JPH0516718U - コンベヤの駆動構造 - Google Patents
コンベヤの駆動構造Info
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- JPH0516718U JPH0516718U JP7151291U JP7151291U JPH0516718U JP H0516718 U JPH0516718 U JP H0516718U JP 7151291 U JP7151291 U JP 7151291U JP 7151291 U JP7151291 U JP 7151291U JP H0516718 U JPH0516718 U JP H0516718U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のプーリに掛け渡されたベルトによって
搬送物を搬送するコンベヤにおける上記プーリにモータ
の回転力を中間プーリを介さず伝達するための構造を提
供すること。 【構成】 駆動構造の第1の構造は、フレームの幅方向
に複数列並べられ従動ベルトによって互いに連結された
複数のプーリの少なくとも1つとモータとを駆動ベルト
によって連結したものであり、第2の構造は、フレーム
の幅方向に複数列並べられ従動ベルトによって互いに連
結された複数のプーリの各列の少なくとも1つと前記プ
ーリより低い位置に具えられたモータローラの各端部と
を駆動ベルトによってそれぞれ連結したものである。
搬送物を搬送するコンベヤにおける上記プーリにモータ
の回転力を中間プーリを介さず伝達するための構造を提
供すること。 【構成】 駆動構造の第1の構造は、フレームの幅方向
に複数列並べられ従動ベルトによって互いに連結された
複数のプーリの少なくとも1つとモータとを駆動ベルト
によって連結したものであり、第2の構造は、フレーム
の幅方向に複数列並べられ従動ベルトによって互いに連
結された複数のプーリの各列の少なくとも1つと前記プ
ーリより低い位置に具えられたモータローラの各端部と
を駆動ベルトによってそれぞれ連結したものである。
Description
【0001】
本考案は、複数のプーリに掛け渡されたベルトによって搬送物を搬送するコン ベヤにおける上記プーリにモータの回転力を中間プーリを介さず伝達するための 構造に関する。
【0002】
従来、搬送物を搬送するコンベヤとして、例えば、図7乃至図9に示すコンベ ヤ20がある。 このコンベヤ20は、フレーム21に形成された対向する一対の内壁22,2 3間に、ピロー型軸受24,25によって回転自在に支持された回転力伝達軸2 6を有している。 回転力伝達軸26の中間部分と両端にはそれぞれ中間プーリ27、従動プーリ 28,29が具えられている。中間プーリ27は駆動ベルト30によってモータ 31に連結され、従動プーリ28,29は従動ベルト32によって次々と複数の 従動プーリ33に連結されている。 一対の従動プーリ28,29は、同期回転して搬送物Wを真直ぐに搬送する必 要があるため、同一の回転力伝達軸26の両端に具えられている。 従動プーリ28,29,33の内面には、鍔34を有する搬送プーリ35が一 体に具えられている。 コンベヤ20は、このような構造において、モータ31の回転力を駆動ベルト 30、中間プーリ27、回転力伝達軸26、従動プーリ28,29、従動ベルト 32、従動プーリ33を介して搬送プーリ35に伝達し、搬送プーリ35の回転 によって搬送物Wを搬送するようになっている。
【0003】
ところが、このようなコンベヤは次の問題点を有している。 (1) 一対の従動プーリ28,29を同期回転させる回転力伝達軸26に中間プ ーリ27が具えられており、構造が複雑、且つ、回転力の伝動効率が低い。 (2) 回転力伝達軸26が搬送物の搬送路を横切って具えられているため、底面 の突出した搬送物を搬送することができない。
【0004】
本考案は、第1に、フレームの幅方向に複数列並べられ従動ベルトによって互 いに連結された複数のプーリの少なくとも1つとモータとを駆動ベルトによって 連結した構造により、第2に、フレームの幅方向に複数列並べられ従動ベルトに よって互いに連結された複数のプーリの各列の少なくとも1つと前記プーリより 低い位置に具えられたモータローラの各端部とを駆動ベルトによってそれぞれ連 結した構造により、前記の課題を解決したものである。
【0005】
第1の構造は、複数のプーリの少なくとも1つとモータとが駆動ベルトによっ て連結されており、連結されたプーリとモータとの間には従来の中間プーリに相 当するプーリが存在していない。 第2の構造は、各列のプーリの少なくとも1つとモータローラの各端部とが駆 動ベルトによって連結されており、連結プーリとモータローラの間には、従来の 中間プーリに相当するプーリが存在していない。 しかも、モータローラ自身が各列のプーリを同時に駆動するため、従来の回転 力伝達軸に相当する軸がプーリ間に存在していない。 さらに、モータローラはプーリより低い位置に具えられているため、プーリ間 の空間には何等障害物がない。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 コンベヤ40(図1乃至図3参照)は、液晶ガラス基板のような軽量且つ取扱 に注意を要する搬送物Wを搬送するコンベヤである。 コンベヤ40のフレーム41に形成された対向する一対の内壁42,43間に は、ピロー型軸受44,45によって回転力伝達軸46が回転自在に支持されて いる。
