JPH05174151A - 描画装置 - Google Patents

描画装置

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JPH05174151A
JPH05174151A JP34281991A JP34281991A JPH05174151A JP H05174151 A JPH05174151 A JP H05174151A JP 34281991 A JP34281991 A JP 34281991A JP 34281991 A JP34281991 A JP 34281991A JP H05174151 A JPH05174151 A JP H05174151A
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microcomputer
image data
image
image memory
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JP34281991A
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Shinko Yamada
眞弘 山田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像メモリに対するマイクロコンピュータか
らのアクセスと描画装置からのアクセスとの時間関係を
良好に保つことと、描画ライン長が短いものでも描画処
理を能率よく行なえるようにすること。 【構成】 描画装置は、FIFO内が空になって信号/
FEmpがローレベルになり、さらに描画が終了して信
号/Compがローレベルになって待ち状態になった時
に、ウエイト信号/Waitをローレベルにしてその状
態をマイクロコンピュータに知らせる。また、中断命令
を認識した時に、その旨をマイクロコンピュータに知ら
せる。一方、イメージデータを格納したイメージデータ
格納手段を設け、マイクロコンピュータから描画すべき
イメージデータの格納アドレスを指定するアドレス信号
を受け取ることにより、イメージデータ格納手段内の指
定されたアドレスからイメージデータを読み出して画像
メモリに描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタコントロー
ラにおける画像メモリへの描画処理を行なう描画装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタコントローラの処理速度を向上
させるための専用の描画装置としてライン・ジェネレー
タがある。これは、画像データを任意領域の塗りつぶし
として表現するページ記述言語(以下「PDL」とい
う)に対して有効なものである。
【0003】このライン・ジェネレータを含むプリンタ
コントローラの動作例を説明すると、PDLインタプリ
タによってホストからのPDLデータを受け取り、ソフ
トウェア処理により塗りつぶし領域のエッジ部分のデー
タを作成し、各Y座標毎に塗りつぶしスタートXs,塗
りつぶす長さXlen,及び色データCを得て、画像メ
モリに(Xs,Y)−(Xs+Xlen,Y)間をCの
色でライン描画する。よって、これを繰り返すことによ
り、画像データを作成することができ、全体の処理時間
中で比率の大きい描画処理をマイクロコンピュータの処
理と並行して行なうことができるので、処理速度の向上
を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなプリンタコントローラにおいて、描画装置に備わ
っていない処理を実行する場合など、描画装置を通さず
にマイクロコンピュータが直接画像メモリをアクセスし
なければならない場合がある。この場合、描画装置の入
り口に一方向性メモリ(FIFO)を設けているため、
描画装置による描画動作とCPUからのアクセスとの間
に時間関係の乱れが生じることがあり、古いデータを読
んできたり、マイクロコンピュータが描画した部分に描
画装置が先に実行されているべき描画命令によって上書
きしてしまうなどの問題があった。
【0005】また、描画装置を用いて描画を行なう場
合、グラフィックデータのように描画ライン長が長いも
のに対しては大きな効果を得られるが、フォントデータ
のような描画ライン長が短いものに対しては効果が薄い
といった問題もあった。この発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、画像メモリに対するマイクロコンピ
ュータからのアクセスと描画装置からのアクセスとの間
の時間関係を良好に保つことと、描画ライン長が短いも
のでも描画処理を能率よく行なえるようにすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、マイクロコンピュータ及び画像メモリが
接続され、マイクロコンピュータから一方向性メモリを
通して描画座標位置を指定するデータを受け取り、画像
メモリ内の指定された位置に直線描画を行なう手段を備
えた描画装置において、待ち状態になった時に、該状態
をマイクロコンピュータに知らせる手段を設けたもので
ある。また、中断命令を認識した時に、その旨をマイク
ロコンピュータに知らせる手段と、中断を解除されるま
で画像メモリをアクセスすることを禁止する手段とを設
けた描画装置を提供する。
【0007】一方、マイクロコンピュータ及び画像メモ
リが接続され、マイクロコンピュータから描画座標位置
を指定するデータを受け取り、画像メモリ内の指定され
た位置に直線描画を行なう手段を備えた描画装置におい
て、各種のイメージデータを格納したイメージデータ格
納手段と、マイクロコンピュータから描画すべきイメー
ジデータの格納アドレスを指定するアドレス信号を受け
取ることにより、イメージデータ格納手段内の指定され
たアドレスからイメージデータを読み出して画像メモリ
に描画する手段とを設けたものである。
【0008】また、各種フォントのイメージデータを格
納したイメージデータ格納手段と、該手段内のフォント
の種類毎にイメージデータの格納アドレスを記憶するル
ックアップテーブルと、マイクロコンピュータから描画
すべきフォントの種類を指定するデータを受け取ること
により、ルックアップテーブルから指定されたフォント
の種類に対応するアドレス信号を発生させ、該アドレス
信号によって指定されるイメージデータ格納手段内のイ
メージデータを読み出して画像メモリに描画する手段と
を設けた描画装置も提供する。
【0009】さらに、各種のイメージデータを描画する
ためのベクトルデータを格納したベクトルデータ格納手
段と、マイクロコンピュータから描画すべきイメージデ
ータに対応するベクトルデータの格納アドレスを指定す
るアドレス信号及びイメージデータの大きさを指定する
データを受け取ることにより、ベクトルデータ格納手段
内の指定されたアドレスからベクトルデータを読み出
し、それを指定された大きさのイメージデータに変換し
て画像メモリに描画する手段とを設けた描画装置も提供
する。
【0010】さらにまた、各種フォントのイメージデー
タを描画するためのベクトルデータを格納したベクトル
データ格納手段と、該手段内の各フォントの種類に対す
るベクトルデータの格納アドレスを記憶するルックアッ
プテーブルと、マイクロコンピュータから描画すべきフ
ォントの種類を指定するデータ及びフォントの大きさを
指定するデータを受け取ることにより、ルックアップテ
ーブルから指定されたフォントの種類に対応するアドレ
ス信号を発生させ、該アドレス信号によって指定される
ベクトルデータ格納手段内のベクトルデータを読み出
し、それを指定された大きさのイメージデータに変換し
て画像メモリに描画する手段とを設けたものも提供す
る。
【0011】
【作用】請求項1の描画装置によれば、待ち状態になっ
た時に、その状態をマイクロコンピュータに知らせるの
で、マイクロコンピュータは描画装置が待ち状態になっ
ていることを認識した後、画像メモリをアクセスするこ
とによって画像メモリに対するマイクロコンピュータか
らのアクセスと描画装置からのアクセスとの時間関係が
良好に保たれ、マイクロコンピュータが古いデータを読
んできたり、マイクロコンピュータが描画した部分に描
画装置が先に実行されているべき描画命令により上書き
してしまうという問題などを解消することができる。
【0012】請求項2の描画装置によれば、中断命令を
認識した時に、その旨をマイクロコンピュータに知ら
せ、中断を解除されるまで画像メモリをアクセスするこ
とを禁止するので、その際にマイクロコンピュータが画
像メモリをアクセスすることによって上述と同様な効果
に加え、一方向性メモリにそれ以降に処理すべきデータ
を入力させることができるので、処理の高速化を図るこ
とができる。
【0013】請求項3の描画装置によれば、各種のイメ
ージデータを格納したイメージデータ格納手段を設け、
マイクロコンピュータから描画すべきイメージデータの
格納アドレスを指定するアドレス信号を受け取ることに
より、イメージデータ格納手段内の指定されたアドレス
からイメージデータを読み出して画像メモリに描画する
ので、描画ライン長の短いフォントデータでも高速に描
画することができる。
【0014】請求項4の描画装置によれば、各種フォン
トのイメージデータを格納したイメージデータ格納手段
と、そのフォントの種類毎にイメージデータの格納アド
レスを記憶するルックアップテーブルとを設け、マイク
ロコンピュータから描画すべきフォントの種類を指定す
るデータを受け取ることにより、ルックアップテーブル
から指定されたフォントの種類に対応するアドレス信号
を発生させ、そのアドレス信号によって指定されるイメ
ージデータ格納手段内のイメージデータを読み出して画
像メモリに描画するので、対応するフォントのイメージ
データが格納されているアドレスを求めることなく、描
画ライン長の短いフォントデータを高速に描画できる。
【0015】請求項5の描画装置によれば、各種のイメ
ージデータを描画するためのベクトルデータを格納した
ベクトルデータ格納手段を設け、マイクロコンピュータ
から描画すべきイメージデータに対応するベクトルデー
タの格納アドレスを指定するアドレス信号及びイメージ
データの大きさを指定するデータを受け取ることによ
り、ベクトルデータ格納手段内の指定されたアドレスか
らベクトルデータを読み出し、それを指定された大きさ
のイメージデータに変換して画像メモリに描画するの
で、やはり描画ライン長の短いフォントデータでも高速
に描画でき、しかもベクトルデータを使用するため任意
の大きさのフォントデータを描画することができる。
【0016】請求項6の描画装置によれば、各種フォン
トのイメージデータを描画するためのベクトルデータを
格納したベクトルデータ格納手段と、その各フォントの
種類に対するベクトルデータの格納アドレスを記憶する
ルックアップテーブルとを設け、マイクロコンピュータ
から描画すべきフォントの種類を指定するデータ及びフ
ォントの大きさを指定するデータを受け取ることによ
り、ルックアップテーブルから指定されたフォントの種
類に対応するアドレス信号を発生させ、そのアドレス信
号によって指定されるベクトルデータ格納手段内のベク
トルデータを読み出し、それを指定された大きさのイメ
ージデータに変換して画像メモリに描画するので、描画
ライン長の短いフォントデータでも高速に描画でき、し
かもベクトルデータを使用するため任意の大きさのフォ
ントデータを対応するベクトルデータが格納されている
アドレスを求めることなく描画することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の第1実施例である
プリンタコントローラの構成例を示すブロック図であ
る。このプリンタコントローラ1は、CPU2,ROM
3,RAM4,ページメモリ5,描画装置6と、ホスト
インタフェース10,プリンタインタフェース7とから
なる。
【0018】CPU2は、ROM3のプログラムとホス
トコンピュータ8からのコマンドによってプリンタコン
トローラ1全体を制御する中央処理装置であり、主にホ
ストインタフェース10を介してホストコンピュータ8
から送信されるプリントデータを受信すると、ROM3
内のプログラムに従い、RAM4を使用しながらそのデ
ータを処理し、描画装置6に各種の指示を与えたり、ペ
ージメモリ5上で所定の画像データを作成したりする。
【0019】ROM3は、このプリンタコントローラ1
の制御プログラムを含む各種固定データ格納したリード
オンリ・メモリである。RAM4は、CPU2用のワー
クメモリ,入力データを格納するためのインプットバッ
ファ,ページデータを格納するためのページバッファ等
に使用するランダムアクセス・メモリ、ページメモリ
(画像メモリ)5は、ページ単位の画像データ(ビデオ
データ)を格納するためのランダムアクセス・メモリで
ある。
【0020】描画装置6は、ページメモリ5に対してラ
インアドレス及びライトデータを渡して、直線描画やイ
メージデータの描画を行なうが、詳細には追って説明す
る。ホストインタフェース10はホストコンピュータ8
と通信を行なうホストインタフェース、プリンタインタ
フェース7はプリントを行なうプリンタ9とコマンド及
びステータスや画像データの通信を行なうためのインタ
フェースである。
【0021】図3は描画装置6の構成例を示すブロック
図であり、FIFO11,コントローラ12,Xsレジ
スタ13,Xlenレジスタ14,Yレジスタ15,C
レジスタ16,Xカウンタ17,及びlenカウンタ1
8からなる。FIFO11は一方向性メモリである先入
れ先だしメモリであり、そこにはCPU2によって各パ
ラメータが書き込まれる。
【0022】コントローラ12は、FIFO11に書き
込まれたデータを読み出し、その内容に従って描画装置
6全体を統括的に制御する。Xsレジスタ13は塗りつ
ぶすX座標のスタート座標を、Xlenレジスタ14は
塗りつぶすXの長さを、Yレジスタ15は塗りつぶすY
座標のスタート座標を、Cレジスタ16は塗りつぶす色
をそれぞれ記憶保持する。
【0023】Xカウンタ17はXsレジスタ13の値を
ロードした後、1毎にカウントアップしていく。len
カウンタ18はXlenレジスタ14の値をロードした
後、1毎にカウントダウンしていき、そのカウント値が
「0」になった時にコントローラ12に対して塗りつぶ
し終了を知らせる。
【0024】Xカウンタ17の値X,Yレジスタ15の
値Y,Cレジスタの値C,及びコントローラ12からの
信号/W(「/」はローアクティブを示し、図中ではオ
ーバラインを付して示している)は図2のページメモリ
5に入力され、対応するメモリ領域がCの値によって描
画される。
【0025】図4の(a)〜(c)に描画装置6に入力
される各データの命令フォーマットを示しており、それ
らのデータがCPU2からFIFO11を通して描画装
置6に渡される。その各データはそれぞれ32ビットの
データバス幅のうちD26からD31までの6ビットが
識別子として使用され、D0からD25までの26ビッ
トが内容の種類等を示している。
【0026】(a)はXs,Ysのフォーマット、
(b)はXlenのフォーマット、(c)はCのフォー
マットをそれぞれ示す。そのD31のスタートビットS
は“0”にすることによって描画装置6にスタートをか
けるもので、そこまでに設定されたパラメータにより描
画をスタートさせる(その命令で設定されるパラメータ
を含む)。
【0027】図1はコントローラ12の要部回路図であ
り、2個のAND回路21,22と、5個のD型フリッ
プフロップ回路(以下「F/F回路」という)23〜2
7と、NAND回路28と、5個のNOT回路29〜3
3と、4個のOR回路34〜37とを備えている。
【0028】コントローラ12の入力信号としては、F
IFO11が空であることを示す信号/FEmp,リセ
ット信号/Reset,塗りつぶし動作が終了したこと
を示す信号/Comp,クロック信号CLKと、FIF
O11の出力データ中のD26,D27,D28,D3
1がある。
【0029】また、コントローラ12の出力信号として
は、FIFO11が空で描画動作中でないことを示すウ
ェイト信号/Wait,FIFO11の読み出し信号/
FRP,描画処理中であることを示す信号/Star
t,Xsレジスタ13及びYレジスタ15への書き込み
信号/SWP,Xlenレジスタ14への書き込み信号
/lenWP,Cレジスタ16への書き込み信号/CW
Pがある。
【0030】図5に、図1のコントローラ12の入出力
信号のタイミングチャートを示す。その各信号名は図1
に対応しており、Q1,Q2はそれぞれF/F回路2
4,25の出力信号である。図5において、描画スター
トの条件が揃った時点(クロックCLK2の立上り)で
F/F回路24の出力信号Q1がローレベル“L”にな
り、この出力が1クロック分遅れてF/F回路25の出
力信号Q2となる。さらに、出力信号Q2が1クロック
分遅れて信号/WPになる。
【0031】信号/FRPはAND回路22によってQ
1,Q2のANDをとったものをF/F27によりラッ
チして出力されるものであるため、図5のクロックCL
K3,4の期間中“L”になり、その期間中にFIFO
11からデータの読み出しが行なわれ、そのデータの識
別子の内容により信号/WPのタイミングでXsレジス
タ13,Yレジスタ15等の対応する各レジスタにデー
タが書き込まれる。
【0032】そして、クロックCLK2から4の期間に
行なわれた動作が、クロックCLK5から7の期間にお
いても行なわれるが、クロックCLK7においてはFI
FO11から読み出されたデータ中のD31のスタート
ビットSが“L”になり、クロックCLK7から信号/
Startが“L”になる。描画が終了した(クロック
