JPH0516793B2 - - Google Patents
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- JPH0516793B2 JPH0516793B2 JP61042713A JP4271386A JPH0516793B2 JP H0516793 B2 JPH0516793 B2 JP H0516793B2 JP 61042713 A JP61042713 A JP 61042713A JP 4271386 A JP4271386 A JP 4271386A JP H0516793 B2 JPH0516793 B2 JP H0516793B2
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- memory
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、映像記録再生装置に関し、特にフ
イールドメモリを用いて、高速再生時にノイズバ
ーを削減した品質の良い再生画を得るものであ
る。
イールドメモリを用いて、高速再生時にノイズバ
ーを削減した品質の良い再生画を得るものであ
る。
〔従来の技術〕
従来例として、フイールドメモリを用いたビデ
オテープレコーダ(以下VTRと称す)の高速再
生を、4倍の偶数倍速で行う場合について説明す
る。ここで、一般に高速再生は奇数倍速が選ばれ
るが、これはフイールド毎のノイズ位置が同じで
あるため、ノイズバーがロツクする性質を利用す
るものである。反面、偶数倍速ではフイールド毎
にノイズ位置と信号のある位置とが交互に入れ替
り、この性質を利用しメモリを用いれば、場合に
よつてはノイズバーを狭くできることとなる。
オテープレコーダ(以下VTRと称す)の高速再
生を、4倍の偶数倍速で行う場合について説明す
る。ここで、一般に高速再生は奇数倍速が選ばれ
るが、これはフイールド毎のノイズ位置が同じで
あるため、ノイズバーがロツクする性質を利用す
るものである。反面、偶数倍速ではフイールド毎
にノイズ位置と信号のある位置とが交互に入れ替
り、この性質を利用しメモリを用いれば、場合に
よつてはノイズバーを狭くできることとなる。
第4図は上記従来のVTRの高速再生系を示し、
図において、1は記憶済のビデオテープであり、
ビデオヘツド2a,2bを介して再生信号がプリ
アンプ3に導かれ、その後該再生信号はビデオ信
号処理回路4に送られる。一方、5はプリアンプ
3の出力より再生信号のエンベロープを取り出す
エンベロープ検波器であり、その出力はこれをあ
る一定のレベルと比較するコンパレータ6に導か
れ、フイールドメモリ8へのビデオ信号処理回路
4からの出力信号の書き込みのタイミングやアド
レスを発生させるメモリコントロール回路7へ送
られる。また、ビデオ信号処理回路4から同期信
号がメモリコントロール回路7に送られる。
図において、1は記憶済のビデオテープであり、
ビデオヘツド2a,2bを介して再生信号がプリ
アンプ3に導かれ、その後該再生信号はビデオ信
号処理回路4に送られる。一方、5はプリアンプ
3の出力より再生信号のエンベロープを取り出す
エンベロープ検波器であり、その出力はこれをあ
る一定のレベルと比較するコンパレータ6に導か
れ、フイールドメモリ8へのビデオ信号処理回路
4からの出力信号の書き込みのタイミングやアド
レスを発生させるメモリコントロール回路7へ送
られる。また、ビデオ信号処理回路4から同期信
号がメモリコントロール回路7に送られる。
なお、上記フイールドメモリ8はデユアルポー
トメモリ又はマルチポートメモリ(図示しない)
であり、出力ポートとしてランダム出力とシリア
ル出力を持ち、シリアルポートを使用すればメモ
リへの書き込みと読み出しが非同期で行えるもの
である。ここでの動作は、フイールドメモリ8へ
ビデオ信号処理回路4からの再生信号を書込みな
がらシリアルポートを使用して、該フイールドメ
モリ8の内容を読み出す非同期動作を行う。
トメモリ又はマルチポートメモリ(図示しない)
であり、出力ポートとしてランダム出力とシリア
ル出力を持ち、シリアルポートを使用すればメモ
リへの書き込みと読み出しが非同期で行えるもの
