JPH0729648B2 - 包装シートの抱き合わせ搬送方法 - Google Patents

包装シートの抱き合わせ搬送方法

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JPH0729648B2
JPH0729648B2 JP1103676A JP10367689A JPH0729648B2 JP H0729648 B2 JPH0729648 B2 JP H0729648B2 JP 1103676 A JP1103676 A JP 1103676A JP 10367689 A JP10367689 A JP 10367689A JP H0729648 B2 JPH0729648 B2 JP H0729648B2
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JP
Japan
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packaging sheet
packaging
feed claw
sheet
sheets
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JP1103676A
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泰規 毛利
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CKD Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、一方の面が平坦で他方の面に複数の凸部が形
成されているごとく凹凸になっている包装シートを、凹
凸面を互いに抱き合わせて搬送する方法に関する。
(ロ)従来技術 ブリスタ包装シートのような一面が平坦で他面に複数の
ポケットが形成されて凹凸になっている包装シートを複
数枚重ねて包装する場合、その積み重ね高さをなるべく
低くするため包装シートの一部を反転させてその反転さ
せたものと反転させてないものとの凹凸面を互いに抱き
合わせて搬送することが従来から行われている。
しかしながら、包装シートの形状が第5図に示されるよ
うに中心線O−O及びO′−O′に関して左右及び前後
対称になっている場合のように、反転した包装シートと
反転しない包装シートの側縁を合わせたときに凸部の位
置が互いに同じになる場合には、第6図に示されるよう
に、コンベアの共通の送り爪aで搬送するときに包装シ
ートsの凸部pの先端が当接し合った状態で送られるこ
とになり、安定した搬送ができなない問題がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は、凸部を向い合わせて
重ねた状態で共通の送り爪で送られてくる包装シートの
うち一方の包装シートをその凸部が他方の包装シートの
隣接する凸部間に入り得る距離だけ前に進ませることに
よって凹凸面を合わせ搬送を容易にすることである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の包装シートの抱き合わせ搬送方法は、一対の包
装シートを凹凸面を互いに向かい合わせた状態でそれぞ
れ別個のガイドールに乗せて共通の搬送送り爪で搬送
し、該共通の搬送送り爪での搬送の途中で一方の包装シ
ートを該搬送送り爪と同速度で同方向に移動する補正送
り爪により該一方の包装シートの凸部が他方の包装シー
トの隣接する凸部間に入り得る距離だけ先行させ、しか
る後に両包装シートを同じ方向に搬送しながら互いに接
近させて該凹凸面を抱き合わせるように構成されてい
る。
(ホ)作用 上記構成において、凹凸面を向かい合わせて共通の搬送
送り爪で送られて来る対の包装シートは、まず互いに一
方の包装シートの凸部が他方の包装シートの凸部間に入
る距離だけ進行方向にずらされ、その後互いに接近され
て一方の包装シートの凸部が他方の包装シートの凹部に
入るように互いに抱き合わせた状態で重ね合わされる。
このため確実に抱き合わせ作業を行うことが可能であ
る。また、隣接する凸部間のピッチが変わった場合には
搬送送り爪と補正送り爪との位置関係を調整するだけで
よい。
(ヘ)実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図及び第2図ににおいて、本発明の搬送方法を実施
するための搬送装置1が示されている。この搬送装置1
は、一方(図で下側)の包装シートs1を案内する一対の
第1のガイドレール2と、ガイドレール2の上に所定の
間隔をあけて配置されていて他方の包装シートs2を案内
する一対の第2のガイドレール3と、第1及び第2のガ
イドレール上にある包装シートを同時に搬送する搬送コ
ンベア4と、搬送コンベアの途中に設けられていてその
搬送コンベアにより送られてくる対の包装シートの内一
方(本実施例では下側の包装シート)を所定の距離先行
させる補正コンベア5と、シート押え装置6とを備えて
いる。両ガイドレールは公知の方法で搬送装置1のフレ
ーム10に固定されている。
第1のガイドレール2は上流側部分21と第2のガイドレ
ール3の真下に接近している下流側部分23とを途中の傾
斜部分22で接続した構造になっている。そして第2のガ
イドレールは傾斜部分22の途中の位置で終わっている。
搬送コンベア4は一対の第1のガイドレール2の中央で
その下側に配置されていて、駆動スプロケット(又は歯
付き車でもよい)41と、遊びスプロケット(又は歯付き
車でもよい)42と、両スプロケット41及び42に掛けられ
た無端チエーン(又は歯付きベルトでもよい)43とを備
えている。チエーン43には複数対の搬送送り爪45が所定
の間隔で取り付けられている。対の搬送送り爪45は第1
のガイドレール2上の包装シートs1及び第2のガイドレ
ール3上の包装シートs2を同時に搬送できるように長く
なっている。
補正コンベア5は搬送コンベア4の中間の位置でその両
側に配置され、それぞれ、駆動スプロケット(又は歯付
き車でもよい)51と、遊びスプロケット(又は歯付き車
でもよい)52と、両スプロケット51及び52に掛けられた
無端チエーン(又は歯付きベルトでもよい)とを備えて
いる。チエーンには複数の補正送り爪55が、チエーン43
への搬送送り爪45の取り付け間隔と同じ間隔で、取り付