CLK9の立上り)時には信号/Compが“L”にな
り、信号/Startがハイレベル“H”になる。
【0033】そして、FIFO11内にデータがあれば
上述と同様の処理を行なっていくが、クロックCLK8
の期間にFIFO11内が空になって信号FEmpが
“L”になっているので、信号Compが“L”になっ
た時にウェイト信号/Waitも“L”になる。ウェイ
ト信号/Waitが“L”になると、CPU2は描画装
置6が描画を終了してウェイト状態(待ち状態)になっ
ていることを認識する。したがって、CPU2はページ
メモリ5を直接アクセスする際は、描画装置6がウェイ
ト状態になっていることを認識した後、ページメモリ5
をアクセスすることにより、CPU2と描画装置6との
間の時間関係が保たれる。
【0034】図6はこの発明の第2実施例における描画
装置のコントローラの要部回路図であり、図1と同じ部
分には同一符号を付している。なお、この実施例におけ
る他のハード構成は図2及び図3と同様であるものとす
る。この実施例のコントローラ12は、図1と同じ各回
路の他に、F/F回路41,AND回路42,及びNO
T回路43を設けている。そして、F/F回路41の入
力端子D及びNOT回路43の入力端子には後述する中
断命令の一部をなすデータビットD29が共通に入力さ
れ、AND回路42の一方の入力端子には中断している
動作を再開させる信号/Contが入力される。
【0035】また、F/F回路41の出力端子Qからは
中断命令により描画装置が描画を中断していることを示
す信号/Haltが出力される。さらに、このコントロ
ーラ12を用いた描画装置6には、図7の(a)〜
(d)に示す各データが入力される。そのうち、(a)
〜(c)は図4と同一であるが、(d)はこの実施例に
おいて新たに追加した描画装置6の中断命令である。
【0036】図2のCPU2は、ページメモリ5を直接
アクセスする場合、描画装置6のFIFO11に中断命
令を書き込む。描画装置6のコントローラ12は、FI
FO11に書き込まれた中断命令を読み出し、それが中
断命令であることを認識した時点で描画動作を中断し、
信号/Haltを“L”にする。
【0037】この動作を図8のタイミングチャートによ
って説明する。クロックCLK6の入力期間にFIFO
11からCPU2により書き込まれた中断命令を読み出
すと、データビットD29が“0”なので、NOT回路
43は出力信号を“H”にしてOR回路35〜37から
出力される各書き込み信号/SWP,/LenWP,/
CWPを全て“H”に保持して描画動作を中断させる。
また、クロックCLK7の入力期間にあたるF/F26
の出力信号/WPの立ち下がりで、F/F41がD29
(“0”)をラッチして出力端子Qから出力される信号
/Haltを“L”にする。
【0038】信号/Haltが“L”になると、CPU
2は描画装置6が中断していることを認識してページメ
モリ5を直接アクセスする。それによって、CPU2と
描画装置6との間の時間関係が保たれる。そして、アク
セスが終了すると、信号/Contを“L”にして、描
画装置6による描画動作を再開させる。
【0039】図9はこの発明の第3実施例における描画
装置のブロック構成図であり、図3と同じ部分には同一
符号を付している。なお、この第3実施例乃至第6実施
例の描画装置以外のハード構成は図2と同様であるもの
とする。
【0040】図9の描画装置において、51はYsレジ
スタであり、塗りつぶすY座標のスタート座標を記憶保
持する。52はYlenレジスタであり、イメージ描画
時のY座標の長さを記憶保持する。53はXカウンタで
あり、Xsレジスタ13の値をロードした後、Xlen
レジスタ14の値の回数だけ1ごとにカウントアップし
ていくという動作を、Ylenレジスタレジスタ52の
値の回数だけ繰り返す。
【0041】54はXlenカウンタであり、Xlen
レジスタ14の値をロードした後、Xカウンタ53のカ
ウントアップのタイミングでダウンカウントしていき、
カウント値が「0」になった時に、コントローラ12に
その旨を知らせる。55はYカウンタであり、Ysレジ
スタ51の値をロードした後、Xlenカウンタ54が
「0」になる毎にカウントアップしていく。
【0042】56はYlenカウンタであり、Ylen
レジスタ52の値をロードした後、Yカウンタ55のカ
ウントアップのタイミングでダウンカウントしていき、
カウント値が「0」になった時に、コントローラ12に
