JP2691818B2 - 携帯型心電計 - Google Patents

携帯型心電計

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JP2691818B2
JP2691818B2 JP33697291A JP33697291A JP2691818B2 JP 2691818 B2 JP2691818 B2 JP 2691818B2 JP 33697291 A JP33697291 A JP 33697291A JP 33697291 A JP33697291 A JP 33697291A JP 2691818 B2 JP2691818 B2 JP 2691818B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常時的に患者の心電図
データを測定し、例えば、患者が動悸,胸痛などの症状
を自覚したときにイベントスイッチを操作することで自
覚症状前後の所要時間にわたる心電図データを記憶し
(イベント記録)、必要に応じて、自覚症状時の心電図
波形(イベント波形)として再生表示するように構成さ
れた携帯型心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型心電計は、一般的に、数分間分の
心電図データを記憶するICカードなどの記憶媒体を有
しているとともに、数心拍分の心電図波形を表示するに
足るだけの大きさの液晶などの表示装置を備えている。
【0003】数心拍分は数秒に相当するから、記録され
たすべての心電図波形を表示画面上に再生表示するため
には、表示される心電図波形を時間軸方向にスクロール
する必要がある。この波形スクロールには、1心拍分ず
つ順送りする「1波形スクロール」と、数心拍分を表示
している画面単位で順送りする「1画面スクロール」と
がある。比較的ゆっくりとスクロールする場合には1波
形スクロールを行い、比較的速くスクロールする場合に
は1画面スクロールを行う。
【0004】1画面スクロールの具体例を説明する。
【0005】波形の表示倍率が1倍のときに、表示画面
に5秒間分の心電図波形が表示される。記録された心電
図データが2分間にわたるものであるとする。この心電
図波形をその先頭の部分から一番最後の部分まで1画面
スクロールによって表示させるには、1画面スクロール
キー(スキップキー)を連続的に押し操作して高速スク
ロールを行い、表示画面を、2×60÷5=24回にわ
たって切り換えなければならない。
【0006】液晶表示装置は、一般的に、CRTディス
プレイと比べると応答速度が遅いために、もし過度に高
速で表示画面を切り換えると残像が残って非常に見づら
い表示状態となってしまう。心電図データの切り換え処
理の速度に比べると、液晶画面の切り換え速度が相当に
遅いからである。
【0007】そこで、1画面スクロールで表示画面を一
度切り換えたときは、数100msec程度の待ち時間
をおいてから、次の1画面スクロールに移行するように
してある。したがって、24回にもわたって表示画面を
切り換えるとなると、かなりの長い時間を要することと
なる。
【0008】高速なスクロールを行うために、一旦、表
示倍率選択キーの手動操作によって表示倍率を小さくし
ておいてから1画面スクロールを行うことが取り扱い説
明書などで推奨されている。
【0009】例えば、表示倍率を1倍から1/2倍に切
り換えたとすると、1画面に一度に表示される心電図波
形は、5秒間分から10秒間分へと倍増する。このとき
の表示画面の切り換え回数は、2×60÷10=12回
となり、表示倍率が1倍のときに比べて半分の回数です
み、高速スクロールが可能となる。
【0010】なお、高速スクロールのためには1画面ス
クロールキーを連続的に押し操作し続ければよいのであ
り、記録された心電図波形の一番最後の部分までの高速
スクロールが終了すると、再び、表示倍率選択キーの手
動操作により表示倍率を元の1倍に戻す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、表示倍
率を小さい状態に切り換えてから1画面スクロールキー
の操作によって高速スクロールすべきことを取り扱い説
明書等で説明しているのであるが、携帯型心電計の取り
扱いに慣れていないユーザーの場合には、表示倍率を小
さく切り換えることをせず、そのときの表示倍率のまま
で1画面スクロールしてしまう。通常の表示倍率は、一
