JPH0249217Y2 - - Google Patents

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JPH0249217Y2
JPH0249217Y2 JP6413787U JP6413787U JPH0249217Y2 JP H0249217 Y2 JPH0249217 Y2 JP H0249217Y2 JP 6413787 U JP6413787 U JP 6413787U JP 6413787 U JP6413787 U JP 6413787U JP H0249217 Y2 JPH0249217 Y2 JP H0249217Y2
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conveyor
linear
shaft
rotating shafts
motor
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば生産ラインにおいて製品を
運搬する際にその行路を変更するのに使用される
行路変更用コンベアに関する。
〔従来の技術〕
従来、多量の物体を搬送するのに、搬送物体の
移動速度を確実に制御するものとして、モータを
駆動源としたローラ・コンベアが一般に用いられ
ている。
ところで、この従来のローラ・コンベアは、複
数個の物体が同速度で1度に運搬されるから、製
品管理や製品加工等で製品の不合格品を取り除い
たり、必要な加工作業を施す際に、対象とすべき
搬送中の物体をローラ上で1時、停止させると、
後続の物体に先行する物体が押圧されて傾倒する
等、ローラ上で製品が混乱する等の不都合があつ
た。
これらの欠点を改良するローラ・コンベア装置
として例えば特公昭55−16932号公報記載の如き
発明がある。この発明は、第3図に示すようにモ
ータaの駆動力を従動して回転する1本の共用の
駆動主軸bと、該駆動主軸bの回転を駆動ベルト
cを介して従動し且つ複数の円筒形のローラd内
にその内周の一部に少なくとも接触するように遊
挿された回転軸eとから形成される直線状のコン
ベア(以下、単に直線コンベアという)である。
而してモータaが回転すると、ベルト、プーリ等
の駆動手段を介して共用の駆動主軸bが回転す
る。そしてこの回転を駆動ベルトcに伝達して回
転軸eを回転することにより、この回転軸eに一
部が接触している複数のローラdを回転させ、ロ
ーラd上の物体fを運搬させる。
そして、この従来のコンベアによると、製品管
理や所望列の物体fをストツプさせる場合に、物
体fが載置されている多数のローラdに対して回
転軸eが空転するので物体fはローラd上で静止
され、後続の物体fも先行の物体fに当たり、ロ
ーラd上で静止して傾倒せず、従来のベルト・コ
ンベアのように運搬する製品が混乱しない。之に
より不良製品のチエツクや製品を加工できる。し
かもストツプをかけない列の物体fを自由に運搬
できる。
また上記構造の直線コンベア部分に接続されて
物体fの行路を変更するための行路変更用コンベ
アには例えば第4図および第5図に示すものがあ
る。
すなわち上記構造の行路変更用コンベアは、直
線コンベアA1,A2の例えば直交する隅角部個所
に配設されるもので、例えば1本の共用の駆動軸
b1は、上記直線コンベアA1のモータaの駆動力
を相互に噛合する動力伝達部品としての傘歯歯車
j,k等を介して受動して回転される。そして該
駆動軸b1との間に巻回わされた駆動ベルトc1によ
り、直線コンベアA1,A2相互間の平面空間Sの
対角線X方向に配設された同一長さの複数本(図
面では4本)の回転軸e1を回転させて、この該回
転軸e1に複数のローラd1をそれぞれ遊挿してその
内周の一部に少なくとも接触させることによりそ
の摩擦により、ローラd1を回転自在になしてい
る。
しかも、この行路変更用コンベアにおいては、
対角線X方向に列設された複数の前記回転軸e1
と、相互に直角的に交わる直線コンベアA1,A2
の端部Y1,Y2との間に囲まれる略平面三角形の
空間域S1,S2に行路変更用のローラd2と直線コン
ベアA1,A2との連絡部分を設けている。すなわ
ち同一長さの行路変更用の複数本の前記回転軸e1
から遠去かるのにつれて次第にその長さが長くな
るように複数本の回転軸e2,e3,e4,e5,e6,e7
e2,e3,e4,e5,e6,e7に、その内周の一部が接
触するローラd2を前記回転軸の長さに合わせて個
数が漸減されるように遊嵌し、さらに前記回転軸
e2,e3,e4,e5,e6,e7と直線コンベアA1,A2
うちの少なくとも何れか一方の共用の駆動主軸b
から延設された延長軸部b′との間に駆動ベルトC2
をそれぞれ巻回わして直線搬送用の連結コンベア
部B,Bを直線コンベアA1,A2の端部Y1,Y2
連結した構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記構造の行路変更用コンベアは、直線
コンベアA1,A2の駆動源としての何れかのモー
タaの駆動力を例えば動力伝達部品としての傘歯
歯車k,jを介して受動して回転する共用の駆動
軸b1により、対角線X方向に併設した同一長さの
複数本の前記回転軸e1を回転させて、この回転軸
