JPH066104Y2 - フリ−フロ−式物品移送装置 - Google Patents
フリ−フロ−式物品移送装置Info
- Publication number
- JPH066104Y2 JPH066104Y2 JP1985170380U JP17038085U JPH066104Y2 JP H066104 Y2 JPH066104 Y2 JP H066104Y2 JP 1985170380 U JP1985170380 U JP 1985170380U JP 17038085 U JP17038085 U JP 17038085U JP H066104 Y2 JPH066104 Y2 JP H066104Y2
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- JP
- Japan
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- corner
- article
- belt
- transfer device
- endless
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- Expired - Lifetime
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は物品をフリーフローの状態で移送する装置にお
いて、特に移送方向を転換する機構を有する装置に関す
るものである。
いて、特に移送方向を転換する機構を有する装置に関す
るものである。
〈従来例および問題点〉 コンベアにより物品を移送するとき、該移送の方向を転
換する場合には、方向を徐々に変更すべくローラを配設
したローラコンベアを設けたり、回転駆動機構を有する
ターンテーブルを設けたものがある。
換する場合には、方向を徐々に変更すべくローラを配設
したローラコンベアを設けたり、回転駆動機構を有する
ターンテーブルを設けたものがある。
前者のように単にローラを配設したものは、後続の物品
により押されて移動することになり、後続の物品が無く
なると移送ができなくなる。これに対処するためには、
ローラコンベアに勾配を形成したり、ローラを機械的に
回転駆動せしめる必要がある。ローラコンベアに勾配を
形成する場合には、移送方向を変更した後、変更前より
も高低差がかなりある位置に物品を送出する場合には適
しているが、高低差が無かったり、少ない場合には適さ
ない。
により押されて移動することになり、後続の物品が無く
なると移送ができなくなる。これに対処するためには、
ローラコンベアに勾配を形成したり、ローラを機械的に
回転駆動せしめる必要がある。ローラコンベアに勾配を
形成する場合には、移送方向を変更した後、変更前より
も高低差がかなりある位置に物品を送出する場合には適
しているが、高低差が無かったり、少ない場合には適さ
ない。
ローラを機械的に回転駆動せしめるためには、構造が複
雑化し、費用高になる欠点がある。
雑化し、費用高になる欠点がある。
第7図にはターンテーブルを配設したものが示されてい
る。
る。
この装置は、ベルトコンベア(101)により移送された物
品(102)を受け取り、移送方向を転換してベルトコンベ
ア(103)に転送するためのターンテーブル(104)が配設さ
れ、このターンテーブル(104)上に物品の移送路を構成
するためにU字状に形成された2枚の内・外ガイド板(1
05)(106)が配設されている。
品(102)を受け取り、移送方向を転換してベルトコンベ
ア(103)に転送するためのターンテーブル(104)が配設さ
れ、このターンテーブル(104)上に物品の移送路を構成
するためにU字状に形成された2枚の内・外ガイド板(1
05)(106)が配設されている。
また、ベルトコンベア(101)から移送されてきた物品(10
2)が確実にターンテーブル(104)に載置されるように両
者間に傾斜補助板(107)が配設されている。
2)が確実にターンテーブル(104)に載置されるように両
者間に傾斜補助板(107)が配設されている。
上記のように構成された装置では、ターンテーブル(10
4)の大きさに応じて移送路の曲率が決まり、曲率があま
り小さいと物品が途中で曲がらずにガイド板(105)(106)
間に詰まってしまって移送がスムーズに行われず、逆に
曲率を大きくするとターンテーブル(104)がかなり大き
くなり無駄なスペースが形成される。
4)の大きさに応じて移送路の曲率が決まり、曲率があま
り小さいと物品が途中で曲がらずにガイド板(105)(106)
間に詰まってしまって移送がスムーズに行われず、逆に
曲率を大きくするとターンテーブル(104)がかなり大き
