JPH0664740A - 搬送角度可変コンベア装置 - Google Patents
搬送角度可変コンベア装置Info
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- JPH0664740A JPH0664740A JP23772692A JP23772692A JPH0664740A JP H0664740 A JPH0664740 A JP H0664740A JP 23772692 A JP23772692 A JP 23772692A JP 23772692 A JP23772692 A JP 23772692A JP H0664740 A JPH0664740 A JP H0664740A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回動自
在に配設し、該両フレ−ムのロ−ラにコンベアベルトを
巻回して架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対
する搬送角度を任意に調整することにより、コンベアベ
ルトによる被搬送物を所望の角度で容易に斜めに切断し
て、切り口の体裁を良好にするとともに、被搬送物を切
断する作業の効率向上をはかる。 【構成】 コンベアベルト4cをロ−ラ11c、12
c、22c、21cの順序で巻回し、ロ−ラ11cに戻
してエンドレスに形成するとともに、可動フレ−ム駆動
体3cを介し可動フレ−ム2cを固定フレ−ム1cに対
して回動自在に形成し、コンベアベルト4cの固定フレ
−ム1cに対する搬送角度を任意に調整しうるようにし
たもの。
在に配設し、該両フレ−ムのロ−ラにコンベアベルトを
巻回して架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対
する搬送角度を任意に調整することにより、コンベアベ
ルトによる被搬送物を所望の角度で容易に斜めに切断し
て、切り口の体裁を良好にするとともに、被搬送物を切
断する作業の効率向上をはかる。 【構成】 コンベアベルト4cをロ−ラ11c、12
c、22c、21cの順序で巻回し、ロ−ラ11cに戻
してエンドレスに形成するとともに、可動フレ−ム駆動
体3cを介し可動フレ−ム2cを固定フレ−ム1cに対
して回動自在に形成し、コンベアベルト4cの固定フレ
−ム1cに対する搬送角度を任意に調整しうるようにし
たもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動フレ−ムを固定フ
レ−ム対して回動自在に配設し、該両フレ−ムのロ−ラ
にコンベアベルトを巻回して架設し、該コンベアベルト
の固定フレ−ムに対する搬送角度を任意に調整すること
により、コンベアベルトにより搬送されるネギ等の食料
品等でなる被搬送物を所望の角度で容易に斜め切りしう
る搬送角度可変コンベア装置に関する。
レ−ム対して回動自在に配設し、該両フレ−ムのロ−ラ
にコンベアベルトを巻回して架設し、該コンベアベルト
の固定フレ−ムに対する搬送角度を任意に調整すること
により、コンベアベルトにより搬送されるネギ等の食料
品等でなる被搬送物を所望の角度で容易に斜め切りしう
る搬送角度可変コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ネギ等の食料品等でなる被搬送物を
所望の角度に斜め切りするには、コンベアベルト上に載
置して搬送しながら、該コンベアベルトに対する角度調
整可能に、コンベアベルト上に配設された押切カッタ−
によりなされているが、押切カツタ−を使用するため、
食料品の切り口の体裁が悪くなって見栄えをそこね、か
つ、味をそこなう等の問題が生じており、ロ−タリカツ
タ−で効率よく切断でき、連続して、さらに、斜め切り
の角度を容易に調整しうる装置の出現が切望されてい
る。
所望の角度に斜め切りするには、コンベアベルト上に載
置して搬送しながら、該コンベアベルトに対する角度調
整可能に、コンベアベルト上に配設された押切カッタ−
によりなされているが、押切カツタ−を使用するため、
食料品の切り口の体裁が悪くなって見栄えをそこね、か
つ、味をそこなう等の問題が生じており、ロ−タリカツ
タ−で効率よく切断でき、連続して、さらに、斜め切り
の角度を容易に調整しうる装置の出現が切望されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
述した従来の欠点を除去するためなされたものであっ