けられている。この補正送り爪55は第1のガイドレール
2上の包装シートs1のみを送れるように搬送送り爪45よ
りも短くなっている。
補正コンベア5のチエーン53の移動速度は搬送コンベア
4のチエーン43の移動速度と同じになっている。また、
搬送コンベア4の搬送送り爪45に関する両補正コンベア
の補正送り爪55の位置は、第3図に示されるように、包
装シートs2に関して包装シートs1を先行させるのに必要
な距離(本実施例では凸部pの長さlにほぼ等しい距
離)だけ進行方向にずらされている。また、補正コンベ
アの上流側端は搬送コンベアの途中の任意の位置でよい
が、下流側端は、補正送り爪55によって先行して送られ
た包装シートs1が第1のガイドレール2の傾斜部分22上
を移動して上昇することによってその包装シートの凸部
pが第4図に示されるように第2のガイドレール3上で
送られてきた包装シートs2の凹部c内に入り得る位置す
なわち包装シートs1の凹凸面(図で上面)と包装シート
s2の凹凸面(図で下面)とが抱き合う位置まで包装シー
トs1を送れるように位置決めされている。
シート押え装置6は第2のガイドレール3の終端近くに
上方に配置されていて、搬送装置1のフレーム10にコン
ベアの進行方向に隔てて固定されたブラケット61及び62
と、各ブラケット61及び62に回動可能に取り付けられた
押えアーム63及び64とを有している。この押えアーム63
は自重により下方向に偏倚されていて、包装シートs1
凹凸面(図で上面)と包装シートs2の凹凸面(図で下
面)とが抱き合うとき及びその後に上側の包装シートs2
が浮き上がるのを防止している。なお押えアームの下が
り過ぎはブラケット61に螺合されたストッパねじ65によ
って防止される。
上記構成の搬送装置において、この装置の前工程におい
て第1のガイドレール2の上には包装シートs1が凸部p
を上に向けて乗せられかつ第2のガイドレール3の上に
は包装シートs2が凸部pを下に向けて乗せられる。そし
てそれらの包装シートの後縁を揃えた状態でその後縁が
位置Aまで同時に送られてくる。すると搬送コンベア4
の搬送送り爪45が矢印Xの方向に移動することにより今
度はその搬送送り爪45により同時に送られる。
包装シートs1及びs2が搬送送り爪45により位置Bの近く
に送られてくると、補正コンベア5の補正送り爪が遊び
スプロケット52の回りを巡って第3図[A]及び[B]
に示されるようにガイドレール2の搬送面の下側から立
ち上がってくる。しかも補正送り爪55はその直線移動部
分で搬送送り爪45に関して一方の包装シートの凸部が他
方の包装シートの隣接する凸部間に入り得る距離(本実
施例ではほぼ凸部一個の長さ分だけ)先行しているの
で、包装シートs1は、第3図[A]ないし[C]にしめ
されるように、補正送り爪55が徐々に立ち上がって行く
にしたがって包装シートs2より前方に押し出され、補正
送り爪55がガイドレールの案内面から垂直に立ち上がる
位置Bになったとき補正送り爪55は搬送送り爪45よりほ
ぼ凸部p一個分の長さだけ先行する。したがって、包装
シートs1も包装シートs2よりその分だけ先行する(第3
図[D]及び第4図[B])。
その後包装シートs1はガイドレール2上で補正送り爪55
によりかつ包装シートs2はガイドレール3上で搬送送り
爪45により同速度で送られる(第1図[B])。そして
包装シートs1がガイドレール2の傾斜部分22に来ると、
その部分の作用により上昇されると共にガイドレール3
が終わるので包装シートs2は包装シートs1上に直接乗
り、両包装シートの凹凸面が抱き合わされる。すなわ
ち、包装シートs1の凸部pが包装シートs2の凹部c内に
入るようにして両包装シートは重ね合わされる。包装シ
ートs1が上昇すると補正送り爪55はその包装シートから
離れてそれによる送りは行われなくなるが、両包装シー
トが抱き合った状態で重ね合わされているため、搬送送
り爪45で包装シートs2を押すだけで両者は送られる。
(ト)効果 本発明のよれば、一対の包装シートの一方を他方に関し
て搬送方向に沿って先行させるので、一方の包装シート
の凸部を他方の包装シートの凹部に向かい合わせること
ができ、両の包装シートの安定した抱き合わせが可能と
なる。また、包装すべき品物の大きさが変わってポケッ
トすなわち凸部の大きさが変わってもいずれかのコンベ
アの送り爪の位置を調整するだけでよいので、部品交換
などせずに容易に交換可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による包装シートの抱き合わせ搬送方法
を実施する搬送装置の概略側面図、第2図は第1図の装
置の斜視図であってシート押え装置を取り除いて示す
図、第3図は補正送り爪による一方の包装シートの前進
動作を説明する図、第4図は抱き合わせ搬送方法の三つ
の動作状態を説明する図。第5図は包装シートの平面
図、第6図は従来の搬送方法を示す図である。 1:搬送装置 2、3:ガイドレール 4:搬送コンベア 45:搬送送り爪 5:補正コンベア 55:補正送り爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の包装シートを凹凸面を互いに向かい
    合わせた状態でそれぞれ別個のガイドレールに乗せて共
    通の搬送送り爪で搬送し、該共通の搬送送り爪での搬送
    の途中で一方の包装シートを該搬送送り爪と同速度で同
    方向に移動する補正送り爪により該一方の包装シートの
    凸部が他方の包装シートの隣接する凸部間に入り得る距
    離だけ先行させ、しかる後に両包装シートを同じ方向に
    搬送しながら互いに接近させて該凹凸面を抱き合わせる
    ことを特徴とする包装シートの抱き合わせ搬送方法。
JP1103676A 1989-04-24 1989-04-24 包装シートの抱き合わせ搬送方法 Expired - Lifetime JPH0729648B2 (ja)

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JP5981889B2 (ja) * 2013-07-05 2016-08-31 Ckd株式会社 Ptpシート抱き合わせ集積装置
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