くなり無駄なスペースが形成される。
この装置が果実等を特定の物品(容器)に1個づつ載置
して重量を計測し、果実等を重量別に仕分ける機械に用
いられる場合、ターンテーブル(104)の要するスペース
を少なくすると、ベルトコンベア(101)(103)間の距離
(l)が短くなる。
して重量を計測し、果実等を重量別に仕分ける機械に用
いられる場合、ターンテーブル(104)の要するスペース
を少なくすると、ベルトコンベア(101)(103)間の距離
(l)が短くなる。
ベルトコンベア(101)(103)の間隔が狭くなると、該ベル
トコンベア(101)(103)間に重要選別したり物品を移送す
るために付随する機構を配設することができなくなり、
これらを他の箇所に設置しなければならずスペースを要
し、コンパクト化することが困難である。また、上記構
成の装置では、ベルトコンベア(101)と補助傾斜板(107)
とターンテーブル(104)、ターンテーブル(104)とベルト
コンベア(103)間に段差があるため物品がこの段差部を
通過するときに向きの変更を生じることがあり、そのた
めガイド板(105)(106)間に挟持係止され移送が困難とな
ることがある。
トコンベア(101)(103)間に重要選別したり物品を移送す
るために付随する機構を配設することができなくなり、
これらを他の箇所に設置しなければならずスペースを要
し、コンパクト化することが困難である。また、上記構
成の装置では、ベルトコンベア(101)と補助傾斜板(107)
とターンテーブル(104)、ターンテーブル(104)とベルト
コンベア(103)間に段差があるため物品がこの段差部を
通過するときに向きの変更を生じることがあり、そのた
めガイド板(105)(106)間に挟持係止され移送が困難とな
ることがある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記のような欠点を解消するために提案され
たもので、物品を移送する方向を転換する際に曲率を大
きくでき、移送がスムーズに行われ、かつ重量選別等の
装置に用いたときに該装置をコンパクトに形成できる移
送装置を提供することを目的としている。
たもので、物品を移送する方向を転換する際に曲率を大
きくでき、移送がスムーズに行われ、かつ重量選別等の
装置に用いたときに該装置をコンパクトに形成できる移
送装置を提供することを目的としている。
上記目的は、「平行方向に又は異なる方向に直線的に配
設される複数の無端コンベアの間に方向転換機構を介在
して物品をフリーフローに移送せしめるための移送装置
において、所定間隔をおいて形成した受入れコーナー部
および送出コーナー部を円曲部とすると共に、両コーナ
ー部間を直線部とし、一方の無端コンベア反転部から他
方の無端コンベア反転部にかけて物品用の案内通路を形
成する側面規制部材と、上記各円曲部の直下にそれぞれ
上面の一部を臨ませて案内通路の底部を形成するように
水平に配設した一対のコーナープーリと、該一対のコー
ナープーリに巻掛けられ、その中間走行部の一方が上記
受入れコーナー部および送出コーナー部の間の直線部に
おける案内通路の底部を走行するように張設された無端
の主ベルトと、該主ベルトと平行して同速度・同方向に
走行するように、上記受入れコーナー部および送出コー
ナー部の間の直線部における案内通路の底部にその中間
走行部の一方を張設せしめた無端の補助ベルトと、から
なる方向転換機構を有することを特徴とするフリーフロ
ー式物品移送装置」により達成される。
設される複数の無端コンベアの間に方向転換機構を介在
して物品をフリーフローに移送せしめるための移送装置
において、所定間隔をおいて形成した受入れコーナー部
および送出コーナー部を円曲部とすると共に、両コーナ
ー部間を直線部とし、一方の無端コンベア反転部から他
方の無端コンベア反転部にかけて物品用の案内通路を形
成する側面規制部材と、上記各円曲部の直下にそれぞれ
上面の一部を臨ませて案内通路の底部を形成するように
水平に配設した一対のコーナープーリと、該一対のコー
ナープーリに巻掛けられ、その中間走行部の一方が上記
受入れコーナー部および送出コーナー部の間の直線部に
おける案内通路の底部を走行するように張設された無端
の主ベルトと、該主ベルトと平行して同速度・同方向に
走行するように、上記受入れコーナー部および送出コー
ナー部の間の直線部における案内通路の底部にその中間
走行部の一方を張設せしめた無端の補助ベルトと、から
なる方向転換機構を有することを特徴とするフリーフロ
ー式物品移送装置」により達成される。
〈実施例〉 以下、本考案を図面に示す実施例に基いて説明すること
とする。
とする。
(1)は物品を受入れコーナー部(2)に移送する無端コンベ
アであり、(3)は送出コーナー部(4)から物品を載置して
他の箇所に移送するための無端コンベアである。
アであり、(3)は送出コーナー部(4)から物品を載置して
他の箇所に移送するための無端コンベアである。
(5)(6)は無端コンベア(1)の反転部から無端コンベア(3)
の反転部にかけて物品の案内通路を形成するように配設
された側面規制部材である。
の反転部にかけて物品の案内通路を形成するように配設
された側面規制部材である。
この側面規則部材(5)(6)の両端部は受入れコーナー部
(2)と送出コーナー部(4)を構成するための円曲部(5a)(5
b)(6a)(6b)が形成されている。そしてこの円曲部(5a)(5
b)(6a)(6b)の直下に、それぞれ上面の一部を臨ませて案
内通路の底部を形成するように一対のコーナープーリ
(7)(8)が水平に配設されている。
(2)と送出コーナー部(4)を構成するための円曲部(5a)(5
b)(6a)(6b)が形成されている。そしてこの円曲部(5a)(5
b)(6a)(6b)の直下に、それぞれ上面の一部を臨ませて案
内通路の底部を形成するように一対のコーナープーリ
(7)(8)が水平に配設されている。
なお、コーナープーリ(7)(8)は、無端コンベア(1)(3)の
高さを同じにしたとき、コーナープーリ(7)(8)、該無端
コンベア(1)(3)、両者の間に配設される補助用底板(19)
(20)の各々の境界部分を物品がスムーズに移送されるよ
うに、高低差をつけて配設するのが好ましい。
高さを同じにしたとき、コーナープーリ(7)(8)、該無端
コンベア(1)(3)、両者の間に配設される補助用底板(19)
(20)の各々の境界部分を物品がスムーズに移送されるよ
うに、高低差をつけて配設するのが好ましい。
コーナープーリ(7)(8)には、その中間走行部(9)の一方
が、受入れコーナー部(2)と送出コーナー部(4)の間にお
ける案内通路の底部を走行するように無端の主ベルト(1
0)が巻回張設されている。
が、受入れコーナー部(2)と送出コーナー部(4)の間にお
ける案内通路の底部を走行するように無端の主ベルト(1
0)が巻回張設されている。
中間走行部(9)における受入れコーナー部(2)と送出コー
ナー部(4)の間における案内通路の底部には更に無端の
補助ベルト(11)が上記主ベルト(10)に平行して走行する
ように張設されている。この補助ベルト(11)はコーナー
プーリ(7)(8)の近傍に配設されているプーリ(12)(13)に
掛け回されているとともに主ベルト(10)と同速度・同方
向に走行するように構成されている。
ナー部(4)の間における案内通路の底部には更に無端の
補助ベルト(11)が上記主ベルト(10)に平行して走行する
ように張設されている。この補助ベルト(11)はコーナー
プーリ(7)(8)の近傍に配設されているプーリ(12)(13)に
掛け回されているとともに主ベルト(10)と同速度・同方
向に走行するように構成されている。
この主ベルト(10)と補助ベルト(11)を同速度で走行せし
めるために、この実施例ではコーナープーリ(8)と同径
のプーリ(14)を該コーナープーリ(8)が固定されている
回転軸(15)に固定し、プーリ(13)が固定されている回転
軸(16)に該プーリ(13)と同径のプーリ(17)を固定し、両
プーリ(14)(17)に駆動用ベルト(18)を巻回している。
めるために、この実施例ではコーナープーリ(8)と同径
のプーリ(14)を該コーナープーリ(8)が固定されている
回転軸(15)に固定し、プーリ(13)が固定されている回転
軸(16)に該プーリ(13)と同径のプーリ(17)を固定し、両
プーリ(14)(17)に駆動用ベルト(18)を巻回している。
なお、プーリ(14)(17)をコーナープーリ(8)およびプー
リ(13)と大きさを同一にせず直径が同比率に異なってい
るものを採用しても良いこと勿論である。
リ(13)と大きさを同一にせず直径が同比率に異なってい
るものを採用しても良いこと勿論である。
図において、(19)(20)は無端コンベア(1)(3)とコーナー
プーリ(7)(8)間に配設された補助用底板であり、物品が
ここを通過する際に、無端コンベア(1)(3)とコーナープ
ーリ(7)(8)間に落下したり、傾いたりするのを防止する
と共に該コーナープーリ(7)(8)に確実に載置するように
なっている。
プーリ(7)(8)間に配設された補助用底板であり、物品が
ここを通過する際に、無端コンベア(1)(3)とコーナープ
ーリ(7)(8)間に落下したり、傾いたりするのを防止する
と共に該コーナープーリ(7)(8)に確実に載置するように
なっている。
第3、4図には無端コンベア(1)(3)、コーナープーリ