般心電計に合わせた1倍であるから、表示画面の切り換
え回数は24回となり、結局、高速スクロールは実行さ
れず、画面スクロールに長い時間がかかってしまうとい
う問題があった。
【0012】特に、近時のように記憶媒体であるICカ
ードの記憶容量が大きくなり、記録できる心電図データ
の時間が長くなってくると、上記のような不慣れな取り
扱いをした場合には画面スクロールに非常に長い時間を
要することとなる。
【0013】例えば、心電図データを8分間にわたって
記録できるICカードが装備されているとすると、表示
倍率を1/2倍に切り換えてから1画面スクロールを行
った場合の表示画面の切り換え回数は、8×60÷10
=48回ですみ、高速スクロールの機能が充分に発揮さ
れる。
【0014】しかし、表示倍率を1倍としたまま、1画
面スクロールを行うと、その2倍の96回にわたる画面
切り換えを待たなくてはならないことになる。これでは
著しい時間の無駄になる。もし、表示倍率が2倍のまま
1画面スクロールを行ったとすると、192回もの画面
切り換えを待たなければならなくなり、一層無駄な時間
を消費する。
【0015】取り扱い説明書に従って正しく操作すれ
ば、かなり高速でスクロールすることができる機能を有
しているにもかかわらず、ユーザーが不慣れなために、
あるいは、操作についての充分な知識をもっていないた
めに、機器が有している機能をフルに発揮することがで
きないでいるのである。
【0016】また、たとえ操作について充分な知識があ
り携帯型心電計の取り扱いに慣れているユーザーにおい
ても、高速スクロールをする際に、準備作業としてまず
表示倍率を手動操作によって最低倍率に切り換え、次い
で、1画面スクロールキーを連続的に押し操作し、その
スクロールが終了したのち、もとの倍率へ手動操作によ
って戻さなければならないため、高速スクロールについ
ての操作性があまりよいものとはいえなかった。
【0017】本発明は、上記のような事情に鑑みて創案
されたものであって、たとえユーザーが携帯型心電計の
取り扱い方法を熟知していなくても、表示すべき心電図
波形の高速スクロールを行う意図があるときには、それ
を自動的に察知して、機器が有している機能をフルに発
揮させるべく、自動的に表示倍率を小さく切り換えるよ
うにし、ユーザーの手動操作による表示倍率の切り換え
の必要性をなくして操作性を向上させるとともに、高速
スクロールの際に待たされる時間をできる限り短くする
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型心電
計は、患者から得られた心電図データを格納する記憶手
段を有し、再生表示モードにおいて、前記記憶手段から
読み出した心電図データを心電図波形の状態で表示する
表示装置を備え、かつ、その表示装置の画面に表示する
心電図波形の表示倍率を変更可能な手段と、その表示装
置の画面に表示すべき心電図波形を時間軸方向にスクロ
ールするスクロールキーを備えた携帯型心電計であっ
て、前記スクロールキーが所定時間以上にわたって連続
的に押し操作されていることの検出に基づいて自動的に
表示倍率を最低倍率に切り換える手段と、そののち前記
スクロールキーの押し操作が解除されたことの検出に基
づいて自動的に表示倍率を元の倍率に戻す手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0019】
【作用】スクロールキーが所定時間以上にわたって押し
操作され続けているということは、ユーザーが高速スク
ロールを行おうとしていることにほかならない。このよ
うなときには、表示倍率を自動的に最低倍率に切り換
え、その状態でスクロールが行われるので、機器がもっ
ている機能をフルに発揮する状態での高速スクロールが
可能となる。したがって、ユーザーに高速スクロールの
ための操作の知識をもつように強制しなくてすむ。ま
た、スクロールキーの押し操作が解除されると、表示倍
率が自動的に元の倍率に戻されるので、ユーザーは惑わ
されることがない。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る携帯型心電計の一実施例
を図面に基づいて説明する。
【0021】図1は実施例に係る携帯型心電計の外観を
示す斜視図である。この斜視図は、心電計本体の正面部
を上向きにし、かつ、上面部を手前側に置いた状態で描
いたものである。
【0022】図において、Aは心電計本体、2は微細な