て、可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回動自在に配
設し、該両フレ−ムのロ−ラにコンベアベルトを巻回し
て架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対する搬
送角度を任意に調整することにより、コンベアベルトに
よる被搬送物を所望の角度で容易に斜めに切断しうるこ
とを目的とする。
述した従来の欠点を除去するためなされたものであっ
て、可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回動自在に配
設し、該両フレ−ムのロ−ラにコンベアベルトを巻回し
て架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対する搬
送角度を任意に調整することにより、コンベアベルトに
よる被搬送物を所望の角度で容易に斜めに切断しうるこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第一
に、可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回動自在に配
設し、該両フレ−ムにロ−ラにコンベアベルトを巻回し
て架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対する搬
送角度を任意に調整して、コンベアベルトの側面に配設
したロ−タリ−カッタ−により、コンベアベルトによる
被搬送物を所望の角度で斜めに切断しうべく形成したこ
とによる。また第二に、固定フレ−ムに対する一対の可
動フレ−ムのなす角度を常に等しく形成し、かつ、固定
フレ−ムの一対のロ−ラにより、一方の可動フレ−ムの
ロ−ラに巻回した上下二枚のコンベアベルトを折り返
し、上下関係を逆転して他方の可動フレ−ムのロ−ラに
巻回しうべく形成したことによる。また第三に、固定フ
レ−ムに対する一対の可動フレ−ムのなす角度を常に等
しく形成し、かつ、固定フレ−ムの一対のロ−ラによ
り、一方の可動フレ−ムのロ−ラに巻回した上下二枚の
コンベアベルトを折り返し、上下関係を同一に保って他
方の可動フレ−ムのロ−ラに巻回しうべく形成したこと
による。また第四に、可動フレ−ムと固定フレ−ムの各
一対のロ−ラのなす角度の和をほぼ180度に形成し、
かつ、該各ロ−ラにより一枚のコンベアベルトを折り返
して巻回しうべく形成したことによる。さらに第五に、
一対のロ−ラを両端に配設した固定フレ−ムの中間に、
一対のロ−ラと該ロ−ラに対して所定角度をなす他の一
対のロ−ラを配設した可動フレ−ムを設けて、固定フレ
−ムの一対のロ−ラを巻回する二枚のコンベアベルトの
上部一枚を可動フレ−ムの二対のロ−ラにおいて折り返
して巻回しうべく形成した搬送角度可変コンベア装置と
することにより、上記目的を達成しようとするものであ
る。
に、可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回動自在に配
設し、該両フレ−ムにロ−ラにコンベアベルトを巻回し
て架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対する搬
送角度を任意に調整して、コンベアベルトの側面に配設
したロ−タリ−カッタ−により、コンベアベルトによる
被搬送物を所望の角度で斜めに切断しうべく形成したこ
とによる。また第二に、固定フレ−ムに対する一対の可
動フレ−ムのなす角度を常に等しく形成し、かつ、固定
フレ−ムの一対のロ−ラにより、一方の可動フレ−ムの
ロ−ラに巻回した上下二枚のコンベアベルトを折り返
し、上下関係を逆転して他方の可動フレ−ムのロ−ラに
巻回しうべく形成したことによる。また第三に、固定フ
レ−ムに対する一対の可動フレ−ムのなす角度を常に等
しく形成し、かつ、固定フレ−ムの一対のロ−ラによ
り、一方の可動フレ−ムのロ−ラに巻回した上下二枚の
コンベアベルトを折り返し、上下関係を同一に保って他
方の可動フレ−ムのロ−ラに巻回しうべく形成したこと
による。また第四に、可動フレ−ムと固定フレ−ムの各
一対のロ−ラのなす角度の和をほぼ180度に形成し、
かつ、該各ロ−ラにより一枚のコンベアベルトを折り返
して巻回しうべく形成したことによる。さらに第五に、
一対のロ−ラを両端に配設した固定フレ−ムの中間に、
一対のロ−ラと該ロ−ラに対して所定角度をなす他の一