(7)(8)、補助用底板(19)(20)の高さ位置の関係が示され
ている。主ベルト(10)は丸ベルトにより構成されてお
り、その直径方向の一部がコーナープーリ(7)(8)の上面
高さよりも若干露出して配設されている。そして、補助
用底板(19)(20)はコーナープーリ(7)(8)の外周縁又はこ
れに掛回された主ベルト(10)の走行部の外側に沿った形
状に形成され、その上面は、主ベルト(10)の上面位置に
一致又は僅かに低くなるように配置され、また無端コン
ベア(1)(3)の上面高さとも同様の関係を有して配設され
る。このように構成すると無端コンベア(1)→補助用底
板(19)→主ベルト(10)・補助ベルト(11)→補助用底板(2
0)→無端コンベア(3)に移送される物品がこれらを通過
する際のがたつきがなく滑らかに移送され得る。なお、
補助ベルト(11)は、プーリ(12)(13)との関係を主ベルト
(10)とコーナープーリ(7)(8)と同様にかつ主ベルト(10)
の上面高さを一致させるように配設すること勿論であ
る。
(7)(8)、補助用底板(19)(20)の高さ位置の関係が示され
ている。主ベルト(10)は丸ベルトにより構成されてお
り、その直径方向の一部がコーナープーリ(7)(8)の上面
高さよりも若干露出して配設されている。そして、補助
用底板(19)(20)はコーナープーリ(7)(8)の外周縁又はこ
れに掛回された主ベルト(10)の走行部の外側に沿った形
状に形成され、その上面は、主ベルト(10)の上面位置に
一致又は僅かに低くなるように配置され、また無端コン
ベア(1)(3)の上面高さとも同様の関係を有して配設され
る。このように構成すると無端コンベア(1)→補助用底
板(19)→主ベルト(10)・補助ベルト(11)→補助用底板(2
0)→無端コンベア(3)に移送される物品がこれらを通過
する際のがたつきがなく滑らかに移送され得る。なお、
補助ベルト(11)は、プーリ(12)(13)との関係を主ベルト
(10)とコーナープーリ(7)(8)と同様にかつ主ベルト(10)
の上面高さを一致させるように配設すること勿論であ
る。
第5,6図は主ベルト(10)とコーナープーリ(7)(8)の構
造の他の実施例が示されており、この関係は補助ベルト
(11)とプーリ(12)(13)とにおいても同様に構成できるこ
と勿論である。
造の他の実施例が示されており、この関係は補助ベルト
(11)とプーリ(12)(13)とにおいても同様に構成できるこ
と勿論である。
第5図は、主ベルト(10)の断面形状を略T字状に形成さ
れその中央の突出部(10a)がコーナープーリ(7)(8)に形
成された凹溝(7a)(8a)に嵌入せしめられ、T字の上片部
分に相当する箇所の一端部がコーナープーリ(7)(8)の上
面高さに一致若しくは僅かに露出するように配設された
ものである。
れその中央の突出部(10a)がコーナープーリ(7)(8)に形
成された凹溝(7a)(8a)に嵌入せしめられ、T字の上片部
分に相当する箇所の一端部がコーナープーリ(7)(8)の上
面高さに一致若しくは僅かに露出するように配設された
ものである。
第6図は主ベルト(10)が断面円形に形成され、コーナー
プーリ(7)(8)に掛け回される巻回部(10b)にその上部に
突出して物品に接する接触部(10c)が形成されている。
この接触部(10c)がコーナープーリ(7)(8)の上面高さに
一致若しくは僅かに露出するように配設されたものであ
る。
プーリ(7)(8)に掛け回される巻回部(10b)にその上部に
突出して物品に接する接触部(10c)が形成されている。
この接触部(10c)がコーナープーリ(7)(8)の上面高さに
一致若しくは僅かに露出するように配設されたものであ
る。
而して、無端ベルト(1)により移送された物品は補助用
底板(19)上を摺動し、主ベルト(10)の上面に接する。そ
してコーナープーリ(7)の回転により物品案内通路が形
成された側面規制部材(5)(6)の円曲部(5a)(6a)により進
行方向が規制されながら移送される。
底板(19)上を摺動し、主ベルト(10)の上面に接する。そ
してコーナープーリ(7)の回転により物品案内通路が形
成された側面規制部材(5)(6)の円曲部(5a)(6a)により進
行方向が規制されながら移送される。
次いで、物品はコーナープーリ(7)による移送が終了す
ると、主ベルト(10)と補助ベルト(11)上に載置されて直
線的に走行せしめられ送出コーナー部(4)へ移送され
る。ここではコーナープーリ(7)のときと同様にコーナ
ープーリ(8)の回転により物品案内通路が形成された側
面規制部材(5)(6)の円曲部(5b)(6b)により進行方向が規
