JPH0242883A - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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JPH0242883A
JPH0242883A JP63193709A JP19370988A JPH0242883A JP H0242883 A JPH0242883 A JP H0242883A JP 63193709 A JP63193709 A JP 63193709A JP 19370988 A JP19370988 A JP 19370988A JP H0242883 A JPH0242883 A JP H0242883A
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JP
Japan
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signal
memory
field
playback
reproduced
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JP63193709A
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English (en)
Inventor
Katsutaka Ookawa
雄敬 大川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、映像再生装置に関し、特にフィールドメモ
リを用いて、高速再生時にノイズバーを削減した品質の
良い再生画を得るものである。
〔従来の技術〕
従来例として、フィールドメモリを用いたビデオテープ
レコーダ(以下VTRと称す)の高速再生を、4倍の偶
数倍速で行う場合について説明する。ここで、−Cに高
速再生は奇数倍速が選ばれるが、これはフィールド毎に
表われるノイズ位置が同じであるため、ノイズバーがロ
ックする性質を利用するものである。反面、偶数倍速で
はフィールド毎にノイズ位置と信号のある位置とが交互
に入れ替り、この性質を利用しメモリを用いれば、場合
によってはノイズバーを狭くできることとなる。
第5図は上記従来のVTRの高速再生系を示し、図にお
いて、1は記録済のビデオテープであり、ビデオヘッド
2a、2bを介して再生信号がプリアンプ3に導かれ、
その後該再生信号はビデオ信号処理回路4に送られる。
一方、5はプリアンプ3の出力より再生信号のエンベロ
ープを取り出すエンベロープ検波器であり、その出力は
これをある一定のレベルと比較するコンパレータ6に導
かれ、フィールドメモリ8へのビデオ信号処理回路4か
らの出力信号の書き込みのタイミングやアドレスを発生
させるメモリコントロール回路7へ送られる。また、ビ
デオ信号処理回路4から同期信号がメモリコントロール
回路7に送られる。
尚、上記フィールドメモリ8はデュアルポートメモリ又
はマルチポートメモリ (図示しない)であり、出力ボ
ートとしてランダム出力とシリアル出力を持ち、シリア
ルボートを使用すればメモリへの書き込みと読み出しが
非同期で行えるものである。ここでの動作は、フィール
ドメモリ8へビデオ信号処理回路4からの再生信号を書
き込みながら、シリアルポートを使用して該フィールド
メモリ8の内容を読み出す非同期動作を行う。
一方、9はコントロールヘッドであり、この出力に基づ
いて、サーボ回路lOはキャプスタンモータ11.リー
ルモータ12を制御して各モードにおけるテープの走行
制御を行うようになっている。20はワンチンプマイク
ロコンピュータ(以下単にマイコンと称す)であり、こ
れによりビデオ信号処理回路4からの同期信号やコンパ
レータ6からの出力を受けたり、コンパレータ6への最
適電位をD/Aコンバータ30を介して出力したり、メ
モリコントロール回路7ヘフイールドメモリ8への書き
込み、読み出し信号を出力する入出力回路21.データ
を一時的に記憶するデータメモリ23.タイマ機能とタ
イマメモリを有するタイマ24.演算を行うマイクロプ
ロセッサ25゜及び動作の司令を司るプログラムメモリ
22が構成されている。そして、このマイコン20及び
コンパレータ6により、ビデオテープ1上に録画されて
いる信号の再生される期間を連続する2フイールドに渡
って測定する再生信号検知手段が、またマイコン20に
より、上記測定結果から所望レベル以上の再生信号が再
生される期間を予測演算する手段が、さらにマイコン2
0及びメモリコントロール7により、再生信号のフィー
ルドメモリ8への書き込み、読み出しタイミングを制御
する手段が構成されている。D/Aコンバータ30は、
