JP2560950B2 - カナ漢字変換装置 - Google Patents
カナ漢字変換装置Info
- Publication number
- JP2560950B2 JP2560950B2 JP17003692A JP17003692A JP2560950B2 JP 2560950 B2 JP2560950 B2 JP 2560950B2 JP 17003692 A JP17003692 A JP 17003692A JP 17003692 A JP17003692 A JP 17003692A JP 2560950 B2 JP2560950 B2 JP 2560950B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conversion
- candidate
- conversion candidate
- kana
- touch panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力されたカナ文字
データ列を漢字とカナ文字が混じった文字データ列に変
換するカナ漢字変換装置に関する。
データ列を漢字とカナ文字が混じった文字データ列に変
換するカナ漢字変換装置に関する。
【0002】
【発明の概要】この発明は、カナ漢字変換装置におい
て、表示手段の表示画面上に透明タッチパネルを配設
し、この透明タッチパネルを介して変換候補がタッチさ
れたときは、タッチされた変換候補を、次候補に再変換
し、変換候補以外の部分がタッチされたときは、現時点
での未確定の変換候補に確定することにより、所望の文
書内容を迅速に得ることができるようにしたものであ
る。
て、表示手段の表示画面上に透明タッチパネルを配設
し、この透明タッチパネルを介して変換候補がタッチさ
れたときは、タッチされた変換候補を、次候補に再変換
し、変換候補以外の部分がタッチされたときは、現時点
での未確定の変換候補に確定することにより、所望の文
書内容を迅速に得ることができるようにしたものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、カナ漢字変換装置においては、文
書データの入力のみならず、表示画面上での位置指定、
および、各種の処理内容の指示をも、キーボード上の個
別のキーにより行なっていた。
書データの入力のみならず、表示画面上での位置指定、
および、各種の処理内容の指示をも、キーボード上の個
別のキーにより行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、例え、文
章ごとに一括変換したとしても、所望するものとは異な
る変換候補が含まれているときは、その時点で文末に在
るカーソルを、カーソル移動キーを押下し続けることに
よ り、再変換対象の変換候補の位置まで移動させ、次
に、次候補キー等を操作して、再変換処理を指示し、そ
の後、確定処理を指示する場合は、さらに、所定キーを
操作して、確定処理を指示する必要があり、煩雑な操作
を要していた。確言すれば、所望の文書内容を迅速に得
ることができなかった。この発明の課題は、所望の文書
内容を迅速に得ることができるようにすることである。
章ごとに一括変換したとしても、所望するものとは異な
る変換候補が含まれているときは、その時点で文末に在
るカーソルを、カーソル移動キーを押下し続けることに
よ り、再変換対象の変換候補の位置まで移動させ、次
に、次候補キー等を操作して、再変換処理を指示し、そ
の後、確定処理を指示する場合は、さらに、所定キーを
操作して、確定処理を指示する必要があり、煩雑な操作
を要していた。確言すれば、所望の文書内容を迅速に得
ることができなかった。この発明の課題は、所望の文書
内容を迅速に得ることができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。生成手段a(図1の機能ブロック図を参照、
以下同じ)は、入力されたカナ文字データ列を文法解析
して文節単位で区切り、文節ごとにカナ漢字変換処理を
行なって、漢字のみ、あるいは、漢字とカナ文字の混じ
った変換候補を生成する。確定手段bは、生成手段aに
て生成された変換候補を変換内容として確定させる。表
示手段cは、入力されたカナ文字データ列、生成された
変換候補を表示する。透明タッチパネルdは、表示手段
