JPH05181206A - 3d立体写真および通常写真の自動焼付現像装置 - Google Patents

3d立体写真および通常写真の自動焼付現像装置

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JPH05181206A
JPH05181206A JP3359503A JP35950391A JPH05181206A JP H05181206 A JPH05181206 A JP H05181206A JP 3359503 A JP3359503 A JP 3359503A JP 35950391 A JP35950391 A JP 35950391A JP H05181206 A JPH05181206 A JP H05181206A
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茂治 鎌田
Hiroshi Miyawaki
浩 宮脇
Mitsuhiko Itojima
光彦 糸島
Hiroto Nakao
博人 中尾
Yoshifumi Nakamura
善文 中村
Kazuo Einaga
和夫 永長
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3D立体写真と通常写真の双方の処理に対応
できる自動焼付現像装置を得る。 【構成】 各種の印画紙に対応するために、乳剤面を選
んで現像乾燥し、通常写真と3D立体写真用に露光台で
の吸着力を変える。露光後、印画紙を反転する手段を備
える。現像処理の搬送経路を変えて処理時間の差異に対
応する。露光台、レンズは少なくとも一方を移動可能と
して3D立体写真の焼付に対応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】レンチキュラーシート(以下、L
Sと略記する)の裏面に感光剤を塗布して形成されたL
Sつき感光シートを用いる3D立体写真のうち「間接
法」と一般に呼ばれている方法がある。本発明はこのよ
うな3D立体写真および普通の写真の焼付現像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】LSを用いる3D立体写真のなかで、一
般的な「間接法」について説明する。
【0003】奥行きを有する被写体に対して、普通の感
光フィルムを入れたカメラを、一定距離ずつ水平方向に
移動させて、同じ被写体に対して複数枚のネガを作成す
る。これらのネガはカメラから被写体の距離に応じて像
の位置が異なるものとなっている。
【0004】カメラを水平に直線的に移動させて撮影す
る方法のほかに、被写体に対して弧状に移動させて撮影
する方法もある。いずれにしても、異なった視点からの
複数の画像を得ることが必要である。
【0005】カメラを移動させて撮影する代わりに、複
数のレンズを水平に並べたカメラ、ないしは複数台のカ
メラを水平に並べるなどして同時に撮影してネガを得て
もよい。ネガの枚数は特に決まってはいないが、3〜5
が普通である。
【0006】「間接法」では、上記の工程で得られた複
数枚のネガを、LSの平坦な側の面に感光材を塗布した
LS付き感光フィルムに、各ネガ毎に投影角度を変えて
露光する。
【0007】ネガを通常の投影レンズでLS付き感光シ
ート上に画像を結ばせると、レンチキュラーレンズによ
り横方向に像が圧縮されるために、投影された画像は各
レンチキュラーレンズ毎に分離された線画像としてレン
チキュラーレンズの裏面の感光層上に結像する。
【0008】その後、次の順序のネガを用い、投影レン
ズ、LS付き感光シートの相対位置を変えて、先の投影
露光により形成された線画像の隣に新しい線画像が形成
されるようにして露光を行う。このように、次々に別の
ネガからの線画像でレンチキュラーレンズの裏面の幅を
埋める。こうして、1枚の感光シートに複数枚のネガに
よる像を焼き込むことができる。この露光は、多数の投
影レンズにより、一度に露光することもできる。
【0009】このように作られたLS付きプリントを現
像し、レンチキュラーレンズ側から見ると、感光層に形
成された線画像は再びレンチキュラーレンズにより横方
向が拡大され、復元された像として見える。しかも右目