である。ここでの動作は、フイールドメモリ8へ
ビデオ信号処理回路4からの再生信号を書込みな
がらシリアルポートを使用して、該フイールドメ
モリ8の内容を読み出す非同期動作を行う。
一方、9はコントロールヘツドであり、この出
力にもとづいて、サーボ回路10はキヤプスタモ
ータ11,リールモータ12を制御して各モード
におけるテープの走行制御を行うようになつてい
る。
力にもとづいて、サーボ回路10はキヤプスタモ
ータ11,リールモータ12を制御して各モード
におけるテープの走行制御を行うようになつてい
る。
次に動作について説明する。ここでは、特殊再
生(高速再生、スロー再生、静止画再生)を重視
するため、異なつたビデオヘツド幅を持つVTR
で記録されたビデオテープを例にとる。
生(高速再生、スロー再生、静止画再生)を重視
するため、異なつたビデオヘツド幅を持つVTR
で記録されたビデオテープを例にとる。
今、ビデオテープ1が逆方向へ4倍速で高速再
生しているとする。第5図及び第6はこのときの
動作を説明するための図である。第5図におい
て、50は磁気テープ上に記録されたビデオトラ
ツクであり、隣接するトラツクA,Bのトラツク
幅が異なつている場合、即ち(Aのトラツク幅)
>(Bのトラツク幅)の場合を示している。また、
A,Bはアジマス記録を表しており、Aに対して
は第1のビデオヘツド2aが、Bに対しては第2
のビデオヘツド2bがそれぞれ同アジマスとす
る。
生しているとする。第5図及び第6はこのときの
動作を説明するための図である。第5図におい
て、50は磁気テープ上に記録されたビデオトラ
ツクであり、隣接するトラツクA,Bのトラツク
幅が異なつている場合、即ち(Aのトラツク幅)
>(Bのトラツク幅)の場合を示している。また、
A,Bはアジマス記録を表しており、Aに対して
は第1のビデオヘツド2aが、Bに対しては第2
のビデオヘツド2bがそれぞれ同アジマスとす
る。
今、第1のビデオヘツド2aが図中破線51を
トレースしたとき、アジマス記録の関係上、再生
信号のエンベロープ検波器5の出力は第6図aの
実線で示すようになる。同様に第2のビデオヘツ
ド2bが図中破線52の軌跡をトレースすると、
第6図bの実線で示す出力が得られる。これらの
第6図a,bの2フイールドの内容が時間軸で互
いに補間されると第6図cに示すような1フイー
ルドの画像となり、これがフイールドメモリ8内
に記憶され、モニター上に表示される。ここで第
6図a,b,cで示されているエンベロープ波形
は、ほぼ上下対称の流波形の上側のみを表わして
いる。
トレースしたとき、アジマス記録の関係上、再生
信号のエンベロープ検波器5の出力は第6図aの
実線で示すようになる。同様に第2のビデオヘツ
ド2bが図中破線52の軌跡をトレースすると、
第6図bの実線で示す出力が得られる。これらの
第6図a,bの2フイールドの内容が時間軸で互
いに補間されると第6図cに示すような1フイー
ルドの画像となり、これがフイールドメモリ8内
に記憶され、モニター上に表示される。ここで第
6図a,b,cで示されているエンベロープ波形
は、ほぼ上下対称の流波形の上側のみを表わして
いる。
ところで、第6図cに示した時間軸で補間され
た画像をフイールドメモリ8に書き込む際、コン
パレータ6の比較電位を所定の値に設定しなけれ
ばならないが、第5図に示した様に、A,Bのト
ラツク幅が異なつている場合、比較電位の値を一
定値に設定すると不具合が生じる。即ち、第6図
cにおいて、コンパレータ6の比較電位を例えば
一定値S1に設定したとすると、N2,N4の部分は
スムーズに補間され画面がつながるが、N1,
N3,N5の部分では再生信号がないため、ノイズ
バーとなつて画面に現われていまう。また比較電
位をS2に設定すると、N1,N3,N5の部分はスム
ーズにつながるが、今度はN2,N4の部分ではフ
イールド毎に毎回内容が書きかえられるので、画
面上ではその部分がブレで見え、かつその部分の
両端にノイズが現われてしまい、いずれにして
も、補間された画像がスムーズにつながつた良質
な画面を得ることができない。
た画像をフイールドメモリ8に書き込む際、コン
パレータ6の比較電位を所定の値に設定しなけれ