cの表示画面上に配設されており、表示内容がその上か
ら見えるような透明部材によって構成されている。検出
手段eは、透明タッチパネルdがタッチされた際、その
タッチ位置を検出する。指示手段fは、検出手段eにて
検出されたタッチ位置が変換候補上であるときは、その
変換候補の次位の変換候補(次候補)を生成するよう生
成手段aに対して指示を与え、検出されたタッチ位置が
変換候補上でないときは、その時点での未確定の変換候
補を変換内容として確定するよう確定手段bに対して指
示を与える。
りである。生成手段a(図1の機能ブロック図を参照、
以下同じ)は、入力されたカナ文字データ列を文法解析
して文節単位で区切り、文節ごとにカナ漢字変換処理を
行なって、漢字のみ、あるいは、漢字とカナ文字の混じ
った変換候補を生成する。確定手段bは、生成手段aに
て生成された変換候補を変換内容として確定させる。表
示手段cは、入力されたカナ文字データ列、生成された
変換候補を表示する。透明タッチパネルdは、表示手段
cの表示画面上に配設されており、表示内容がその上か
ら見えるような透明部材によって構成されている。検出
手段eは、透明タッチパネルdがタッチされた際、その
タッチ位置を検出する。指示手段fは、検出手段eにて
検出されたタッチ位置が変換候補上であるときは、その
変換候補の次位の変換候補(次候補)を生成するよう生
成手段aに対して指示を与え、検出されたタッチ位置が
変換候補上でないときは、その時点での未確定の変換候
補を変換内容として確定するよう確定手段bに対して指
示を与える。
【0006】
【作 用】この発明の手段の作用は次の通りである。
今、表示手段cの表示画面上に、生成手段aにて生成さ
れた変換候補が表示されているものとする。この表示内
容を見て、変換候補が所望するものでなく、次候補に再
変換したいときは、表示された変換候補を、透明タッチ
パネルdを介してタッチすれば良い。すなわち、このタ
ッチ位置は、検出手段eにより検出される。そうする
と、指示手段fは、検出手段eにて検出されたタッチ位
置が変換候補上であるので、その変換候補に対する次候
補を生成するよう、生成手段aに指示を与える。そうす
ると、生成手段aは、上記変換候補に対する次候補を生
成する。そして、この次候補は、表示手段cに表示され
る。この次候補も所望するものでないときは、さらに、
その次候補を透明タッチパネルdを介してタッチすれば
良い。そうすると、タッチされた次候補の次位の次候補
が生成・表示される。すなわち、透明タッチパネルdに
よる一回のタッチ操作で、変換候補の位置指定と、その
変換候補に対する次候補への再変換指示とが同時に行わ
れたことになり、迅速に次候補を得ることができる。な
お、生成手段aは、指示手段fの指示に基づいて次候補
を生成するに当り、タッチされた変換候補(次候補)と
同一文節の全ての次候補への変換を行なってしまった後
は、文法解析をしなおして、他の文節単位で区切り、そ
の文節に対応する変換候補(次候補)を生成する。ま
た、表示された変換候補を見て、所望するものであるの
で確定したいときは、変換候補以外の、例えば、既に確
定された変換内容の部分や、文字列が表示されていない
空白エリアを、透明タッチパネルdを介してタッチすれ
ば良い。すなわち、このようなタッチがなされたこと
が、検出手段eにより検出されると、指示手段fは、確
定手段bに対し、現時点での未確定の変換候補を変換内
容として確定するよう指示する。そうすると、確定手段
bは、例えば、現時点での未確定の変換候補を、文書メ
モリ等の所定の記憶手段(図示省略)に格納する等の所
定の確定処理を実行する。すなわち、確定処理を実行さ
せる際は、変換候補以外の任意の位置をタッチすれば良
いので、確定キーを操作する場合のように、操作キーを
間違えないように細心の注意を払う必要はなく、操作性
が向上する。したがって、所望の文書内容が迅速に得ら
れる。
今、表示手段cの表示画面上に、生成手段aにて生成さ
れた変換候補が表示されているものとする。この表示内
容を見て、変換候補が所望するものでなく、次候補に再
変換したいときは、表示された変換候補を、透明タッチ
パネルdを介してタッチすれば良い。すなわち、このタ
ッチ位置は、検出手段eにより検出される。そうする
と、指示手段fは、検出手段eにて検出されたタッチ位