e1との摩擦により行路変更部分のローラd1を回転
させ、その上面にのみ載置される物体fを搬送し
ながら、一方の直線コンベアA1から行路を他方
の直線コンベアA2へと90゜変更するものである。
従つてコンベア自体の構造および組付け等が特
に駆動機構において複雑になり、駆動源としての
モータaやこの動力を伝達するための駆動ベルト
c1,c2等の動力伝達部品に故障を生ずる等、修理
したり、交換を要する場合にその保守、管理に手
間がかかる。
また物体fは、同一長さの回転軸e1に遊挿され
たローラd1のみによつて行路が一方の直線コンベ
アA1から他方の直線コンベアA2に向けて変更さ
れるものであるため、コンベア自体の内周側と外
周側とで搬送される物体fの行路の変更度合を較
べた場合に、外周側に位置する物体fは本来、緩
やかな曲率をもつて行路を変更される必要がある
のにもかかわらず、内周側に位置する物体fより
も急激な曲率で変更されることになる。このため
外周側の物体fの行路をスムーズに変更するのに
は搬送経路に沿つた曲率のガイド材(図示せず)
をコンベアライン上に設け、之によつて物体fを
案内しながら行路を変更しなければならなかつ
た。
しかも外周側においては、物体fの行路が変更
される最中に、先行の物体fが後行の物体fに押
圧されて混乱を生じ易い。之により物体f相互が
衝突し、その摩擦により物体fに傷が付き、不良
製品の発生頻度が高くなつていた。
〔問題点を解決するための技術的手段〕
本考案は、コンベアラインの隅角部における直
線コンベア相互の端部間の平面空間の略全域に、
直線コンベアの回転軸と略45゜の角度にて該端部
に向かつて次第にその長さが短くなる複数本の回
転軸を並設し、そしてこの回転軸に内周の一部が
少なくとも接触するように複数のローラを遊挿す
るとともに該直線コンベアの駆動主軸とは異なる
駆動源としてのモータの該駆動軸と前記回転軸と
の間に動力伝達用の駆動ベルトを巻回わすという
技術的手段を採用したことにより、行路変更用コ
ンベアの外周側に搬送される物体を内周側に搬送
される物体よりも緩やかな曲率で行路を変更させ
るようになしてガイド材を不用になし、ひいては
部品点数を削減してコストを安価にするとともに
物品は相互に衝突することによつて傷付くことが
なく搬送中における不良製品の発生を防止し、し
かも部品の保守、管理が容易な行路変更用コンベ
アを提供するのにある。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図及び第2図に従
つて説明する。なお、各図とも第3図乃至第5図
に示す部分と同一部分は同一符号で示すものとす
る。
この実施例では基本的に、直線コンベアA1
A2が直交する隅角部に配設される。
1は前記直線コンベアA1,A2の何れかの共用
の前記駆動主軸bを駆動するためのモータaとは
異なる駆動源としての専用のモータ2によつてス
プロケツト2a,2b;チエン2c等の動力伝達
部品を介して回転自在になる共用の駆動軸であ
る。
3はコンベアラインの隅角部における前記直線
コンベアA1,A2相互の端部Y1,Y2間の平面空間
Sの略全域に前記直線コンベアA1,A2の回転軸
eと略45゜の角度、すなわち対角線X方向に回転
自在に列設された複数本の回転軸であり、この回
転軸3は前記対角線Xに近い回転軸3,3が最も
長く、それから直線コンベアA1,A2の端部Y1
Y2に近ずくのにつれ次第にその長さが短くなる
ように順次配列される。
4は回転軸3に遊挿されるローラで、このロー
ラ4は物体fを載置した場合に、その内周に回転
軸3が接触することにより摩擦にて回転される。
5は回転軸3の両端を回転自在に保持するため
の軸受(図示せず)を有するフレームであり、こ
のフレーム5は平面5角形に形成される。
6は前記駆動軸1と前記回転軸3との間に巻回
された動力伝達部品としての駆動ベルトである。
本考案の一実施例は上述のような構成からな
り、直線コンベアA1,A2においては物体fは次
のようにして運搬され、行路は変更される。
先ずモータaが回転してスプロケツトg、チエ
ンh、スプロケツトiを介してこの回転が駆動主
軸bに伝達されるため、この駆動主軸bに巻回わ
されている複数の駆動ベルトcを介してシヤーシ
Fに架設されているそれぞれの回転軸eが回転さ
れる。従つてこれ等の回転軸eに内周の一部が接
触するように遊挿されている円筒状のローラdは
回転軸eの摩擦により回転する。このためローラ
d上に載置されている物体fは直線状のライン
A1上を運搬される。この場合、製品管理や製品
加工の必要から所望列の物体fをストツプさせる
場合には物体fが載置されている多数のローラd
に対してそれぞれ内部に遊挿されている回転軸e
が空転されるので物体fはローラd上で静止さ
れ、後続の物体fも先行の物体fに押し当たり、
ローラd上で静止する。従つて従来のベルト・コ
ンベアのように運搬する物体fは混乱しない。之
により不良製品のチエツクや製品の加工ができ
る。しかもストツプをかけない列の物体fは自由
に運搬される。
そして直線コンベアA1に対して運搬すべき物
体fの行路を例えば90゜変更するのには、直線コ
ンベアA1の駆動主軸bとは異なる駆動源として
のモータ2の駆動力により、駆動軸1は回転され
る。この結果、この駆動軸1に巻回わされている