制されながら移送される。そして物品はコーナープーリ
(8)による移送が終了すると、補助用底板(20)上を摺動
し無端コンベア(3)に載置され走行せしめられる。
ると、主ベルト(10)と補助ベルト(11)上に載置されて直
線的に走行せしめられ送出コーナー部(4)へ移送され
る。ここではコーナープーリ(7)のときと同様にコーナ
ープーリ(8)の回転により物品案内通路が形成された側
面規制部材(5)(6)の円曲部(5b)(6b)により進行方向が規
制されながら移送される。そして物品はコーナープーリ
(8)による移送が終了すると、補助用底板(20)上を摺動
し無端コンベア(3)に載置され走行せしめられる。
このようにして移送される物品としては、果実等の品物
を計量するため該品物を載置する容器のように外周形状
が少なくとも平行な側面を持つ多角形で、進行方向に対
して一定の姿勢で移送されることを要するものであっ
て、受入れコーナー部(2)や送出コーナー部(4)を通過す
る際に側面規制部材(5)(6)により進行方向を規制されな
がら移送されるものに適している。
を計量するため該品物を載置する容器のように外周形状
が少なくとも平行な側面を持つ多角形で、進行方向に対
して一定の姿勢で移送されることを要するものであっ
て、受入れコーナー部(2)や送出コーナー部(4)を通過す
る際に側面規制部材(5)(6)により進行方向を規制されな
がら移送されるものに適している。
〈効果〉 本考案は以上の構成からなり、次のような効果を有して
いる。
いる。
受入れコーナー部と送出コーナー部との間に直線状に
走行させる部分が形成される構成であるので、移送され
る物品が走行方向を転換する際に、走行通路に沿って連
続して曲げられながら移送される作動の距離が半減さ
れ、カーブ走行時における詰まりを防止できる。
走行させる部分が形成される構成であるので、移送され
る物品が走行方向を転換する際に、走行通路に沿って連
続して曲げられながら移送される作動の距離が半減さ
れ、カーブ走行時における詰まりを防止できる。
また、該受入れ側と送出側に配設される無端コンベア
(1)(3)間の距離を長く設定でき、この間に他の附随する
機構を配備することができ、したがって、物品を重量別
に選別する装置等に採用した場合に該装置を物品の走行
通路の内側でもって構成できコンパクト化を図ることが
できると共に装置の保守点検等の作業におけるスペース
が確保され該作業が容易となる。
(1)(3)間の距離を長く設定でき、この間に他の附随する
機構を配備することができ、したがって、物品を重量別
に選別する装置等に採用した場合に該装置を物品の走行
通路の内側でもって構成できコンパクト化を図ることが
できると共に装置の保守点検等の作業におけるスペース
が確保され該作業が容易となる。
物品の走行方向の転換において実施例のようにUター
ンさせるような場合に、ターンテーブルのみによるとき
と異なり、該ターンテーブルの大きさに応じた曲率より
も大きい曲率でもって側面規制部材の円曲部を形成配備
することができ、物品が走行方向を転換する際に規制さ
れるカーブの度合を緩和でき、これによりコーナープー
リとして小径のものを採用でき無駄なスペースが形成さ
れるのを回避でき、コーナー部での物品の流れのスムー
ズ化を図ることができる。
ンさせるような場合に、ターンテーブルのみによるとき
と異なり、該ターンテーブルの大きさに応じた曲率より
も大きい曲率でもって側面規制部材の円曲部を形成配備
することができ、物品が走行方向を転換する際に規制さ
れるカーブの度合を緩和でき、これによりコーナープー
リとして小径のものを採用でき無駄なスペースが形成さ
れるのを回避でき、コーナー部での物品の流れのスムー
ズ化を図ることができる。
受入れコーナー部と送出コーナー部とその間の直線状
の走行部分との境界部分は水平に配設されたコーナープ
ーリに巻回張設された主ベルトにより連続し得るように
構成できるので、別途補助部材を設ける必要がなく物品
のスムーズな移送を保証することができる。
の走行部分との境界部分は水平に配設されたコーナープ
ーリに巻回張設された主ベルトにより連続し得るように
構成できるので、別途補助部材を設ける必要がなく物品
のスムーズな移送を保証することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図はその
一部断面正面図、第3、4図は無端コンベアとコーナー
プーリの境界部分を示す縦断面図、第5、6図はコーナ
ープーリと主ベルトの他の実施例を示す縦断面図、第7
図は従来例を示す一部省略斜視図である。 (1)(3)……無端コンベア、 (2)……受入れコーナー部、 (4)……送出コーナー部、 (5)(6)……側面規制部材、 (7)(8)……コーナープーリ、 (9)……中間走行部。
