JPH0534554Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534554Y2
JPH0534554Y2 JP1990116968U JP11696890U JPH0534554Y2 JP H0534554 Y2 JPH0534554 Y2 JP H0534554Y2 JP 1990116968 U JP1990116968 U JP 1990116968U JP 11696890 U JP11696890 U JP 11696890U JP H0534554 Y2 JPH0534554 Y2 JP H0534554Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
short fiber
meat
fiber block
block meat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990116968U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0474990U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1990116968U priority Critical patent/JPH0534554Y2/ja
Publication of JPH0474990U publication Critical patent/JPH0474990U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534554Y2 publication Critical patent/JPH0534554Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カニ肉様練製品製造装置における短
繊維ブロツク肉の方向変更装置に関する。
(従来の技術) 従来、カニ肉様練製品製造装置においてカニ肉
様練製品を製造するときは、まず、帯状肉を細断
手段で麺線状に切込んで細断帯状肉を形成した
後、複数枚の細断帯状肉を積層したり、あるいは
一枚の広幅の広幅細断帯状肉を一端又は両端から
巻き込んで結束帯状肉を形成し、次にこの結果帯
状肉を繊維方向に対して斜めに切断して短繊維ブ
ロツク肉を形成すると共に、この短繊維ブロツク
肉を切断面が側面になるように並び替え、次に、
これを一定長に切断して行なつている。
そして、前記製造方法において、短繊維ブロツ
ク肉を切断面が側面になるように並び替えるとき
は、例えば、実公昭2−75号公報に記載された短
繊維ブロツク肉の方向変更装置を使用している。
この従来装置は、斜断部で繊維方向に対して傾
斜する方向に切断された短繊維ブロツク肉を繊維
方向に搬送するローラコンベアと、該ローラコン
ベアの終端部に設けられ、かつ、短繊維ブロツク
肉の切断面と平行になるように形成された変向コ
ンベアとから構成され、ローラコンベアで搬送さ
れてきた短繊維ブロツク肉を変向コンベアに移し
替えることにより短繊維ブロツク肉の方向変換を
行なうものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の方向変更装置は、短繊維
ブロツク肉をその切断面が側面になるように並び
替えるのに短繊維ブロツク肉の搬送方向を繊維方
向と交差する方向に変更することにより行なつて
いるので、短繊維ブロツク肉の搬送スピードをあ
まり上げることができず、これが製造ライン全体
の処理能力アツプを阻害する要因となつていた。
本考案は、上述のような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的とするところ
は、高速処理が可能で製造ライン全体の処理能力
アツプに十分対応できるカニ肉様練製品製造装置
における短繊維ブロツク肉の方向変更装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案の短繊維ブ
ロツク肉の方向変更装置では、斜めに傾斜した短
繊維ブロツク肉をその繊維方向に搬送する横送り
コンベアと;該横送りコンベアから搬送されてき
た短繊維ブロツク肉を受取ると共に前記横送りコ
ンベアと同方向に搬送する受取りコンベアと;横
送りコンベアの終端部から受取りコンベアの始端
部に掛けて設けられ、かつ、搬送中の短繊維ブロ
ツク肉の後半部の下端前面部に接触面側の側面が
当接して該後半部を受取りコンベアの中心線近傍
まで案内するガイドコンベアと;を備え、かつ、
前記受取りコンベアの搬送速度を、前記ガイドコ
ンベアの搬送速度より早くなるように形成させた
構成とした。
(作用) 本考案の短繊維ブロツク肉の方向変更装置で
は、上述のように構成されるので、横送りコンベ
アで搬送される斜傾斜状態の短繊維ブロツク肉
は、同コンベアの終端部でその後半部の下端側面
部がガイドコンベアの接触面側の側面と当接する
と共に前半部は受取りコンベアに移行されるが、
受取りコンベアの搬送速度がガイドコンベアの搬
送速度より速くなるように形成されると共にガイ
ドコンベアが短繊維ブロツク肉の後半部を受取り
コンベアの中心線近傍まで案内するように形成さ
れているため、短繊維ブロツク肉に回転力が働い
て斜め向きの状態から横向きに近い状態に短繊維
ブロツク肉の向きが変更されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
まず、実施例の構成を説明する。
この実施例のカニ肉様練製品製造装置における
短繊維ブロツク肉の方向変更装置Aは、第1図に
示すように、横送りコンベア1と受取りコンベア
2とガイドコンベア3とを主要な構成としてい
る。
前記横送りコンベア1は、ベルトコンベア4a