複数の駆動ベルト6、複数のプーリ3aをそれぞ
れ介して、直線状のラインA1,A2の衝合個所に
おいて、その端部Y1,Y2間の平面空間Sに前記
回転軸eと略45゜の角度にて対角線Xに平行にし
かも直線コンベアA1,A2の端部Y1,Y2に向かつ
て次第に長さが短く列設された回転軸3は専用の
モータ2からの回転が従動されることにより回転
される。従つてこれらの回転軸3に一部が接触し
ている円筒状のローラ4は摩擦により回転される
から、このローラ4上に載置されている物体fは
直線状のラインA1に対して略90゜行路を変更され
て運搬される。
この際、行路変更用コンベアの回転軸3は、直
線コンベアA1,A2の衝合個所における対角線X
に近い回転軸3が最も長く、それから直線コンベ
アA1,A2の端部Y1,Y2に近接してその長さが次
第に短くなるように、回転軸eに対して略45゜の
角度にて直線コンベアA1,A2の端部Y1,Y2間の
平面空間Sの略全面に回転軸3が列設されて之に
ローラ4が遊挿されているから、物体fの行路変
更に供するローラ4の個数は従来よりも多くな
り、しかも外周側が内周側よりも多くなつて行路
変更に供するローラ4の設置面積が全体的に増大
する。
しかも行路変更用コンベアに対して直線コンベ
アA1における内周側と外周側とのコンベアの始
動点が端部Y1の直線上に一致するから、コンベ
アラインの外周側に搬送される物体fは内周側に
搬送される物体fよりも緩やかで大きな曲率にて
行路が変更される。従つて物体fは、行路変更途
中において相互に困乱を生ずることがなく、また
摩擦により傷付くことなく運搬される。
〔考案の効果〕
上述のように本考案は、コンベアラインの隅角
部における直線コンベア相互の端部間の平面空間
の略全域に直線コンベアの回転軸と略45゜の角度
にて直線コンベアの端部に近接してその長さが次
第に短くなる複数本の回転軸を列設し、そしてこ
の回転軸に内周の一部が接触してその摩擦力によ
り回転する複数のローラを前記回転軸の長さに合
わせて遊挿し、さらに該回転軸と駆動軸との間に
動力伝達用の駆動ベルトを巻回して前記直線コン
ベアの共用の駆動主軸と個別のモータにて回転駆
動させる構成にしたので、行路変更用コンベアの
外周側に搬送される物体は内周側において搬送さ
れる物体よりも緩やかな曲率で行路を変更でき
る。従つて物体は、搬送中に傷付くことなく、品
質管理上の信頼性が向上する。
また直線コンベアにおける駆動源としてのモー
タとは個別のモータによつて行路変更用コンベア
の駆動軸を回転駆動するようになしたから、この
モータが故障したり、動力伝達部品としての駆動
ベルトが破損する等、取換、交換を要する場合に
保守、管理が容易になり、資材費および部品が削
減され、コストは安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同じく断面図、第3図は従来のローラコンベ
アにおける直線コンベアの断面図、第4図は行路
変更用コンベアを直線コンベアに組込む状態の平
面図、第5図は第4図の行路変更用のコンベア部
分を示す断面図である。 A1,A2……直線コンベア、a……モータ、b
……駆動主軸、c……駆動ベルト、d……ロー
ラ、e……回転軸、f……物体、S……平面空
間、1……駆動軸、2……モータ、3……回転
軸、4……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のローラを遊嵌した多数の回転軸と、該回
    転軸に対し直角方向に配設されモータの駆動力に
    より回転される共用の駆動主軸と、該駆動主軸と
    前記回転軸に巻回わされた駆動ベルトとから形成
    される直線コンベアのライン隅角部に配設されて
    物体の進行方向を変更する行路変更用コンベアに
    して、前記直線コンベアの前記モータとは異なる
    駆動源としてのモータによつて回転される共用の
    駆動軸と、該駆動軸との間に駆動ベルトが巻回わ
    されることにより前記回転軸と略45゜の角度にて
    前記直線コンベアの端部に近接するとその長さが
    次第に短くなるように該直線コンベア相互の端部
    空間の略全域に列設された複数本の回転軸と、該
    回転軸が各々遊挿されて内周の一部が少なくとも
    接触するような複数のローラとから成る行路変更
    用コンベア。
JP6413787U 1987-04-30 1987-04-30 Expired JPH0249217Y2 (ja)

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JPS63173111U JPS63173111U (ja) 1988-11-10
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JPH064449B2 (ja) * 1989-05-02 1994-01-19 大興シャトルワース株式会社 ローラコンベア
JP3920981B2 (ja) * 1998-03-02 2007-05-30 株式会社岡村製作所 搬送物の仕分け装置

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