と左目に順次に撮影された別画像が届き、観察者の脳内
においてふたつの画像情報が合成され、立体的に見るこ
とができるのである。
【0010】写真からどのくらいはなれた位置で見るこ
とで立体視が良好にできるかは、複数の画像をLS感光
シートに焼き込んだときの条件で定まる。一般的には、
焼き込み時の投影レンズとLS感光シートの間隔程度の
距離で見たときに良好な立体視ができるようにする場合
が多い。
【0011】このように、通常写真とは焼付時の露光工
程、使用する感光紙、現像工程も大きく異なっているた
め、3D立体写真は通常写真とは別個の専用焼付現像装
置を使用して処理されている。また手作業により行われ
る場合もある。
【0012】通常写真の焼付現像工程では、ネガ、印画
紙を搬送する手段と固定式のレンズ及び露光台、現像、
乾燥を行う手段を備えた焼付現像装置を使用している。
通常写真のプロセスでは、画質を保持ないし向上させな
がら、焼付現像処理の迅速化が求められた結果、印画紙
は高感度かつ乳剤も薄いものが使用されるようになり、
露光、現像、乾燥に要する時間がより短縮されてきた。
【0013】焼付現像装置も処理時間を短縮し、工場で
用いる大型の機器から、小売店舗等で用いる小型の装置
まで各種の現像装置が存在している。一方、パノラマ写
真に見られるような特殊サイズの写真など、志向の多様
化が進み、通常写真においても各種の形態が存在するよ
うになり、焼付現像処理においても多様なサイズに対応
するようになってきた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】通常写真と3D立体写
真では、露光方法のほかに、感光紙の解像度、感度、基
板、乳剤等の組成・材質、構成等が大きく異なる。写真
処理システムを考える場合、当然、その感光材料の特性
にあったものでなければならない。このため、3D立体
写真を通常の写真用の焼付現像装置を用いて処理するこ
とはできない。
【0015】それでは、特殊な焼付現像装置で処理すれ
ばよいということになるが、3D立体写真の普及は限ら
れたものであり、まとまった処理本数を集めることが困
難である。特に小売り店の店頭で処理を行う場合、液管
理、採算等の問題から処理装置の維持が困難である。こ
のような理由が、さらに3D立体写真の普及を妨げてい
る。
【0016】もし、3D立体写真を通常写真を処理する
焼付現像装置を用いて処理できるのであれば店頭処理も
可能となる。しかし、前述のように通常写真と3D立体
写真ではその特性が大きく異なっているため、簡単では
ない。
【0017】従来の技術を単純に寄せ集めて、通常写真
と3D立体写真の焼付現像を共用ないし併用できる機器
を構成した場合、種々の問題が生じる。例えば、3D立
体写真では露光手段が複雑で現像処理にも時間を要する
ことから、通常写真用の焼付現像装置の性能が低下して
しまい、3D立体写真、通常写真の双方に対して充分な
性能をもつ処理システムを提供することが困難である。
【0018】一つのシステムで3D立体写真と通常写真
の双方の処理を可能とする際の問題についてより具体的
に説明する。
【0019】(1)通常写真は一定方向からの露光で焼
付が完了するが、3D立体写真の場合、光線の角度を変
えて最低でも3〜5回以上の露光が必要であるため、ネ
ガ、感光紙、レンズなどの移動機構が必要である。
【0020】(2)通常写真の印画紙は乳剤面に露光さ
れるが、3D立体写真は感光紙が小さなレンチキュラー
レンズが多数並んだ面を有する感光紙を用いて、レンチ
キュラーレンズ側から露光するため、通常写真と3D立
体写真では、乳剤面が逆になる。
【0021】(4)通常写真と3D立体写真では感光紙
の特性に大きな差異があり、現像、漂白定着、安定、乾
燥に要する時間が異なる。
【0022】さらに以上の問題を解決しようとする際に
そこから派生する課題も考えられる。本発明は3D立体
写真と通常写真の双方の処理に対応できる自動焼付現像
装置、ミニラボシステムを得ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では以下のような手段を講ずる。まず各種の
印画紙に対応するために、以下のような特徴的な構成と
する。