上記マイコン20とともに、コンパレータ6へ供給する
比較電圧のレベルを設定するためのものである。
次に動作について説明する。
今、ビデオヘッド2a、2bによりビデオテープ1上に
おける第6図のビデオトラック52のり。
iの軌跡を逆方向へ4倍速で再生したとする。この時得
られる再生エンベロープは第7図(al、 (blに示
すようになるが、このエンベロープに一定の電位をコン
パレータ6の比較用基準電位とすべくマイコン20より
の出力がD/Aコンバータ30を介してコンパレータ6
に供給される。尚、一定電位は任意で良いが、ここでは
再生エンベロープの最大電位の約A程度を供給するもの
とする。また比較用基準電圧として「Aの電位」を選択
したのは、再生信号のノイズマージンや、エンベロープ
検波回路5によるDC成分の重畳などのことを考慮した
ものである。
このような電位が第7図tc+のSで示すようにコンパ
レータ6の比較電位として供給されると、コンパレータ
6から得られる2フイールドの出力はそれぞれ第7図(
d)、 (elのようになる。ここで第7図(di、 
(e)の論理レベルは、端的にフィールドメモリ8に対
する読み出しモード(レベル“H”で再生信号なし)、
書き込みモード(レベル“L”で再生信号有り)を示し
ている。
尚、ここでの書き込み、読み出しモードとは、以前に説
明したフィールドメモリ8に使用しているデュアルポー
トメモリ又はマルチボートメモリのランダム入力、ラン
ダム出力ボートに対してのものであり、読み出しモード
では、メモリ内容を読み出し出力するものではなく、メ
モリに書き込まないという意味である。即ち、本来の読
み出しモードとしてのメモリ内容の出力はシリアルボー
トを使用して行い、ランダム入力とは非同期での動作を
することを前提としている。
ここで第7図fd1. fe)に示しているtI+  
t2+”:ll  t41  tSl  tI  ’l
  tz  ’、t3  r  t4+t5 Lを2フ
イールドに渡ってそれぞれ測定し、その後 =T。
をそれぞれ算出する。ここでT1〜T、は、フィールド
メモリ8に対して書き込み、読み出しの理想的な切換位
置を示していることになる。即ち、これらの位置を以て
フィールドメモリ8への書き込み、読み出しを行えば良
く、フィールド毎に波形で表わせば(gl、 fhlの
ようになる。
上記T+ 、Tz 、Tz 、Ta 、Tsを演算算出
後、この値を利用してマイコン20がメモリコントロー
ル7へ上記(gl、 (h)の波形を出力する。このよ
うに動作させると、説明した第6図に示すようなフィー
ルド毎に録画トラック幅が違う場合でも、最適の位置で
書き込み、読み出しが可能となる。
つまりTr 、Tz 、Ta 、Ta 、Tsは各フィ
ールド毎の再生エンベロープのフィールド間のクロスポ
イントであり、かつ、再生レベルが最も小さいところで
あるため、この点をフィールドメモリ8への書き込み、
読み出しポイントにすれば、最適な制御ができる。
以上述べたような方法を用いれば、フィールド毎に再生
トラック幅が違っていても、フィールドメモリ8への書
き込み、読み出しの切換の最適ポイントが得られる。
そしてこれによりフィールド毎に補間されるエンベロー
プ信号がスムーズに繋がった再生信号がフィールドメモ
リ8に書き込まれるため、ノイズバーの幅が狭くなり、
またノイズバーがなくなる。
さらに、同じ個所が毎フィールド毎に書き改められるこ
とがないのでブして見えることがな(なる。
以上述べたことを第8図及び第9図に示すフローチャー
トを参照しながら説明する。ここで時間軸として垂直同
期信号を基準とし、垂直ブランキング期間をレベル“L
”とする。
第8図において、まず最初にマイコン20内のデータメ
モリ23のアドレスを初期化してアドレス1を設定する
(ステップ100)。次にエンベロープ検波信号の最大
電位の約〃の電位を入出力回路21.D/Aコンバータ
30を介してコンパレータ6に供給するために、電位コ
ードを出力する(ステップ101)。ここでコードとは
BCDの2進数で表わしたものである。以上の初期設定
が終了し、ビデオ信号処理回路4から得られる垂直同期
信号の立上りを検出する(ステップ102)と、マイコ
ン20内のタイマ24を初期化してスタートさせる(ス
テップ103)。もし、垂直同期信号の立上りが検出さ
れないならば検出されるまで待つ。
今、垂直同期信号の立上りが検出され、タイマ24がス
タートすると、コンパレータ6からの出力をマイコン2
0内の入出力回路21を介して読み込む(ステップ10
4)。次に先はど読み込んだ入力が論理レベルで反転し
たかどうかを確認する(ステップ105)。もし、反転
していなければ反転するまで待つ。反転したならばタイ
マ24の現在のタイマ値をメモリアドレスで指定された
メモリエリアに記録する(ステップ106)。
