JPS6225454Y2 - - Google Patents

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JPS6225454Y2
JPS6225454Y2 JP1903183U JP1903183U JPS6225454Y2 JP S6225454 Y2 JPS6225454 Y2 JP S6225454Y2 JP 1903183 U JP1903183 U JP 1903183U JP 1903183 U JP1903183 U JP 1903183U JP S6225454 Y2 JPS6225454 Y2 JP S6225454Y2
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JP
Japan
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roller
groove
helical
helical shaft
rollers
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JP1903183U
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JPS59127013U (ja
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Publication of JPS6225454Y2 publication Critical patent/JPS6225454Y2/ja
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【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、らせん溝を有するらせんシヤフト
を、複数個のローラで支持するとともに、らせん
シヤフトに回転を与えてゴムベルト等の品物を搬
送するらせんシヤフト式搬送装置に関する。
〔従来技術〕
らせん溝を有するらせんシヤフトの2箇所以上
を、複数個のローラにより支持し、該ローラによ
りらせんシヤフトに回転を与えてゴムベルト等の
品物を搬送するらせんシヤフト式搬送装置は、本
考案の考案者らにより開発され、既に提案されて
いる(特開昭53−78583号参照)。
しかし、従来装置ではローラ係合溝の入口部分
に鋭いエツジが形成され、このエツジに品物が引
つ掛かる不具合があつた。
この点を、従来装置を示す第1図〜第3図に沿
つて、さらに詳しく説明する。
これらの図に示す従来装置は、らせんシヤフト
1、これを支持する第1,第2のローラ群5,
6、第1,第2のローラ群5,6を取り付ける第
1,第2の基枠7,8とを備えている。前記らせ
んシヤフト1には、らせん溝2と第1,第2のロ
ーラ係合溝3,4とが形成され、第1,第2のロ
ーラ係合溝3,4はらせんシヤフト1の軸方向に
互いに間隔をおいて形成され、かつ前記らせん溝
2より浅く形成されている。前記第1のローラ群
5は第1のローラ係合溝3の回りに等間隔をおい
て配置され、かつ第1の基枠7に支承された3個
のローラ5a,5b,5cにより構成され、第2
のローラ群6は第2のローラ係合溝4の回りに等
間隔をおいて配置され、かつ第2の基枠8に支承
された3個のローラ6a,6b,6cにより構成
されている。これらローラ5a〜5c,6a〜6
cのうちの、1個のローラが駆動源(図示せず)
に連結されている。
そして、この従来装置では駆動源に連結された
ローラが第2図の矢印a方向に駆動されると、ら
せんシヤフト1が第2図の矢印b方向に回転さ
れ、らせん溝2に引つ掛けられたゴムベルト等の
品物Sが第1図のらせんシヤフト1の左端から供
給されて矢印C方向に搬送され、ローラ群5,6
をくぐりぬけてらせんシヤフト1の右端から排出
される。
ところで、前記従来装置は第1,第2のローラ
係合溝3,4の両端部が第1図、第3図に示すよ
うに、ほぼ直角に切り込んだ形状に形成され、第
1,第2のローラ群5,6の各ローラ5a〜5
c,6a〜6cは第1,第2のローラ係合溝3,
4に挿合するように両端部がほぼ直角に切り落さ
れた形状に形成されている。したがつて第1,第
2のローラ係合溝3,4の端部に、らせん溝2と
第1,第2のローラ係合溝3,4とが交差する鋭
いエツジ9,10が形成され、第1第2のローラ
係合溝3,4の入口側のエツジ9,10に品物S
がまたローラの両端も搬送方向に直角に切れてい
るため、ゴムベルト等の品物が振動していたり、
横にふくらんでいたりするとローラ群の入口でロ
ーラの端面に当接しうまくローラの下(らせんシ
ヤフト側)をくぐり抜けてくれないことがあつ
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、前記従来装置の不具合をなく
し、搬送途中での品物の引つ掛かりを解消し得る
らせんシヤフト式搬送装置を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、らせん溝の両端部および各ローラの
両端部をテーパ面としたもので、これによりらせ