ばならないが、第5図に示した様に、A,Bのト
ラツク幅が異なつている場合、比較電位の値を一
定値に設定すると不具合が生じる。即ち、第6図
cにおいて、コンパレータ6の比較電位を例えば
一定値S1に設定したとすると、N2,N4の部分は
スムーズに補間され画面がつながるが、N1,
N3,N5の部分では再生信号がないため、ノイズ
バーとなつて画面に現われていまう。また比較電
位をS2に設定すると、N1,N3,N5の部分はスム
ーズにつながるが、今度はN2,N4の部分ではフ
イールド毎に毎回内容が書きかえられるので、画
面上ではその部分がブレで見え、かつその部分の
両端にノイズが現われてしまい、いずれにして
も、補間された画像がスムーズにつながつた良質
な画面を得ることができない。
以上のように、記録トラツク幅が同一でない磁
気テープを、フイールドメモリを使用したVTR
で偶数倍速の高速再生を行ない、フイールド毎の
内容を補間して信号情報を得る方式においては、
再生信号に対するコンパレータ6の比較電位を一
定値に設定してしまうと、高速再生時にノイズや
ブレの少ない画像を得ることはできない。
気テープを、フイールドメモリを使用したVTR
で偶数倍速の高速再生を行ない、フイールド毎の
内容を補間して信号情報を得る方式においては、
再生信号に対するコンパレータ6の比較電位を一
定値に設定してしまうと、高速再生時にノイズや
ブレの少ない画像を得ることはできない。
本発明は、磁気テープ上に記録されたトラツク
の幅や再生信号レベルが種々に変化する場合にお
いても、高速再生時におけるフイールドメモリか
らの再生信号のノイズバーを最小とした良質な画
像を得ることのできる映像記録再生装置を提供す
るものである。
の幅や再生信号レベルが種々に変化する場合にお
いても、高速再生時におけるフイールドメモリか
らの再生信号のノイズバーを最小とした良質な画
像を得ることのできる映像記録再生装置を提供す
るものである。
本発明に係る映像記録再生装置は、マイクロコ
ンピユータ等を用いて第1のビデオヘツドから得
られるエンベロープ検波出力が所定レベル以上で
ある期間と第2のビデオヘツドから得られるエン
ベロープ検波出力が所定レベル以下である期間が
等しくなるように所定レベルを制御するようにし
たものである。
ンピユータ等を用いて第1のビデオヘツドから得
られるエンベロープ検波出力が所定レベル以上で
ある期間と第2のビデオヘツドから得られるエン
ベロープ検波出力が所定レベル以下である期間が
等しくなるように所定レベルを制御するようにし
たものである。
この発明においては、マイクロコンピユータ等
により第1及び第2のビデオヘツドから再生され
るエンベロープの検波出力レベルと所定レベルと
を比較するコンパレータの論理出力反転時期を測
定し、該所定レベル以上及び以下の期間が、上記
第1のビデオヘツドからのエンベロープ検波出力
と第2ビデオヘツドからのエンベロープ検波出力
とに関して相補的になるように上記所定レベルを
調節するので、メモリを用いて両出力を過不足な
く補間することができ、再生画には不要のノイズ
バーが表示されることがなくなり、常に画質の良
い再生画が得られる。
により第1及び第2のビデオヘツドから再生され
るエンベロープの検波出力レベルと所定レベルと
を比較するコンパレータの論理出力反転時期を測
定し、該所定レベル以上及び以下の期間が、上記
第1のビデオヘツドからのエンベロープ検波出力
と第2ビデオヘツドからのエンベロープ検波出力
とに関して相補的になるように上記所定レベルを
調節するので、メモリを用いて両出力を過不足な
く補間することができ、再生画には不要のノイズ
バーが表示されることがなくなり、常に画質の良
い再生画が得られる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図において、20はワンチツプマイクロコ
ンピユータ(以下単にマイコンと称す)であり、
これによりビデオ信号処理回路4からの同期信号
やコンパレータ6からの出力を受けたり、コンパ
レータ6への最適電位をD/Aコンバータ30を
介して出力したりする入出力回路21、データを
一時的に記憶するデータメモリ23、タイマ機能
とタイマメモリを有するタイマ24、演算を行う