置が変換候補上であるので、その変換候補に対する次候
補を生成するよう、生成手段aに指示を与える。そうす
ると、生成手段aは、上記変換候補に対する次候補を生
成する。そして、この次候補は、表示手段cに表示され
る。この次候補も所望するものでないときは、さらに、
その次候補を透明タッチパネルdを介してタッチすれば
良い。そうすると、タッチされた次候補の次位の次候補
が生成・表示される。すなわち、透明タッチパネルdに
よる一回のタッチ操作で、変換候補の位置指定と、その
変換候補に対する次候補への再変換指示とが同時に行わ
れたことになり、迅速に次候補を得ることができる。な
お、生成手段aは、指示手段fの指示に基づいて次候補
を生成するに当り、タッチされた変換候補(次候補)と
同一文節の全ての次候補への変換を行なってしまった後
は、文法解析をしなおして、他の文節単位で区切り、そ
の文節に対応する変換候補(次候補)を生成する。ま
た、表示された変換候補を見て、所望するものであるの
で確定したいときは、変換候補以外の、例えば、既に確
定された変換内容の部分や、文字列が表示されていない
空白エリアを、透明タッチパネルdを介してタッチすれ
ば良い。すなわち、このようなタッチがなされたこと
が、検出手段eにより検出されると、指示手段fは、確
定手段bに対し、現時点での未確定の変換候補を変換内
容として確定するよう指示する。そうすると、確定手段
bは、例えば、現時点での未確定の変換候補を、文書メ
モリ等の所定の記憶手段(図示省略)に格納する等の所
定の確定処理を実行する。すなわち、確定処理を実行さ
せる際は、変換候補以外の任意の位置をタッチすれば良
いので、確定キーを操作する場合のように、操作キーを
間違えないように細心の注意を払う必要はなく、操作性
が向上する。したがって、所望の文書内容が迅速に得ら
れる。
【0007】
【実施例】以下、一実施例を図2ないし図5を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
【0008】構 成 図2は一実施例によるカナ漢字変換装置の構成図であ
る。このカナ漢字変換装置は、キー入力部1から入力さ
れた文字データを、CPU2の制御のもとに、変換辞書
3を参照して、カナ漢字変換等の各種処理を行ない、そ
の処理結果等を文書データとして文書メモリ4に格納、
表示部5に表示、印字部6にて印字するものである。ま
た、後述の透明タッチパネル5Aをタッチすることによ
り、次候補への再変換指示、再変換対象の変換候補の指
定、変換内容に対する確定処理の指示が行われる。
る。このカナ漢字変換装置は、キー入力部1から入力さ
れた文字データを、CPU2の制御のもとに、変換辞書
3を参照して、カナ漢字変換等の各種処理を行ない、そ
の処理結果等を文書データとして文書メモリ4に格納、
表示部5に表示、印字部6にて印字するものである。ま
た、後述の透明タッチパネル5Aをタッチすることによ
り、次候補への再変換指示、再変換対象の変換候補の指
定、変換内容に対する確定処理の指示が行われる。
【0009】キー入力部1は、カナ文字データを入力す
るカナ文字キー1A、印字部6による印刷を指示する印
刷キー等のファンクションキー1Bを有している。カナ
文字キー1Aの操作により入力されたカナ文字データ列
は、入力バッファ7に一旦、格納される。そして、CP
U2の制御のもとに、そのカナ文字データ列に対して文
節ごとにカナ漢字変換処理が行われ、その処理結果は、
変換候補として変換候補バッファ8に格納される。
るカナ文字キー1A、印字部6による印刷を指示する印
刷キー等のファンクションキー1Bを有している。カナ
文字キー1Aの操作により入力されたカナ文字データ列
は、入力バッファ7に一旦、格納される。そして、CP
U2の制御のもとに、そのカナ文字データ列に対して文
節ごとにカナ漢字変換処理が行われ、その処理結果は、
変換候補として変換候補バッファ8に格納される。
【0010】表示部5は、透明タッチパネル5Aと液晶
ディスプレイ部5Bとを有しており、透明タッチパネル
5Aは、液晶ディスプレイ部5Bの表示画面上に配設さ
れている。この透明タッチパネル5A は、可撓性の透
明フィルム上に、透明部材からなるタッチスイッチ群
が、マトリクス状に配設された構造となっており、その
下の液晶ディスプレイ部4Bの表示内容が見えるように
なっている。