ん溝とローラ係合溝間に鋭いエツジが形成される
ことがなく、したがつてエツジへの品物の引つ掛
かりを解消することができたものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第4図,第5図および第6図は、本考案の第1
の実施例を示すもので、この実施例ではらせんシ
ヤフト11の軸方向に互いに間隔をおいて設けら
れた第1,第2の係合溝13,14の両端部がテ
ーパ面に形成され、また第1,第2のローラ係合
溝13,14の回りに配置された第1,第2のロ
ーラ群15,16の各ローラ15a〜15c,1
6a〜16cの両端部も前記第1,第2の係合溝
13,14の形状に対応するテーパ面に形成され
ている。
その結果、らせんシヤフト11に形成されてい
るらせん溝12と第1,第2のローラ係合溝1
3,14間には鋭いエツジが形成されず、したが
つてエツジへの品物Sの引つ掛かりを解消するこ
とができる。またローラ端面にテーパがあるため
ゴルベルト等の品物はローラの下へ引つ掛かかる
ことなくうまく入ることができる。
次に、この第1の実施例につき、第4図〜第6
図に沿つて、さらに詳しく説明すると、この実施
例のものは、らせんシヤフト11、該らせんシヤ
フト11を支持する第1,第2のローラ群15,
16、第1,第2のローラ群15,16を支持す
る第1,第2の基枠17,18とを具備してい
る。
前記らせんシヤフト11には、らせん溝12が
形成され、また軸方向に互いに間隔をおいて第
1,第2のローラ係合溝13,14が形成されて
いる。前記第1,第2のローラ係合溝13,14
は、前記らせん溝12よりも浅く形成され、しか
もらせん溝12との間に鋭いエツジが形成されな
いようにするため、第5図から明らかなように、
両端部がテーパ面に形成されている。
前記第1のローラ群15は、第1のローラ係合
溝13の回りに等間隔をおいて配置されかつ第1
の基枠17に支承された3個のローラ15a,1
5b,15cで構成されており、各ローラ15a
〜15cは前記第1のローラ係合溝13に対応す
るように両端部がテーパ面に形成されている。ま
た、前記第2のローラ群16は第2のローラ係合
溝14の回りに等間隔をおいて配置されかつ第2
の基枠18に支承された3個のローラ16a,1
6b,16cで構成され、各ローラ16a,16
b,16cで構成され、各ローラ16a〜16c
は前記第2のローラ係合溝14に対応するよう
に、両端部がテーパ面に形成されている。そし
て、前記ローラ15a〜15c,16a〜16c
のうちの、1個のローラが駆動源(図示せず)に
連結されていて、かかる駆動源に連結されたロー
ラを通じてらせんシヤフト11に回転を与えるよ
うになつている。
前記第1の実施例のらせんシヤフト式搬送装置
では、駆動源に連結されたローラが第5図の矢印
a方向に回転駆動されるに伴い、らせんシヤフト
11が同第5図の矢印b方向に回転され、これに
よりらせん溝12に引つ掛けられているゴムベル
ト等の品物Sが第4図の矢印c方向に搬送され
る。
前記品物Sが搬送途中で第1のローラ係合溝1
3および第2のローラ係合溝14を通ることにな
るが、第1,第2のローラ係合溝13,14とも
その両端部がテーパ面に形成されているため、鋭
いエツジが形成されておらず、したがつてエツジ
へ品物Sが引つ掛かるトラブルを解消することが
でき、品物Sをスムーズに搬送することが可能と
なる。またローラ端面にテーパがあるためゴルベ
ルト等の品物はローラの下へ引つ掛かかることな
くうまく入ることができる。
ついで、第7図,第8図および第9図は、本考
案の第2の実施例を示すもので、この実施ではら
せんシヤフト21にその軸方向に長いローラ係合
溝23が1個形成され、このローラ係合溝23の
回りにローラ群24が1組設けられており、前記
ローラ係合溝23の両端部およびローラ群24の
各ローラ24a,24b,24cの両端部がテー
パ面に形成されている。
したがつて、この第2の実施例においても、ら
せんシヤフト21に形成されているらせん溝22
とローラ係合溝23間に鋭いエツジが形成されな
いので、品物Sの引つ掛かりを解消することがで
きる。
次に、この第2の実施例につき、第7図〜第9
図に基づいて、さらに詳しく説明する。
この実施例のものは、らせん溝22とローラ係
合溝23とを有するらせんシヤフト21、ローラ
群24、該ローラ群24を支持する2個1組の基
枠25,26とを備えている。
前記ローラ係合溝23は、らせんシヤフト21
の軸方向の中間部に、前記らせん溝22よりも浅
くかつらせんシヤフト21の直径よりも長く形成
され、ローラ係合溝23の両端部は第9図に明示
されるように、テーパ面に形成されている。
前記ローラ群24は、ローラ係合溝23の回り
に等間隔をおいて配置された3個のローラ24
a,24b,24cで構成され、各ローラ24a
〜24cは前記ローラ係合溝23に対応するよう
に、長くかつ両端部がテーパ面に形成されてい
る。また、各ローラ24a〜24cは基枠25,
26に支承されており、前記ローラ24a〜24
cのうちの1個のローラは駆動源(図示せず)に
連結されている。
而して、この第2の実施例のらせんシヤフト式