マイクロプロセツサ25、及び動作の司令を司ど
るプログラムメモリ22が構成されている。そし
て、このマイコン20及びコンパレータ6により
エンベロープ検波信号レベルと所定レベルの大小
検知及びその期間を測定する測定手段が、またマ
イコン20及びD/Aコンバータ30によりコン
パレータ6へ供給する比較電圧のレベルを調節す
るレベル調節手段(レベル制御手段)が構成され
ている。他の構成は従来の構成と同様で第4図と
同一符号は同等のものを表わす。
ンピユータ(以下単にマイコンと称す)であり、
これによりビデオ信号処理回路4からの同期信号
やコンパレータ6からの出力を受けたり、コンパ
レータ6への最適電位をD/Aコンバータ30を
介して出力したりする入出力回路21、データを
一時的に記憶するデータメモリ23、タイマ機能
とタイマメモリを有するタイマ24、演算を行う
マイクロプロセツサ25、及び動作の司令を司ど
るプログラムメモリ22が構成されている。そし
て、このマイコン20及びコンパレータ6により
エンベロープ検波信号レベルと所定レベルの大小
検知及びその期間を測定する測定手段が、またマ
イコン20及びD/Aコンバータ30によりコン
パレータ6へ供給する比較電圧のレベルを調節す
るレベル調節手段(レベル制御手段)が構成され
ている。他の構成は従来の構成と同様で第4図と
同一符号は同等のものを表わす。
次に動作について説明する。
今、ビデオヘツド2a,2bにより磁気テープ
1における第5図のビデオトラツク50の軌跡5
1,52を逆方向4倍速で再生したとする。この
時得られる再生エンベロープは第6図a,bの実
線に示すようになるが、まず最初にこのエンベロ
ープの最大電位の例えば4/5の電位がコンパレー
タ6の比較電位としてマイコン20よりD/Aコ
ンバータ30を介してコンパレータ6に供給され
る。ここで最大電位はプリアンプ3でほぼ決まつ
ており4/5の電位は予めわかつている。この時コ
ンパレータ6からの2フイールド期間の出力は、
それぞれ第2図a,b(または第6図a,bの一
点鎖線)のようになる。図中、T0,T0′は垂直同
期を基準とした各フイールドの測定開始(後述す
る第3図のフローチヤート中のタイマースター
ト)時刻である。
1における第5図のビデオトラツク50の軌跡5
1,52を逆方向4倍速で再生したとする。この
時得られる再生エンベロープは第6図a,bの実
線に示すようになるが、まず最初にこのエンベロ
ープの最大電位の例えば4/5の電位がコンパレー
タ6の比較電位としてマイコン20よりD/Aコ
ンバータ30を介してコンパレータ6に供給され
る。ここで最大電位はプリアンプ3でほぼ決まつ
ており4/5の電位は予めわかつている。この時コ
ンパレータ6からの2フイールド期間の出力は、
それぞれ第2図a,b(または第6図a,bの一
点鎖線)のようになる。図中、T0,T0′は垂直同
期を基準とした各フイールドの測定開始(後述す
る第3図のフローチヤート中のタイマースター
ト)時刻である。
ここで、例えば第1のビデオヘツド2aに対応
する論理レベルが“L”の期間(T2〜T3)と第
2のビデオヘツド2bに対応する論理レベルが
“H”の期間(T7〜T8)が一致するように上記比
較電位を調節することを考える。
する論理レベルが“L”の期間(T2〜T3)と第
2のビデオヘツド2bに対応する論理レベルが
“H”の期間(T7〜T8)が一致するように上記比
較電位を調節することを考える。
まず、期間(T0〜T2)と期間(T0′〜T7)に
注目し、この両期間が等しくなるように上記比較
電圧を調節する。ある一定の誤差εの範囲内で該
両期間が等しくなつた時の電圧をS1とする。次に
期間(T0〜T3)と期間(T0′〜T8)に注目し、
同様にして両期間が等しくなつた時の電圧をS2と
する。このようにして結果的に上記の期間(T2
〜T3)との期間(T7〜T8)が等しくなるように
制御が行われて、最適電位、つまり第6図cの
S1,S2に相当する電位を決定する。そしてノイズ
バーやブレが最小となるような画像を得るために
第6図cの期間N1,N3,N5においては、コンパ
レータの比較電位がS2となる様に、またN2,N4
においては、比較電位がS1となるようにマイコン
