つ進めて（ステップｎ１ｌ）ステップｎ３に戻る。

不整脈であるときには、表示モードを選択する（ステッ
プｎ７）。この表示モードは、不整脈を含むその前のＱ
ＲＳ群を表示する第１の表示モートと、不整脈を含むそ
の後のＱＲ５群を表示する第２の表示モートと、不整脈
を中心にしてその前後のＱ’Ｒ５群を表示する第３の表
示モートとかあり、キー人力部６により、いずれかの表
示モートが選択されているものである。

第１の表示モードが選択されている場合には、内部ＲＡ
Ｍ５から不整脈を含Ｃ・その前の心電図データを読み出
してＬＣＤ７に心電図波形を表示しくステップｎ１Ｏ）
、第２の表示モートか選択されている場合には、現在の
ポインタに対応するアドレスから心電図データを読み出
しくステーツブｎ８）、不整脈を含むその後の心電図波
形をＬＣＤ７に表示しくステップｎ９）、第３の表示モ
ード□が選択されている場合には、内部ＲＡＭ５から心
電図データを読み出してＬＣＤ７に表示して（ステップ
ｎ１２）ステップｎ８．ｎ９に移る。

その後、再度検索するか否かを判断しくステップｎ１３
）、検索するときには、ポインタを１つ進めて（ステッ
プｎ１１）ステップｎ３に戻る。

このように自動検索の場合には、不整脈なとの異常な波
形か自動的に検索さイーてその部分の波形がＬＣＤ７に
表示されるので、従来例のようにＩＣカート３に記憶さ
れている心電図波形を順次呼び出して目視で検索するの
に比べて必要な波形をすばやく捜し出して診断をするこ
とが可能となる。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、記憶手段に記憶されてい
る心電図から不整脈なとの異なる特徴を有するＱＲ８を
検索して表示手段に表示するようにしているので、従来
例のように記憶手段に記憶されている心電図波形を順次
表示して目視で検索するのに比べて診断に必要な波形を
すばやく捜し出して診断を下すことか可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は正常
時の心電図、第３図は異常時の心電図、第４図は動作説
明に供するフローチャート、第５図は従来例のフローチ
ャートである。 ３　・ＩＣカード（記憶手段）、４・・検索手段、７・
ＬＣＤ、９・・中央制御部（表示制御手段）。 第１図 （本発明の一実施例のブロック図） 第５図 （従来例のフローチャート） ＝ＵｎＦ＋−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）測定した心電図データの所定時間分を記憶する記
   憶手段（３）と、 心電図波形を画面表示する表示手段（７）と、前記記憶
   手段（３）に記憶された心電図データの各ＱＲＳ群の内
   で異なる特徴を有する波形のＱＲＳを検索する検索手段
   （４）と、前記検索手段（４）で検索された異なる特徴
   を有する波形のＱＲＳを前記表示手段（７）に表示する
   表示制御手段（９）と、 を備えることを特徴とする心電計。