JPH0733238A - 整列コンベア装置 - Google Patents

整列コンベア装置

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Publication number
JPH0733238A
JPH0733238A JP20096493A JP20096493A JPH0733238A JP H0733238 A JPH0733238 A JP H0733238A JP 20096493 A JP20096493 A JP 20096493A JP 20096493 A JP20096493 A JP 20096493A JP H0733238 A JPH0733238 A JP H0733238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valley
products
burdock
speed side
belt conveyors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20096493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nishioka
賢治 西岡
Shunji Sonoda
俊司 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
Original Assignee
YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
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Publication date
Application filed by YANAGYA KK, Yanagiya Co Ltd filed Critical YANAGYA KK
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Publication of JPH0733238A publication Critical patent/JPH0733238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランダムに供給された製品を、人手を要する
ことなく、1個ずつに分離整列させると共に、その製品
の向きを一定方向に揃えることができるようにした整列
コンベア装置を提供する。 【構成】 移行速度の異なる2個のベルトコンベア1,
2を備え、両ベルトコンベアが、内側縁に向けて下り傾
斜した搬送面10,20によって谷状搬送面3を形成す
るように平行に隣接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般製品や加工食品等
を、1個ずつに分離整列させるためと方向を揃えるため
の整列コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製造装置からの製品(例えば、カ
ニ肉様練り製品や平天ぷら、竹輪等)を所定の場所に1
個ずつに分離して搬送する場合、製品をランダム状態で
ベルトコンベアに載せ、その搬送途中で人手により製品
を1個ずつに分離整列させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、製品をベルトコンベア上で、人手により1個ず
つに分離整列させるものでは、その作業に労力を要し、
作業能率が悪いし、省人力が達成できないという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たもので、ランダムに供給された製品を、人手を要する
ことなく、1個ずつに分離整列させると共に、その製品
の向きを一定方向に揃えることができるようにした整列
コンベア装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の整列コンベア装置は、移行速度の異なる
2個のベルトコンベアを備え、両ベルトコンベアが、内
側縁に向けて下り傾斜した搬送面によって谷状搬送面を
形成するように平行に隣接されている。
【0006】
【作用】本発明の整列コンベア装置は、移行速度の異な
る2個のベルトコンベアによって谷状搬送面が形成され
ているため、製品は、この谷状搬送面の谷底に集まる状
態で載置される。
【0007】従って、この谷状搬送面にランダムに供給
された製品は、当初は、谷状搬送面の谷底部で重なりあ
った状態に載置されたとしても、両ベルトコンベアの移
行速度の差によって製品同士の重なりあいにバラケが生
じ、1個ずつに分離整列していく。
【0008】又、製品形状が長方形や棒状のものにあっ
ては、その長手方向を搬送方向に向けるように方向規制
された状態で搬送されるため、製品の向きを一定方向に
揃えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。尚、この実施例では、魚肉練り食品(例えば、角天
ぷら、ゴボウてんぷら)を搬送対象の製品とした整列コ
ンベア装置を例にとって説明する。図1は実施例の整列
コンベア装置を示す断面図である。
【0010】この整列コンベア装置は、高速側ベルトコ
ンベア1と低速側ベルトコンベア2との移行速度の異な
る2個のベルトコンベアを備え、この両ベルトコンベア
1,2が、内側縁に向けて下り傾斜した搬送面10,2
0によって谷状搬送面3を形成するように平行に隣接さ
れている。本実施例では、前記搬送面10,20をその
搬送面同士の傾斜方向に引いた交点を通る垂線に対し略
45度ずつ傾斜させており、前記谷状搬送面3の凹部頂
点が略直角となるように設定しているが、この垂線に対
する搬送面10,20のそれぞれの傾斜角度や凹部頂点
の角度等は、製品によって最良の状態となるように適宜
設定する。
【0011】前記高速側ベルトコンベア1は、図1及び
図2に示すように、モータ18に接続された駆動側ロー
ラ11と従動側ローラ12との間に平ベルト13が掛け
回されたもので、その外側縁の側で支持フレーム14に
よって片持ち状態に支持されている。又、前記平ベルト
13の裏面中央には突条15が形成され、他方、駆動側
ローラ11と従動側ローラ12、および支持プレート1
6にガイド溝17が形成され、このガイド溝17に前記
突条15が嵌合して、平ベルト13の蛇行が防止されて
いる。又、前記平ベルト13には、摩擦抵抗の大きな樹
脂製のベルトが用いられている。
【0012】尚、低速側ベルトコンベア2は、前記高速
側ベルトコンベア1よりも、その移行速度が低速である
だけで、構造は高速側ベルトコンベア1と同様であるた
め、その説明は省略する。