ディスプレイ部5Bとを有しており、透明タッチパネル
5Aは、液晶ディスプレイ部5Bの表示画面上に配設さ
れている。この透明タッチパネル5A は、可撓性の透
明フィルム上に、透明部材からなるタッチスイッチ群
が、マトリクス状に配設された構造となっており、その
下の液晶ディスプレイ部4Bの表示内容が見えるように
なっている。
【0011】サンプリング回路9は、常時、タッチスイ
ッチを1個ずつサイクリックにサンプリングしている。
タッチ座標検出部10は、まず、サンプリング回路9に
よりサンプリングされたタッチスイッチのオン/オフ状
態を調べる。そして、サンプリングされたタッチスイッ
チがオンのときは、その座標データをCPU2に出力す
る。そして、オンされたタッチスイッチの対応位置に表
示されている文字の、文書メモリ4上でのアドレスデー
タ等が、CPU2の制御のもとに算出され、文書ポイン
タ11に格納される。
ッチを1個ずつサイクリックにサンプリングしている。
タッチ座標検出部10は、まず、サンプリング回路9に
よりサンプリングされたタッチスイッチのオン/オフ状
態を調べる。そして、サンプリングされたタッチスイッ
チがオンのときは、その座標データをCPU2に出力す
る。そして、オンされたタッチスイッチの対応位置に表
示されている文字の、文書メモリ4上でのアドレスデー
タ等が、CPU2の制御のもとに算出され、文書ポイン
タ11に格納される。
【0012】カーソルポインタ12は、液晶ディスプレ
イ部5Bの表示画面上に表示されるカーソルの位置を指
定するものである。
イ部5Bの表示画面上に表示されるカーソルの位置を指
定するものである。
【0013】図3は、この実施例によるカナ漢字変換装
置の外観図である。図示したように、表示部5と、それ
以外の構成要素(本体側)とは、別筐体上に形成され、
これらはフラットケーブル100により電気的に接続さ
れて、机上に広げられるよう構成されている。したがっ
て、左では透明タッチパネル5Aによる次候補への再変
換指示等を専門に行い、右手ではキー入力部1によるデ
ータ入力を専門に行いやすくなっている。もちろん、両
手を使ってキー入力部1からデータ入力を行い、その
後、左手で透明タッチパネル5Aをタッチして上記のよ
うな処理内容を指示することも可能である。また、表示
部5が形成された筐体は、2ツ折り可能に構成され、こ
の2ツ折りの状態で本体側のキー入力部1上に重ねるこ
とにより、コンパクトにして、容易に持ち運べるように
構成されている。
置の外観図である。図示したように、表示部5と、それ
以外の構成要素(本体側)とは、別筐体上に形成され、
これらはフラットケーブル100により電気的に接続さ
れて、机上に広げられるよう構成されている。したがっ
て、左では透明タッチパネル5Aによる次候補への再変
換指示等を専門に行い、右手ではキー入力部1によるデ
ータ入力を専門に行いやすくなっている。もちろん、両
手を使ってキー入力部1からデータ入力を行い、その
後、左手で透明タッチパネル5Aをタッチして上記のよ
うな処理内容を指示することも可能である。また、表示
部5が形成された筐体は、2ツ折り可能に構成され、こ
の2ツ折りの状態で本体側のキー入力部1上に重ねるこ
とにより、コンパクトにして、容易に持ち運べるように
構成されている。
【0014】動 作 次に、図4および図5を参照しながら動作を説明する。
【0015】まず、図4により、操作手順の観点から表
示動作を説明する。
示動作を説明する。
【0016】図4(a)に示したように、液晶ディスプ
レイ部5Bに、何も表示されていない状態で透明タッチ
パネル5Aをタッチすると、図4(b)に示したよう
に、そのタッチ位置にカーソルが移動される。
レイ部5Bに、何も表示されていない状態で透明タッチ
パネル5Aをタッチすると、図4(b)に示したよう
に、そのタッチ位置にカーソルが移動される。
【0017】次に、カナ文字データ列を入力すると、そ
れらは、区点「。」、あるいは読点「、」が入力される
までの間は、図4(c)に示したように、そのまま表示
される。
れらは、区点「。」、あるいは読点「、」が入力される
までの間は、図4(c)に示したように、そのまま表示
される。
【0018】そして、句読点が入力されると、カナ漢字
変換処理が行われ、図4(d)に示したように、その変
換候補が表示される。
変換処理が行われ、図4(d)に示したように、その変