液晶表示素子を縦横にマトリックスに並べてあり、心電
図データをはじめとして各種のデータを数値,グラフ,
波形のいずれでも表示することができるドットマトリク
ス型の液晶表示装置(LCD)、4は患者が動悸,胸痛
などの自覚症状を感じたときに押し操作するもので押し
操作が行いやすいように比較的大きく構成されたイベン
トスイッチ、6はイベントスイッチ4を押し操作したと
きに一瞬点灯する機能を有するバッテリアラームラン
プ、8は図示しない体表面電極からの誘導コードを差し
込み接続するための誘導コード接続端子、10は心電図
データを保存しておくときに使う心電図出力端子、12
は電源キー、14は解除キー、16は機能キー、18は
操作説明キーである。液晶表示装置2や各種のキーは心
電計本体Aの正面部に配置されており、イベントスイッ
チ4は心電計本体Aの上面部に配置されている。
【0023】液晶表示装置2には、その透明タッチパネ
ル上に各種のタッチキー(図2参照)が配置されてい
る。ハードウェア的には、解除キー14や機能キー16
や操作説明キー18もタッチキーと同等のものである。
【0024】図2は携帯型心電計の主要部の電気的構成
を示すブロック線図である。
【0025】図において、20は患者に装着することに
よって心電図信号(ECG)をピックアップする体表面
電極、22は体表面電極20で得られた心電図信号を増
幅する心電アンプ、24は増幅されたアナログの心電図
信号をディジタルの心電図データに変換するA/Dコン
バータ、26はマイクロコンピュータにおける中央処理
装置を構成し全体の制御を司るとともに心電図データに
関しての各種の処理を行うCPU(プログラムROM内
蔵型)、28はデータバス,アドレスバスと周辺回路を
制御するためのゲートアレイ、30はプログラムのロー
ド用に用いるとともにワーキングメモリとして機能する
RAM、32は心電計本体Aに着脱自在に装着されるI
Cカード、34はICカード32内のプログラム格納用
のROM、36はICカード32内のRAMであって、
心電図データをメモリループ方式で一時的に記憶すると
ともに、イベントスイッチ4が押し操作されたときにそ
の前後にわたる一定時間(例えば操作前1分から操作後
1分の合計2分間)の心電図データを固定的に保持する
ためのRAM、38はバスライン、40はCPU26に
よって駆動制御され心電図データの表示データである心
電図波形を液晶表示装置2に送出する液晶ドライバ、4
2は液晶表示装置2の透明タッチパネル上に配置された
タッチキー、44はイベント記録によってICカード3
2のRAM36に格納された心電図データを外部へアナ
ログ出力するためのD/Aコンバータ、46はそのアナ
ログ出力を増幅するためのアンプ回路である。
【0026】次に、この実施例の携帯型心電計の動作を
説明する。
【0027】この携帯型心電計の動作モードには、大別
して、患者が装着して心電図データを測定,記録する測
定モードと、その測定モードで記録された心電図データ
を医師が液晶表示装置2に再生表示して診断する再生モ
ードとがある。本発明は、再生モードにおいて特徴をも
つものであるが、以下では、まず、測定モードから説明
する。
【0028】医師等は患者の身体に体表面電極20を装
着し、電源キー12を押し操作することによってCPU
26による制御動作を開始させると、液晶表示装置2に
動作モードを指定するための画面が表示される。液晶表
示装置2の画面でタッチキー42の一部として表示され
た測定キーを操作する。すると、携帯型心電計は心電図
データの測定を開始する。
【0029】すなわち、CPU26は、A/Dコンバー
タ24を制御することにより、体表面電極20によって
ピックアップされ心電アンプ22によって増幅された心
電図信号をA/Dコンバータ24によって一定時間ごと
にサンプリングさせてディジタルの心電図データに変換
させる。そのサンプリングされた心電図データは、メモ
リループ方式で一時的にICカード32のRAM36に
ストアされる。
【0030】患者が動悸,胸痛などの自覚症状を感じて
イベントスイッチ4を押し操作すると、CPU26は心
電図データのイベント記録を行う。すなわち、メモリル
ープ方式を一時的に中断し、RAM36にすでにストア
されている心電図データのうち、イベントスイッチ4が
押し操作された時点から所定時間(例えば1分)前まで
の心電図データを固定的にRAM36に保持させるとと
もに、イベントスイッチ4の押し操作時点から所定時間