【0024】(1)乳剤面を選んで現像処理、乾燥を可
能とするために露光後に印画紙を反転する装置を備え
る。
【0025】(2)異なる処理時間(現像、漂白定着、
安定)に対応させる。
【0026】(3)露光台とレンズは両方またはレンズ
のみを移動可能として3D立体写真の焼付に対応し、ま
た、通常写真と3D立体写真の処理の切り替えを可能と
する。
【0027】(4)吸着式露光台を採用した場合、通常
写真と3D立体写真とでその吸着力を変更する機構とす
る。
【0028】これらの特徴を備えた装置は、通常写真を
処理する従来のミニラボの機能に加えて3D立体写真が
処理できる機能を合わせ持つもので、複数種類の異なる
印画紙に対応でき、また通常フィルムと3D立体写真用
フィルムが処理可能である。3D立体写真においても通
常写真と同じく焼付から現像に至る印画紙の搬送はすべ
て自動で行われ、作業者は3D立体写真の主要被写体を
選択する作業のみを行えばよい。
【0029】本発明のミニラボシステムについて、図面
とともに説明する。図1は本発明のミニラボシステムの
構造の一例を示す図面である。図中の符号は1−露光
台、2−乾燥部(出口)、3−駆動ローラー、4−スラ
イドモーター、5−出口ローラー、6−ペーパーロー
ル、7−カッター、8−スライドネジ、11−ペーパー
プロセサー、18−スライド軸、21−引き伸ばしレン
ズである。
【0030】図示された装置の動作は以下の通りであ
る。ペーパーロール6により駆動ローラー3によって引
き出されたペーパーはカッター7で所定の長さに切断さ
れる。切断されたペーパーは露光台1に吸着されながら
露光位置まで搬送される。露光台1はスライド軸18に
支持されていてスライドモーター4、スライドネジ8に
よってペーパー搬送方向と直角方向に移動させられる。
3D立体写真の焼付時にはこの移動により焼付に必要な
露光光線の角度を得ることが出来る。またこの動作と連
動して引き伸ばしレンズ21も移動して露光台1の動き
に追随する。一方通常プリントを行うときには露光台・
レンズは移動しないでペーパー搬送経路に固定された状
態で動作する。
【0031】露光終了後、3D立体写真も通常写真も同
様にペーパーは再び露光台1によって搬送され、出口ロ
ーラー5を経てペーパープロセサー11に送り込まれ
る。このとき、露光台1からペーパープロセサーへ搬送
させるまでにペーパーを反転させる装置を介在させる。
3D立体写真の現像処理を行う際は、ペーパーを反転さ
せて通常写真と乳剤面を一致させる。現像処理時には乳
剤面を一定させることにより、各種のペーパーに対応さ
せることができる。ペーパープロセサー内ではローラー
によって搬送・処理されて、乾燥部出口2より仕上がっ
たプリントが出てくる。
【0032】上の例で用いられている吸着式の露光台の
構造を図2に示す。図中の符号は9−吸着板、12−吸
着箱、16−ベルト、19−従動プーリー、22−吸着
ファン、24−搬送モーター、29−駆動プーリー、3
2−ダクトである。露光台の構造は駆動プーリー29、
従動プーリー19の間に張られた幅広のベルト16に小
穴が多数設けられており、その小穴を通じて吸着ファン
22の発生する吸着力によってペーパーを吸いつける。
吸着板9はベルト16の露光部分の平面性を確保し、吸
着箱12はファンの吸着力を露光台全面に分配する。3
2はその両者を接続するダクトである。
【0033】ペーパーはカッターにより所定の長さに切
断された後、このベルトに吸着されて搬送モーターの駆
動により露光位置まで搬送される。露光が終了すれば、
再び搬送モーターが回転しペーパーを出口ローラーに送
る。この露光台は、印画紙の厚み等に応じて吸着力を変
更する必要がある。吸着力を変更するには吸着力を提供
する吸着ファンへの供給電圧を変える、空気の流量を変
える等の手段が考えられる。
【0034】図3の(1)〜(4)はペーパー搬送の一
例を模式的に示した図面である。図中の符号は図1・3
同様に1−露光台、3−駆動ローラー、5−出口ローラ
ー、6−ペーパーロール、7−カッター、16−ベル
ト、18−スライド軸である。最初、(1)ペーパーの
先端はカッター部7で待機している。(2)駆動ローラ
ー3が回転し所定の長さだけペーパーが送られるとカッ
ター7が動作してペーパーを切断する。その後ベルト1