換候補が表示される。
【0019】表示された変換候補が所望するものではな
いので、その変換候補を、透明タッチパネル5Aを介し
てタッチすると(図4(e)を参照)、その変換候補に
対する次位の変換候補が表示される(図4(f)を参
照)。
いので、その変換候補を、透明タッチパネル5Aを介し
てタッチすると(図4(e)を参照)、その変換候補に
対する次位の変換候補が表示される(図4(f)を参
照)。
【0020】この結果、表示に係る変換候補が全て所望
するものとなったので、図4(g)に示したように、変
換候補以外の任意の部分をタッチすると、図4(h)に
示したように、確定される。
するものとなったので、図4(g)に示したように、変
換候補以外の任意の部分をタッチすると、図4(h)に
示したように、確定される。
【0021】なお、図4(c)〜(g)に示したよう
に、未変換あるいは、未確定の文字列に対しては、アン
ダーラインが引かれ、それら文字列の先頭の文字は、反
転表示される。
に、未変換あるいは、未確定の文字列に対しては、アン
ダーラインが引かれ、それら文字列の先頭の文字は、反
転表示される。
【0022】次に図5に基づいて内部処理動作を説明す
る。
る。
【0023】透明タッチパネル5Aをタッチすると、ま
ず、タッチ座標検出部10によりタッチ座標が検出さ
れ、CPU2に出力される(図5ステップS51)。そ
こで、CPU2は、変換候補上のタッチであるか否かを
判断する(ステップS52)。その結果、変換候補上の
タッチであるときは、タッチ位置に対応する文字を含む
変換候補の1文節を、変換候補バッファ8上で特定する
(ステップS53)。次に、特定された変換候補の文節
に対応する、入力バッファ7中のカナ文字データ列につ
き、次候補に再変換する(ステップS54)。そして、
その次候補を、元の変換候補の代わりに変換候補バッフ
ァ8に格納する(ステップS55)。最後に、次候補を
表示し(ステップS56)、終了する。その結果、図4
(e)に示したように、変換候補「後援会」中の「援」
を1文字タッチしただけで、図4(f)に示したよう
に、「後援会(こうえんかい)」の次候補「講演会」が
表示されることとなる。
ず、タッチ座標検出部10によりタッチ座標が検出さ
れ、CPU2に出力される(図5ステップS51)。そ
こで、CPU2は、変換候補上のタッチであるか否かを
判断する(ステップS52)。その結果、変換候補上の
タッチであるときは、タッチ位置に対応する文字を含む
変換候補の1文節を、変換候補バッファ8上で特定する
(ステップS53)。次に、特定された変換候補の文節
に対応する、入力バッファ7中のカナ文字データ列につ
き、次候補に再変換する(ステップS54)。そして、
その次候補を、元の変換候補の代わりに変換候補バッフ
ァ8に格納する(ステップS55)。最後に、次候補を
表示し(ステップS56)、終了する。その結果、図4
(e)に示したように、変換候補「後援会」中の「援」
を1文字タッチしただけで、図4(f)に示したよう
に、「後援会(こうえんかい)」の次候補「講演会」が
表示されることとなる。
【0024】このように、変換候補中の1文字だけを、
透明タッチパネル5Aを介して1回タッチするだけで、
変換候補の指定、および次候補への再変換指示が双方と
もになされたものとして、処理される。すなわち、透明
タッチパネルを1回タッチするだけで、次候補を得るこ
とができる。
透明タッチパネル5Aを介して1回タッチするだけで、
変換候補の指定、および次候補への再変換指示が双方と
もになされたものとして、処理される。すなわち、透明
タッチパネルを1回タッチするだけで、次候補を得るこ
とができる。
【0025】一方、ステップS52にて、変換候補上で
ないと判断されたときは、ステップS57に進んで、未
確定の変換候補が変換候補バッファ8内に存在するか否
かを判断する。その結果、存在するときは、変換候補バ
ッファ8内の全ての変換候補を、文書ポインタ11で示
される文書メモリ4の位置へ格納し、確定する(ステッ
プS58:図4(h)を参照)。そして、入力バッファ
7、および変換候補バッファ8の内容をクリアし(ステ
ップS59)、検出したタッチ座標に対応する、液晶デ
ィスプレイ部5Bの表示画面上の位置を指定するよう、
カーソルポインタ12を更新する(ステップS60)。
次にカーソルポインタ12で指定された位置(タッチ位