20で切り替える。つまり第2図cに示すように
T6,T2,T8,T4,T10の時間に比較電位をS1,
S2で交差に切り替えるようにする。このようにし
て得られたコンパレータ6の出力を第2図dに示
す。ここで第2図dの論理レベルA,Bはそれぞ
れ第1、第2のビデオヘツドに対応し、端的にフ
イールドメモリ8に対する読み出しモード(レベ
ル“H”)、書き込みモード(レベル“L”)を示
している。
注目し、この両期間が等しくなるように上記比較
電圧を調節する。ある一定の誤差εの範囲内で該
両期間が等しくなつた時の電圧をS1とする。次に
期間(T0〜T3)と期間(T0′〜T8)に注目し、
同様にして両期間が等しくなつた時の電圧をS2と
する。このようにして結果的に上記の期間(T2
〜T3)との期間(T7〜T8)が等しくなるように
制御が行われて、最適電位、つまり第6図cの
S1,S2に相当する電位を決定する。そしてノイズ
バーやブレが最小となるような画像を得るために
第6図cの期間N1,N3,N5においては、コンパ
レータの比較電位がS2となる様に、またN2,N4
においては、比較電位がS1となるようにマイコン
20で切り替える。つまり第2図cに示すように
T6,T2,T8,T4,T10の時間に比較電位をS1,
S2で交差に切り替えるようにする。このようにし
て得られたコンパレータ6の出力を第2図dに示
す。ここで第2図dの論理レベルA,Bはそれぞ
れ第1、第2のビデオヘツドに対応し、端的にフ
イールドメモリ8に対する読み出しモード(レベ
ル“H”)、書き込みモード(レベル“L”)を示
している。
なお、ここでの書き込み、読み出しモードと
は、以前に説明したフイールドメモリ8に使用し
ているデユアルポートメモリのランダム入力、ラ
ンダム出力ポートに対してのものであり、読み出
しモードでは、メモリ内容を読み出し出力するも
のではなく、メモリに書き込まないという意味で
ある。即ち、本来の読み出しモードとしてのメモ
リ内容の出力はシリアルポートを使用して行な
い、ランダム入力とは非同期での動作をすること
を前提としている。
は、以前に説明したフイールドメモリ8に使用し
ているデユアルポートメモリのランダム入力、ラ
ンダム出力ポートに対してのものであり、読み出
しモードでは、メモリ内容を読み出し出力するも
のではなく、メモリに書き込まないという意味で
ある。即ち、本来の読み出しモードとしてのメモ
リ内容の出力はシリアルポートを使用して行な
い、ランダム入力とは非同期での動作をすること
を前提としている。
このようにして比較電位を供給すれば、フイー
ルド毎に補間されるエンベロープがスムーズにつ
ながつた再生信号がフイールドメモリ8に書き込
まれ、ノイズバーやブレが最小となる良質の再生
画が得られる。
ルド毎に補間されるエンベロープがスムーズにつ
ながつた再生信号がフイールドメモリ8に書き込
まれ、ノイズバーやブレが最小となる良質の再生
画が得られる。
以上述べたことを第3図に示すフローチヤート
を参照しながら説明する。ここで時間軸として垂
直同期信号を基準とし、垂直ブランキング期間を
レベル“L”とする。
を参照しながら説明する。ここで時間軸として垂
直同期信号を基準とし、垂直ブランキング期間を
レベル“L”とする。
第3図において、まずデータメモリ23の0番
地を初期化して「1」を設定する(ステツプ
100)。次にエンベロープ検波信号の最大電位の4/
5の電位をコンパレータ6に供給するために、該
電位に相当するデータを入出力回路21を介して
D/Aコンバータ30に出力する(ステツプ
101)。そしてビデオ信号処理回路4からの垂直同
期信号の立ち上りを検出(ステツプ102)する。
次に0番地の内容が「1」ならば、コンパレータ
6の出力論理がレベル“L”になつて初めてタイ
マー24をスタートさせ、「6」ならば出力論理
にかかわらずタイマー24をスタートさせる(ス
テツプ103,104,105)。これは、第6図のaとb
とを区別し、まずaの場合から以下の操作を行な
うためである。
地を初期化して「1」を設定する(ステツプ
100)。次にエンベロープ検波信号の最大電位の4/
5の電位をコンパレータ6に供給するために、該