の後端にローラコンベア4bを連接して形成した
受渡しコンベア4上を搬送されてきた結束帯状肉
5をカツター6でその繊維方向に対して約45度傾
斜させて切断した斜傾斜状の短繊維ブロツク肉7
を繊維方向に搬送するためのもので、短繊維ブロ
ツク肉7を前記受渡しコンベア4による搬送速度
よりも速い速度で繊維方向に搬送するローラコン
ベア8で構成され、かつ、該ローラコンベア8の
始端は前記ローラコンベア4bの終端に、カツタ
ー通過間隙9を保持して対向する階段形状に形成
されている。尚、前記結束帯状肉5は従来から公
知の方法で製造されるもので、例えば、並列状態
で連続搬送される複数枚の帯状肉を一対の細断カ
ツター等の細断手段により麺線状に切込んで形成
した複数枚の細断帯状肉を積層させて形成する
か、あるいは一枚の広幅の帯状肉を前記細断手段
で麺線状に切込んで形成した広幅細断帯状肉を一
側又は両側から巻き込んで形成するものである。
前記受取りコンベア2は、横送りコンベア1か
ら搬送されてきた短繊維ブロツク肉7を搬送速度
差で前後方向に引つ張つて短繊維ブロツク肉7が
搬送方向に沿うようにするためのコンベアで、本
実施例では繊維方向に移動するベルトコンベア1
0で形成され、かつその搬送速度は横送りコンベ
ア1およびガイドコンベア3より速くなるように
設定されている。
前記ガイドコンベア3は、横送りコンベア1か
ら搬送されてきた短繊維ブロツク肉7の後半部7
aの下端前面部7bに当接してこれを受取りコン
ベア2の中心線a近傍まで案内するためのもの
で、本実施例では横送りコンベア1の終端部一側
に従動プーリ11を設けると共に、受取りコンベ
ア2の始端部一側に駆動プーリ12を設け、両プ
ーリ11,12間に丸ベルト13を掛け渡すこと
により構成している。尚、前記駆動プーリ12は
従動プーリ11より前記中心線a寄りに配置さ
れ、丸ベルト13が搬送方向に向かつて次第に前
記中心線a側に傾斜するように形成されている。
又、前記駆動プーリ12はモータ(図示せず)に
より強制駆動され前記丸ベルト13の接触面側1
3aが短繊維ブロツク肉7の搬送方向に向かつて
回動するように形成している。そして、該ガイド
コンベア3の搬送速度は横送りコンベア1の搬送
速度と同一か、あるいはガイドコンベア3の搬送
速度の方が速くなるように形成して、後続の短繊
維ブロツク肉7が前方側の短繊維ブロツク肉7に
衝突しないようにしている。尚、13bは丸ベル
ト13の接触面側13aの側面である。
尚、14はカツタ駆動用モータ、15は前記受
取りコンベア2から移送された短繊維ブロツク肉
7を一連に連接する連接コンベア、16,16は
該連接コンベア15上に設けられた一対の対向ベ
ルトであり、対向間隔を次第に幅狭くした受入れ
部16aに引き続いて対向間隔が短繊維ブロツク
肉7の幅とほぼ同一に形成された挟持部16bが
設けられている。対向コンベア16,16の移行
速度は連接コンベア15の移行速度より遅く設定
され、又、連接コンベア15の上面は水で濡らし
た状態にしてスリツプし易くしている。したがつ
て、前記受取りコンベア2から移送されてきた短
繊維ブロツク肉7は連接コンベア15上を移行し
て対向コンベア16,16の受入れ部16aを経
て挟持部16bに受入れられると短繊維ブロツク
肉7は連接コンベア15との間でスリツプを生じ
ながら対向ベルト16,16の移行速度で搬送さ
れることになり、これに伴い後から搬送されてく
る短繊維ブロツク肉7との間隔が詰められていき
次第に短繊維ブロツク肉7が一連に連接されてい
くことになる。17は短繊維ブロツク肉7が一連
に連接された連接ブロツク18を包装する包装機
である。
次に本実施例の作用を説明する。
本実施例のカニ肉用練製品製造装置における短
繊維ブロツク肉の方向変更装置Aにあつては、上
述のように構成されるので、横送りコンベア1で
搬送される斜傾斜状の短繊維ブロツク肉7は、同
コンベア1の終端部で後半部7aの下端前面部7
bがガイドコンベア3の接触面側13aの側面1
3bに当接すると同時に前半部7cは受取りコン
ベア2に移行される。このように前半部7cが受
取りコンベア2に移行された短繊維ブロツク肉7
は、受取りコンベア2の方がガイドコンベア3よ
りその搬送速度が大きく形成されると共にガイド
コンベア3が短繊維ブロツク肉7の後半部7aを
受取りコンベア2の中心線a近傍まで案内するよ
うに形成されているから、その搬送速度差により
短繊維ブロツク肉7は下端前面部7bを支点とし
て徐々に回転して行き、そしてガイドコンベア3
から下端前面部7bが離脱した時点で横向きに近
い状態に並び替えられるものである。このように
して切断面が側面になるように並び替えられた短
繊維ブロツク肉7は、次の連接コンベア15に移
行され、そこで一連に連接され、さらにフイルム
包装された後、一定寸法に切断されてカニ肉様練
製品とされるものである。
したがつて、本実施例のカニ肉様練製品製造装
置における製品方向変更装置Aにあつては、短繊
維ブロツク肉7をこの搬送方向を変更することな
く並び替えることができるので、その方向変更処
理のスピードアツプを図ることができて製造ライ
ンの処理能力アツプに十分対応できるようにな
る。
以上、本考案の実施例を図面に基づいて詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限定され
るものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲
における設計変更等があつても本考案に含まれ
る。
例えば、実施例ではガイドコンベアとして丸ベ
ルトを使用したが、これに限定されるものではな
い。
又、実施例では、短繊維ブロツク肉7を繊維方
向に対して約45度傾斜させて切断したことから、