置)にカーソルを表示し(ステップS61:図4
(g)、(h)を参照)、文書ポインタ11を、表示に
係るカーソルと対応るするよう更新する(ステップS6
2)。
ないと判断されたときは、ステップS57に進んで、未
確定の変換候補が変換候補バッファ8内に存在するか否
かを判断する。その結果、存在するときは、変換候補バ
ッファ8内の全ての変換候補を、文書ポインタ11で示
される文書メモリ4の位置へ格納し、確定する(ステッ
プS58:図4(h)を参照)。そして、入力バッファ
7、および変換候補バッファ8の内容をクリアし(ステ
ップS59)、検出したタッチ座標に対応する、液晶デ
ィスプレイ部5Bの表示画面上の位置を指定するよう、
カーソルポインタ12を更新する(ステップS60)。
次にカーソルポインタ12で指定された位置(タッチ位
置)にカーソルを表示し(ステップS61:図4
(g)、(h)を参照)、文書ポインタ11を、表示に
係るカーソルと対応るするよう更新する(ステップS6
2)。
【0026】また、ステップS57にて、未確定の変換
候補が存在しないと判断されたときは、ステップS5
8、S59を経由することなく、ステップS60に進
み、カーソル移動制御等のみを行う(図4(a)、
(b)を参照)。
候補が存在しないと判断されたときは、ステップS5
8、S59を経由することなく、ステップS60に進
み、カーソル移動制御等のみを行う(図4(a)、
(b)を参照)。
【0027】このように、透明タッチパネル5Aを介し
て、未確定の任意の変換候補をタッチすることにより、
確定処理のみならず、カーソルの移動先をも指示するこ
とができ、使い勝手が非常に良くなる。
て、未確定の任意の変換候補をタッチすることにより、
確定処理のみならず、カーソルの移動先をも指示するこ
とができ、使い勝手が非常に良くなる。
【0028】なお、この発明は、「カナ漢字変換装置」
と命名したが、表音文字と表意文字とが混在する日本語
以外の他の言語での文書を処理する装置において、入力
された表音文字列を表意文字に変換する場合にも適用す
ることができる。
と命名したが、表音文字と表意文字とが混在する日本語
以外の他の言語での文書を処理する装置において、入力
された表音文字列を表意文字に変換する場合にも適用す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、表示画面上に配設し
た透明タッチパネルにより、変換候補の位置のみなら
ず、次候補への再変換処理をも指示することができ、さ
らには、確定処理をも指示することができ、カナ漢字変
換装置の最大の問題点である入力速度をアップすること
ができる。
た透明タッチパネルにより、変換候補の位置のみなら
ず、次候補への再変換処理をも指示することができ、さ
らには、確定処理をも指示することができ、カナ漢字変
換装置の最大の問題点である入力速度をアップすること
ができる。
【図1】この発明の機能ブロック図。
【図2】一実施例の構成図。
【図3】同実施例の外観図。
【図4】同実施例の各操作段階における表示内容変遷
図。
図。
【図5】同実施例の動作を示すフローチャート。
1 キー入力部 2 CPU 3 変換辞書 5 表示部 5A 透明タッチパネル 5B 液晶ディスプレイ部 8 変換候補バッファ 11 タッチ座標検出部
Claims (1)
- 【請求項1】 入力されたカナ文字データ列を文法解析
して文節単位で区切り、文節ごとにカナ漢字変換処理を
行なって変換候補を生成する生成手段と、 この生成手段にて生成された変換候補を変換内容として
確定させる確定手段と、 入力されたカナ文字データ列、生成された変換候補を表
示する表示手段と、 この表示手段の表示画面上に配設されてなる透明タッチ
パネルと、 この透明タッチパネルがタッチされた際、そのタッチ位
置を検出する検出手段と、 この検出手段にて検出されたタッチ位置が変換候補上で
あるときは、上記生成手段に対して、その変換候補の次
位の変換候補を生成するよう指示し、検出されたタッチ
位置が変換候補上でないときは、上記確定手段に対し
て、現時点での未確定の変換候補を変換内容として確定