その旨を知らせる。57はADレジスタであり、フォン
トROM58に格納されている各イメージデータのアド
レスを記憶保持する。
【0043】59はADカウンタであり、フォントRO
M58に与えるアドレス信号を発生させる。60はセレ
クタであり、FIFO11又はフォントROM58のい
ずれか一方のデータ(塗りつぶすXの長さ)を選択して
Xlenレジスタ14に与える。61もセレクタであ
り、Cレジスタ16又はフォントROM58のいずれか
一方のデータ(色情報)を選択してページメモリ5に出
力する。
【0044】図10の(a)〜(c)にラインジェネレ
ーション(直線描画)を行なう時に描画装置6に入力さ
れる各データの命令フォーマットを示しており、それぞ
れ図4の(a)〜(c)に示したものと識別子が異なる
だけなので、それらの説明は省略する。ここで、FIF
O11に図10の(a)〜(c)に示した各データが順
次書き込まれ、(c)の書き込み時にのみスタートビッ
トSが“0”である場合の描画装置6の描画動作を図9
を用いて説明する。
【0045】最初に読み出されるデータはXs,Ysの
値なので、そのD25からD13の値をXsレジスタ1
3が記憶保持し、D12からD0の値をYsレジスタ5
1が記憶保持する。次に読み出されるデータはXlen
の値なので、セレクタ60をFIFO11の出力データ
を選択するように切り替え、Xlenレジスタ14がF
IFO11からセレクタ60を介して入力されるXle
nの値を記憶保持する。その次に読み出されるデータは
Cの値なので、その値をCレジスタ16が記憶保持す
る。そして、この時スタートビットSであるD31が
“0”になっているので、セレクタ61をCレジスタ1
6の値を選択するように切り替えてラインジェネレーシ
ョンをスタートさせる。
【0046】図11に、イメージデータの描画を行なう
場合のフォントROM58のスタートアドレスのフォー
マットを示す。図9の描画装置を用いてイメージデータ
を描画する場合の動作を説明すると、ラインジェネレー
ションをスタートさせる場合と同様にXs,Ysを設定
した後、フォントROM58のスタートアドレスを設定
する。この時、スタートビットSを“0”にし、イメー
ジデータの描画を開始させる。
【0047】コントローラ12は、スタートビットSが
“0”になっている時の命令がイメージデータの描画に
関するものなので、セレクタ60,61をフォントRO
M58のデータを選択するように指示する。フォントR
OM58には、イメージデータのX座標の長さ,Y座標
の長さ,イメージデータの順に格納されているので、最
初に読み出したデータをXlenレジスタ14に格納
し、次に読み出したデータをYlenレジスタ52に保
持させ、カウント動作とフォントROM58の読み出し
動作をスタートさせ、ページメモリ5にX,Y,C,及
びライトパルス/Wを与える。これにより、イメージデ
ータがページメモリ5に描画される。
【0048】図12はこの発明の第4実施例における描
画装置のブロック構成図であり、図9と同じ部分には同
一符号を付してそれらの説明を省略する。図9と異なる
点は、ADレジスタ57の代りにコードレジスタ71,
スケールレジスタ72,及びルックアップテーブル73
を備え、コードレジスタ71,スケールレジスタ72の
各出力をルックアップテーブル73に入力させ、その出
力をADカウンタ59に入力させるようにした点であ
る。
【0049】コードレジスタ71はフォントの種類を指
定するコードデータを、スケールレジスタ72はフォン
トのスケール(大きさ)を指定するスケールデータをそ
れぞれ記憶保持するものである。そのコードデータ及び
スケールデータの各フォーマットを図13の(a)
(b)に示す。ルックアップテーブル73は、フォント
の種類及びスケール毎にイメージデータの格納アドレス
を記憶している。
【0050】ここで、図2のCPU2が図13の(a)
(b)のいずれかのデータ(パラメータ)を描画装置6
に渡す時に、そのスタートビットSを“0”にすること
により、設定されたパラメータでフォントデータのペー
ジメモリ5への描画を開始させる。このパラメータによ
り設定された値が、ルックアップテーブル73により対
応するイメージデータが格納されているフォントROM
58のスタートアドレスに変換され、以後前述の実施例
と同様の動作によりページメモリ5にイメージデータが
描画される。
【0051】図14はこの発明の第5実施例における描
画装置のブロック構成図であり、図9と同じ部分には同