対のロ−ラを配設した可動フレ−ムを設けて、固定フレ
−ムの一対のロ−ラを巻回する二枚のコンベアベルトの
上部一枚を可動フレ−ムの二対のロ−ラにおいて折り返
して巻回しうべく形成した搬送角度可変コンベア装置と
することにより、上記目的を達成しようとするものであ
る。
【0005】
【作用】本発明においては、可動フレ−ムを固定フレ−
ムに対して回動自在に配設し、該両フレ−ムのロ−ラに
コンベアベルトを巻回して架設し、該コンベアベルトの
固定フレ−ムに対する搬送角度を任意に調整して、コン
ベアベルトの側面に配設したロ−タリ−カツタ−によ
り、コンベアベルトによる被搬送物を所望の角度で斜め
に切断することができて、切り口の体裁を良好にするこ
とが可能となる。また、前記固定フレ−ムに対する一対
の可動フレ−ムのなす角度を常に等しく形成し、かつ、
固定フレ−ムの一対のロ−ラにより、一方の可動フレ−
ムのロ−ラに巻回した上下二枚のコンベアベルトを折り
返し、上下関係を逆転して他方の可動フレ−ムのロ−ラ
に巻回しうべく形成することにより、可動フレ−ムのロ
−ラをコンベアベルトに対して直角方向に駆動しうるの
で、コンベア装置の効率を向上することが可能となる。
さらに、前記コンベアベルトの上下関係を同一に保っ
て、コンベアベルトを一対の可動フレ−ムおよび固定フ
レ−ムのロ−ラを巻回しうべく形成することにより、コ
ンベア装置を重ねて、上部装置のコンベアベルトを下部
装置の被搬送物の押さえとすることができて、切断作業
を容易にすることが可能となる。また、前記可動フレ−
ムと固定フレ−ムの各一対のロ−ラのなす角度の和をほ
ぼ180度に形成し、かつ、該各ロ−ラにより一枚のコ
ンベアベルトを折り返して巻回しうべく形成することに
より、コンベア装置を大型化できて、切断作業の効率を
一層向上することが可能となる。さらに、一対のロ−ラ
を両端に配設した固定フレ−ムの中間に、一対のロ−ラ
を両端に配設し該一対のロ−ラに対して所定角度をなす
他の一対のロ−ラを配設した可動フレ−ムを設けて、固
定フレ−ムの一対のロ−ラを巻回する二枚のコンベアベ
ルトの上部一枚を可動フレ−ムの二対のロ−ラにおいて
折り返して巻回しうべく形成して、ロ−タリ−カッタ−
を可動フレ−ムの中央部の一対のロ−ラ間に挟設するこ
とにより、切断した被搬送物をそのままコンベアベルト
に載置して搬送しうるので、切断作業の効率を一層向上
することが可能となる。
ムに対して回動自在に配設し、該両フレ−ムのロ−ラに
コンベアベルトを巻回して架設し、該コンベアベルトの
固定フレ−ムに対する搬送角度を任意に調整して、コン
ベアベルトの側面に配設したロ−タリ−カツタ−によ
り、コンベアベルトによる被搬送物を所望の角度で斜め
に切断することができて、切り口の体裁を良好にするこ
とが可能となる。また、前記固定フレ−ムに対する一対
の可動フレ−ムのなす角度を常に等しく形成し、かつ、
固定フレ−ムの一対のロ−ラにより、一方の可動フレ−
ムのロ−ラに巻回した上下二枚のコンベアベルトを折り
返し、上下関係を逆転して他方の可動フレ−ムのロ−ラ
に巻回しうべく形成することにより、可動フレ−ムのロ
−ラをコンベアベルトに対して直角方向に駆動しうるの
で、コンベア装置の効率を向上することが可能となる。
さらに、前記コンベアベルトの上下関係を同一に保っ
て、コンベアベルトを一対の可動フレ−ムおよび固定フ
レ−ムのロ−ラを巻回しうべく形成することにより、コ
ンベア装置を重ねて、上部装置のコンベアベルトを下部
装置の被搬送物の押さえとすることができて、切断作業
を容易にすることが可能となる。また、前記可動フレ−
ムと固定フレ−ムの各一対のロ−ラのなす角度の和をほ
ぼ180度に形成し、かつ、該各ロ−ラにより一枚のコ
ンベアベルトを折り返して巻回しうべく形成することに
より、コンベア装置を大型化できて、切断作業の効率を
一層向上することが可能となる。さらに、一対のロ−ラ
を両端に配設した固定フレ−ムの中間に、一対のロ−ラ
を両端に配設し該一対のロ−ラに対して所定角度をなす
他の一対のロ−ラを配設した可動フレ−ムを設けて、固
定フレ−ムの一対のロ−ラを巻回する二枚のコンベアベ
ルトの上部一枚を可動フレ−ムの二対のロ−ラにおいて
折り返して巻回しうべく形成して、ロ−タリ−カッタ−
を可動フレ−ムの中央部の一対のロ−ラ間に挟設するこ
とにより、切断した被搬送物をそのままコンベアベルト
に載置して搬送しうるので、切断作業の効率を一層向上
することが可能となる。
【0006】
【実施例】以下引き続き、本発明の搬送角度可変コンベ