【0007】 回転力伝達軸46の両端には従動プーリ(プーリ)48,49が具えられてい る。この従動プーリ48,49は、同期回転して搬送物Wを真直ぐに搬送する必 要があるため、同一の回転力伝達軸46の両端に具えられている。 従動プーリ48より低い位置にはモータ51が具えられている。 モータ51は駆動プーリ61と2本の従動ベルト50,50を介して従動プー リ48,60(図2、図3参照)に連結されている。 なお、モータ51は、1台しか図示していないが、実際には、搬送物Wの搬送 に必要な駆動力が得られるようにコンベヤの長手方向(図2、図3の長手方向) に適宜の間隔で複数台設けられている。 又、従動プーリ48,49,60は、従動ベルト52,53によって次々と複 数の従動プーリ54,55に連結されている。
【0008】 複数の従動プーリ(プーリ)60,54,55は、一対の内壁42,43に個 々に立設されて互いに向き合った軸56,57に具えられている。 従って、従動プーリ48,60と複数の従動プーリ54は第1プーリ列を、従 動プーリ49と複数の従動プーリ55は第2プーリ列をそれぞれ形成して一対の 内壁42,43の長手方向に並べられ、一方の内壁に具えられた従動プーリは他 方の内壁に具えられた従動プーリと向き合っている。 一対の内壁42,43の上部には、搬送物の搬送を案内する樹脂製の搬送物ガ イド58,59が設けられている。
【0009】 このような構造において、モータ51を駆動すると、回転力は、駆動プーリ6 1、駆動ベルト50,50、従動プーリ48,60、従動ベルト52を介して従 動プーリ54に伝達される。又、同時に、回転力は、従動プーリ48、回転力伝 達軸46、従動プーリ49、従動ベルト53を介して従動プーリ55にも伝達さ れる。 従動ベルト52,53は、従動プーリ54,55に回転力を伝達しながら搬送 物Wを搬送する。 なお、搬送物Wは、軽量であるから、回転力伝達軸46を省略し片側の従動ベ ルト52のみで搬送物を搬送することもできる。 以上のコンベヤ40は、従来の中間プーリ27に相当するプーリがなく、構造 が簡素化されている。
【0010】 次に他の実施例のコンベヤについて説明する。 なお、このコンベヤ140(図4乃至図6参照)はモータにモータローラ15 1を使用している点で上記コンベヤ40と異なっており、モータローラ151と モータローラ151に関連する構造以外の部分は図1乃至図3のコンベヤ40の 構造と同一であるので、同一部分には、図1乃至図3の符号の先頭に1を付して 示し、その構造の説明は省略することとする。
【0011】 モータローラ151は、両端から一対の軸170,171が突出し、ケーシン グ172が回転するようになっている公知の所謂アウターローラ型のモータであ る。又、モータローラ151は、一般に、ローラコンベヤのローラとして使用さ れることが多い。なお、モータローラ151は、1台しか図示していないが、実 際には、搬送物Wの搬送に必要な駆動力が得られるようにコンベヤ140の長手 方向に適宜の間隔で複数台設けられている。
【0012】 モータローラ151は、従動プーリ154,180の列、及び、従動プーリ1 55,181の列と交差し且つ従動プーリ154,155より低い位置に具えら れている。 一対の軸170,171は、内壁142,143の長手方向に形成された溝1 73,174に支持されている。ケーシング172の両端には駆動プーリ175 ,176が一体に設けられている。一方の駆動プーリ175は2本の駆動ベルト 177,177によって従動プーリ(プーリ)180,180に連結されている 。他方の駆動プーリ176も2本の駆動ベルト178,178によって従動プー リ(プーリ)181,181に連結されている。各2本の駆動ベルト177,1 78の張り具合は、モータローラ151を溝173,174に案内させて位置を 微調整することによって行なわれる。位置調整された後のモータローラ151は 、固定金具182,183によってフレーム141に固定される。
【0013】 モータローラ151を駆動すると、回転力は、一方の駆動プーリ175、駆動 ベルト177、従動プーリ180、従動ベルト152を介して従動プーリ154 に伝達される。又、同時に、回転力は、他方の駆動プーリ176、駆動ベルト1 78、従動プーリ181、従動ベルト153を介して従動プーリ155にも伝達 される。 従動ベルト152,153は、従動プーリ154,155に回転力を伝達しな がら搬送物Wを搬送する。
【0014】 このコンベヤ140は、次の利点を有している。 (1) 従来の回転力伝達軸26及び中間プーリ27に相当する軸及びプーリが無 いため、構造が簡素化されるとともに、伝動効率が向上する。 (2) さらに、従来の回転力伝達軸26に相当する軸がないことと、モータロー ラ151が従動プーリ180,181の下方に具えられていることから、底部が 下方(図4、図6において下端側)に突出している搬送物であっても搬送するこ とができる。 (3) モータローラ151は、溝173,174に支持され、位置調節可能にな っているため、2本の駆動ベルト177,177或いは178,178の張力を 均等に調節することができる。
【0015】
請求項1の駆動構造は、少なくとも1つのプーリとモータとが駆動ベルトによ って連結されており、連結プーリとモータとの間には従来の中間プーリに相当す るプーリが存在しない構造になっているため、構造を簡素化することができる。 請求項2の駆動構造は、各列のプーリの少なくとも1つとモータローラの各端 部とが駆動ベルトによって連結され、モータローラ自身が各列のプーリを同時に 駆動するため、従来の中間プーリに相当するプーリと従来の回転力伝達軸に相当 する軸とが存在せず、構造を簡素化、且つ、回転力の伝動効率を向上させること ができる。 さらに、モータローラはプーリより低い位置に具えられているため、プーリ間 の空間には何等障害物が存在せず、底部が下方に突出した搬送物でも搬送するこ とできる。 そして、請求項3の駆動構造のように、モータローラを位置調節可能にすると 、駆動ベルトの張り具合を調節することができる。