一符号を付してそれらの説明を省略する。図9と異なる
点は、イメージデータを記憶するフォントROM58の
代りに、ベクタ/ラスタ変換器(VRC)81を備えて
いる点であり、そのベクタ/ラスタ変換器81に図15
の(a),(b)のフォーマットでベクトルデータが格
納されているアドレスとスケールデータを渡すことによ
り、任意の大きさのイメージデータをページメモリ5に
描画させることができる。
【0052】図16はこの発明の第6実施例における描
画装置のブロック構成図であり、図14と同じ部分には
同一符号を付してそれらの説明を省略する。図14と異
なる部分は、ADレジスタ57の代りに図12と同様に
コードレジスタ71,スケールレジスタ72,及びルッ
クアップテーブル73を備えた点であり、図13の
(a)(b)のフォーマットで描画するフォントの種類
を指定するコードデータとスケールデータを渡すことに
より、任意の大きさのフォントデータをページメモリ5
に描画させることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画像メモリに対するマイクロコンピュータからのア
クセスと描画装置からのアクセスとの間の時間関係を良
好に保つことができる。また、描画ライン長が短いもの
でも描画処理を能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のコントローラの要部回路図である。
【図2】この発明の第1実施例であるプリンタコントロ
ーラの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の描画装置のブロック構成図である。
【図4】図3の描画装置に直線描画を行なわせる際に与
える各データの命令フォーマットを示す説明図である。
【図5】図1のコントローラの入出力信号を示すタイミ
ング図である。
【図6】この発明の第2実施例における描画装置のコン
トローラの要部回路図である。
【図7】この実施例における描画装置に直線描画を行な
わせる際に与える各データの命令フォーマットを示す説
明図である。
【図8】図6のコントローラの入出力信号を示すタイミ
ング図である。
【図9】この発明の第3実施例における描画装置のブロ
ック構成図である。
【図10】図9の描画装置に直線描画を行なわせる際に
与える各データの命令フォーマットを示す説明図であ
る。
【図11】同じくイメージデータの描画を行なわせる際
に与えるデータの命令フォーマットを示す説明図であ
る。
【図12】この発明の第4実施例における描画装置のブ
ロック構成図である。
【図13】図12の描画装置にフォントデータの描画を
行なわせる際に与える各データの命令フォーマットを示
す説明図である。
【図14】この発明の第5実施例における描画装置のブ
ロック構成図である。
【図15】図14の描画装置にイメージデータの描画を
行なわせる際に与える各データの命令フォーマットを示
す説明図である。
【図16】この発明の第6実施例における描画装置のブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
1 プリンタコントローラ 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 ページメモリ 6 描画装置 11 FIFO 12 コントローラ 13 Xsレジスタ 14 Xlenレジ
スタ 15 Yレジスタ 16 Cレジスタ 17,53 Xカウンタ 18 Lenカウン
タ 21,22,42 AND回路 23〜27,41
フリップフロップ回路 28 NAND回路 29〜33,43
NOT回路 34〜37 OR回路 51 Ysレジスタ 52 Ylenレジスタ 54 Xlenカウ
ンタ 55 Yカウンタ 56 Ylenカウ
ンタ 57 ADレジスタ 58 フォントRO
M 59 ADカウンタ 60,61 セレク
タ 71 コードレジスタ 72 スケールレジ
スタ 73 ルックアップテーブル 81 ベクタ/ラス
タ変換器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータ及び画像メモリが
    接続され、前記マイクロコンピュータから一方向性メモ
    リを通して描画座標位置を指定するデータを受け取り、
    前記画像メモリ内の指定された位置に直線描画を行なう
    手段を備えた描画装置において、 待ち状態になった時に、該状態を前記マイクロコンピュ