一部断面正面図、第3、4図は無端コンベアとコーナー
プーリの境界部分を示す縦断面図、第5、6図はコーナ
ープーリと主ベルトの他の実施例を示す縦断面図、第7
図は従来例を示す一部省略斜視図である。 (1)(3)……無端コンベア、 (2)……受入れコーナー部、 (4)……送出コーナー部、 (5)(6)……側面規制部材、 (7)(8)……コーナープーリ、 (9)……中間走行部。
Claims (3)
- 【請求項1】平行方向に又は異なる方向に直線的に配設
される複数の無端コンベアの間に方向転換機構を介在し
て物品をフリーフローに移送せしめるための移送装置に
おいて、 所定間隔をおいて形成した受入れコーナー部および送出
コーナー部を円曲部とすると共に、両コーナー部間を直
線部とし、一方の無端コンベア反転部から他方の無端コ
ンベア反転部にかけて物品用の案内通路を形成する側面
規制部材と、 上記各円曲部の真下にそれぞれ上面の一部を臨ませて案
内通路の底部を形成するように水平に配設した一対のコ
ーナープーリと、 該一対のコーナープーリに巻掛けられ、その中間走行部
の一方が上記受入れコーナー部および送出コーナー部の
間の直線部における案内通路の底部を走行するように張
設された無端の主ベルトと、 該主ベルトと平行して同速度・同方向に走行するよう
に、上記受入れコーナー部および送出コーナー部の間の
直線部における案内通路の底部にその中間走行部の一方
を張設せしめた無端の補助ベルトと、 からなる方向転換機構を有することを特徴とするフリー
フロー式物品移送装置。 - 【請求項2】主ベルトが丸ベルトよりなり、その直径方
向の一部がコーナープーリの上面高さ又はそれ以上に露
出して巻掛けられてなり、かつ並走する補助ベルトを該
主ベルトの高さに一致するように張設してなる前記登録
請求の範囲第1項記載のフリーフロー式物品移送装置。 - 【請求項3】物品の外周形状が少なくとも平行な側面を
持つ多角形であり、進行方向に対して一定の姿勢で移送
されるものである前記登録請求の範囲第1項記載のフリ
ーフロー式物品移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985170380U JPH066104Y2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | フリ−フロ−式物品移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985170380U JPH066104Y2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | フリ−フロ−式物品移送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279724U JPS6279724U (ja) | 1987-05-21 |
JPH066104Y2 true JPH066104Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31105057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985170380U Expired - Lifetime JPH066104Y2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | フリ−フロ−式物品移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066104Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5326903A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-13 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Direct current flat type motor |
JPS5711107U (ja) * | 1980-06-19 | 1982-01-20 |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP1985170380U patent/JPH066104Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6279724U (ja) | 1987-05-21 |
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