【図1】本考案の駆動構造を具えたコンベヤの正面図で
あり、図2中1−1矢視断面図でもある。
あり、図2中1−1矢視断面図でもある。
【図2】図1のコンベヤの平面図である。
【図3】図2中3−3矢視断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の駆動構造を具えたコンベ
ヤの正面図であり、図5中4−4矢視断面図でもある。
ヤの正面図であり、図5中4−4矢視断面図でもある。
【図5】図4のコンベヤの平面図である。
【図6】図5中6−6矢視断面図である。
【図7】従来の駆動構造を具えたコンベヤの正面図であ
り、図8中7−7矢視断面図でもある。
り、図8中7−7矢視断面図でもある。
【図8】図7のコンベヤの平面図である。
【図9】図8中9−9矢視断面図である。
40,140 コンベヤ 41,141 フレーム 48,49,54,55,60,154,155,18
0,181 従動プーリ 50,177,178 駆動ベルト 51 モータ 52,53,152,153 従動ベルト 151 モータローラ 173,174 溝
0,181 従動プーリ 50,177,178 駆動ベルト 51 モータ 52,53,152,153 従動ベルト 151 モータローラ 173,174 溝
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームの幅方向に複数列並べられ従動
ベルトによって互いに連結された複数のプーリの少なく
とも1つとモータとを駆動ベルトによって連結したこと
を特徴とする、コンベヤの駆動構造。 - 【請求項2】 フレームの幅方向に複数列並べられ従動
ベルトによって互いに連結された複数のプーリの各列の
少なくとも1つと前記プーリより低い位置に具えられた
モータローラの各端部とを駆動ベルトによってそれぞれ
連結したことを特徴とする、コンベヤの駆動構造。 - 【請求項3】 前記モータローラは前記モータローラの
両端から突出した軸を前記フレームの長手方向に形成さ
れた溝に支持させフレームに対して位置調節可能に具え
られている、請求項2記載のコンベヤの駆動構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7151291U JPH0516718U (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | コンベヤの駆動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7151291U JPH0516718U (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | コンベヤの駆動構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516718U true JPH0516718U (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13462836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7151291U Pending JPH0516718U (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | コンベヤの駆動構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516718U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1190821A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-06 | Nissanki:Kk | 鋼材の加工バリ除去装置 |
CN112061696A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-12-11 | 深圳市合力泰光电有限公司 | 一种贴膜机的下料装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6093011A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-24 | Toyo Eng Corp | 移行用装置 |
JPS617262A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-13 | Sanyo Chem Ind Ltd | 2−オキサゾリジノン化合物の製造法 |
JPS62186595A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-14 | 日本電気株式会社 | 多層印刷配線板の製造方法 |
JPS6397513A (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-28 | Sony Corp | ロ−ラコンベヤ |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP7151291U patent/JPH0516718U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112061696A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-12-11 | 深圳市合力泰光电有限公司 | 一种贴膜机的下料装置 |
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