JPH0798563B2 - ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルトコンベヤ

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JPH0798563B2
JPH0798563B2 JP1013533A JP1353389A JPH0798563B2 JP H0798563 B2 JPH0798563 B2 JP H0798563B2 JP 1013533 A JP1013533 A JP 1013533A JP 1353389 A JP1353389 A JP 1353389A JP H0798563 B2 JPH0798563 B2 JP H0798563B2
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JP
Japan
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flat belt
roller
rollers
belt
traveling portion
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JP1013533A
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亮次郎 堤
浩一 橋本
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Okura Yusoki KK
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Okura Yusoki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ベルトコンベヤに係り、特に、平ベルトを用
いたベルトコンベヤにおいて、搬送路の端部を搬送方向
に対して斜めに形成したものに関する。
(従来の技術) 一般に、幅の広い平ベルトを用いたベルトコンベヤの場
合、搬送路の端部が搬送方向に対して直角なので、他の
コンベヤ等に対して斜めに接続する際には、その間の三
角形の部分にコロや支持板等の他の搬送手段を介在させ
る必要があった。
この問題を解決するものとして、実開昭49−4377号公報
に示されたベルトコンベヤがある。
この公報に示されたベルトコンベヤでは、無端状の平ベ
ルトの搬送側の上側回行部と復帰側の下側回行部との間
の一端部を、それぞれ平ベルトの長さ方向に対して斜め
に配設した上下一対の傾斜ローラ(端ローラ)に掛回し
て、上側回行部と下側回行部との間に折返すことによっ
て、搬送路の一端部を搬送方向に対して斜めに形成して
いる。
(発明が解決しようとする課題) 上記公報の構造では、平ベルトが傾斜ローラ(端ロー
ラ)の長さ方向にスリップするので、発熱による悪影響
が平ベルトに出易いが、この他にも、傾斜ローラ(端ロ
ーラ)が1本の長いローラであるため、平ベルトの幅方
向の各部分における張力の差によって、傾斜ローラの長
さ方向の各部分に対する平ベルトの移動速度に微妙な差
が出るので、平ベルトが傾斜ローラ(端ローラ)の回転
方向にもスリップし、この結果、傾斜ローラと平ベルト
の間のスリップが増え、これによって、発熱量が増加し
て平ベルトに悪い影響を与え易かった。
本発明は、このような点に鑑み成されたもので、傾斜ロ
ーラと平ベルトの間のスリップを減少させ、これによっ
て、発熱量を少なくして平ベルトに対する悪影響を少な
くしようとするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、無端状の平ベルト21の搬送側の上側回行部21
aと復帰側の下側回行部21bとの間の少なくとも一端部21
cを、それぞれ平ベルト21の長さ方向に対して斜めに配
設した上下一対の傾斜ローラ2,3に掛回して、この平ベ
ルト21の上側回行部21aと下側回行部21bとの間の少なく
とも一端部21cを、上側回行部21aと下側回行部21bとの
間に折返し、この平ベルト21の折返した端部21cの内側
に遊端ローラ5を配設したベルトコンベヤにおいて、上
記傾斜ローラ2,3に、独立に回動可能な複数の短ローラ2
a,3aを一直線上に配したものを用いたものである。
(作用) 本発明のベルトコンベヤは、平ベルト21の幅方向の各部
分における張力の差による平ベルト21の移動速度の差に
応じて、傾斜ローラ2,3の複数の短ローラ2a,3aが独立に
回動するものである。
(実施例) 本発明のベルトコンベヤの一実施例を第1図ないし第4
図を参照して説明する。
第2図及び第3図において、1はフレームで、このフレ
ーム1上の前端部(図示左端部)には上下一対の傾斜ロ
ーラ2,3がフレーム1の長さ方向に対して右斜め45度の
角度で水平に軸支されているとともに、このフレーム1
上の後端部(図示右端部)には端部ローラ4がフレーム
1の長さ方向に対して直角で水平に軸支され、さらに、
このフレーム1の前端右側部(第2図左端上側部)には
遊端ローラ5がフレーム1の長さ方向に対して平行で水
平に軸支されている。
ここで、上記フレーム1前端部の上下一対の傾斜ローラ
2,3は、それぞれ、独立に回動可能な短ローラ2a,3aを複
数たとえば8本程度一直線上に配して1本の長いローラ
のように軸支したものである。
また、上記フレーム1の上側の傾斜ローラ2と端部ロー
ラ4の間には支持板6が水平に設けられ、この支持板6
の下側に位置してフレーム1の中間部に前後一対のスナ
ツプローラ7,8が端部ローラ4と同様にフレーム1の長
さ方向に対して直角に軸支され、この前後一対のスナッ
プローラ7,8間の下側部に駆動プーリ9が軸支されてい
る。
そして、上記駆動プーリ9の後方に減速機付の駆動モー
タ11が設けられ、この駆動モータ11と駆動プーリ9がタ
イミングプーリ12、タイミングベルト13及びタイミング
プーリ14によって連結され、駆動モータ11から駆動プー
リ9に回転が伝達されるようになっている。
21は無端状の平ベルトで、第1図にも示すように、この
平ベルト21の搬送側の上側回行部21aは、フレーム1の
前端部上側の傾斜ローラ2の下から上に掛回された上