ア装置の要旨をさらに明確にするため、図面を利用して
一実施例を説明する。図1を利用して第一実施例を説明
する。H1は本発明による搬送角度可変コンベア装置で
あり、一対のロ−ラ11a、12aを配設した固定フレ
−ム1aと、ロ−ラ211a、221aを配設した一対
の可動フレ−ム21a、22aと、該可動フレ−ム21
a、22aを固定フレ−ム1aに対して回動自在にしう
べくなした可動フレ−ム駆動体3aと、該ロ−ラ11
a、12a、211a、221aに巻回して架設された
コンベアベルト4aと、該固定フレ−ムの側部に配設さ
れて被搬送物S1を切断するロ−タリカッタ−5aによ
り構成されている。次に、本実施例の作用については、
コンベアベルト4aをロ−ラ211aの下部から上部、
ロ−ラ11aの上部から下部、ロ−ラ221aの下部か
ら上部、ロ−ラ12aの下部から上部の順序に巻回し、
ロ−ラ211aの下部にもどしてエンドレスに形成し、
可動フレ−ム21aにおける二枚のコンベアベルト4a
の上下関係を可動フレ−ム22aにおいて逆転させると
ともに、可動フレ−ム駆動体3aにより、一対の可動フ
レ−ム21a、22aの固定フレ−ム1aに対する角度
α1、α2を常に等しく形成して、コンベアベルト4a
の固定フレ−ム1aに対する搬送角度を調節することに
より、コンベアベルト4aによる被搬送物S1をロ−タ
リカッタ−5aにより所望の角度βで容易に斜め切りす
ることが可能となる。なお、コンベアベルト4aの駆動
体の位置は特に明記しなかったが、たとえば固定フレ−
ム1aのロ−ラ11a、12aの部分もしくはコンベア
ベルト4aの途中の部分等に設けてもよい。
ア装置の要旨をさらに明確にするため、図面を利用して
一実施例を説明する。図1を利用して第一実施例を説明
する。H1は本発明による搬送角度可変コンベア装置で
あり、一対のロ−ラ11a、12aを配設した固定フレ
−ム1aと、ロ−ラ211a、221aを配設した一対
の可動フレ−ム21a、22aと、該可動フレ−ム21
a、22aを固定フレ−ム1aに対して回動自在にしう
べくなした可動フレ−ム駆動体3aと、該ロ−ラ11
a、12a、211a、221aに巻回して架設された
コンベアベルト4aと、該固定フレ−ムの側部に配設さ
れて被搬送物S1を切断するロ−タリカッタ−5aによ
り構成されている。次に、本実施例の作用については、
コンベアベルト4aをロ−ラ211aの下部から上部、
ロ−ラ11aの上部から下部、ロ−ラ221aの下部か
ら上部、ロ−ラ12aの下部から上部の順序に巻回し、
ロ−ラ211aの下部にもどしてエンドレスに形成し、
可動フレ−ム21aにおける二枚のコンベアベルト4a
の上下関係を可動フレ−ム22aにおいて逆転させると
ともに、可動フレ−ム駆動体3aにより、一対の可動フ
レ−ム21a、22aの固定フレ−ム1aに対する角度
α1、α2を常に等しく形成して、コンベアベルト4a
の固定フレ−ム1aに対する搬送角度を調節することに
より、コンベアベルト4aによる被搬送物S1をロ−タ
リカッタ−5aにより所望の角度βで容易に斜め切りす
ることが可能となる。なお、コンベアベルト4aの駆動
体の位置は特に明記しなかったが、たとえば固定フレ−
ム1aのロ−ラ11a、12aの部分もしくはコンベア
ベルト4aの途中の部分等に設けてもよい。
【0007】図2を利用して第二実施例を説明する。ま
ず、本実施例の搬送角度可変コンベア装置H2の構成に
ついては、第一実施例と同様であって、一対のロ−ラ1
1b、12bを配設した固定フレ−ム1bと、一対のロ
−ラ11b、12bを配設した固定フレ−ム1bと、ロ
−ラ211b、221bを配設した一対の可動フレ−ム
21b、22bと、該可動フレ−ム21b、22bを固
定フレ−ム1bに対して回動自在にしうべくなした可動
フレ−ム駆動体3bと、該ロ−ラ11b、12b、21
1b、221bに巻回して架設されたコンベアベルト4
bと、該固定フレ−ムの側部に配設されて被搬送物S2
を切断するロ−タリカッタ−5bにより構成されてい
る。このようにしてなる本実施例の作用については、コ
ンベアベルト4bをロ−ラ211bの下部から上部、ロ
−ラ12bの下部から上部、ロ−ラ221bの上部から
下部、ロ−ラ11bの下部から上部の順序に巻回し、ロ
−ラ211bにもどしてエンドレスに形成し、可動フレ
−ム21bと可動フレ−ム22bにおける二枚のコンベ
アベルト4bの上下関係を同一に保っており、このほか
と、可動フレ−ム駆動体3b、被搬送物S2に対するロ