次にメモリアドレスを1アドレス更新する(ステップ1
07)。そして、このメモリアドレス値が6と等しいか
どうか確認する(ステップ108)。
もし等しければ、タイマ24内のタイマをリセットして
(ステップ110)、メモリアドレス値を新たに11に
した(ステ・ノブ111)後、次のフィールドにおける
測定のためステップ102に戻り、垂直同期の立上りを
待つ。
ここでステップ108でのメモリアドレス値6の意味は
、第7図(d)、 +e+に示すように、フィールド毎
の論理レベルの反転ポイントは1.−1゜ム、′〜t、
lの5個のポイントで、これらのポイントにおけるタイ
マイ直を8亥当するメモリエリアに記録すれば、メモリ
アドレス値6はlフィールドにおける測定が終了したこ
とを意味する。
次にメモリアドレス値が16に等しいか否かを確認する
(ステップ109)。否であれば、現在まだ測定中であ
るので、ステップ105に戻り測定を続行する。ここで
もメモリアドレス値の16は先に説明した考え方と同じ
で、ここでは2フイールド目の測定が終了したことを意
味する。
以上の如く、2フイールドに渡っての測定が終了すれば
タイマ24のタイマをリセットする(ステップ112)
。ここで、今まで測定して得られたフィールド間の内容
の和を求める(ステップ113)。即ち、メモリアドレ
ス1番地の内容と11番地5同様に2番地と12番地、
3番地と13番地、4番地と14番地、5番地と155
番地内容の和を求め、それぞれの結果を新たなメモリア
ドレス21番地−25番地に入れる。そして、このメモ
リアドレス21番地−25番地の各番地の内容を各々2
にして、その結果を再度同アドレスに記録する(ステッ
プ114)=。ここまででフィールドメモリ8への書き
込み、読み出しの切換ポイントが予測できたことになる
続いて以上の結果をもとに実行に移る。メモリアドレス
を新たに21を設定しくステップ115)、垂直同期信
号の立上りを検出する(ステップ116)。検出できな
ければ検出できるまで待つ。そして検出できたならば、
タイマ24をクリアしてスタートさせる(ステップ11
7)、ここでトレースヘッドが2aか2bかを確認する
(ステップ118)。この時、もしトレースヘッドが2
aであるならば、第7図(glに示すように最初“L”
レベルを出力する(ステップ119)。同様にトレース
ヘッドが2bであるならば、第7図(hlに示すように
最初に”H″レベル出力する(ステップ120)。その
後、メモリアドレスで指定された内容が、タイマ24の
タイマ値と等しいかどうか判断する(ステップ121)
。否であれば等しくなるまで待つ。等しければ、出力の
論理レベルを反転して(ステップ122)、メモリアド
レスを1アドレス更新する(ステップ123)。そして
、メモリアドレス値が26になったかどうかを判断する
(ステップ124)。否であれば、現在フィールド内で
の動作実行中であるので、ステップ121に戻り動作を
続行する。もし、等しければ、1フイールドにおけるフ
ィールドメモリ8への書き込み、読み出し動作が終了し
たので、タイマ24のタイマをリセットして(ステップ
125)、外部操作等により高速再生のモードが終了し
たかどうかを1lttEする〈ステップ126)。否で
あれば、ステップ115に戻り動作を継続する。反対に
動作終了ならば次の処理に移行する。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のような制御を行うと、再生信号のレベル変動に無
関係にフィールドメモリへの書き込み。
読み出しの最適な制御が可能である。しかし、−度フイ
ールドメモリへの書き込み、読み出し範囲を作成したら
以後これに基づいてフィールドメモリを制御しているの
で、テープ走行の時間軸の影響を受けた時には、フィー
ルド毎に補間している内容が上下に揺れて見えるため、
全体として見苦しい場合が生じる時がある。
この発明は係る点に鑑みてなされたもので、テープ上の
録画トラック幅がフィールド毎に違っていても、またテ
ープ毎に異なる場合でも、信号レベル変動のみでなく、
時間軸変動の影響をも受けず、品位が高くノイズバーの
幅を最小とした良質の高速再生画を得ることのできる映
像再生装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る映像再生装置は、マイクロコンピュータ等
を用い、2フイールドに渡って得られるエンベロープ検
波信号より、時間軸に対し、再生される信号の範囲を検
知し、その検知結果に基づき演算を行い、フィールドメ
モリへの最適な書き込み範囲を1フレーム毎に新たに作
成し、これに基づいてフィールドメモリを制御するよう
にしたものである。
また、マイクロコンピュータ等内のタイマを計数のみと
し、計数用クロックは再生エンベロープ信号と同等の時
間軸誤差を有する信号を逓倍して作成し、外部よりマイ
クロコンピュータ等に供給するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、実際に得られるエンベロープ信号
からフィールドメモリへの書き込み最適範囲を演算して
算出し、時間軸でのメモリへの書き込み、読み出しの制
御を、1フレーム毎に、あるいは時間軸の変動に追随し
て行うようにしたから、再生エンベロープ信号のレベル
変動のみでなく、時間軸変動の影響も直接確認できない
位に大幅に軽減され、フィールド毎に補間された内容が
上下に揺れて見える画面の縦揺れが除去された品質の良
い高速再生画が得られる。
〔実施例〕
テープ走行やドラムの回転ムラ等に起因する時間軸変動
は、比較的ゆっくりとした低周波成分のものが主であり
目につきやすい。
このような変動を持つ信号を、決められた時間軸でフィ
ールドメモリへの書き込み、読み出しを行うと画面上で
上下に揺れて見える。これを軽減させるのに1フレーム
毎、その都度最適なメモリへの書き込み、読み出し位置
を作成し、次の1フレームはこれに基づいて制御するよ
うにする。
本発明の一実施例による映像再生装置の構成は、第5図
のものと同じである。
本実施例の従来との大きな違いは、人出データの測定、
演算と、その結果に基づいての実行とを並列に行う点で
ソフトウェアで対処することである。
以後、第1図及び第2図のフローチャートに基づいて説
明する。現在、このフローチャートで動作しており、ス
テップ200.201の初期設定は既に実行され、現在
のメモリアドレス値はステップ201に示す状態とする
尚、メモリアドレス1〜5.11〜15.21〜25の
用途は従来と同一であるが、本実施例では新たにメモリ
アドレス1〜5.11〜15を第1のメモリアドレスと
し、メモリアドレス21〜25を第2のメモリアドレス
とする。この第2のアドレス内の内容により出力の実行
動作を決定する。また、本フローチャートによる動作も
垂直同期信号を基準とし、同期信号の“L″期間垂直同
期期間とする。
まず、動作の始まりのビデオ信号処理回路4から送られ
てくる垂直同期信号の立上りを検出する(ステップ20
2)。もし、検出できなければ、検出できるまで待つ。
検出できたならば、マイコン20内のタイマ24を初期
化してスタートさせ(ステップ203)、コンパレータ
6からの出力をマイコン20内の入出力回路21を介し
て読み込む(ステップ204)次に現在トレースしてい
るヘッドが2aか2bかを確認する(ステップ205)
、もし、トレースヘッドが2aならば第7図(g)に示
すように最初に“L″レベル出力を(ステップ207)
、反対にトレースヘッドが2bならば第7図(h)に示
すように最初に“H”レベルを出力する(ステップ20
6)。
その後、第2のメモリアドレスで指定された内容がタイ
マ24のタイマ値と等しいかどうか判断する(ステップ
208)。否であれば、コンパレ−夕6からの出力がス
テップ204で読み込んだ論理レベルに対して反転した
かどうかGTl B、’2=する゛(ステップ214)
。もし、反転していなければステップ208の処理に戻
る。もし、入力が反転していたならば、タイマ24の現
在のタイマ値を第1のメモリアドレスで指定されるメモ
リエリアに記録する(ステップ217)。次に第1のメ
モリアドレスを1アドレス更新する(ステップ218)
そして、この第1のメモリアドレス値が6と等しいかど
うかを確LWする(ステップ219)。
等しければ、第2のメモリアドレス値が26と等しいか
どうかを確認する(ステップ222)。
もし、等しければ、現フィールドにおける測定及び実行
出力は終了したので、次のフィールドに備えてステップ
215に戻り、次の測定のために第1のメモリアドレス
値を11に、出力動作のための第2のメモリアドレス値
を21に設定しなおして、ステップ202にて、垂直同
期信号の立上りを待つ。
もし、ステ・ノブ222にて、否であれば、測定は終了
したにもかかわらず、実行出力が最後まで行われていな
いことになるので、ステップ208に戻り次の出力動作
に備える。
ここで、ステップ219でのメモリアドレス値6の意味
は、第7図(d)、 (+りに示すようにフィールド毎
の反転ポイントはt1〜LS+Ll  〜【5の5個の
ポイントで、これらのポイントにおけるタイマ値を該当
するメモリエリアに記録すれば、メモリアドレス値6は
1フイールドにおける測定が終了したことを意味する。
同様に第2のメモリアドレス値26は第7図(11,(
h)に示すように出力に対応する5個のポイントが終了
し、1フイールドの出力動作が終了したことを表わす。
さてステップ219において、否であれば、ステップ2
20に進み現在の第1のメモリアドレス値が16である
かどうか6m 認する。ここで否ということは、いずれ
かのフィールドでの測定がまだ完了していないことであ
る。従って測定中であるので、ステップ208に戻り次
の測定に備える。
もし、等しければ、第2のメモリアドレス値が26と等
しいかどうか確認する(ステップ221)。
否であれば、2フイールドに渡っての測定が終了したに
もかかわらず、出力動作の方が完了していないのでステ
ップ208に戻る。等しければ、測定及び出力動作が完
了したので、今まで測定して得られた内容より、フィー
ルド間の内容の和を求める(ステップ225)。即ち、
メモリアドレス1番地の内容と11番地5同様に2番地
と12番地、3番地と13番地、4番地と14番地、5
番地と155番地内容の和を求め、それぞれの結果をメ
モリアドレス21番地−25番地に入れる。
そして、このメモリアドレス21番地−25番地の内容
を各々Aにして、その結果を再度同アドレスに記録する
(ステップ226)。ここまでで次の1フレ一ム分に対
応するフィールドメモリ8への書き込み、読み出しの切
換ポイントが予測できたことになる。そして、ステップ
227にて、現在も高速再生を続行中かどうかを確認し
、続行中であれば、ステップ201に戻り次のフィール
ドに対する動作に備える。以上、主に入力の動作を説明
してきた。
さて、ステップ208において、確認の結果等しければ
、出力の論理レベルを反転して出力しくステップ209
)、第2のメモリアドレス値を1更新する(ステップ2
10)。
次に、第2のメモリアドレス値が26、つまり1フイー
ルドの出力動作が終了したかどうか確認する (ステッ
プ211)。
否であれば、動作を続行させるためステップ208に戻
る。もし、等しければ、第1のメモリアドレス値が6か
(ステップ212)又は16か(ステップ213)を確
認し、フィールド単位の測定が終了したかどうかを判断
する。
もし、ステップ212にて第1のメモリアドレス値が6
に等しい場合はステップ215に進み、ステップ213
にて第1のメモリアドレス値が16に等しい場合は入力
の測定も終了しているので、演算をすべくステップ22
5に進む。それ以外はステップ208に進む。
第3図に、本発明の他の実施例による映像再生装置の構
成を示す。
28はフライホイール型PLLで構成される逓倍回路で
、ビデオ信号処理回路4にて分離された再生水平同期信
号を逓倍し、マイコン20内のタイマ24にクロックと
して供給する。他の構成は従来の構成と同様であり、第
5図と同一符号は同等のものを表わす。
次に動作の説明を行う。
今、高速再生中に、テープ走行やドラムの回転ムラ等に
より時間変動が生じたとする。この時の時間変動は、上
述のように、速いものではなくゆっくりとしたものが主
で目につきやすい。成分としては低周波に属する。
時間軸の変動を受けた時、第6図のビデオテープのトラ
ック52を走査している場合の再生エンベロープ波形は
第4図(al、 (b)で示す点線のようになる。これ
によるフィールドメモリ8への最適な切換位置は同図(
C1に示すようにT、 〜T5  ’となり、本来の切
換位置T1〜T、に比べ全体に時間軸変動分ずれている
ことになる。従ってこのような時、フィールドメモリ8
に対する切換位置をTI  ’〜T、′にすれば良好で
ある。
これを達成するためには、この再生エンベロープの時間
軸誤差と同じものを持つものを利用して制御すれば良い
。つまり、最初にフィールドメモIJ 8に対する切換
位置がT、〜T、に決まっており、これに対するタイマ
値も決まっている。従って、タイマ24のカウント値に
時間軸の変動分を持たせれば良い。
そこで本実施例では、再生同期信号が、再生エンベロー
プと同等の時間軸誤差を持つことに着目し、この再生同
期信号を逓倍し、タイマ24のカウンタクロックとして
、時間軸誤差に追随して最良の位置でフィールドメモリ
8に対する制御ができるようにした。
尚、上記実施例ではいずれも高速再生として4倍速再生
の場合を説明したが、本発明は4倍速に限られるもので
はなく、偶数倍速であればどのような高速再生にも適用
でき、上記実施例と同様の効果が得られる。
また、上記実施例ではマイコンを使用したが、各制御手
段はハードウェアで構成しても良く、上記実施例同様の
効果が得られる。
さらに、ここで使用したフィールドメモリはデュアルポ
ートメモリ (又はマルチボートメモリ)であるが、こ
れは一般の汎用メモリでもさしつかえない。
また、上記第2の実施例においては、逓倍用の入力クロ
ックとして再生水平同期信号を用いたが、同等の時間軸
変動を持つものならば、例えばVH3方式のVTRの低
域変換クロマ信号629kHzでも良い。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る映像再生装置によれば、再
生信号のエンベロープ信号をもとに再生信号のフィール
ドメモリへの書き込み、読み出しを制御するための制御
信号を1フレーム毎に新たに作成し、これを使用してメ
モリへの最適な書き込み範囲を自動的に調整するように
したので、あるいは、再生信号のエンベロープ信号をも
とに再生信号のフィールドメモリへの書き込み、読み出
しを制御するための制御信号を作成し、これを使用して
メモリへの最適な書き込み範囲を時間軸変動に対し自動
的に追随するようにしたので、どのような記録トラック
幅で記録されたテープでも、ノイズバーを最小とし上下
動が大幅に軽減された品質の良い高速再生が可能となる
効果がある9
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はともに本発明の第1の実施例による
映像再生装置の動作を説明するためのフローチャート図
、第3図は本発明の第2の実施例による映像再生装置を
示すブロック構成図、第4図は該装置の動作を説明する
ための信号波形図、第5図は本発明の第1の実施例及び
従来の映像再生装置の構成を示すブロック構成図、第6
図はフィールド毎にトラック幅を変えて記録されたビデ
オトラックを高速再生した場合のヘッド軌跡を示す図、
第7図はその再生信号のプリアンプ出力と動作を説明す
るための信号波形図、第8図及び第9図はともに従来の
映像再生装置の動作を説明するだめのフローチャート図
である。 1・・・磁気テープ、2a、2b・・・磁気へ・ノド、
5・・・エンヘロープ検波器、6・・・コンツマレーク
、7・・・メモリコントロール、8・・・フィールドメ
モリ、20・・・マイクロコンピュータ、28・・・逓
倍回路。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高速再生時に、記録済磁気テープからの再生信号
    が得られた時、該再生信号をフィールドメモリに記憶し
    、この記憶された内容を再生信号の同期信号と非同期で
    読み出す映像再生装置において、 磁気ヘッドが上記磁気テープ上の記録トラックを横切る
    時に得られる再生信号のエンベロープ検波信号をもとに
    、所定レベル以上の再生信号が再生される期間を連続す
    るフィールドに渡って測定する再生信号検知手段と、 該測定結果により所望レベル以上の再生信号が再生され
    る期間を予測作成する再生期間予測手段と、 上記予測作成された結果に基づいて、再生信号のフィー
    ルドメモリへの書き込み、読み出しをフレーム単位で制
    御するメモリ制御手段とを備えたことを特徴とする映像
    再生装置。
  2. (2)高速再生時に、記録済磁気テープからの再生信号
    が得られた時、該再生信号をフィールドメモリに記憶し
    、この記憶された内容を再生信号の同期信号と非同期で
    読み出す映像再生装置において、 磁気ヘッドが上記磁気テープ上の記録トラックを横切る
    時に得られる再生信号のエンベロープ検波信号をもとに
    、所定レベル以上の再生信号が再生される期間を連続す
    るフィールドに渡って測定する再生信号検知手段と、 該測定結果により所望レベル以上の再生信号が再生され
    る期間を予測作成する再生期間予測手段と、 上記予測作成された結果に基づいて、再生信号のフィー
    ルドメモリへの書き込み、読み出しを制御するメモリ制
    御手段と、 上記エンベロープ検波信号と同等の時間軸変動を有する
    信号に基づく信号を、上記メモリ制御手段に供給する時
    間軸変動供給手段とを備えたことを特徴とする映像再生
    装置。
JP63193709A 1988-08-02 1988-08-02 映像再生装置 Pending JPH0242883A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63193709A JPH0242883A (ja) 1988-08-02 1988-08-02 映像再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636980A (ja) * 1986-06-26 1988-01-12 Mitsubishi Electric Corp 映像記録再生装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636980A (ja) * 1986-06-26 1988-01-12 Mitsubishi Electric Corp 映像記録再生装置

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