電位に相当するデータを入出力回路21を介して
D/Aコンバータ30に出力する(ステツプ
101)。そしてビデオ信号処理回路4からの垂直同
期信号の立ち上りを検出(ステツプ102)する。
次に0番地の内容が「1」ならば、コンパレータ
6の出力論理がレベル“L”になつて初めてタイ
マー24をスタートさせ、「6」ならば出力論理
にかかわらずタイマー24をスタートさせる(ス
テツプ103,104,105)。これは、第6図のaとb
とを区別し、まずaの場合から以下の操作を行な
うためである。
タイマー24がスタートした後コンパレータ6
の出力が反転したら、その時のタイマー24の値
をデータメモリ23の1番地にまず記憶させる
(ステツプ106,107)。そしてメモリの0番地の内
容にに「1」を加えて「2」とする(ステツプ
108)。そしてステツプ106に戻り同様の操作を行
ない、タイマー24がスタートしてからコンパレ
ータ6の出力論理が反転するまでの時間を1番地
〜5番地に記憶させる。そして0番地の内容に
「1」を加えて(ステツプ108)「6」となれば、
ステツプ102に戻つて(ステツプ109)、2フイー
ルドめについても、1フイールドめと同様の操作
を行ない、6番地〜10番地に時間を記憶させ、0
番地の内容が「11」になれば、1〜10番地に記憶
させたT1〜T10をもとにして、上記の方法によ
り、コンパレータ6の比較電位として、S1,S2を
決定する(ステツプ110,111a)。
の出力が反転したら、その時のタイマー24の値
をデータメモリ23の1番地にまず記憶させる
(ステツプ106,107)。そしてメモリの0番地の内
容にに「1」を加えて「2」とする(ステツプ
108)。そしてステツプ106に戻り同様の操作を行
ない、タイマー24がスタートしてからコンパレ
ータ6の出力論理が反転するまでの時間を1番地
〜5番地に記憶させる。そして0番地の内容に
「1」を加えて(ステツプ108)「6」となれば、
ステツプ102に戻つて(ステツプ109)、2フイー
ルドめについても、1フイールドめと同様の操作
を行ない、6番地〜10番地に時間を記憶させ、0
番地の内容が「11」になれば、1〜10番地に記憶
させたT1〜T10をもとにして、上記の方法によ
り、コンパレータ6の比較電位として、S1,S2を
決定する(ステツプ110,111a)。
次に6番地の内容を1番地に、8番地の内容を
3番地に、10番地の内容を5番地にそれぞれ入れ
替える(ステツプ111b)。これは、T6,T2,T8,
T4,T10の時刻において比較電位を交互に切り替
えるための前準備である。そして垂直同期の立ち
上りを検出(ステツプ112)すれば、まずS2に相
当する電位をコンパレータ6の比較電位としてマ
イコン20からD/Aコンバータ30を通して出
力する(ステツプ113)。そしてタイマー24をリ
セツト、スタート(ステツプ114)させ、0番地
に「1」を入れて初期化する(ステツプ115)。そ
してタイマー24の値が1番地に入れたT6の値
と同じ、あるいはそれを越えた瞬間に比較電位を
S1からS2へと切り替える(ステツプ116,117)。
そして0番地の内容に「1」を加えて「2」と
し、今度はタイマー24の値が2番地に入つてい
るT2の値以上になつた瞬間に、比較電位をS2か
らS1切り替える(ステツプ118,120,121)。以下
同様にして、タイマー24の値が3〜5番地に入
つているT8,T4,T10の値以上になつた瞬間に、
S1とS2を交互に切り替える。
3番地に、10番地の内容を5番地にそれぞれ入れ
替える(ステツプ111b)。これは、T6,T2,T8,
T4,T10の時刻において比較電位を交互に切り替
えるための前準備である。そして垂直同期の立ち
上りを検出(ステツプ112)すれば、まずS2に相
当する電位をコンパレータ6の比較電位としてマ
イコン20からD/Aコンバータ30を通して出
力する(ステツプ113)。そしてタイマー24をリ
セツト、スタート(ステツプ114)させ、0番地
に「1」を入れて初期化する(ステツプ115)。そ
してタイマー24の値が1番地に入れたT6の値
と同じ、あるいはそれを越えた瞬間に比較電位を
S1からS2へと切り替える(ステツプ116,117)。