【0013】次に、搬送対象となる製品をゴボウてんぷ
ら(ゴボウ天と略称する)とした例で、実施例の作用を
図3及び図4により説明する。本実施例では、高速側ベ
ルトコンベア1の搬送速度を800mm/secに設定
し、また、低速側ベルトコンベア2の搬送速度を100
mm/secに設定した。尚、各搬送速度は、製品の状
態や搬送面の角度、摩擦抵抗等の組合せにより最適状態
に調整して使用することになる。
【0014】この整列コンベア装置は、高速側ベルトコ
ンベア1と低速側ベルトコンベア2との移行速度の異な
る2個のベルトコンベアによって谷状搬送面3が形成さ
れているため、ゴボウ天A1,A2は、この谷状搬送面
3の谷底に集まる状態で載置される。
【0015】そして、この谷状搬送面3にランダムに供
給されたゴボウ天A1,A2が、図3に示すように、当
初は、谷状搬送面3の谷底部で重なりあって載置され、
この場合高低速両側に接したり、高速側のみ、あるいは
低速側のみに接した状態となっているが、両ベルトコン
ベア1,2の移行速度の差によって高速側に接した方が
低速側に接した方より速く進行するため、ゴボウ天A
1,A2同士の重なりあいにバラケが生じ、1個ずつに
分離整列していく。尚、図中に記入した一点鎖線はゴボ
ウ天A1,A2の重なり具合を正面から見た状態を示す
ためのものである。
【0016】又、製品形状が棒状のゴボウ天Aにあって
は、図4に示すように、このゴボウ天Aが当初は、その
長手方向を搬送方向と直交する状態に載置されたとして
も、そのゴボウ天の一方側は高速側に接すると共に他方
側は低速側に接することになるので、両ベルトコンベア
1,2の移行速度の差によって、その長手方向を搬送方
向に向けるように方向規制された状態で搬送され、ゴボ
ウ天Aの向きを一定方向に揃えることができる。
【0017】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。例えば、搬送対象の製品としては、魚肉練り食品
(例えば、天ぷら、ゴボウてんぷら、カニ棒、竹輪等)
のほか、その他の加工食品、菓子、一般製品等であって
もよい。
【0018】又、両ベルトコンベアの速度差や谷状搬送
面の角度は、搬送対象の製品との摩擦抵抗等を勘案し
て、適宜に設定することになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の整列コン
ベア装置にあっては、移行速度の異なる2個のベルトコ
ンベアによって谷状搬送面を形成したので、ランダムに
供給された製品を、1個ずつに分離整列させると共に、
その製品の向きを一定に揃えることができる。従って、
作業に人手を要することがなくなり、省人化が達成でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の整列コンベア装置を示す断面図であ
る。
【図2】実施例の整列コンベア装置を構成する高速側ベ
ルトコンベアの平面図である。
【図3】実施例の作用を説明する平面図である。
【図4】実施例の作用を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 高速側ベルトコンベア 10 搬送面 2 低速側ベルトコンベア 20 搬送面 3 谷状搬送面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移行速度の異なる2個のベルトコンベア
    を備え、 両ベルトコンベアが、内側縁に向けて下り傾斜した搬送
    面によって谷状搬送面を形成するように平行に隣接され
    ていることを特徴とした整列コンベア装置。
JP20096493A 1993-07-20 1993-07-20 整列コンベア装置 Pending JPH0733238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20096493A JPH0733238A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 整列コンベア装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP20096493A JPH0733238A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 整列コンベア装置

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JPH0733238A true JPH0733238A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16433251

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JP20096493A Pending JPH0733238A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 整列コンベア装置

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JP (1) JPH0733238A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1179369A (ja) * 1997-09-12 1999-03-23 Murata Mach Ltd 整列装置
WO2000041954A1 (de) * 1999-01-14 2000-07-20 Maschinenfabrik Reika-Werk Gmbh Bandrollgang zum transportieren von stabförmigen werkstücken
CN105460287A (zh) * 2015-12-18 2016-04-06 轻工业西安机械设计研究院 包装盒片输送装置和输送方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1179369A (ja) * 1997-09-12 1999-03-23 Murata Mach Ltd 整列装置
WO2000041954A1 (de) * 1999-01-14 2000-07-20 Maschinenfabrik Reika-Werk Gmbh Bandrollgang zum transportieren von stabförmigen werkstücken
CN105460287A (zh) * 2015-12-18 2016-04-06 轻工业西安机械设计研究院 包装盒片输送装置和输送方法

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