6に吸着されながら露光位置まで搬送され停止する。
(3)この位置で露光台1全体がスライド軸18に沿っ
て移動しながら露光が行われる。(4)露光終了後、再
びベルト16により出口ローラー5まで搬送される。以
上のような機構を備えることにより、通常写真と3D立
体写真の両方の焼付、現像処理に対応できる自動焼付現
像装置を得ることが出来る。
【0035】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0036】(実施例1)図4、図5は本発明の焼付現
像装置におけるペーパー反転の実施例を示す図面であ
る。図4はペーパーが2Dであって反転しない場合、図
5はペーパーが3Dであって反転する場合である。図中
の符号は1−露光台、13・23−駆動ローラー、14
−駆動モーター、15・25−圧着ローラー、16−搬
送ベルト、17−ペーパーガイド、26−ペーパー、3
6−駆動ベルト、39−駆動プーリーである。
【0037】図4に示すように露光台1の搬送ベルト1
6により送られるペーパー26が2Dの時は、そのまま
斜め左下に送られて、ペーパーガイド17に入り、駆動
ローラー13・23と圧着ローラー15・25に搬送さ
れてペーパーガイド17から出て行く。
【0038】図5に示すように露光台1の搬送ベルト1
6により送られるペーパー26が3Dの時は駆動モータ
ー14により、駆動ベルト36を経て駆動プーリー39
に回転力が伝えられて、露光台1がペーパー面を中心に
180°回転する。この状態からペーパーガイド17に
向けてペーパー26を搬送して駆動ローラー13・23
と圧着ローラー15・25によりペーパーガイド17か
らペーパー26を排出させたときは、ペーパーの表裏が
逆になっている。
【0039】(実施例2)図6、図7は本発明の焼付現
像装置におけるペーパー反転の他の実施例を示す図面で
ある。図6はペーパーが2Dであって反転しない場合、
図7はペーパーが3Dであって反転する場合である。図
中の符号は1−露光台、10−吸引ポンプ、13・23
−駆動ローラー、15・25−圧着ローラー、16−搬
送ベルト、17・27−ペーパーガイド、20−バキュ
ームホース、26−ペーパー、30−吸盤、31−垂直
アーム、41−水平アームである。
【0040】図6に示すように露光台1の搬送ベルト1
6により送られるペーパー26が2Dの時は、そのまま
斜め左下に送られて、ペーパーガイド17に入り、駆動
ローラー13と圧着ローラー15に搬送されて次のペー
パーガイド27に入り、駆動ローラー23と圧着ローラ
ー25に搬送されてペーパーガイド27から出て行く。
【0041】図7に示すように露光台1の搬送ベルト1
6により送られるペーパー26が3Dの時は、吸引ポン
プ10、バキュームホース20、垂直アーム31、水平
アーム41を経て吸盤30がペーパー26を吸い付けた
後、水平アーム41が回転してペーパー26を裏返しに
して垂直アーム31が動いてペーパー26を搬送ベルト
16の上に置く。ここで吸盤30の吸引力を切って、搬
送ベルト16によりペーパー26を斜め右上に搬送した
とき、垂直アーム31を元の位置に戻す。搬送ベルト1
6によりペーパー26を斜め左下に送るとペーパーガイ
ド17に入り、駆動ローラー13と圧着ローラー15に
搬送されて、次のペーパーガイド27に入り、駆動ロー
ラー23と圧着ローラー25により搬送されて、ペーパ
ーガイドからペーパーを排出させたときは、ペーパーの
裏表が逆になっている。
【0042】(実施例3) 図8、図9は本発明の焼付
現像装置におけるペーパー反転の他の実施例を示す図面
である。図8はペーパーが2Dであって反転しない場
合、図9はペーパーが3Dであって反転する場合であ
る。図中の符号は1−露光台、15・25・35・45
−圧着ローラー、16−搬送ベルト、17−ペーパーガ
イド、26−ペーパー、33・43−駆動ローラー、4
9−連結アーム、51−駆動ドラムである。
【0043】図8に示すように露光台1の搬送ベルト1
6により送られるペーパー26が2Dの時は、駆動ドラ
ム51と圧着ローラー15により真っ直ぐに搬送され
て、ペーパーガイド17に入り、駆動ローラー33と圧
着ローラー35によりさらに搬送されて、駆動ローラー