    ータに知らせる手段を設けたことを特徴とする描画装
    置。
  2. 【請求項2】 マイクロコンピュータ及び画像メモリが
    接続され、前記マイクロコンピュータから一方向性メモ
    リを通して描画座標位置を指定するデータを受け取り、
    前記画像メモリ内の指定された位置に直線描画を行なう
    手段を備えた描画装置において、 中断命令を認識した時に、その旨を前記マイクロコンピ
    ュータに知らせる手段と、中断を解除されるまで画像メ
    モリをアクセスすることを禁止する手段とを設けたこと
    を特徴とする描画装置。
  3. 【請求項3】 マイクロコンピュータ及び画像メモリが
    接続され、前記マイクロコンピュータから描画座標位置
    を指定するデータを受け取り、前記画像メモリ内の指定
    された位置に直線描画を行なう手段を備えた描画装置に
    おいて、 各種のイメージデータを格納したイメージデータ格納手
    段と、前記マイクロコンピュータから描画すべきイメー
    ジデータの格納アドレスを指定するアドレス信号を受け
    取ることにより、前記イメージデータ格納手段内の指定
    されたアドレスからイメージデータを読み出して前記画
    像メモリに描画する手段とを設けたことを特徴とする描
    画装置。
  4. 【請求項4】 マイクロコンピュータ及び画像メモリが
    接続され、前記マイクロコンピュータから描画座標位置
    を指定するデータを受け取り、前記画像メモリ内の指定
    された位置に直線描画を行なう手段を備えた描画装置に
    おいて、 各種フォントのイメージデータを格納したイメージデー
    タ格納手段と、該手段内のフォントの種類毎にイメージ
    データの格納アドレスを記憶するルックアップテーブル
    と、前記マイクロコンピュータから描画すべきフォント
    の種類を指定するデータを受け取ることにより、前記ル
    ックアップテーブルから指定されたフォントの種類に対
    応するアドレス信号を発生させ、該アドレス信号によっ
    て指定される前記イメージデータ格納手段内のイメージ
    データを読み出して前記画像メモリに描画する手段とを
    設けたことを特徴とする描画装置。
  5. 【請求項5】 マイクロコンピュータ及び画像メモリが
    接続され、前記マイクロコンピュータから描画座標位置
    を指定するデータを受け取り、前記画像メモリ内の指定
    された位置に直線描画を行なう手段を備えた描画装置に
    おいて、 各種のイメージデータを描画するためのベクトルデータ
    を格納したベクトルデータ格納手段と、前記マイクロコ
    ンピュータから描画すべきイメージデータに対応するベ
    クトルデータの格納アドレスを指定するアドレス信号及
    びイメージデータの大きさを指定するデータを受け取る
    ことにより、前記ベクトルデータ格納手段内の指定され
    たアドレスからベクトルデータを読み出し、それを指定
    された大きさのイメージデータに変換して前記画像メモ
    リに描画する手段とを設けたことを特徴とする描画装
    置。
  6. 【請求項6】 マイクロコンピュータ及び画像メモリが
    接続され、前記マイクロコンピュータから描画座標位置
    を指定するデータを受け取り、前記画像メモリ内の指定
    された位置に直線描画を行なう手段を備えた描画装置に
    おいて、 各種フォントのイメージデータを描画するためのベクト
    ルデータを格納したベクトルデータ格納手段と、該手段
    内の各フォントの種類に対するベクトルデータの格納ア
    ドレスを記憶するルックアップテーブルと、前記マイク
    ロコンピュータから描画すべきフォントの種類を指定す
    るデータ及びフォントの大きさを指定するデータを受け
    取ることにより、前記ルックアップテーブルから指定さ
    れたフォントの種類に対応するアドレス信号を発生さ
    せ、該アドレス信号によって指定される前記ベクトルデ
    ータ格納手段内のベクトルデータを読み出し、それを指
    定された大きさのイメージデータに変換して前記画像メ
    モリに描画する手段とを設けたことを特徴とする描画装
    置。
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