JPH05181839A - カナ漢字変換装置 - Google Patents

カナ漢字変換装置

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JPH05181839A
JPH05181839A JP17003792A JP17003792A JPH05181839A JP H05181839 A JPH05181839 A JP H05181839A JP 17003792 A JP17003792 A JP 17003792A JP 17003792 A JP17003792 A JP 17003792A JP H05181839 A JPH05181839 A JP H05181839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
candidate
kana
phrase
clause
delimiting
Prior art date
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Pending
Application number
JP17003792A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP17003792A priority Critical patent/JPH05181839A/ja
Publication of JPH05181839A publication Critical patent/JPH05181839A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換候補の簡易な指定操作により所望の文書
を迅速に得ることができるようにする。 【構成】 仮名入力により変換された仮名漢字変換候補
は表示部5に表示される。この表示部5に表示された変
換候補の文節区切りに問題がある場合は、、表示部5の
上面に配設された透明タッチパネル5Aを介して文節区
切りの変更を行ないたい位置をタッチする。このタッチ
により、そのタッチ位置に対応する変換候補の文節区切
りが変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力されたカナ文字
データ列を漢字とカナ文字が混じった文字データ列に変
換するカナ漢字変換装置に関する。
【0002】
【発明の概要】この発明は、カナ漢字変換装置におい
て、表示手段の表示画面上に透明タッチパネルを配設
し、この透明タッチパネルを介して文節区切候補がタッ
チされた際、文法解析をやりなおして、他の文節区切候
補を生成することにより、所望の文書内容を迅速に得る
ことができるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】従来、カナ漢字変換装置においては、文
書データの入力のみならず、表示画面上での位置指定、
および各種の処理内容の指示をも、キーボード上の個別
のキーにより行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】]したがって、例え、
文章ごとに一括変換したとしても、文法解析による文節
の区切りがおかしいために、所望するものとは異なる変
換候補が含まれているときは、例えば、取消キー等を操
作することにより元のカナ文字データ列の状態に戻し、
その時点で文末にあるカーソルを、カーソル移動キーを
押下し続けることにより、所望の文節区切り位置まで移
動させ、さらに、所定のキーを操作することにより、カ
ーソル位置を文節の区切りとするカナ漢字変換処理を指
示する必要があり、煩雑な操作を要していた。換言すれ
ば、所望の文書内容を迅速に得ることができなかった。
この発明の課題は、所望の文書内容を迅速に得ることが
できるようにすることであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。第1の生成手段a(図1の機能ブロック図を
参照、以下同じ)は、入力されたカナ文字データ列を文
法解析して文節区切候補を生成する。第2の生成手段b
とは、第1の生成手段aにて生成された文節区切候補に
基づいて、各文節ごとにカナ漢字変換候補を生成する。
透明タッチパネルcは、所定の表示画面上に配設されて
おり、表示内容がその上から見えるような透明部材によ
って構成されている。検出手段dは、透明タッチパネル
cがタッチされた際、そのタッチ位置を検出する。制御
手段eは、検出手段dにて検出されたタッチ位置が文節
区切候補上であるとき、他の文節区切候補を生成するよ
う第1の生成手段aを制御する。
【0006】
【作 用】この発明の手段の作用は次の通りである。
今、所定の表示画面上に、カナ漢字変換候補が表示され
ているものとする。この表示内容を見て、文節の区切り
が所望するものではなく、他の文節区切候補に基づく変
換結果を希望するときは、透明タッチパネルcを介し
て、例えば、該当する文節のカナ漢字変換候補をタッチ
すれば良い。すなわち、このタッチ位置は、検出手段d
により検出される。そうすると、制御手段eは、検出手
段dにて検出されたタッチ位置が文節区切候補上である
ので、第1の生成手段を制御して、他の文節区切候補を
生成せしめる。そうすると、第2の生成手段bは、生成
された他の文節区切候補に基づいて、カナ漢字変換処理
を行い、カナ漢字変換候補を生成する。すなわち、透明
タッチパネルcによる一回のタッチ操作で、位置指定
と、他の文節区切りでの再変換指示とが同時に行われた
ことになり、迅速に再変換結果を得ることができる。し
たがって、所望の文書内容を迅速に得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、一実施例を図2ないし図7を参照しな
がら説明する。