43と圧着ローラー45の搬送を経てペーパーガイドか
ら出て行く。
【0044】図9に示すように露光台1の搬送ベルト1
6により送られるペーパー26が3Dの時は、駆動ドラ
ム51と圧着ローラー15がペーパー26の先端を挟ん
だところで、連結アーム49とともに駆動ドラム51の
軸を中心に回転して圧着ローラー25を越え、搬送ベル
ト16の手前までペーパー26の先端を運ぶ。この時ペ
ーパーの後端は圧着ローラー25に挟まれていて、この
状態から駆動ドラム49が逆回転するとペーパーガイド
17に垂直方向の入り口から入り、駆動ローラー33・
43と圧着ローラー35・45により搬送されてペーパ
ーガイドからペーパーを排出させたときはペーパーの裏
表が逆になっている。
【0045】(実施例4)図10、図11は本発明の焼
付現像装置におけるペーパー反転の他の実施例を示す図
面である。図10はペーパーが2Dであって反転しない
場合、図11はペーパーが3Dであって反転する場合で
ある。図中の符号は1−露光台、13・23・33−駆
動ローラー、16−搬送ベルト、37−出口ガイド部、
38−ガイドユニット、47−ストレートガイド、50
−センサー、53−プロセサーローラー、57−プロセ
サー入り口ガイド、67−ターンガイドである。
【0046】図10に示すように露光台1の搬送ベルト
16により2Dのペーパーが送られたときは、出口ガイ
ド部37の駆動ローラー13を経てストレートガイド4
7を通過し、駆動ローラー33によりプロセサー入り口
ガイド57に搬送され、プロセサーローラー53に受け
渡しを行う。
【0047】図11に示すように露光台1の搬送ベルト
16により送られるペーパーが3Dの時は、ガイドユニ
ット38を移動して駆動ローラー13で送られてくるペ
ーパーをターンガイド67に導く。ターンガイド67に
送られたペーパーは駆動ローラー23で更にターンガイ
ド奥へと引き込まれ、ペーパーの後端がセンサー50を
過ぎると駆動ローラー13・23停止する。その後駆動
ローラー23が逆転することによりペーパーを逆に送り
出して駆動ローラー33まで搬送しペーパーが反転した
状態でプロセサー入り口ガイド57に挿入される。
【0048】(実施例5)図12、図13は本発明の焼
付現像装置におけるペーパー反転の他の実施例を示す図
面である。図12はペーパーが2Dであって反転しない
場合、図13はペーパーが3Dであって反転する場合で
ある。図中の符号は1−露光台、13−駆動ローラー、
16−搬送ベルト、34−反転モーター、37−出口ガ
イド、50−センサー、53−プロセサーローラー、5
7−プロセサー入り口ガイドである。
【0049】図12に示すように露光台1の搬送ベルト
16から2Dのペーパーが送られたときはそのまま出口
ガイド37に入り、駆動ローラー13によって更に下方
へ搬送され、プロセサー入り口ガイド57に入り、プロ
セサーローラー53に受け渡しを行う。
【0050】図13に示すように露光台1の搬送ベルト
16から3Dのペーパーが送られたときは、出口ガイド
37に入り、駆動ローラー13によって更に下方へ搬送
される。ペーパーの先端がセンサー50に検出される
と、駆動ローラー13は停止し、ペーパーを保持した状
態で止まる。この状態で反転モーター34が回転して出
口ガイド37を180°回転させ、ペーパーの反転を行
う。反転させた状態で駆動ローラー13を逆回転させて
ペーパーをプロセサー入り口ガイド57へ送り出す。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明の焼付現像装置は
移動可能な露光台、移動可能なレンズ、乳剤面を選んで
現像処理、乾燥仕上げを可能とするために、露光後の感
光紙を反転する装置を用いて構成されているため、一台
のミニラボで通常写真だけでなく、3D立体写真の処理
も行える。
【0052】3D立体写真の場合、処理技術やメンテナ
ンスが煩雑であったり、処理本数が集まらないため、採
算の面から3D立体写真専用の処理装置の維持が難しか
ったが、従来のミニラボと同程度の操作で3D立体写真
の焼付、現像が出来るうえ、通常写真用の焼付現像装置
と兼用であることから、店頭処理による焼付現像が可能
となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼付現像装置の構造の一例を示す図面
である。
【図2】本発明の焼付現像装置に用いる吸着式露光台の
構造を示す図面である。
【図3】本発明の焼付現像装置のペーパー搬送の一例を
示す模式図である。
【図4】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施例
を示す図面である。
【図5】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施例
を示す図面である。
【図6】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施例
を示す図面である。
【図7】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施例
を示す図面である。
【図8】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施例
を示す図面である。
【図9】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施例
を示す図面である。
【図10】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施
例を示す図面である。
【図11】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施
例を示す図面である。
【図12】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施
例を示す図面である。
【図13】本発明の焼付現像装置のペーパー反転の実施
例を示す図面である。
【符号の説明】
1 露光台 2 乾燥部(出口) 3 駆動ローラー 4 スライドモーター 5 出口ローラー 6 ペーパーロール 7 カッター 8 スライドねじ 9 吸着板 10 吸引ポンプ 11 ペーパープロセサー 12 吸着箱 13 駆動ローラー 14 駆動モーター 15 圧着ローラー 16 搬送ベルト 17 ペーパーガイド 18 スライド軸 19 従動プーリー 20 バキュームホース 21 引き伸ばしレンズ 22 吸着ファン 23 駆動ローラー 24 搬送モーター 25 圧着ローラー 26 ペーパー 27 ペーパーガイド 29 駆動プーリー 30 吸盤 31 垂直アーム 32 ダクト 33 駆動ローラー 34 反転モーター 35 圧着ローラー 36 駆動ベルト 37 出口ガイド部 38 ガイドユニット 39 駆動プーリー 41 水平アーム 43 駆動ローラー 45 圧着ローラー 47 ストレートガイド 49 連結アーム 50 センサー 51 駆動ドラム 53 プロセサーローラー 57 プロセサー入口ガイド 67 ターンガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中尾 博人 和歌山県和歌山市梅原579−1 ノーリツ 鋼機株式会社内 (72)発明者 中村 善文 和歌山県和歌山市梅原579−1 ノーリツ 鋼機株式会社内 (72)発明者 永長 和夫 和歌山県和歌山市梅原579−1 ノーリツ 鋼機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に焼付現像する写真自動焼付現像
    装置において、通常写真と3D立体写真の一方の焼付現
    像を選択操作する操作部と、写真感光紙をシート状にカ
    ットするカッター部と、カットされた感光紙を吸着可能
    であって3D立体写真の焼付時には移動可能な露光台
    と、前記露光台の移動に連動して移動可能なレンズ部
    と、焼付された写真感光紙を反転する手段とが組み込ま
    れたことを特徴とする3D立体写真および通常写真の自
    動焼付現像装置。
JP3359503A 1991-12-27 1991-12-27 3d立体写真および通常写真の自動焼付現像装置 Expired - Lifetime JP2715772B2 (ja)

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