で、この傾斜ローラ2の上から支持板6の上を介してフ
レーム1の後端部の端部ローラ4の上に支持され、この
平ベルト21の復帰側の下側回行部21bは、後端部の端部
ローラ4の上から下に掛回された上で、後側のスナップ
ローラ8の上から駆動プーリ9の下及び前側のスナップ
ローラ7の上を介して、フレーム1の前端部下側の傾斜
ローラ3の下から上に掛回され、この平ベルト21の上側
回行部21aと下側回行部21bの間の前端部21cは、前端部
の上下一対の傾斜ローラ2,3の間から上側回行部21aと下
側回行部21bの間に直角に折返され上で、フレーム1の
右側部の遊端ローラ5に掛けられている。
なお、図示しないが、遊端ローラ5の一端の軸支部及び
後側のスナップローラ8の両端の軸支部は、それぞれ張
力調整機構を介してフレーム1に軸支され、平ベルト21
の長さ方向に位置調整できるようになっており、それぞ
れの軸支部を図示矢印方向に位置調整すると、平ベルト
21を緊張させて、その張力を強くすることができ、とく
に、スナップローラ8の両端の軸支部の位置調整によ
り、平ベルト21全体の張力を強くすることができ、遊端
ローラ5の一端の軸支部の位置調整により、搬送路の前
端部を形成する傾斜ローラ2に加わる平ベルト21の幅方
向の張力バランスを変化させることができる。
そうして、このベルトコンベヤは、図示矢印方向に駆動
モータ11を駆動して駆動プーリ9を回転することによ
り、平ベルト21が回行し、この平ベルト21の上側回行部
21aで構成される搬送路上に図示しない品物を支持し
て、この端部ローラ4側から傾斜ローラ2側に搬送する
ものであるが、搬送路の前端部が傾斜ローラ2によって
斜めに形成されているため、その前端部を他のコンベヤ
の端部や側部に斜めに接続することができる。
そして、このベルトコンベヤでは、平ベルト21が傾斜ロ
ーラ2,3の長さ方向にスリップするので、発熱による悪
影響が平ベルト21に出易く、この他にも、平ベルト21の
幅方向の各部分における張力の差によって、傾斜ローラ
2,3の長さ方向の各部分に対する平ベルト21の移動速度
に差が出るので、平ベルト21が傾斜ローラ2,3の回転方
向にもスリップし、この結果、傾斜ローラ2,3と平ベル
ト21の間のスリップが増え、これによって、発熱量が増
加して平ベルト21に悪い影響を与え易いが、この発明で
は、傾斜ローラ2,3は、それぞれ、独立に回動可能な8
本の短ローラ2a,3aを一直線上に配して1本の長いロー
ラのように軸支してあるので、平ベルト21と傾斜ローラ
2,3の回転方向のスリップを少なくでき、これによっ
て、発熱量を減少させて平ベルト21に悪影響が出るのを
防止することができる。
すなわち、第4図に示すように、傾斜ローラ2,3に対す
る平ベルト21の幅方向の各部分の移動速度が、平ベルト
21一側部のV1から平ベルト21他側部のV2に示すように直
線的に変化して、移動速度にdVの差が有るとすると、傾
斜ローラ2,3が従来のように1本の長いローラの場合に
は、ベルト幅Wを底辺として移動速度の差dVを高さとす
る大きい三角形部分の面積がスリップ量に対応すること
になるが、本発明のように傾斜ローラ2,3を構成する複
数の短ローラ2a,3aが独立に回動可能の場合、平ベルト2
1の幅方向の各部分における移動速度に応じて、傾斜ロ
ーラ2,3の複数の短ローラ2a,3aが独立に差動的に回動す
るので、平ベルト21が接触するそれぞれの短ローラ2a,3
aの幅Waを底辺とする小さい三角形部分の面積を合計し
たものがスリップ量に対応することになり、このよう
に、平ベルト21の傾斜ローラ2,3の回転方向のスリップ
を大幅に少なくすることができるので、発熱量を減少さ
せて平ベルト21に悪影響が出るのを防止することができ
る。
また、このベルトコンベヤでは、搬送路の前端部を形成
する上側の傾斜ローラ2に対し、平ベルト21が第1図の
矢印a方向にずれ易いが、この傾斜ローラ2に続く遊端
ローラ5の一端の軸支部を位置調整することにより、傾
斜ローラ2に加わる平ベルト21の前端部21cの張力バラ
ンスを部分的に第1図にT1からT2に示すように変化させ
ると、平ベルト21が第1図の矢印a方向にずれるのを阻
止することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、平ベルトの上側回行
部で構成される搬送路の端部を傾斜ローラにより斜めに
形成したベルトコンベヤにおいて、平ベルトの幅方向の
各部分における張力の差による平ベルトの移動速度の差
に応じて、傾斜ローラの複数の短ローラが独立に回動す
るので、平ベルトと傾斜ローラの回転方向のスリップを
少なくでき、これによって、発熱量を減少させて平ベル
トに悪影響が出るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のベルトコンベヤの一実施例で、第1図はそ
の概要を示す斜視図、第2図はその平面図、第3図はそ
の一部を破断省略した側面図、第4図はその作用を示す
説明図である。 2,3……傾斜ローラ、2a,3a……短ローラ、5……遊端ロ
ーラ、21……平ベルト、21a……平ベルト21の上側回行
部、21b……平ベルト21の下側回行部、21c……平ベルト
21の端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状の平ベルトの搬送側の上側回行部と
    復帰側の下側回行部との間の少なくとも一端部を、それ
    ぞれ平ベルトの長さ方向に対して斜めに配設した上下一
    対の傾斜ローラに掛回して、この平ベルトの上側回行部
    と下側回行部との間の少なくとも一端部を、上側回行部
    と下側回行部との間に折返し、この平ベルトの折返した
    端部の内側に遊端ローラを配設したベルトコンベヤにお
    いて、 上記傾斜ローラは、独立に回動可能な複数の短ローラを
    一直線上に配して成ることを特徴とするベルトコンベ
    ヤ。
JP1013533A 1989-01-23 1989-01-23 ベルトコンベヤ Expired - Lifetime JPH0798563B2 (ja)

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