【0008】構 成 図2は一実施例によるカナ漢字変換装置の構成図であ
る。このカナ漢字変換装置は、キー入力部1から入力さ
れた文字データを、CPU2の制御のもとに、文法解析
して文節候補を生成し、その文節候補をもとに変換辞書
3を参照して、カナ漢字変換等の各種処理を行ない、そ
の処理結果等を文書データとして文書メモリ4に格納、
表示部5に表示、印字部6にて印字するものである。ま
た、後述の透明タッチパネル5Aをタッチすることによ
り、他の文節候補への変更指示、および変更開始位置の
指定が行われる。
【0009】キー入力部1は、カナ文字データを入力す
るカナ文字キー1A、入力されたカナ文字データ列に対
するカナ漢字変換結果を表示するよう指示する変換キー
1B、カナ漢字変換結果をその変換結果に確定するよう
指示する確定キー1C等のキーを有している。カナ文字
キー1Aの操作により入力されたカナ文字データ列は、
入力バッファ7に一旦、格納される。そして、変換キー
1Bの操作により、そのカナ文字データ列に対して文節
ごとにカナ漢字変換処理が行われると、その処理結果
は、候補バッファ8に格納される。この際、候補バッフ
ァ8内の文節ごとの変換候補につき、読み長、候補長、
候補レベルが認識され、管理バッファ9に格納される。
なお、読み長は、対応の変換候補の内容を発音した場合
の音数、すなわち、カナ文字で示した場合の文字数を示
し、候補長は、変換候補のカナ文字、漢字を含めた文字
数を示し、候補レベルは、変換の優先順位を示している
(図7参照)。そして、候補バッファ8内の内容に対し
て、確定キー1Cにより、確定指示がなされると、その
内容は、文書メモリ4に格納される。
【0010】表示部5は、入力されたカナ文字データ列
を、CPU2の制御のもとに、文節の区切りを示す区切
りマークとともに表示したり、その文節に基づくカナ漢
字変換候補等を表示したりするものである。この表示部
5は、透明タッチパネル5Aと液晶ディスプレイ部5B
とを有しており、透明タッチパネル5Aは、液晶ディス
プレイ部5Bの表示画面上に配設されている。この透明
タッチパネル5Aは、可撓性の透明フィルム上に、透明
部材からなるタッチスイッチ群が、マトリクス状に配設
された構造となっており、その下の液晶ディスプレイ部
5Bの表示内容が見えるようになっている。
【0011】サンプリング回路10は、常時、タッチス
イッチを1個ずつサイクリックにサンプリングしてい
る。タッチ座標検出部11は、まず、サンプリング回路
10によりサンプリングされたタッチスイッチのオン/
オフ状態を調べる。そして、サンプリングされたタッチ
スイッチがオンのときは、その座標データをCPU2に
出力する。そして、オンされたタッチスイッチの対応位
置に表示されている文字の文書メモリ4上でのアドレス
データ等がCPU2の制御のもとに算出され、文書アド
レスバッファ12に格納される。
【0012】図3は、この実施例によるカナ漢字変換装
置の外観図である。図示したように、表示部5と、それ
以外の構成要素(本体側)とは、別筐体上に形成され、
これらはフラットケーブル100により電気的に接続さ
れて、机上に広げられるよう構成されている。したがっ
て、左手では透明タッチパネル5Aによる次候補への再
変換指示を専門に行い、右手ではキー入力部1によるデ
ータ入力等を専門に行いやすくなっている。もちろん、
両手を使ってキー入力部1からデータ入力を行い、その
後、左手で透明タッチパネル5Aをタッチして次候補へ
の再変換を指示することも可能である。
【0013】また、表示部5が形成された筐体は、2ツ
折り可能に構成され、この2ツ折りの状態で本体側のキ
ー入力部1上に重ねることにより、コンパクトにして、
容易に持ち運べるように構成されている。
【0014】動 作 次に、図4ないし図7を参照しながら、この実施例の動
作を説明する。
【0015】今、キー入力部1から「きょうかいしゃで
こうえんかいがある」というカナ文字データ列を入力し
たとする。そうすると、この内容は入力バッファ7に格
納される(図4のステップS41)。そうすると、CP
U2は、入力バッファ7内の、文法解析処理、すなわち
文節の認識処理が未だなされていないカナ文字列が、1
0文字以上であるか否かを判断する(ステップS4
2)。その結果、10文字未満のときは、そのまま終了
し、10文字以上になるのを待つ。
【0016】一方、10文字以上であるときは、未処理
カナ文字列の先頭より文法解析を行なって文節単位で区
切り、文節候補として切出す(ステップS43)。そし
て、各文節の区切り位置の後に、図6(a)に示した破
線のような区切マークを付加した形で、文節候補を液晶
ディスプレイ部5Bに表示する(ステップS44)。
【0017】次に、各文節候補ごとに、変換辞書3を参
照してカナ漢字変換処理を行い、その変換結果を、変換
候補として候補バッファ8に格納するとともに、読み
長、候補長、候補レベルを管理バッファ9に格納する
(ステップS45:図7(a)参照)。
【0018】そして、表示された文節候補を見て、希望
するものとは異なる文節候補が有り、他の文節候補での
カナ漢字変換を行いたいときは、その文節候補を透明タ
ッチパネル5Aを介してタッチすれば良い。この際、た
とえば、「きょうかいしゃで」を他の文節候補にしたい
場合、「きょうかいしゃで」の3文字全てをタッチする
必要はなく、図6(a)に示したように、8文字のう
ち、1文字だけをタッチすれば良い。これは、1文字だ
けがタッチされたとしても、その文字がどの文節に包含
されるかを、管理バッファ9により判別できるからであ
る。このように、1文字だけをタッチすれば良いので、
操作が簡単である。
【0019】表示された文節候補に対し、変換キー1B
を操作する前に、透明タッチパネル5Aをタッチする
と、まず、座標検出部11によりタッチ座標が検出さ
れ、CPU2に出力される(図5ステップS51)。そ
こで、CPU2は、文節候補上のタッチであるか否かを
判断する(ステップS52)。その結果、文節候補上の
タッチであるときは、タッチ位置に対応する文字を含む
文節の読み長を“1”だけ減らし(ステップS53)、
その読み長の範囲内(上記例では「きょうかいしゃ」)
で再度、文法解析を行い、文節の区切りを見つけ出し
て、他の文節候補として切出す(ステップS54)。上
記の例では、「きょう」が切出される。そして、切出さ
れた他の文節候補(カナ文字データ列)を、その後に、
区切マークを付加した形で、表示する(ステップS5
5:図6(b)参照)。
【0020】次に、表示した文節候補につき、変換辞書
3を参照してカナ漢字変換処理を行い、その変換結果
を、変換候補として候補バッファ8に格納するととも
に、読み長、候補長、候補レベルを管理バッファ9に格
納する(ステップS56:図7(b)参照)。そして、
他の文節候補(上記の例でき「きょう」)の後の区切り
マーク以後の全てのカナ文字データ列について、文法解
析をしなおし、文節の区切りの再認識、切出し、カナ漢
字変換、候補バッファ8への格納、管理バッファ9への
格納等の同様の処理を行う(ステップS57)。このよ
うにして、表示された変更に係る文節候補の全てが、所
望するものであるときは、図6(c)に示したように、
変換キー1Bを操作することにより、その文節候補に対
応するカナ漢字変換候補が候補バッファ8から読出さ
れ、液晶ディスプレイ部5Bに表示される。
【0021】このように、文節候補中の1文字だけを、
透明タッチパネル5Aを介して1回タッチするだけで、
変更開始位置の指定、および他の文節候補への変更指示
が双方ともになされたものとして、処理される。すなわ
ち、透明タッチパネルを1回タッチするだけで、他の文
節候補に基づくカナ漢字変換候補を得ることができる。
また、この実施例のように、直ちにカナ漢字変換候補を
表示することなく、一旦、カナ文字データ列に対して文
節の区切マークを付加して表示することにより、誤変換
の有無を事前にチェックすることができる。したがっ
て、初心者がよくやるような、同一文節候補に対する次
候補を全て表示させ、所望するものが得られないので、
その時点で初めて文節の区切りのミスに気づいて、他の
文節候補での変換を指示するといった無駄な操作を行な
わなくても済むようになる。
【0022】なお、この発明は上述の実施例に限定され
ることなく、例えば、図6(b)に示したように、カナ
文字データ列に対して区切マークを付加して文節候補を
表示することなく、カナ漢字変換結果そのものを文節候
補と見なして、直ちに表示することも可能である。この
場合は、同一の文節候補に対する次候補への変換指示と
区別するために、他の文節候補でのカナ漢字変換を指示
するときは、図8(a)に示したように、一旦、無表示
エリアをタッチしてから、文節変更開始位置をタッチ指
定すると、図8(b)に示したように、同様の結果が得
られるようにすれば、同様に透明タッチパネル5Aだけ
を用いて、他の文節区切りでの再変換処理を指示するこ
とができる。
【0023】また、「カナ漢字変換装置」と命名した
が、表音文字と表意文字とが混在する日本語以外の他の
言語での文書を処理する装置において、入力された表音
文字列を表意文字に変換する場合にも適用することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、表示画面上に配設し
た透明タッチパネルにより、文節区切候補の位置のみな
らず、他の文節区切候補での再変換処理をも指示するこ
とができ、カナ漢字変換装置の最大の問題点である入力
速度をアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図。
【図2】一実施例の構成図。
【図3】同実施例の外観図。
【図4】同実施例の文節候補表示動作を示すフローチャ
ート。
【図5】同実施例の次位の文節候補表示動作を示すフロ
ーチャート。
【図6】図4のフロー等を説明するための図。
【図7】候補バッファ、管理バッファの内容を説明する
ための図。
【図8】他の実施例を説明するための図。
【符号の説明】
1 キー入力部 1B 変換キー 2 CPU 3 変換辞書 5 表示部 5A 透明タッチパネル 5B 液晶ディスプレイ部 8 候補バッファ 9 管理バッファ 11 タッチ座標検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたカナ文字データ列を文法解析
    して文節単位で区切り、文節区切候補を生成する第1の
    生成手段と、 この第1の生成手段にて生成された文節区切候補に基づ
    いて、各文節ごとにカナ漢字変換候補を生成する第2の
    生成手段と、 所定の表示画面上に配設されてなる透明タッチパネル
    と、 この透明タッチパネルがタッチされた際、そのタッチ位
    置を検出する検出手段と、 この検出手段にて検出されたタッチ位置が文節区切候補
    上であるとき、他の文節区切候補を生成するよう上記第
    1の生成手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするカナ漢字変換装置。
JP17003792A 1992-06-05 1992-06-05 カナ漢字変換装置 Pending JPH05181839A (ja)

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JP17003792A JPH05181839A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 カナ漢字変換装置

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