(例えば1分)経過までの心電図データをもRAM36
に固定的に保持させる。これにより、イベントスイッチ
4が押し操作された前後一定時間(例えば2分間)の心
電図データがRAM36にイベント記録されることにな
る。
【0031】なお、このとき、イベントスイッチ4の押
し操作に応答してアラームランプ6が一瞬点灯するの
で、イベントスイッチ4の押し操作が確実に行われたか
どうかを確認することができる。
【0032】そして、所定のイベント記録回数にわたる
イベント記録が終了すると、電源が自動的にOFFにさ
れる。イベント記録可能最大回数は、RAM36の容量
にもよるが、数回程度である。
【0033】なお、イベント記録を患者自身によるイベ
ントスイッチ4の押し操作によるのではなく、心電図デ
ータを解析して不整脈等を検出したときに自動的にイベ
ント記録するようにしたものでもよい。
【0034】所定回数のイベント記録を終えた患者は、
携帯型心電計を診療所等に持ち込んで医師に渡す。医師
は、電源キー12を押して、液晶表示装置2の電源回路
をONにし、動作モードを指定するための画面を表示さ
せ、再生キーを押し操作して再生モードをスタートさせ
る。ICカード32のRAM36に格納された心電図デ
ータを読み出してイベント波形として液晶表示装置2の
画面に表示させて心臓疾患の診断を行う。
【0035】図3と図4はイベント波形の表示状態を示
す。図3は表示倍率が1倍のときの表示画面である。図
4は表示倍率が2倍のときの表示画面である。
【0036】液晶表示装置2の表示画面に表示された表
記に対応する状態で透明タッチパネルに右スクロールキ
ーK1 と左スクロールキーK2 と右スキップキーK3
左スキップキーK4 と表示倍率選択キーK5 が配置され
ている。100は表示倍率が1倍のときのイベント波
形、200は表示倍率が2倍のときのイベント波形であ
るが、いずれも初期表示の状態でイベントスイッチ4を
押し操作したときの時刻を基準にして表示される。
【0037】表示倍率が1倍のときのイベント波形10
0は、表示画面に一度に5秒間分(約5心拍分)の波形
が表示されたものとなっている。表示倍率が2倍のとき
のイベント波形200は、表示画面に一度に2.5秒間
分(約2.5心拍分)の波形が表示されたものとなって
いる。図示はしないが、表示倍率が1/2倍のときのイ
ベント波形は、表示画面に一度に10秒間分(約10心
拍分)の波形が表示されたものとなる。
【0038】右スクロールキーK1 と左スクロールキー
2 とは、1波形スクロールを行うもので、それぞれ、
イベント波形を1心拍分ずつ右方向と左方向とに順送り
する。右スキップキーK3 と左スキップキーK4 とは、
1画面スクロールを行うもので、それぞれ、イベント波
形を画面単位で右方向と左方向とに早送りする。各キー
1 〜K4 とも、連続的に押し操作され続けると、その
間はそれぞれのスクロール動作を継続するようになって
いる。
【0039】表示倍率選択キーK5 は、これを1回押し
操作するごとに、表示倍率が1倍→2倍→1/2倍→1
倍のようにサイクリックに切り換わるようになってい
る。
【0040】いま、例えば、ICカード32のRAM3
6に8分間分の心電図データが格納されているとする。
そして、表示倍率が1倍のときに、右スキップキーK3
を連続的に押し操作して最初の1心拍から最後の1心拍
まで1画面スクロールを行うとする。
【0041】表示倍率が1倍のときは表示画面に5秒間
分の波形が表示されていることになるので、1画面スク
ロールが終了するまでには、8×60÷5=96回にわ
たって表示画面を切り換えなければならないことにな
る。
【0042】ところが、表示倍率を1/2倍に変更した
状態で、右スキップキーK3 を連続的に押し操作する
と、1画面スクロールが終了するまでに行われる表示画
面の切り換え回数は、8×60÷10=48回となり、
1倍のときの1/2ですむ。表示画面の切り換え回数が
1/2に半減すれば、全波形を1画面スクロールするの
に要する時間も大幅に減少し(約1/2になる)、高速
スクロールが行われることとなる。
【0043】1画面スクロールキーである右スキップキ
ーK3 または左スキップキーK4 を連続的に押し操作す
るということは、とりもなおさず、「高速でスクロール
したい」という意志の現れである。したがって、右スキ
ップキーK3 または左スキップキーK4 が所定時間以上
にわたって連続的に押し操作されているときには、自動