搬送装置では駆動源に連結されたローラが回転駆
動されるに伴い、らせんシヤフト21が回転さ
れ、これによりらせん溝22に引つ掛けられた品
物Sが搬送される。
その際、らせん溝22とローラ係合溝23間に
鋭いエツジが形成されていないので、搬送途中で
エツジに品物Sが引つ掛かるようなことがない。
またローラ端面にテーパがあるためゴルベルト等
の品物はローラの下へ引つ掛かかることなくうま
く入ることができる。
なお、本考案ではらせんシヤフトを支持しかつ
らせんシヤフトに回転を与えるためのローラ群
は、図示の1組および2組設けるものに限らず、
らせんシヤフトの長さ、ローラの長さ等により適
宜設定でき、またローラの個数も図示の3個に限
らず、要はらせんシヤフトを適確に支持しかつ回
転を与え得るように構成されていればよい。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によれば、らせん溝の両端
部および各ローラの両端部をテーパ面としたこと
により、らせん溝とローラ係合溝間に鋭いエツジ
が形成されないので、搬送途中で品物がエツジに
引つ掛かるトラブルを解消できるので品物をスム
ーズに搬送し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来装置を示すもので、第1
図は正面図、第2図は第1図のA−A′線断面
図、第3図はらせんシヤフトを取り出して示した
正面図、第4図〜第6図は本考案の第1の実施例
を示すもので、その第4図は正面図、第5図は第
4図のB−B′線断面図、第6図はらせんシヤフト
を取り出して示した正面図、第7図〜第9図は本
考案の第2の実施例を示すもので、第7図は正面
図、第8図は第7図のC−C′線断面図、第9図
はらせんシヤフトを取り出して示した正面図であ
る。 11……らせんシヤフト、12……らせん溝、
13,14……第1,第2のローラ係合溝、1
5,16……第1,第2のローラ群、15a〜1
5c;16a〜16c……第1,第2のローラ群
を構成しているローラ、17,18……第1,第
2のローラ群を支持する第1,第2の基枠、21
……らせんシヤフト、22……らせん溝、23…
…ローラ係合溝、24……ローラ群、24a〜2
4c……ローラ群を構成しているローラ、25,
26……ローラ群を支持する基枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. らせん溝を有するらせんシヤフトの軸方向の少
    なくとも1個所に、らせん溝よりも浅いローラ係
    合溝を形成し、該ローラ係合溝の回りに複数個の
    ローラを配置し、これらのローラによりらせんシ
    ヤフトを支持するとともに、らせんシヤフトに回
    転を与えて品物を搬送するらせんシヤフト式搬送
    装置において、前記らせん溝の両端部および各ロ
    ーラの両端部をテーパ面としたことを特徴とする
    らせんシヤフト式搬送装置。
JP1903183U 1983-02-14 1983-02-14 らせんシヤフト式搬送装置 Granted JPS59127013U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1903183U JPS59127013U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 らせんシヤフト式搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1903183U JPS59127013U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 らせんシヤフト式搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127013U JPS59127013U (ja) 1984-08-27
JPS6225454Y2 true JPS6225454Y2 (ja) 1987-06-30

Family

ID=30150188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1903183U Granted JPS59127013U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 らせんシヤフト式搬送装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5414220B2 (ja) * 2008-08-25 2014-02-12 株式会社椿本チエイン スクリュー駆動搬送装置
KR20200143661A (ko) * 2020-12-11 2020-12-24 이성규 꺾임 부위를 가진 스크루 컨베이어

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59127013U (ja) 1984-08-27

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