短繊維ブロツク肉の変更角度も約45度としている
が、この角度に限定はない。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案のカニ肉様練製
品製造装置における短繊維ブロツク肉の方向変更
装置にあつては、横送りコンベアの終端部から受
取りコンベアの始端部に掛けて、搬送中の短繊維
ブロツク肉の後半部の下端部前面部に接触面側の
側面が当接して短繊維ブロツク肉の後半部を受取
りコンベアの中心線近傍まで案内するガイドコン
ベアを設けると共に受取りコンベアの搬送速度を
ガイドコンベアより速く形成させた構成としたの
で、短繊維ブロツク肉7をその搬送方向を変更す
ることなく同一線上で並び替えることができる。
したがつて、短繊維ブロツク肉の方向変更処理の
スピードアツプを図ることができて製造ラインの
処理能力アツプに十分対応できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のカニ肉様練製品製造装
置における短繊維ブロツク肉の方向変更装置を示
す平面図である。 A……短繊維ブロツク肉の方向変更装置、1…
…横送りコンベア、2……受取りコンベア、3…
…ガイドコンベア、7……短繊維ブロツク肉、7
a……短繊維ブロツク肉の後半部、7b……短繊
維ブロツク肉の下端前面部、13a……ガイドコ
ンベアの接触面側、13b……ガイドコンベアの
接触面側の側面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 斜めに傾斜した短繊維ブロツク肉をその繊維方
    向に搬送する横送りコンベアと;該横送りコンベ
    アから搬送されてきた短繊維ブロツク肉を受取る
    と共に前記横送りコンベアと同方向に搬送する受
    取りコンベアと;横送りコンベアの終端部から受
    取りコンベアの始端部に掛けて設けられ、かつ、
    搬送中の短繊維ブロツク肉の後半部の下端前面部
    に接触面側の側面が当接して該後半部を受取りコ
    ンベアの中心線近傍まで案内するガイドコンベア
    と;を備え、 前記受取りコンベアの搬送速度は、前記ガイド
    コンベアの搬送速度より早くなるように形成され
    ていることを特徴とするカニ肉様練製品製造装置
    における短繊維ブロツク肉の方向変更装置。
JP1990116968U 1990-11-06 1990-11-06 Expired - Lifetime JPH0534554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990116968U JPH0534554Y2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990116968U JPH0534554Y2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0474990U JPH0474990U (ja) 1992-06-30
JPH0534554Y2 true JPH0534554Y2 (ja) 1993-09-01

Family

ID=31864830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990116968U Expired - Lifetime JPH0534554Y2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534554Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0474990U (ja) 1992-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0427324B1 (en) Method and device for conveying material strip portions cut from a material strip
US4240336A (en) Bag making machine
JPH0534554Y2 (ja)
KR100633976B1 (ko) 평탄한 제품 섹션을 이송하기 위한 장치
US5358234A (en) Conveyor device for changing the direction of sheets of wrapping material
US5871796A (en) Method and apparatus for forming a continuous dough strip of a constant width
JP2001039578A (ja) 印刷用紙を収集加工する搬送装置
GB2143793A (en) Angled conveyor belt device
JPH0121937B2 (ja)
JP3798104B2 (ja) 複式麺線切出し装置
JPH0275Y2 (ja)
CN215149596U (zh) 切纸机
JPH0716383B2 (ja) 連続成型練製品の切断機
JPS6035599Y2 (ja) 包装用仕切り素材の溝かす取り装置
JPS6230952Y2 (ja)
JP3016252U (ja) 農作物用切断機
JPH03164126A (ja) 麺帯からの麺線切り出し装置
JPH0443031Y2 (ja)
JP3398789B2 (ja) 結球野菜収穫装置
JP2618329B2 (ja) 鉄線切断装置
JP3021926U (ja) 麺玉製造装置
JPH0733238A (ja) 整列コンベア装置
JPS6332443A (ja) 魚体処理装置
JPH07213216A (ja) 生地シートの積層装置
JPS6114789B2 (ja)