JPH0240012Y2 - - Google Patents

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JPH0240012Y2
JPH0240012Y2 JP1984066401U JP6640184U JPH0240012Y2 JP H0240012 Y2 JPH0240012 Y2 JP H0240012Y2 JP 1984066401 U JP1984066401 U JP 1984066401U JP 6640184 U JP6640184 U JP 6640184U JP H0240012 Y2 JPH0240012 Y2 JP H0240012Y2
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JP
Japan
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shaft
bucket
roller
rotation
contact plate
Prior art date
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JP1984066401U
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JPS60180213U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、郵便物の搬送機構に関する。
従来技術 郵便物の機械処理では、ベルトによつて一通ず
つ搬送する方法のほかに、そのようにして区分さ
れた郵便物を取り出して束ねるまでを自動化する
ため、厚さ50〜100mm程度の郵便物の束をバケツ
トに入れて搬送する方法が用いられるようになつ
た。
このような搬送においては、積載した郵便物が
崩れたりしないように、バケツトの姿勢を変えず
に搬送する必要がある。
この機構の従来例を第1図、第2図に示す。第
1図は従来の搬送機構の構造図、第2図はそのバ
ケツト部分の斜視図であり、コの字形をしたバケ
ツト1は該バケツト1の両側の対角線上で、チエ
ーン2、チエーン3にチエーン2、チエーン3と
共に移動可能に取り付けられている。チエーン
2、チエーン3は、図には示されないモータ等に
より、スプロケツト4、スプロケツト5において
同期して駆動される。チエーン2、チエーン3は
対応する部分の水平方向の距離が常に一定になる
ように配置されており、且つ同期して動くので、
該チエーン2,3に取り付けられたバケツト1は
常に水平に移動する。
従来のこの機構では、バケツトが2箇所で支え
られているため、バケツトの姿勢が不安定で、郵
便物の位置やバケツトの移動速度によつてバケツ
トが傾き、郵便物が崩れるという欠点があつた。
考案の目的 本考案は、従来の上記実情に着目し、バケツト
にローラを取り付け、接触板にローラを押し付け
ると共にローラの方向をバケツトの搬送方向と一
致するように制御しながらバケツトを移動させる
ことにより、前記欠点をなくし、郵便物等を水平
に安定的に搬送可能とし、且つ搬送ルートにおけ
るバケツトの任意の位置でバケツトに対する郵便
物等の出し入れを容易にしかも的確に行うことを
可能とした郵便物等の新規な搬送機構を提供する
ものである。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案に係る郵便
物等の搬送機構は、チエーン等で駆動され、搬送
方向に係わらず水平を保ち、常に搬送方向を向い
て従動するローラを具備したバケツトと、搬送ル
ートに沿つて前記バケツトのローラに接するよう
に配設された接触板とを備えて構成される。
更に詳しくは、本考案に係る郵便物等の搬送機
構は、搬送ルートに沿つて移動可能に掛け渡され
た2本のチエーンと、両側面のほぼ対角線上にお
いて前記チエーンの各々に固定されバケツトの搬
送方向をシヤフトの回転により検出する第一のシ
ヤフトと、この第一のシヤフトを介してチエーン
に取り付けられたバケツトと、前記バケツトに対
して第一のシヤフトを回転可能に保持する部材
と、バケツトの両側面に第一のシヤフトとほぼ平
行に回転可能に設けられた第二のシヤフトと、前
記第一のシヤフトにより検出されたバケツトに対
する回転を前記第二のシヤフトに伝達する部材
と、第二のシヤフトの一端部に設けられ回転走行
方向を前記回転伝達部材によりバケツトの搬送方
向と一致させるように制御されるローラと、搬送
ルートに沿つてローラが接して走行する位置に配
置された接触板と、前記ローラを前記接触板の方
向に押圧する部材とを有している。
実施例 次に、本考案をその好ましい一実施例について
図面を参照しながら具体的に説明する。
第3図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
第3図を参照するに、バケツト1はチエーン
2,3にシヤフト6によつて移動可能に取り付け
られている。シヤフト6は一端がチエーン2,3
に固定されると共にバケツト1に対しては回転自
在となつており、該シヤフト6にはタイミングプ
ーリ7が固定されており、タイミングベルト8、
タイミングプーリ9を介してシヤフト6の回転を
シヤフト10に伝え、シヤフト10を回転させる
ようになつている。シヤフト10もシヤフト6と
同様にバケツト1に対して回転可能に装着されて
いる。シヤフト10には先端にローラ11が装着
されており、ローラ11はばね12によつて接触
板13に押し付けられている。
今、チエーン2のバケツト1に対する角度が変
わると、即ちバケツト1の搬送方向が変わると、
チエーン2に固定されているシヤフト6は、方向
の変化した分だけ回転する。つまり、シヤフト6
はチエーン2,3の走行方向、即ち、バケツト1
の搬送方向を検出する機能を有し、その検出出力
はシヤフト6の回転となつて表現される。シヤフ
ト6の回転は、タイミングプーリ7、タイミング
ベルト8、タイミングプーリ9から成る回転伝達
手段を介してシヤフト10に伝えられ、その結
果、ローラ11をある角度回転させる(第1図に
示されるコーナ部では約90度の回転となる)。ロ
ーラ11はばね12によつて接触板13に押し付
けられており、接触板13はチエーン2に沿つて
配置されているので、ローラ11はチエーン2の
ルートの変化に従つて、常にチエーン2の進行方
向を向く。従つて、搬送方向に沿つて、すなわち
水平方向に搬送されるバケツト1に取り付けられ
たローラ11の軌跡上に、ローラ11が接して走
行するように接触板を設けることにより搬送方向
変化後もバケツト1はその姿勢を変えずに搬送さ
れる。バケツト1のチエーン2の反対側に取り付
けられたチエーン3においても全く同様にローラ
14が常にチエーン3の進行方向に向いて接触板
15と接している。
チエーン2とチエーン3は、図に示されないモ
ータ等によつて同期して駆動され、且つ対応する
部分の距慮が一定になるようにルートが設けられ
ているので、バケツト1は、常に水平に搬送さ
れ、且つローラ11と接触板13、ローラ14と
接触板15によつて傾かないように両端を押圧さ
れているので、バケツト1は常に安定して水平を
保つて移動する。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、搬送方
向に係わらず水平を保つて移動するバケツトに、
搬送方向検出用第一のシヤフト、ローラを装着さ
れた第二のシヤフト及び検出された第一のシヤフ
トの回転を第二のシヤフトに伝達する伝達手段に
より常に搬送方向を向くように制御されるローラ
を取り付けてバケツトを走行させるように構成す
ることによつて、極めて簡単な構成によりバケツ
トが安定的に水平のまま移動し、積載する郵便物
等を崩さずに安定した状態を保つて搬送出来ると
共に、搬送ルートにおけるバケツトの任意の位置
でバケツトに対する郵便物等の出し入れを容易に
行える効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の概略構成図、第2図は従来
のバケツト部分の斜視図、第3図は本考案の一実
施例を示す斜視図である。 1……バケツト、2……チエーン、3……チエ
ーン、4……スプロケツト、5……スプロケツ
ト、6……シヤフト、7……タイミングプーリ、
8……タイミングベルト、9……タイミングプー
リ、10……シヤフト、11……ローラ、12…
…ばね、13……接触板、14……ローラ、15
……接触板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送ルートに沿つて移動可能に掛け渡された2
    本のチエーンと、両側面のほぼ対角線上において
    前記チエーンの各々に固定され後記バケツトの搬
    送方向をシヤフトの回転により検出する第一のシ
    ヤフトと、前記第一のシヤフトを介して前記チエ
    ーンに取り付けられたバケツトと、前記バケツト
    に対して前記第一のシヤフトを回転可能に保持す
    る部材と、前記バケツトの前記両側面に前記第一
    のシヤフトとほぼ平行に回転可能に設けられた第
    二のシヤフトと、前記第一のシヤフトにより検出
    された前記バケツトに対する回転を前記第二のシ
    ヤフトに伝達する部材と、前記第二のシヤフトの
    一端部に設けられ回転走行方向を前記回転伝達部
    材により前記バケツトの搬送方向と一致させるよ
    うに制御されるローラと、前記搬送ルートに沿つ
    て前記ローラが接して走行する位置に配置された
    接触板と、前記ローラを前記接触板の方向に押圧
    する部材とを有することを特徴とする郵便物等の
    搬送機構。
JP6640184U 1984-05-07 1984-05-07 郵便物等の搬送機構 Granted JPS60180213U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6640184U JPS60180213U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 郵便物等の搬送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6640184U JPS60180213U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 郵便物等の搬送機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60180213U JPS60180213U (ja) 1985-11-29
JPH0240012Y2 true JPH0240012Y2 (ja) 1990-10-25

Family

ID=30599268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6640184U Granted JPS60180213U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 郵便物等の搬送機構

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JP (1) JPS60180213U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4502142B2 (ja) * 2007-11-07 2010-07-14 村田機械株式会社 鉛直循環搬送設備

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4426178Y1 (ja) * 1966-02-05 1969-11-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4426178Y1 (ja) * 1966-02-05 1969-11-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60180213U (ja) 1985-11-29

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