的に、表示倍率を最低倍率に切り換えてから1画面スク
ロールを行うようにすれば、高速スクロールの操作性を
簡便なものにすることができる。
【0044】以下、そのように工夫された制御動作を図
5〜図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0045】再生キーを押し操作して再生モードをスタ
ートさせると、ステップS1からの動作が開始される。
まず、ステップS1で、再生モードで使用する変数の初
期化を行う。
【0046】変数WAVE−NOは、イベント波形を表
示するときの画面に最初に表示されるQRS群の波形番
号を表す変数である。
【0047】変数SCALEは、イベント波形の再生表
示時の表示倍率を表す変数である。
【0048】表示倍率が1/2倍のときはSCALE=
−1にセットされ、表示倍率が1倍のときはSCALE
=0にセットされ、表示倍率が2倍のときはSCALE
=1にセットされる。すなわち、 表示倍率 1/2倍 1倍 2倍 SCALE −1 0 1 の関係がある。
【0049】変数PRE−SCALEは、変数SCAL
Eの一時的ストア用として用いられる変数である。
【0050】変数KEYは、後述するキースキャンルー
チン(S3,S8)において、CPU26がタッチキー
42をスキャンしたときに得られた結果がセットされる
変数である。キーが何も押し操作されていないときは、
KEY=0にセットされ、キーが押し操作されたとき
は、そのキーの種類に応じて予め定められている数値
(キー番号)がセットされるようになっている。
【0051】変数PRE−KEYは、変数KEYの一時
的ストア用として用いられる変数である。
【0052】変数KEY−MODEは、キーが単発で押
し操作されたのか、連続的に押し操作されたのかを表す
変数である。単発操作時にはKEY−MODE=0にセ
ットされ、連続操作時にはKEY−MODE=1にセッ
トされる。すなわち、 キー操作 単発操作時 連続操作時 KEY−MODE 0 1 の関係がある。
【0053】変数COUNTERは、繰り返し回数のカ
ウント用に用いられる変数である。
【0054】すなわち、この変数COUNTERは、1
画面スクロールキーの連続的な押し操作が所定時間T0
を超えた回数をカウントするものである。
【0055】ステップS1では、以上の各変数WAVE
−NO、SCALE、PRE−SCALE、KEY、P
RE−KEY、KEY−MODE、COUNTERのそ
れぞれが0にセットされて初期化されるのである。
【0056】各変数の初期化が終了すると、ステップS
2に進んで、波形表示ルーチンを実行する。波形表示ル
ーチンでは、変数WAVE−NOの値と変数SCALE
の値とを参照して液晶表示装置2の画面上にイベント波
形を表示する。
【0057】図9で示すように、RAM36上で、心電
図データは、A/D変換値列と各QRS群の先頭の位置
を示すポインタのテーブルとして記憶されており、波形
番号は記憶されている心電図データの最初のQRS群か
ら順に0,1,2,………,Nmax のように番号付けさ
れている。
【0058】したがって、例えば、変数WAVE−NO
の値が0で、変数SCALEの値が0の場合には、波形
表示ルーチンは、QRSテーブルの0番目のポインタP
0 を参照し、そのポインタP0 が示すアドレスに格納さ
れているA/D変換値から順にA/D変換値列を読み出
し、変数SCALEで示される表示倍率(1倍)で液晶
表示装置2の画面に表示する。
【0059】波形表示ルーチンの処理が終わると、ステ
ップS3に進んで、キースキャンルーチンに移ってキー
入力の処理を行う。キー入力の処理は、キーが1回ずつ
単発的に押し操作される場合と、連続的に押し操作され
る場合とで相違する。
【0060】まず、キーが全く押し操作されていない場
合であるが、この場合は、ステップS3において変数K
EYにセットされているのは0である(KEY=0)。
また、変数KEY−MODEも初期化のときに0にセッ
トされたままであるから、ステップS4の変数KEY−
MODEの判定において、KEY−MODE=0と判定
され、ステップS5に進む。
【0061】ステップS5では、変数KEYの内容が判
定されるが、この場合は、KEY=0であるので、ステ
ップS3にリターンする。ステップS3にリターンする
のは、キー入力を促すためである。
【0062】次に、キー入力処理においてキーの単発操
作があった場合であるが、このときは、ステップS3
で、変数KEYに押し操作されたキーの種類に対応した
キー番号が変数KEYにセットされる。キー操作が単発
であるから、変数KEY−MODEに0がセットされ
る。したがって、ステップS4からステップS5へと進
み、変数KEYの内容を判定する。
【0063】変数KEYの内容が、1波形スクロールキ
ー(右スクロールキーK1 または左スクロールキー
2 )か、1画面スクロールキー(右スキップキーK3
または左スキップキーK4 )か、終了キーのうちのいず
れかのキー番号に対応するものである場合には、図6に
示すステップS6に進むが、それ以外のキー番号のとき
は、ステップS3にリターンしてキースキャンルーチン
を繰り返す。
【0064】ステップS6からステップS11までは、
単発操作・連続操作の判定のルーチンとなっている。
【0065】ステップS6では、変数KEYの内容を変
数PRE−KEYに一時的にストアしておく。ステップ
S7において、所定時間T0 (例えば500msec)
のアイドリング(時間待ち)を行い、その後、ステップ
S8で再びキースキャンルーチンを実行する。ここで
は、入力されたキーの種類に対応したキー番号を変数K
EYにセットする。
【0066】そして、ステップS9で、変数PRE−K
EYの内容と変数KEYの内容とが同一かどうかを判断
する。
【0067】ステップS3で変数KEYにセットされた
キー番号とステップS8で変数KEYにセットされたキ
ー番号とが同じ場合、つまり、所定時間T0にわたって
同じキーが連続して押し操作されていた場合には、PR
E−KEY=KEYとなり、この場合は、ステップS1
0に進んで、連続キー入力であるとして、変数KEY−
MODEに1をセットする(KEY−MODE=1)。
【0068】上記とは異なり、ステップS3で変数KE
Yにセットされたキー番号とステップS8で変数KEY
にセットされたキー番号とが異なる場合、つまり、所定
時間T0 が経過する前に別のキー入力が行われていた場
合には、PRE−KEY≠KEYとなり、この場合は、
ステップS11に進んで、単発キー入力であるとして、
変数KEY−MODEに0をセットする(KEY−MO
DE=0)。
【0069】ステップS10またはステップS11に続
くステップS12において、再び変数KEYの内容を判
定する。変数KEYの内容が示すキー番号が終了キーに
相当しているときは、再生モードの処理を処理する。
【0070】変数KEYの内容が示すキー番号が1波形
スクロールキー(K1 ,K2 )でもなく1画面スクロー
ルキー(K3 ,K4 )でもない場合には、ステップS1
3に進んで、変数KEY−MODEを再び初期化して0
にセットした後、ステップS3の第1段目のキースキャ
ンルーチンにリターンする。
【0071】ステップS12の判定において、変数KE
Yの内容が示すキー番号が1波形スクロールキー
(K1 ,K2 )かまたは1画面スクロールキー(K3
4 )であったときには、ステップS14に進み、波形
番号の増減のルーチンを実行する。
【0072】すなわち、1波形スクロールキーか1画面
スクロールキーか、また、右方向へのキーか左方向への
キーかに応じて波形番号を示す変数WAVE−NOの増
減を行う。次いで、ステップS2にリターンして、波形
表示ルーチンを再度実行する。
【0073】そして、ステップS3で再度のキー入力待
ちをする。
【0074】以上のようにして、ステップS2からステ
ップS14までのルーチンを何度となく繰り返すのであ
るが、ステップS4の変数KEY−MODEの内容の判
定において、KEY−MODE=1であって連続キー入
力があったと判定したときには、ステップS2〜S14
のルーチンから抜け出し、図7に示すステップS15へ
と移行する。
【0075】このとき、変数KEYにセットされている
のは連続的に押し操作されているとする今回のキーに対
応したキー番号であり、変数PRE−KEYにセットさ
れているのは連続的に押し操作されているとする前回の
キーに対応したキー番号である。
【0076】図7に示すステップS15からステップS
22は、連続キー入力状態の処理を行うルーチンであ
る。
【0077】まず、ステップS15で、変数KEYの内
容が0にリセットされていないかどうかを判定する。こ
れは、連続的に押し操作されてきたキーに対する押し操
作がまだ継続しているかどうかを確認するためである。
その押し操作が解除されたときは、図8に示すステップ
S23以下に進む(後述する)。
【0078】変数KEYが0にリセットされていなけれ
ば、ステップS16に進んで、変数PRE−KEYの内
容と変数KEYの内容がまだ一致しているかどうかを判
定する。つまり、別のキー入力があったときは、連続キ
ー入力が解除されたものとして、ステップS23以下に
進むが、PRE−KEY=KEYであって連続キー入力
の状態がまだ継続されているときは、ステップS17に
進む。
【0079】ステップS17では、再び、変数KEYの
内容を判定する。変数KEYの内容が示すキー番号が1
画面スクロールキー以外であるときはステップS12に
リターンするが、1画面スクロールキーであるときは、
ステップS18に進む。
【0080】1画面スクロールキーが所定時間T0 (5
00msec)にわたって連続的に押し操作されている
としてステップS18に進むと、その連続的な押し操作
が所定時間T0 を超えた回数をカウントしている変数C
OUNTERの内容をチェックする。このチェックに際
しては、表示倍率を最低倍率に強制的にシフトさせる場
合の所定回数Nが判定基準となる。
【0081】変数COUNTERの内容が所定回数Nに
達していない場合、表示倍率は変更せず元のままの倍率
を保たせるためにステップS19に進み、変数SCAL
Eを変数PRE−SCALEに一時的にストアしてお
く。そして、ステップS22に進んで、変数COUNT
ERをインクリメントする。つまり、1画面スクロール
キーの連続的な押し操作が所定時間T0 を超えた回数を
1だけ増やすのである。
【0082】そして、ステップS12にリターンする。
【0083】さて、次に説明するステップS20,S2
1が本発明のポイントをなす動作である。
【0084】ステップS19からステップS22を経て
ステップS12にリターンするが、1画面スクロールキ
ーが連続的に押し操作され続けている限り、ステップS
12→S14→S2〜S4→S15〜S18→S19→
S22と繰り返す。この繰り返しによって、変数COU
NTERの内容はやがて所定回数Nに達することにな
る。すなわち、1画面スクロールキーの連続的な押し操
作が所定時間T0 を超えた回数が所定回数Nに達する。
すると、今度は、ステップS18からステップS20に
進む。
【0085】ステップS20ではステップS19と同様
に、変数SCALEを変数PRE−SCALEに一時的
にストアして、元の表示倍率を記憶させておいてから、
ステップS21に進み、表示倍率を指定する変数SCA
LEに−1をセットして、表示倍率を最低倍率の1/2
倍に強制的にシフトさせてしまう。
【0086】まさに、このステップS21の処理によっ
て、それ以降の1画面スクロールは最低倍率での高速ス
クロールに自動的に切り換わるのである。
【0087】すなわち、ユーザーが画面スクロールを素
早く行いたいと思って1画面スクロールキー(右スキッ
プキーK3 または左スキップキーK4 )を連続的に押し
操作し続けていると、もし、そのときの表示倍率が1倍
であったり、2倍であったりすると、いくら連続的に押
し操作していても相対的にゆっくりとした画面スクロー
ルとなっているのであるが、その連続的な押し操作を所
定時間以上継続しているうちに自動的に表示倍率が最低
倍率(1/2倍)に切り換わって、実際に高速スクロー
ルの状態へと切り換わるのである。
【0088】なお、それ以降も変数COUNTERの内
容はインクリメントされて(N+1)となるが、そのと
きは、ステップS18からステップS20〜S22を通
らずにステップS12にスキップするため、変数COU
NTERの内容は(N+1)のままとなる。
【0089】1画面スクロールキーの連続的な押し操作
が所定時間T0 を超えた回数が所定回数Nに達した後に
見たいと思ったイベント波形の部分が表示画面に現れる
と、1画面スクロールキーの連続的な押し操作を解除す
ることになる。このときは、ステップS15から図8に
示すステップS23へ抜ける。また、1画面スクロール
キーの連続的な押し操作が所定時間T0 を超えた回数が
所定回数Nに達しない前に見たいと思ったイベント波形
の部分が表示画面に現れても1画面スクロールキーの連
続的な押し操作を解除する。このときも、ステップS1
5からステップS23へ抜ける。さらに、1画面スクロ
ールキーを押したまま別のキーを押し、その状態で1画
面スクロールキーの押し操作を解除したとすると、ステ
ップS16からステップS23へと抜ける。ステップS
23以降は表示倍率を元へ戻す処理である。
【0090】図8に示すステップS23では、変数PR
E−KEYの内容を判定する。それが1画面スクロール
キーに対応したキー番号ではないときはステップS26
にスキップするが、1画面スクロールキーに対応したキ
ー番号であるときはステップS24に進む。ステップS
24では、変数COUNTERの内容をチェックする。
その値が(N+1)でなければステップS26にスキッ
プするが、COUNTER=N+1のとき、すなわち、
一度ステップS21で変数SCALEを−1にセットし
て表示倍率を最低倍率にしていたときは、ステップS2
5に進んで変数PRE−SCALEの内容を変数SCA
LEに転送して、最低倍率にしていたのを元の表示倍率
に戻す。
【0091】ステップS26では、このステップS26
に来た先のステップがS23でもS24でもS25で
も、結局、1画面スクロールキーの連続的な押し操作が
解除されたということで、変数KEY−MODEおよび
変数COUNTERをクリアして0にセットする。そし
て、ステップS3のキースキャンルーチンへとリターン
する。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所定時
間以上にわたるスクロールキーの連続的押し操作によっ
て表示倍率を自動的に最低倍率に切り換えるので、ユー
ザーが特に高速スクロールについての操作方法を熟知し
ていなくても、高速スクロールの意図をもってスクロー
ルキーを連続的に押し続けていれば、自動的に高速スク
ロールの状態に移行させることができる。また、スクロ
ールキーの押しを解除すると、表示倍率を自動的に高速
スクロール前の倍率に戻すことができる。したがって、
高速スクロールの操作性を向上することができるととも
に、高速スクロールの際に待たされる時間を可及的に短
縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る携帯型心電計の外観を
示す斜視図である。
【図2】実施例に係る携帯型心電計の電気的構成を示す
ブロック線図である。
【図3】実施例において表示倍率が1倍のときのイベン
ト波形の表示例である。
【図4】実施例において表示倍率が2倍のときのイベン
ト波形の表示例である。
【図5】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図6】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図7】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図8】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図9】実施例において心電図データとメモリマップと
の関係を示す図である。
【符号の説明】
2 液晶表示装置 4 イベントスイッチ 12 電源キー 20 体表面電極 26 CPU 32 ICカード 36 ICカードのRAM 42 タッチキー 100 表示倍率が1倍のときのイベント波形 200 表示倍率が2倍のときのイベント波形 K1 右スクロールキー(1波形スクロールキー) K2 左スクロールキー(1波形スクロールキー) K3 右スキップキー(1画面スクロールキー) K4 左スキップキー(1画面スクロールキー) K5 表示倍率選択キー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者から得られた心電図データを格納す
    る記憶手段を有し、再生表示モードにおいて、前記記憶
    手段から読み出した心電図データを心電図波形の状態で
    表示する表示装置を備え、かつ、その表示装置の画面に
    表示する心電図波形の表示倍率を変更可能な手段と、そ
    の表示装置の画面に表示すべき心電図波形を時間軸方向
    にスクロールするスクロールキーを備えた携帯型心電計
    であって、 前記スクロールキーが所定時間以上にわたって連続的に
    押し操作されていることの検出に基づいて自動的に表示
    倍率を最低倍率に切り換える手段と、そののち前記スク
    ロールキーの押し操作が解除されたことの検出に基づい
    て自動的に表示倍率を元の倍率に戻す手段とを備えたこ
    とを特徴とする携帯型心電計。
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