−タリ−カツタ−5bの作用等については第一実施例と
同様であるので省略する。
ず、本実施例の搬送角度可変コンベア装置H2の構成に
ついては、第一実施例と同様であって、一対のロ−ラ1
1b、12bを配設した固定フレ−ム1bと、一対のロ
−ラ11b、12bを配設した固定フレ−ム1bと、ロ
−ラ211b、221bを配設した一対の可動フレ−ム
21b、22bと、該可動フレ−ム21b、22bを固
定フレ−ム1bに対して回動自在にしうべくなした可動
フレ−ム駆動体3bと、該ロ−ラ11b、12b、21
1b、221bに巻回して架設されたコンベアベルト4
bと、該固定フレ−ムの側部に配設されて被搬送物S2
を切断するロ−タリカッタ−5bにより構成されてい
る。このようにしてなる本実施例の作用については、コ
ンベアベルト4bをロ−ラ211bの下部から上部、ロ
−ラ12bの下部から上部、ロ−ラ221bの上部から
下部、ロ−ラ11bの下部から上部の順序に巻回し、ロ
−ラ211bにもどしてエンドレスに形成し、可動フレ
−ム21bと可動フレ−ム22bにおける二枚のコンベ
アベルト4bの上下関係を同一に保っており、このほか
と、可動フレ−ム駆動体3b、被搬送物S2に対するロ
−タリ−カツタ−5bの作用等については第一実施例と
同様であるので省略する。
【0008】図3ないし図5を利用して第三実施例を説
明する。まず、本実施例の搬送角度可変コンベア装置H
3の構成については、所定角度θ1をなす一対のロ−ラ
11c、12cが固定フレ−ム1cに配設され、また、
所定角度θ2をなす一対のロ−ラ21c、22cが可動
フレ−ム2cに配設されているほかは第一実施例と同様
であり、また、本実施例の作用については、コンベアベ
ルト4cをロ−ラ11cの上部から下部、ロ−ラ12c
の下部から上部、ロ−ラ22cの上部から下部、ロ−ラ
21cの下部から上部の順序で巻回し、ロ−ラ11cに
もどしてエンドレスに形成しているほか、可動フレ−ム
駆動体3c、被搬送物S3に対するロ−タリ−カッタ−
5cの作用等については第一実施例と同様であるので省
略する。
明する。まず、本実施例の搬送角度可変コンベア装置H
3の構成については、所定角度θ1をなす一対のロ−ラ
11c、12cが固定フレ−ム1cに配設され、また、
所定角度θ2をなす一対のロ−ラ21c、22cが可動
フレ−ム2cに配設されているほかは第一実施例と同様
であり、また、本実施例の作用については、コンベアベ
ルト4cをロ−ラ11cの上部から下部、ロ−ラ12c
の下部から上部、ロ−ラ22cの上部から下部、ロ−ラ
21cの下部から上部の順序で巻回し、ロ−ラ11cに
もどしてエンドレスに形成しているほか、可動フレ−ム
駆動体3c、被搬送物S3に対するロ−タリ−カッタ−
5cの作用等については第一実施例と同様であるので省
略する。
【0009】図6および図8を利用して第四実施例を説
明する。まず、本実施例の搬送角度可変コンベア装置H
4の構成については、固定フレ−ム1dの両端に一対の
ロ−ラ11d、12dが並行して配設されており、該固
定フレ−ム1dの中間に、一対のロ−ラ21d、22d
を両端に配設し該ロ−ラ11d、12dと45度をなす
一対のロ−ラ23d、24dを中央に配設した可動フレ
−ム2dが設けられていて、該二対のロ−ラ11d、1
2d、及び21d、22d間にコンベアベルト4dが架
設され、かつ、可動フレ−ム駆動体3dにより可動フレ
−ム2dが固定フレ−ムに対して任意の角度に調整しう
るように形成されており、ロ−タリカツタ−5dはロ−
ラ23dと24d間に設置してロ−ラ11dからの被搬
送物S4を切断した後、ロ−ラ12dに搬送しうるよう
になつている。
明する。まず、本実施例の搬送角度可変コンベア装置H
4の構成については、固定フレ−ム1dの両端に一対の
ロ−ラ11d、12dが並行して配設されており、該固
定フレ−ム1dの中間に、一対のロ−ラ21d、22d
を両端に配設し該ロ−ラ11d、12dと45度をなす
一対のロ−ラ23d、24dを中央に配設した可動フレ
−ム2dが設けられていて、該二対のロ−ラ11d、1
2d、及び21d、22d間にコンベアベルト4dが架
設され、かつ、可動フレ−ム駆動体3dにより可動フレ
−ム2dが固定フレ−ムに対して任意の角度に調整しう
るように形成されており、ロ−タリカツタ−5dはロ−
ラ23dと24d間に設置してロ−ラ11dからの被搬
送物S4を切断した後、ロ−ラ12dに搬送しうるよう
になつている。
【0010】なお、前記第一実施例では、固定フレ−ム