するよう指示する指示手段と、 を備えたことを特徴とするカナ漢字変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17003692A JP2560950B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | カナ漢字変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17003692A JP2560950B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | カナ漢字変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05181838A JPH05181838A (ja) | 1993-07-23 |
JP2560950B2 true JP2560950B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=15897425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17003692A Expired - Fee Related JP2560950B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | カナ漢字変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560950B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP17003692A patent/JP2560950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
日経マグロウヒル社発行,日経バイト(1986.FEB),P.109 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05181838A (ja) | 1993-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5999950A (en) | Japanese text input method using a keyboard with only base kana characters | |
JP2560950B2 (ja) | カナ漢字変換装置 | |
JP2869936B2 (ja) | 文字変換装置 | |
JP2569728B2 (ja) | 文字処理装置 | |
JPH05181839A (ja) | カナ漢字変換装置 | |
JP2626418B2 (ja) | 文字処理装置 | |
JPS62237495A (ja) | 文字列処理装置 | |
JP2666590B2 (ja) | イ語文字入力装置 | |
JP2715812B2 (ja) | 文字処理装置 | |
JP2580138B2 (ja) | かな漢字変換属性変更処理装置 | |
JP2878461B2 (ja) | 文書入力装置 | |
JP3042284B2 (ja) | 日本語入力装置 | |
JP2609288B2 (ja) | 文字処理装置 | |
JPH10154035A (ja) | コマンド入力装置 | |
JPH0340418B2 (ja) | ||
JPH08335217A (ja) | 読み変換方法及び文書作成装置 | |
JPH0778161A (ja) | 文書入力装置 | |
JP2002157073A (ja) | 画面キーボード、画面キーボードの制御方法及び画面キーボードの制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2000187659A (ja) | かな漢字変換方法、かな漢字変換装置、及び記憶媒体 | |
JPH05298284A (ja) | 日本語入力装置 | |
JPH0512260A (ja) | ワードプロセツサ | |
JPS59206929A (ja) | 音声ワ−ドプロセツサ用キ−ボ−ド | |
JPS62256073A (ja) | 音声出力機能付き文書作成装置 | |
JPS62156764A (ja) | 文書デ−タ処理装置 | |
JPH04195366A (ja) | 日本語処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |