JPS63123739A

JPS63123739A - 搬送物方向変換装置

Info

Publication number: JPS63123739A
Application number: JP61270215A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Hanada; 佳和花田; Toshiyuki Ogura; 敏之小倉
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1986-11-13
Filing date: 1986-11-13
Publication date: 1988-05-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、シートフィルム等の被搬送物を連続して方向
変換させる搬送物方向変換装置に関する。

（従来技術）従来、シートフィルムなどをベルトコンベアによって搬
送するに際し、連続して方向変換するための搬送物方向
変換装置として第４図および第５図に示すような搬送物
方向変換装置が提案されている（特開昭５３−４５８８
６％　）。

この装置は第１ベルトコンベア（Ｘ方向）及び第２ベル
トコンベア（Ｚ方向）から構成され、これら２つのベル
トコンベアは３次元的に所望の角度で斜交するように設
定されている。これにより、被搬送物を強制的に連続し
て方向変換させることができる。なお、第５図は第４図
の側面を示す略図である。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、この方法では、つぎに列挙するような問題点が
ある。

イ）ベルトコンベアが３次元的に組み込まれているため
、機構が複雑となり、また装置サイズが大きい。

口）搬送物を強制的に曲げる箇所（第３図の３１．４６
）があり、この部分で搬送物の故障が発生しやすい。

ハ）第１および第２のベルトコンベアの接続部で搬送不
良が起こりやすいので、装置の高速化が難しい。

本発明は前記問題点を解決し、シートフィルム等の被搬
送物を連続して方向転換させることができる搬送物方向
変換装置を提供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段）本発明の前記目的は、被搬送物搬送方向に対し幅方向両
側に互いに速度の異なるベルトをｌｆｆ１し、これらの
ベルト上に方向変換ピンを取りつけ、前記ベルト間に、
被搬送物を連続して搬送可能なコンベアベルトを設置し
、前記方向変換ピンにより駆動上被搬送物の押入タイミ
ングをとることによって、前記コンベアベルトの走行と
共に被搬送物を搬送しながら連続して方向変換させるこ
とを特徴とする搬送物方向変換装置により達成される。

（実　施　例）以下、図面に基づき本発明を実施例について更に詳細に
説明する。

第１図は、本発明の搬送物方向変換装置をシートフィル
ムの方向変換に使用した実施例を示す平面図である。

方向変換ピンゴおよび２は、シートフィルム３の搬送方
向に対し幅方向両側に設置したベルト４ａ３よび５上に
それぞれ取付ける。

ベルト４および５の間にはシートフィルム３を連続して
搬送するコンベアベルト６および７を設置する。

ベルト４および５は互いに異なる速度■１およびｖ２で
それぞれの矢印方向に走行する。またコンベアベルト６
および７は速度ｖｄで矢印方向に走行する。

ここで各速度を、例えばＶｌ　＜ＶＯ＜Ｖ２となるよう
な関係で設定する。シートフィルム３が第１図の状態で
方向変換部に入り搬送される途上で、方向変換ピン２は
方向変換ピン１を追い越すことになる。これによりシー
トフィルム３は孤を描いて矢印方向に方向変換される。

シートフィルム３は、第２図に示すように連続して搬送
される途中で、ピンにより被搬送物を両サイドから互い
に逆方向に押し、連続して方向変換させることができ、
次の工程へ搬出される。

前の工程と次の工程とを連動させ、駆動上フイルムシー
トの押入タイミングをとることにより、速度変化に対応
させることができる。

本発明装置は機械長を設定する際に、方向変換ピンの各
ベルトへの取り付は個数、各ベルトの速度、および取付
はピッチが決定される。また、方向変換ピンを着脱自在
に構成し、各ベルトの相対的な速度差やフィルムシート
等の被搬送物のサイズ（１１Ｘ横×高ざ寸法）に応じて
、方向変換ピンの寸法、個数、形状、および取付はピッ
チを変えるようにすることができる。

第２図および第３図に本発明装置の実施状態を示す。機
械長は例えば１５００＃ＩＩとして、コンベアベルト７
の速度Ｖｏを０〜１２０１＋１　／分の範囲で変化させ
て走行させ、方向変換ピン１を取付けた一方のベルト４
は速度ｖ　１　＝０．８５　Ｖ　Ｏ％および方向変換ピ
ン２を取付けた他方のベルト５は速度■２＝　１，１５
　ｖｏとなるように走行させた。寸法が２５１．５ｓＸ
　２０１．Ｏ＃Ｉのシートフィルムを０〜３００枚／分
の搬送枚数で方向変換させたところ、搬送後のシートフ
ィルムの品質はスリキズ、折れ曲がり等の製品故障がな
く、非常に良好なものであった。

尚、コンベアベルトの速度Ｖｏは上記１２０Ｉｎ／分以
上に高速化することができ、シートフィルムの搬送枚数
も３００枚／分以上に増すことができる。

（発明の効果）以上述べたように、本発明はベルトコンベアの幅方向両
側に互いに速度の異なるベルトを設置し、これらのベル
ト上に数個の方向変換ピンを取付けただけの簡単な構成
になっている。従って、従来の装置と比較して、その構
造を簡素化でき、これにより機械設置スペースが少なく
てすみ、装置製造のコストを低減することができる。

また、本発明の構成がピンにより被搬送物を両サイドか
ら互いに逆方向に押し、方向変換させる型となっている
ので、方向変換の確実性が向上し、しかも連続して、搬
送途上で方向変換できる利点がある。

これに加えて、製品搬送速度とこれらピンの速度差を小
さくすることができるので、被搬送物の製品が損傷した
り装置が故障することがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の要部を示す平面図、第２図は本
発明実施例の実施状態を示す斜視図、第３図は第２図の
側面を示す略図、第４図は従来装置の平面図、第５図は
第４図の側面を示す略図である。１．２・・・方向変換ピン３・・・シートフィルム４．５・・・ベルト６．７・・・コンベアベルト第１図

Claims

【特許請求の範囲】

１）被搬送物搬送方向に対し幅方向両側に設置した互い
に速度の異なるベルト、これらのベルト上に取りつけた
方向変換ピン、および前記ベルト間に設置され被搬送物
を連続して搬送可能なコンベアベルトを備え、前記方向
変換ピンにより、駆動上被搬送物の押入タイミングをと
ることによって、被搬送物を搬送しながら連続して方向
変換させることを特徴とする搬送物方向変換装置。