そして0番地の内容に「1」を加えて「2」と
し、今度はタイマー24の値が2番地に入つてい
るT2の値以上になつた瞬間に、比較電位をS2か
らS1切り替える(ステツプ118,120,121)。以下
同様にして、タイマー24の値が3〜5番地に入
つているT8,T4,T10の値以上になつた瞬間に、
S1とS2を交互に切り替える。
そしてステツプ119において0番地の内容が
「6」になると、今度はステツプ124に移り、2フ
イールド目の操作となる。2フイールド目も1フ
イールド目とほぼ同様であるが、1フイールド目
は最初にコンパレータ6の比較電位をS2にしてい
たが、2フイールド目は、垂直同期信号の立ち上
りを検出(ステツプ124)したら、最初にS1を比
較電位とし(ステツプ125)、タイマー24をリセ
ツト、スタートし(ステツプ126)、0番地に
「1」を入れて初期化し(ステツプ127)、ステツ
プ120に移り、その後は全く前述の1フイールド
目と同様の操作を繰り返し、2フイールド目の操
作が終了すれば、また1フイールド目と同様の操
作となる。
「6」になると、今度はステツプ124に移り、2フ
イールド目の操作となる。2フイールド目も1フ
イールド目とほぼ同様であるが、1フイールド目
は最初にコンパレータ6の比較電位をS2にしてい
たが、2フイールド目は、垂直同期信号の立ち上
りを検出(ステツプ124)したら、最初にS1を比
較電位とし(ステツプ125)、タイマー24をリセ
ツト、スタートし(ステツプ126)、0番地に
「1」を入れて初期化し(ステツプ127)、ステツ
プ120に移り、その後は全く前述の1フイールド
目と同様の操作を繰り返し、2フイールド目の操
作が終了すれば、また1フイールド目と同様の操
作となる。
このような本実施例では、エンベロープ検波信
号レベルと所定レベルの大小関係を検知し、これ
に応じてコンパレータ6の比較電位を決定してメ
モリへの書込み範囲を調整するようにしたので、
どのようなトラツク幅で記録されたテープでも、
手動調整することなく常にノイズバーの幅を最小
にでき、品質の良い再生映像が得られる。
号レベルと所定レベルの大小関係を検知し、これ
に応じてコンパレータ6の比較電位を決定してメ
モリへの書込み範囲を調整するようにしたので、
どのようなトラツク幅で記録されたテープでも、
手動調整することなく常にノイズバーの幅を最小
にでき、品質の良い再生映像が得られる。
なお、実施例では高速再生として4倍速再生の
場合を説明したが、本発明はこの4倍速に限られ
るものではなく、偶数倍速であればどのような高
速再生にも適用でき、上記実施例と同様の効果が
得られる。
場合を説明したが、本発明はこの4倍速に限られ
るものではなく、偶数倍速であればどのような高
速再生にも適用でき、上記実施例と同様の効果が
得られる。
また、上記実施例ではマイコンを使用したが、
各制御手段はハードウエアで構成しても良く、上
記実施例と同様の効果が得られる。
各制御手段はハードウエアで構成しても良く、上
記実施例と同様の効果が得られる。
さらに、ここで使用したフイールドメモリはデ
ユアルポートメモリ(又はマルチポートメモリ)
であるが、これは一般の汎用メモリでもさしつか
えない。
ユアルポートメモリ(又はマルチポートメモリ)
であるが、これは一般の汎用メモリでもさしつか
えない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、再生信号のエ
ンベロープ信号レベルと所定レベルの大小関係を
検知し、この検知内容からコンパレータへ最適な
比較電位を供給し、メモリへの書き込み範囲を自
動的に調整するようにしたので、どのような記録
トラツク幅で記録されたテープでも、ノイズバー
を最小とした品質の良い高速再生が可能となる効
果がある。
ンベロープ信号レベルと所定レベルの大小関係を
検知し、この検知内容からコンパレータへ最適な
比較電位を供給し、メモリへの書き込み範囲を自
動的に調整するようにしたので、どのような記録
トラツク幅で記録されたテープでも、ノイズバー
を最小とした品質の良い高速再生が可能となる効
果がある。
第1図は本発明の一実施例による映像記録再生
装置のブロツク構成図、第2図は該装置の動作を