に一対のロ−ラを配設したが、ロ−ラを一つとしてコン
ベアベルトの上下二枚を重ねて巻回してもよいなど、本
発明に係わる各構成要素の形状、大きさ、材質および作
動方法ならびに被搬送物等は、前記した目的、作用およ
び後記する発明の効果が達成される範囲内においてそれ
ぞれ任意に定められてよく、これらの変更はいずれも本
発明の要旨を何ら変更するものでないことは申すまでも
ない。
に一対のロ−ラを配設したが、ロ−ラを一つとしてコン
ベアベルトの上下二枚を重ねて巻回してもよいなど、本
発明に係わる各構成要素の形状、大きさ、材質および作
動方法ならびに被搬送物等は、前記した目的、作用およ
び後記する発明の効果が達成される範囲内においてそれ
ぞれ任意に定められてよく、これらの変更はいずれも本
発明の要旨を何ら変更するものでないことは申すまでも
ない。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回動自在に配設
し、該両フレ−ムのロ−ラにコンベアベルトを巻回して
架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対する搬送
角度を任意に調整することにより、コンベアによる被搬
送物を所望の角度で斜めに切断することができて、切り
口の体裁を良好にすることが可能となる。また、前記固
定フレ−ムに対する一対の可動フレ−ムのなす角度を常
に等しく形成し、かつ、固定フレ−ムの一対のロ−ラに
より、一方の可動フレ−ムにおける二枚のコンベアベル
トの上下関係を他方の可動フレ−ムにおいて逆転しする
ように形成することにより、可動フレ−ムのロ−ラをコ
ンベアベルトに対して直角方向に駆動しうるので、コン
ベア装置の効率向上をはかることが可能となる。さら
に、前記一対の可動フレ−ムにおいて二枚のコンベアベ
ルトの上下関係を同一に保つように形成することによ
り、コンベア装置を重ねて、上部のコンベア装置により
下部のコンベア装置の被搬送物を押さえることができ
て、切断作業を一層容易にして作業効率を向上すること
が可能となる。また、前記可動フレ−ムと固定フレ−ム
の各一対のロ−ラのなす角度の和をほぼ180度に形成
し、かつ、該各ロ−ラにより一枚のコンベアベルトを折
り返して巻回しうべく形成することにより、コンベア装
置を大型化することができて、切断作業の効率を一層向
上することが可能となる。さらに、前記固定フレ−ムの
両端に一対のロ−ラを配設して、該固定フレ−ムの中間
に、一対のロ−ラを両端に配設し該ロ−ラに対してほぼ
45度をなす他の一対のロ−ラを中央部に配設した可動
フレ−ムを設けて、該可動フレ−ムのロ−ラにより二枚
のコンベアベルトの上部一枚を折り返して巻回しうべく
形成し、ロ−タリ−カツタ−を可動フレ−ムの一対のロ
−ラ間に挟設することにより、切断した被搬送物をその
ままコンベアベルトに載置して搬送することができて、
切断作業の効率を一層向上することが可能となる。以上
説明したように、本発明は、独特の効果を奏し、まこと
に実用的で優れた発明である。
可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回動自在に配設
し、該両フレ−ムのロ−ラにコンベアベルトを巻回して
架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ムに対する搬送
角度を任意に調整することにより、コンベアによる被搬
送物を所望の角度で斜めに切断することができて、切り
口の体裁を良好にすることが可能となる。また、前記固
定フレ−ムに対する一対の可動フレ−ムのなす角度を常
に等しく形成し、かつ、固定フレ−ムの一対のロ−ラに
より、一方の可動フレ−ムにおける二枚のコンベアベル
トの上下関係を他方の可動フレ−ムにおいて逆転しする
ように形成することにより、可動フレ−ムのロ−ラをコ
ンベアベルトに対して直角方向に駆動しうるので、コン
ベア装置の効率向上をはかることが可能となる。さら
に、前記一対の可動フレ−ムにおいて二枚のコンベアベ
ルトの上下関係を同一に保つように形成することによ
り、コンベア装置を重ねて、上部のコンベア装置により
下部のコンベア装置の被搬送物を押さえることができ
て、切断作業を一層容易にして作業効率を向上すること
が可能となる。また、前記可動フレ−ムと固定フレ−ム
の各一対のロ−ラのなす角度の和をほぼ180度に形成
し、かつ、該各ロ−ラにより一枚のコンベアベルトを折
り返して巻回しうべく形成することにより、コンベア装
置を大型化することができて、切断作業の効率を一層向
上することが可能となる。さらに、前記固定フレ−ムの
両端に一対のロ−ラを配設して、該固定フレ−ムの中間
に、一対のロ−ラを両端に配設し該ロ−ラに対してほぼ
45度をなす他の一対のロ−ラを中央部に配設した可動
フレ−ムを設けて、該可動フレ−ムのロ−ラにより二枚
のコンベアベルトの上部一枚を折り返して巻回しうべく
形成し、ロ−タリ−カツタ−を可動フレ−ムの一対のロ
−ラ間に挟設することにより、切断した被搬送物をその
ままコンベアベルトに載置して搬送することができて、
切断作業の効率を一層向上することが可能となる。以上
説明したように、本発明は、独特の効果を奏し、まこと
に実用的で優れた発明である。
【図1】本発明の第一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第二実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第三実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の第三実施例を示す側面図である。
【図5】本発明の第三実施例の作動状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第四実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の第四実施例のフレ−ム要部を示す斜視
図である。
図である。
【図8】本発明の第四実施例の作動状態を示す平面図で
ある。
ある。
1a 固定フレ−ム 1b 固定フレ−ム 1c 固定フレ−ム 1d 固定フレ−ム 11a ロ−ラ 11b ロ−ラ 11c ロ−ラ 11d ロ−ラ 12a ロ−ラ 12b ロ−ラ 12c ロ−ラ 12d ロ−ラ 2c 可動フレ−ム 2d 可動フレ−ム 21a 可動フレ−ム 21b 可動フレ−ム 21c ロ−ラ 21d ロ−ラ 211a ロ−ラ 211b ロ−ラ 22a 可動フレ−ム 22b 可動フレ−ム 22c ロ−ラ 22d ロ−ラ 221a ロ−ラ 221b ロ−ラ 23d ロ−ラ 24d ロ−ラ 3a 可動フレ−ム駆動体 3b 可動フレ−ム駆動体 3c 可動フレ−ム駆動体 3d 可動フレ−ム駆動体 4a コンベアベルト 4b コンベアベルト 4c コンベアベルト 4d コンベアベルト 5a ロ−タリ−カッタ− 5b ロ−タリ−カツタ− 5c ロ−タリ−カッタ− 5d ロ−タリ−カツタ− H1 搬送角度可変コンベア装置 H2 搬送角度可変コンベア装置 H3 搬送角度可変コンベア装置 H4 搬送角度可変コンベア装置 S1 被搬送物 S2 被搬送物 S3 被搬送物 S4 被搬送物
Claims (5)
- 【請求項1】 可動フレ−ムを固定フレ−ムに対して回
動自在に配設し、該両フレ−ムのロ−ラにコンベアベル
トを巻回して架設し、該コンベアベルトの固定フレ−ム
に対する搬送角度を任意に調整して、コンベアベルトの
側面に配設したロ−タリ−カッタ−により、コンベアベ
ルトによる被搬送物を所望の角度で斜めに切断しうべく
形成したることを特徴とする搬送角度可変コンベア装
置。 - 【請求項2】 固定フレ−ムに対する一対の可動フレ−
ムのなす角度を常に等しく形成し、かつ、固定フレ−ム
の一対のロ−ラにより、一方の可動フレ−ムのロ−ラに
巻回した上下二枚のコンベアベルトを折り返し、上下関
係を逆転して他方の可動フレ−ムのロ−ラに巻回しうべ
く形成された請求項1記載の搬送角度可変コンベア装
置。 - 【請求項3】 固定フレ−ムに対する一対の可動フレ−
ムのなす角度を常に等しく形成し、かつ、固定フレ−ム
の一対のロ−ラにより、一方の可動フレ−ムのロ−ラに
巻回した上下二枚のコンベアベルトを折り返し、かつ、
上下関係を同一に保って他方の可動フレ−ムのロ−ラに
巻回しうべく形成された請求項1記載の搬送角度可変コ
ンベア装置。 - 【請求項4】 可動フレ−ムと固定フレ−ムの各一対の
ロ−ラのなす角度の和をほぼ180度に形成し、かつ、
該各ロ−ラにより一枚のコンベアベルトを折り返して巻
回しうべく形成された請求項1記載の搬送角度可変コン
ベア装置。 - 【請求項5】 一対のロ−ラを両端に配設した固定フレ
−ムの中間に、一対のロ−ラと該ロ−ラに対して所定角
度をなす他の一対のロ−ラを配設した可動フレ−ムを設
けて、固定フレ−ムの一対のロ−ラを巻回する二枚のコ
ンベアベルトの上部一枚を可動フレ−ムの二対のロ−ラ
において折り返して巻回しうべく形成された請求項1記
載の搬送角度可変コンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23772692A JPH0664740A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 搬送角度可変コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23772692A JPH0664740A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 搬送角度可変コンベア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664740A true JPH0664740A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17019584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23772692A Pending JPH0664740A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 搬送角度可変コンベア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0664740A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008026068A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Seiko Instruments Inc | 薄切片作製装置 |
JP2010167526A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Emura Tekkosho:Kk | フードスライサー |
JP2017503672A (ja) * | 2013-11-29 | 2017-02-02 | マレル エー/エス | 食品製品を切断してより小さい食品製品にする切断機及び方法 |
CN107651386A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-02-02 | 福建工程学院 | 一种多角度调节皮带转弯机 |
CN111099302A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-05 | 安徽芜湖宝丰输送机械有限公司 | 一种可直线式与折线式输送切换的带式输送装置 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP23772692A patent/JPH0664740A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008026068A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Seiko Instruments Inc | 薄切片作製装置 |
JP2010167526A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Emura Tekkosho:Kk | フードスライサー |
JP2017503672A (ja) * | 2013-11-29 | 2017-02-02 | マレル エー/エス | 食品製品を切断してより小さい食品製品にする切断機及び方法 |
CN107651386A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-02-02 | 福建工程学院 | 一种多角度调节皮带转弯机 |
CN107651386B (zh) * | 2017-10-23 | 2023-05-30 | 福建工程学院 | 一种多角度调节皮带转弯机 |
CN111099302A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-05 | 安徽芜湖宝丰输送机械有限公司 | 一种可直线式与折线式输送切换的带式输送装置 |
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