説明するための信号波形図、第3図は該装置の動
作を説明するためのフローチヤート図、第4図は
従来の映像記録再生装置のブロツク構成図、第5
図は磁気テープ上に記録したビデオトラツクを高
速再生した場合のヘツド軌跡を示す図、第6図は
その再生信号のプリアンプ出力を示す図である。 1……磁気テープ、2a,2b……磁気ヘツ
ド、5……エンベロープ検波器、6……コンパレ
ータ、7……メモリコントロール、8……フイー
ルドメモリ、20……マイクロコンピユータ、3
0……D/Aコンバータ。なお図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。
装置のブロツク構成図、第2図は該装置の動作を
説明するための信号波形図、第3図は該装置の動
作を説明するためのフローチヤート図、第4図は
従来の映像記録再生装置のブロツク構成図、第5
図は磁気テープ上に記録したビデオトラツクを高
速再生した場合のヘツド軌跡を示す図、第6図は
その再生信号のプリアンプ出力を示す図である。 1……磁気テープ、2a,2b……磁気ヘツ
ド、5……エンベロープ検波器、6……コンパレ
ータ、7……メモリコントロール、8……フイー
ルドメモリ、20……マイクロコンピユータ、3
0……D/Aコンバータ。なお図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高速再生時に、記録済磁気テープからの再生
信号レベルが予め設定されている所定レベル以上
の時、該再生信号をフイールドメモリに記憶し、
この記憶された内容を再生信号の同期信号と非同
期で読み出す映像記録再生装置において、 第1の磁気ヘツドが上記磁気テープ上の記録ト
ラツクを横切る時に得られる再生信号のエンベロ
ープ検波信号レベルが上記所定レベル以上である
第1の期間と、第2の磁気ヘツドが上記磁気テー
プ上の記録トラツクを横切る時に得られる再生信
号のエンベロープ検波信号レベルが上記所定レベ
ル以下である第2の期間とをそれぞれ測定する期
間測定手段と、 該第1の期間と第2の期間とが所定の誤差の範
囲内で等しくなるように上記所定レベルを制御す
るレベル制御手段とを備えたことを特徴とする映
像記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61042713A JPS62199181A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 映像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61042713A JPS62199181A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 映像記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62199181A JPS62199181A (ja) | 1987-09-02 |
JPH0516793B2 true JPH0516793B2 (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=12643711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61042713A Granted JPS62199181A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 映像記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62199181A (ja) |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP61042713A patent/JPS62199181A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62199181A (ja) | 1987-09-02 |
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